JPS6250606A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JPS6250606A JPS6250606A JP60189604A JP18960485A JPS6250606A JP S6250606 A JPS6250606 A JP S6250606A JP 60189604 A JP60189604 A JP 60189604A JP 18960485 A JP18960485 A JP 18960485A JP S6250606 A JPS6250606 A JP S6250606A
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- filamentous
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- microorganism
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
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- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
- Activated Sludge Processes (AREA)
- Image Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は糸状性微生物の長さを測定する糸状性微生物長
の測定装置に関する。
の測定装置に関する。
下水処理場ではエアレーションタンクにおいて流入水に
空気を吹き込み(曝気)、流入水中の有機物を微生物に
摂取させることによりこの有機物を除去し、続いて微生
物を沈殿池で沈降させて上澄液を放流している。このた
め、有機物を摂取し。
空気を吹き込み(曝気)、流入水中の有機物を微生物に
摂取させることによりこの有機物を除去し、続いて微生
物を沈殿池で沈降させて上澄液を放流している。このた
め、有機物を摂取し。
かつ沈降性の良い微生物を維持することが必要である。
これら微生物は凝集性微生物と糸状性微生物とに大別さ
れる。この中で糸状性微生物が繁殖(バルキング現象と
称されている)しすぎると沈降性が悪くなる。沈降性が
悪化すると沈殿池から微生物が流出するようになるので
、糸状性微生物を繁殖させないことが重要である。糸状
性微生物としては、例えば、スファエロテイルス(Sp
haerotilus)などがある、このように、下水
処理プロセスにおいては糸状性微生物が繁殖すると処理
水質が悪化したり、これら微生物が流出するという問題
点を生じる。
れる。この中で糸状性微生物が繁殖(バルキング現象と
称されている)しすぎると沈降性が悪くなる。沈降性が
悪化すると沈殿池から微生物が流出するようになるので
、糸状性微生物を繁殖させないことが重要である。糸状
性微生物としては、例えば、スファエロテイルス(Sp
haerotilus)などがある、このように、下水
処理プロセスにおいては糸状性微生物が繁殖すると処理
水質が悪化したり、これら微生物が流出するという問題
点を生じる。
これらを防止するためには、糸状性微生物の量を測定し
て監視することが重要なことになる。現在、糸状性微生
物の長さ、つまり量を測定するには監視員によるマニア
ル操作によって行われている0例えば、下水処理プロセ
スでは、写真上の糸状性微生物の長さをキルビメータに
より測定するか、あるいは顕微鏡観察によって測定する
ようにしている。しかしながら、従来の測定方法は゛監
視員によるマニアル操作のため、熟練した監視員が測定
しても1回の測定に数時間を要する。このため、連続監
視と早期検出が出来ず、糸状性微生物の繁殖状態の管理
を良好に行いえないという欠点を有する。
て監視することが重要なことになる。現在、糸状性微生
物の長さ、つまり量を測定するには監視員によるマニア
ル操作によって行われている0例えば、下水処理プロセ
スでは、写真上の糸状性微生物の長さをキルビメータに
より測定するか、あるいは顕微鏡観察によって測定する
ようにしている。しかしながら、従来の測定方法は゛監
視員によるマニアル操作のため、熟練した監視員が測定
しても1回の測定に数時間を要する。このため、連続監
視と早期検出が出来ず、糸状性微生物の繁殖状態の管理
を良好に行いえないという欠点を有する。
この欠点を解決するために、出願人は先に、特願昭58
−140422号(特開昭60−31889号)におい
て、糸状性微生物の長さ測定方法を提案している。
−140422号(特開昭60−31889号)におい
て、糸状性微生物の長さ測定方法を提案している。
この測定方法は微生物の拡大画像を工業用テレビカメラ
(ITV)で検出し、画像処理技術i応用して糸状性微
生物を認識するものである。
(ITV)で検出し、画像処理技術i応用して糸状性微
生物を認識するものである。
具体的には、糸状性微生物の画像を拡大し、輝度レベル
に着目して糸状性微生物に相当する画素を抽出し、この
画素の個数を積算して糸状性微生物の長さを換算してい
る。しかし、この方法では糸状性微生物の輝度レベルだ
けに着目しているので、糸状性微生物と同じ輝度の原生
動物や小さな凝集性微生物を糸状性微生物として誤認す
る場合があった。したがって、糸状性微生物の画素を積
算しても実際の糸状性微生物の長さより長く換算してし
まうことになる。
に着目して糸状性微生物に相当する画素を抽出し、この
画素の個数を積算して糸状性微生物の長さを換算してい
る。しかし、この方法では糸状性微生物の輝度レベルだ
けに着目しているので、糸状性微生物と同じ輝度の原生
動物や小さな凝集性微生物を糸状性微生物として誤認す
る場合があった。したがって、糸状性微生物の画素を積
算しても実際の糸状性微生物の長さより長く換算してし
まうことになる。
本発明の目的は、太さ1画素でかつ糸状性微生物以外の
ものを消去することにより、糸状性微生物の長さを常に
精度良く測定できる糸状性微生物長の測定装置を提供す
ることにある。
ものを消去することにより、糸状性微生物の長さを常に
精度良く測定できる糸状性微生物長の測定装置を提供す
