JPH03236210A - シート状セラミック複合体コンデンサの製造方法 - Google Patents

シート状セラミック複合体コンデンサの製造方法

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JPH03236210A
JPH03236210A JP3140990A JP3140990A JPH03236210A JP H03236210 A JPH03236210 A JP H03236210A JP 3140990 A JP3140990 A JP 3140990A JP 3140990 A JP3140990 A JP 3140990A JP H03236210 A JPH03236210 A JP H03236210A
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JP
Japan
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ceramic composite
sheet
organic resin
slurry
electrode sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP3140990A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Otomo
大友 廣一
Hiroshi Ishikawa
浩 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Filing date
Publication date
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  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、有機樹脂に誘電性セラミック粉末を分散して
なるセラミック複合体を有するシート状セラミック複合
体コンデンサの製造方法に関するものである。
[従来の技術] 従来より、この種のシート状セラミック複合体コンデン
サの製造方法として、有機樹脂に誘電性セラミック粉末
を分散してなるセラミック複合体スラリーを電極シート
に塗布してセラミック複合体シートを作る工程と、次に
このセラミック複合体シートのセラミック複合体に他の
電極ンートを接合すると共にこれらに熱および圧力を加
えて接着する工程とからなるものか知られている。
[発明か解決しようとする課題] しかし、従来のこのシート状セラミック複合体コンデン
サの製造方法は、セラミック複合体ントのセラミック複
合体の表面には十分な量の有機樹脂が存在せず、かつ、
単に有機樹脂の熱可塑性を利用した熱圧着では接着力が
不十分であり、かつ、このため電極シートか剥離しやす
いという問題があった。
本発明の課題は、電極シートが剥離しにくいシート状セ
ラミック複合体コンデンサの製造方法を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、有機樹脂に誘電性セラミック粉末を分
散してなるセラミック複合体スラリーを電極シートに塗
布してセラミック複合体シートを作る工程と、次に他の
電極シートの一面に予め有機樹脂スラリーを塗布する工
程と、次に前記セラミック複合体シートのセラミック複
合体膜に前記電極シートの有機樹脂膜を接合するように
セラミック複合体シートと電極ンートとを重ね合わせる
と共にこれらに熱および圧力を加えて接着する工程とか
らなることを特徴とするシート状セラミック複合体コン
デンサの製造方法が得られる。
また、本発明によれば、有機樹脂に誘電性セラミック粉
末を分散してなるセラミック複合体スラリーを電極シー
トに塗布してセラミック複合体シートを作る工程と、次
に他の電極シートの一面に予め有機樹脂スラリーを塗布
する工程と、次に前記セラミック複合体シートのセラミ
ック複合体膜に有機樹脂スラリーを塗布する工程と、次
に前記セラミック複合体シートの有機樹脂膜に前記電極
シートの有機樹脂膜を接合するようにセラミック複合体
シートと電極シートとを重ね合わせると共にこれらに熱
および圧力を加えて接着する工程とからなることを特徴
とするシート状セラミック複合体コンデンサの製造方法
が得られる。
さらにまた、本発明によれば、有機樹脂に誘電性セラミ
ック粉末を分散してなるセラミック複合体スラリーを2
つの電極シートに塗布して2つのセラミック複合体シー
トを作る工程と、次にこれらのセラミック複合体シート
のセラミック複合体膜の一方または両方に有機樹脂スラ
リーを塗布する工程と、次にこれらのセラミック複合体
シートを有機樹脂膜を介して重ね合わせると共にこれら
に熱および圧力を加えて接着する工程とからなることを
特徴とするシート状セラミック複合体コンデンサの製造
方法が得られる。
[作用] 本発明は、セラミック複合体シートのセラミック複合体
膜と他の電極シートとを、これらの間に介在する有機樹
脂膜の熱可塑性を利用して熱圧着することができる。
また、本発明は、2つのセラミック複合体シートのセラ
ミック複合体膜を、これらの間に介在する有機樹脂膜の
熱可塑性を利用して熱圧着することかできる。
[実施例] 次に本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
まず、有機樹脂に誘電性セラミック粉末を分散したセラ
ミック複合体スラリーを作る。次にこのセラミック複合
体スラリーを電極シートに塗布して、第1図に示すよう
に、電極シート1にセラミック複合体膜2を形成してな
るセラミック複合体シート3を作る。 次に他の電極シ
ートの一面に予め有機樹脂スラリーを塗布して、第1図
に示すように、電極シート4の一面に有機樹脂膜5を形
成する。
次にセラミック複合体シート3のセラミック複合体膜2
と電極シート4の有機樹脂膜5とを第2図に示すように
接合すると共にこれらに熱および圧力を加えてシート状
セラミック複合体コンデンサを作る。
前述の実施例において、セラミック複合体シート3のセ
