JPH0628453A - 微生物認識装置及び該装置による監視方法 - Google Patents

微生物認識装置及び該装置による監視方法

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JPH0628453A
JPH0628453A JP4179814A JP17981492A JPH0628453A JP H0628453 A JPH0628453 A JP H0628453A JP 4179814 A JP4179814 A JP 4179814A JP 17981492 A JP17981492 A JP 17981492A JP H0628453 A JPH0628453 A JP H0628453A
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microorganisms
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JP4179814A
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Shigeo Takamatsu
繁男 高松
Naoki Hara
直樹 原
Fumitomo Go
文智 呉
Shoji Watanabe
昭二 渡辺
Toshio Yahagi
捷夫 矢萩
Mikio Yoda
幹雄 依田
Tomonori Kaneko
智則 金子
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 輝度の適正閾値を用いて画像処理を行い、活
性汚泥中の微生物を認識して正確に微生物状態を把握
し、下水道処理等のプラントの運転管理の制御を適切に
行う。 【構成】 液体中の微生物を撮像する撮像装置200
と、その映像信号に基づいて画像処理する画像処理装置
310と、この画像を表示するモニタ320,340と
を備え、る画像処理装置310に、モニタ画面の輝度ヒ
ストグラムのピーク値から2値化処理の第1の閾値を設
定する手段と、この閾値を用いて映像信号を2値化する
2値化手段と、その処理画像を格納する手段と、その処
理画像に基づいて微生物を認識する手段と、微生物の大
きさ、個数、出現頻度などを計測する手段と、その計測
値を基に画像の特徴量を閾値を変えて計測する手段と、
この計算情報をもとに2値化閾値の適正評価を行う手段
と、適正閾値決定手段とを具備した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、下水処理プロセスなど
に係り、特に液体中の微生物を監視するのに好適な微生
物認識装置及び該装置による監視方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の微生物認識装置においては、下水
処理場では、エアレーションタンクで流入水中の有機物
を微生物に摂取させ、沈殿池で微生物を沈降させてい
る。処理場から放流する水質をよくするには、微生物の
形状をよくし沈降性をよくすることが必要である。微生
物は凝集性微生物と糸状性微生物とに大別されるが、糸
状性微生物が繁殖しすぎると沈降性が悪くなる。沈降性
が悪くなることをバルキング現象と称している。沈降性
が悪化すると、沈殿池から微生物が流出し、放流水質の
悪化を招くことになる。従って、糸状性微生物を繁殖さ
せないことが重要である。糸状性微生物として、例え
ば、スファエロテルス(Sphaerotilus)な
どがある。糸状性微生物が繁殖しすぎるのを防止するた
めには、微生物の種類やその出現量あるいは濃度を連続
的かつ定量的に計測し、運転管理に反映させる必要があ
る。この場合、微生物の凝集状態やその棲息環境を乱さ
ず、正確な微生物の状態を得ることが重要である。
【0003】従来技術としては、微生物の状態を監視す
るには撮像手段により微生物を撮像し、画像処理技術を
利用した微生物認識装置が提案されている。具体的には
撮像手段で撮像した映像信号(濃淡画像)を輝度の閾値
を用いて2値化処理した後に微生物を抽出認識するよう
にしている。画像処理技術を利用した微生物認識装置
は、例えば、特開昭62−50608号公報に記載され
ているように、濃淡画像のヒストグラムを基に閾値を一
義的に決定している。
【0004】図13は、最適な輝度の閾値で画像処理し
微生物を抽出認識した画像である。一方、図14は、こ
の閾値よりやや高い閾値で画像処理した画像であり、図
15は、図13よりやや低い閾値で画像処理した画像で
