JPH03241016A - 紡績繊維を微除塵する方法と装置 - Google Patents

紡績繊維を微除塵する方法と装置

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JPH03241016A
JPH03241016A JP2250464A JP25046490A JPH03241016A JP H03241016 A JPH03241016 A JP H03241016A JP 2250464 A JP2250464 A JP 2250464A JP 25046490 A JP25046490 A JP 25046490A JP H03241016 A JPH03241016 A JP H03241016A
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JP
Japan
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dust removal
fiber
fine dust
wrap
opening roller
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JP2250464A
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English (en)
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Heinz Schelb
ハインツ・シエルプ
Paul Staeheli
パウル・シユテーヘリ
Ulf Schneider
ウルフ・シユナイダー
Juerg Faas
ユルク・フアース
Robert Demuth
ローベルト・デームート
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Maschinenfabrik Rieter AG
Original Assignee
Maschinenfabrik Rieter AG
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    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01GPRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
    • D01G9/00Opening or cleaning fibres, e.g. scutching cotton
    • D01G9/14Details of machines or apparatus
    • D01G9/20Framework; Casings; Coverings; Grids
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01GPRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
    • D01G9/00Opening or cleaning fibres, e.g. scutching cotton
    • D01G9/14Details of machines or apparatus

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  • Textile Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は紡績機械分野に属しかつ紡績繊維の微除塵法と
該方法を実施するための装置に関する。
[従来の技術] 紡績繊維、特に木綿繊維には開俵後に粗除塵操作が施さ
れ、該操作中に粗雑物が除去される。粗除塵操作に引続
いて微除塵操作が行われるが、該操作は、粗除塵後に繊
維中に残留する微塵粒子をできるだけ全部除去しようと
するものである。該微除塵操作後はじめて繊維は次の紡
績準備工程段、例えばカーディング工程段へ進む。
微除塵段は、各原産地の繊維から、その中に含まれてい
る微塵粒子をできるだけ全部除去すると共に、しかもそ
の際繊維の品質を害なわず、かつ微塵と一緒に多量の繊
維分を分離することがないように整備されていなければ
ならない諸原産地の繊維は下記の特性によって異なって
いる。すなわち 繊維長:該繊維長は除塵中に影響されてはならない。
繊維強度:該繊維強度は除塵中に影響を受けるようなこ
とがあってはならない。
繊維強度が高くなるに応じて、繊維 を害なうことなく除塵力を高めるこ とが可能になる。
繊維平行性二個々の繊維が互いに平行に位置する度合が
高くなるに応じて、繊維 間の空隙が均等になりかつ繊維相互 の分離が一層容易になる。
汚染度:繊維間に雑物粒子が存在している。
汚染度は雑物粒子の数と種類とによ って決まる。
雑物粒子の種類:雑物粒子は繊維塊中の空隙の大きさに
比較して大きかったり小 さかったりすることがあり、繊維の 重量に比較して重かったり軽かった りすることがあり、また繊維塊の空 隙内に捕捉されていたり、繊維に粘 着していたり、あるいは繊維塊や繊 維とルーズに混り合っていたりする ことがある。
これまで紡績繊維の微塵を除去するためには微除塵機が
使用され、該微除塵機において、粗除塵機から到来する
繊維塊は入口でスクリーンにかけられ幾分か前除塵され
てラップに圧縮された。該ラップはフィードローラによ
って移送され、該フィードローラの同期系内で中央開繊
ローラの歯によって捕捉されかつ該開繊ローラの1回転
の一部分にわたって連行される。この回転中にラップは
ガイド部材と分離ブレードに沿って交互に通過される。
この除塵後ラップは開繊ローラから吸出される。
このような機械では装入量、空気速度及び開繊ローラの
回転数が可変でかつガイド部材と分離ブレードの配列を
機械的に調整することが可能であるにも拘らず、実地の
いかなる場合にも最適の除塵を保証できるほど融通性が
ある訳ではない。更に又、別の原産地の繊維を除塵する
ために機械を組換えるには著しく経費がかかる。なかん
づく動的経過中に除塵工程をam整することは不可能で
ある。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の課題は、繊維の除塵度と繊維損傷度をカード揚
りスライバ又はヤーンに最適に適合させるように広いス
ペクトルの繊維原産地(諸種の繊維品質及び諸種の汚染
度)を強力除塵できるような紡績繊維の微除塵法とその
実施装置を提供することであり、このためIこ、除塵操
作にとって重要な機械パラメータの調整可能性を大にし
かつ成る原産地繊維から他の原産地繊維への変換を、迅
速かつ低経費で、しかもできるだけ処理経過中にも行え
るようにし、換言すれば除塵パラメータを、機械への手
動干渉なしに外部から調整可能であるようにし、かつ微
除塵機への装入及び、除塵済み繊維及び雑物の吸出を、
いかなる時にも除塵操作に有害な影響を及ぼすことのな
いようにすることである。
[課題を解決するための手段] 前記課題を解決するための本発明の構成手段は、繊維ラ
ップを圧搾してクランプ力で締付ける繊維ラップフィー
ド装置のクランプポイントと、開繊ローラが繊維を引取
る開繊ローラの繊維テークオーバーポイントとの間で繊
維に関連して繊維ラップにドローイングをかけることに
よって該繊維ラップを実質的に延伸した繊維位置にもた
らし、次いで該繊維ラップに遠心力をかけ、遠心力を維
持したままで該繊維ラップを分離ブレードに沿って通過
させ、前記ドローイング作用と遠心作用とによって凝集
された微塵雑物を有するラップ縁面域を切り離す点にあ
る本発明による微除塵法を実施するのに適した装置は以
下に述べる実施例の説明がら明らかである。
[実施例] 次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。
第1図には、本発明の微除塵法による個々の除塵段l〜
7の流れ構成図と、各除塵段を経過させる微除塵機の関
連装置部分の概略図とが示されている。
繊維はすべての除塵段を通過する。流れ構戊図では繊維
流は黒い肉太の矢印で示されている。各除塵段において
除塵操作が進行する。該除塵操作は、繊維から繊維をほ
ぐしく解繊)、また雑物粒子から繊維を弛めるか又は繊
維から雑物粒子を効果的に分離するかにある。換言すれ
ば除塵段は、雑物粒子の導出を妨げるような繊維の絡ま
りをはぐす解繊段階か又は、二本線矢印で示した各種雑
物粒子を分離法に応じて導出する分離段階である。
繊維流を除塵段間で少なくとも1つの転移段階を通過さ
せるのが有利と判った。この転移段階とは、繊維を開繊
ローラの搬送歯から離して転移させ、再び搬送歯によっ
て捉えさせるようにした繊維移し換え作業段階であり、
このような転移段階は同時に分離段階としても作用する
ことができる。
各除塵段における除塵は、流れ構成図及び除塵段の概略
図において自網矢印で示した除塵パラメータP、の数(
例えば除塵パラメータP1〜P15)によって決定され
る。
各除塵パラメータP、の最適な調整は、−面では丁度加
工されている繊維原産地の特性によって、また他面では
、関与する他の除塵段における一連の別の除塵パラメー
タP、の設定によって条件づけられている。成る特定原
