JPH03240176A - エッジ情報抽出装置 - Google Patents

エッジ情報抽出装置

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JPH03240176A
JPH03240176A JP2035799A JP3579990A JPH03240176A JP H03240176 A JPH03240176 A JP H03240176A JP 2035799 A JP2035799 A JP 2035799A JP 3579990 A JP3579990 A JP 3579990A JP H03240176 A JPH03240176 A JP H03240176A
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JP
Japan
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window
edge
image
edge information
coordinates
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Pending
Application number
JP2035799A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Komatsu
浩一 小松
Takaharu Akagi
敬治 赤木
Takashi Ueyama
植山 喬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
Original Assignee
Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitutoyo Corp, Mitsutoyo Kiko Co Ltd filed Critical Mitutoyo Corp
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Priority to DE19914190242 priority patent/DE4190242T1/de
Priority to PCT/JP1991/000189 priority patent/WO1991012585A1/ja
Priority to GB9121412A priority patent/GB2247140B/en
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/10Segmentation; Edge detection
    • G06T7/12Edge-based segmentation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、物体の寸法及び座標等を測定する測定装置並
びにパターン認識装置等において、対象物のモニタ画像
等から特定のエツジの情報を抽出するエツジ情報抽出装
置に関する。
[従来の技術] 従来から、物体計測の分野では、例えば被測定物体の顕
微鏡像をTVカメラで撮像し、これをモニタ画面上に表
示させると共に、画面上の数個の点を指定することによ
り、上記被測定物体の座標、幅、長さ及び半径等を算出
する測定装置が知られている。この種の装置では、被測
定物体の測定すべき幅、長さ等を規定する画像中のエツ
ジ上の点を指定して測定が行われる。このため、モニタ
画面上の指定されたエツジの情報を抽出するためのエツ
ジ情報抽出処理が行われている。このエツジ情報抽出処
理は、画面輝度(濃度)の例えば中間値をスレッシロル
ドレベルとして多値画像データを2値化し、エツジ部分
を明瞭化させたうえで行われる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来のエツジ情報抽出方式で
は、例えば半導体のパターン等、中間調を多く含む多値
画像を2値化する場合、エツジの両側の濃度及び濃度差
が対象とするエツジによって大きく異なるため、スレッ
ショルドレベルの設定が難しく、所望する画像のエツジ
が抽出されないという不具合があった。
そこで、2値化のスレッショルドレベルを任意の値に調
