JP2016145605A - クラッチ操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】クラッチペダルによるクラッチ係合操作の操作性向上を図りながらも、動作時の静寂性及び耐久性の向上を図ることができるクラッチ操作装置を提供する。
【解決手段】マスターシリンダ20と連通するコントロールシリンダ60を有する油圧調整部90を備え、クラッチペダル10のストロークSがストロークS1(第1の操作量)になりクラッチ80の完全係合状態と半クラッチ状態との境界となったときに、コントロールシリンダ60のピストン62が初期位置からのストロークを開始し、クラッチペダル10のストロークがストロークS2(第2の操作量)になり半クラッチ状態と完全切断状態との境界となったときに、コントロールシリンダ60のピストン62が停止位置で停止する。
【選択図】図4

Description

本発明は、手動変速機のクラッチ(発進クラッチ)を操作するクラッチペダルなどのクラッチ操作子と、このクラッチ操作子の操作を油圧に変換するマスターシリンダとを備える油圧式のクラッチ操作装置に関する。
手動変速機(マニュアルトランスミッション)を搭載した自動車などの車両は、エンジン(駆動源)から手動変速機への駆動力(駆動トルク)の伝達又は遮断を行うためのクラッチ(発進クラッチ)を備えている。このクラッチは、車両の運転者によるクラッチペダル(クラッチ操作子)の操作に応じてクラッチの切断・係合の切り替えを行う作動機構を備えている。すなわち、運転者がクラッチへダルを踏み込むと、作動機構のレリーズフォークやレリーズベアリングが作動してクラッチが切断される。このようなクラッチ装置において、クラッチペダルから作動機構への動力伝達手段が油圧式の場合、クラッチペダルの操作に応じて油圧を発生するマスターシリンダと作動機構との間には、油圧を供給するための油圧回路が設けられている。
上記のようなクラッチ装置の課題として、マニュアルトランスミッションを搭載した車両において乾式のクラッチを係合させることによる車両の発進操作には熟練が必要である。そのため、不慣れな人にはクラッチの係合操作を要領良く行うことが困難な場合が多い。すなわち、特にクラッチの完全係合状態と完全切断状態との間の半クラッチ領域において微小な操作量のコントロールを適切に行うことが難しい。これにより、繊細なクラッチ操作を伴う車両の発進や車庫入れなどをスムーズに行い難いという課題がある。
このようなクラッチ係合操作を容易にするための従来技術として、特許文献1に記載の技術がある。この特許文献1に記載の従来技術では、クラッチペダルに設けたレバー比を可変可能なリンク機構でクラッチペダルのストロークを可変としている。この技術によれば、クラッチペダル操作でクラッチリリース点とクラッチエンゲージ点にクラッチペダルのストロークを合わせやすくなり、車両の運転者が半クラッチ操作をし易くなる。
しかしながら、特許文献1に記載のクラッチ装置は、機械的なリンク機構を使用してクラッチペダルのマスターシリンダのプッシュロッド取り付け位置を変化させることで、ペダルレバー比を可変としているものである。そのため、クラッチペダルの踏み込み操作に伴いリンクやピンの摩擦による摩耗や摺動音が発生するという課題がある。
特開2013−203389号公報
本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、クラッチ操作子によるクラッチ係合操作の操作性向上を図りながらも、動作時の静寂性及び耐久性の向上を図ることができるクラッチ操作装置を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明は、駆動源から手動変速機への駆動力の伝達又は遮断を行うためのクラッチ(80)と、前記クラッチ(80)を操作するためのクラッチ操作子(10)と、前記クラッチ操作子(10)の操作を油圧に変換するマスターシリンダ(20)と、前記マスターシリンダ(20)の油室(26)から供給される作動油の油圧に応じて前記クラッチ(80)の切断・係合の切り替えを行う作動機構(50)と、を備えるクラッチ操作装置(1)において、前記マスターシリンダ(20)の油室(26)と連通する油室(66)を有する油圧調整用シリンダ(60)と、前記油圧調整用シリンダ(60)内でストローク可能に設置されたピストン(62)と、前記ピストン(62)を前記油圧調整用シリンダ(60)