JPS6253792A - 微生物相検出装置 - Google Patents

微生物相検出装置

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JPS6253792A
JPS6253792A JP60189606A JP18960685A JPS6253792A JP S6253792 A JPS6253792 A JP S6253792A JP 60189606 A JP60189606 A JP 60189606A JP 18960685 A JP18960685 A JP 18960685A JP S6253792 A JPS6253792 A JP S6253792A
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microorganisms
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平岡 正勝
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津村 和志
Kenji Baba
研二 馬場
Shoji Watanabe
昭二 渡辺
Mikio Yoda
幹雄 依田
Naoki Hara
直樹 原
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は下水処理場などにおいて微生物の状態から沈降
性等の汚泥特性の良否を判定するのに用いて好適な微生
物相検出装置に関する。
〔発明の背景〕
下水処理において主要なプロセスである活性汚泥法は曝
気膜、沈殿池などを用いて行われる。このうち、沈殿池
には2つの機能がある。1つは濁質の少ない清澄な処理
水を提供することであり、他方は高濃度の汚泥を形成さ
せることである。これらの機能は活性汚泥の性質に依存
する部分が多く、その特性を把握できれば沈殿池を良好
に運転することができる。活性汚泥の特性評価法には。
活性汚泥自身の沈降性あるいは活性汚泥に出現している
微生物相より判定する等がある。
従来、汚泥沈降性及び濃縮性の評価法としては定溶積の
円柱溶器に活性汚泥を含む混合液を採取し、定時間後の
汚泥界面高さなどの間接的指標に基づく水質分析によっ
て行っている。また、微生物相で評価する方法としては
、例えば特開昭60−31886号公報に示されるよう
に、糸状性微生物とフロック性微生物を画像処理で識別
するものが知られている。この方法は、原画像を直接縮
退処理や輪郭抽出処理等を行って2種類の微生物相を抽
出し、それぞれの画素数から検量線に基づいて微生物量
を求めるものである。しかし、実用に際しては微生物の
形状、例えば糸状性微生物の太さなどを考慮する必要が
ある。また、照明が一様でなく原画像の背景の輝度レベ
ルに差がある場合にも糸状性微生物を抽出できるように
することが要求される。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、照明にムラがあっても糸状性微生物と
フロック性微生物を正確に抽出して計測する微生物相検
出装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明の特徴は、撮像した微生物原画像から背景との輝
度差が大きい部分を選択的に抽出して強調することによ
り糸状性微生物を鮮明にした後に細線化処理を行い1画
素対応を行い、ざらに縮退・膨張によりフロック性微生
物のみを抽出するようにしたことにある。
〔発明の実施例〕
以下、図面を用いて実施例を説明する。
第1図に改姓汚泥プロセスに適用した本発明の一実施例
を示す。
第1図において、1は曝気槽で、有機性物質を含む流入
下水4と活性汚泥を含む返送汚泥5を導入し、空気8を
散気管3から供給する。2は沈殿池で、曝気槽1の流出
液の固液分離を行い、上澄液を処理水6として放流し、
沈降した活性汚泥の大部分は返送汚泥5となり、一部は
余剰汚泥7として系外に排出される。このような活性汚
泥プロセスにおいて、処理能力が高く、かつ、良好な沈
降特性を示す活性汚泥を維持することが運転上のa題で
ある。ところで、活性汚泥は多種多様の純生物が混在し
、その出@微生物相から現状の運転状態を推謂できると
されている。運転状態を判断するためには1時系列的に
出現微生物の分類および計斂を行うことが必要である。
11は撮像装置で、曝気槽1内の活性汚泥を含む液の画
像を逐次認識し、電気信号に変換するもの例えば第2図
に示す拡大光学系を有する水中カメラを利用できる6第
2図の水中カメラは直接液中に浸するもので、撮像装置
t1の前頭部にスリット]、LAを有するスリット1.