整可能にしたものも知られている。この場合には、抽出
すべきエツジ毎にその両側の濃度レベルの中間値にスレ
ッショルドレベルヲ調整することにより、所望のエツジ
を抽出することができるが、抽出すべきエツジ毎にスレ
ッショルドレベルを調整しなくてはならないため、操作
が煩雑で測定に時間がかかるという問題点があった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、
中間調を含む多値画像中のエツジを簡単な操作で確実に
抽出することができるエツジ情報抽出装置を提供するこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係るエツジ情報抽出装置は、中間調を含む多値
画像を表示する手段と、前記多値画像中に少なくとも1
つのウィンドウを設定する手段と、この手段で設定され
たウィンドウを前記多値画像に重畳して表示させる手段
と、前記ウィンドウ内の多値画像のみを参照してスレッ
ショルドレベルを決定し前記多値画像を2値化する手段
と、この手段で2値化された画像からエツジ情報を抽出
する手段とを具備してなることを特徴とする。
なお、前記多値画像を2値化する手段は、多値画像全体
に対して2値化処理を施すものでも、また、前記ウィン
ドウ内の多値画像のみを2値化するものでも良い。
また、前記エツジ情報に基づき前記ウィンドウ内におけ
るエツジの代表点の座標を検出する手段を更に備えるよ
うにしても良い。
[作用コ 本発明によれば、中間調を含む多値画像中に少なくとも
1つのウィンドウが設定され、このウィンドウ内の多値
画像のみを参照して2値化のスレッショルドレベルが決
定されるので、抽出したいエツジを含むように1乃至数
個のウィンドウを設定するという簡単な操作で、ウィン
ドウ内の濃度ニ応じた最適なスレッショルドレベルがウ
ィンドウ毎に設定される。そして、上記設定されたスレ
ッショルドレベルに基づいて2値化処理が行われるので
、上記所望するエツジ情報を確実に精度良く抽出するこ
とが可能になる。
また、2値化処理を、ウィンドウの内部の画像のみに限
定して施すようにすると、2値化処理に要する時間を大
幅に削減することができ、処理速度の向上を図ることが
できる。
更に、本発明によれば、濃度レベルが区々の複数の部分
に、夫々ウィンドウを設定した場合でも、各ウィンドウ
毎に最適スレッショルドレベルが決定され、2値化され
るので、濃度レベルが異なる複数のエツジ情報が夫々正
確に抽出されることになる。このため、各エツジの代表
点の座標を検出する手段を更に設けることにより、中間
調画像に対しても、例えば多点指示による寸法測定処理
を簡単な操作で行うことが可能になり、測定作業の能率
を大幅に向上させることができる。
[実施例] 以下、添付の図面を参照しながら本発明の実施例につい
て説明する。
第1図乃至第10図は、本発明を微小物体の寸法測定装
置に適用した実施例を示す図で、第2図はその全体構成
を示す斜視図ある。
この測定装置は、被測定物体1の光学像を拡大する測定
顕微鏡2と、この測定顕微鏡2に装着されたCCDカメ
ラ3と、このCCDカメラ3からの画像信号を処理して
寸法測定処理を実行するデータ処理装置4とにより構成
されている。
測定顕微鏡2は、次のように構成されている。
即ち、本体11の上には、被測定物体1を載置するステ
ージ12が装着されている。このステージ12は、X方
向ステージ調整ハンドル13、Y方向ステージ調整ハン
ドル14及びステージ回転っまみ15によって、夫々X
方向、Y方向及び回転方向に移動可能なものとなってい
る。また、本体11の向かって奥には、上方に延びるレ
ンズ支持レール16が固定されており、このレンジ支持
レール16に、レンズ組立体17が上下動可能に支持さ
れている。レンズ組立体17は、被測定物体1と対向す
る側に、4穴レボルバ18に装着された倍率が異なる4
つの対物レンズ19a+  19b+19c、19dを
備えている。また、レンズ組立体17は、その上部に接
眼レンズ20を備え、この接眼レンズ20と対物レンズ
19a〜19dとを正立三眼鏡筒21を介して光学的に
結合するものとなっている。このレンズ組立体17は、
焦点調整ハンドル22によって上下動される。また、2
3は対物レンズクランプ用つまみである。
この測定顕微鏡2の正立三眼鏡筒21の上部に、例えば