ることにある。
[発明の概要〕
本発明の特徴は、糸状性微生物の濃淡画像を2値化した
後に、この2値化画像を細線化により糸状の部分を太さ
1画素に調整することにより糸状性微生物を抽出すると
同時に、太さ1画素でかつ糸状性微生物以外のものを消
去することにより、常に糸状性微生物の長さを正確に測
定することにある。
後に、この2値化画像を細線化により糸状の部分を太さ
1画素に調整することにより糸状性微生物を抽出すると
同時に、太さ1画素でかつ糸状性微生物以外のものを消
去することにより、常に糸状性微生物の長さを正確に測
定することにある。
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図に本発明を下水処理プロセスに適用した′実施例
を示す。
を示す。
第1図において、エアレーションタンク100には沈殿
池110の上澄液(汚水)と汚泥返送管160から返送
汚泥(微生物)が流入する。一方、ブロワ−120は空
気管130を介して送気し、散気装置140からエアレ
ーションタンク100に空気を供給する。エアレーショ
ンタンク100内に供給された返送汚泥と汚水は攪拌混
合される。
池110の上澄液(汚水)と汚泥返送管160から返送
汚泥(微生物)が流入する。一方、ブロワ−120は空
気管130を介して送気し、散気装置140からエアレ
ーションタンク100に空気を供給する。エアレーショ
ンタンク100内に供給された返送汚泥と汚水は攪拌混
合される。
返送汚泥すなわち活性汚泥は微生物の凝集した。
粒径0.1閣ないし1.0 m前後の塊(フロック)で
、数十種の微生物を含むが、大別すると、第2図に示す
ように凝集性微生物Cと糸状性微生物fとから成る。活
性汚泥は、供給された空気中の酸素を吸収して、汚水中
の有機物を分解して炭酸ガスと水にする。有機物の一部
は活性汚泥の菌体増“ 殖に当てられる。活性汚泥と
汚水との混合液は沈殿池150に導かれ、ここで、活性
汚泥が重力沈降する。上澄液は通常塩素殺菌処理した後
に放流される。一方、沈降汚泥は、汚泥返送管160か
ら返送汚泥としてエアレーションタンク100に返送さ
れる。
、数十種の微生物を含むが、大別すると、第2図に示す
ように凝集性微生物Cと糸状性微生物fとから成る。活
性汚泥は、供給された空気中の酸素を吸収して、汚水中
の有機物を分解して炭酸ガスと水にする。有機物の一部
は活性汚泥の菌体増“ 殖に当てられる。活性汚泥と
汚水との混合液は沈殿池150に導かれ、ここで、活性
汚泥が重力沈降する。上澄液は通常塩素殺菌処理した後
に放流される。一方、沈降汚泥は、汚泥返送管160か
ら返送汚泥としてエアレーションタンク100に返送さ
れる。
撮像装置f1200はエアレーションタンク100の液
中に浸漬して配置され、エアレーションタンク100内
の微生物の拡大画像を得る機能を有する。撮像制御装置
300は撮像装置200の撮像走査のタイミング(水平
、垂直同期)や照明強度などを制御すると同時に、撮像
袋[200で得た混合液(水と微生物を含む)の拡大画
像(濃淡画像)を画像処理装置400に伝送する。画像
処理装置f!2400は濃淡画像を画像処理してこの中
から糸状性微生物を認識し、微生物の長さを計測する。
中に浸漬して配置され、エアレーションタンク100内
の微生物の拡大画像を得る機能を有する。撮像制御装置
300は撮像装置200の撮像走査のタイミング(水平
、垂直同期)や照明強度などを制御すると同時に、撮像
袋[200で得た混合液(水と微生物を含む)の拡大画
像(濃淡画像)を画像処理装置400に伝送する。画像
処理装置f!2400は濃淡画像を画像処理してこの中
から糸状性微生物を認識し、微生物の長さを計測する。
キーボード900は画像処理装置400で用いる画像処
理のパラメータなどの数値を入力する。コンソールディ
スプレイ910は、キーボード900で入力した数値や
糸状性微生物の長さを数値で表示する。モニターテレビ
920は撮像袋ff200の画像を表示したり、画像処
理過程並びに画像処理結果を表示する。
理のパラメータなどの数値を入力する。コンソールディ
スプレイ910は、キーボード900で入力した数値や
糸状性微生物の長さを数値で表示する。モニターテレビ
920は撮像袋ff200の画像を表示したり、画像処
理過程並びに画像処理結果を表示する。
第3図に撮像装置200の詳細構成を示す。
第3図においてサンプル室210内に満たされている活
性汚泥と汚水を含む混合液に、照明装置230の光が光
学的像拡大装置240を介して照射される。光学的像拡
大装置240は対物レンズと接眼レンズとからなる。照
射光はwL察窓245を通してサンプル室210内に照
射され、サンプル室210内の照射ミラー220で反射
する。混合液が一定間隔で入れ替わるように、サンプル
室210内には空気管270がら空気が吹き出される。
性汚泥と汚水を含む混合液に、照明装置230の光が光
学的像拡大装置240を介して照射される。光学的像拡
大装置240は対物レンズと接眼レンズとからなる。照
射光はwL察窓245を通してサンプル室210内に照
射され、サンプル室210内の照射ミラー220で反射
する。混合液が一定間隔で入れ替わるように、サンプル
室210内には空気管270がら空気が吹き出される。
この送気空気はサンプル室210とIil!察窓245
との洗浄を兼わている0反射ミラー220からの反射光
は、拡大レンズ250と光学的像拡大袋[1240を通
過して工業用テレビカメラ(ITV)260に導かれ、
ここで混合液の濃淡画像を認識し電気信号に変換する。
との洗浄を兼わている0反射ミラー220からの反射光
は、拡大レンズ250と光学的像拡大袋[1240を通
過して工業用テレビカメラ(ITV)260に導かれ、
ここで混合液の濃淡画像を認識し電気信号に変換する。
ITV260は、受光面に縦横マトリクス状の撮像素子
(図示しない)を持ち、縦方向(垂直方向)の同期信号
VDと横方向(水平方向)の同期信号HDを受けて走査
される。同期信号VD、HDは撮像制御装置300から
与えられる。撮像素子は受光した明るさく輝度)の程度
に応じて出力電圧の異なる信号(映像信号)を発生する
。このようにして、ITV260からは映像信号Vが出