1Aに曝気槽1の混合液が供給される。
撮像部vtttには拡大光学部1111と撮像部11G
、及び照明部110が内蔵されている。照明部110か
ら発した光は拡大光学部11Bの特定位置に入り、図示
しないハーフミラ−等を介して進路変更され、セル窓1
1Eを通過して、窓11Eと対向するミラー11Fで反
射されてスリット11A内の混合液を照らし出す、拡大
学光部11Bは一般顕微鏡の拡大原理が応用でき、対物
レンズと接眼レンズを有する。拡大光学部lIBで拡大
されたスリット11A内の微生物像は撮像部11Gで電
気信号に変換される。撮像部11Cには一般に工業用テ
レビカメラが用いられ、撮像画像の微小エリア(画素)
毎に認識の明るさく111度)の程度に応じて出力電圧
の異なる電気信号を出す。
撮像装置11から出た電気信号は微生物現検出装置20
に送信される。一方、撮像部fillは撮像制御装置1
2から指令を受けて水平および垂直同期、さらに、スリ
ット11A内のサンプル液交換、およびセル窓11Eと
ミラー11Fの液接触面が洗浄されるとともに撮像タイ
ミングが制御される。
微生物相検出装置20は撮像装置11で得た画像に基づ
いて微生物を検出する。具体的な検出手段としては画像
処理装置が用いられる。*生物相検出装置20の詳細な
構成と処理手順は後述する。
40はシステムプロセッサでアドレスプロセッサ42、
並びに微生物相検出装置2o内の画像処理プログラムを
管理制御する。アドレスプロセッサ42は微生物相検出
装置20内の画像メモリの読出しと書出し、撮像装置1
1からの画像取込み、さらに、モニター44への画像表
示制御を行うものである。46はコンソールディスプレ
イで、システムプロセッサ40の管理制御情報の入力お
よび表示を行い、キーボード48は必要情報の入力を行
う。また、50はフロップイディスクで、画像情報や画
像処理プログラムを記憶、保管するものである。
60は特徴量演算装置で、微生物相検出装置20から時
系列的に送信される微生物相検出信号を統計処理し、検
出微生物相の特徴量を演算・表示するものである。
第3図に微生物相検出装置20の詳細構成の一例を示し
、その処理手順を説明する。微生物相検出装置20は画
像プロセッサ201と画像メモリ202、および演算回
路部203とから成る。これらの画像プロセッサ201
9画像メモリ202、および演算回路203はシステム
プロセッサ40とアドレスプロセッサ42に制御される
撮像装置11から送信された画像は、微生物相検出装置
20の画像プロセッサ201に入力される。撮像装置1
1の撮像部11Cは、縦横に格子状、に配列された撮像
素子を有し、撮像素子に対応したi行j列の画素ごとに
輝度(明るさの度合)情報S (i、j)を出力する。
この輝度情報は一般に128あるいは256階調で表わ
され、明るい部分が高階調、暗い部分が低い階調で出力
される。活性汚泥を含む検液の拡大画像は、第4図の上
図に示すように、明るい背景である液相部Bの中に、暗
い部分が存在する。暗い部分はフロック部Zと系状部F
から成り、Zは凝集性微生物で、Fは糸状性微生物と称
される。活性汚泥プロセスでは、これら2種類の微生物
相のバランスがとれ、フロック部Zが適度の大きさにあ
ることが必要である。
201Aはウィンド設定回路で、撮像画像や画像メモリ
にウィンド(処理対象領域)を設定する。
202Aは濃淡画像メモリで、撮像装置!11から送信
された画像情報5(ITJ)を原画像として格納する。
第4図の上図は原画像の一例である。
この原画像から微生物部を抽出するには、任意の輝度レ
ベル(閾値)を選定し、2値化を行う必要がある。第4
図の下図は、上図の原画像をAA’線で走査した場合の
ライン輝度分布である。明るい液相部Bは高い値を示し
、フロック部2は低値となり、その中間に系状部Fが表
示される。一般に抽出対象物と背景を区別する2値化処
理は、対象物と背景の中間に閾値を設定すれば良い。し
かし、第4図下図のように、背断の輝度レベルが一定で
ない場合には全画面に一様な閾値を設定することが困難
である。特に、輝度がかなり高く、背断との輝度差が小
さい系状部Fを検出するために閾値を高めに設定すると
、背景の一部までも検出してしまい、大きな測定誤差を
ともなう。背景に輝度差を生ずる現象は、撮像装置11
の照明にムセラが有ったり、スリットIIAの窓面に粘
