JPH03235872A - 建築物の二重床構造 - Google Patents

建築物の二重床構造

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JPH03235872A
JPH03235872A JP3031790A JP3031790A JPH03235872A JP H03235872 A JPH03235872 A JP H03235872A JP 3031790 A JP3031790 A JP 3031790A JP 3031790 A JP3031790 A JP 3031790A JP H03235872 A JPH03235872 A JP H03235872A
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JP
Japan
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joists
sleepers
concrete slab
beams
flooring
Prior art date
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Pending
Application number
JP3031790A
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English (en)
Inventor
Ikuo Iida
郁夫 飯田
Koji Okita
廣司 沖田
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SYST KENSOU KK
Iida Kenchiku Sekkei Jimusho KK
Original Assignee
SYST KENSOU KK
Iida Kenchiku Sekkei Jimusho KK
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Publication date
Application filed by SYST KENSOU KK, Iida Kenchiku Sekkei Jimusho KK filed Critical SYST KENSOU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A1発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、鉄筋コンクリート構造、鉄骨鉄筋コンクリー
ト構造、あるいは鉄骨構造の建築物における二重床構造
に関する。
(2)従来の技術 近年、オフィスビル等の鉄筋・鉄骨コンクIJ −ト建
築物ではワードプロセッサやパーソナルコンピュータ等
の各種のOA機器が使用されており、それらの配線ケー
ブルを効率的かつ美観を損ねずに処理する必要がある。
このために、コンクリートスラブの上部に所定の間隔を
置いて多数の床パネルを着脱自在に配設した所謂二重床
構造が採用されており、前記床パネルとコンクリートス
ラブ間に形成される空間を利用してOA機器等の配線ケ
ーブルを収納できるように考慮されている。
(3)発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来の二重床構造は、コンクリートス
ラブ上に多数の東を縦横に配設し、これらの東によって
多数の床パネルの四隅を支持しているので、床パネルに
加わる振動や衝撃が直接コンクリートスラブに伝達され
て階下に対する騒音の原因となる不都合があった。また
、前記東はバイブ材によって構成されており、しかも東
の上端と床パネルの隅部が点で接触しているた約、耐震
強度の不足によって床パネルがガタつく不都合や、床面
の充分な平面度が得られない不都合があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、充分な遮
音機能と耐震機能とを備えた建築物の二重床構造を提供
することを目的とする。
B3発明の構成 (1)課題を解決するたtの手段 前記目的を達成するために、本発明の建築物の二重床構
造は、コンクリートスラブと一体に形成した梁の上部に
東を介して平行に架設した複数の大引間に複数の根太を
直交させて架設し、それら大引と根太の上面を面一の平
坦面に形成するとともに、その平坦面に床材を着脱自在
に支持したことを特徴とする。
なお、前記東は梁の上部に直接設けられたものに限定さ
れず、梁の上部に一体に接続する壁や柱の側面に設けら
れたものも含まれる。
(2)作 用 前述の構成を備えた本発明によれば、コンクリートスラ
ブ上方に東、大引、および根太を介して床材を支持した
二重床が得られ、前記コンクリートスラブと床材間に形
成された空間に配設される配線ケーブル等の敷設作業や
メンテナンスは、前記床材を取り外すことにより容易に
行われる。床材に加わる振動や衝撃は先ず根太および大
引を介して東に伝達され、そこから更に前記東を支持す
る梁と、該粱に接続する柱や壁に逃がされる。これによ
り、前記振動や衝撃が直接コンクリートスラブに伝達さ
れることが防止されて騒音が減少する。また、面一な平
坦面に形成された大引と根太の上面によって床材が支持
されるので、この床材の固定が強固なものとなって耐震
性が向上するだけでなく、床面の平面度が確保される。
(3)実施例 以下、図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