産地の繊維又は原産地ブレンド繊維の最適除塵は、該原
産地又は原産地ブレンド繊維に正確に相応した又は互い
に正確に調和された1組の除塵パラメータPヨによって
得られる。
除塵パラメータP、は繊維原産地の特性に相応して設定
される。この大まかな方向づけ初期設定は、稼働スター
ト期中に、除塵機からその除土じる繊維分と雑物分の特
性に相応して制御後調整によって微細に最適化される。
繊維原産地に応じた初期設定と、これに即座に続く最適
化とによってスタート時損失(スタート期に最適に除塵
されなかった繊維分)が最小限に抑えられる。
微除塵法が最適化されるのは、いかなる空気力学的妨害
も受けることがない場合に限られる。それゆえに特に微
除塵機から雑物を排出するためには、侵入外気が除塵を
妨げないように雑物吸出部を除塵室から隔離した方法を
使用するのが有利である。
除塵段l(ふるいかけ・圧縮・分離段階):慣例のよう
に微除塵機には粗除塵機から繊維塊が給繊される。微除
塵機への装入部を同時に形成している除塵段lでは繊維
塊は空気流と共にスクリーンに吸寄せられる。殊に、弛
んだばらの小さな雑物粒子は空気流と一緒にスクリーン
を通過するが、繊維はスクリーンによって抑留されてラ
ップに圧縮される。該ラップは装入部入口から連続的に
次の除塵段2へ移動する。
入口の除塵パラメータPlは給繊量、P2は分離エレメ
ントとしてのスクリーンを通る空気通過量である。
給繊量P、1は微除塵機の性能(出力)を決定する。除
塵パラメータP1に続くすべての除塵パラメータは、給
繊量が最大の場合でもなお最適の除塵が可能になるよう
に設定されていなければならない。最大に可能な給繊量
P1は殊に繊維汚染度、予め規定された生産量及び繊維
損傷度によって決定される。
分離エレメントを通る空気通過量P2はスクリーンに沿
って生しるラップの圧縮度を決定する。該圧縮度は次の
除塵段2におけるしごき時に繊維にかかる負荷を左右す
る。それというのは、より圧縮度の高いラップでは繊維
がより多量に纏められているので、これによってドロー
イング(又はドラフト)操作がより高い抵抗を受けるか
らである。分離エレメントを通る空気通過量P2は同時
に又、スクリーンにおける仕事量と除塵効果を決定する
。分離エレメントつまりスクリーンを通る空気通過量P
2は、繊維が雑物粒子と共にスクリーンを通って連行さ
れ始まるような値を超えてはならない。
除塵段2(しごきによるプレドローイング操作・解繊段
階): 除塵段lから進出するラップは収斂するギャップを通っ
て導かれ、該ギャップの端部で締付けられる。この締付
は後にラップは中央の開繊ローラの複数の歯によって捕
捉される。開繊ローラの歯は、供給されるラップよりも
高い速度を有しているので、ラップはその受取り時に複
数の歯によってしごかれ、つまりプレドローイングをか
けられる。このしごき操作はラップの解繊を高めかつ繊
維の部分的な平行化を生ぜしめる。これによって、弛ん
で捕捉された大きな雑物粒子は部分的に、プレドローイ
ングのかけられたランプの表面に運び出される。プレド
ローイングのかけられたラップは開繊ローラの歯の上に
載って除塵段3へ導かれる。
除塵段2の除塵パラメータP3は開繊ローラの速度、P
4はクランプポイントと繊維テークオーバーポイントと
の距離、PI3はクランプ力である。
開繊ローラの速度P3は最も影響力のある除塵パラメー
タであり、除塵段2〜6に対して決定的な影響を及ぼす
。除塵段2において開繊ローラの歯によってラップを引
取る際に開繊ローラの速度P3は給繊量P1と共に、プ
レドローイングのかけられたラップの厚さを決定する。
該除塵パラメータP3はそれ以降の除塵段では、除塵力
として活用される遠心力を決定する。
開繊ローラの速度が大になるに応じて、プレドローイン
グのかけられたラップは薄くなり、かつそれ以降の除塵
段における除塵をそれだけ一層容易にする。しかしなが
ら、周速度が過度に高くなると、それに伴なって繊維が
損傷を受けるので、開繊ローラ速度を無制限に高める訳
にはいかない。
クランプポイントと繊維テークオーバーポイントとの距
離P4及びクランプ力P12は、開繊ローラによる繊維
引取り時における解繊度及び繊維にがかる引張負荷、そ
れに伴なう繊維損傷度を決定する。繊維テークオーバー
ポイントとクランプポイントが過度に近く位置すると(
つまり繊維テークオーバーポイントとクランプポイント
との距離P4が平均ステーブル長よりも小さいと)、ラ
ップをしごく際に、過量の繊維分がクランプポイントを
通って引張られねばならない。クランプ力PL2が高い
と繊維はしごき時に、より多く平行化され、雑物粒子は
繊維から一層良く弛められるが、繊維にがかる引張負荷
がそれに応じて高くなる。要するにしごき時に雑物粒子
は繊維から弛められて繊維う・ンプ表面へ搬送されるこ
とになるので、高い解職作用が望ましい。クランプポイ
ントと繊維テークオーバーポイントとの距離P4及びク
ランプ力P12は要するにステーブル長に関連してかつ
除塵すべき繊維の強度に関連して、解繊度ができるだけ
高くなるように、しかも繊維が負荷に耐えて品質をでき
るだけ低下させないようlこ設定されねばならない。繊
維が長くなり繊維強度が低くなるに応じて、クランプポ
イントと繊維テークオーバーポイントとの相互間隔は広
くなり、すなわち除塵パラメータP4はそれに応じて大
に、かつ除塵パラメータP12はそれに応じて小になら
ねばならない。
繊維汚染度が強くなるに応じて、除塵段2においてプレ
ドローイングのかけられるラップの解繊度をできるだけ
高くすることが、それだけ重要になる。
除塵段3(遠心作用・分離段階): 第3図及び第4図に部分的に符号24.1で示した開繊
ローラの歯は、プレドローイングのかけられたラップを
除塵段3へ導きかつ該除塵段を通過させる。その場合ラ
ップには遠心力がかけられる。すなわちラップは半径方
向に拡げられ、かつ殊に大粒子の重い雑物は半径方向外
向きに移動される。この遠心分離動作中に該ラップは、
遠心力つまり遠心分離力に抗してラップの半径方向拡張
を制限するガイドエレメントによって半径方向内向きに
偏位される。この偏向によって雑物粒子はラップの外側
表面層に付加的に凝集される。半径方向で制限されたこ
の搬送区分には、半径方向で制限されていない搬送区分
が続き、該搬送区分ではルーズな雑物粒子はラップ表面
から分離されるが、ラップ表面に捕捉されて付着した雑
物粒子は該ラップ表面を介して移動することができる。
該搬送区分に続いて搬送方向では分離ブレードが設けら
れており、該分離ブレードに沿ってラップは、雑物粒子
の最も凝集している最外層を切り離すように通過させら
れる。
半径方向内向きの偏位、半径方向で制限されていない搬
送区分でのルーズな雑物粒子の分離及び分離ブレードに
よる効果的な外層切り離しはこの順序で該除塵段3にお
いて2〜3回反覆される。
該除塵段3の除塵パラメータP5は半径方向内向きの偏
位強度(ガイドエレメントの半径方向位It)、P6は
半径方向で制限されていない搬送区針長(各ガイドエレ
メントと後続の分離ブレードとの距離)、P7は分離ブ
レードの半径方向位置である。
半径方向内向きの偏位強度P5は、ラップの外表面にお
ける雑物粒子の(遠心力の作用にプラスした)凝集度と
同時にラップの半径方向圧縮度も決定する。より強く圧
縮されたラップからは雑物粒子を造作なく切り離す訳に
はいかなくなるので、半径方向内向きの偏位強度は、分
離ブレードにおける切り離し前にラップが半径方向に再
拡張できるだけの時間を有するように、半径方向で制限
されていない搬送区針長P6によって同時に保証される
ものでなければならない。半径方向内向きの偏位強度P
5は、除塵段2から進出するラップ厚に応じて選ばれる
半径方向で制限されていない搬送区針長P6は、ラップ
と雑物粒子とを互いに半径方向で分割する度合を決定す
る。分離ブレードで次に効果的に切り離すためには、先
行の切り離しができるだけ大であるのが有利である。し
かし大きな切り離しの場合には捕捉された粘着雑物粒子
が繊維塊(ラップ)から繊維を一緒に連行するので、過
度に大きな切り離しは避けられねばならない。半径方向
で制限されていない搬送区針長を最適に設定することに
よって、弛いばらの雑物粒子はランプから完全に分離さ
れるのに対して、繊維に粘着・捕捉された雑物粒子はう
プ表面を介して移動されるにすぎない。この最適の設定
はなかんづくラップの厚さと圧縮度に関連している。ラ
ップが薄く、その圧縮度が低くなるに応じて、半径方向
で制限されていない搬送区針長はそれだけ短くなければ
ならない。
分離ブレードの半径方向位置P7はラップと雑物針とを
切り離すべき偏位を決定する。分離ブレードの調整が最
適であれば分離ブレードはラップ表面の全体に沿って正
確に移動し、こうしてずでにラップから遊離して自由に
なった雑物粒子は純空間的に分離され、また、ラップ表
面に粘着又は捕捉された雑物粒子は機械的な作用によっ
て切り離される。分離ブレードの位置が高すぎると、雑
物粒子の除去が過度に少なくなり、分離ブレードの位置
が低すぎると、う/ブから過量の繊維が雑物粒子と一緒
に引裂かれて除去されることになる。分離ブレードの半
径方向位置の最適調整は、分離ブレードの下を通過させ
られるラップに関連しており、要するに除塵段3の他の
2つの除塵パラメータP5及びP6に正確に調和されて
いなければならない。