着性物質が付着する原因による。このような場合にも対
象物が高精度で抽出されなければならない。
濃淡画像メモリ202Aに格納された原画像の輝度情報
S (i、j)はヒストグラム処理回路201Bで全画
面に渡って各輝度に対する画素数(ヒストグラム)が求
められる。一般に背景の画素数は対象物の画素数より多
く、処理回路201Bで得られるヒストグラムには背景
の輝度ビークR5Iが表われる。201Gは2値化処理
回路で、原画像S(x、j)を2値化する。この場合の
閾値SH1はヒストグラム処理回路201Bで求めた輝
度ピーク値RS 1より所定値aだけ低い値とする。
所定値aは背景Bとフロック部Zとの輝度差より小さい
値とするが、輝度情報が128階調で表示される場合、
10ないし30程度が良い0次式で表わされる2値化画
像G1(i、j)はS  (1+  J)>SHl:G
s  (it  j)”05(IIJ)  ≦SHI:
 Gt (i、j)=1・・・(,1)原画像中のかな
り輝度の低い部分、すなわち、第5図のように、フロッ
ク部Zのみが原画像より小さくなって抽出され、2値画
像メモリ202Bに格納される。
一方、201Dは画像強調回路で、原画像5(Xt j
)に対して次式に基づいて画像強調を行5j(itj)
=ΣS (1t−j)・W(i、j)/Ki・・・(2
)う。画像強調は、任意の1画素に注目し、その周囲の
8画素との線形演算を行うもので、原画像で近傍画素間
の輝度差が小さい背景には弱い応答で、輝度差が大きい
背景と対象物の境界には強く応答させる。(2)式にお
いて、W(i、j)は強調係数で、第6図に具体的な方
法を示す、これらの係数は3行3列で表わし、幅が1画
素の12種類の線を強調させるようにする。すなわち、
図中の四角枠にWがある領域に正値を代入し、その他の
部に負値を代入する。その際、各々の種類における強調
係数の総和が0になるように各係数を設定する。(2)
式中のKiは補正係数で、強調画像S 1(is j)
が画像処理装置で表示可能な輝度範囲に調整するもので
、隣接画素間の輝度差と強調係数を考慮して設定するに
のような処理により強調画像5xCx+ j)は、原画
像5(xtj)において9画素近傍間の輝度差が少ない
背景部Bにほぼ0の輝度が表示され、輝度差が大きい抽
出対象部ZおよびFは高い輝度値が表示される。最も強
調される部分は、強調係数が線を対象としているため、
系状部Fである。この強肩画像5z(i。
j)、は濃淡画像メモリ202Cに格納される。
201Eは2値化処理回路で、強調画像5z(i。
j)を次式により2値化する。閾値SH2は2な5t(
i、j3>5Hzt 5t(it j)≦−5H2: 
GzCx+ j>=”SHz<5s(x t 、])≦
SHx      : Gz(is j)=O−(3)
いし10に設定するのが良い0本発明者らの経験によれ
ば、輝度変化の少ない背景部Bの強調画像5t(it 
j)は、撮像装置!11における拡大光学部11Bのコ
ンデンサ絞り、および照明部11Dの光量に殆んど影響
されず、O近傍に表示された。
したがって、閾値SHzは上記範囲に固定しても得られ
る2値画像Gz(it j)に大きな変化はない、(3
)式による2値画像Gz(i、j)は、第7図に示すよ
うに、対象物と接する背景も強調されて原画像S (x
t j)の対象物が膨張したように検出されるとともに
、フロック部Zの内部に六′  が検出される。これは
、原画像S (it J)のフロック内部においても隣
接画素間に輝度差のない部分があり、その部分が画像強
調回路201Dで0近傍に出力されるためである。この
2値画像Gz(xt j)は2値画像メモリ202Dに
格納される。
201Fは画像修正回路で、2値画像Gz(i。
j)とGz(i、j)を同一座標にある画素同士を足し
合せ、 G2’ (i、j)=01(i、j)+Gz(i、、j
)Gz’ (1+、))≧1  : G2’ (1+j
)= 1Gx’ (i l、])=O: Gz’ (I
IJ)=O・=(4)論理和画像Gz’ (1+ J 
)が1以上なら1とし、その他をOとすることにより、
2値画像Gx(i。
j)で穴であった領域が1となり、対象物であるフロッ
ク部と糸状部、および対象物と隣接する背景の一部が抽
出される。論理和画像Gz’ (xy j)は2値画像
メモリ202Eに格納する。
201Gは対象領域抽出回路で、論理和画像Gz’(l
