JPH0323244A - 光学素子のプレス成形装置 - Google Patents

光学素子のプレス成形装置

Info

Publication number
JPH0323244A
JPH0323244A JP15227189A JP15227189A JPH0323244A JP H0323244 A JPH0323244 A JP H0323244A JP 15227189 A JP15227189 A JP 15227189A JP 15227189 A JP15227189 A JP 15227189A JP H0323244 A JPH0323244 A JP H0323244A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
preform
lens
molded product
mold
press
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP15227189A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2612068B2 (ja
Inventor
Takashi Yashiki
屋敷 隆
Osami Kaneto
修身 兼頭
Ryoji Iwamura
岩村 亮二
Hiroshi Asao
浅尾 宏
Kunio Katsuta
勝田 国男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP1152271A priority Critical patent/JP2612068B2/ja
Publication of JPH0323244A publication Critical patent/JPH0323244A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2612068B2 publication Critical patent/JP2612068B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は,光学素子(たとえば,レンズ)と、この光学
素子を、ガラスのプリフォームからプレス成形する光学
素子プレス成形装置とに係り、特に、光学素子そのもの
のハンドリングが容易で,且つこれを光学系に組込むと
きの組立て作業が容易である太笠倉玉と、この光学素子
を,高精度(すなわち、形状精度と面あらさとに優れて
いる)に且つ高能率にプレス成形することができるfl
東五1上1戚獲遣又に関するものである.[従来の技術
] 従来の光学素子,たとえばレンズは、その全体が,レン
ズ面を形或するレンズ部であった。
また、この光学素子を,ガラスのプリフォームからプレ
ス戒形するための光学素子プレス成形装置は、プリフォ
ーム取り入れ室,加熱室,プレス室,徐冷室,レンズ取
り出し室を有し,これら各室を非酸性雰囲気に保った上
で,プレス戒形用の金型を、前記プリフォーム取り入れ
室から順にレンズ取り出し室まで移動させることにより
,所望の光学素子を得ることができるようにしたもので
あった. なお,この種の装置として関連するものには,たとえば
、特開昭61−26528号公報が挙げられる。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来技術は、次の点について配慮がされていなかっ
た。
■.光学素子(以下、レンズという)全体がレンズ部で
あるので,該レンズのハンドリング時,たとえば、金型
から成形品(すなわち、レンズ)を取り出すとき、その
レンズ面を,吸引治具などで接触治吸着しなければなら
ないので、レンズ面を傷つけるおそれがあった。
■.レンズを,光学系たとえば鏡筒へ組込むとき、レン
ズの間隔を保つための間隔管をレンズ面に当てて押える
ことになるが、レンズ面が曲面のため、レンズが傾いて
組立てられることがあった.■.レンズの傾きを防ぐに
は、レンズ外径と鏡筒内径とのギャップを非常に小さく
する必要があり、レンズ外径と鏡筒内径の寸法管理を厳
しく行なわざるをえず、また,ギャップが小さいため,
鏡筒内へのレンズの組立が容易でなく、組立てに長時間
を要していた. ■.上型,下型と胴型とからなる金型を型締めし,これ
らによって形威される空隙(すなわち、キャビティ)へ
プリフォームを完全充満させてレンズをプレス威形する