除塵段4(カーディングによる繊維平行化・解繊段階)
: 除塵段4では、プレドローイングと遠心作用のかけられ
たラップが開繊ローラの歯によって引張られてカーディ
ングプレートの下を通過させられる。それによって繊維
は実質的に平行化され、同時に又、互いに擦り合わされ
る。平行化によって、捕捉されていた雑物粒子は遊離さ
れ、摩擦によって、粘着していた雑物粒子が繊維から弛
められる。繊維ラップは雑物粒子と一緒に次の除塵段へ
導かれる。
カーディングを伴う除塵段4の除塵パラメータP8はカ
ーディング針布(例えばワイヤ二ドル又は鋸歯)の侵入
深さ、P9はカーディング強度の勾配である。
カーディング針布侵入深さP8は先ず第1にカーディン
グ段へ導き込まれるラップの厚さに等しくなければなら
ない、換言すれば除塵段3の除塵パラメータP3 、p
5 、p6及びP7に関連している。そのほかにランプ
内へのカーディング針布の侵入深さP8は、達成可能な
繊維平行度、ひいては又、繊維と雑物粒子との間の分離
度を決定する。針布の侵入度が深くなるに応じて、繊維
平行度及び除塵度が高くなるが、繊維にかかる負荷も高
くなる。従って除塵パラメータP8の最適調整は繊維原
産地特性、開繊ローラ速度P3及び、それまでに得られ
た繊維平行度にも関連している。繊維長が長くなるに応
じて、繊維強度か小さくなるに応じて、開繊ローラ速度
が犬になるに応じて、かつカーディング段入口における
繊維平行度が低くなるに応じて、繊維に過負荷をかけな
いようにカーディング強度を弱めることができ、要する
にカーディングプレートと開繊ローラとの距離はそれだ
け大でなければならない。
カーディング針布の侵入深さをカーディングの進行に伴
って高める場合には、この除塵段4においで達成される
繊維平行度及び解繊度は一層改善することができる。要
するにカーディング強度の勾配P9は、繊維平行度を高
めつつ常に繊維に最高許容負荷をかけてカーディングを
行うように絶えず高められる訳である。カーディング強
度の勾配P9の最適調整は、カーディング針布の侵入深
さP8の調整と同じ除塵パラメータに関連している。
除塵段5(転移・分離段階): 繊維ラップを開繊ローラの搬送歯によって引取る繊維テ
ークオーバーポイントから繊維ラップは、すでに述べた
ように搬送歯の運動によって各除塵段を通って移動させ
られる。その際繊維材料の繊維平行度及び汚染度は殊に
開繊ローラから隔たったラップゾーン及び歯間では変化
する。開繊ローラの表面付近及び、歯が繊維材料を連行
する所では前記繊維平行度及び汚染度の変化は、繊維が
引張りによって歯に押しつけられるので少ない。ところ
で、他の除塵段間の成る部位で、特に繊維ラップを搬送
している歯に対する繊維相対位置を変化させる転移段階
を繊維ラップに通過させる場合には、本発明の微除塵法
の除塵効果か一層改善されることが判った。歯に対する
繊維相対位置の変化は、空気力学的な力によって繊維ラ
ンプを局所的に狭い制限範囲で歯に向って移動させ、そ
の直後に再び歯から離間させるようにして行われるが、
それと同時に、歯とは反対の側では繊維ランプは制動さ
れる。これによって繊維ラップと歯の間の結合が弛めら
れ、かつ、丁度制動される各ラップ部分け他のラップ部
分によって追越されるので、概括的な転移が生じる。こ
の転移の直後には、転移によってまだ部分的に開繊ロー
ラの歯によって保持されるにすぎない繊維を、再び歯の
方に向って押しつけ、遠心力によって開繊ローラから跳
ね飛ばないようにガイドプレートによってガイドするこ
とが必要である。空気力学的な力は空気をそれ相応に吹
込みかつ吸出することによって発生されるが、制動作用
は制動面に機械的な制動力をかけることによって発生さ
れる。空気の吸出量が吹込み量よりも多い場合には、転
移中に雑物粒子を吸出することもてきるので、該転移段
階は同時に分離段階として作用する。
転移段階の除塵パラメータP13は開繊ローラに対向方
向の空力、PI3は開繊ローラから離反する方向の空力
、pisは制動作用であるこれら3つの除塵パラメータ
P13 、 PI3 。
PI3は、転移段階に統く除塵段の除塵効果の改善が最
大限に可能になるように、しかし該転移によって、それ
までに得られた繊維平行度が許容可能な範囲でしか失わ
れないように、互いに調和されていなければならない。
除塵段6(遠心作用・分離段階): 除塵段6は、除塵機能の点でも除塵パラメータの点でも
除塵段3に全く等しい。
但しこの除塵段6における除塵パラメータは、除塵段3
よりもやや積極的に除塵作用を及ぼすように調整されね
ばならない。それというのは、繊維が連行される危険を
冒しても重い雑物粒子を分離することが肝要だからであ
る。この除塵段6で分離されない重い雑物粒子は繊維と
共に微除塵機から進出することになる。
除塵段7(ふるいかけ・分離段階): 除塵段7ではラップは、繊維加工によって場合によって
は形成される繊維ダストを除去する別の分離装置に沿っ
て導かれる。該分離装置はグリッド、スクリーン又はス
リット付きプレートから成ることができ、該構成部材に
は小振幅の振動を加えるのが有利である。静止位置から
のこの振れ運動は強制的に発生されるか又は、擦過する
空気流によって膜振動として生じてもよい。本例では繊
維材料は短時間スクリーンに吸い寄せられ、該スクリー
ンによって引留められるが、殊に小さなばらの雑物粒子
は前記スクリーンを通過することができる。搬送下敷と
してのスクリーンを振動させることによって、吸着され
た繊維層は搬送下敷から離され、かつ、繊維が再度短時
間吸着される前に搬送方向に搬送される。こうして長繊
維はダストから、また場合によって生じる繊維断片から
、分離される。
この除塵段7の除塵パラメータP16は分離エレメント
を通る空気通過量、pHは振動(振幅と周波数)である
除塵段1におけるように、この場合も分離エレメントを
通る空気通過量PIOの最適調整はダストや雑物をでき
るだけ多量に、しかし繊維はできるだけ少く、吸出する
場合である。前記の「膜振動」による搬送効果は大抵の
場合、強制振動の必要がないくらい充分である。しかし
ながら強制振動装置を設ける場合には、該強制振動装置
は除塵パラメータpHを、排出筒に沿っての繊維材料の
搬送が充分可能になるような値に調整して稼働される。
第2図には前記除塵段■のための微除塵機入口の装置の
l実施例が示されている。該入口は通路21から成り、
該通路を通って外気と供給繊維塊が吸込まれる。繊維材
料流はダミードラム22の回転とふるいドラム23の回
転とによって助成される。空気はふるいドラム23を通
って吸出される。ふるいドラム23の周面で形成される
ラップWはふるい面によって連行されそこから除塵段2
に供給される。
空気通過量P2又は空気流速度は吸出仕事量を関数とし
て調整される。
除塵段lのための前記実施例は次のような変化態様で実
施することもできる。
(イ)入口がダミードラム22を有していなし飄(ロ)
ふるいドラム23の機能を固定ふるし)が引受ける。
(ハ)空気はふるいドラム23の制限セクタ部分のみを
通って吸出される。
(ニ)ラップが離れるふるいドラムセクタ部分を通して
空気が、う・7プの剥離を容易にするためにラップに向
って吹付けられる$3−1図には除塵段2のための繊維
う・ンプテークオーバー装置の1実施例が示されてし・
る。但し本実施例ではクランプポイントと繊維テークオ
ーバーポイントとの距離P4は調整可能であるが、クラ
ンプ力P12は調整不能である。入口のふるいドラム2
3から離れたラップWはドツファローラ31によって、
次いでフィードローラ32によって、該フィードローラ
32とフィードトラフ34との間の収斂ギヤ・ンプ内へ
導かれる。フィードローラ32とフィードトラフ34の
出口縁33との間の部位すなわちクランプギャップの最
狭ギャップがクランプポイントと呼ばれる。歯付きフィ
ードローラ32はラップをクランプギャップひいてはク
ランプポイントを通して開繊ローラ24の繊維テークオ
ーバーポイントまで搬送し、該テークオーバーポイント
でラップWは開繊ローラ24の歯24゜1によって掴ま
れかつプレドローイングのかかった状態で移送される。
なお開繊ローラ24は解繊シリンダともオープナドラム
とも呼ばれている。フィードローラ32と開繊ローラ2
4の回転方向は、開繊ローラ24による引取り時にラッ
プがその方向を変化しないように選ばれている(順方向
供給)。開繊ローラ24の回転が別の方向に行われる場
合、フィード装置が同じであれば逆方向供給と呼ばれる
フィードトラフ34は、フィードローラ32かフィード
トラフ34に対して標準作業位置もしくは調整された静
止位置にある場合にガイドに沿ってフィードローラ32
の回転軸線を中心として旋回可能であるように、フィー
ドローラ32に対して相対運動可能である。前記ガイド
は第3.2図に関連して後述する。これによってクラン
プポイントとテークオーバーポイントとの間の距離P4
は、外部から設定可能な可変の機械パラメータになる。
フィードローラ32は、開繊ローラ24の回転軸線を中
心として旋回可能に配置されており、開繊ローラ自体は
定置である。これによってフィードローラ32とフィー
ドトラフ34との間の距離、要するにクランプポイント
を含むクランプギャップは可変である。フィードローラ
32を作業位置から偏位させるためにフィードローラの
旋回アーム36が押圧ばね35によってばね負荷された
