JPH03234968A - コントロールレバー装置 - Google Patents

コントロールレバー装置

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Publication number
JPH03234968A
JPH03234968A JP2645690A JP2645690A JPH03234968A JP H03234968 A JPH03234968 A JP H03234968A JP 2645690 A JP2645690 A JP 2645690A JP 2645690 A JP2645690 A JP 2645690A JP H03234968 A JPH03234968 A JP H03234968A
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JP
Japan
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detent
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signal
operating
ball
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Pending
Application number
JP2645690A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Yoshimatsu
英昭 吉松
Yukio Hidaka
日高 幸夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
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Publication of JPH03234968A publication Critical patent/JPH03234968A/ja
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  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Preventing Unauthorised Actuation Of Valves (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、油圧ショベルやクレーン等におけるアクチュ
エータを操作する場合に用いられるコントロールレバー
装置に関するものであり、とくにレバーのディテント部
分を改良したものである。
〔従来の技術〕
従来、クレーン等の作業機械において、コントロールレ
バーをディテント位置に保持するための装置として、ボ
ールと断面V形の切欠部との係合を利用したものと、ス
トッパピンとロック用凹部との係合を利用したもの(た
とえば実開昭63−147718号公報)とが知られて
いる。
前者ハ、レバーに一体に連結された合板の表面に断面V
形の切欠部を設け、固定部材に支持したボールをばねに
より合板の表面に常時圧接させ、レバーをディテント位
置まで回動操作した時に、上記ボールを切欠部に係合さ
せ、ばねで押し付けてその係合状態を保持させることに
よりレバーをディテント位置に保持させるものである。
後者は、雌側レバ一体に雄側レバ一体を軸方向に摺動自
在に挿入し、雄側レバ一体から径方向に突出させたスト
ッパピンを雌側レバ一体に設けた縦長穴に係合させてレ
バーを構成し、このレバーをブラケットに回動自在に支
持させ、案内板に設けた案内面に上記ピンを摺動自在に
係合させ、レバーをディテント位置まで回動させた時に
、雄側レバ一体を雌側レバ一体に内蔵されたばねで軸方
向に突出させ、上記ピンを上記案内面の端部に設けたロ
ック用凹部に係合させ、その係合状態を上記ばねで保持
させ、レバーをディテント位置に保持させるものである
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術において、前者は、ボールかばねにより合
板の表面に常時圧接された状態で転動するので、とくに
、レバーのディテント位置付近でボールが切欠部に係合
する際、および切欠部から脱出する際に、切欠部の肩部
に大きな面圧が作用し、その肩部およびボールが摩耗も
しくは損傷し易い。また、この摩耗等によりディテント
位置に狂いが生じるおそれがある。あるいは摩耗量が大
きくなると、ディテント保持力自体が小さくなり、機械
の振動等で操作レバーが揺れると、ディテントが外れる
可能性がでてくる。しかも、ボールをばね力で保持して
いるだけであるので、ディテント°位置での保持力を高