、いわゆる完全充満方式であるので、プリフオームが前
記空隙を丁度充満するように、その重量管理を厳密に行
なう必要があった・ ■.完全充満方式であるので,上型もしくは下型と胴型
との間へ軟化したガラスが入り込んで、成形品にパリを
生ずる.したがって、その戊形品を金型から取り出すと
き,前記パリが破損すると、これが下型内にカスとして
残り、連続でプレス成形する際支障をきたしていた.ま
た,このカスが胴型と下型とのギャップに入り込んだ場
合には、下型の摺動時にカジリを生じ、金型の破損を引
き起こす原因ともなっていた. ■.前記空隙を形成するために、金型に造形した型キャ
ビティ面が凹面の場合には,その外周部がエッジ状にな
り,型組立時に破損するおそれがあった. ■.金型に加圧力を負荷してプレス成形したのち,その
加圧力を除荷し、型締めしたままで前記金型を徐冷室へ
移動させ、そこで成形品(すなわち、レンズ)を冷却す
るものであるので、成形品に“ひけ″が発生し、形状精
度が劣化した.■.金型を移動させるために、大きいス
ペースが必要となり装置が大形化するうえに、多数の金
型(1個の威形品に1個の金型)を用いるため、金型や
装置の製作コストも高くなるという問題があった, ■.金型が移動するため、上,下型は,押し捧等と連結
することができず,上,下型の移動は、真空吸引で行な
うことになる.したがって、摺動の円滑さを確保するた
め、胴型と上,下型とのクリアランスを、金型をプレス
機構に固定したものよりも大きく取る必要があり、これ
にともない、成形品の上,下レンズ面の傾きが大きくな
るという問題もあった. 本発明は、上記した従来技術の問題点を解決して、■ハ
ンドリング時にレンズ面に傷をつけるおそれがなく、◎
光学系の組立てが容易であり、O形状精度の優れた太笠
及五と、この光学素子を、多数個同時に、容易に且つ短
い成形サイクルでプレス成形することができる、小型の
光11索ヨ’−7tz一玉腹唆毀夏の提供を、その目的
とするものである.[a題を解決するための手段] 上記問題点を解決するための、本発明の光学素子の構成
は,ガラスのプリフォームからプレス成形した光学素子
において、 該光学素子は、レンズ面を形或するレンズ部と,このレ
ンズ部の外周側にあって該レンズ部と一体成形のフラン
ジ部とからなるフランジ付光学素子であるものである. また,本発明の光学素子プレス成形装置の構或は, プリフォーム  室と、竣d医寞−と、處遣』ml1集
tWとを有するものであり、前記プリフォーム供給室か
ら前記成形室へ、ガラスのプリフォームを供給し,該成
形室で,そのプリフォームを所定形状の光学素子にプレ
ス成形し、この戊形品を前記成形品取り出し室へ取り出
すようにした光学素子プレス成形装置において、 該装置は、レンズ面を形或するレンズ部と、このレンズ
部の外周側にあって該レンズ部と一体成形のフランジ部
とからなるフランジ付光学素子(これを,成形品という
)をプレス成形することができるものであり、 前記域11室一は、側面にプリフォーム搬入口兼成形品
搬出口を穿設した胴型と,この胴型内に相対移動可能に
嵌入され、型締めしたとき、前記成形品のレンズ部と同
一形状のキャビティを、胴型中心軸に関して対称位置に
複数個形成することができる空隙を造形した上型,下型
とからなる金型と,前記上型,下型を保持し,型締めす
ることにより,前記空隙のそれぞれへ搬入されたプリフ
オームを同時に加圧して、複数個の成形品をプレス威形
することができ,且つ前記下型を胴型中心軸のまわりに
回動させることができるプレス機構と、前記胴型の周囲
から、前記上型,下型およびその空隙へ搬入されたプリ
フオームを所定の成形温度まで加熱することができ、前
記胴型に対して相対移動可能に配設された加熱機構と、
前記胴型の周囲から,前記上型,下型およびその空隙に
ある前記成形品を所定温度まで冷却することができ、前
記加熱機構と干渉することなく、前記胴型に対して相対
移動可能に配設された冷却機構と、プリフォームを、プ
リフォーム供給室側から成形品取り出し室側へ搬送する
ことができ、且つ、その途中に.前記プリフォームを所
定温度まで予熱するための予熱炉を装着してなる搬送機
構と、前記予熱炉で予熱されたプリフォームを前記搬送
機構から受け取り、これを,前記胴型のプリフォーム搬
入口兼成形品搬出口から前記空隙へ搬入することができ
、且つ前記空隙にある成形品を前記プリフォーム搬入口