旋回レバー37と枢着されており、従ってクランプギャ
ップはばね力に抗して最小幅よりも拡張可能である。フ
ィードローラ32の偏位旋回によるクランプギャップの
拡張は、ラップの最初の導入時にフィードローラ32と
フィードトラフ34との間のギャップを幾分拡げるため
に役立つ一方、ラップに厚さ変動か生じた際にクランプ
ポイントにおけるクランプ力の突発的な上昇によってラ
ップが開繊ローラ24によって引裂かれるという不都合
な事態を避けるためにも役立つ。クランプ力は押圧ばね
35のばね定数によって決定されている。
除塵段2のための前記実施例は次のような変化態様で実
施することもできる。
(イ)ふるいドラム23の特定セクタ部分でラップに正
圧空気を吹付けるようにした入口の実施態様との組合せ
ではドツファローラ31の必要はない。
(ロ)フィードローラ32の旋回をばね負荷によって行
う代りに、フィードローラ32とフィードトラフ34と
の間にばね負荷された調節可能な連結部−が設けられる
(第3.3図に関連して後述する)。
第3.2図には、除塵段2のための装置であって、クラ
ンプポイントと繊維テークオーバーポイントとの距離P
4を調整可能かつクランプ力P 12を調整可能な実施
例が示されている。
旋回アーム36に旋回可能に取付けられた旋回レバー3
7にははねケーシング100が固定されており、該ばね
ケーシングは押圧ばね101を収容するために使用され
ている。ばねケーシング10O内には、押圧ばね101
を加圧する加圧ピストン102が入り込んで8す、該加
圧ピストンはピストン棒103の自由端部に固定されて
いる。ピストン棒103は圧力シリンダ104の構成部
分であり、該圧力シリンダ自体は旋回ビン1051こよ
って定置の支持体106に旋回可能に支承されている。
圧力シリンダ104には、調□圧弁109と圧力導管1
07とを介して圧力媒体源110から送出される圧力が
供給される。
調圧弁109は、矢印によって暗示した圧力調整子il
lによって、圧力導管107において所望される圧力に
調整され、該圧力は、圧力導管107に接続されたマノ
メータ108で読取ることができる。圧力調整子ill
は、手動操作可能な回転つまみであってもよく、また調
圧弁109は、圧力調整子ttiを遠隔制御し、場合に
よっては′#II御装置(図示せず)によって自動調整
できるように構成されていてもよい前記のような装置に
よって押圧ばね101には、程度の差こそあれプレロー
ドをかけることが可能であり、こうして、フィードトラ
フ34とフィードローラ32との間の最狭部位(クラン
プポイント)において繊維ラップWに作用するクランプ
力P12は、必要に応じて、つまり除塵すべき繊維の特
性に調和するように、調整することができる。
第3.1図に関連して述べたフィードトラフ34の旋回
性は、第3.2に示した変化態様では、ガイド軌道11
2とガイドピン113,114とによって少なくとも暗
示されている。この場合ガイドピン113.114は、
定置のケーシング部分116に嵌込まれているので、フ
ィードトラフ34は、ガイド軌道112の範囲内でかつ
ガイドピン113,114の位置において二重矢印11
7の方向にフィードローラ32の回転軸線を中心として
旋回することができる。フィードトラフ34を位置固定
するためにはガイドピン114内に固定ねじ115が嵌
込まれてフィードトラフ34を圧迫する。
定置のケーシング部分116は、破線で暗示したように
フィードトラフ34の溝内に嵌込まれており、該フィー
ドトラフ34が図平面に対して垂直な方向で両方向にガ
イドされているようになっている。
フィードトラフ34は手動で移動されるが、また遠隔制
御によって(図示せず)移動できるようにすることも可
能である。
第3.1図ですでに述べた同一符号の部分についての説
明はここでは省く。
第3.3図には、第3.2図に示した本発明の装置の変
化態様が示されており、この場合フィードトラフのトラ
フプレート120は旋回ピン121によって支持体12
2に旋回可能に支承されている。該支持体122自体は
ガイド軌道123とガイドピン124,125とによっ
て案内されており、こうして支持体122はトラフプレ
ート120も含めて二重矢印139の方向にフィードロ
ーラ32の回転軸線を中心にして旋回可能である。この
場合ガイドピン124及び125は支材127に嵌込ま
れており、該支材は図平面に対して垂直な方向での支持
体122のためのガイドを同時に形成している。なお念
のために付記しておくが、第3.3図の方に向って上と
下にそれぞれ支持体122が設けられており、しかも一
方は支材127の上に、また他方は支材の下に位置して
いる(図示せず)。その場合、両支持体122はそれぞ
れ支材127の対応した面に接しているので、支持体1
22はトラフプレート120と共に図平面に対して垂直
な方向で両方向に案内されている。
二重矢印139に相応した旋回運動に関して位置を固定
するために支持体122は、支材127に嵌込まれた固
定ねじ126によって位置固定可能である。支材127
は定置機械部分128の固定的な構成部分である。
各支持体122には夫々1つの圧力シリンダ129が固
定されており、該圧カンリンダのピストン棒130は加
圧ピストン131を有し、該加圧ピストンは押圧ばね1
32を圧迫する。
該押圧ばね自体はばねケーシング133内で案内されて
おり、また該ばねケーシング自体はトラフプレート12
0に固定されている。加圧シリンダ129は調圧弁13
6と圧力導管134とを介して給圧されるので、加圧ピ
ストン131は押圧ばね132を緊縮することができる
所望の圧力は、第3.2図の調圧弁109について説明
したような方式で、圧力調整子137によって、マノメ
ータ135により読取り可能な圧力に設定される。調圧
弁136は圧力媒体源138から給圧される。
第3.3図に示した変化態様ではフィードローラ32の
回転軸は機械ケーシングの定位置に配置されている。フ
ィードローラの旋回によってクランプギヤング輻が変化
された第3.2図の装置とは異なって、この場合はクラ
ンプギヤング輻はトラフプレート120を旋回ピン12
1を中心として旋回させることによって調整される。い
ずれの場合も達成される調整可能性は同じである。ただ
第3.3図に示した変化態様の利点は、ただ1つのエレ
メントすなわちトラフプレート120だけが二重方向に
旋回できるように保たれればよく、かつフィードローラ
32の駆動軸は定置の軸受に軸支することができること
である。
第4.1図には除塵段3及び6のための装置の■実施例
が示されており、本実施例は2つの分離ブレードと3つ
のガイド部材から戊っている。
表面に歯24.1を有する開繊ローラ24の最外周、い
わゆるビータ円S上を、除塵すべき繊維ランプは肉太矢
印の方向に除塵段3を通って移動される。この除塵段の
前方ですでに遠心力を受けて、これによって雑物粒子を
ラップ外縁域に凝集させたランプは搬送方向で見て先ず
ガイド部材410.1の下を通過させられる。
該ガイド部側410.1はラップ搬送経路内へ突入して
ラップを半径方向内向きに、つまり遠心力に抗して偏位
させ、これによってランプを雑物と繊維とに半径方向で
分離させる作用を一層強める。前記ガイド部材410.
1にはラップ搬送方向で分離ブレード49.1が後置さ
れている。ラップは該分離ブレード49.1の下を通過
させられ、これによって繊維分と雑物分とに切り離され
る。分離ブレード49.lにはラップ搬送方向で第2の
ガイド部材410.2、第2の分離ブレード49.2及
び第3のガイド部材410.3が順々に後置されている
ガイド部材群及び分離ブレード群を諸原産地繊維又は諸
原産地ブレンド繊維のために調整しうるようにするため
に次の量が調整可能である(1)分離ブレード49.l
及び4962とビータ円Sとの間隔(分離ブレードの半
径方向位置P7)、 (2)ガイド部材410.1,410.2,410.3
とビータ円Sとの間隔(半径方向内向きの偏位強度P5
)、 (3)ガイド部材410.1と分離ブレード49.1と
の間隔及びガイド部材410.2と分離ブレード49.
2との間隔(半径方向で制限されていない搬送方向区分
長P6)。
第4.1図から判るように前記3種の間隔はモータ駆動
により3つのレバー42,44.46を介して調整する
ことができる。レバー42が旋回支点Bを中心として鎖
線で示したように旋回されると、装置全体がビータ円S
から離間移動し、つまり除塵パラメータP7及びP5は
同じ度合で大きくなる。レバー42及び分離ブレード4
9,1 49.2の実線図示位置は、ビータ円Sに最も
近い位置である。
レバー44か旋回支点Cを中心として、鎖線で図示した
ように旋回されると、ガイド部材410.1,410.
2及び410.3がビータ円Sから離間移動するのに対
して、分離ブレード49.1及び49,2は各自の位置
を維持する。
つまり除塵パラメータP5は大きくなるが、除塵パラメ
ータP7は不変である。レバー44及びガイド部材41
0.1,410.2,410゜3の実線図示位置は分離
ブレードに相対的にビータ円に最も近い位置である。
レバー46が旋回支点Gを中心として、鎖線で図示した
ように旋回されると、すべてのガイド部材410.1.
410.2,410.3は、ラップ搬送方向に移動する
が、該ガイド部材又は分離ブレード49.1及び49.