めるためにばね力を大きくすると、ディテント位置から
外す際に大きな操作力が必要となり、操作がし難くなる
。また、操作をし易くするためにばね力を小さくすると
、ディテント位置での保持力が弱く、外れ易くなる。
一方、後者ではディテント位置での保持力を大きくでき
、レバーをディテント位置で確実に保持できるが、ディ
テント位置から外す場合に、−旦レバーを軸方向に縮め
てストッパピンをロック用凹部から外した後に、回動す
るという二段操作が必要であり、その操作が面倒である
。また、両者とも、常にばねでボールを合板表面に押付
ける力もしくはストッパピンを案内面に押付ける力が作
用しているため、レバーの回動操作時に、その押付は力
およびその接触部の摩擦が操作抵抗としてレバーに作用
し、操作感覚が鈍くなり、大きな操作力が必要となる。
本発明の目的は、ディテント用凹部の肩部等の磨耗や損
傷を少なくして機械寿命を長くし、レバーをディテント
位置に常に的確に保持できるようにし、また、ディテン
ト位置での保持力を高くし、かつ、ディテント位置以外
では操作抵抗を小さくして軽く操作できるようにするこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題解決のために、本発明は次のように構成されて
いる。
レバー操作によって移動する操作部材と、操作部材の表
面に設けられたディテント用凹部と、操作部材に対向す
る配置で支持部材に支持されたディテント部材と、ディ
テント部材を前記凹部に係合、離脱させる作動手段と、
操作部材の位置検出手段と、上記検出手段からの信号に
基づいてディテント部材を操作部材側に作動させるディ
テント作動信号、および操作部材から離れる方向に作動
させるディテント解除信号を上記作動手段に出力する制
御手段とを備え、その制御手段は、操作部材のディテン
ト位置側への移動時に、ディテント部材が前記凹部の肩
部上に対応する境界位置を過ぎてディテント位置に至る
手前でディテント作動信号を出力し、操作部材のディテ
ント位置から外れる方向への移動時には、ディテント位
置から上記境界位置に至る手前でディテント解除信号を
出力するように設定されている。
操作部材の移動範囲中において、上記境界位置とディテ
ント位置との間にディテント作動始点が設定され、その
作動始点と境界位置との間にディテント解除始点が設定
され、制御手段は、操作部材のディテント位置側への移
動時に、操作部材がディテント作動始点に至るまでディ
テント解除信号を出力し、それ以後はディテント作動信
号を出力し、操作部材のディテント位置から外れる方向
への移動時に、操作部材がディテント解除始点に至るま
で作動信号を出力し、それ以後はディテント解除信号を
出力するように設定されている。
操作部材が棒状で、支持ケースに軸方向摺動自在に支持
され、操作部材の位置検出手段が、操作部材の軸方向の
移動量を検出するストロークセンサである。
ディテント部材は、操作部材の表面と直交する軸線上で
支持部材に往復移動自在に支持されたピストンと、ピス
トンの先端側に配置されてピストンもしくは支持部材に
回動自在に支持されたボールとによって構成されている
作動手段は、ディテント部材を操作部材側に付勢するば
ねと、ディテント部材を操作部材から離間させる方向の
油圧信号を供給する油圧供給手段と、その油圧信号を入
力する油圧室とによって構成されている。
一対のディテント部材が操作部材に対して径方向に対称
に配置されている。
操作部材の表面と、これを支持する支持部材との間に、
タンクに通じるドレン油の通路が設けられている。
〔作 用〕
上記の構成により、レバー操作で操作部材を移動させた
際、操作部材の位置が位置検出手段により検出され、そ
の検出信号に基づいて制御手段および作動手段を介して
ディテント機構が自動的に作動および解除され、ディテ
ントが必要なときにのみディテント機構が作動される。
そして、ディテント位置以外での操作部材の作動時には
、ディテント機構が解除され、ディテント機構による操
作抵抗が小さくなり、もしくは零となり、レバーの操作
力を軽くできる。とくに、ディテント位置側への移動時
には、ディテント部材がディテント用凹部の肩部上の境
界位置を越えた後に、係合方向に作動され、また、ディ
テント位置から離れる方向への移動時には、ディテント
部材が前記境界位置に至る前にディテント解除され、い
ずれの場合もディテント解除状態でディテント部材が肩
部上方の境界位置を通過するので、肩部に対する面圧が
小さく、もしくは面圧が零以下となり、肩部の摩耗、損
傷が少なくなり、機械寿命が長くなる。
さらに、ディテント部材の作動始点と、解除始0 点の位置をずらせたことにより、ディテント付近でハン
チングが生じることがなく、ディテントの作動、解除の
制御がスムーズに行われ、操作性ならびに制御性が向上