640X480の画素数のCODカメラ3が装着されて
いる。
データ処理装置4は、第1図に示すように構成されてい
る。なお、処理装置本体30の内部の各機能ブロックは
、ハードウェアによって実現されていても、CPU及び
ソフトウェアによって実現されていても良い。CODカ
メラ3で撮像された被測定物体1の拡大像のアナログ画
像信号は、A/D変換器31に入力されている。A/D
変換器31は、アナログ画像信号を例えば8ビツトの多
値画像データに変換する。A/D変換器31から出力さ
れる多値画像データは、多値画像メモリ32に格納され
るようになっている。
また、データ処理装置4にはキーボード33が設けられ
ており、これによりウィンドウの数、位置及び大きさ並
びに寸法測定の際の演算条件等を設定することができる
。キーボード33からのウィンドウ設定のためのデータ
(以下、ウィンドウデータと呼ぶ)は、ウィンドウ設定
メモリ34に格納される。このウィンドウ設定メモリ3
4に格納されたウィンドウデータと多値画像メモリ32
に格納された被測定物体lの多値画像データとは、合成
手段35において重畳され、CRTデイスプレィ36に
表示されるようになっている。
一方、多値画像メモリ32に格納された多値画像データ
とウィンドウ設定メモリ34に格納されたウィンドウデ
ータとは、ウィンドウ内2値化手段37にも供給されて
いる。ウィンドウ内2値化手段37は、指定されたウィ
ンドウ内の多値画像データのみを2値化して、ウィンド
ウ内のエツジ部分を明瞭化させる。ウィンドウ内2値化
手段37で2値化された画像データは、エツジ座標検出
手段38に供給されている。エツジ座標検出手段38は
、2値化データからエツジ情報を抽出し、そのエツジ上
の代表点、例えば中点の座標(以下、エツジ座標と呼ぶ
)を検出する。これらウィンドウ内2値化手段37及び
エツジ座標検出手段38は、ウィンドウ内処理用メモリ
42を適宜アクセスしてその処理を実行する。エツジ座
標検出手段38で検出されたエツジ座標は座標メモリ3
9に格納される。演算手段40は、座標メモリ39に格
納された各ウィンドウのエツジ座標と、キーボード33
によって指定された演算条件とに基づいて、被測定物体
1の幅、長さ、半径等の寸法を算出する。この算出結果
は、測定結果として液晶デイスプレィ41に表示される
ようになっている。
次に、このように構成された本装置の動作を説明する。
ステージ12上に載置された被測定物体1の光学像は、
測定顕微鏡2によって拡大された後、CODカメラ3で
撮像される。CODカメラ3からのアナログ画像信号は
、A/D変換器31で8ビツトの多値画像データにA/
D変換され、多値画像メモリ32に格納される。多値画
像データが多値画像メモリ32に格納されると、中間調
を含む多値画像データが、CRTデイスプレィ36に、
例えば第3図(a)に示すように表示される。この画像
50のLI  L2線における輝度を同図(b)に示す
。この図からも明らかなように、この画像50は、最暗
領域51.55と、次に暗い領域54と、この領域54
よりも明るい領域52と、最明領域53とを含んでいる
この画像50上に現われた図形の寸法を測定する際には
、キーボード33を使用して、第3図(a)に示すよう
な、複数のウィンドウ5B、57゜58.59を設定す
る。これらウィンドウ56〜59は、測定すべき寸法を
規定するエツジ上の任意の点を含むように設定される。
ウィンドウ56〜59の設定は、キーボード33によっ
て画面上のカーソルを移動させる等の周知の手法によっ
て行うことができる。また、マウス及びライトペン等の
他の座標指示手段によってウィンドウを設定するように
しても良い。これらのウィンドウ56〜59は、合成手
段35によって多値画像データにスーパーインポーズさ
れ、CRTデイスプレィ36に被測定物体1の画像に重
畳されて表示される。
次に、キーボード33からエツジ座標の算出指示が入力
されると、各ウィンドウ56〜59毎にエツジ座標が算
出される。このエツジ座標算出処理では、まずウィンド
ウの内部の多値画像データが2値化される。例えば、第
3図(a)に示すウィンドウ56においては、同図(b
)のウィンドウ範囲w5eで示すようなウィンドウ56
の内部の画素の輝度レベルのみが参照され、例えばその