2はビータ円Sに対する半径方向の相対位置を変化する
ことはない。換言すればガイド部材410.1,410
.2は分離ブレード49.1,49.2の方に向って移
動し、従って除塵パラメータP6は小さくなる。レバー
46、ガイド部材410゜1.410.2,410.3
及び分離ブレード49.1,49.2の実線図示位置で
は除塵パラメータP6は最大可能値である。
第4.1図に示した本発明の装置の実施例は次のような
変化態様で実施することもできる。
(イ)第1のガイド部材410.1は設けない(0第3
のガイド部材410.3の後方に第3の分離ブレードが
続き、すなわち分離装置は、1つのガイド部材と1つの
分離ブレードとを1対として3組有している(ハ)除塵
段全体は、3組以上のガイド部材分離ブレード対から戊
る。
第4.2図には除塵段3及び6のための装置を開繊ロー
ラ24の回転軸線に対して垂直な方向で見た図が示され
ている。この図面から、本発明の装置が開繊ローラの端
面にどのように配置されているか明らかである。
開繊ローラ24の端面はシールド411によってカバー
されている。ガイド部材と分離ブレードの調整装置を作
動するために必要なレバー機構(これについてはなお詳
説する)は、前記/−ルド411の、開繊ローラ24か
ら離反した方の側に設けられている。分離ブレード49
゜1.49.2並びにガイド部材410.1,410.
2 410.3はその全長にわたって開繊ロラ24の回
転軸線に平行に延びている。分離ブレードもガイド部材
も第4.2図には示されていない。図示の3組のボルト
対しL/Ml。
L2/M2及びL3/M3はレバー機構とガイド部材4
10.1.410.2.410.3との継手を成してい
る。また図示の2組のボルト対Jl/KlとJ2/に2
は前記レバー機構を分離ブレード49.I及び49.2
と連結しているボルト対しl/M1.L2/M2.L3
/M3及びJl/K1.J2/に2並びにポルトBC,
G、I、H及びEは単に鎖線で暗示されているにすぎな
い。
開繊ローラ24の反対側端面には、第4.2図に示した
レバー機構に鏡映対称のレバー機構が装備されている。
L//(−機構は、除塵パラメータp5 、 p6 。
P7をそれぞれ調整するための3つの部分装置から戊っ
ている。その場合装置全体を半径方向に調整するため(
除塵パラメータP7及びP5を一緒に調整するため)の
部分装置にはレバー42のほかにプレート43が所属し
、該ブレトには装置のその他の部材がすへて取付けられ
ている。ガイド部材410.1,410.2,410.
3の半径方向位[(除塵パラメータP5のみ)を調整す
るための部分装置には、レバ44のほかに中間レバー4
5と横レバー48が所属している。ガイド部材410.
1,410゜2.410.3と分離ブレード49.1.
49゜2との距離(除塵パラメータP6)を調整するた
めの部分装置にはレバー46のほかに横レバー47が所
属している。
第4.3図には、全装置とビータ円Sとの距離(除塵パ
ラメータP7とP5を一緒に)調整するだめの部分装置
が示されている。プレート43を分離ブレード49.l
及び49.2と固定結合するボルト対Jl/Kl及びJ
2/に2はシールド411内に設けた案内に沿って延び
ており、該案内は、プレート43の中点を通る開繊ロー
ラ24の半径に平行に延びている。ポルトCはプレート
43に回転可能に支承されて該プレートをレバー42と
連結している。該レバー42が、シールド411に旋回
支点Bで回転可能に支承されたポルトを中心として旋回
されると、プレート43は前記の案内に沿って移動する
。このような運動時に生じるポルトCの並進によって該
ポルトはレバー42内の相応のスロットに沿って移動す
る。プレート43と共に両分離ブレード49.1.49
.2及びガイド部材410.1,410.2,410.
3は開繊ローラ24に対して半径方向に移動する。
第4.4図には、ガイド部材410.1.410.2,
410.3とビータ円Sとの距離(除塵パラメータP5
)を調整するための部分装置が示されている。この距離
はビータ円Sに対するプレート43の相対位置によって
初めに与えられているが、この位置には無関係に拡大す
ることができる。ガイド部材410.1,410.24
10.3はボルト対しl/Ml、L2/M2、L3/M
3によって横レバー48と連結されている。横レバー4
8自体はポルトIによって中間レバー45と連結されて
いる。該中間レバー45はポルトGによってレバー44
と旋回可能に連結されている。レバー44が、プレート
43に回転可能に支承されたポルトCを中心として旋回
されると、プレート43内に相応の案内(第4.3図参
照)を有しているポルトGは移動しかつ中間レバー45
を連動して引張る。その場合、中間レバー45と固定的
に結合されたポルトEは開繊ローラに対して半径方向に
延びる案内(第4.3図参照)に沿ってプレート43内
でガイドされ、かつポルト■は横レバー48を連動して
引張る。横レバー48はボルト対しL/Ml、L2/M
2.L3/M3を介してガイド部材410.1,410
.2.4 to。
3と連結されているので、該ガイド部材は、プレート4
3の中点を通る開繊ローラ24の半径に平行に移動する
第4.5図Iこは、それぞれガイド部材410゜1.4
10.2と分離ブレード49.1.49−2との距離(
半径方向で制限されていない搬送区針長−除塵パラメー
タPs)を調整するための部分装置が示されている。ボ
ルト対しl/M1、L2/M2 (及びL3/M3も)
はガイド部材41.0.1.410.2 (及び410
.3)を横レバー47と連結している。しかし横レバー
47は、レバー44によって発動される運動(第4.4
図参照)を−緒に行わない。それというのはポルトLl
、Ml、L2.M2.L3、M3が横レバー47内の半
径方向スaツl−U、Ml、U、L 1.U、M2.U
、L2.U’、M3U、L3内を滑動するからである。
横レバー47はポルトエによってレバー46と連結され
ており、該レバー46はポルトGを中心として旋回可能
である。レバー46がポルトGを中心として旋回される
と、ポルト■は中間レバー45に設けIニガイドVに沿
ってビータ円Sに同心的な同上を運動する。その際ポル
I−G及びEはプレート43の対応したスロット内を摺
動する(第4−3図参照)。横レバー47はそれに連動
し、その際ポルトHによってプレート43の対応スロッ
トT内で案内される。これに伴なってガイド部材410
.1,410.2 (及び410.3)は、開繊ローラ
24の円周に同心的な円に沿って対応した分離ブレード
49.1,49.2の方に向ってジットされる。その際
前記ガイド部材は開繊ローラ24に対しても分離ブレー
ド49.1,49.2に対してもその半径方向相対位置
を変化することはない。
第4.6図、第4.7図及び第4,8図は機能の説明の
ためにではなく、レバー機構の組立手引きのために示さ
れているにすぎない。
第4,6図にはプレート43、ポルトBを有するレバー
42及び中間レバー45並びにボルト対しl/M1.L
2/M2.L3/M3が示されており、該ボルト対はプ
レート43とシールド411を突き通っている。また第
4.6図には、ボルト対Jl/Kl及びJ2/に2をレ
バー機構から離反した方のプレート43の側で固定する
ことになる部位、プレート43に回転可能に支承された
ポルトC、プレート43内の対応ガイドで案内されるポ
ルトG、E、H及び中間レバー45に回転可能に支承さ
れたポルトIが示されている。
第4.7図には、第466図との関連ですでに述へたレ
バー機構部分に加えて、レバー46と横レバー47が示
されている。
第4.8図には、第4.6図及び第4.7図に関連して
すでに述べたレバー機構部分に加えて横レバー48とレ
バー44が示されている。
第5図には除塵段4の装置つまり力゛−ディングプレー
)51のl実施例が示されている。
ラップ内へのカーディング針布52の侵入深さ(除塵パ
ラメータPs)は、開繊ローラ24の半径延長線上をシ
フトさせてカーディングプレート51と開繊ロー′72
4との距離を変化させることによって調整される。カー
ディング強度の勾配(除塵パラメータP9)は、カーデ
ィングプレート51全体を旋回点Aを中心として回動す
ることによって調整される。これによって楔状の通過ギ
ャップはラップ走行方向に発散又は収斂することになる
変化実施態様例としてカーディングプレート51の前縁
51.■は分離ブレードとして構成されておりかつ先行
の除塵段(ガイド部材−分離ブレード群)との関連で第
3の分離ブレードの役割を果たすことができる。
第6.la図及び第6.lb図には除塵段5すなわち繊
維転移段のための装置の2実施例が略示されている。両
図面において部分的に示したにすぎない複数の歯24.
1を備えた開繊ローラ24はその回転軸線に対して垂直
に断面されている。歯24.1とは反対の繊維ラップ側
には繊維転移膜装置620.1 ;620.2が設けら
れている。該装置は、開繊ローラ24の回転軸線に対し
て平行案内されるスリット状のノズル622.1 ; 
622.2と、繊維ラップの搬送方向で見て該ノズルの
直後に配置された制動プレート623.1 ;623.