の油室(66)内の前記マスターシリンダ(20)との連通部(72)側の初期位置に付勢する付勢部材(63)と、前記初期位置からストロークした前記ピストン(62)を停止位置で停止させる停止部材(69c)と、で構成される油圧調整部(90)を備え、前記クラッチ操作子(10)の操作量が第1の操作量(S1)に達したときに、前記ピストン(62)にかかる前記マスターシリンダ(20)の油室(26)内の油圧による荷重が前記付勢部材(63)の付勢力よりも大きくなることで、前記ピストン(62)が前記初期位置からストロークを開始し、前記クラッチ操作子(10)の操作量が前記第1の操作量(S1)よりも大きな第2の操作量(S2)に達したときに、前記ピストン(62)のストロークが前記停止位置で停止することを特徴とする。
本発明にかかるクラッチ操作装置によれば、上記の油圧調整手段を備えたことで、クラッチ操作子の操作量が第1の操作量と第2の操作量との間の領域におけるクラッチ操作子の操作量に対する作動機構の作動量(変化量)を他の領域と比較してより少ない量に抑える(変化を緩やかにする)ことができる。これにより、クラッチの係合開始(エンゲージ開始点)からクラッチの完全係合(エンゲージ完了点)までのいわゆる半クラッチ領域において、クラッチ操作子の操作量に対する作動機構の作動量を少なく抑えることが可能となるので、クラッチ操作子の操作によるクラッチ係合動作のより微細なコントロールが可能となる。したがって、クラッチ操作子によるクラッチの係合操作の容易化を図ることができる。
そして、本願発明は、上記のようなクラッチ操作子の操作量特性における特定の領域においてクラッチ操作子の操作量に対する作動機構の作動量が少なくなるようにした構成を上記の油圧調整用シリンダを有する油圧調整部にて実現するものである。そのため、特許文献1に記載の従来技術のようにクラッチペダルに設置されたリンクやピンの摩擦による摩耗や摺動音が発生するおそれがない。よって、クラッチ操作子の操作に伴う装置の動作音を効果的に低減できると共に、装置の耐久性を向上させることができる。したがって、クラッチ操作子によるクラッチ係合操作の操作性向上と、動作時の静寂性及び耐久性の向上との両立を図ることができる。
また、上記のクラッチ操作装置では、前記クラッチ操作子(10)の前記第1の操作量(S1)は、前記クラッチ(80)の完全係合状態と半係合状態との境界となる操作量であり、前記第2の操作量(S2)は、前記クラッチ(80)の半係合状態と完全切断状態との境界となる操作量であってよい。
これによれば、クラッチの係合状態が完全係合状態と完全切断状態との間の半係合状態(半クラッチ状態)のいわゆるコントロール領域で、上記の油圧調整部により、クラッチ操作子の操作量に対する作動機構の作動量が少なくなる構成を実現できる。したがって、当該コントロール領域でのクラッチ操作子によるクラッチ係合操作の容易化を図ることができる。
また、上記のクラッチ操作装置では、前記油圧調整用シリンダ(60)は、前記マスターシリンダ(20)と一体に構成されており、前記連通部(72)は、前記油圧調整用シリンダ(60)と前記マスターシリンダ(20)とを隔てる隔壁(71)に設けた連通穴(72)であってよい。
これによれば、油圧調整用シリンダをマスターシリンダと一体に構成することで、クラッチ操作装置のアッセンブリ化による車体への取付性の向上を図ることができる。また、油圧調整用シリンダとマスターシリンダとをつなぐ配管などの部品を削減することができるので、装置の製造コストを効果的に低減することができる。
また、上記のクラッチ操作装置では、前記マスターシリンダ(20)に作動油を供給するリザーバタンク(5)を備え、前記リザーバタンク(5)は、大気圧に開放されており、前記油圧調整用シリンダ(60)の前記ピストン(62)に対して前記油室(66)と反対側に設けた他の油室(67)は、前記リザーバタンク(5)に連通しているとよい。
この構成によれば、油圧調整用シリンダにおけるピストンの背面側に設けた他の油室が大気圧に開放されたリザーバタンクに連通していることで、ピストンの背面側の油圧を大気圧にすることが可能となる。したがって、ピストンのストロークが背面側の油圧の影響を受けずに済むので、油圧調整用シリンダによる安定した油圧設定を行うことが可能となる。
なお、上記の括弧内の符号は、後述する実施形態における構成要素の符号を本発明の一例として示したものである。