e j)から原画像5(IFJ)においてフロック部Z
と糸状部Fが存在する領域を抽出する。その方法は、論
理和画像Gz’ (l v j)で0に出力されている
画素と同一座標にある原画像5(it j)の画素の輝
度をOとし、G2’ C1t J)で1と出力されてい
る画素と同一座標にある原画像5(xt j)の画素輝
度は変化させないで、原画像そのままの輝度情報を出力
する。この部分抽出画像S*Cxtj) は。
Gz’ (xwj)=1  : Sz’ (xtj)=
S (it j)G2’ (i、j)=O: Sx’ 
(x、j)=O・・・(5)第8図に示すように、対象
物が膨張した領域に原画像の対象物が格納された状態と
なる。第4図と同様の走査位FZAA’線でライン輝度
分布を求めると、第8図の下図のようになる。この部分
抽出画像5s(xt j)は濃淡画像メモリ202Fに
格納される。
201Hはヒストグラム処理回路で、部分抽出画像5t
(i、j)のヒストグラムが求められる。
このヒストグラムでは、部分抽出画像5z(x+ j)
で抽出された背景部が非常に少なくなっているため、同
等の画素数をもつ2つの輝度ピークが表われる。高輝度
側は対象物に隣接した背景に相当し。
低輝度側は対象物に相当する。201Jは2値化処理回
路で、部分抽出画像5z(i! j)を2値化する。こ
の場合の閾値SHzはヒストグラム処理回路201Hで
得・られた高輝度側の最大輝度R5zより所定値すだけ
低い値とする。所定値すの設定は固定で良く、3ないし
10の範囲にすればよい。
次式により2値画像Gs(i、j)を求めるが、部Gz
(i、j)>5I(z: Gs(i、j)=OGK(I
TJ)≦SHz: Gg(i+、j)=1  −(6)
分抽出画像Sユ(i、j)で0出力されている領域は自
動的にOとする。このようにして得られた2値画像Gδ
(i、j)は、第9図のように対象物の近傍背景が消え
て、フロック部Zと糸状部Fが刊精度で抽出できる。こ
の画像は2値画像メモリ202Gに格納される。
このように原画像の対象物を正確に抽出できたことから
、凝集性微生物と糸状性微生物の分類。
および計数が高精度で行うことができる6201Jは輪
郭抽出回路で、2値画像Gδ(itj)における抽出物
体の輪郭1画素を抽出する。
この処理により、第10図に示すように1幅1ないし2
画素の線に抽出されている糸状性微生物と凝集性微生物
の輪郭が2値画像での抽出物体の形を変えることなく抽
出できる。この輪郭抽出画像は2[画像メモリ202H
に記憶される。201には画像差分回路で、2値画像G
 a(x + j)と輪郭抽出画像との間で同一座標の
画素毎に差分演算される。この差分により、糸状性微生
物の部分が消え、フロック部分である凝集性微生物の部
分が残る。
この差分画像は2値画像メモリ202Iに格納される。
差分画像が得られたフロック部は輪郭の1画素分が消え
、全体に1画素縮少した形となっている。201Lは膨
張回路で、1画素縮少した差分画像の輪郭部に1画素づ
つ付は足して、2値画像Gs(xt j)のフロック部
と同じ大きさに戻す。
フロック部である凝集性微生物のみが抽出された膨張画
像は2値画像メモリ202Jに格納される。
201Nは画像差分回路で、2値画像Gδ(it、j)
から膨張画像を差分するものである。この差分により、
2値画像Ga(i、j)のフロック部のみが消され、糸
状部のみが残り、糸状性微生物が抽出される。この差分
画像は2値画像メモリ202Lに格納される。
以上の処理手順により、活性汚泥の2種類の微生物を分
類、抽出することが出来る。演算回路203は1画面に
対する凝集性微生物と糸状性微生物の特徴量を計算する
203Aはラベリング回路で、2値画像メモリ202J
に格納された凝集性微生物が抽出されている膨張画像の
各々のフロックにナンバー付けを行う。画素演算回路2
03Bでは、ナンバー付けされたフロックの1つ1つに
対して面積1周囲長を計算する。ここでの結果は全て画
素数で表わされるため、変換回路203Cで画素数に対
する面積2周囲長の実際値を演算する。203Dは形状
演算回路で、変換回路203Cで演算された面積。
および周囲長からフロックの円状係数を求める。
円状係数は例えば、次式で求める。
一方、203Eは画素演算回路で、2値画像メモリ20
2Lに格納さ胆た糸状性微生物が抽出されている差分画