される。
〔実施例〕
第1図において、1は支持ケースで、筒状のケース本体
12とその両端に取付けられる端部材11.13とによ
って構成される。2は操作部材で、軸方向中間部に小径
部22、その両端に大径部21.23を有する棒状に形
成されている。操作部材2は支持ケース1に挿入され、
その大径部21゜23が端部材11.13にそれぞれ軸
方向に摺動自在に支持され、右側大径123の後端に操
作部材2の位置検出手段としてのストロークセンサ24
が接続され、このストロークセンサ24により操作部材
2の軸方向のストロークつまり位置が検出される。スト
ロークセンサ24には一般に直線形のポテンショメータ
が用いられるが、差動トランスやアブソコーダ等を用い
てもよい。
支持ケース1の内部には次のような反力機構31 が設けられている。31は入力ポート、32はケース本
体12の内部で操作部材2のまわりに設けられた反力室
、33.34は反力室32内で操作部材2の小径部22
に軸方向摺動自在に嵌合されたスリーブ、35は筒状ス
ペーサ、36は中立復帰ばね、37はバランスばねを示
す。
支持ケース1の端部材13と、操作部材2の右側大径部
23との間には次のようなディテント機構4が設けられ
ている。ディテント機構4は1個だけでもよいが、通常
は前記大径部23に対して径方向に対称に2個設けられ
る。各ディテント機構4はディテント部材として、段付
きピストン43とボール44とを有する。各段付きピス
トン43はそれ自身の軸線方向に、かつ、大径部23に
対して径方向に摺動できるように端部材13に支持され
る。一対のボール44は、各ピストン43の先端もしく
は端部材13に回動自在に支持される。各ピストン43
の後端側において端部材13にそれぞればね受け47を
介してばね室45が形成され、各ばね室45内にそれぞ
ればね46が設置2 げられ、各ばね46により各ピストン43および各ボー
ル44が大径部23側に付勢されている。
各ホール44の支持部は、上記ピストン43の偏心位置
に軸方向に設けられた小孔48によりばね室45に連通
されている。42はディテント解除用油圧室であり、各
段付きピストン43の中間部のまわりに形成され、通路
49を介して入力ポート41に連通されている。
231.233は1速ディテント用凹部、232.23
4は2速ディテント用凹部であり、各凹部は通常断面V
形の周溝で、大径部23の表面に軸方向に所定間隔で設
けられる。51.52はドレンポート、53,54,5
5.56はドレン通路であり、これらは互いに連通して
タンク5に接続される。なお、ディテント用凹部は操作
部材2の押し側もしくは引き側の一方のみでもよく、ま
た、1速のみあるいは2速のみでもよい。
上記のように構成された操作装置10は、たとえば第2
図に示すように建設機械の運転室に設けられた操作スタ
ンド15に装備される。この場合、1.3 操作部材2に把持部を設けて操作部材2を直接押し引き
操作してもよいが、通常は操作スタンド15に枢軸26
1を介して回動自在に支持されたレバー26にリンク2
62、連結ピン263、連結ロッド264、連結ピン2
65、連結金具266等の連結手段を介して操作部材2
が連結される。
第2図において、6はコントローラ、61は電磁切換弁
、62は反力制御用電磁比例減圧弁、63はパイロット
油圧源、7はコントロールバルブ、71.72はバルブ
切換え用の電磁比例減圧弁、8はアクチュエータ、81
,82は圧力センサ、83は主油圧源を示す。
上記の構成において、レバー26が中立の時、第1図の
ように操作部材2の小径部22が反力室32内に位置し
、中立復帰ばね36により左右のスリーブ33.34が
小径部22と左右の大径部21.23との境界部に形成
された段部と、左右の端部材11.13の内側面とに係
合することによって操作部材2が中立位置に保持されて
いる。
このとき、ストロークセンサ24により中立位置4 信号が出力され、その信号が第2図のコントローラ6に
入力される。これに伴ってコントロールバルブ7が中立
位置に保持される。
一方、上記中立位置信号に基づいてコントローラ6から
切換弁61に切換信号が送られ、切換弁61が右位置に
切換えられ、パイロット油圧源63からの圧油が第1図
のディテント解除用油圧室42に入力される。このため
ディテント機構4の段付きピストン43がばね46に抗
して操作部材2から離れる方向に後退され、ボール44
が自由状態で、ディテント解除状態となる。
次に、第2図において、レバー26を引例に操作すると
、リンク262およびロッド264等を介して操作部材
2が第2図で上方に第1図で左方に引き出され、この操
作部材2のストロークがストロークセンサ24に、より
検出され、その検出信号がコントローラ6に入力される
。そして、コントローラ6から上記検出信号に基づいて