兼成形品搬出口から搬出し、これを、前記搬出機構の、
予熱炉よりも成形品取り出し室側へ渡すことができるプ
リフォーム搬入兼成形品搬出機構とを有するものであり
, 前記プリフオーム供給室は、プリフオームを貯えること
ができるストッカーと,このストッカーからプリフオー
ムを受け取り,これを、前記成形室の搬送機構の,予熱
炉よりもプリフォーム供給室側へ供給することができる
プリフォーム供給機構とを有するものであり、 前記戒1[晶』←坊丑巳ヶ窯−は,成形品を貯えること
ができるストッカーと、前記成形室の搬送機構から成形
品を取り出し、これを,前記ストッカーへ渡すことがで
きる成形品取り出し機構とを有するものであり、 前記ブリフフォーム供給室と前記成形室との間,および
この成形室と前記成形品取り出し室との間に,それぞれ
各室の雰囲気を独立に維持するためのシャッターを設け
たものである. さらに詳しくは,次のとおりである. 上記目的を達或するために,光学素子に係るプレスレン
ズの形状を,レンズ部の外周側にフランジ部を有するフ
ランジ付プレスレンズにしたものである. また、このフランジ付プレスレンズをプレス成戊するた
めの光学素子プレス成形装置に係るフランジ付プレスレ
ンズ威形装置は、金型をプレス機構に固定し、成形品(
すなわち,フランジ付プレスレンズ)が冷却固化するま
で加圧力を保持することができるようにしたものである
.前記金型は多数個取りのものであり、前記プレス機構
は、金型の下型を胴型中心軸のまわりに回動させること
ができるものである. [作用] プレスレンズをフランジ付プレスレンズにしたので,ハ
ンドリング時には、そのフランジ部を吸着してハンドリ
ングすればよく、したがってレンズ面を傷つけることが
ない.また、このフランジ付プレスレンズを鏡筒へ組込
むときには、間隔管をフランジ部へ当てて押さえればよ
いので,フランジ付プレスレンズが傾いて組立てられる
ことはなく、その組立てがきわめて容易である.そして
、このフランジ付プレスレンズを成形するには、そのレ
ンズ部のみを,金型の空隙で形威されるキャビティで成
形し、フランジ部は,キャビティ外の自由空間で成形さ
れるので、従来のような完全充満方式とは異なり、プリ
フオームの重量管理が簡単であるのみならず、成形品に
パリを生ずることはなく,また、型キャビティ面が凹面
であってもその外周部がエッジ状になることもない.ま
た、フランジ付プレスレンズ成形装置は、金型がプレス
機構に固定されているので、成形品が冷却固化するまで
加圧力を保持することができ、ガラスの粘弾性変形によ
る゛′ひけ”の発生がなく、形状精度の優れたフランジ
付プレスレンズを戒形することができる。加えて5胴型
と上,下型とのクリアランスを小さくすることができ、
フランジ付プレスレンズの上,下レンズ面の傾きを小さ
くすることもできる.そして、金型を移動させることな
く、同時に多数個のフランジ付プレスレンズをプレス戒
形することができるものであるので、成形サイクルが短
縮するのみならず、金型費,装置製作費が低減する. [実施例] 以下,本発明を実施例によって説明する.まず,光学素
子から始める. 第工図は、本発明の光学素子の第1の実施例に係るフラ
ンジ付プレスレンズを示すものであり、(a)図は、そ
の平面図.(b)図は、その側面図,第2図は、前記フ
ランジ付プレスレンズのハンドリング状態を示す部分断
面側面図、第3図は,前記フランジ付プレスレンズの外
径を仕上げ加工した加工品を示す側面図,第4図は,前
記加工品を鏡筒へ組込んだ状態を示すものであり、(.
)図は、その部分断面側面図、(b)図は、その正面図
,第5図は,従来のプレスレンズを鎖筒へ組込んだ状態
を示すものであり,(a)図は,その部分断面側面図、
(b)図は、その正面図である,このフランジ付プレス
レンズ31は,レンズ面を形或するレンズ部31aと、
このレンズ部31aの外周側にあって、レンズ部31a
と一体成形のフランジ部3lbとからなるものであり、
このフランジ部3lbの形状は,フランジ面と垂直方向
から見たとき、レンズ部31aと同心のリング状をなす
ものである. このような形状のフランジ付プレスレンズ31をハンド
リングするときには、第2図に示すように、吸着器37
の吸着部37aを、フランジ部31bのフランジ面八当
接させて該フランジ付プレスレンズ31を吸着すればよ
いので、レンズ部31aには何も接触するものがない.