ある。図14と図15とは図13の閾値の近傍の値であ
る。図14の画像には、糸状性微生物ではない背景ノイ
ズ抽出物900が多く発生し、糸状性微生物として抽出
認識されることがある。図15の画像には、糸の不連続
が現れ、糸状性微生物が、糸状性微生物として抽出され
ず、また、凝集性微生物は、実物より小さく認識される
ことがある。図に示すように、最適な閾値から僅かなが
らずれを生じても、画像処理に、不正確な結果をもたら
すことがわかる。つまり、撮像した映像信号の輝度レベ
ルが増減した画像では、前記のように閾値を上下させて
画像処理した状態と同様となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の微生物認識装置
にあっては、撮像手段としての光学顕微鏡や、水中顕微
鏡のレンズ汚れや照明光量の変動によって撮像した映像
信号の輝度レベルが変動する。撮像した画像に絶対的な
輝度差が生じた際、ヒストグラムから一義的に閾値を決
める方法で微生物の抽出認識処理を行うと、微生物を正
確に検出することができなくなる問題点がある。
【0006】本発明の目的は、液体中の微生物認識を正
確に行うことのできる微生物認識装置及び該装置による
監視方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る微生物認識装置は、液体中の微生物を
撮像する撮像装置と、その映像信号を画像処理する画像
処理装置と、その画像を表示するモニタとを備え、微生
物を監視する微生物認識装置において、輝度の閾値を変
化させて映像信号を2値化処理した2値化処理画像を求
め、それぞれの2値化処理画像より所定の微生物を認識
し少なくとも大きさ、個数及び出現頻度よりなる微生物
抽出量を計測する手段と、それぞれの微生物抽出量の変
動パターンに基づいて輝度の適正閾値を決定する手段と
を具備した構成とする。
【0008】そして液体中の微生物を撮像する撮像装置
と、その映像信号を画像処理する画像処理装置と、その
画像を表示するモニタとを備え、微生物を監視する微生
物認識装置において、輝度の閾値を変化させて前記映像
信号を2値化処理した2値化処理画像を求め、それぞれ
の2値化処理画像より所定の微生物を認識し少なくとも
大きさ、個数及び出現頻度よりなる微生物抽出量及び背
景ノイズ抽出量を計測する手段と、それぞれの背景ノイ
ズ抽出量の変動パターンに基づいて輝度の適正閾値を決
定する手段とを具備した構成でもよい。
【0009】また液体中の微生物を撮像する撮像装置
と、その映像信号を画像処理する画像処理装置と、その
画像を表示するモニタとを備え、微生物を監視する微生
物認識装置において、モニタ画面の輝度ヒストグラムの
ピーク値より輝度の第1の閾値を決定する手段と、この
第1の閾値を用いて映像信号を2値化処理する2値化処
理手段と、その2値化処理された2値化処理画像を格納
する手段と、2値化処理画像を入力し所定の微生物を認
識する手段と、所定の微生物の少なくとも大きさ、個
数、出現頻度よりなる微生物抽出量を計測する手段と、
その微生物抽出量に基づいて閾値を変化させ所定の微生
物抽出量を計測する手段と、それぞれの微生物抽出量の
変動パターンに基づいて輝度の適正閾値の評価を行う手
段と、適正閾値を決定する手段と、適正閾値を用いて2
値化処理し計測した微生物抽出量を表示する中央モニタ
とを具備した構成でもよい。
【0010】さらに液体中の微生物を撮像する撮像装置
と、その映像信号を画像処理する画像処理装置と、その
画像を表示するモニタとを備え、微生物抽出量を監視す
る微生物認識装置において、モニタ画面の輝度ヒストグ
ラムのピーク値より輝度の第1の閾値を決定する手段
と、この第1の閾値を用いて映像信号を2値化処理する
2値化処理手段と、その2値化処理された2値化処理画
像を格納する手段と、該2値化処理画像を入力し所定の
微生物を認識する手段と、所定の微生物の少なくとも大
きさ、個数、出現頻度よりなる微生物抽出量を計測する
手段と、その微生物抽出量に基づいて閾値を変化させ背
景ノイズ抽出量を計測する手段と、それぞれの背景ノイ
ズ抽出量の変動パターンに基づいて輝度の適正閾値の評
価を行う手段と、適正閾値を決定する手段と、適正閾値
を用いて2値化処理し計測した微生物抽出量を表示する
中央モニタとを具備した構成でもよい。
【0011】そして微生物認識装置による監視方法おい
ては、液体中の微生物を撮像してその映像信号を画像処
理し、その画像をモニタに表示して微生物抽出量を監視
する微生物認識装置による監視方法おいて、輝度の閾値