切換え用電磁比例減圧弁71に作動信号が出力され、そ
の弁71の二次側からパイロット圧が出力され、そ5 のパイロット圧によりコントロールバルブ7が切換えら
れ、主油圧源83からアクチュエータ8に圧油が供給さ
れてアクチュエータ8が作動される。
このとき、操作部材2のストロークすなわちレバー26
の操作量に応じてコントロールバルブ7の切換量、アク
チュエータ8への流入流量、作動速度が制御される。
また、上記アクチュエータ8の作動時に、その流入側の
圧力と戻り側の圧力が圧力センサ81゜82により検出
されてコントローラ6に入力され、コントローラ6でそ
の差圧すなわち負荷圧力が演算され、コントローラ6か
ら反力制御用の電磁比例減圧弁62に上記負荷圧力に応
じた作動信号が出力され、開弁62の二次側からパイロ
ット圧が出力され、そのパイロット圧が第1図の反力室
32(第1図参照)に入力される。このとき、上記レバ
ー26の引例への操作により、第1図において、操作部
材2が左方に移動され、反力室32内で、左側スリーブ
33が端部材11の内側面に係合されて停止したまま、
右側スリーブ34が右側6 大径部23側の段部に係合した状態でばね36゜37に
抗して操作部材2と一体的に左方に移動され、右側スリ
ーブ34が端部材13の内側面から離れるとともに、右
側大径部23が反力室32内に侵入する。このため、反
力室32内に上記パイロット圧が入力されると、その油
圧力が操作部材2の小径部22と右側大径部23とに作
用し、その面積差によって操作部材2に図面右方に戻そ
うとする力つまり操作反力が作用する。この操作反力は
上記アクチュエータの負荷圧力等によって制御されるの
で、この操作反力をレバー26を操作している手で感知
することにより、アクチュエータの負荷圧力等を知るこ
とができる。
次に、操作部材2がたとえば1速ディテント位置まで操
作されると、ボール44がディテント用凹部233に係
合する。このとき、ストロークセンサ24により操作部
材2のストロークが検出され、その検出信号がコントロ
ーラ6に入力され、この検出信号に基づいてディテント
機構4が次のように制御される。
すなわち、第3図に示すようにボール44とディテント
用凹部233との相対位置関係において、ボール44が
凹部233の肩部A1上からボール44の中心が凹部2
33の底部中心上に対応するディテント位置までのスト
ロークlの範囲で、ボール44が前記肩部A1を中心に
回動して距離d動いた後、この肩部A□からディテント
位置側に設定距離a分だけ移動した作動始点B1で、コ
ントローラ6からの信号(ディテント作動信号)により
切換弁61が図面左位置に戻される。これにより第1図
のディテント解除用油圧室42内の油がタンク5に流出
され、段付きピストン43およびボール44が操作部材
2側に付勢され、ボール44が凹部233の底面に圧接
される。その後、ボール44の中心が凹部233の底部
中心上に対応するディテント位置まで操作部材2が設定
距離(b −d)移動されると、第3図においてボール
44が凹部233の底部のロック点C1、C2点に係合
、圧接され、操作部材2がディテント位置でロックされ
る。
7 8 次に、レバー26を1速ディテント位置から中立位置に
戻す方向に操作すると、ボール44が凹部の233の底
面に沿って転動しながら後退され、ボール44が上記作
動始点B工を通過し、その作動始点B□から上記肩部A
1側に距離Cだけ戻されたディテント解除始点D1で、
第2図のコントローラ7からの信号(ディテント解除信
号)により切換弁61が図面右位置に切換えられる。こ
れによりパイロット油圧源63から第1図のディテント
解除用油圧室42内に油圧が供給され、その油圧により
段付きピストン43およびボール44がばね46に抗し
て操作部材2から離れる方向に後退され、ボール44が
自由状態となり、ディテント解除状態となる。その後、
ボール44が自由状態のまま、肩部A1上を通過し、操
作部材2が中立位置側に戻される。
なお、レバー26を1速ディテント位置から2速ディテ
ント位置側に操作して1速ディテントを解除する場合は
、上記同様に解除始点D2でディテント機構4の作動が
解除され、逆に2速ディテ9 ント位置側から1速ディテント位置側に操作して1速デ
ィテントを利かす場合は、作動始点B2でディテント機
構4が作動される。すなわちディテント機構4において
、ばね46によるディテント保持力は、レバー26を中
立位置から離れる方向に操作するときは第4図の実線矢
印イのように変化し、レバー26を中立位置に戻す方向
に操作するときは同図の破線矢印口方向のように変化す
る。
また、2速ディテント位置でも上記と同様の制御が行わ
れる。
このようにボール44がディテント用凹部233(他の