第1図〜第3図に示すように、この建築物はコンクリー
トスラブ1で上下に区画された複数の階層からなり、各
階層に設けられた室は左右の外壁2と紙面に垂直な方向
に隣接する他室との間を仕切る内壁3によって区画され
るとともに、その4隅には柱4が立設されている。また
一方の外壁2の外側には通路5が張り出しており、他方
の外壁2の外側には手摺り6を有するバルコニー7が張
り出している。各コンクリートスラブ1の下面には室の
周囲を囲むように4本の大梁8が形成されており、これ
ら4本の大梁8の内側には、該大梁8よりも僅かに高さ
の低い2本の小梁9が平行に形成されている。
コンクリートスラブ1の上面には前記小梁9に直交する
方向に延びる多数の大引10が平行に支持されている。
大引10は長平方向に3分割されており、その左右の大
引10の一端部は通路5側の大梁8とバルコニー7側の
大梁8の上部において東11で支持されるとともに、そ
の他端部は2本の小梁9の上部において東12で支持さ
れている。また、中央の大引10の両端部は前記2本の
小梁9の上部において束12で支持されている。
隣接する大引10の間には小梁9と平行に多数の根太1
3が架設されている。隣接する大引10の間隔と隣接す
る根太130間隔は概略等しく設定されており、前記大
引10と根太13によって形成された多数の格子状の枡
目の上にパネル状の床材14が支持されている。
第4図(a)、  (b)に示すように、前記大引lO
は帯状の鋼材の上縁と下縁を直角二等辺三角形状に屈曲
して形成したものであり、上下のフランジ10、と、そ
れらを接続するウェブ102とを備えている。
大梁8の上部において前記大引10を支持する東11は
、その大引10の端面に溶着された鋼板製のL字状の支
持板15を備えている。そして、支持板15の底部上面
に溶着された2個のナツト16に下方から螺入された支
持ボルト17の頭部が前記大梁8上邪のコンクリートス
ラブ1上面に当接するとともに、外壁2に植設した4本
のスタッドボルト18が東11の側部を貫通してナツト
19で固着されている。
一方、第5図(a)、  (b)に示すように、小梁9
の上部において互いに突き合わせられた大引10の端部
はそれぞれ東12によって前記小梁9上邪のコンクリー
トスラブ1上面に支持されている。東12は大引10の
端部においてそのウェブ102の両側に2本のボルト2
0で固着された一対の鋼板製のL字状の支持板21と、
コンクIJ−トスラブlの上面にスタッドボルト22と
ナツト23で固着した基板24に溶着した2本の支持ボ
ルト25よりなり、前記支持板21の底部は支持ボルト
24の所定位置に上下2個のナツト26で固定されてい
る。
第6図(a)〜(c)に示すように、大引10間に架設
される根太13は断面矩形状の木材よりなり、大引10
のウェブ102の左右両側面に2本のボルト25で共線
めした鋼板製のブラケット27に取り付けられている。
すなわち、ブラケット27は大引10の前記ウェブ10
.に固着される平板状の取付部27、と、この取付部2
7、に溶着された断面U字状の根太支持部272と、こ
の根太支持部272の上端から水平方向に延びる三角形
状の受板27.から構成されており、前記根太13の端
部は根太支持部27.に上方から嵌合してボルト28で
固定される。そして、前記大引10のフランジ10.上
面と根太13上面は実質的に面一に位置決めされる。た
だし、前記フランジ101上面と床材14間には薄い防
振ゴム29が介装されるた狛、実際はフランジ10.上
面は根太13上面よりも僅かに低く位置決めされる。
床材14はベニヤ板等の木質下地材から構成され、その
上部にタイルカーペットよりなる仕上げ材30が積層さ
れる。床材14の形状は隣接する対の大引10と隣接す
る一対の根太13によって区画される正方形状の枡目と
同一寸法に形成されており、各枡目毎に前記床材14を
敷設することにより床面が構成される。
各床材14の4隅には第7図(a)、  (b)に示す
ロック機構31が設けられて着脱自在とされ、該床材1
4とコンクリートスラブ1間に形成される空間に収納さ
れるOA機器等の配線ケーブルの敷設作業やメンテナン
スを容易に行なえるように考慮されている。ロック機構
31は、床材14に形成した孔の上部外縁と内周を覆う
ガイド部材32、このガイド部材32の下端に接続する
軸受部材33、ガイド部材32に嵌合する頭8341と
軸受部材33に回転自在に支持される軸B542よりな
る回転部材34、この回転部材34の下端にボルト35
で固着されたロック部材36から構成されている。ロッ
ク部材36は両端に上向きの突起361を備えており、
この突起361を前記ブラケット27の受板273下面
に係合させることにより床材14が固定される。
次に、前述の構成を備えた本発明の実施例の作用につい
て説明する。
コンクリートスラブ1上に床材14を敷設する作業は、
先ず通路5側の大引10とバルコニー7側の大引10を
東11と東12によってそれぞれ大梁8と小梁9上邪に
位置するコンクリートスラブ1上に支持するとともに、
中央の大引1oを東12によって一対の小梁9上邪に位
置するコンクリートスラブ1上に支持する。次に、この
ようにして取り付けた大引10間にブラケット27によ
って多数の根太13を架設し、前記大引10と根太13
によって格子状の床材支持面を構成する。
次に、パネル状に形成した床材14の4辺を隣接する大
引10と隣接する根太13上に載置し、各4個のロック
機構31でロックする。このとき、鋼製の大引10と床