力される。なお、撮像装置1ff200としては混合液
をサンプリングするものや、サンプリング液を顕微鏡と
ITVとで観察するものを用いることもできる。
(図示しない)を持ち、縦方向(垂直方向)の同期信号
VDと横方向(水平方向)の同期信号HDを受けて走査
される。同期信号VD、HDは撮像制御装置300から
与えられる。撮像素子は受光した明るさく輝度)の程度
に応じて出力電圧の異なる信号(映像信号)を発生する
。このようにして、ITV260からは映像信号Vが出
力される。なお、撮像装置1ff200としては混合液
をサンプリングするものや、サンプリング液を顕微鏡と
ITVとで観察するものを用いることもできる。
このような撮像袋!i!200は撮像制御袋[300に
よって制御される。撮像制御袋[300は照明装置23
0とITV260を操作し、照明装置230については
必要に応じて照度を制御する。
よって制御される。撮像制御袋[300は照明装置23
0とITV260を操作し、照明装置230については
必要に応じて照度を制御する。
また、撮像制御装置!300はコンプレッサ310が空
気管270を介してサンプル室210内に供給する空気
の送気頻度と送気時間を制御する0通常5秒ないし20
分に1回の頻度で送気し、1回に2ないし30秒間程度
送気する。送気頻度と送気時間は、a祭窓245やサン
プル室210の汚れ度合によって変化させることができ
る。
気管270を介してサンプル室210内に供給する空気
の送気頻度と送気時間を制御する0通常5秒ないし20
分に1回の頻度で送気し、1回に2ないし30秒間程度
送気する。送気頻度と送気時間は、a祭窓245やサン
プル室210の汚れ度合によって変化させることができ
る。
以上のように、撮像制御装置300は、撮像袋[200
を制御すると共に、ITV260から送られた濃淡画像
のアナログの映像信号を受けて、これを画像処理袋[4
00に送る。
を制御すると共に、ITV260から送られた濃淡画像
のアナログの映像信号を受けて、これを画像処理袋[4
00に送る。
第4図に画像処理装置400の詳細構成を示す。
第4図において画像処理装置400はA/D変換器50
01画像メモリ600、画像処理プロセッサ700及び
演算袋!!800から構成されている0画像メモリ60
0は濃淡画像メモリ610と2個の2値メモリ620,
630からなる0画像処理プロセッサ700は濃淡画像
から糸状性微生物を認識するためのもので、ヒストグラ
ム処理回路710.2値化回路720及び細線化回路7
30からなる。演算装置800は1画像処理プロセッサ
700で認識された糸状性微生物からその長さを演算す
るためのもので、糸状性微生物積算回路810、糸状性
微生物長演算回路820、平均長演算回路830並びに
濃度演算回路840からなる。
01画像メモリ600、画像処理プロセッサ700及び
演算袋!!800から構成されている0画像メモリ60
0は濃淡画像メモリ610と2個の2値メモリ620,
630からなる0画像処理プロセッサ700は濃淡画像
から糸状性微生物を認識するためのもので、ヒストグラ
ム処理回路710.2値化回路720及び細線化回路7
30からなる。演算装置800は1画像処理プロセッサ
700で認識された糸状性微生物からその長さを演算す
るためのもので、糸状性微生物積算回路810、糸状性
微生物長演算回路820、平均長演算回路830並びに
濃度演算回路840からなる。
この構成において、A/D変換器510はアナログの映
像信号VをA/D変換してディジタル信号に変換する。
像信号VをA/D変換してディジタル信号に変換する。
A/D変換器510によって画面の各画素の明るさがデ
ィジタルの値に変換される。
ィジタルの値に変換される。
ディジタル値は、例えば128レベルである。濃淡画像
メモリ610は各画素に対応した明るさのディジタル信
号(混合液の濃淡画像情報)を全て記憶する。映像信号
VをA/D変換してこの濃淡画像情報を濃淡画像メモリ
610に記憶する頻度は、サンプル室210への送気頻
度と同じである。
メモリ610は各画素に対応した明るさのディジタル信
号(混合液の濃淡画像情報)を全て記憶する。映像信号
VをA/D変換してこの濃淡画像情報を濃淡画像メモリ
610に記憶する頻度は、サンプル室210への送気頻
度と同じである。
すなわち、混合液が入れ替わって新しい混合液がサンプ
ル室210へはいり静止してからこの濃淡画像が濃淡画
像メモリ610に格納される。このようにして、メモリ
610に格納された濃淡画像情報を基にして糸状性微生
物の長さが画像処理により計算される。
ル室210へはいり静止してからこの濃淡画像が濃淡画
像メモリ610に格納される。このようにして、メモリ
610に格納された濃淡画像情報を基にして糸状性微生
物の長さが画像処理により計算される。
第5図に送気タイミングと、濃淡画像のA/D変換及び
記憶、並びに画像処理タイミングのタイムチャートを示
す、第5図はこれらの1サイクルを10秒で行う例であ
る。2秒送気し、画像が静止するまで2秒待ち、A/D
変換と記憶に0.2秒、画像処理に2.8秒要する場合
を示す、このサイクルが繰返し行われる。
記憶、並びに画像処理タイミングのタイムチャートを示
す、第5図はこれらの1サイクルを10秒で行う例であ
る。2秒送気し、画像が静止するまで2秒待ち、A/D
変換と記憶に0.2秒、画像処理に2.8秒要する場合
を示す、このサイクルが繰返し行われる。
次に1画像処理プロセッサ700における画像処理動作
を説明する。
を説明する。
ヒストグラム処理回路710は濃淡画像メモリ610に
格納された濃淡画像情報のヒストグラム、すなわち濃度
頻度分布を計算する。ヒストグラムトハ、所定の濃度(
輝度)の画素がいくつあったかを示す特性図であって、
第6図に示すように。
格納された濃淡画像情報のヒストグラム、すなわち濃度
頻度分布を計算する。ヒストグラムトハ、所定の濃度(
輝度)の画素がいくつあったかを示す特性図であって、
第6図に示すように。
横軸に濃度(輝度)、縦軸にその頻度(画素数)をとる
、濃淡画像メモリ610の濃淡画像は、第2図に示すよ
うに明るい背景(水)bと、これより暗い凝集性微生物
C1糸状性微生物f、並びにノイズnを含んでいる。濃