したがって、レンズ面に全く傷をつけることなく、ハン
ドリングすることができる. このフランジ付プレスレンズ31を鏡筒へ組込む手順を
,第3,4図を用いて説明する。
まず、成形品(すなわち、前記フランジ付プレスレンズ
31)外径を,鏡筒33の内径D4よりも小さいd1に
仕上げ加工する(以下,この加工品を31Aと付番する
.3lb’は、フランジ部).間隔管34の内径D2を
,フランジ付プレスレンズ31Aのレンズ有効径d2よ
りもやや大きい寸法に仕上げる.すなわち、D1−dエ
>D,−d,の寸法関係になるように仕上げる. フランジ付プレスレンズ31Aを鏡筒33内へ挿入し、
間隔管34の端面をそのフランジ部3lb′へ当てて押
えれば,該フランジ付プレスレンズ31Aの組込みを完
了する. このようにして組込みができるので、フランジ付プレス
レンズ31Aのレンズ面全面を、光路として有効に利用
することができる.また、フランジ付プレスレンズ31
Aが傾いて組立てられることはないので,複数個のレン
ズ間の光軸出しが容易であり且つ正確である.さらにま
た、鏡筒33の内径D1とフランジ付プレスレンズ31
Aの外径d,との寸法差を、従来よりも大きくできるの
で、フランジ付プレスレンズ31Aの組立てが容易であ
る. なお、従来のプレスレンズを鏡筒に組込む場合には.第
5図に示すように,プレスレンズ32にフランジ部がな
いので、間隔管34をレンズ面に当てて押えなければな
らず,プレスレンズ32が傾いて組立てられる可能性が
あった.これを防ぐためには,鏡筒33の内径とプレス
レンズ32の外径との寸法差を小さくしなければならな
いので,プレスレンズ32の組立てが容易でなく、長時
間を要した. また、このフランジ付プレスレンズ3lの成形方法は、
その詳細については後述するが、これを要するに、レン
ズ形状(もしくは球形状)のガラスのプリフォームを、
金型の空隙へ供給してブレス成形するものである.この
プレス成形時に、型締めして、前記空隙によって形成さ
れるキャビティで成形するのはレンズ部31aであり、
フランジ部3lbは、前記キャビティ外の自由空間でプ
レス成形される。すなわち、従来のように,キャビティ
内へプリフォームを完全充満させる完全充満方式ではな
いので、プリフオームの余剰材料をフランジ部3lbの
外径側へ逃がすことができる.以上説明した実施例によ
れば,次の効果がある.■.フランジ付プレスレンズ3
1をハンドリングするには、そのフランジ部3lbを接
触吸着してハンドリングすればよいので,レンズ面に傷
をつけることはない. ◎6フランジ付プレスレンズ31を鏡筒33へ組込むに
は,間隔管34をそのフランジ部31b′へ当てて押え
ればよいので、レンズ面全面を光路として有効に利用す
ることができ、また、フランジ付プレスレンズ31Aの
組立ても容易であり,さらに、光軸出しも容易である. O.フランジ付プレスレンズ31のプレス戊形は、従来
のプレスレンズのような完全充満方式ではないので、プ
リフオームの余剰材料をフランジ部3lbへ逃がすこと
ができ、プリフォームの重量管理が容易である. 他の実施例を説明する. 前記第1図に係るフランジ付プレスレンズ31は、その
フランジ部3lbの形状がリング状であるが、フランジ
部の形状はリング状に限るものではなく、任意形状,た
とえば矩形状であってもよい. 第6図は、本発明の光学素子の第2の実施例に係るフラ
ンジ付プレスレンズを示すものであり、(a)図は、そ
の平面図、(b)図は,その側面図である。
このフランジ付プレスレンズ35は,レンズ部35aの
外周側に、このレンズ部35aと一体成形のフランジ部
35bを設けたものであり、このフランジ部35bの外
形は,フランジ面と垂直方向から見たとき矩形状をなす
ものである。
このフランジ付プレスレンズ35は,たとえば,断面が
矩形状の鏡筒へ組込むに便利である。
次に,光学素子プレス成形装置の実施例を説明する。
第7図は、本発明の光学素子プレス成形装置の一実施例
に係るフランジ付プレスレンズ成形装置を示す平面図,
第8図は、第7図のA−A’矢視断面図,第9図は、第
7図のB−B’矢視断面図、第10〜15図は、第7図
における金型近傍の詳細を示すものであり、第10図は
、金型の空隙へプリフオームを搬入している状態を示す
断面図,第11図は、第10図のc−c’矢視断面図、
第12図は,金型、プリフオームを加熱している状態を
示す断面図、第■3図は、プリフォームに加圧力を負荷
し,プレス成形している状態を示す断面図、第14図は
、金型,成形品を冷却している状態を示す断面図,第1
5図は,金型の空隙から成形品を搬出している状態を示
す断面図である。
このフランジ付プレスレンズ戒形装置は、戊形室l、プ
リフオーム供給室2,成形品取り出し室3からなる雰囲
気槽と、これを支持する架台4と,プレスフレーム5と
を有し、前記フランジ付プレスレンズ31をブレス成形
するに使用されるものである. 前記成形室1は、金型9と、プレス機構に係るプレス邸
動機構10,加圧捧11,受圧捧12と,加熱機構に係
る加熱ヒータ14と,冷却機構13と、搬送機構に係る