ラミック複合体膜2に予め有機樹脂スラリーを塗布して
有機樹脂膜を形成しておいても良い。
次に、本発明の他の実施例を第3図および第4図に基い
て説明する。
前記セラミック複合体シート3と、これと同様に第3図
に示すように電極シート6の一面にセラミック複合体膜
7を形成してなるセラミック複合体シート8を作る。次
に、このセラミック複合体シート8のセラミック複合体
シート7に予め有機樹脂スラリーを塗布して有機樹脂膜
9を形成する。
次に、第4図に示すように、セラミック複合体2と有機
樹脂膜9とが接合するように、セラミック複合体シート
3.8を重ね合わせると共にこれらに熱および圧力を加
えて、シート状セラミック複合体コンデンサを作る。
第3図および第4図に示す実施例において、セラミック
複合体シート3のセラミック複合体膜2に予め有機樹脂
スラリーを塗布して有機樹脂膜を形成しておいても良い
次に本発明の詳細な実施例を説明する。
有機樹脂としてブチラール系樹脂を用い、誘電性セラミ
ック粉末としてBaTiO3系材料を用いた。電極シー
ト1,4はアルミニウム箔で形成した。ブチラール系樹
脂およびBaTiO3系材料のほか、溶剤および可塑剤
を、ホモミキサに投入して約1時間温水にて加熱しなが
ら攪拌してセラミック複合体スラリーを作った。このセ
ラミック複合体スラリーをドクターブレードにより電極
シート1に塗布して、膜厚が約30μmであるセラミッ
ク複合体膜2を有するセラミック複合体シート3を作っ
た。
一方、溶剤とブチラール系樹脂をホモミキサに投入して
攪拌し゛有機樹脂スラリーを作った。この有機樹脂スラ
リーをドクターブレードにより電極シート4に塗布して
膜厚が約1〜3μmである有機樹脂膜5を形成した。
これらのセラミック複合体シート3と電極シート4とを
、第2図に示すようにセラミック複合体膜2と有機樹脂
膜5とが接合するように、100℃に加熱したホットプ
レート上にて重ね合わせて圧力を加えてシート状セラミ
ック複合体コンデンサーを作った。このシート状セラミ
ック複合体コンデンサーは、その電極シート4が剥離し
にくいことを確認することができた。
これは、予め電極シート4に有機樹脂スラリーを塗布し
て有機樹脂膜5を形成しているから有機樹脂が電極シー
ト4に接触する面積が従来のシート状セラミック複合体
コンデンサより大きいと共に電極シート1,4の間の有
機樹脂の内部に空気層がなくなり、かつ、有機樹脂どう
しを熱圧着するから接着力が大きいためである。このこ
とは、第3図および第4図に示す実施例においてもいえ
る。
[発明の効果コ 本発明によれば、電極シートが剥離しにくいシート状セ
ラミック複合体コンデンサを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の一実施例を説明するため
の図並びに第3図および第4図は本発明の他の実施例を
説明するための図である。 1.4.6・・・電極シート、2.7・・・セラミック
複合体膜、5,9・・・有機樹脂膜。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)有機樹脂に誘電性セラミック粉末を分散してなる
    セラミック複合体スラリーを電極シートに塗布してセラ
    ミック複合体シートを作る工程と、次に他の電極シート
    の一面に予め有機樹脂スラリーを塗布する工程と、次に
    前記セラミック複合体シートのセラミック複合体膜に前
    記電極シートの有機樹脂膜を接合するようにセラミック
    複合体シートと電極シートとを重ね合わせると共にこれ
    らに熱および圧力を加えて接着する工程とからなること
    を特徴とするシート状セラミック複合体コンデンサの製
    造方法。
  2. (2)有機樹脂に誘電性セラミック粉末を分散してなる
    セラミック複合体スラリーを電極シートに塗布してセラ
    ミック複合体シートを作る工程と、次に他の電極シート
    の一面に予め有機樹脂スラリーを塗布する工程と、次に
    前記セラミック複合体シートのセラミック複合体膜に有
    機樹脂スラリーを塗布する工程と、次に前記セラミック
    複合体シートの有機樹脂膜に前記電極シートの有機樹脂
    膜を接合するようにセラミック複合体シートと電極シー
    トとを重ね合わせると共にこれらに熱および圧力を加え
    て接着する工程とからなることを特徴とするシート状セ
    ラミック複合体コンデンサの製造方法。
  3. (3)有機樹脂に誘電性セラミック粉末を分散してなる
    セラミック複合体スラリーを2つの電極シートに塗布し
    て2つのセラミック複合体シートを作る工程と、次にこ
    れらのセラミック複合体シートのセラミック複合体膜の
    一方または両方に有機樹脂スラリーを塗布する工程と、
    次にこれらのセラミック複合体シートを有機樹脂膜を介
    して重ね合わせると共にこれらに熱および圧力を加えて
    接着する工程とからなることを特徴とするシート状セラ
    ミック複合体コンデンサの製造方法。
JP3140990A 1990-02-14 1990-02-14 シート状セラミック複合体コンデンサの製造方法 Pending JPH03236210A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001297938A (ja) * 2000-04-13 2001-10-26 Nissin Electric Co Ltd 積層セラミックコンデンサ
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WO2003036667A1 (fr) * 2001-10-25 2003-05-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Procede de fabrication de composant electronique en ceramique multicouche

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