JPH03233883A

JPH03233883A - 面状採暖具

Info

Publication number: JPH03233883A
Application number: JP2649890A
Authority: JP
Inventors: Satoshi Arima; 聡有馬
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1990-02-06
Filing date: 1990-02-06
Publication date: 1991-10-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、電気カーペット、電気毛布等の面状採暖具に
関するものである。

従来の技術近年、面状採暖具は、電気カーペット、電気毛布等に代
表されるように、省スペース性、快適性の意味から、市
場に広く受は入れられてきている。

以下図面を参照しながら、上述した従来の面状採暖具の
一例について説明する。第３図は従来の面状採暖具の概
略構成図を示すものである。Ｗ！Ｊ３図において１本体
１は内部にチュービングヒータ２釦よび温度検知線３を
有している。コントローラ４は本体１の制御をするもの
である。コントローラ４には温度調節部５が設けられて
釦９、これは本体１の表面温度を調節する際に用いる。

なお６は電源コードである。

以上のように構成された面状採暖具について、以下その
動作について説明する。

電源コード６をコンセント（図示せず）に接続すると、
コントローラ４を介してチュービングヒータ２へ通電さ
れる。チュービングヒータ２は通電されると、発熱し、
その結果、本体１はその表面へ放熱し、採暖具として機
能する。一方、チエ−ピングヒータ２と並行して配線さ
れている温度検知線３はそれ自身が持つサーミスタ特性
により本体１の温度上昇と共にその抵抗値が下がる。コ
ントローヲ４は、その抵抗値を測定し、ある一定の抵抗
値に達すると、チュービングヒータ２への通電を停止す
る。温度調節部６を調節することにより、温度検知線３
の抵抗値の設定を変えることができ、その結果、本体１
の温度調節ができる。

発明が解決しようとする課題しかしながら、上記のような構成では本体１全体として
の温度管理はできるが、局所的な温度管理はできなかっ
た。なぜなら、温度管理するために設けられた温度検知
線３は、製品本体１全体に配線されており、製品本体１
全体としての温度変化を管理しているにすぎないためで
ある。従って局所的に保温されて、局所的に温度が上昇
したとしても、全体として温度が一定温度に達しないと
コントローラ４は、ある一定の温度に達したと判断でき
ないこととなる。その結果、適温に設定したつもシであ
っても、幼児、老人等が使用した場合、使用者の下部の
みが保温され、高温になってもその筐ま使用される恐れ
があり、その結果低温火傷に至るという問題点を有して
いた。

本発明は上記問題点に鑑み、局所的な温度管理のできる
面状採暖具を提供するものである。

課題を解決するための手段上記課題を解決するために、本発明の面状採暖具は、面
状に配線されたヒータユニットを有する本体と、製品本
体を制御するコントローラと、温度センサー部とを備え
、温度センサー部は本体に対して非固定式としたもので
ある。

作　　用上記構成により、面状採暖具表面の温度を、局所的にか
つ、場所を問わず測定できる。つ壕り、面状採暖具を使
用するものがあらかじめ、温度管理したい位置に温度セ
ンサー部を置いてかけば。

温度センサー部は設置場所の温度を測定できることにな
る。測定した温度データを、本体を制御するコントロー
ラへ送信してやることで、コントローラは温度センサー
部の温度に応じて本体の制御φ；可能となる。

実施例以下本発明の一実施例の面状採暖具について、図面を参
照しながら説明する。

第１図は本実施例における面状採暖具の概略構成を示す
ものである。本体１１内部にチュービングヒータ１２＄
−よび温度検知＃！１３を有している。

コントローラ１４は本体１１の制御を司るものである。

温度センサー部１５は信号＠１ｅを介してコントローラ
１４と接続されている。温度センサー部１５は温度表示
部１７を有している。コントローラ１４に設けられた切
換スイッチ１８は３種類の設定ができる。また同じくコ
ントローラ１４に設けられた温度調節部１９は目的の温
度に設定するためのものである。なお、２０は電源コー
ドである。