プラテン18,コンベア19,予熱炉20と、プリフオ
ーム搬入兼成形品搬出機構15とを有している. 前記金型9は,第10.11図に示すように、胴型6と
,この胴型6内に、径方向のギャップがほとんどゼロの
状態で,相対移動可能に嵌入された上型7,下型8とか
らなっている.前記胴型6は,軸直角断面の形状が正六
角形で、その側面に、矩形状のプリフォーム搬入口兼成
形品搬出口6aと、これに対向して金型清掃治具出入口
6bとが穿設されている.そして,この胴型6は,取付
穴へ挿入されたボルト30により型受台29に固定され
ている. 前記上型7,下型8は、型締めしたとき(すなわち,下
型8へ連結した加圧捧11が上死点まで上昇したとき)
、フランジ付プレスレンズ31(第1図参照)のレンズ
部31aと同一形状のキャビティを,胴型中心軸に関し
て対称位置に4個形成することができる空隙7a,8a
を造形してなるものである.そして,上型7は,装置本
体側の受圧捧12に固定され、下型8は、加圧棒11へ
連結されている.この加圧棒は、装置本体側のプレス駆
動機構10に取付けられ,このプレス廓動機構10の馳
動により、加圧捧11を介して下型8を上昇させ、型締
めをすることができ,且つ下型8を胴型中心軸のまわり
に回動させることができるようになっている. 加熱ヒータ14は,それ自体で温度調節可能であり,胴
型6の周囲から、上型7,下型8およびその空隙8aへ
搬入されたプリフオーム16を均一に加熱することがで
きるように,周方向に6分割され,胴型6と面接触する
ように形成されている。そして,装置本体から,上下動
可能に垂架され、加熱工程時のみ下降して、胴型6の外
周へ位置するようになっている. 冷却機構13は、胴型6の周囲から,上型7,下型8お
よびその空隙7a,8aにある成形品31(すなわち,
フランジ付プレスレンズ)を均一に冷却することができ
るように,2個1組の半割れで,それぞれがさらに3分
割され、胴型6と面接触するように形成されている.そ
して、その半割れが,互いに水平方向に分れて移動する
ことができ,冷却工程時のみ前進して,前記加熱ヒータ
14と干渉することなく,胴型6の外周へ位置するよう
になっている. 前記コンベア19は,そのプラテンl8上にプリフォー
ム16(もしくは、威形品31)を載置し.これを、プ
リフオーム供給室側から成形品取り出し室側へ搬送する
ことができ,その途中で、プリフオーム16を,予熱炉
20により.所定温度まで予熱することができるもので
ある。
プリフォーム搬入兼成形品搬出機構工5は,水平方向(
ただし,冷却機構13の移動方向と直交する方向)へ往
復動可能に配設され,その吸引部15aは、真空ポンプ
(図示せず)へ接続されている.そして,吸引部15a
によって、予熱炉20で予熱されたプリフォーム16を
プラテン18から吸引し、これを、胴型6のプリフォー
ム搬入口兼成形品搬出口6aがら空隙8aへ搬入するこ
とができ,且つ前記空隙8aにある成形品31を吸引し
、これを、プリフォーム搬入口兼成形品搬出口6aから
前記プラテン↓8上へ戻すことができるものである. 21は、前記プリフォーム搬入兼成形品搬出機構15と
対向して設けられた金型清掃機構であり,これから金型
9内へ非酸化性ガスを吹き出して、金型9を清掃するこ
とができる. 22aは,大気開放扉である. 前記プリフォーム供給室2は、その上にプリフォーム1
6を複数個載置することができる円盤状のストッカー2
3aと、このストツカ−23aからプリフォームl6を
取り、これを前記成形室1のプラテン18上へ戟置する
ことができるプリフォーム供給機構24とを有するもの
であり,前記ストッカー23aは、その円盤中心のまわ
りに回動することができ、プリフォーム供給機構24は
、その支点のまわりに揺動することができるようになっ
ている。25aは,このプリフォーム供給室2と成形室
1との間に設けられたシャッター、22bは,大気開放
扉である. 前記成形品取り出し室3は,その上に成形品31を複数
個貯えることができる円盤状のストッカー23bと,前
記成形室1のプラテン18上から成形品31を取り出し
、これをストッカー23b上へ戟置することができる成
形品取り出し機構26とを有するものであり、前記スト
ッカー23bは、その円盤中心のまわりに回動すること
ができ、成形品取り出し機構26は,その支点のまわり
に揺動することができるようになっている。25b,こ
の成形品取り出し室3と戊形室lとの間に設けられたシ
ャッター、22c、大気開放扉である。
上記のように構成したフランジ付プレスレンズ成形装置
により、フランジ付プレスレンズ31をブレス成形する
動作を説明する. まず,プリフオーム供給室2内に、プリフオーム16を
所定個数乗せた脱着可能なストツカ−238を設置し,
また、成形品取り出し室3内に、成形品受取り用の空の
ストッカー23bを設置する。つぎに,威形室1、プリ
フオーム供給室2,成形品取り出し室3の大気開放扉2
 2 a y 2 2 b e22cを閉め,雰囲気槽
内を10−’Torr以下の真空にした後、非酸化性ガ
ス(例えばN.100%)を余圧程度(0.’15MP