を変化させて前記映像信号を2値化処理した2値化処理
画像を求め、それぞれの2値化処理画像より所定の微生
物を認識し少なくとも大きさ、個数及び出現頻度よりな
る微生物抽出量を計測し、それぞれの微生物抽出量の変
動パターンに基づいて輝度の適正閾値を決定し、適正閾
値を用いて2値化処理し計測した微生物抽出量を表示す
る構成でもよい。
【0012】また液体中の微生物を撮像してその映像信
号を画像処理し、その画像をモニタに表示して微生物抽
出量を監視する微生物認識装置による監視方法おいて、
輝度の閾値を変化させて映像信号を2値化処理した2値
化処理画像を求め、それぞれの2値化処理画像より所定
の微生物を認識し少なくとも大きさ、個数及び出現頻度
よりなる微生物抽出量及び背景ノイズ抽出量を計測し、
それぞれの背景ノイズ抽出量の変動パターンに基づいて
輝度の適正閾値を決定し、適正閾値を用いて2値化処理
し計測した微生物抽出量を表示する構成でもよい。
【0013】
【作用】本発明によれば、背景ノイズの発生位置と輝度
の適正閾値とは、処理プラントの状態、微生物の出現状
態及び映像信号の輝度レベル変動に拘らず常に一定の関
係を示すことから、適正な閾値が設定される。
【0014】図10の(a),図11の(b)は、撮像
装置によって得られた微生物画像の一例である。図10
の(a)は、糸状性微生物が認められないケースで、図
11の(b)は、認められるケースを示している。図1
0の(a)の画像の任意の走査位置A−A’の輝度レベ
ルを表したものが図10の(c)である。また同様に図
11の(b)の画像に対して任意の走査位置B−B’の
輝度レベルを表したものが図11の(d)である。
【0015】図12は、図10の(a),図11の
(b)の画像に対して輝度の閾値を増減させて画像処理
を行い、糸状性微生物抽出量を閾値レベルに対してグラ
フ化したものである。図12のa線は、図10の(a)
画像、図12のb線は、図11の(b)画像に対応して
いる。
【0016】今、図12に示す閾値レベル405で、2
値化処理を行ったケースを考えてみる。図10の(c)
に示されるように閾値レベル405では、画像中央の凝
集性微生物400が背景部401と2値化処理により分
離抽出される。図11の(d)のケースにおいても閾値
レベル405では、糸状性微生物402と凝集性微生物
400の抽出対象微生物のみが背景部401から分離処
理される。さらに閾値レベル404として2値化処理を
行うと、図10の(c),図11の(d)に示されるよ
うに、背景部401の背景ノイズ403が凝集性微生物
400及び糸状性微生物402とともに2値化され抽出
される。背景ノイズ403は、短く細く点在するように
2値化処理で抽出されるため、認識処理を行うと糸状性
微生物として検出される。したがって、図12のa線,
b線に示されるように糸状性微生物抽出量は、急激に増
加する現象となる。つまり、適正閾値は、背景ノイズを
含まない、2値化処理により切り分けられる位置に存在
することになる。従って、糸状性微生物抽出量の変動パ
ターンを評価することにより適正閾値の判断が可能とな
る。
【0017】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を図1を参照しな
がら説明する。図1に示すように、液体中の微生物を撮
像する撮像装置200と、その映像信号を画像処理する
画像処理装置310と、その画像を表示するモニタ32
0,340とを備え、微生物抽出量を監視する微生物認
識装置であって、画像処理装置310により輝度の閾値
を変化させて2値化処理した2値化処理画像を求め、そ
れぞれの2値化処理画像より微生物の少なくとも大き
さ、個数及び出現頻度よりなる微生物抽出量を計測する
手段と、それぞれの微生物抽出量の変動パターンに基づ
いてそれぞれの輝度より適正閾値を決定する手段とを画
像処理装置310に備えるとともに、適正閾値を用いて
計測した微生物抽出量を表示する中央モニタ320を具
備した構成とする。 流入した汚水は沈殿池100で大
き塵埃などを沈降除去された後、エアレ−ションタンク
110に流入する。さらに、エアレ−ションタンク11
0は最終沈殿池150から汚泥返送管160を経由して
返送汚泥(微生物)が供給される。エアレ−ションタン
ク110には、ブロワ140から空気管130を経由し
て送気された空気が散気装置120によって散気され
る。これにより、エアレ−ションタンク110内に供給
された返送汚泥と汚水とは撹拌混合される。返送汚泥す
なわち活性汚泥は、微生物の凝集した粒径0.1〜1.