淡画像のヒストグラムは第6図に示すように、明るい背
景に相当する部分すと、凝集性微生物、糸状性微生物並
びにノイズに相当する部分(c + f + n )に
分けられる。
、濃淡画像メモリ610の濃淡画像は、第2図に示すよ
うに明るい背景(水)bと、これより暗い凝集性微生物
C1糸状性微生物f、並びにノイズnを含んでいる。濃
淡画像のヒストグラムは第6図に示すように、明るい背
景に相当する部分すと、凝集性微生物、糸状性微生物並
びにノイズに相当する部分(c + f + n )に
分けられる。
2値化回路720はヒストグラム処理回路710で得た
濃淡画像のヒストグラムを基に2値化の閾値Tを決定し
て、種々の明るさく例えば、128階調)を持つ濃淡画
像を白と黒とに2値化する。
濃淡画像のヒストグラムを基に2値化の閾値Tを決定し
て、種々の明るさく例えば、128階調)を持つ濃淡画
像を白と黒とに2値化する。
閾値Tより明るい画素を白(“1”レベル)に、逆に暗
い画素を黒(0”ルベル)にする、閾値Tは背景部分す
のピークpから所定値だけ低い値に設定したり、あるい
は第6図の変曲点qに設定する。
い画素を黒(0”ルベル)にする、閾値Tは背景部分す
のピークpから所定値だけ低い値に設定したり、あるい
は第6図の変曲点qに設定する。
このようにして、閾値Tを選んで2値化した画像の例を
第7図に示す、第7図において、背景すは白く“1″レ
ベル)で、凝集性微生物C1糸状性微生物f並びにノイ
ズnは黒(“O”レベル)である、O”レベルはハツチ
ングで示している。
第7図に示す、第7図において、背景すは白く“1″レ
ベル)で、凝集性微生物C1糸状性微生物f並びにノイ
ズnは黒(“O”レベル)である、O”レベルはハツチ
ングで示している。
得られた2値化画像は2値メモリ620に格納される。
2値メモリ620内の2値化画像信号は、細線化回路7
30に加えられる。細線化回路730は。
30に加えられる。細線化回路730は。
2値メモリ620内の2値化画像を複数回細線化して糸
状性微生物を抽出する。第2図に示すように、糸状性微
生物fは凝集性微生物Cの骨格に相当し、凝集性微生物
Cの内部にも含まれている。
状性微生物を抽出する。第2図に示すように、糸状性微
生物fは凝集性微生物Cの骨格に相当し、凝集性微生物
Cの内部にも含まれている。
凝集性微生物Cの内部に含まれる糸状性微生物fは凝集
性微生物Cと重なっているので第7図の2値化画像では
、糸状性微生物fと凝集性微生物を含んだものとなる。
性微生物Cと重なっているので第7図の2値化画像では
、糸状性微生物fと凝集性微生物を含んだものとなる。
第7図の2値化画像から糸状性微生物fのみを抽出する
ために複数回の細線化処理を実行する。細線化処理は2
値化メモリ620の2値化画像データが更新されたとき
に行われる。
ために複数回の細線化処理を実行する。細線化処理は2
値化メモリ620の2値化画像データが更新されたとき
に行われる。
第7図の2値化画像を1回だけ細線化すると第8図のよ
うになる。細線化回路730は公知の細線化手法によっ
て細線化処理を行う。細線化処理によって糸状性微生物
fと凝集性微生物Cとの画像(第7図のハツチング部分
)の輪郭から1画素ずつ削りとる。この際1画素が1画
素のみ存在する所では削除しない0例えば、太さが3画
素のものは両側から1画素ずつ削られ讐太さが1画素と
なり、また2画素のものは一方側の1画素が削られて1
画素になる。
うになる。細線化回路730は公知の細線化手法によっ
て細線化処理を行う。細線化処理によって糸状性微生物
fと凝集性微生物Cとの画像(第7図のハツチング部分
)の輪郭から1画素ずつ削りとる。この際1画素が1画
素のみ存在する所では削除しない0例えば、太さが3画
素のものは両側から1画素ずつ削られ讐太さが1画素と
なり、また2画素のものは一方側の1画素が削られて1
画素になる。
このような細線化処理によって糸状性微生物は太さが1
ないし3画素のものは1画素になり、また、太さが4画
素以上の所は2画素以上になる。
ないし3画素のものは1画素になり、また、太さが4画
素以上の所は2画素以上になる。
このように1回目の細線化した2値化画像を2値化画像
メモリ630に格納する。1回目の細線化処理で2画素
以上あるところを1画素とするため2値化画像メモリ6
30に格納された2値化画像をさらに複数回細線化処理
する。この繰返しにょつて、糸状性微生物fは太さが全
て1画素の画像になる。その際、凝集性微生物Cと重な
っている糸状性微生物fは細線化処理で1画素以上には
削られないので、結局第9図に示すような画像となる。
メモリ630に格納する。1回目の細線化処理で2画素
以上あるところを1画素とするため2値化画像メモリ6
30に格納された2値化画像をさらに複数回細線化処理
する。この繰返しにょつて、糸状性微生物fは太さが全
て1画素の画像になる。その際、凝集性微生物Cと重な
っている糸状性微生物fは細線化処理で1画素以上には
削られないので、結局第9図に示すような画像となる。
このようにして、太さが2ないし3画素の糸状性微生物
でも、太さを全て1画素として抽出することができる。
でも、太さを全て1画素として抽出することができる。
細線化処理の繰返しけ数は凝集性微生物の径の画素数に
よって決めることができる1例えば、直径が500画素
凝集性微生物に対しては25回細線化すれば1画素にま
でできる。
よって決めることができる1例えば、直径が500画素
凝集性微生物に対しては25回細線化すれば1画素にま
でできる。
しかし、細線化処理では対象物を1画素以下には細くし
ないので、25回以上でも問題はない、ただし、必要以
上に繰り返さないためには、細線化処理前後の2値化画
像を比較(差分)して同じが否かを判定し、同じ(これ
以上細線化できない画像)になったときに、ms化をや
めるようにすることもできる。
ないので、25回以上でも問題はない、ただし、必要以
上に繰り返さないためには、細線化処理前後の2値化画
像を比較(差分)して同じが否かを判定し、同じ(これ
以上細線化できない画像)になったときに、ms化をや
めるようにすることもできる。
このような細線化処理で抽出した2値化画像には第9図