a程度)に充満させる.なお、前記各室には、真空排気
,大気及び非酸化性ガス充満用の配管が設置してあり、
各室独立して真空排気,大気及び非酸化性ガス充満がで
きる機能を有している. 雰囲気槽内のガス圧が所定圧に達したら,上下移動と回
転の自由度を有し、先端に真空吸引チャック24aを有
するプリフォーム供給機構24により、プリフオーム1
6をストツカ−23aから吸着し持ち上げた後,回転し
て成形室1のコンベヤ19上のプラテン18上に移動し
,所定距離降下した後真空吸引を解除してプリフォーム
16をプラテン18上の所定穴に設置する.プリフォー
ム供給機構24は、その後上昇して回転し、プリフオー
ム供給室2へ戻り、次のプリフォーム16の吸着動作可
能状態に入る.同時に、ストッカー23aも所定の角度
(本実施例では60゜)回転し、次のプリフォーム吸着
位置で待機する.プラテン18上のプリフォーム16は
、コンペヤ19上のa位置に送られ、予熱炉20で所定
温度に予熱される。このプリフォーム16は、プリフォ
ーム搬入待機位1bへ送られ,そこで,リフター28の
上昇によりプラテンl8から離れて、プリフォーム搬入
兼成形品搬出機構15の真空吸引チャック15aに吸着
される.リフター28は,元の待機位置に下がる.プリ
フォーム16は、プリフォーム搬入兼成形品搬出機構1
5により、胴型6のプリフォーム搬入口兼成形品搬出口
6aを通って、下型8の1つの空隙8a上に送られる.
下型8が、プリフオーム16と当接する少し前まで上昇
すると、これと同時に真空吸引が解除され、プリフオー
ム16が下型8のlつの空118aに搬入される.下型
8が,元の位置まで下降すると,所定角度回転(本実施
例では、4個取りであるから90”回転)する.これと
同時にプリフォーム搬入兼成形品取出機構15の吸引チ
ャック15aは、元の待機位置に戻る.以下,同様の動
作により、下型8にプリフオームが4個搬入される.こ
のようにして,プリフオーム16が下型8に供給される
と、下型8はプリフオーム16を加圧しないプレス直前
の位置まで上昇する.加熱ヒータ14が所定の位置まで
降下し、金型9及びプリフオーム16を所定の威形温度
まで加熱する.所定温度にプリフォーム16の温度が上
昇したら,加圧捧11が上昇し,4個のプリフォーム1
6を同時にプレス成形する.プレス成形が終了すると,
加熱ヒータ14がOFFになり、加熱ヒータ14は元の
位置に戻る.次に,冷却装置13が左右から前進して金
型9と接触し、所定温度に金型9を冷却する.成形品3
1が冷却固化するまでの間、加圧捧はプレス終了位置に
とどまっており、その加圧力が保持されている. 金型9が所定温度に冷却し、成形品31が固化した後、
加圧捧l1が下降して,型開きする、プリフオーム搬入
兼成形品搬出機構15の吸引チャック15aが、プリフ
オーム搬入口兼成形品搬出口6aを通って下型8の1個
目の成形品上に前進する.下型8がプリフォーム16と
わずかに当接するまで上昇すると、真空吸引が働き、成
形品31が真空吸引チャック15aに吸引される.下型
8は下降し元の位置へ戻り、所定角度回転(本実施例で
は90゜.次の成形品の搬出可能位置まで回転)する。
真空吸引チャック15aは、プリフオーム16が乗って
いたプラテンl8上に戻って停止し、所定高さまで上昇
したりフタ−28上に、真空吸引を解除して成形品31
を落とす.リフター28は,元の位置まで降下し,その
途中で威形品31をプラテン18上に置く。成形品31
はコンベア19により,プラテン18で移動し徐冷され
る.以下,同様の動作により,下型8内の成形品3lを
、コンベア19上のプラテンl8に連続的に取り出す. コンベア19上のC位置まで成形品31が来たら、成形
品取り出し機構26に設けてある真空吸引チャック26
aにより取り出され,その成形品3lはストツカ−23
b上に落下して保管される.所定個数の成形品31がス
トッカー23bに溜ったら,シャッター25bが閉じ,
rIi形品取り出し室3の余圧が大気解放され,室内外
の圧力が同じになったとき、大気開放扉22cが開いて
、ストツカ−23bが室外へ取り出され、所望の成形品
31が得られる. 以上説明した実施例(フランジ付プレスレンズ戒形装置
の実施例)によれば、次の効果がある.■.金型9がプ
レス機構に保持されているので,成形品3lが冷却固化
するまで加圧力を負荷することができ、″ひけ”のない
、形状精度の優れたフランジ付プレスレンズが得られる
. ◎.金型9を移動させず、また,同時に多数個の成形品
をプレス成形することができるので,装置が小型になり
、また成形サイクルも短い.O.胴型6と上型7,下型
8とのクリアランスが小さいので、成形品31の上,下
レンズ面の傾きを小さくすることができる. ■.金型9のキャビティでレンズ部31aを成形し、キ
ャビティ外でフランジ部3lbを成形するようにしたの
で(すなわち,完全充満方式ではないので),成形品3
1にパリを生じない.なお,第6図に係るブランジ付プ
レスレンズ35(すなわち、フランジ部の外形が矩形状
のもの)をプレス成形する場合には、円柱形状のプリフ