0mm前後の塊(フロック)で、数十種の微生物を含む
が、大別すると凝集性微生物と糸状性微生物とからな
る。活性汚泥は、供給された空気中の酸素を吸収して汚
水中の有機物を分解し炭酸ガスと水にする。有機物の一
部は活性汚泥の菌体増殖に当てられる。活性汚泥と汚水
の混合液は最終沈殿池150に導かれ、ここで活性汚泥
が重力により沈降する。上澄液は通常塩素殺菌処理した
後に放流される。一方、沈降汚泥は汚泥返送管160か
ら返送汚泥としてエアレ−ションタンク110に返送さ
れる。
【0018】撮像装置200はエアレ−ションタンク1
10の液中に浸漬配置され、エアレ−ションタンク内の
微生物を撮像する。撮像装置200としては、特殊な水
中顕微鏡が用いられる。撮像装置200で撮像された映
像信号(濃淡画像)は、現場操作盤330を介して現場
用モニタ340に入力されるとともに、現場操作盤33
0及び中央操作盤300を介して画像処理装置310に
入力される。現場操作盤330は、撮像装置200に電
源を供給するとともに、撮像装置200に設置されてい
るテレビカメラ、照明、洗浄及びサンプリングなどの操
作信号を与え、また、中央操作盤300からも同様な操
作信号を現場操作盤330を介して撮像装置200に与
える。現場用モニタ340は、常に撮像装置200から
の微生物拡大画像を映す。現場操作盤330を操作する
場合、現場用モニタ340の微生物拡大画像を参照しな
がら操作を行う。この操作は、例えば、照明強度の調整
などがある。
【0019】中央操作盤300は、現場操作盤330か
ら送信されてくる映像信号を受信し、画像処理装置31
0に送信する装置と、撮像装置200を遠隔操作するた
めの制御信号を現場操作盤330に送信する装置とを備
えている。ここで、制御信号とは、例えば、撮像装置2
00の内蔵テレビカメラ及び照明装置等の電源の入切指
令、または洗浄サンプリングの開始指令、カメラの絞
り、焦点操作指令及びモータ制御指令等の信号である。
【0020】画像処理装置310は、撮像装置200か
らの微生物拡大画像の映像信号を画像処理し、微生物の
種類の同定、微生物の大きさ、個数及び出現頻度等を計
算し、これらの計算値を基に微生物の分級を行い、各処
理過程で得られた処理画像並び計算値を中央モニタ32
0に表示し、さらに、微生物の沈降性の状態を判定し、
その異常信号を制御回路500に送信する。異常信号
は、例えば、糸状性微生物の過剰繁殖(バルキング)の
前兆がある。
【0021】制御回路500は、画像処理装置310か
ら送信される異常信号と水質計測手段(図示しない)の
計測値に基づき、糸状性微生物の繁殖に影響する要因を
制御する。要因は、例えば、有機物負荷、DO、pH、
NとPのバランス、返送汚泥量、水温、余剰汚泥量、流
入水量及び汚泥滞留時間等がある。制御法は、例えば、
低DOが原因と考えられるバルキングについては送風量
の調整を行い、また、低有機物負荷が原因となったバル
キングについては返送汚泥と流入水の混合する割合を調
整する。水質計測手段には、DO、MLSS、pH、ア
ルカリ度及び流量などの計測機能があり、それらの計測
値が制御回路500へ送信される。中央モニタ320
は、画像処理装置310から送信される原画像と処理画
像、並びに計算値を表示する。
【0022】図2は、撮像装置を光学顕微鏡とし、微生
物の大きさ、個数及び出現頻度等を計測し、その結果の
みを出力することを目的とした装置として構成されたシ
ステムの一例を示した図である。
【0023】図3は、画像処理装置310の構成を示す
図である。撮像装置200からの映像信号を画像処理部
370の画像処理プロセッサ350で処理し、微生物の
同定、微生物の大きさ、個数及び出現頻度等を計算し、
これらの計算値をシステムバス507を経由し、中央処
理装置520へ送信する。画像処理メモリ360は、撮
像装置200からの濃淡画像を格納し、また、画像処理
プロセッサ350での各処理過程から得た処理画像を格
納する。中央処理装置520は、画像処理プロセッサ3
50から出力される計算値に基づいて、閾値の適正値設
定及び微生物状態の診断を行う。これらの処理に必要な
情報及びプログラムやデ−タ等は、主メモリ600又は