にnで示すように、糸状性微生物を含まない小さな凝集
性微生物(量的には少ない)も含むことになる、そこで
、認識された糸状性微生物から長さを計算する時には微
生物nを除去するのが望ましい。
にnで示すように、糸状性微生物を含まない小さな凝集
性微生物(量的には少ない)も含むことになる、そこで
、認識された糸状性微生物から長さを計算する時には微
生物nを除去するのが望ましい。
第4図に戻り、糸状性微生物の画素数から長さを計算す
る演算装置800の動作を説明する。
る演算装置800の動作を説明する。
糸状性微生物積算回路810は時刻tにおける濃淡画像
について、太さ1画素として抽出された糸状性微生物の
画素数を積算する。具体的には第9図で得られた2値化
画像においてハツチング部分(“′0″レベルの値をと
る画素)のみの画素数を積算する。この積算された画素
数をF(t)とする、糸状性微生特長演算回路820は
積算された糸状性微生物の画素数F(t)から糸状性微
生物の長さL(t)を次式で計算する。
について、太さ1画素として抽出された糸状性微生物の
画素数を積算する。具体的には第9図で得られた2値化
画像においてハツチング部分(“′0″レベルの値をと
る画素)のみの画素数を積算する。この積算された画素
数をF(t)とする、糸状性微生特長演算回路820は
積算された糸状性微生物の画素数F(t)から糸状性微
生物の長さL(t)を次式で計算する。
L(t)=A−F(t)−B ・・・(
1)ここで、A、Bは係数であり、Bが誤差として差し
引く第9図の微生物画像n分に相当する。また、係数A
は1画素の一辺の長さが例えば10μm (0,01m
m)に相当する場合には0.01になる。ところで、糸
状性微生物が第10図(a)。
1)ここで、A、Bは係数であり、Bが誤差として差し
引く第9図の微生物画像n分に相当する。また、係数A
は1画素の一辺の長さが例えば10μm (0,01m
m)に相当する場合には0.01になる。ところで、糸
状性微生物が第10図(a)。
(b)のように水平または垂直に並んでいるときの係数
Aは0.01 となるが、第11図(a)、(b)に示
すように、右上がり、左上がり斜め45度の方向に並ん
でいるときは、係数Aの値は0.01xff =0.0
14になる。糸状性微生物が水平垂直、及び右上がり、
左上がりに斜め45度に一様に分布している場合には、
水平垂直の画素数と、右上がり、左上がりに斜め45度
の画素数とが同じと考えられる。この場合にはAの値は
、0.01 と0.014 <= 0.01 x、/i
>の平均値の0.012になる。
Aは0.01 となるが、第11図(a)、(b)に示
すように、右上がり、左上がり斜め45度の方向に並ん
でいるときは、係数Aの値は0.01xff =0.0
14になる。糸状性微生物が水平垂直、及び右上がり、
左上がりに斜め45度に一様に分布している場合には、
水平垂直の画素数と、右上がり、左上がりに斜め45度
の画素数とが同じと考えられる。この場合にはAの値は
、0.01 と0.014 <= 0.01 x、/i
>の平均値の0.012になる。
このようにして、1画面の濃淡画像に対して糸状性微生
物長L(t)が計算されたら、第5図で説明したように
、2回目のサンプリングと計算を実行する。すなわち、
撮像制御装置300がコンプレッサ310を制御して、
空気管270を通じて空気をサンプル室210に供給し
、洗浄並びにサンプル(混合液)の交換を行う。次に、
前述した同じ操作により濃淡画像をA/D変換して1時
刻t+h (ただし、hはサンプル周期)において濃淡
画像メモリ610に格納して、画像処理プロセッサ70
0において同様な処理を繰り返す、この2回目の処理で
得られた糸状性微生物長をL(t+h)とする。このよ
うにして、糸状性微生特長演算回路820では逐次、時
間t、t+h、を十2h、・・・・・・t+Khにおけ
る各々の画像の糸状性微生物の長さL D+h)、L
(t+2h)、・・・・・・L (t+Kh)を時間り
毎に次々に計算する。
物長L(t)が計算されたら、第5図で説明したように
、2回目のサンプリングと計算を実行する。すなわち、
撮像制御装置300がコンプレッサ310を制御して、
空気管270を通じて空気をサンプル室210に供給し
、洗浄並びにサンプル(混合液)の交換を行う。次に、
前述した同じ操作により濃淡画像をA/D変換して1時
刻t+h (ただし、hはサンプル周期)において濃淡
画像メモリ610に格納して、画像処理プロセッサ70
0において同様な処理を繰り返す、この2回目の処理で
得られた糸状性微生物長をL(t+h)とする。このよ
うにして、糸状性微生特長演算回路820では逐次、時
間t、t+h、を十2h、・・・・・・t+Khにおけ
る各々の画像の糸状性微生物の長さL D+h)、L
(t+2h)、・・・・・・L (t+Kh)を時間り
毎に次々に計算する。
なお、撮像制御装置300による撮像装置200のタイ
ミング制御は、画像処理袋[400と連動して行われる
。
ミング制御は、画像処理袋[400と連動して行われる
。
糸状性微生特長演算回路820の信号を受けて。
平均演算回路830では糸状性微生物の1画面当りの平
均長を演算する。平均長演算回路830では、糸状性微
生特長演算回路820で出力される信号である。L (
t+h)、L (t+2h)、・・・・・・L (t+
Kh)から1画面当りの糸状性微生物の平均長さLmを
次式で演算する。
均長を演算する。平均長演算回路830では、糸状性微
生特長演算回路820で出力される信号である。L (
t+h)、L (t+2h)、・・・・・・L (t+
Kh)から1画面当りの糸状性微生物の平均長さLmを
次式で演算する。
ここで、(K+1)は平均回数であり、10ないし10
00回程度である。
00回程度である。
平均長演算回路830の信号Lmを受けて、濃度演算回
路840は単位容積当りの糸状性微生物長さくつまり糸
状性微生物濃度)Lvを次式で演算する。
路840は単位容積当りの糸状性微生物長さくつまり糸
状性微生物濃度)Lvを次式で演算する。
L v = L m/ (K + 1 )/ v
−(3)ここで、■は撮像した混合液の容積で
ある。
−(3)ここで、■は撮像した混合液の容積で