像に基づいて、糸状部の画素数を計算する。原画像5(
ITJ)で映し出される糸状性微生物は殆んどが幅1画
素であり、画素数と糸状性微生物の長さはほぼ比例する
。203Fは変換回路で画素数に対する糸状性微生物の
実際値を演算する。
演算回路203の計算結果は特徴量演算装置60に出力
され、i!!集性微性微生物均面積と分散。
周囲長の平均と分散9円状係数の平均と分散、及び凝集
性微生物の総面積と糸状性微生物の総延長、さらに両者
の総面積と総延長の比率等を計算する。
なお、微生物相検出装置20は取込んだ1画面に対して
微生物相の分類、計数を終了したら、新たに撮像装置1
1から画面を取込み、同様の検出手順を繰返し実施する
。それらの指令はシステムプロセッサ40で行う。特微
量演算装W160はその都度情報を入力され、前記の特
徴量を演算し、画面ごとの時間列変化、あるいは数面面
を纏めて平均化した結果を表示する。
第11図は微生物相検出装置20の他の実施例を説明す
る構成図で膨張回路201Lまでの検出手順は第3図と
同様である。201Mは細線化回路で、2値画像メモリ
202Gに格納された2値画像G8(i、j)の幅2画
素以上の線分を選択的に幅1画素に置換える。この細線
化処理により糸状微生物の幅は、連結性を損うことなく
1画素に規格化される。これは、第3図の2値化処理回
路2011において、部分抽出画像5z(x t j)
を2値化しているが、このとき、閾値SHzの設定によ
っては糸状部と隣接する背景の一部を抽出してしまい、
糸状性微生物を幅2画素以上で検出する可能性があるた
めである6細線化処理は、このような場合においても、
糸状性微生物の長さを正確に抽出することができる。細
線化画像は2値画像メモリ202Kに格納される。画像
差分回路201Nは細線化画像から2値画像メモリ20
2■に格納されていた差分画像を差し引き糸状性微生物
のみを抽出する。2値画像メモリ202Iの差分画像を
対象としたのは、細線化回路201Mにおいてフロック
部も収縮しているためである。
この4検出手段により、糸状性微生物の線幅が1である
ため1画素数=実際長の関係が得られ測定精度の向上に
対する効果が大きい。
また、演算回路203の形状演算回路203Dにおおけ
る円状係数の演算は実際値によらず、画素数演算回路2
03Bで抽出フロックの長短辺の画素数比料しても良い
本実施例では、拡大光学系を兼備した水中カメラによる
撮像装置を例として説明したが、本発明はこれに限定す
るものではない。例えば、生物顕微鏡に工業用テレビカ
メラを取付け、検鏡液をサンプリングし、スライドガラ
スに塗布して原画像を得ることもできる。
尚、本発明は活性汚泥プロセスの微生物検出を対象にし
たが、この他にも糸状性及び凝集性微生物が混在する硝
化・脱窒素、さらに脱リンプロセスにも適用できるもの
である。
第12図の実施例は、上述の微生物相の検出・識別法を
応用して活性汚泥プロセスを制御する方法である0本制
御法は実プラントでの運転状態と微生物出現状態の関係
が明確になれば、微生物出現相の時系列変化からプラン
ト状態を事前に予測し適正な運転管理を安定して行うこ
とが可能である。
図において、70は評価装置で特徴量演算装置60から
出力される凝集性微生物の構造、および凝集性微生物と
糸状性微生物の出現比率に基づいて、沈殿池2での微生
物の沈降特性や活動環境の状態を予測、評価するもので
ある。沈降特性の評価としては、沈殿池2の構造により
相違するが、微生物が自然沈降により沈降する方式では
凝集性微生物の面積及び周囲長が大きく、円状係数が小
さい場合には沈降性が悪化する傾向と評価する。
また、微生物を強制的に浮上させる方式では面積及び周
囲長が大きくなると濃縮性が悪化し、円状係数が大きく
なる濃縮性が良くなると評価する。
一方、活動環境の評価法は2種類の微生物の出現比率が
所定範囲内であれば良好を、糸状性微生物あるいは凝集
性微生物のどちらかが優先種となっている場合は空気の
過不足あるいは有機物負荷の過大少の判定を行う。80
は制御装置で評価装置70の出力結果とプロセス内の水
質計算値に基づいて操作すべき対象の選定と操作変量を
設定する。
水質計としては溶存酸素計9.汚泥濃度計9′。
有機物濃度計9′が挙げられるが、この他にもpH,返
送汚泥濃度、アンモニア性及び硝酸性窒素濃度や酸化還
元電位も重要な判定項目である。
操作量としては曝気空気8.返送汚泥5、および余剰汚