補助メモリ601やディスク602に記憶される。
【0024】図4〜6は、本発明における輝度の適正閾
値を決定するための実施例を示す。図4は、閾値を増減
させたときの糸状性微生物抽出量の変動量の評価方法を
示したものである。図4に示す点a,b,cは、それぞ
れ隣接する閾値により算出された糸状性微生物抽出量で
ある。その糸状性微生物抽出量a,b,cの算出値をも
とに、(数1)式によって糸状性微生物の変動量が評価
される。このとき(数1)式のa,b,cは、図4に示
す糸状性微生物抽出量a,b,cと対応する。
【0025】
【数1】
【0026】また評価は、(数2)式、(数3)式でも
行うことができる。(数1)、(数2)及び(数3)式
の判定値h1,h2は変動パターンの急激な変化が識別
判定できる値として各処理場により設定される。
【0027】
【数2】
【0028】
【数3】
【0029】図5は、画像処理部370のフローを示
す。まず、画像メモリ360に、撮像装置200からの
映像信号を濃淡画像として格納する。仮閾値(第1の閾
値)設定回路351において、画像メモリ360に格納
された、濃淡画像の輝度ヒストグラムのピーク輝度を求
める。輝度ヒストグラム(画面全体の明るさ)のピーク
値から所定の定数を差し引いた閾値つまり、糸状性微生
物抽出量の変動パターンが殆ど変化しない閾値付近を仮
閾値とする。なお、この所定の定数は予め各処理場によ
り設定される。続いて、2値化処理352において、仮
閾値で画像メモリ360に格納された濃淡画像の2値化
処理を行い、得られた2値化処理画像を画像メモリ(格
納する手段)360に格納する。微生物認識回路(認識
する手段)353は、画像メモリ360に格納された2
値化処理画像に基づいて微生物の抽出認識処理が行われ
る。認識する方法は、公知である縮退、膨張、細線化な
どがある。計算回路(計測する手段)354では、抽出
認識された微生物の大きさ、個数、出現頻度等を計算
し、これらの計算値をシステムバス507を経由し、中
央処理装置520へ送信する。
【0030】図6は、中央処理装置(CPU)520の
フローを示し図5を参照しながら説明する。画像処理部
370で得られた計算値は、一時、主メモリ600に格
納される。この時の計算値は、変動量の評価に用いる糸
状性微生物抽出量である。主メモリ600には、前々回
値、前回値、今回値の閾値で2値化処理された時の計算
値が格納されるまで、閾値加算回路805で1加算さ
れ、2値化処理352に送信される。画像処理部370
で2値化処理352を行い、微生物認識回路353及び
計算回路354により処理される。主メモリ600に今
回値、前回値、前々回値、の計算値が全て格納されると
評価回路(評価を行う手段)802で(数1)式の評価
を行う。条件が成立しない時は、さらに閾値加算回路8
05で1加算され、2値化処理352を行い、微生物認
識回路353及び計算回路354により処理される。こ
の時、主メモリ600では、前回値を、前々回値のメモ
リ612に格納し、今回値を、前回値のメモリ611に
加算して、最新の計算値を、今回値のメモリ610に格
納し、主メモリ600から計算値を読みだし、評価回路
802で判定を行う。条件が成立すると適正閾値決定回
路(決定する手段)804で適正閾値が設定される。適
正閾値は、微生物抽出量の変動パターンの増加傾向部の
増加量が判定式(数1)などにより判定成立したときの
閾値レベルよりも2から3の輝度を減算した値として決
められる。この値は廃水源で決められる特有の固定値と
して各処理場により決まる。その値は、2値化処理35
2に送信される。画像処理部370で2値化処理352
を行い、微生物認識回路353及び計算回路354によ
り処理する。このとき計算回路では、抽出認識された微
生物抽出量の大きさ、個数及び出現頻度等を計算する。
【0031】図7〜9は、適正閾値決定方法の他の実施
例を示した図である。図7は、評価回路で用いる背景ノ
イズ抽出量を求める画像処理方法を示している。アから
順にオまで輝度の閾値を1づつ加算し2値化処理したと
きの画像である。この時、画像アと画像イの排他的論理