ある。
以上の処理によって、単位容積当りの糸状性微生物長さ
く濃度)を求めることができる。
く濃度)を求めることができる。
以上のようにして、糸状性微生物の濃度(量)を求める
のであるが1本発明は、濃度画像のヒストグラムに基づ
いて2値化し、この2値化画像を細線化した上で糸状性
微生物の長さを演算するので、凝集性微生物に含まれる
糸状性微生物も長さを正確に測定することができる。
のであるが1本発明は、濃度画像のヒストグラムに基づ
いて2値化し、この2値化画像を細線化した上で糸状性
微生物の長さを演算するので、凝集性微生物に含まれる
糸状性微生物も長さを正確に測定することができる。
第12図に画像処理装置の本発明の他の実施例を示す。
第12図の実施例は、第4図の実施例に線分方向コード
処理回路780を追加して構成したちのである。第12
図の実施例は糸状性微生物の画素の連結方向を考慮して
長さを精度よく求めるようにしたものである。
処理回路780を追加して構成したちのである。第12
図の実施例は糸状性微生物の画素の連結方向を考慮して
長さを精度よく求めるようにしたものである。
第12図において線分方向コード処理回路780は画像
メモリ630の信号を受けて糸状性微生物の画素の線分
方向コードを演算する。線分方向のコードとは、第13
図(a)のような3×3の画素を考えた時に、中心の9
の画素からどの方向に注目する画素が連結するかを、第
13図(b)に示すコードナンバーで示したものである
。線分方向コードを求めるには、糸状微生物がどの方向
に連結しているかを順次調べて行き、各々の画素が線分
方向コードのどのコードナンバーになるかをカウントす
る。
メモリ630の信号を受けて糸状性微生物の画素の線分
方向コードを演算する。線分方向のコードとは、第13
図(a)のような3×3の画素を考えた時に、中心の9
の画素からどの方向に注目する画素が連結するかを、第
13図(b)に示すコードナンバーで示したものである
。線分方向コードを求めるには、糸状微生物がどの方向
に連結しているかを順次調べて行き、各々の画素が線分
方向コードのどのコードナンバーになるかをカウントす
る。
この結果、各コードナンバーに対応するトータルの画素
数がカウントできる。糸状性微生物積算回路810は線
分方向コード処理回路780の信号を受けてコードナン
バーが奇数の画素数Fx(t)と偶数の画素数Fz(t
)とを演算する。F、z(t)とF Z(t )の信号
を受けて、糸状性微生物長演算回路820では糸状性微
生物長L(t)を演算する。
数がカウントできる。糸状性微生物積算回路810は線
分方向コード処理回路780の信号を受けてコードナン
バーが奇数の画素数Fx(t)と偶数の画素数Fz(t
)とを演算する。F、z(t)とF Z(t )の信号
を受けて、糸状性微生物長演算回路820では糸状性微
生物長L(t)を演算する。
線分方向コードが奇数のときには、Fx(t)の係数A
の値を0.01 とし、一方、線分方向コードが偶数
のときには、Fz(t)の係数Aの値を0.014に設
定する。すなわち、糸状性微生物積算回路 L(t)=0.01Ft(t)+0.0141Fz(t
) B−(4)平均長演算回路830は信号L(t)
を入力し。
の値を0.01 とし、一方、線分方向コードが偶数
のときには、Fz(t)の係数Aの値を0.014に設
定する。すなわち、糸状性微生物積算回路 L(t)=0.01Ft(t)+0.0141Fz(t
) B−(4)平均長演算回路830は信号L(t)
を入力し。
糸状性微生物の1画面当りの平均長Lmを演算する。そ
して、演算装置800で、第4図の実施例と同様な動作
を行い、単位容積当りの糸状性微生物長さLvを求める
。
して、演算装置800で、第4図の実施例と同様な動作
を行い、単位容積当りの糸状性微生物長さLvを求める
。
以上の計算により、糸状性微生物の画素がどの方向に連
結していてもこの長さを正確に求めることが出来る。す
なわち、人間がキルビメータで糸状性微生物を追跡して
いく操作と同じことが実現できる。
結していてもこの長さを正確に求めることが出来る。す
なわち、人間がキルビメータで糸状性微生物を追跡して
いく操作と同じことが実現できる。
以上のようにして、糸状性微生物濃度(量)を求めるの
であるが、第12図の実施例では、第4図の実施例と同
等の効果が得られ、さらに画素の連結方向を考慮して糸
状性微生物濃度を求めるので、糸状性微生物が水平垂直
並びに斜め方向に連結していても正確に長さを測定する
ことができる。
であるが、第12図の実施例では、第4図の実施例と同
等の効果が得られ、さらに画素の連結方向を考慮して糸
状性微生物濃度を求めるので、糸状性微生物が水平垂直
並びに斜め方向に連結していても正確に長さを測定する
ことができる。
第14図に、本発明の他の実施例を示す。
第14図に示す実施例は凝集性微生物から突き出した糸
状性微生物だけを抽出するようにしたものである。
状性微生物だけを抽出するようにしたものである。
第14図の実施例は第4図の実施例に縮小処理回路74
0、膨張処理回路750mびにマスク処理回路760を
追加して構成される。
0、膨張処理回路750mびにマスク処理回路760を
追加して構成される。
まず、縮小処理回路740と膨張処理回路750の処理
を説明する。縮小処理回路740は1回の縮小処理で2
画素以内の太さの糸状性微生物やノイズを削除する。次
に、膨張処理回路750で縮小した凝集性微生物のみを
もとの大きさに復元する。
を説明する。縮小処理回路740は1回の縮小処理で2
画素以内の太さの糸状性微生物やノイズを削除する。次
に、膨張処理回路750で縮小した凝集性微生物のみを
もとの大きさに復元する。
縮小処理回路740では、2値化メモリ620に記憶さ
れている2値化画像(第7図示)を取込んでこれを縮小
し、2値化メモリ640に格納する。縮小処理はハツチ
ングで示す“0”レベルの部分の輪郭を1画素ずつ削除
する。縮小処理は細線化処理と異なり、単純に輪郭から
1画素ずつ削除する。このため、幅が2画素の糸状性微
生物は、両側から輪郭が1画素ずつ削除されてなくなる
。
れている2値化画像(第7図示)を取込んでこれを縮小
し、2値化メモリ640に格納する。縮小処理はハツチ