2とガイドプレート630.1;630.2とを有し、
前記のノズル制動プレート及びガイドプレー1・はいず
れも開繊ローラ24の全幅にわたって延在している繊維
転移の第1段階のためには、歯24.1に向って空気を
吹きつけるノズル622.1;622.2か働く。この
l二めにノズル622.1;622.2は全長にわたっ
て例えば空気供給ダクト621と連通している。該空気
供給ダクトについては第6.2a図、第6.2b図及び
第6.3図との関連においてはなお詳説する。第6.1
a図及び第6.lb図にはノズル622゜1;622.
2が2つの可能な実施態様で示されている。すなわちノ
ズル622.1は、搬送方向と鋭角を威す空気ジェント
流を発生させるように構成されているのに対して(第6
.1a図)、ノズル622.2から噴出する空気ジェッ
ト流は開繊ローラ24の周面に垂直に方向づけられてい
る(第6.lb図)。しかしノズル622.1もしくは
622.2から噴出する空気シェアド流と概括的な搬送
方向との角度か異なっていても、繊維転移機能に顕著な
影響を及ぼすことはない。
繊維転移の第2段階、要するに、開繊ローラ24の搬送
歯から繊維材料が離間運動しかつ該搬送歯とは反対の繊
維ランプ側で繊維材料に制動をかける段階のために、ノ
ズル622.1;622.2の直後には、搬送繊維流寄
りに制動面612.1;612.2を有する制動プレー
ト623.1;623.2が、開繊ローラ24の周面と
制動面612.1;612.2との間に、殊に有利には
搬送方向にコンスタントな幅の通路を形成するように設
けられている。第6.1a図の実施例では制動プレート
623.1は穿孔されており、例えは穴あき板であり、
かつ吸出ダクト624の上位に配置されているので、従
って複数の穴を通って空気が吸出され、これによって制
動面612.1に向って空気力学的な力か発生する。吸
出ダクト624は制動プレート623.1の下位で開繊
ローラの全幅にわたって延在し、これについては第6.
2a図、第6.2b図及び第6.3図との関連で詳説す
る。
ノズル622.1を通って吹込まれる空気量と制動プレ
ート623.1を通って吸出される空気量との比は、繊
維転移部位の調整可能な変数である。吹込み空気量を吸
出空気量よりも大に又は小にすることが可能であり、あ
るいは両者を等量にすることも可能である。吸出空気量
の方が大である場合には制動面612.1の上に負圧が
生じかつ制動プレート623.1の穴を通って雑物粒子
も吸込まれ、すなわち繊維転移段はこの場合、その転移
機能のほかに除塵機能も果たすことになる。
第6.1b図に示した実施例は、穿孔されない連続的な
制動プレー1−623.2を有している。この場合制動
面612.2に向って方向づけられる空気力学的な力は
、ノズル622.2から噴出して開繊ローラ24の周面
によって、就中、歯24.1によって反射された空気に
よって発生されるにすぎない。
第61a図及び第6.1b図に示した実施例ノ可能な変
化態様例は次の通りである。
(イ)第6.la図と第6.lb図に示したノズル62
2と制動プレート623とを互いに別様に組合わせる。
(0次の除塵段の最初の構成要素がガイドプレートであ
るような場合にはガイドプレート630.1  ;63
0.2を省く。
制動面612.1;612−2における制動作用は繊維
材料と制動面との摩擦によって生じ、かつ、制動プレー
ト623.1の穴によってか又は、無穴の制動プレート
623.2の特殊な表面成形部、例えば搬送方向に対し
て直角に延びる条溝によって助成される。穴による制動
作用が過度に犬になって繊維を制動するどころか制動プ
レートに固着させるようなことがないようにするための
特別の措置を講じておくのが有利である。例えば制動プ
レート材料の適当な加工によって、該制動プレート62
3.1の両面の穴縁が絶対にまぐれを有していないよう
に配慮されなければならない。
第6.2a図及び第6.2b図は、第6.la図及び第
6.lb図に示した繊維転移段装置の各実施例をガイド
プレート630を省いて示した平面図である。該装置は
開繊ローラ24の回転軸線に対して垂直にかつ繊維転移
部の出口へ向って方向づけられている。開繊ローラ24
の回転方向は、該開繊ローラの可視側で垂直な矢印によ
って示されている。第6.2a図には、穿孔された制動
プレート623.1及び吸出ダクト624を有する実施
例(第6.la図)が示されている。開繊ローラ24の
全幅にわたってコンスタントな空気体積流を制動プレー
ト623.1によって発生させるために吸出ダクト62
4は開繊ローラの一方の端面に向って、均一に又は段階
的に増大する横断面を有するように設計されている。空
気吸出ダクトの相当設計は同一出願人による欧州特許率
0 070 377号明細書に基づいて公知になってい
る。横断面の大きい方の端面側では吸出ダクト624は
サクションユニット(図示せず)に接続されており、ま
た他方の端面側では侵入外気ポート640を有し、該侵
入外気ポートは調整可能な絞り641を有していてもよ
い。該侵入外気ポートによって、十分な掃気が取入れら
れ、これによって、突発的吸込まれるダストは分離なし
に吸出ダクト624から搬送される。図面で見て吸出ダ
クト624の後ろには、スリット状のノズル622.1
を有する空気供給ダクト621が示されている。該空気
供給ダクト621もやはり開繊ローラ24の一方の端面
で適当な送風ファン又はそれに類するもの(図示せず)
に接続されている。また空気供給ダクト621の横断面
11 M繊ローラの全幅にわたって送風7アンへの接続
部の方に向って増大しており、これによってノズル62
21からの風速は、送風ファンから離間するにつれて次
第に風量が小さくなるにも拘らず実質的に等速を保つ。
この変化態様では、送風ボックス特性を得るように広い
空間に風洞を構成することも可能であり、このようにす
れば空気供給ダクトに比して著しく狭いノズル622.
1からの空気速度は、該ノズルの全長lこわたって一定
である。空気供給ダクト及び吸出ダクトについては、セ
クション毎にだけ複数の分岐通路に対して供給又は導出
するように構成することも可能であり、その場合、分岐
通路は、接続端部の方に向って拡張する集合ダクトに開
口する。しかしながらこのような実施例は、殊に微除塵
機に適用するためには、所要スペースが大であるために
有利とは云えない。
第6.2b図は、第6.2a図と同様の平面図であって
、ここに示す繊維転移段装置の実施例は、無穴の制動プ
レー1−623.2を有し、従って吸出ダタトを有せず
、ただ空気供給ダクト62]だけを有している。第6.
2a図との関連で述べた空気供給ダクトについてのすベ
テノ事項は本実施例についても当て嵌まる。
第6.3図の平面図は、接続部から離反した方の開繊ロ
ーラ端面域で切断された本発明の装置を開繊ローラの回
転軸線に対して平行に見た詳細図である。開繊ローラ自
体は図示されていないが、繊維流のおおまかな方向は長
い矢印で暗示されている。図示の装置もやはりスリット
状のノズル622.1を備えた空気供給ダクト621と
、穿孔された制動プレート623.1によって塞がれた
吸出ダクト624とを有している。空気供給ダクト及び
吸出ダクトは共に、開繊ローラ要するに搬送ローラの接
続部側端面の方に向って拡大する横断面を有している。
また第6.3図に示されている固定手段650.1及び
650.2によって、繊維転移の第1と第2の段階のた
めの画部分装置が互いにかつ機械架台に固定されている
第7図には除塵段7、つまり微除塵機からランプを進出
させるための装置のl実施例が示されている。該除塵段
7では、ランプが例えばカード(梳綿機)に達する前に
繊維断片(主として風綿やダスト)がランプから除去さ
れる。ふるい効果は、ラップか固有運動によって摺動し
ていく分離エレメント61によって遠戚される。第7図
では分離エレメント6Iが2つの変化態様で示されてい
る。すなわち分離エレメント61.1は、ダクト62を
制限するふるい分け穴あき板として構成されておりかつ
吸出ダクト63.1に連通している。また分離エレメン
ト61.2は、やはりダクト62を制限するふるい分け
穴あき板として構成されているか、該ふるい分け穴あき
板はふるいドラム23に開口しかつ該ふるいドラム内に
吸出ダクト63.2か配置されている。第7図では制限
面範囲が破線で暗示されているが、該制限面が流動技術
的に適切に成形されているのは勿論である。
88図は、前記のすべての除塵装置を1基の微除塵機内
に配設しうることを示す微除塵機全体の概略図である。
第8図では個々の除塵段1〜7(円囲み数字)以外に対
応図番も付加的に加入されている。
また除塵段3,5及び6から集塵雑物粒子を排出する装
置も暗示されており、該排出装置は重力の方向で微除塵
機の底部に配置されている。雑物排出装置は例えばスイ
ス国特許出願第2613/89号に基づいて公知になっ
ている。
この公知の、繊維除塵機から繊維ごみを排出する装置は
、集塵槽に連続的にごみ層を受取ることを可能にする手
段を装備しており、前記ごみ層は機械の内室と外室との
間のロックゲート層として役立っている。このロックゲ
ート層は排出装置からの侵入外気による空力式除塵プロ
セス妨害を阻止する。
第8図に示した排出装置では、集塵された雑物粒子は定
速回転するロックゲート式羽根車72によって除塵系か
ら排出され、次いで吸出される。雑物粒子の吸出によっ
て除塵系内へ外気が侵入することがないようにするため
に吸出装置は、ロックゲート式羽根車72の排出方向に
対して垂直に配置されている。
諸種のドラム及びローラは3つの一次駆動装置73によ
って駆動される。主モータ73.1は周波数変換器を備
えかつ開繊ローラ24を駆動する。やはり周波数変換器
を備えた第2モータ73.2はふるいドラム23、ダミ
ードラム22、ドツファローラ3N及びフィードローラ
32を駆動する。前記の両モータの回転数は互いに独自
に調整可能であり、換言すれば、第2モータによって駆
動される複数のローラの周速比は一定であるが、これに
対して前記ローラの周速と、開繊ローラ24の周速との
比は可変である。第8図では図示を省いた第3モータは
ロックゲート式羽根1[72を駆動する。
第8図に示した微除塵機の可能変化態様は、除塵段3.