和をとり、さらに画像イと画像ウの排他的論理和をと
る。これは隣接する閾値で2値化処理の結果抽出された
背景ノイズの増分を取りだし、評価操作を行うためであ
る。図8は、隣接する閾値間の背景ノイズの増分量をグ
ラフに示したものである。図10,11より、閾値が背
景画像の輝度レベルに達すると急激に抽出量が増加する
ことが明らかであるため、各々のデータ変動量を、前記
の適正閾値決定方法と同様に評価することにより適正の
閾値を決定することができる。
【0032】図9は、画像処理部370のフローを示
す。まず、画像メモリ360に、撮像装置200からの
映像信号を濃淡画像として格納する。仮閾値設定回路3
51において、画像メモリ360に格納された、濃淡画
像の輝度ヒストグラムのピーク輝度を求める。輝度ヒス
トグラムのピーク値から所定の定数を差し引いた閾値つ
まり、糸状性微生物抽出量の変動パターンが殆ど変化し
ない閾値付近を仮閾値とする。なお、この所定の定数は
予め各処理場により設定される。続いて、2値化処理3
52において、仮閾値で画像メモリ360に格納された
濃淡画像の2値化処理を行い、得られた2値化処理画像
を画像メモリ361に格納する。さらに、仮閾値に1を
加算した値で2値化処理を行う。この時、画像メモリ3
61に格納される画像を画像メモリ362に格納する。
次に今2値化処理した画像を画像メモリ361に格納す
る。この操作は閾値を変えて2値化処理を実行した後、
必ず行われる。次に論理演算回路355において、画像
メモリ361と画像メモリ362に格納された2値化処
理画像の排他的論理和をとり、計測回路356で両画像
間の抽出画素(背景ノイズ抽出量)の変化を求める。こ
の計算値はシステムバス507を経由し、中央処理装置
520へ送信する。
【0033】中央処理装置での処理は、前記の適正閾値
処理方法と同様の処理が用いられる。すなわち、図9の
中央処理装置520のフローを示し図6を参照して、画
像処理部370で得られた計算値は、一時、主メモリ6
00に格納される。この時の計算値は、変動量の評価に
用いる背景ノイズ抽出量である。主メモリ600には、
前々回値、前回値、今回値の閾値で2値化処理された時
の計算値が格納されるまで、閾値加算回路805で加算
され、2値化処理352に送信される。画像処理部37
0で2値化処理352を行い、論理演算回路355及び
計算回路(計算する手段)356により処理される。主
メモリ600に今回値、前回値、前々回値、の計算値が
全て格納されると評価回路802で(数1)式の評価を
行う。条件が成立しない時は、さらに閾値加算回路80
5で1加算され、2値化処理352を行い、画像メモリ
361の格納画像は画像メモリ362へ格納される。
今、2値化処理した画像は、画像メモリ361に格納さ
れる。次に論理演算回路355及び計算回路356によ
り処理され抽出画素数がシステムバス507を経由し中
央処理装置520へ送信される。この時、主メモリ60
0では、前回値を、前々回値のメモリ612に格納し、
今回値を、前回値のメモリ611に格納して、最新の計
算値を、今回値のメモリ610に格納し、主メモリ60
0から計算値を読みだし、評価回路802で判定を行
う。条件が成立すると適正閾値決定回路804で適正閾
値が決定される。適正閾値は、背景ノイズ抽出量の変動
パターンの増加傾向部の増加量が判定式(数1)等によ
り判定成立したときの閾値レベルよりも2から3の輝度
を減算した値として決められる。この値は廃水源で決め
られる特有の固定値として各処理場により決まる。その
値は、2値化処理352に送信される。画像処理部37
0において、2値化処理352を行い、微生物認識回路
353、計算回路356により処理する。このときの計
算回路では、抽出認識された微生物の大きさ、個数、出
現頻度等を計算する。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、決定した輝度の適正閾
値により画像を2値化処理し、活性汚泥中の微生物を認
識し、かつ定量的に微生物抽出量を計算し表示するた
め、正確に微生物状態を把握できてプラントの運転管理