本発明にかかるクラッチ操作装置によれば、クラッチ操作子によるクラッチ係合操作の操作性向上を図りながらも、動作時の静寂性及び耐久性の向上を図ることができる。
本発明の一実施形態にかかるクラッチ操作装置の構成を概略的に示す図である。 マスターシリンダ及びコントロールシリンダの詳細構成を示す図である。 コントロールシリンダ(油圧調整部)による油圧調整について説明するための図である。 クラッチの切断・係合操作におけるクラッチペダルのペダルストローク(操作量)とペダル荷重及びレリーズストロークとの関係を示すグラフである。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかるクラッチ操作装置の構成を概略的に示す図である。同図に示すクラッチ操作装置1は、手動変速機(マニュアルトランスミッション)を備えた車両に搭載されるクラッチ(発進クラッチ)80を操作するための装置である。このクラッチ操作装置1は、エンジン(駆動源)から手動変速機(いずれも図示せず)への駆動力の伝達又は遮断を行うためのクラッチ80と、車両の運転者が当該クラッチ80の操作を行うためのクラッチペダル(クラッチ操作子)10と、クラッチペダル10の操作(操作量)を油圧に変換するマスターシリンダ20と、マスターシリンダ20から供給される作動油の油圧に応じてクラッチ80の切断・係合の切り替えを行う作動機構50とを備えて構成されている。
クラッチペダル10は、運転者による踏込操作に応じて支点13を中心に回動することで、連結点11に連結されたプッシュロッド12を介して後述するマスターシリンダ20のピストン22を移動させるように設置されている。作動機構50は、マスターシリンダ20から供給される作動油が流通する油圧配管2と、該油圧配管2から導入された作動油の油圧を駆動力(作動量)に変換するスレーブシリンダ40と、スレーブシリンダ40から駆動力を受けてクラッチ80の切断・係合の切り替えを行うレリーズ機構55とを備えている。
また、レリーズ機構55は、支点56aを中心に回動するレリーズアーム56、レリーズアーム56の一端で押圧されることでクラッチ80のクラッチディスク81を押圧するダイヤフラムスプリング57、レリーズアーム56の一端とダイヤフラムスプリング57の間に介在するレリーズベアリング58などを備えて構成されている。
また、本実施形態のクラッチ操作装置1は、マスターシリンダ20の油圧を調整するための油圧調整部90を備えている。この油圧調整部90は、マスターシリンダ20の油室26に連通する油室66を有するコントロールシリンダ(油圧調整用シリンダ)60と、コントロールシリンダ60のハウジング61内でストローク可能に設置されたピストン62と、ピストン62をコントロールシリンダ60内の初期位置に付勢するスプリング(付勢部材)63と、初期位置からストロークしたピストン62を停止位置で停止させるストッパー(停止部材)69cとを含んで構成される。
図2は、マスターシリンダ20及びコントロールシリンダ60の詳細構成を示す図である。同図に示すように、マスターシリンダ20は、ハウジング21内に収容されてプッシュロッド12を介してクラッチペダル10の操作が入力されるピストン22と、ピストン22をマスターシリンダ20のハウジング21内でストローク方向の一端に向かって付勢するスプリング(付勢手段)23とを備える。クラッチペダル10が踏み込まれていない状態で、ピストン22はスプリング23の付勢力でハウジング21内の一端に設けたスナップリング(係止部材)24に当接して係止されている。ピストン22とハウジング21の内周面との間にはオイルシール(シール部材)25が介在しており、ハウジング21内のピストン22の他端側(スナップリング24と反対側)には作動油が充填される油室26が形成されている。油室26にはポート27を介してリザーバタンク5に通じる油路3が連通している。リザーバタンク5には作動油が貯留されており、大気圧に開放されている。また、油室26には、スレーブシリンダ40に通じる油圧配管2に連通する他のポート28が設けられている。