最大値と最小値との中間値がスレッショルドレベルD□
1として選択され、ウィンドウ内2値化処理が行われる
。同様に、ウィンドウ57.58.59については、夫
々ウィンドウ範囲W !171 W581Weteで示
される輝度レベルが参照され、スレッショルドレベルD
T□+ DT31 DT4が夫々側々に設定されてウィ
ンドウ内2値化が行われる。従って、第3図(C)に示
すように、抽出すべきエツジの両側の輝度レベルが区々
であっても、各ウィンドウ56〜59の内部は、適切且
つ確実に2値化される。そして、各ウィンドウ内の2値
画像に基づいてエツジ座標が算出されると、第3図(d
)に示すように、エツジ座標が検出されたことを示すマ
ーク60がウィンドウ56内に表示される。
以上のエツジ座標算出処理は、具体的には第1図に示し
たウィンドウ内2値化手段37及び工・ソジ座標検出手
段38において、第4図に示す手順に従って実行される
まず、多値画像メモリ32のフリーズ処理(S、)によ
り、多値画像メモリ32へのデータ入力を一旦断って多
値画像メモリ32の内容を固定する。
次に、ウィンドウ設定メモリ34に格納されているウィ
ンドウデータに基づいてウィンドウ内の多値画像データ
を、ウィンドウ内処理用メモリ42にコピーする(G2
)。即ち、第5図(a)に示すように、ウィンドウデー
タは、例えば画面上の原点(0,0)からの位置座標(
Xo 、Y、)と、X方向の大きさXd及びY方向の大
きさYdとにより構成されている。従って、多値画像メ
モリ32の容量を640×480、多値画像メモリ32
の先頭アドレスをO番地、多値画像メモリ32のに番地
のデータをD (k)とすると、ウィンドウ内処理用メ
モリ42には、第5図(b)に示すように、多値画像メ
モリ32からデータD(G40Yo +Xo ) 、 
D(G40Yo +Xo +1)、・・・D(G40Y
O+Xo +Xd) 、 D (e4o(Yo +1)
+Xo ) 、−、D (e4o(Yo 十yd ) 
+Xo +X、t )が夫々コピーされる。
続いてウィンドウ内2値化処理が実行される(G3)。
この処理の詳細を第6図に示す。先ず、ウィンドウ内処
理用メモリ42内のデータをサーチして、その最大値D
 MAX及び最小値り、□8を求める( S 3t)。
次に、下記(1)式に基づいて2値化のスレッショルド
レベルD7を決定スル。
DT = a (DMAX  DMIN ) +DMt
N・・・(1)ここでaは、O〜1の係数であるが、a
:0.5と設定し、下記(2)式によってスレッショル
ドレベルD7を求めるようにしても良い(G3゜)。
DT = (DMAX +DMIN ) / 2   
 ・・・(2)次に、ウィンドウ内処理用メモリに格納
されている多値画像データのうち、そのレベルがスレッ
ショルドレベルDT以上のものを“1”に、また、スレ
ッシロルドレベルD7未満のものを“011に2値化し
てウィンドウ内処理メモリ42に再度書き込む(S 、
、l])。
以上のウィンドウ内2値化処理(G3)が終了すると、
エツジ検出処理が実行される(G4)。
第7図は、この処理の詳細を示すフローチャートである
。先ず、ウィンドウの各Y値毎にX方向にスキャンして
、X方向の変化点が存在するかどうかを確認する( S
 41)。この処理は、ウィンドウ内処理用メモリ42
のアドレスOからアドレスxd−iまで、アドレスXd
からアドレス2Xd−1まで、・・・、アドレス(Yd
−1)XdからアドレスYdXdまでを順次スキャンし
て“0”と“I 11の変化点が存在するかどうかを調
べることにより実現できる。
全てのY値についてX方向の変化点が存在するならば、
そのウィンドウにはY方向に延びるエツジが存在するこ
とになる。この場合、処理を終了する(S4□)。そう
でない場合には、ウィンドウの各X植苗にY方向にスキ
ャンして、Y方向の変化点が存在するかどうかを確認す
る( S 43)。この処理もX方向のスキャンと同様
、ウィンドウ内処理用メモリ42のアドレス0からアド
レスX、l(Y、−1)まで、アドレス1からアドレス
Xd(Yd−1)+tまで、・・・、アドレスXd−1
からアドレスYdXdまでを夫々Xd 1おきに順次ス
キャンして“0″と“1″の変化点が存在するかどうか
を調べていくことにより実現することができる。
そして、全てのX値についてY方向の変化点が存在する