ォームを使用するのが適当である. [発明の効果] 以上詳細に説明したように本発明によれば,ハンドリン
グ時にレンズ面に傷をつけるおそれがなく,光学系の組
立てが容易である、形状精度の優れた光学素子と、この
光学素子を、多数個同時に、容易に且つ短い成形サイク
ルでプレス成形することができる、小型の光学素子プレ
ス成形装置を提供することができる.
【図面の簡単な説明】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ガラスのプリフオームからプレス成形した光学素子
    において、 該光学素子は、レンズ面を形成するレンズ部と、このレ
    ンズ部の外周側にあって該レンズ部と一体成形のフラン
    ジ部とからなるフランジ付光学素子である ことを特徴とする光学素子。 2、フランジ部の形状は、フランジ面と垂直方向から見
    たとき、レンズ部と同心のリング状である ことを特徴とする請求項1記載の光学素子。 3、フランジ部の外形は、フランジ面と垂直方向から見
    たとき、矩形状である ことを特徴とする請求項1記載の光学素子。 4、プリフオーム供給室と、成形室と、成形品取り出し
    室とを有するものであり、 前記プリフオーム供給室から前記成形室へ、ガラスのプ
    リフオームを供給し、該成形室で、そのプリフオームを
    所定形状の光学素子にプレス成形し、この成形品を前記
    成形品取り出し室へ取り出すようにした光学素子プレス
    成形装置において、 該装置は、レンズ面を形成するレンズ部と、このレンズ
    部の外周側にあって該レンズ部と一体成形のフランジ部
    とからなるフランジ付光学素子(これを、成形品という
    )をプレス成形することができるものであり、 前記成形室は、 側面にプリフオーム搬入口兼成形品搬出口を穿設した胴
    型と、この胴型内に相対移動可能に嵌入され、型締めし
    たとき、前記成形品のレンズ部と同一形状のキャビティ
    を、胴型中心軸に関して対称位置に複数個形成すること
    ができる空隙を造形した上型、下型とからなる金型と、
    前記上型、下型を保持し、型締めすることにより、前記
    空隙のそれぞれへ搬入されたプリフオームを同時に加圧
    して、複数個の成形品をプレス成形することができ、且
    つ前記下型を胴型中心軸のまわりに回動させることがで
    きるプレス機構と、 前記胴型の周囲から、前記上型、下型およびその空隙へ
    搬入されたプリフオームを所定の成形温度まで加熱する
    ことができ、前記胴型に対して相対移動可能に配設され
    た加熱機構と、前記胴型の周囲から、前記上型、下型お
    よびその空隙にある前記成形品を所定温度まで冷却する
    ことができ、前記加熱機構と干渉することなく、前記胴
    型に対して相対移動可能に配設された冷却機構と、 プリフオームを、プリフオーム供給室側から成形品取り
    出し室側へ搬送することができ、且つ、その途中に、前
    記プリフオームを所定温度まで予熱するための予熱炉を
    装着してなる搬送機構と、 前記予熱炉で予熱されたプリフオームを前記搬送機構か
    ら受け取り、これを、前記胴型のプリフオーム搬入口兼
    成形品搬出口から前記空隙へ搬入することができ、且つ
    前記空隙にある成形品を前記プリフオーム搬入口兼成形
    品搬出口から搬出し、これを、前記搬出機構の、予熱炉
    よりも成形品取り出し室側へ渡すことができるプリフオ
    ーム搬入兼成形品搬出機構とを有するものであり、 前記プリフオーム供給室は、 プリフオームを貯えることができるストッカーと、この
    ストッカーからプリフオームを受け取り、これを、前記
    成形室の搬送機構の、予熱炉よりもプリフオーム供給室
    側へ供給することができるプリフオーム供給機構とを有
    するものであり、 前記成形品取り出し室は、 成形品を貯えることができるストッカーと、前記成形室
    の搬送機構から成形品を取り出し、これを、前記ストッ
    カーへ渡すことができる成形品取り出し機構とを有する
    ものであり、 前記プリフオーム供給室と前記成形室との間、およびこ
    の成形室と前記成形品取り出し室との間に、それぞれ各
    室の雰囲気を独立に維持するためのシャッターを設けた ことを特徴とする光学素子プレス成形装置。
JP1152271A 1989-06-16 1989-06-16 光学素子のプレス成形装置 Expired - Lifetime JP2612068B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1152271A JP2612068B2 (ja) 1989-06-16 1989-06-16 光学素子のプレス成形装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1152271A JP2612068B2 (ja) 1989-06-16 1989-06-16 光学素子のプレス成形装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0323244A true JPH0323244A (ja) 1991-01-31