また、コントロールシリンダ60はマスターシリンダ20と一体に設けられている。すなわち、マスターシリンダ20のハウジング21は、コントロールシリンダ60のハウジング61における軸方向(後述するピストン62のストローク方向)の一端に一体形成されている。コントロールシリンダ60の軸方向における他端は蓋部材69によって塞がれている。蓋部材69は、ハウジング61の他端にOリング69aを介在させてネジ係合部69bのネジ係合で取り付けられている。コントロールシリンダ60の軸方向の一端には、マスターシリンダ20の油室26とコントロールシリンダ60の油室66とを仕切る隔壁71が設けられている。コントロールシリンダ60内には、ストローク方向に移動可能に設置されたピストン62と、該ピストン62をストローク方向の一端(隔壁71側)に向かって付勢するスプリング(付勢手段)63とが設けられている。スプリング63は蓋部材69とピストン62との間に介在しており、ピストン62を隔壁71に向けて付勢している。より詳細には、スプリング63は、ピストン62の蓋部材69側の側面における中央に形成した凹部62aに当接している。また、蓋部材69の内側(ピストン62側)の側面には、ピストン62を当接させて停止するためのストッパー(停止部材)69cが設けられている。ピストン62とハウジング61の内周面との間にはオイルシール65が介在しており、ハウジング61内のピストン62の一端側(隔壁71側)には、作動油が充填される油室66が形成されている。また、隔壁71には、マスターシリンダ20の油室26とコントロールシリンダ60の油室66とを連通する連通穴(連通部)72が形成されている。連通穴72は、隔壁71に設けた貫通穴からなる。
また、コントロールシリンダ60内のピストン62の背面側に形成した他の油室(軸方向における油室66と反対側の油室)67には、ポート68を介してリザーバタンク5に通じる油路4が連通している。これにより、当該他の油室67は、リザーバタンク5に繋がっており、リザーバタンク5の作動油が導入されている。
そして、このコントロールシリンダ60では、クラッチペダル10のストローク(操作量)が後述するストロークS1(第1の操作量)に達していない状態では、ピストン62はスプリング63の付勢力で隔壁71に当接して停止しており、ピストン62で隔壁71の連通穴72が閉じられた状態になっている。一方、クラッチペダル10のストロークがストロークS1に達したときに、ピストン62がスプリング63の付勢力に抗して蓋部材69側に移動することで隔壁71から離間する。これにより、マスターシリンダ20の油室26の作動油の一部がコントロールシリンダ60の油室66へ流入する。さらに、クラッチペダル10のストロークが後述するストロークS2(第2の操作量)に達したときに、ピストン62がストッパー69cに当接してその位置でストロークが停止する。なお、隔壁71に設けた連通穴72は、低温時に作動油が滞留しないようにするために、油路の絞り効果(オリフィス効果)が無いように隔壁71の面積に対して大きく開口する形状に設定されている。
上記構成のクラッチ操作装置1では、運転者がクラッチペダル10を踏むことで、プッシュロッド12を介してマスターシリンダ20のピストン22が押圧されると、マスターシリンダ20の油室26の油圧が上昇し、この油圧が作用してクラッチ80を切断することができる。逆に、運転者がクラッチペダル10を踏まずにマスターシリンダ20のピストン22が押圧されなければ、マスターシリンダ20内部の液圧は上昇せず、クラッチ80を係合したままにすることができる。クラッチ80には、係合状態(係合状態)と切断状態(遮断状態)の他に半クラッチ状態(半係合状態)がある。半クラッチ状態は、係合状態と切断状態の中間の状態であり、クラッチ80により伝達できる動力の一部分を伝達し他を伝達しない。
すなわち、運転者がクラッチペダル10を踏むと、マスターシリンダ20のピストン22が押されてストロークするので、ポート27が閉じてマスターシリンダ20の油室26からスレーブシリンダ40の油室46までの油圧配管2が閉回路となる。クラッチペダル10をさらに踏み込むと、この閉回路内の油圧が上昇する。これにより、スレーブシリンダ40の油室46の油圧が上昇してピストン42がストロークする。そうすると、レリーズアーム56が支点56aを中心に順方向へ動く(回動する)。レリーズアーム56が順方向へ動くと、ダイヤフラムスプリング57がクラッチディスク81から離間する方向に付勢されてクラッチ80を切断することができる。一方、クラッチペダル10の踏み込みを解除すると、ダイヤフラムスプリング57の復元力(反力)によってレリーズアーム56が逆方向に動く(回動する)。これにより、スレーブシリンダ40のピストン42が逆向きに作動するので、上記の閉回路内の作動油がマスターシリンダ20側へ戻されてクラッチ80が係合される。この際、クラッチ80の係合速度は、油圧配管2を通ってスレーブシリンダ40側からマスターシリンダ20側へ戻る作動油の戻り時間に応じて決まる。これらによってクラッチ80の切断・係合操作ができる。