泥7で各々調節袋vv8’ 、5’ 、7’で操作され
る。また、調節可能であれば流入下水4も操作量とし挙
げられる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、撮像系に照明ムラや撮像窓面に粘着物
が付着し、背景輝度が一様でない原画像においても対象
物を正確に抽出し、その結果自動的に2値化でき、処理
時間を短縮でき測定精度を大幅に向上できる。また、対
象物のみを選択的に抽出できるため、ノイズを自動的に
排除できる。
さらに、活性汚泥の評価として重要な凝集性微生物と糸
状性微生物の出現状態を自動的に検出でき、プロセスの
予測制御が可能となり、運転の長期安定化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の全体構成図、第2図は撮像装置の一例
を示す構成図、第3図ないし第10図は実施例の詳細を
表わす図、第11図は他の実施例を表わす構成図、第1
2図は実施例の応用を表わす全体構成図である。 1・・・曝気槽、2・・・沈殿池、11・・・撮像装置
、12・・・撮像制御装置、20・・・微生物相検出装
置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、微生物を含む液を導入させる微小幅のスリットを持
    ち、該スリット内微小領域の微生物拡大画像を電気信号
    に変換する撮像装置と、前記スリット内の微生物含有液
    の入れ換えを行う液入れ換え装置と、前記撮像装置から
    入力される画像信号に基づき微生物の性状を判断する画
    像処理装置と、該画像処理装置と前記液入れ換え装置を
    制御する画像制御装置とを具備し、前記画像処理装置は
    前記撮像装置からの微生物原画像における隣接画素間の
    輝度レベル差に対応して該原画像の一部を選択強調する
    選択強調手段と、該選択強調手段で強調された強調画像
    を予め設定した輝度レベルで第1の2値化画像を求める
    第1の2値化手段と、前記微生物原画像のヒストグラム
    を求める第1のヒストグラム演算手段と、前記微生物原
    画像を前記第1のヒストグラム演算手段で求めたヒスト
    グラムでピーク値を示す輝度レベルより所定値だけ低い
    輝度レベルで第2の2値化画像を求める第2の2値化手
    段と、前記第2の2値化画像と第1の2値化画像とを論
    理和をとつて得た論理和画像の抽出部に対応する前記微
    生物原画像の領域のみを抽出する部分画像抽出手段と、
    該部分画像抽出手段で抽出した部分抽出画像のヒストグ
    ラムを求める第2のヒストグラム演算手段と、前記部分
    抽出画像を前記第2のヒストグラム演算手段で求めたヒ
    ストグラムの最高輝度レベルより所定値だけ低い輝度レ
    ベルで第3の2値化画像を求める第3の2値化手段とを
    有することを特徴とする微生物相検出装置。
JP60189606A 1985-08-30 1985-08-30 微生物相検出装置 Granted JPS6253792A (ja)

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KR1019860007273A KR910005632B1 (ko) 1985-08-30 1986-08-30 미생물을 포함한 혼합액중의 사상성 미생물의 농도 측정장치

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01111491A (ja) * 1987-10-23 1989-04-28 Hitachi Ltd 活性汚泥プロセスの制御装置
JPH0250271A (ja) * 1988-05-17 1990-02-20 Sanko Junyaku Kk 画像自動判定方法及び装置
JPH02229598A (ja) * 1989-03-03 1990-09-12 Ebara Infilco Co Ltd 活性汚泥の画像認識方法
JPH0471692A (ja) * 1990-07-12 1992-03-06 Hitachi Ltd 微生物撮像装置

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