JPH0323584B2 - - Google Patents

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JPH0323584B2
JPH0323584B2 JP9219987A JP9219987A JPH0323584B2 JP H0323584 B2 JPH0323584 B2 JP H0323584B2 JP 9219987 A JP9219987 A JP 9219987A JP 9219987 A JP9219987 A JP 9219987A JP H0323584 B2 JPH0323584 B2 JP H0323584B2
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JP
Japan
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parts
weight
adhesive
curing agent
phenol
Prior art date
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Expired
Application number
JP9219987A
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English (en)
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JPS63256676A (ja
Inventor
Jiro Fukuda
Teruhiko Kondo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aica Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Aica Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J175/00Adhesives based on polyureas or polyurethanes; Adhesives based on derivatives of such polymers
    • C09J175/04Polyurethanes

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は、軟質塩ビなどの表皮材と基材との片
面塗布によるドライラミネート接着に適したポリ
ウレタン樹脂接着剤に関する。 従来技術と解決すべき問題点 従来、溶液型のポリウレタン接着剤は柔軟性に
優れ、しかも耐可塑剤性が優れることから、可塑
剤を多量に配合した軟質塩化ビニルシートないし
はフイルムなどの表皮材と、木材、金属などの基
材とを良好に接着するため、万能接着剤として多
方面に使用されている。この種接着剤の使用法と
しては、表皮材又は基材にスプレー、ナイフコー
ター、ロールコーターなどにより片面塗布した後
に、含有する有機溶剤の70〜100%を飛散させて、
再熱活性し、直ちに真空プレス又はピンチロール
等にて圧着して接着を完了する。従つて、片面塗
布、ドライ接着時に他方材への密着性(糊移り
性)と初期接着性が充分であること、及び接着後
の皮膜は柔軟性を保ち双方の被着体へ密着した状
態で耐久性、耐熱性などが要求される。しかし、
従来の熱可塑性ポリエステルウレタンゴムとフエ
ノール樹脂系粘着付与剤とを溶剤中に溶解した接
着剤、またはこれに硬化剤としてポリイソシアネ
ートか末端にイソシアネートを有するウレタンプ
レポリマーを併用する接着剤は、溶剤揮発後の表
面皮膜形成が早く、片面ドライ接着については貼
合せ直前に比較的高温(60〜150℃)の熱再活性
が必要なため作業性が悪く、被着材として耐熱性
の悪いものには使用できなかつた。また他方の被
着体も30℃以上に加温する必要があつた。そこで
該ウレタンゴムの低分子化、低結晶化でこの点を
解決したものは、初期接着力や耐熱性に問題が生
じた。また、耐熱性の向上を目的に硬化剤の添加
量を多くすると、硬化後の被膜が硬くなり表皮材
への追随性が悪く経時接着力に問題があつた。 本発明の目的は、上記問題点を解決し、片面塗
布でドライラミネート接着加工に適したポリウレ
タン樹脂接着剤を提供することにある。 発明の開示 本発明は、熱可塑性ポリエステルウレタンゴム
100重量部に対して、末端に反応性水酸基を有す
るフエノール或いはクレゾール誘導体系の可塑剤
を5〜30重量部、フエノール系樹脂5〜50重量部
を有機溶剤中に溶解した主剤成分と、ポリイソシ
アネート或いは末端にイソシアネート基を有する
ウレタンプレポリマーを硬化剤成分とするポリウ
レタン樹脂接着剤である。 本発明での熱可塑性ポリエステルウレタンゴム
とは、分子鎖中にウレタン結合を有するエラスト
マーであり、通常、多塩基酸(テレフタル酸、イ
ソフタル酸、フタル酸、コハク酸、アジピン酸、
アゼライン酸、セバシン酸など)と2価アルコー
ル(エチレングリコール、1,4−ブタンジオー
ル、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサ
ンジオール、ジエチレングリコール、トリエチレ
ングリコール、ポリエチレングリコール、プロピ
レングリコールなど)を縮合反応し、得られる末
端ヒドロキシル基を有する飽和ポリエステル樹脂
に対して、その活性水素基とジイソシアネート化