そして、本実施形態のクラッチ操作装置1では、上記のクラッチ切断・係合操作において、油圧調整部90によってマスターシリンダ20(閉回路)の油圧が調整されることで、クラッチペダル10によるクラッチ係合操作の容易化を図るように構成されている。以下、この油圧調整部90による油圧の調整について詳細に説明する。
図3は、コントロールシリンダ60(油圧調整部90)による油圧調整について説明するための図である。また、図4は、クラッチペダル10のペダルストローク(操作量)Sとペダル荷重W及びレリーズストロークMとの関係を示すグラフである。図4のグラフでは、本実施形態(本発明)と従来のペダルストロークSに対するペダル荷重Wの変化をそれぞれ実線(太線)のラインL11,L21と点線のラインL12,L22で示し、本実施形態(本発明)と従来のペダルストロークSに対するレリーズストロークMの変化をそれぞれ一点鎖線のラインU11,U12、U13と点線のラインU2で示している。なお、図3では、コントロールシリンダ60とマスターシリンダ20とが油圧配管2を介して連通するように図示しているが、実際には、図2に示すようにコントロールシリンダの60油室66とマスターシリンダ20の油室26とは隔壁71に設けた連通穴72で連通している。ただし、後述するように、マスターシリンダ20とコントロールシリンダ(油圧調整用シリンダ)60を別体で構成する場合には、図3に示すように、これらの油室同士を配管で連通する構成を採用してよい。
クラッチエンゲージ操作(図4のラインL21に沿った操作)では、クラッチペダル10の踏み込みによりクラッチ80が完全に切断された状態からクラッチペダル10を徐々に戻すことによって、ラインL21上のエンゲージ開始点G3でクラッチ80の係合が開始されて半クラッチ状態となる。さらにクラッチペダル10を戻すことで、ラインL21上のエンゲージ完了点G4において完全係合状態となる。半クラッチ領域(半クラッチ状態)Qは、図4に示すエンゲージ開始点G3とエンゲージ完了点G4との間の完全係合前の領域(状態)である。このようにして、半クラッチ状態から完全係合状態へ移行することで、エンジンの駆動力を円滑に伝達することができる。
そして、クラッチ80のストローク領域におけるコントロール領域(ストローク調整操作領域)Cには、クラッチペダル10の踏み込みによりクラッチ80の切断が開始するポイントであるラインL11上のリリース開始点G1、そして完全に切断されるリリース完了点G2、その後にクラッチペダル10を戻しながらクラッチ80の係合を開始するポイントであるラインL21上のエンゲージ開始点G3、さらに、クラッチペダル10を戻してエンゲージ完了点G4及びその手前の半クラッチ領域Qでエンゲージ調整を行う領域が含まれる。このように、クラッチペダル10による半クラッチ操作は、コントロール領域Cでクラッチペダル10の踏み/戻し操作をしながらエンゲージ調整を行う。なお、クラッチ80や作動機構50は、作動時の機械的部分の摩擦によるペダル荷重のヒステリシスを有している。そのため、図4のグラフに示すように、クラッチペダル10の踏み行程(ラインL11)と戻し行程(ラインL21)とでペダル荷重Wが異なっている。
クラッチペダル10が踏まれていない状態か、又は踏まれた初期で荷重の低い状態では、図3(a)に示すように、コントロールシリンダ60のピストン62はスプリング63による荷重で隔壁71に向けて付勢されており、隔壁71に当接した初期位置で停止している。この状態でクラッチペダル10が踏み込まれてゆくと、図4のラインL11に沿ってペダルストロークSに対するペダル荷重Wが変化してゆく。