凹部234,231.232も同じ)に係合、離脱する
場合、ボール44がばね力を受けずに必ず自由状態で肩
部A工+A2上を通過するので、肩部A 1 + A2
に対する面圧が小さく、もしくは零となり、肩部A□+
 A2の摩耗、損傷を少なくできる。また、1速、2速
の各ディテント位置において、必要最小限のストローク
範囲でディテント機構4を作動させるようにしているの
で、ディテント位置以外のストローク範囲を大きくで0 き、コントロールバルブ7の制御領域たとえば流量制御
領域を大きくでき、制御性を改善できる。
しかも、ディテント位置以外ではディテント機構4を解
放しており、かつ、上記ボール44の支持部分を常時ド
レン油により潤滑状態にしであるので、レバー26の操
作時におけるディテント機構4の摺動抵抗を小さくでき
、操作力を軽くできる。
とくに、上記実施例のように操作反力の制御を行う場合
、ディテント機構4が反力制御に干渉することなく、反
力制御の制御精度が大幅に高められる。また、ボール4
4の各ディテント位置における凹部231〜234に対
する係合、離脱が常に円滑に行われる。さらに、ディテ
ント位置付近において、ディテント機構4の作動始点B
□、B2と、解除始点D1.D2とを、軸方向に距離C
分だけずらし、作動、解除にヒステリシスを持たせであ
るので、ストロークセンサ24からの信号で制御する場
合にハンチングが生じることなく、上記の制御が円滑に
行われる。
ところで、上記実施例において、コントローラ1 6にディテント選択スイッチを設け、このスイッチによ
り、操作部材2のストロークに応じてディテント機構4
の作動、解除を上記のように制御するディテント制御状
態と、操作部材2のストロークに関係なく、切換弁61
を図面右位置に切換えたままで、デイチント機構4を油
圧力で常時解放状態にするディテント解除状態とに切換
自在に構成してもよい。
上記実施例では、ディテント機構4をばね46により作
動させ、油圧力で解除するいわゆるネガティブタイプと
したが、逆に油圧力で作動させ、ばねで解除するポジテ
ィブタイプとしてもよい。
また、ディテント機構4の作動、解除とも油圧力で行う
ようにしてもよく、さらに、油圧力の代りに電磁力を用
いてもよい。
本発明のコントロールレバー装置は、レバーによりカム
板(操作部材)を回動させ、このカム板により操作用減
圧弁を操作してパイロット圧を出力し、そのパイロット
圧でコントロールバルブを切換えるパイロット弁に適用
することもできる。
2 この場合、カム板の表面にディテント用凹部を設け、こ
れに対向する支持部材に上記実施例に示したディテント
機構4を設けて、その作動、解除を制御するように構成
すればよい。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、次のような作用効果があ
る。
(1)  操作部材の位置に応じてディテント機構を自
動的に作動、解除して、ディテントが必要な時にのみデ
ィテント機構を作動でき、ディテント位置以外での操作
部材の作動時に、ディテント機構を解除して操作力を軽
くでき、操作感覚を向上できる。
(2)  ディテント解除状態でディテント部材がディ
テント用凹部の肩部上を通過するので、その凹部の肩部
に対する面圧を小さくもしくは零にでき、肩部の摩耗、
損傷を少なくてき、機械寿命を長くできる。
(3)  必要最小限のストローク範囲でディテント機
構を作動させるようにしているので、デイテン3 ト位置以外のストローク範囲を大きくでき、コントロー
ルバルブ等の制御領域を大きくできる。
(4)  ディテント位置付近において、ディテント作
動始点とディテント解除始点をずらせて作動上にヒステ
リシスを持たせることにより、操作部材の位置検出に伴
なう制御にノ\ンチングが生じることを防止でき、操作
性ならびに制御性を大幅に改善できる。
(5)  ディテント部材にピストンとボールを用いる
ことにより、ディテント用凹部に対する係合、離脱がス
ムーズに行われる。
(6)  ばねでディテント作動させ、油圧力でディテ
ント解除することにより、ディテント位置で操作部材を
ロックする際の保持力を高め、かつ、その保持力を一定
化でき、安定よく保持できる。また、このようにディテ
ント位置での保持力を高くしても、ディテント位置以外
では、ディテント機構を解除できるので、操作に支障を
きたすことはない。
(7)  一対のディテント機構を対称に配置するこ 
4 とにより、操作部材をディテント位置に確実にバランス
よく保持できる。
(8)  操作部材の支持部にドレン油を導くことによ
り、操作部材の摺動抵抗を小さくでき、操作力を一層軽
くでき、操作し易くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す要部断面図、第2図はそ