ならば、そのウィンドウにはX方向に延びるエツジが存
在することになる。この場合も、処理を終了する。また
、そうでない場合には、エツジが検出されなかったので
、エラーとして処理をする( S 44)。
エツジが検出された場合には(S5)、続いてエツジ追
跡処理が実行され(S8)、そしてエツジ追跡が可能で
あった場合のみ(S7)、エツジ座標算出処理が実行さ
れる(S8)。これらの処理の詳細を第8図に示す。先
ず、エツジ追跡を行いながら、X又はY方向の各明暗変
化点を抽出する( S 81)。例えばY方向に延びる
エツジが検出された場合には、ウィンドウ内処理用メモ
リ42のアドレスOからアドレスXd−tにかけて明暗
変化点を探索し、その表示画面上での座標を求める。次
に、その明暗変化点が存在するウィンドウ内処理用メモ
リ42のアドレスにXdを加算したアドレスから±α(
αは2〜3)のアドレス範囲に明暗変化点が存在するか
どうかを確認する。そして、この処理を順次繰り返すと
、明暗変化点の座標の集合がエツジ情報として抽出され
る。また、X方向に延びるエツジが検出された場合には
、ウィンドウ内処理用メモリ42のアドレスをO9X、
、2Xd、・・・、Xd (Yd−1)とXdずつ増や
しながら明暗変化点を探索し、その表示画面上での座標
を求める。次に、その明暗変化点のアドレスに1を加え
たアドレスから士Xds±2Xd、・・・ αXdを夫
々加えたアドレスに明暗変化点が存在するかどうかを確
認する。そして、この処理を順次繰り返すと、明暗変化
点の座標の集合がエツジ情報として抽出される。
もし、ウィンドウ内の濃度傾斜が緩やかであったり、変
則的である場合には、明暗変化点が追跡の途中で途切れ
る可能性がある。この場合には、エツジ追跡不能として
エラー処理を行う(S 71)。
そうでない場合には、第9図に示すように、エツジ情報
である明暗変化点の座標の集合から最小二乗法等の手法
を使用して明暗変化点の近似直線Lsを求める。そして
、求められた近似直線Lsの例えばウィンドウ内におけ
る中点P (X、 。
Ye)をウィンドウにおけるエツジ座標とする。
第9図は、Xd=13.Yd=9のウィンドウ例であり
、そのウィンドウ内エツジ座標(Xo。
Y、)は(5,4)になる。これを下記(3)。
(4)式により画面上でのエツジ座標(X8゜yE)に
置き換える。
Xg =Xo +X、  ・ (3) YH=YO+Y、  ・ (4) また、画面上での座標と被測定物体1上の座標とは異な
るので、測定顕微鏡2の倍率及びCRTデイスプレィ3
6への変換比等に基づいて、画面上でのエツジ座標を実
座標軸上でのエツジ座標に変換し、座標メモリ39に格
納する( S et)。なお、求められたエツジ座標に
は、第3図(d)で示したようなエツジ座標が求められ
たことを示すマーク60を表示する(Sa。)。このマ
ーク60は、第1図のエツジ座標検出手段38で求めら
れた画面上のエツジ座標(XR、YFl)に基づいてウ
ィンドウ設定メモリ34の対応位置に書き込まれること
によりCRTデイスプレィ上に表示される。
以上の処理を全てのウィンドウについて実施すると、各
ウィンドウのエツジ座標が検出される(8.3)。
次に、演算手段40は、座標メモリ39からエツジ座標
を読み出し、キーボード33から指定された演算条件に
従って、寸法測定のための演算を実行する。
第10図は、種々の寸法測定例を示した図である。同図
(a)は、平行な2本のエツジ上に夫々ウィンドウ71
.72を設定し、そのエツジ上の点P□lP2の座標か
ら中点Pの座標及び両点PI、P2間の距離りを求める
例である。同図(b)は、平行な2本のエツジのうちの
一方のエツジに2つのウィンドウ73.74を設定する
と共に、他方のエツジに1つのウィンドウ75を設定し
、ウィンドウ73.74内のエツジ上の点P++P2の
座標と、ウィンドウ75内のエツジ上の点P3の座標と
から、両エツジ間の間隔V及びP++12間の距離Hを
求める例である。また、同図(C)は、平行でない2本
のエツジ上に夫々ウィンドウ76.77及びウィンドウ
78.79を設定し、これらのウィンドウ76〜79内
のエツジ上の点P1.P2.P3.P4の座標から両エ
ツジのなす角度θを求める例である。更に、同図(d)
は、円を構成するエツジ上の3箇所にウィンドウ80.