4.5及び6がラップ搬送方向で図示の順序で配置され
ていない点にある。例えばカーディング段を転位段の後
方に配置するが、あるいは除塵段6の後方で始めて配置
するようにすることも可能である。またカーディング段
を省くことも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は除塵段l〜7から成る本発明による微除塵法の
概略図、第2図は微除塵機入口つまり除塵段1のための
装置の詳細図、第3.1図は除塵段2のだめのクランプ
力を調整不能な繊維ランプテークオーバー装置の実施例
の詳m図、第3.2図は除塵段2のためのクランプ力を
調整可能な繊維う/プテークオーバー装置の実施例の詳
細図、第3.3図は除塵段2のだめのクランプ力を調整
可能な繊維ラップテークオーバー装置の変化実施例の詳
細図、第4.1図は除塵段3及び6のための3つのガイ
ド部材と2つの分離ブレードとから成る装置群を開繊ロ
−ラの回転軸線に対して平行な方向で見た図、第4.2
図は第4−1図に示した装置群を開繊ローラの回転軸線
に対して垂直な方向で見た図、第4.3図は第4.1図
、に示した装置全体とビータ円との間隔を調整するだめ
の部分装置を示す斜視図、第4.4図はガイド部材とビ
ータ円との間隔を調整するための部分装置の斜視図、第
4.5図はガイド部材と分離ブレードとの間隔を調整す
るための部分装置の斜視図、第4.6図、第4,7図及
び第468図は除塵段3及び6の調整装置の逐次的な構
成状態を示す斜視図、第5図は除塵段4のためのカーデ
ィンググレートの詳細図、第6.1a図及び第6.1b
図は除塵段5すなわち転移段階の2つの実施例の詳細図
、第6,2a図及び第6.2b図は第6.1a図及び第
6.lb図に示した転移段階を開繊ローラの軸線に対し
て垂直に見た平面図、第6.3図示は開繊ローラの軸線
に対して平行に見た転移段の1実施例の平面図、第7図
は除塵段7のための機械出口装置の詳細図、第8図は微
除II機全体の概略図である。 1.2.3.4.5.6.7・・・除塵段、P。 ・・・除塵パラメータ、Pl・・・給線量、P2・・・
分離エレメントを通る空気通過量、P3・・・開繊ロー
ラ速度、P4・・・クランプポイントと繊維テークオー
バーポイントとの距離、P5・・・半径方向内向きの偏
位強度、P6・・・半径方向で制限されていない搬送区
針長、Pl・・・分離ブレードの半径方向位置、P8・
・・カーディング針布の侵入深さP9・・・カーディン
グ強度の勾配、PIQ・・・分離エレメントを通る空気
通過量、pH・・・振動(振幅と周波数)、Pl2・・
・クランプ力、Pl3・・・開繊ローラに対向する方向
の空力、Pl4・・・開繊ローラから離反する方向の空
力、Pl5・・・制動作用、21・・・通路、22・・
・ダミードラム、23・・・ふるいドラム、24・・・
開繊ローラ、24゜1・・・歯、3i−1’ソフアロー
ラ、32・・・フィードローラ、33;33.1・・・
出口縁、34・・・フィードトラフ、35・・・押圧ば
ね、36・・・旋回アーム、37・・・旋回レバー 4
2,44.46・・・レバー 410.1. 410.
2. 410.3・・・ガイド部材、49.1,49.
2・・・分離ブレードS・・・ビータ円、B、C,G・
・・旋回支点、41I・・・ンールド、43・・・プレ
ート、45・・・中間レバー 47.48・・・横レバ
ー Jl/Kl、J2/に2.Ll/Ml、L2/M2
.L3/M3・・・ボルト対、C,E、G、H,I・・
・ボルト、51・・・カーディングプレート、51.1
・・・前縁52・・・カーディング針布、A・・・旋回
支点、61.1,61.2・・・分離エレメント、62
・・・ダクト、63.1,63.2・・・吸出ダクト、
72・・・ロlクゲート弐羽根車、73.l・・・主モ
ータ、73.2・・・第2モータ、100・・・ばねケ
ーシング101・・・押圧ばね、102・・・加圧ピス
トン、10.3・・・ピストン棒、104・・・圧力シ
リンダ、105・・・旋回ビン、106・・・支持体、
107・・・圧力導管、108・・・マノメータ、10
9・・・調圧弁、110・・−圧力媒体源、ill・・
・圧力調整子112・・・ガイド軌道、113,114
・・・ガイドピン、115・・・固定ねし、116・・
・ケーシング部分、117・・・二重矢印、120・・
・トラフプレート、121・・・旋回ビン、122・・
・支持体、123・・・ガイド軌道、124,125・
・・ガイドピン、126・・・固定ねじ、】27・・・
支材、128・・・定ff1ltl械部分、129・・
・圧力シリンダ、130・・・ピストン棒、131 ・
・・加圧ピストン、132・・・押圧ばね、133・・
・ばねケーシング、134・・・圧力導管、工35・・
・マノメータ、136・・・調圧弁、137・・・圧力
調整子、138・・・圧力媒体源、139・・・二重矢
印、612.1;612.2・・・制動面、620.1
 ; 620.2・・繊維転移膜装置、621・・・空
気供給ダクト1622 。 1;622.2・・・ノズル、623.1;623−2
・・・制動プレート、624・・・吸出ダクト、630
 。 1;630.2・・・ガイドプレート、640・・・侵
入外気ポート、641・・・絞り、650.1;650
.2・・・固定手段 168

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、繊維ラップフィード装置と開繊ローラとを有する除
    塵機における紡績繊維の微除塵法において、繊維ラップ
    を圧搾してクランプ力で締付ける繊維ラップフィード装
    置のクランプポイントと、開繊ローラが繊維を引取る開
    繊ローラの繊維アークオーバーポイントとの間で繊維に
    関連して繊維ラップにドローイングをかけることによっ
    て該繊維ラップを実質的に延伸した繊維位置にもたらし
    、次いで該繊維ラップに遠心力をかけ、遠心力を維持し
    たままで該繊維ラップを分離ブレードに沿って通過させ
    、前記ドローイング作用と遠心作用とによって凝集され
    た微塵雑物を有するラップ縁面域を切り離すことを特徴
    とする、紡績繊維の微除塵法。 2、ドローイング操作が繊維長及び繊維強度又はそのい
    ずれかに関連している、請求項1記載の微除塵法。 3、クランプポイントと繊維アークオーバーポイントと
    の距離を繊維長に適合させて繊維ラップから繊維を引出
    して部分的に延伸された繊維層にしかつ/又はクランプ
    力を繊維強度に適合させて繊維ラップから繊維を引出し
    て部分的に延伸された繊維層にすることによって、繊維
    長及び/又は繊維強度に関連したドローイング操作を行
    う、請求項2記載の微除塵法。 4、繊維ラップを、ラップ搬送方向に先細になる圧縮ト
    ラフを通してガイドし、かつ、クランプポイントの位置
    する前記圧縮トラフの出口で締付けるようにして、繊維
    ラップを圧搾する、請求項1から3までのいずれか1項
    記載の微除塵法。 5、繊維ラップをクランプポイントで締付けるクランプ
    力が繊維強度に関連している、請求項4記載の微除塵法
    。 6、開繊ローラによる繊維ラップのテークオーバーポイ
    ントに対してクランプポイントをずらすことによって、
    繊維長に適合した距離を増減する、請求項1から5まで
    のいずれか1項記載の微除塵法。 7、繊維長に応じたドローイング操作後かつ雑物切り離
    し操作前に、プレドローイングのかけられた繊維ラップ
    を遠心力の作用方向とは逆向きに、つまり半径方向内向
    きに偏位させる、請求項1から6までのいずれか1項記
    載の微除塵法。 8、ラップ搬送経路内へ押込まれる調整可能なガイド部
    材に沿って繊維ラップを通過させることによって遠心力
    の方向とは逆向きに繊維ラップを偏位させる、請求項7
    記載の微除塵法。 9、少なくとも1つの調整可能な分離ブレードを用いて
    、ラップ搬送方向で見て前記分離ブレードの手前に位置
    するガイド部材に対する分離ブレード位置の調整によっ
    て雑物切り離し動作を制御する、請求項7又は8記載の
    微除塵法。 10、分離ブレードの位置決めによる雑物切り離し動作
    制御時に、ラップ搬送方向で見て1つのガイド部材の後
    方に配置された2つの分離ブレードを同時に調整する、
    請求項9記載の微除塵法。 11、遠心力の作用に曝されるプレドローイングのかか
    った繊維ラップに別の処理段階において繊維平行化のた
    めにカーディングを施し、それによって再ドローイング
    をかける、請求項1から10までのいずれか1項記載の
    微除塵法。 12、繊維ラップの、繊維長に関連しないドローイング
    動作により再ドローイングをかけることによって繊維ラ
    ップの繊維を平行化する、請求項11記載の微除塵法。 13、繊維ラップの、繊維長に関連しないドローイング