ングで示す“0”レベルの部分の輪郭を1画素ずつ削除
する。縮小処理は細線化処理と異なり、単純に輪郭から
1画素ずつ削除する。このため、幅が2画素の糸状性微
生物は、両側から輪郭が1画素ずつ削除されてなくなる
。
1回の縮小処理では太さ2画素の糸状性微生物がなくな
るが、同時に凝集性微生物(フロック)の輪郭から1画
素ずつ削除される。
るが、同時に凝集性微生物(フロック)の輪郭から1画
素ずつ削除される。
このようにして第7図に示す2値化画像を1回縮小する
と第15図に示すような画像になる。縮小された2値化
画像は再度2値化メモリ640に格納される。この縮小
処理で、糸状性微生物をほぼ消去できる。縮小処理によ
り、凝集性微生物の輪郭が1画素ずつ削られているので
、これをもとの大きさに復元しなければならない。膨張
工程750は、2値化メモリ640の信号すなわち第1
5図の2値化画像を膨張処理する。膨張処理では、ハツ
チングで示すl Ol″レベル部分の周囲に1画素ずつ
付けたす、すなわち、第14図に示す画像の凝集性微生
物Cの輪郭に1画素ずつ付けたす。この結果1画像は第
16図に示すようになる。この操作によって、ノイズn
が若干残るが、凝集性微生物を抽出することができる。
と第15図に示すような画像になる。縮小された2値化
画像は再度2値化メモリ640に格納される。この縮小
処理で、糸状性微生物をほぼ消去できる。縮小処理によ
り、凝集性微生物の輪郭が1画素ずつ削られているので
、これをもとの大きさに復元しなければならない。膨張
工程750は、2値化メモリ640の信号すなわち第1
5図の2値化画像を膨張処理する。膨張処理では、ハツ
チングで示すl Ol″レベル部分の周囲に1画素ずつ
付けたす、すなわち、第14図に示す画像の凝集性微生
物Cの輪郭に1画素ずつ付けたす。この結果1画像は第
16図に示すようになる。この操作によって、ノイズn
が若干残るが、凝集性微生物を抽出することができる。
この結果を再度、2値化メモリ640に格納する。マス
ク処理回路760は2値化メモリ630に格納された2
値化画像(第9図示)と2値化メモリ640に格納され
た2値化画像(第16図示)を基に凝集性微生物から突
き出した糸状性微生物の長さを抽出する。具体的には、
第16図の凝集性微生物Cの部分(ハツチングで示すI
J O”レベルの値)をマスクして、第9図に示す凝集
性微生物C以外(白い部分で“1″レベルの値)にある
糸状性微生物を抽出する。このマスク処理の結果、第1
7図に示すような糸状性微生物fが抽出され、2値化メ
モリ650に格納される。2値化メモリ650に格納さ
れた2値画像(第17図)から、糸状性微生物濃度Lv
を演算する動作は、第4図の実施例で説明した動作と同
じである。なお、第14図には図示しないが、第12図
の実施例で説明した線分方向コード処理回路780を付
加しても良いことは言うまでもない。
ク処理回路760は2値化メモリ630に格納された2
値化画像(第9図示)と2値化メモリ640に格納され
た2値化画像(第16図示)を基に凝集性微生物から突
き出した糸状性微生物の長さを抽出する。具体的には、
第16図の凝集性微生物Cの部分(ハツチングで示すI
J O”レベルの値)をマスクして、第9図に示す凝集
性微生物C以外(白い部分で“1″レベルの値)にある
糸状性微生物を抽出する。このマスク処理の結果、第1
7図に示すような糸状性微生物fが抽出され、2値化メ
モリ650に格納される。2値化メモリ650に格納さ
れた2値画像(第17図)から、糸状性微生物濃度Lv
を演算する動作は、第4図の実施例で説明した動作と同
じである。なお、第14図には図示しないが、第12図
の実施例で説明した線分方向コード処理回路780を付
加しても良いことは言うまでもない。
以上のようにして、糸状性微生物濃度Lvを演算するが
、第14図の実施例は、第4図の実施例と同等の効果が
得られる上に、第17図に示すように、凝集性微生物に
含まれない糸状性微生物のみを抽出するので従来の目視
測定の対象としている糸状性微生物のみを抽出できる。
、第14図の実施例は、第4図の実施例と同等の効果が
得られる上に、第17図に示すように、凝集性微生物に
含まれない糸状性微生物のみを抽出するので従来の目視
測定の対象としている糸状性微生物のみを抽出できる。
第18図に本発明の他の実施例を示す。
第18図に示す実施例は、糸状性微生物長をさらに精度
良く求めるようにした実施例である。第18図は第14
図の実施例のノイズ除去回路770を追加して構成され
る。ノイズ除去回路770は。
良く求めるようにした実施例である。第18図は第14
図の実施例のノイズ除去回路770を追加して構成され
る。ノイズ除去回路770は。
2値化メモリ650に格納された2値化画像(第17図
示)からノイズnを消去する。このノイズnは、単独の
微生物や小さな凝集性微生物が細線化処理工程730で
線として残る。
示)からノイズnを消去する。このノイズnは、単独の
微生物や小さな凝集性微生物が細線化処理工程730で
線として残る。
ノイズ除去回路770は次のようにしてノイズを除去す
る。細線化によってのこるノイズnは第19図(a)〜
(g)に示すパターンをとる。これらは3X3画素の領
域に含まれる。4x4画素に含まれるものは凝集性微生
物として抽出され、糸状性微生物にはカウントされない
ので、ノイズとして考慮しなくて良い。(a)は1画素
りのノイズであって、2値化メモリ650の2値化画像
(第17図)に存在する独立した1画素りを抽出するこ
とでこれを除去する。独立した1点を除去する方法は公
知技術が適用できる6 次に、(b)−(g)に示すパターンは、h 1 r
h z*h8及びh4を端点(はしにある画素)として
消去すると、中央の画素りが残る。中央の画素りは独立
した1点であるので、これをノイズとして除去する。
る。細線化によってのこるノイズnは第19図(a)〜
(g)に示すパターンをとる。これらは3X3画素の領
域に含まれる。4x4画素に含まれるものは凝集性微生
物として抽出され、糸状性微生物にはカウントされない
ので、ノイズとして考慮しなくて良い。(a)は1画素
りのノイズであって、2値化メモリ650の2値化画像