の制御を適切に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】図1の撮像装置を示す図である。
【図3】図1の画像処理装置を示す図である。
【図4】閾値の変化に対応する糸状性微生物抽出量の変
動量の評価を示すグラフである。
【図5】画像処理部フローを示す図である。
【図6】中央処理装置フローを示す図である。
【図7】背景ノイズと閾値との関係を示す図である。
【図8】背景ノイズ抽出量と閾値との関係を示す図であ
る。
【図9】本発明の他の実施例を示す画像処理部フローの
構成図である。
【図10】微生物画像の特徴を示す図である。
【図11】微生物画像の特徴を示す図である。
【図12】輝度の閾値と糸状性微生物抽出量との関係を
示す図である。
【図13】閾値と画像処理結果の関係を示す図である。
【図14】閾値と画像処理結果の関係を示す図である。
【図15】閾値と画像処理結果の関係を示す図である。
【符号の説明】
200 撮像装置 300 中央操作盤 310 画像処理装置 320 中央モニタ 330 現場操作盤 340 現場用モニタ 350 画像処理プロセッサ 351 仮閾値設定回路 352 2値化処理 353 微生物認識回路(認識する手段) 354 計算回路(計測する手段) 355 論理演算回路 356 計算回路(計測する手段) 360 画像メモリ(格納する手段) 361 画像メモリ 362 画像メモリ 370 画像処理部 400 凝集性微生物 401 背景画像 402 糸状性微生物 403 背景ノイズ 404 閾値レベル 405 適正閾値レベル 406 閾値レベル 500 制御回路 507 システムバス 520 中央処理装置 600 主メモリ 601 補助メモリ 802 評価回路(評価を行う手段) 804 適正閾値決定回路(決定する手段) 805 閾値加算回路 900 背景ノイズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01N 15/06 2107−2J 15/14 K 2107−2J B 2107−2J G06F 15/64 400 J 9073−5L (72)発明者 渡辺 昭二 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内 (72)発明者 矢萩 捷夫 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内 (72)発明者 依田 幹雄 茨城県日立市大みか町5丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 金子 智則 茨城県日立市大みか町5丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体中の微生物を撮像する撮像装置と、
    その映像信号を画像処理する画像処理装置と、その画像
    を表示するモニタとを備え、前記微生物を監視する微生
    物認識装置において、輝度の閾値を変化させて前記映像
    信号を2値化処理した2値化処理画像を求め、それぞれ
    の2値化処理画像より所定の微生物を認識し少なくとも
    大きさ、個数及び出現頻度よりなる微生物抽出量を計測
    する手段と、それぞれの微生物抽出量の変動パターンに
    基づいて輝度の適正閾値を決定する手段とを具備したこ
    とを特徴とする微生物認識装置。
  2. 【請求項2】 液体中の微生物を撮像する撮像装置と、
    その映像信号を画像処理する画像処理装置と、その画像
    を表示するモニタとを備え、前記微生物を監視する微生
    物認識装置において、輝度の閾値を変化させて前記映像
    信号を2値化処理した2値化処理画像を求め、それぞれ
    の2値化処理画像より所定の微生物を認識し少なくとも
    大きさ、個数及び出現頻度よりなる微生物抽出量及び背
    景ノイズ抽出量を計測する手段と、それぞれの背景ノイ
    ズ抽出量の変動パターンに基づいて輝度の適正閾値を決
    定する手段とを具備したことを特徴とする微生物認識装
    置。
  3. 【請求項3】 液体中の微生物を撮像する撮像装置と、