81.82を夫々設定し、それらのウィンドウ80〜8
2内のエツジ上の点PIIP21P3の座標から、円の
半径R及び直径りを求める例である。これらの寸法測定
は、公知の演算手法を用いて容易に実行することができ
る。そして、求められた測定結果は、例えば液晶デイス
プレィ41に表示される。
以上のように、本実施例に係る寸法測定装置によれば、
多値画像の必要箇所にウィンドウを設定するだけの簡単
な操作で、ウィンドウ毎に2値化が行われ、ウィンドウ
内のエツジ情報を確実に抽出して寸法測定を行うことが
できる。また、この装置では、ウィンドウ内のみを2値
化するようにしているから、例えば640X480画素
の全画面を2値化する場合に比べ、30×30画素のウ
ィンドウを4個使用した場合でも、その処理時間をl/
85に短縮することができる。
なお、本発明は中間調を含む多値画像中の特定のエツジ
情報を確実に抽出する方式を提供するものであり、上述
した寸法測定のみならず、エツジ情報から特定の特徴を
抽出したり、特定のパターンとのマツチング処理を行う
等の他の用途にも適用可能であることは言うまでもない
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明によれば、多値画像中に設
定された少なくとも1つのウィンドウの内部の多値画像
のみを参照してスレッシロルドレベルを決定し、2値化
処理を行うようにしているので、ウィンドウ内部の所望
するエツジ情報を確実に精度良く抽出させることが可能
になる。
また、2値化処理を、ウィンドウの内部の画素のみに限
定して施すことにより、2値化処理に要する時間を大幅
に削減することができ、処理速度の向上を図ることがで
きる。
更に、エツジの代表点の座標を検出する手段を設けるこ
とにより、例えば寸法測定に応用した場合、中間調画像
に対しても多点指示による寸法測定処理を支障なく実行
させることが可能になり、測定作業の能率を大幅に向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第10図は本発明を寸法測定装置に適用した
実施例を説明するための図で、第1図は同測定装置にお
けるデータ処理装置のブロック図、第2図は同測定装置
の外観斜視図、第3図は表示画像及びその輝度レベルを
示す模式図、第4図はエツジ座標算出の手順を示す流れ
図、第5図は画面上のウィンドウ位置及び大きさとウィ
ンドウ内処理用メモリとの対応を示す模式図、第6図は
第4図におけるウィンドウ内2値化処理の流れ図、第7
図は第4図におけるエツジ検出処理の模式図、第8図は
第4図におけるエツジ追跡及びエツジ座標算出処理の流
れ図、第9図はウィンドウ内の2値画像と求められたエ
ツジ座標とを示す模式図、第10図は各種寸法測定方法
を示す模式図である。 1;被測定物体、2;測定顕微鏡、3;CCDカメラ、
4;データ処理装置、11;本体、12;ステージ、1
3;X方向ステージ調整ハンドル、14;Y方向ステー
ジ調整ハンドル、15;ステージ回転つまみ、16;レ
ンズ支持レール、17:レンズ組立体、18;4穴レボ
ルバ、19a〜19d;対物レンズ、20;接眼レンズ
、21;正立三眼鏡筒、22;焦点調整ハンドル、23
:対物レンズクランプ用つまみ、30;処理装置本体、
31;A/D変換器、32;多値画像メモリ、33;キ
ーボード、34;ウィンドウ設定メモリ、35;合成手
段、36;CRTデイスプレィ、37;ウィンドウ内2
値化手段、38;エツジ座標検出手段、39;座標メモ
IJ、40;演算手段、41;液晶デイスプレィ、42
;ウィンドウ内処理用メモリ、50;画像、56〜59
゜2:ウィンドウ、 60;マーク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)中間調を含む多値画像を表示する手段と、前記多
    値画像中に少なくとも1つのウィンドウを設定する手段
    と、この手段で設定されたウィンドウを前記多値画像に
    重畳して表示させる手段と、前記ウィンドウ内の多値画
    像のみを参照してスレッショルドレベルを決定し前記多
    値画像を2値化する手段と、この手段で2値化された画
    像からエッジ情報を抽出する手段とを具備してなること
    を特徴とするエッジ情報抽出装置。
  2. (2)前記多値画像を2値化する手段は、前記ウィンド
    ウ内の多値画像のみを2値化するものであることを特徴
    とする請求項1に記載のエッジ情報抽出装置。
  3. (3)前記エッジ情報に基づき前記ウィンドウ内におけ
    るエッジの代表点の座標を検出する手段を更に備えたこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載のエッジ情報抽出
    装置。
JP2035799A 1990-02-16 1990-02-16 エッジ情報抽出装置 Pending JPH03240176A (ja)

Priority Applications (4)

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JP2035799A JPH03240176A (ja) 1990-02-16 1990-02-16 エッジ情報抽出装置
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