材14との間には薄い防振ゴム29が介装される。前記
ロック操作は、ロック機構31の回転部材34の頭部3
41にレンチを挿入して回転させ、そのロック部材36
を第7図(a)の鎖線位置から実線位置へ移動させるこ
とにより行われる。これにより、ロック部材36の突起
36、が大引10と根太13を結合するブラケット27
の受板27.下面に係合して床材14が固定され、最後
にその床材14の上面に着脱自在なタイルカーペットよ
りなる仕上げ材30が敷きつめられる。
床材14を取り外すには、前述と逆の操作によってロッ
ク部材36を鎖線位置へ移動させればよい。このように
して、床材14を着脱自在とすることにより、床材14
とコンクリートスラブlの間の空間に配設した配線ケー
ブル等に容易にアクセスすることができる。
而して、上述のように根太13の上面を大引10の上面
と実質的に面一になるように配設したことによって根太
13の厚さが大引10の厚さの範囲内に吸収されるので
、コンクリートスラブ1と床材14との距離が短縮され
、その結果天井高さを充分に確保することができる。し
かも、床材14の外周が大引10と根太13によって支
持されるので、この床材14の固定が強固なものとなっ
て耐震強度が向上するだけでなく、床材14の撓みが防
止されて床面の平面度が確保される。また、床材14に
加わる振動や衝撃は根太13および大引10を介して東
11.12に伝達されるが、前記束11.12がそれぞ
れ大梁8と小梁9の上部に支持されているため、前記振
動や衝撃は大梁8および小梁9を介して柱4や壁2,3
に逃がされ、階下に対する騒音の伝達が防止される。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実
施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載
された本発明を逸脱することなく種々の小設計変更を行
うことが可能である。
例えば、大引10の断面形状は前記実施例のものに限定
されず、第8図(a)に示す大引10”ような形状とす
ることができる。また、より高強度の大引10′ とし
て、第8図(b)に示すような矩形断面の鋼管をそのま
ま用いることができる。
更に、この鋼管を第8図(c)あるいは第8図(d)に
示すようにフランジ101′とウェブ102′を有する
形状にプレス加工すれば、床下空間を一層有効に利用す
ることが可能になり、しかもそのウェブ102″を利用
して根太13を支持するブラケット27を容易に装着す
ることができる。更にまた、根太13および床材14は
必ずしも木質である必要はなく、他の適宜の材料を用い
ることが可能であり、床材14の上面に積層する仕上材
30としてタイルカーペットに代えて化粧板等を使用す
ることも可能である。
C1発明の効果 以上のように本発明によれば、床材に加わる振動や衝撃
が根太、大引、および東を介して梁に伝達されて拡散す
るため、この衝撃や振動がコンクリートスラブに直接伝
達されて階下に対する騒音の原因となることが防止され
る。
また、根太と大引によって構成される面一の平坦面に床
材が支持されるため、床材の固定が強固なものとなって
耐震性が向上するばかりか、該床材の撓みやガタが減少
して床面の平面度が向上し、その結果床材上に直接固定
されるOA機器やパーティション等の設置を容易かつ確
実に行うことができる。特に、コンクリートスラブと床
材間に配設した配線ケーブル等のメンテナンスのために
床材を着脱する場合にも、床面の平面度が損なわれるこ
とがない。
更に、床材を直接支持するための東が不要となって東の
数が大幅に削減されるため、作業が簡略化されて素人に
よる工事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本発明の一実施例を示すもので、第1
図はその床構造を適用した集合住宅の縦断面図、第2図
は第1図の■−汀線断面図、第3図は第2図の部分拡大
図、第4図(a>は第3図のrVa−IVa線断面図、
第4図(b)は第4図(a)のrVb方向矢視図、第5
図(a)は第3図のVa−■a線断面図、第5図(b)
は第5図(a)のvb方向矢視図、第6図(a)は第3
図のVIa部拡大図、第6図(b)は第6図(a)のv
r b −vi b線断面図、第6図(c)は第6図(
a)のVIc−VIc線断面図、第7図(a>は第3図
の■a部拡大図、第7図(b)は第7図(a)の■b−
■b線断面図、第8図(a)〜(d)は大引の変形例を
示す断面図である。 1・・・コンクリートスラブ、8・・・大梁(梁)、9
・・・小梁(梁)、10・・・大引、11.12・・・
東、13・・・根太、14・・・床材 第8図 tbノ 6句 01

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  コンクリートスラブ(1)と一体に形成した梁(8、
    9)の上部に束(11、12)を介して平行に架設した
    複数の大引(10)間に複数の根太(13)を直交させ
    て架設し、それら大引(10)と根太(13)の上面を
    面一の平坦面に形成するとともに、その平坦面に床材(
    14)を着脱自在に支持したことを特徴とする建築物の
    二重床構造。
JP3031790A 1990-02-09 1990-02-09 建築物の二重床構造 Pending JPH03235872A (ja)

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