以上のように構成された面状採暖具について、以下、第
１図、第２図を用いてその動作を説明する。

會ず使用者はコントローラ１４に設けられた切換スイッ
チ１８の設定位置を決める。切換スイッチ１８の設定位
置を決める。切換スイッチ１８の設定位置は３つあり、
■の位置に設定すると、温度検知線１３優先となる。温
度検知線１３優先とは、湿温センサー部１６の温度に関
係なく、温度検知線１３の検知した温度により、本体１
１の温度制御をコントローラ１４が行なうということで
ある。上記設定での動作を説明すると、電源コード２０
をコンセント（図示せず）に接続すると、コントローラ
１４を介してチュービングヒータ１２へ通電される。チ
ュービングヒータ１２は通電されると、発熱し、その結
果本体１１はその表面へ放熱し、採暖具として機能する
。一方、チュービングヒータ１２と並行して配線されて
いる温度検知線１３は、それ自身が持つサーミスタ特性
により、本体１１の温度上昇と共にその抵抗値が下がる
。コントローラ１４はその抵抗値を測定し、ある一定の
抵抗値に達するとチュービングヒータ１２への通電を停
止する。温度調節部１９を調節することにより、抵抗値
設定を変えることができ、その結果、本体１１の温度調
節ができる。その際、温度センサー部１６の温度は全く
関係しない。以上の動作は従来例と同じものである。

次に切換スイッチ１８の設定を■の位置に設定した場合
の動作を説明する。切換スイッチ１８を■の位置にする
と、温度センサー部１６優先となる。温度センサー部１
６優先とは、例えば温度検知線１３が筐だ所定の温度に
達していない場合であっても、温度センサー部１６が所
定の温度に達して釦れば、本体１１の温度制御をコント
ローラ１４が行なうということである。上記設定での動
作を説明すると、電源コード２０をコンセントに接続す
ると、コントローラ１４を介してチュービングヒータ１
２へ通電される。チュービングヒータ１２は通電される
と発熱し、その結果、本体１１はその表面へ放熱し、採
暖具として機能する。

方チュービングヒータ１２と並行して配線されている温
度検知線１３釦よび、本体１１の表面と使用者の間に設
けられた温度センサー部１６は、それ自身が持つサーミ
スタ特性により、本体１１の温度上昇と共にその抵抗値
が下がる。コントローラ１４はそれぞれの抵抗値を測定
し、どちらか−方がある一定の抵抗値に達するとチュー
ビングヒタ１２への通電を停止する。通電を停止する条
件とは、温度検知線１３の抵抗値が所定の抵抗値に達し
た場合は当然とし、更に温度検知線１３が所定の抵抗値
に達していない場合であっても、温度センサー部１６が
所定の抵抗値に達してふ−れば、通電は停止されるもの
とする。温度調節部１９を調節することにより、抵抗値
設定を変えてやることができ、その結果、本体１１の温
度調節ができる。

次に切換スイッチ１８を◎の位置に設定した場合の動作
を説明する。切換スイッチ１８をＯの位置にすると、室
温優先となる。室温優先とは、例えば温度検知線１３が
１だ所定の温度に達していない場合であっても、温度セ
ンサー部１５の温度が、ある定められた室温（例えば２
０℃）に達して釦れば、本体１１の温度制御をコントロ
ーラ１４が行なうということである。