    その映像信号を画像処理する画像処理装置と、その画像
    を表示するモニタとを備え、前記微生物を監視する微生
    物認識装置において、モニタ画面の輝度ヒストグラムの
    ピーク値より輝度の第1の閾値を決定する手段と、この
    第1の閾値を用いて映像信号を2値化処理する2値化処
    理手段と、その2値化処理された2値化処理画像を格納
    する手段と、該2値化処理画像を入力し所定の微生物を
    認識する手段と、該所定の微生物の少なくとも大きさ、
    個数、出現頻度よりなる微生物抽出量を計測する手段
    と、その微生物抽出量に基づいて閾値を変化させ前記所
    定の微生物抽出量を計測する手段と、それぞれの微生物
    抽出量の変動パターンに基づいて輝度の適正閾値の評価
    を行う手段と、該適正閾値を決定する手段と、該適正閾
    値を用いて2値化処理し計測した微生物抽出量を表示す
    る中央モニタとを具備したことを特徴とする微生物認識
    装置。
  4. 【請求項4】 液体中の微生物を撮像する撮像装置と、
    その映像信号を画像処理する画像処理装置と、その画像
    を表示するモニタとを備え、微生物抽出量を監視する微
    生物認識装置において、モニタ画面の輝度ヒストグラム
    のピーク値より輝度の第1の閾値を決定する手段と、こ
    の第1の閾値を用いて映像信号を2値化処理する2値化
    処理手段と、その2値化処理された2値化処理画像を格
    納する手段と、該2値化処理画像を入力し所定の微生物
    を認識する手段と、該所定の微生物の少なくとも大き
    さ、個数、出現頻度よりなる微生物抽出量を計測する手
    段と、その微生物抽出量に基づいて閾値を変化させ背景
    ノイズ抽出量を計測する手段と、それぞれの背景ノイズ
    抽出量の変動パターンに基づいて輝度の適正閾値の評価
    を行う手段と、該適正閾値を決定する手段と、該適正閾
    値を用いて2値化処理し計測した微生物抽出量を表示す
    る中央モニタとを具備したことを特徴とする微生物認識
    装置。
  5. 【請求項5】 液体中の微生物を撮像してその映像信号
    を画像処理し、その画像をモニタに表示して微生物抽出
    量を監視する微生物認識装置による監視方法おいて、輝
    度の閾値を変化させて前記映像信号を2値化処理した2
    値化処理画像を求め、それぞれの2値化処理画像より所
    定の微生物を認識し少なくとも大きさ、個数及び出現頻
    度よりなる微生物抽出量を計測し、それぞれの微生物抽
    出量の変動パターンに基づいて輝度の適正閾値を決定
    し、該適正閾値を用いて2値化処理し計測した微生物抽
    出量を表示することを特徴とする微生物認識装置による
    監視方法。
  6. 【請求項6】 液体中の微生物を撮像してその映像信号
    を画像処理し、その画像をモニタに表示して微生物抽出
    量を監視する微生物認識装置による監視方法おいて、輝
    度の閾値を変化させて前記映像信号を2値化処理した2
    値化処理画像を求め、それぞれの2値化処理画像より所
    定の微生物を認識し少なくとも大きさ、個数及び出現頻
    度よりなる微生物抽出量及び背景ノイズ抽出量を計測
    し、それぞれの背景ノイズ抽出量の変動パターンに基づ
    いて輝度の適正閾値を決定し、該適正閾値を用いて2値
    化処理し計測した微生物抽出量を表示することを特徴と
    する微生物認識装置による監視方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007306889A (ja) * 2006-05-22 2007-11-29 Nikon Corp 観察装置
WO2016027542A1 (ja) * 2014-08-18 2016-02-25 株式会社Screenホールディングス 閾値決定方法、画像処理方法および画像処理装置

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