そして、図4に示すように、ペダルストロークSが第1のストロークS1に達したときに、ラインL11上のリリース開始点G1となり、クラッチ80が完全係合状態から半係合状態(半クラッチ状態)に移行する。このストロークS1に達したとき、マスターシリンダ20の油室26からコントロールシリンダ60のピストン62にかかる油圧による荷重がスプリング63の付勢力以上となることで、図3(b)に示すように、ピストン62がスプリング63の付勢力に抗してストロークを開始する。これにより、ピストン62で塞がれていた隔壁71の連通穴72が開かれ、該連通穴72を通してマスターシリンダ20の油室26の作動油がコントロールシリンダ60の油室66に流入する。以降、ピストン62は、マスターシリンダ20の油室26の油圧による荷重とスプリング63の付勢力とが釣り合った状態を保ちながら移動する。これにより、油圧配管2を通してスレーブシリンダ40の油室46に供給される作動油量がコントロールシリンダ60の油室66に流入した作動油量の分だけ減少するので、スレーブシリンダ40のストロークもその分だけ減少する。そのため、図4のグラフのラインU12に示すように、コントロールシリンダ60の油室66に作動油が流入していないとき(ラインU11)と比較して、スレーブシリンダ40のピストンストローク(レリーズストローク)が遅い速度になる。
その後、さらにクラッチペダル10が踏み込まれ、ペダルストロークSが第2のストロークS2(>S1)に達したときに、ラインL11上のリリース完了点G2となり、クラッチ80が半係合状態(半クラッチ状態)から完全切断状態に移行する。このストロークS2に達したとき、図3(c)に示すように、コントロールシリンダ60のピストン62がストッパー69cに当接してそのストロークが停止する。以降、コントロールシリンダ60の油室66への作動油の流入が無くなるので、スレーブシリンダ40のピストン42が再び元の速度で(速く)ストロークする(ラインU13)。
一方、クラッチペダル10が一杯に踏み込まれた状態では、図3(c)に示すように、コントロールシリンダ60のピストン62がストッパー69cに当接してそのストロークが停止している。この状態からクラッチペダル10を戻してゆくと、ペダルストロークSが第2のストロークS2になるまでは、コントロールシリンダ60のピストン62が停止位置に停止したままなので、コントロールシリンダ60の油室66からマスターシリンダ20の油室26への作動油の流入(戻り)は無い。したがって、スレーブシリンダ40のピストン42は通常の速度で(速く)ストロークする(ラインU13)。
そして、ペダルストロークSが第2のストロークS2になったときに、ラインL21上のエンゲージ開始点G3の寸前となり、クラッチ80が完全切断状態から半係合状態(半クラッチ状態)に移行する。このストロークS2になったとき、コントロールシリンダ60のピストン62が停止位置から初期位置に向けてストロークを開始する。これにより、以降、図4のグラフのラインU12に示すように、コントロールシリンダ60の油室66に作動油が流入していないとき(ラインU13)と比較して、スレーブシリンダ40のピストン42のストローク(レリーズストローク)が遅い速度になる。
その後、さらにクラッチペダル10が戻され、ペダルストロークSが第1のストロークS1になったときに、ラインL21上のエンゲージ完了点G4となり、クラッチ80が半係合状態(半クラッチ状態)から完全係合状態に移行する。このストロークS1になったとき、図3(a)に示すように、コントロールシリンダ60のピストン62が隔壁71に当接した初期位置に戻って停止する。これ以降、コントロールシリンダ60の油室66からマスターシリンダ20の油室26への作動油の流入(戻り)が無くなるので、図4のラインU11に示すように、スレーブシリンダ40のピストン42が再び元の速度で(速く)ストロークする。
このように、ペダルストロークSに対するレリーズストロークMの特性は、本実施形態の油圧調整部90が無い場合(従来構成)の特性(ラインU2)に対して、連通穴72が開かれるストロークS1までは、通常特性よりもレリーズストローク上昇を高く設定している(ラインU11)。そして、連通穴72が開かれているコントロール領域Cでは、ピストン62の移動に伴い連通穴72を介してコントロールシリンダ60の油室66に作動油が流入することで、レリーズストロークMの上昇(変化量)が緩やかとなる(ラインU12)。その後、ピストン62がストッパー69cに当接して停止した後は、再び当初(ラインU11)と同じストローク上昇特性となる(ラインU13)。
本実施形態のクラッチ操作装置1では、従来構成に比べて、コントロール領域CにおけるペダルストロークSに対するレリーズストロークMの変化が少ない(傾きが小さい)ので、微細なストローク調整が可能となる。これにより、クラッチペダル10によるクラッチ80の係合操作(ラインL22)を行う運転者は、クラッチ80のエンゲージ開始点G3からエンゲージ完了点G4までの半クラッチ領域Qでのクラッチ係合操作をより簡単に行うことが可能となる。それと共に、図4のラインL11及びラインL21に示すように、従来構成(ラインL12及びラインL22)と比較して、半クラッチ領域QでのペダルストロークSに対するペダル荷重Wの変化(油圧の傾き)が少なくなるので、クラッチペダル10の操作が更に容易となる。