    をカーディング部材によって行う、請求項12記載の微
    除塵法。 14、ドローイング作用と遠心力作用とによって凝集さ
    れた雑物を有する、再ドローイングのかけられたラップ
    縁面域を切り離す、請求項11から13までのいずれか
    1項記載の微除塵法。 15、除塵工程の付加的な最終操作段階において、風綿
    やダストを除去する分離手段に沿って除塵済み繊維ラッ
    プを通過させる、請求項1から14までのいずれか1項
    記載の微除塵法。 16、繊維ラップの繊維を2つの除塵段の間で転移させ
    る、請求項1から15までのいずれか1項記載の微除塵
    法。 17、繊維転移をカーディング操作後に行う、請求項1
    6記載の微除塵法。 18、繊維転移操作が、開繊ローラの周面の方に向つて
    作用する空気力学的な力を発生させる第1の転移段階と
    、該第1転移段階に直接続いて開繊ローラから離反する
    方向に作用する空気力学的な力を発生させる第2の転移
    段階とから成り、しかも第2の転移段階において、開繊
    ローラから離反した方のラップ側で繊維ラップを機械的
    に制動する、請求項17記載の微除塵法。 19、第1の転移段階において空気力学的に作用する力
    をスリット状のノズルから噴射する空気流によって発生
    させる、請求項18記載の微除塵法。 20、第2の転移段階における繊維ラップの制動作用を
    、繊維と開繊ローラとの間の制動部位又は制動面によっ
    て発生させ、かつ前記第2の転移段階における空気力学
    的に作用する力を、前記制動部位の直ぐ近くで複数の開
    口を通して空気を吸出することによつて発生させる、請
    求項18又は19記載の微除塵法。 21、供給される繊維塊から繊維ラップを生成する手段
    と、後続の繊維ラップフィード手段と、開繊ローラ(2
    4)に関連して作業する解繊・分離手段とを備えた、紡
    績繊維の微除塵装置において、繊維ラップフィード手段
    が、調整・移動可能なクランプポイントを有するクラン
    プ装置を含み、前記クランプポイントから繊維ラップが
    開繊ローラ(24)によって繊維アークオーバーポイン
    トにおいてしごきによって引取られるようになっており
    、かつ、前記開繊ローラ(24)の円周上には、ラップ
    搬送方向で見て繊維アークオーバーポイントの後方に分
    離ブレードユニット(49.1、49.2)を有する分
    離手段が配置されていることを特徴とする、紡績繊維の
    微除塵装置。 22、クランプ装置が、フィードローラ(32)と協働
    するフィードトラフ(34)又はトラフプレート(12
    0)を有し、かつ前記フィードトラフ(34)又はトラ
    フプレート(120)の出口縁(33;33.1)が前
    記フィードローラ(32)と相俟ってクランプポイント
    を形成している、請求項21記載の微除塵装置。 23、クランプ装置がフィードローラ(32)の回転軸
    線に平行に延びる旋回軸線を中心としてフィードトラフ
    (34)又はトラフプレート(120)を旋回させる調
    整機構(112、113、114、115;123、1
    24、125、126)を有している、請求項22記載
    の微除塵装置。 24、フィードローラ(32)が、開繊ローラ(24)
    の回転軸線に平行に延びる旋回軸線を中心として旋回可
    能に配置されており、かつ該旋回機構がばね支承されて
    いる、請求項23記載の微除塵装置。 25、フィードローラ(32)が繊維ラップに及ぼす力
    を稼働中に調整できるように調整可能な動力部材(10
    3)が旋回機構に係合している、請求項24記載の微除
    塵装置。 26、トラフプレート(120)が繊維ラップに及ぼす
    力を稼働中に調整できるように調整可能な動力部材(1
    30)がトラフプレート(120)に弾性的に係合して
    いる、請求項23記載の微除塵装置。 27、分離手段が少なくとも2つの分離ブレード(49
    .1、49.2)から成り、開繊ローラ(24)の円周
    上で前記分離ブレード(49.1と49.2)の中間に
    か又は、該分離ブレードの前方と中間に、繊維ラップを
    遠心力に抗して半径方向内向きに偏位させる調整可能な
    ガイド部材(410.1、410.2、410.3)が
    配設されており、かつ該ガイド部材を調整するための機
    構が設けられている、請求項21記載の微除塵装置。 28、分離ブレード(49.1、49.2)がレバー機
    構を介して開繊ローラ(24)の円周に対して半径方向
    に調節移動可能に配置されている、請求項27記載の微
    除塵装置。29、複数のガイド部材(410.1、41
    0.2、410.3)が分離ブレード(49.1、49
    .2)と連結されており、かつ、該分離ブレード(49
    .1、49.2)の半径方向移動時に該分離ブレードと
    共に移動される、請求項28記載の微除塵装置。 30、複数のガイド部材(410.1、410.2、4
    10.3)が、開繊ローラ(24)のビータ円からの距
    離を分離ブレード(49.1、49.2)の位置とは無
    関係にも稼働中に調整できるように、レバー機構を介し
    て互いに連結されている、請求項29記載の微除塵装置
    。 31、ガイド部材(410.1、410.2)が、夫々
    後続の分離ブレード(49.1、49.2)からの距離
    を調整できるように、別のレバー機構を介して可動であ
    る、請求項30記載の微除塵装置。 32、開繊ローラ(24)の円周上に、ラップ搬送方向
    で見て分離ブレードユニットの後方に、カーディングプ
    レート(51)の形の別の解繊段が配置されている、請
    求項21から31までのいずれか1項記載の微除塵装置
    。 33、カーディングプレート(51)の前縁(51.1
    )が別の分離ブレードとして構成されている、請求項3
    2記載の微除塵装置。 34、カーディングプレート(51)と開繊ローラ(2
    4)のビータ円との距離が調整可能である、請求項32
    又は33記載の微除塵装置。 35、カーディングプレート(51)が、開繊ローラ(
    24)に対する該カーディングプレート(51)の解繊
    位置を変化できるように旋回支点(A)を中心として回
    動可能に配置されており、しかも開繊ローラ(24)と
    カーディングプレート(51)との間のギャップが、程
    度の差こそあれ分散又は収斂したギャップに調整可能で
    ある、請求項32から34までのいずれか1項記載の微
    除塵装置。 36、開繊ローラ(24)の円周上にはラップ搬送方向
    で見てカーディングプレート(51)の後方に繊維転移
    段が配置されている、請求項21から35までのいずれ
    か1項記載の微除塵装置。 37、繊維転移段がスリット状のノズル(622.1;
    622.2)と制動面(612.1;612.2)を有
    している、請求項36記載の微除塵装置。 38、スリット状ノズル(622.1;622.2)が
    開繊ローラ(24)の周面に向って方位づけられており
    かつ空気供給ダクト(621)と連通している、請求項
    37記載の微除塵装置。 39、制動面(612.1)が穿孔されておりかつ穿孔
    部が吸出ダクト(624)と連通している、請求項37
    又は38記載の微除塵装置。 40、最終分離段として開繊ローラ(24)の円周上に
    は別の分離ブレード−ガイド部材ユニットが設けられて
    いる、請求項21から39までのいずれか1項記載の微
    除塵装置。41、雑物排出装置(72)が、定速回転す
    るロックゲート式羽根車と、該羽根車の軸線に平行に方
    位づけられた周期的に動作する吸出装置とから成ってい
    る、請求項21から40までのいずれか1項記載の微除
    塵装置。 42、除塵段(7)が、空気を吸出する吸出ダクト(6
    3.1)を有している、請求項21から41までのいず
    れか1項記載の微除塵装置。 43、除塵段(7)には吸出方向で見てふるい分け穴あ
    き板(61.1)の後方で隔壁が、空気を除塵段(1)
    のふるいドラム(23)のセクタ内へ吸出させうるよう
    に配置されている、請求項21から42までのいずれか
    1項記載の微除塵装置。 44、除塵段(7)のふるい分け穴あき板(61.1)
    の強制振動を可能にする励振手段を有する、請求項21
    から43までのいずれか1項記載の微除塵装置。
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