JP2537416B2 - 調理器 - Google Patents

調理器

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JP2537416B2
JP2537416B2 JP1310447A JP31044789A JP2537416B2 JP 2537416 B2 JP2537416 B2 JP 2537416B2 JP 1310447 A JP1310447 A JP 1310447A JP 31044789 A JP31044789 A JP 31044789A JP 2537416 B2 JP2537416 B2 JP 2537416B2
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利光 水野
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24CDOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
    • F24C7/00Stoves or ranges heated by electric energy
    • F24C7/04Stoves or ranges heated by electric energy with heat radiated directly from the heating element

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Electric Stoves And Ranges (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はニクロム線等の電熱線をヒータとして使用す
る調理器に関する。
(従来の技術) 従来のこの種調理器として、電熱ヒータとこれの出力
を調節する出力調節部とを備え、出力調節部の設定値を
変更する時、または通電を開始する時その設定値変更動
作に対する電熱線の応答速度が遅く、また通電時に電熱
ヒータは明るくなるが、設定値を少し変更しただけでは
明るさはあまり変化せず、特に電熱ヒータを取り付けた
ケーシングの上面を耐熱ガラス(結晶化ガラス)で覆う
器具においては、該電熱ヒータの明るさの変化はほとん
ど確認できず、設定値変更動作と視覚的な変化が一致し
ないという不都合がある。
そこで、例えば実開昭50−71275号公報により、出力
調節部による調節段階に応じて明るさが変化するランプ
を設けたものや、特開昭61−143626号公報により、電熱
ヒータに対してランプヒータを並列に接続したものが知
られている。
一方、調理が終了し電熱ヒータへの通電をやめ電熱ヒ
ータが光らなくなっても耐熱ガラス等は残熱のため暫く
高温であり、そのため耐熱ガラスが高温であることを知
らせるホットランプを設けることが望まれる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、電熱ヒータの火力の強弱を表示するた
めのランプやランプヒータと、残熱を表示するためのホ
ットランプとを別個に設けると、ランプ類の個数が多く
なるという不具合が生じる。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記不都合を解消しようとするもので、耐熱
ガラスを上面開口部に取り付けた器具本体内に、電熱ヒ
ータを取り付けたケーシングと、該電熱ヒータの出力を
調節する出力調節部と、該耐熱ガラスの温度を検出する
温度検出素子を備えたホットランプとを設けた調理器に
おいて、該電熱ヒータの通電時には、該電熱ヒータに該
ホットランプを並列接続し、その並列接続回路に該出力
調節部を直列接続するようにし、該電熱ヒータの非通電
時には、該温度検出素子を作動させ、該ホットランプを
該電熱ヒータとは無関係に点灯できるようにしたことを
特徴とする。
(作用) 本発明は上記構成によるもので、温度検出素子により
耐熱ガラスの温度が所定値以上であることが検出される
と点灯して残熱のための注意ランプとなるホットランプ
を利用するもので、電熱ヒータの通電時には、出力調節
部の設定値を変更すると、該設定値に応じてホットラン
プの明るさが速やかに変化する。また電熱ヒータの非通
電時には、電熱ヒータを消した後も耐熱ガラスの温度が
所定値以下になるまで温度検出素子によりホットランプ
を点灯させることができる。
(実施例) 次に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図において、1は調理器の器具本体を
示し、該器具本体1には、その上面開口部2に結晶化ガ
ラスから成る暗赤色の半透明の耐熱ガラス3が取り付け
られると共にその内部に電熱線たるニクロム線4をヒー
タとしたこんろ5が2個収容される。該耐熱ガラス3は
後部に図示しないグリルの排気口6を備えた枠体7に嵌
め込まれる。
該こんろ5のケーシング8は、内部のニクロム線4か
ら発生する熱が分散されず、上部開口部9に集中するよ
うに、円筒形の枠10の中に断熱材11を備えて成り、さら
にその上にオーバーヒートスイッチ17が取り付けられ
る。
各こんろ5を支持する支持金具12は器具本体1の底面
の4個のねじ13により固定されて立設されるスペーサ14
に嵌め込まれて位置決めされ、各こんろ5のケーシング
8は4個のスペーサ14の周囲に設けられた4個のスプリ
ング15により前記耐熱ガラス3に押圧され、固定され
る。
該オーバーヒートスイッチ17は加熱防止用の安全装置
として作用するもので、所定温度以上になると電熱ヒー
タの出力を停止させる。
該器具本体1内の前側には碍子18を介してホットラン
プ19が設けられる。該ホットランプ19はオーバーヒート
スイッチ17に内蔵された温度検出素子たるバイメタルス
イッチ20が60℃以上の温度を検出した場合に点灯して耐
熱ガラス3が熱くなったことを知らせる。
かかる構成の調理器は第3図に示す制御回路30によっ
て制御される。
該制御回路30はニクロム線4の一端31aを出力調節部3
3と通電スイッチ35とを介して電源34の一端に接続する
と共に他端31bをオーバーヒートスイッチ17と通電スイ
ッチ35とを介して電源34の他端に接続し、さらに出力調
節部33の電源側とスイッチ17の電源側との間にリレー40
を接続し、通電スイッチ35が閉じることによりリレー40