なお、本実施形態の油圧調整部90を備えるクラッチ操作装置1では、従来構成のクラッチ操作装置(油圧調整部90を備えていないクラッチ操作装置)と比較して、コントロールシリンダ60の油室66に収容された作動油の流量分がクラッチペダル10の踏込量の損失分となる。そこで、この損失分を補うために、クラッチペダル10の総ストロークに対するマスターシリンダ20の総ストロークが大きくなるように、レバー比をより高いレバー比(ハイレシオ)に設定することで、マスターシリンダ20から吐出される作動油の流量を増加させるようにする。
本実施形態のクラッチ操作装置1は、クラッチペダル10とレリーズ機構55との間のレバー比を可変とした機構であり、それを油圧系による機構で実現したものである。そして、クラッチペダル10とレリーズ機構55との間のレバー比を可変としたことで、半クラッチ領域Qにおけるクラッチペダル10の踏込量の微小なコントロールを容易とし、車両の発進や車庫入れなどにおけるクラッチ80の繊細な半クラッチ操作を行い易くしたものである。
コントロール領域C(半クラッチ領域Q)は、クラッチペダル10を微小に踏んだり戻したりしてクラッチ80の係合を探りながら、半クラッチで徐々にクラッチミートさせる領域である。この領域において、クラッチペダル10を徐々に動かしてクラッチ80を係合させることを行い易くするために、クラッチペダル10の動きに対してクラッチ80の係合動作を小さくし、またその領域ではクラッチペダル10の荷重変化も小さく抑えることで、クラッチペダル10の踏み戻し調整を簡単に(楽に)行えるようにしたものである。
以上説明したように、本実施形態のクラッチ操作装置1は、上記の油圧調整部90を備えたことで、ストロークS1とストロークS2との間のコントロール領域Cにおけるクラッチペダル10のペダルストロークSに対する作動機構50の作動量(変化量)を他の領域と比較してより少ない量に抑える(変化を緩やかにする)ことができる。これにより、クラッチ80の係合開始(エンゲージ開始点G3)からクラッチ80の完全係合(エンゲージ完了点G4)までのいわゆる半クラッチ領域Qにおいて、クラッチペダル10のストロークSに対するレリーズ機構55(作動機構50)の作動量を少なく抑えることが可能となるので、クラッチペダル10の操作によるクラッチ係合動作のより微細なコントロールが可能となる。したがって、クラッチペダル10によるクラッチ80の係合操作の容易化を図ることができる。
そして、本実施形態のクラッチ操作装置1は、上記のようなクラッチペダル10のストローク特性におけるコントロール領域Cにおいてクラッチペダル10のストロークに対するレリーズ機構55(作動機構50)の作動量が少なくなるようにした構成を、コントロールシリンダ60を有する油圧調整部90にて実現するものである。そのため、特許文献1に記載の従来技術のようにクラッチペダル10に設置されたリンクやピンの摩擦による摩耗や摺動音が発生するおそれがない。よって、クラッチペダル10の踏み戻し操作に伴う動作音を効果的に低減できると共に、装置の耐久性を向上させることができる。したがって、クラッチペダル10によるクラッチ係合操作の操作性向上と、動作時の静寂性及び耐久性の向上との両立を図ることができる。
また、本実施形態のクラッチ操作装置1では、クラッチペダル10の上記第1のストロークS1は、クラッチ80の完全係合状態と半クラッチ状態(半係合状態)との境界となるストロークであり、第2のストロークS2は、クラッチ80の半クラッチ状態(半係合状態)と完全切断状態との境界となるストロークである。
これによれば、クラッチペダル10のストローク特性におけるクラッチ80の完全係合状態と完全切断状態との間のコントロール領域C(半クラッチ状態)で、クラッチペダル10のストロークに対するレリーズ機構55の作動量が少なくなる構成を実現できる。したがって、コントロール領域Cでのクラッチペダル10によるクラッチ係合操作の容易化を図ることができる。