の使用例を示す説明図、第3図はディテント用凹部とボ
ールとの位置関係を示す説明図、第4図は操作部材のス
トロークとディテント保持力との関係を示す説明図であ
る。 1・・・支持ケース、2・・・操作部材、3・・・反力
機構、4・・・ディテント機構、5・・・タンク、6・
・・コントローラ、7・・・コントロールバルブ、21
.23・・・操作軸の大径部、22・・・同小径部、2
4・・・ストロークセンサ、31・・・入力ボート、3
2・・・反力室、33.34・・・スリーブ、36・・
・中立復帰ばね、37・・・バランスばね、41・・・
入力ボート、42・・・ディテント解除用油圧室、43
・・・段付きピストン、44・・・ボール、46・・・
ばね、51.52・・・ドレンボ5 −ト、54.55.56・・・ドレン通路、231゜2
32.233,234・・・ディテント用凹部、A1.
A2・・・肩部、B□、B2・・・ディテント作動始点
、C1,C2・・・ディテントロック点、Dl。 B2・・・ディテント解除始点。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、レバー操作によって移動する操作部材と、操作部材
    の表面に設けられたディテント用凹部と、操作部材に対
    向する配置で支持部材に支持されたディテント部材と、
    ディテント部材を前記凹部に係合、離脱させる作動手段
    と、操作部材の位置検出手段と、上記検出手段からの信
    号に基づいてディテント部材を操作部材側に作動させる
    ディテント作動信号、および操作部材から離れる方向に
    作動させるディテント解除信号を上記作動手段に出力す
    る制御手段とを備え、その制御手段は、操作部材のディ
    テント位置側への移動時に、ディテント部材が前記凹部
    の肩部上に対応する境界位置を過ぎてディテント位置に
    至る手前でディテント作動信号を出力し、操作部材のデ
    ィテント位置から外れる方向への移動時には、ディテン
    ト位置から上記境界位置に至る手前でディテント解除信
    号を出力するように設定されていることを特徴とするす
    るコントロールレバー装置。 2、操作部材の移動範囲中において、上記境界位置とデ
    ィテント位置との間にディテント作動始点が設定され、
    その作動始点と境界位置との間にディテント解除始点が
    設定され、制御手段は、操作部材のディテント位置側へ
    の移動時に、操作部材がディテント作動始点に至るまで
    ディテント解除信号を出力し、それ以後はディテント作
    動信号を出力し、操作部材のディテント位置から外れる
    方向への移動時に、操作部材がディテント解放始点に至
    るまでディテント作動信号を出力し、それ以後はディテ
    ント解除信号を出力するように設定されていることを特
    徴とする請求項1記載のコントロールレバー装置。 3、操作部材が棒状で、支持ケースに軸方向摺動自在に
    支持され、操作部材の位置検出手段が、操作部材の軸方
    向の移動量を検出するストロークセンサであることを特
    徴とする請求項1または2記載のコントロールレバー装
    置。 4、ディテント部材が、操作部材の表面と直交する軸線
    上で支持部材に往復移動自在に支持されたピストンと、
    ピストンの先端側に配置されてピストンもしくは支持部
    材に回動自在に支持されたボールとからなることを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれかに記載のコントロール
    レバー装置。 5、作動手段が、ディテント部材を操作部材側に付勢す
    るばねと、ディテント部材にかかるばね力を小さくする
    方向の油圧信号を供給する油圧供給手段と、その油圧信
    号を入力するディテント解除用油圧室とからなることを
    特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のコントロ
    ールレバー装置。 6、一対のディテント部材が操作部材に対して径方向に
    対称に配置されていることを特徴とする請求項1乃至5
    のいずれかに記載のコントロールレバー装置。 7、操作部材の表面と、これを支持する支持部材との間
    に、タンクに通じるドレン油の通路が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のコン
    トロールレバー装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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