JP2612068B2 JP2612068B2 (ja) 1997-05-21

Family

ID=15536852

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1152271A Expired - Lifetime JP2612068B2 (ja) 1989-06-16 1989-06-16 光学素子のプレス成形装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2612068B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003043349A (ja) * 2001-08-03 2003-02-13 Konica Corp 光ピックアップレンズ
WO2009119348A1 (ja) * 2008-03-28 2009-10-01 Hoya株式会社 レンズ保持具、レンズ保持方法およびレンズ処理方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01145339A (ja) * 1987-12-01 1989-06-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光学ガラス素子の成形方法
JPH01215729A (ja) * 1988-02-22 1989-08-29 Konica Corp ガラス光学素子のプレス成形方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01145339A (ja) * 1987-12-01 1989-06-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光学ガラス素子の成形方法
JPH01215729A (ja) * 1988-02-22 1989-08-29 Konica Corp ガラス光学素子のプレス成形方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003043349A (ja) * 2001-08-03 2003-02-13 Konica Corp 光ピックアップレンズ
WO2009119348A1 (ja) * 2008-03-28 2009-10-01 Hoya株式会社 レンズ保持具、レンズ保持方法およびレンズ処理方法
JPWO2009119348A1 (ja) * 2008-03-28 2011-07-21 Hoya株式会社 レンズ保持具、レンズ保持方法およびレンズ処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2612068B2 (ja) 1997-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5588980A (en) Apparatus for molding a glass optical element with a transporting supporting member
JP4718864B2 (ja) プレス成形型およびプレス成形方法
JPH0419171B2 (ja)
JP5021205B2 (ja) モールドプレス成形型及び光学素子の製造方法
JPH0323244A (ja) 光学素子のプレス成形装置
JP4681443B2 (ja) 成形装置
JP3828058B2 (ja) 成形用金型
JP2970790B2 (ja) 光学素子部材の吸着搬送方法
JPH04362027A (ja) 光学素子のプレス成形装置
JP3204347B2 (ja) 光学素子の成形装置
JPH04310526A (ja) 光学素子プレス成形装置
JP3717793B2 (ja) ガラス成形品の成形装置及び成形方法
JP4455963B2 (ja) 成形体製造装置および製造方法
JP2006083026A (ja) モールドプレス成形型および成形体の製造方法
JP4711697B2 (ja) 光学素子の製造方法、モールドプレス成形装置、及びこれらに用いる位置決め装置
JP6726464B2 (ja) 光学素子の製造方法及び光学素子の製造装置
JP2747103B2 (ja) 光学素子の製造方法
JPH03223126A (ja) ガラスレンズの製造装置
JPH1059731A (ja) 光学部品の成形装置
JPH05330833A (ja) 光学素子の吸着保持システム
JP3011575B2 (ja) 光学素子の成形装置
JP2504856B2 (ja) 光学素子の製造装置
JPH02255541A (ja) 光学素子のプレス成形装置および光学素子
JPH01298032A (ja) 光学素子のプレス成形装置
JP2005008513A (ja) モールドプレス成形装置及び成形方法並びに光学素子の製造方法