上記設定での動作を説明すると、電源コード２Ｑをコン
セントに接続すると、コントローラ１４を介してチュー
ビングヒータ１２へ通電される。チュービングヒータ１
２は通電されると発熱し、その結果、本体１１はその表
面へ放熱し、採暖具として機能する。一方チュービング
ヒータ１２と並行して配線されている温度検知線１３は
、それ自身が持つサーミスタ特性により、製品本体１１
の温度上昇と共にその抵抗値が下がる。又、他方で使用
者により近い位置の室温を測定できる場所に設けられた
温度センサー部１６は、それ自身が持つサーミスタ特性
により、室温の上昇と共にその抵抗値が下がる。コント
ローラ１４は温度センサー部１５がある定められた室温
（例えば２０℃）に達する１では、温度調節部１９の設
定温度に対応した温度検知線１３の抵抗値にて温度制御
するが、温度センサー部１６が、ある定められた温度（
例えば２０℃）に達すると、温度調節部１９の設定温度
以下の温度に対応した温度検知線１３の抵抗値にて温度
制御する。

尚、温度センサー部１５には、温度に応じてその色が変
わる温度表示部１７を有して訃り、温度センサー部１６
近辺の温度が１目見ただけで分るようになっている。

以上のように本実施例によれば１面状に配線されたヒー
タユニットを有する本体１１と本体１１を制御するコン
トローラ１４と、温度センサー部１５とを備え、温度セ
ンサー部１５は本体１１に対して非固定式とすることに
より、面状採暖具を使用する使用者と直接接する位置の
面状採暖具の表面温度を局所的に管理することができる
。そのことにより、幼児や老人のように、長時間かつ同
一場所で面状採暖具を使用する場合、使用者に面してい
る箇所が局所的に温度上昇し、低温火傷に至らしめると
いう問題があるのに対し、取付は場所を自由に選べる温
度センサー部１５を面状採暖具と使用者の間に設けてや
ることで、局所的な温度管理を可能ならしめ、前記問題
を解決することができるものである。更に温度センサー
部１６をより使用者に近い位置の室温を測定できる場所
に設けることができるため、より実際に即した室温連動
型の面状採暖具を提供することが可能となった。又、温
度センサー部１６には温度に応じて色の変わる温度表示
部１７を備えていることにより、−見しただけで温度セ
ンサー部１６の温、度が大体分かる。このことにより、
面状採暖具の表面に温度センサー部１６を置いてかけば
、面状採暖具を直接されらなくとも表面温度が分かう、
面状採暖具の消し忘れの防止、異常温度上昇の早期発見
を図ることができる。

なお１本実施例にかいて、温度センサー部１６の取付方
法について述べていないが、ピン固定。

マジックテープ、粘着テープ等、いずれの手段を用いて
良いことは言う筐でもないことである。

発明の効果以上のように本発明は、面状に配線されたヒータユニッ
トを有する本体と、本体を制御するコントローラと、温
度センサー部とを備え、温度センサー部は本体に対して
非固定式とすることにより、以下の効果が得られる。

（１）温度センサー部が非固定式であることにより、面
状採暖具を使用する使用者と面状採暖具の開に温度セン
サー部を自由に設けることができる。そのことにより、
面状採暖具を局所的に温度管理でき、使用者がより安全
に面状採暖具を使用することができるようになった（低
温火傷の防止等〉。

（２）本体を加熱するチュービングヒータと、チュービ
ングヒータと並行して配線した温度検知線によりヒータ
ユニットを構成し、コントローラにより本体の温度制御
するようにした製品にむいては、温度センサー部をいわ
ゆる室温センサーとして使用できる。温度センサーの取
付場所は自由に選べることによシ、よう実際に即した、
省エネ効果のある室温連動型の面状採暖具を提供できる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に釦ける面状採暖具の斜視図
、第２図は同採暖具の要部拡大図、第３図は従来の面状
採暖具の斜視図である。１１・・・・・・本体、１４・・・・・・コントローラ
、１６・・・・・・温度センサー部。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）面状に配線されたヒータユニットを有する本体と
、前記本体を制御するコントローラと、温度センサー部
とを備え、前記温度センサー部は本体に対して非固定式
とした面状採暖具。
（２）温度センサー部は信号線を介してコントローラと
接続されてなる請求項（１）記載の面状採暖具。
（３）温度センサー部に周囲温度により変色する表示部
を設けてなる請求項（１）または（２）記載の面状採暖
具。