(第17図)に存在する独立した1画素りを抽出するこ
とでこれを除去する。独立した1点を除去する方法は公
知技術が適用できる6 次に、(b)−(g)に示すパターンは、h 1 r
h z*h8及びh4を端点(はしにある画素)として
消去すると、中央の画素りが残る。中央の画素りは独立
した1点であるので、これをノイズとして除去する。
以上の処理を、ノイズ除去回路770で実施してノイズ
nを除去した結果を第20図に示す。第17図にはノイ
ズが少ない例を示したが、実際には活性汚泥の混合液に
は微小のゴミや微生物が多数含まれているので、これを
ノイズとして除去することは、誤差を低減させて精度を
向上させる上で有効である。
nを除去した結果を第20図に示す。第17図にはノイ
ズが少ない例を示したが、実際には活性汚泥の混合液に
は微小のゴミや微生物が多数含まれているので、これを
ノイズとして除去することは、誤差を低減させて精度を
向上させる上で有効である。
演算袋[800が2値化メモリ650の2値化画像(第
20図)を受けて単位容積当りの糸状性微生物の長さL
vを演算する方法は第4図の実施例と同じである。
20図)を受けて単位容積当りの糸状性微生物の長さL
vを演算する方法は第4図の実施例と同じである。
第18図に示す実施例は、第4図と同等の効果が得られ
るが、糸状性微生物以外のノイズを除去しているので、
糸状性微生物のみを正確に抽出することができる。
るが、糸状性微生物以外のノイズを除去しているので、
糸状性微生物のみを正確に抽出することができる。
なお、ノイズ除去回路780は、第12図及び第14図
の実施例に適用して糸状性微生物濃度を精度良く演算で
きることはいうまでもない。
の実施例に適用して糸状性微生物濃度を精度良く演算で
きることはいうまでもない。
本発明は、糸状性微生物に含まれない小さな凝集性微生
物や単独の微生物をノイズと見なして消去しているので
、小さな凝集性微生物や単独の微生物の量にかかわらず
、糸状性微生物のみを精度良く求めることができる。
物や単独の微生物をノイズと見なして消去しているので
、小さな凝集性微生物や単独の微生物の量にかかわらず
、糸状性微生物のみを精度良く求めることができる。
なお1以上の実施例は下水処理プロセスに適用した例を
説明したが1本発明は糸状性微生物を培養する他のバイ
オプロセスにおける糸状性微生物の濃度の測定にも応用
できるのは勿論である。
説明したが1本発明は糸状性微生物を培養する他のバイ
オプロセスにおける糸状性微生物の濃度の測定にも応用
できるのは勿論である。
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は濃淡
画像を表す図、第7図、第8図、第9図。 第15図、第16図、第17図及び第20図゛は2値化
画像を表す図、第3図は撮像装置200を詳細に説明す
る図、第4図、第12図、第14図及び第18図は1本
発明の画像処理装置の構成を説明する図、第5図、第6
図、第10図、第11図。 第13図及び第19図は本発明の画像処理動作を説明す
る図である。 100・・・エアレーションタンク、200・・・撮像
装置、300・・・撮像制御装置、400・・・画像処
理装置、500・・・A/D変換器、600・・・画像
メモリ、700・・・画像処理プロセッサ、800・・
・演算装置。
画像を表す図、第7図、第8図、第9図。 第15図、第16図、第17図及び第20図゛は2値化
画像を表す図、第3図は撮像装置200を詳細に説明す
る図、第4図、第12図、第14図及び第18図は1本
発明の画像処理装置の構成を説明する図、第5図、第6
図、第10図、第11図。 第13図及び第19図は本発明の画像処理動作を説明す
る図である。 100・・・エアレーションタンク、200・・・撮像
装置、300・・・撮像制御装置、400・・・画像処
理装置、500・・・A/D変換器、600・・・画像
メモリ、700・・・画像処理プロセッサ、800・・
・演算装置。
Claims (1)
- 1、微生物像を輝度情報に変換する撮像装置と、該撮像
装置によって輝度情報に変換された微生物の濃淡画像か
ら微生物と背景とを分けるために2値化する2値化処理
手段と、該2値化処理手段で得られた微生物の2値化画
像を1回以上細線化処理して糸状性微生物を抽出する細
線化処理手段と、該細線化処理手段で得られた微生物の
細線化画像から端点の画素と独立した1画素を消去する
ノイズ除去手段を具備した、糸状性微生物長の測定装置
。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60189604A JPH0636187B2 (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | 画像処理装置 |
US06/900,420 US4769776A (en) | 1985-08-30 | 1986-08-26 | Apparatus for measuring the concentration of filamentous microorganisms in a mixture including microorganisms |
KR1019860007273A KR910005632B1 (ko) | 1985-08-30 | 1986-08-30 | 미생물을 포함한 혼합액중의 사상성 미생물의 농도 측정장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60189604A JPH0636187B2 (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | 画像処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6250606A true JPS6250606A (ja) | 1987-03-05 |
JPH0636187B2 JPH0636187B2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
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