また、本実施形態のクラッチ操作装置1では、コントロールシリンダ60をマスターシリンダ20と一体に構成することで、クラッチ操作装置1のアッセンブリ化による車体への取付性の向上を図ることができる。また、コントロールシリンダ60とマスターシリンダ20とをつなぐ配管などの部品を削減することができるので、装置の製造コストを効果的に低減することができる。
また、本実施形態のクラッチ操作装置1では、コントロールシリンダ60のピストン62に対して油室66と反対側に設けた他の油室67は、大気圧に開放されたリザーバタンク5に連通している。この構成によれば、コントロールシリンダ60のピストン62の背面側の油圧を大気圧にすることが可能となる。したがって、ピストン62のストロークが背面側の油圧の影響を受けずに済むので、コントロールシリンダ60による安定した油圧設定を行うことが可能となる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、油圧調整部90のコントロールシリンダ60をマスターシリンダ20と一体に構成した場合を示したが、本発明の油圧調整用シリンダは、マスターシリンダと別体であってもよい。その場合は、マスターシリンダの油室と油圧調整用シリンダの油室とを連通する油路又は配管を設けるようにする。
1 クラッチ操作装置
2 油圧配管
3 油路
4 油路
5 リザーバタンク
10 クラッチペダル(クラッチ操作子)
12 プッシュロッド
20 マスターシリンダ
21 ハウジング
22 ピストン
23 スプリング
26 油室
40 スレーブシリンダ
42 ピストン
46 油室
50 作動機構
55 レリーズ機構
60 コントロールシリンダ(油圧調整用シリンダ)
61 ハウジング
62 ピストン
63 スプリング(付勢部材)
65 オイルシール
66 油室
67 油室
69 蓋部材
69c ストッパー(停止部材)
71 隔壁
72 連通穴(連通部)
80 クラッチ
90 油圧調整部
S1 ストローク(第1の操作量)
S2 ストローク(第2の操作量)

Claims (4)

  1. 駆動源から手動変速機への駆動力の伝達又は遮断を行うためのクラッチと、
    前記クラッチを操作するためのクラッチ操作子と、
    前記クラッチ操作子の操作を油圧に変換するマスターシリンダと、
    前記マスターシリンダの油室から供給される作動油の油圧に応じて前記クラッチの切断・係合の切り替えを行う作動機構と、を備えるクラッチ操作装置において、
    前記マスターシリンダの油室と連通する油室を有する油圧調整用シリンダと、
    前記油圧調整用シリンダ内でストローク可能に設置されたピストンと、
    前記ピストンを前記油圧調整用シリンダの油室内の前記マスターシリンダとの連通部側の初期位置に付勢する付勢部材と、
    前記初期位置からストロークした前記ピストンを停止位置で停止させる停止部材と、で構成される油圧調整部を備え、
    前記クラッチ操作子の操作量が第1の操作量に達したときに、前記ピストンにかかる前記マスターシリンダの油室内の油圧による荷重が前記付勢部材の付勢力よりも大きくなることで、前記ピストンが前記初期位置からストロークを開始し、
    前記クラッチ操作子の操作量が前記第1の操作量よりも大きな第2の操作量に達したときに、前記ピストンのストロークが前記停止位置で停止する
    ことを特徴とするクラッチ操作装置。
  2. 前記クラッチ操作子の前記第1の操作量は、前記クラッチの完全係合状態と半係合状態との境界となる操作量であり、前記第2の操作量は、前記クラッチの半係合状態と完全切断状態との境界となる操作量である
    ことを特徴とする請求項1に記載のクラッチ操作装置。
  3. 前記油圧調整用シリンダは、前記マスターシリンダと一体に構成されており、
    前記連通部は、前記油圧調整用シリンダと前記マスターシリンダとを隔てる隔壁に設けた連通穴である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のクラッチ操作装置。
  4. 前記マスターシリンダに作動油を供給するリザーバタンクを備え、
    前記リザーバタンクは、大気圧に開放されており、
    前記油圧調整用シリンダの前記ピストンに対して前記油室と反対側に設けた他の油室は、前記リザーバタンクに連通している
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のクラッチ操作装置。
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