が作動するようにした。一方、ホットランプ19はリレー
40のスイッチ42によって、リレー40の作動時には上記一
端31aとオーバーヒートスイッチ17の電源側との間に架
設されニクロム線4に対して並列に接続されることにな
り、リレー40の非作動時にはバイメタルスイッチ20を介
して電源34に接続されるように構成した。
これの概略を説明すると、通電スイッチ35を閉じたニ
クロム線4の通電時には、リレー40が作動してニクロム
線4と並列にホットランプ19が接続され、その並列接続
回路41に出力調節部33が直列に接続されて、操作子によ
り設定値を変更すれば、ニクロム線4の応答速度が遅く
ても、設定値変更動作を耐熱ガラス3を通してホットラ
ンプ19の速やかな明るさの変化で表わすことができ、設
定値変更動作と視覚的な変化を一致させることができ
る。また通電スイッチ35を開いたニクロム線4の非通電
時には、リレー40が不作動となり、ホットランプ19がバ
イメタルスイッチ20を介して電源34に直接接続され、例
えばこんろ5による調理が終った後も、耐熱ガラス3の
温度が十分に低くなるまで、換言すればニクロム線4の
温度が所定値以下になるまでバイメタルスイッチ20を閉
じてホットランプ19を点灯させ、使用者に残熱を知らせ
ることができる。
尚、該出力調節部33は、図示しない操作子を有する出
力設定部32を含むもので、例えば可変抵抗器から成り、
該操作子を操作して設定値を変えることにより例えば抵
抗値が変化するものである。かくするときは、操作子に
より設定値を変更すると、出力調節部33の例えば抵抗値
が変わり、これによりニクロム線4通電電流が変化し、
かつニクロム線4に並列に接続されているホットランプ
19の通電電流も連動して変化する。
第4図は第3図の回路の変形例を示すもので、リレー
40を使用せず、ニクロム線4の通電時にもバイメタルス
イッチ20を作動可能にした点を除けば第3図の回路と特
に異ならない。
これの概略を説明すると、通電スイッチ35を閉じたニ
クロム線4の通電時には、スイッチ50が閉じ、スイッチ
51が開いてニクロム線4と並列にホットランプ19が接続
され、その並列接続回路52に出力調節部33が直列に接続
されて、操作子により設定値を変更すれば、設定値変更
動作をホットランプ19の速やかな明るさの変化で表わす
ことができ、設定値変更動作と視覚的な温度変化を一致
させることができる。また通電スイッチ35を開いたニク
ロム線4の非通電時には、スイッチ50が開き、スイッチ
51が閉じてホットランプ19がバイメタルスイッチ20を介
して電源34に直接接続され、例えばこんろ5による調理
が終った後も、ニクロム線4の温度が所定値以下になる
までバイメタルスイッチ20を閉じて一定の明るさでホッ
トランプ19を点灯させ、使用者に残熱を知らせることが
できる。
尚、電熱ヒータとして渦巻き状のニクロム線4を用い
たが、渦巻き状のニクロム線を酸化マグネシウムの絶縁
材で覆い、さらにニッケルのパイプで保護して成るシー
ズヒータを用いても良く、また薄いシートの中にニクロ
ム線を配線して成るシートヒータを用いても良い。
尚、電熱ヒータとしてニクロム線4を用いたが、ダン
グステン線等を用いても良い。
尚、温度検出素子をバイメタルスイッチ20としたが、
サーミスタ等を用いても良い。
尚、出力調節部33は可変抵抗器でなく、可変電圧調整
器であっても良い。
(発明の効果) このように本発明の調理器によるときは、電熱ヒータ
の通電時には、出力調節部の設定値に応じてホットラン
プの明るさが変わるので、使用者の設定値変更動作に対
応した視覚的変化を得ることができ、また電熱ヒータの
非通電時には温度検出素子との組合せで、ホットランプ
本来の機能を果すことができる効果を有する。そして、
これらの機能を1個のホットランプで行わせるようにし
たので、出力部の設定値に応じて明るさの変わるランプ
やヒータをホットランプとは別個に設けるものに比べて
ランプ類の個数を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施の一例を示す分解斜視図、第2図
はそのこんろの部分を示す断面図、第3図はその制御回
路図、第4図は第3図の変形例の制御回路図である。 1……器具本体 2……上面開口部 3……耐熱ガラス 4……ニクロム線(電熱ヒータ) 8……ケーシング 19……ホットランプ 20……バイメタルスイッチ(温度検出素子) 41、52……並列接続回路 33……出力調節部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 裕司 愛知県名古屋市中川区福住町2番26号 リンナイ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−143626(JP,A) 実開 昭50−71275(JP,U) 実開 昭58−21993(JP,U) 実開 昭57−116009(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】耐熱ガラスを上面開口部に取り付けた器具
    本体内に、電熱ヒータを取り付けたケーシングと、該電
    熱ヒータの出力を調節する出力調節部と、該耐熱ガラス
    の温度を検出する温度検出素子を備えたホットランプと
    を設けた調理器において、該電熱ヒータの通電時には、
    該電熱ヒータに該ホットランプを並列接続し、その並列
    接続回路に該出力調節部を直列接続するようにし、該電
    熱ヒータの非通電時には、該温度検出素子を作動させ、
    該ホットランプを該電熱ヒータとは無関係に点灯できる
    ようにしたことを特徴とする調理器。
JP1310447A 1989-11-29 1989-11-29 調理器 Expired - Fee Related JP2537416B2 (ja)

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JPS5071275U (ja) * 1973-10-31 1975-06-24
JPS57116009U (ja) * 1981-01-09 1982-07-19
JPS5821993U (ja) * 1981-08-04 1983-02-10 株式会社日立ホームテック 電熱器具の温度警報器
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