合物(トリレレンジイソシアネート、ジフエニル
メタンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソ
シアネート、キシリレンジイソシアネート、シク
ロヘキシルメタンジイソシアネートなど)のイソ
シアネート基とをほぼ当量で反応した線状高分子
である。また、末端に反応性水酸基を有するフエ
ノール或いはクレゾール誘導体系の可塑剤として
は、フエノキシエタノール、フエニルグリコー
ル、エチレングリコールモノフエニルエーテル、
ジエチレングリコールモノフエニルエーテルなど
があり、その使用量は5〜30重量部が適当であ
る。また、フエノール系樹脂としては、フエノー
ル・ホルムアルデヒド樹脂、ビスフエノールA
(またはF)・ホルムアルデヒド樹脂などがあり、
その使用量は5〜30重量部が適当である。また、
有機溶剤としては、エステル系(酢酸エチル、酢
酸ブチルなど)、ケトン系(メチルエチルケトン、
シクロヘキサン、アセトンなど)、芳香族系(ト
ルエン、キシレン、ベンゼンなど)、塩素系(ト
リクレン、塩化メチレン)などがあり、通常、5
〜40%溶液で使用に供する。また、硬化剤となる
ポリイソシアネートとしては、通常のクロロプレ
ン溶剤型接着剤やウレタン系接着剤の架橋剤とし
て用いられているイソシアネート化合物で、トリ
フエニルメタントリイソシアネート、トリイソシ
アネートフエニルチオホスフエート、トリレンジ
イソシアネートにトリメチロールプロパンを付加
したイソシアネート化合物などがあり、その使用
量は固形分重量換算値で3〜5部である。 発明の作用と効果 本発明では、前記特定配合量の末端に反応性水
酸基を有するフエノール或いはクレゾール誘導体
の可塑剤により、ぬれが良くて粘接着保持時間が
長いので、熱活性ないしは被着材の加熱を要しな
くても接着できて、かつ、反応性水酸基がイソシ
アネート基と反応して高分子化するので経時接着
力の増強に役立つ。また、粘着付与剤としての前
記特定配合量のフエノール系樹脂が初期接着性を
向上させると共に、樹脂中のメチロール基とイソ
シアネート基とが反応して高分子化して接着皮膜
が適度に固くなり、優れた耐熱性と耐水性を得
る。これらのバランスの優れた性能は、前記特定
の可塑剤、フエノール系樹脂を前記の如き特定配
合量にて発揮するものである。 次に本発明を実施例により説明するが、部とあ
るは重量部を示す。 実施例 1 熱可塑性ポリエステルウレタンゴムの23%塩化
メチレン溶液(アイカ・アイボンWX−611B、
アイカ工業社製)100部に、可塑剤としてフエノ
キシエタノール(H4644、100%固形分、第一工
業製薬社部)5部、レゾール型フエノールホルム
アルデヒド樹脂(アイカ・ネオレジンPX−310、
100%固形分、アイカ工業社製)5部を添加して
主剤成分とした。また、ポリイソシアネートとし
てポリメリツクMD1(ミリオネートMR−100、
固形分100%、日本ポリウレタン社製)を硬化剤
成分とした。主剤成分100部に硬化剤成分5部を
添加混合して実施例1の接着剤とした。 比較例 1 実施例1で使用したアイカ・アイボンWX−
611Bを100部に、ポリメリツクMD1を5部添加
混合して比較例1の接着剤とした。 次に、厚さ0.1mmの軟質塩化ビニルシートにバ
ーコーターで塗布厚100μ塗布し、室温にて1分
間放置乾燥した面に、10℃又は30℃の5mm厚パー
チクルボードを貼合わせ、ハンドローラーで圧着
後の、初期(圧着5分後)、常態(1日後)、経時
(7日後)の各時点での接着力を、180゜剥離強度
(単位、Kg/25mm巾)にて測定した。また、耐
熱性(耐熱クリープ性能)として、上記7日後の
試験片を180゜剥離した状態でシート側に500gの
荷重を加え、60℃にて1時間経過後の剥離長さ
(単位、mm)を測定した。これらの測定結果を第
1表に示す。
【表】
【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 熱可塑性ポリエステルウレタンゴム100重量
    部に対して、末端に反応性水酸基を有するフエノ
    ール或いはクレゾール誘導体系の可塑剤5〜30重
    量部、フエノール系樹脂5〜50重量部を有機溶剤
    中に溶解した主剤成分と、ポリイソシアネート或
    いは末端にイソシアネート基を有するウレタンプ
    レポリマーを硬化剤成分とすることを特徴とする
    ポリウレタン樹脂接着剤。
JP9219987A 1987-04-15 1987-04-15 ポリウレタン樹脂設着剤 Granted JPS63256676A (ja)

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JPS63256676A JPS63256676A (ja) 1988-10-24
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JP3325905B2 (ja) * 1990-12-27 2002-09-17 大日精化工業株式会社 接着剤組成物
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CN109705791A (zh) * 2018-08-17 2019-05-03 旭川化学(苏州)有限公司 一种环保改性聚氨酯胶粘剂及其制备方法

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