JPH03230940A - 金属管にフイルムシートを熱接着する方法及び装置 - Google Patents

金属管にフイルムシートを熱接着する方法及び装置

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JPH03230940A
JPH03230940A JP2024379A JP2437990A JPH03230940A JP H03230940 A JPH03230940 A JP H03230940A JP 2024379 A JP2024379 A JP 2024379A JP 2437990 A JP2437990 A JP 2437990A JP H03230940 A JPH03230940 A JP H03230940A
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    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

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  • General Induction Heating (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金属管の外側面にフィルムシートを熱接着す
るための方法及び装置に関する。
〔従来技術及びその課題〕
絞りしごき缶に代表される2ピ一ス金属缶の、般的な塗
装・印刷方法は次のとおりである。
まず、缶胴外側面に液状の塗料を塗布し、オーブンによ
って焼き付ける。
次に、4〜5色のインクをゴムロール上に乗せ缶胴上に
転写するオフセット印刷法を用いて、所望の模様乃至文
字を缶胴に印刷する。そして、その上にオーバーコート
を行い、その缶胴をオーブンで焼き付ける。
しかる後、缶胴内側面に塗装を行い、オーブン内にて再
度焼き付ける。
上記のとおりの2ピ一ス金属缶の塗装・印刷方法では、
オフセット印刷法を用い、−度に多色のインキを処理す
るため、特に網点印刷のような高級印刷が難しいという
課題があった。
他方、2ピ一ス金属缶の印刷方法として、昇華転写印刷
法を用いるものも提案されている。
この昇華転写印刷法では、紙等のフィルム基材上に昇華
性染料を用いてグラビア印刷等高級印刷したものを、塗
装した缶胴上に巻き付け、加熱することによって、昇華
性染料を缶胴上の塗料中に拡散させ、後に紙等の基材を
剥離することにより印刷を行う。
特開昭60−36187号公報には、昇華性転写印刷法
を用いる印刷方法であって、昇華性印刷に先立ち、缶胴
上に感熱性接着剤を介してポリエステル系フィルムを張
り合わせる方法が提案されており、この公報には、感熱
性接着剤を用いたフィルムの接着及び昇華性染料の転写
は、150〜200°Cの温度範囲で、5〜90秒程度
の時間で実施される旨記載されている。
上記のとおりの昇華性転写印刷法を用いる方法では、紙
等のフィルム基材が無駄になり、上記のとおりに接着及
び転写に比較的長時間要する等の課題がある。
更に、特開昭6135229号公報には、金属管の外側
表面に、紙あるいはプラスチック等からなるフィルムシ
ートを接着する装置が開示されている。この公報による
と、フィルムシートに予め感熱性接着剤を塗布したもの
を用い、金属管を加熱した後、その外側面にフィルムシ
ートを巻き付け、金属管の外側表面にフィルムシートを
接着する旨記載されている。このように印刷されたフィ
ルムシートを接着剤によって金属管に接着することによ
って、印刷の高級化が可能である。
しかしながら、合成樹脂からなるフィルムシーは加熱さ
れると熱収縮し、感熱性接着剤は温度が高い間流動性を
有し、接着力を有さないため、金属管を加熱し、その外
側面に感熱性接着剤を塗布したフィルムシートを巻き付
けると、感熱性接着剤が加熱され、フィルムシートが加
熱され、感熱性接着剤が冷却されて接着力が生じる前に
、フィルムシートが熱収縮し、印刷画面が変形してしま
うという課題がある。
この印刷画面の変形を防ぐためには、感熱性接着剤が冷
却し、接着力が生ずるまで、フィルムシトを金属管に押
圧してフィルムシートの熱収縮を防止する必要がある。
このため、適切なフィルムシートの接着には比較的長時
間かかる。
従って、本発明の目的は、印刷画面を変形させることな
く、フィルムシートを金属管の外側面に熱接着させる方
法を提供することである。
更に、本発明の目的は、効率良く金属管を加熱して、金
属管にフィルムシートを熱接着する装置を提供すること
である。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に従うと、上記のとおりの課題が、一方の面に印
刷層を有し、他方の面に熱硬化性樹脂を主成分とする接
着剤を塗布して乾燥させた接着剤層を有する合成樹脂フ
ィルムを切断して、所定の寸法のフィルムシートを形成
する工程、金属管を加熱する工程、 加熱された金属管に該フィルムシートを該接着層を介し
て局部的に順次押圧し、該金属管の外側面に所定の重な
り部を有して、該フィルムシートを該金属管に熱接着す
る工程、及び 該フィルムシー)・が接着された金属管を加熱して、該
接着剤層を完全に熱硬化させる工程を含むことを特徴と
する金属管の外側面にフィルムシートを熱接着する方法 を提供することによって解決される。
更に、本発明に従うと、上記のとおりの課題が、合成樹
脂フィルムを切断して、所定の寸法のフィルムシートを
形成する切断手段、 金属管の内部に配置される螺旋状の電磁誘導コイルを含
むマンドレルを備えた加熱手段、及び該マンドレルに配
置され加熱された該金属管の外側面に該フィルムシート
を局部的に順次に押圧して加熱接着する接着手段 を具備することを特徴とする金属管の外側面にフイルム
ン−1〜を熱接着する装置 を提供することによって、解決される。
〔作用〕
本発明に従う金属管にフィルムシートを熱接着する方法
は、一方の面に印刷層を有し、他方の面に熱硬化性樹脂
を主成分とする接着剤を塗布して乾燥させた接着剤層を
有する合成樹脂フィルムを切断して、所定の寸法のフィ
ルムシートを形成する工程、及び金属管を加熱する工程
を含む。
そ1.て、加熱された金属管に該フィルムシートを該接
着層を介して局部的に順次押圧し、該金属管の外側面に
所定の重なり部を有して、該フィルムシートを該金属管
に熱接着する。接着剤層は、熱硬化性樹脂を主成分とす
る接着剤を有するので、接着剤層か加熱された金属管に
順次押圧されるに従って、フィルl、シートか金属管に
順次、瞬時に接着される。従って、接着剤層を介して、
フィルムシートに熱か伝達されて、熱収縮を起こしても
、ているため、フィルムシートは熱収縮による変形は生
しない。
このため、フィルムシートの一方の面に形成されている
印刷層の模様乃至文字は変形することはない。
そして、更に、該フィルムシートが接着された金属管を
加熱して、該接着剤層を完全に熱硬化させる工程を含み
、これによって、フィルムシートか金属管の外側面に接
着剤層か充分に強固に接着される。
更に、本発明に従う装置は、合成樹脂フィルムを切断し
て、所定の寸法のフィルムシートを形成する切断手段を
具備する。
この装置は、金属管の内部に配置される、螺旋状の電磁
誘導コイルを含むマンドレルを備えた加熱手段を具備す
る。この螺旋状の電磁誘導コイルは、金属管内に交流電
磁場を有効に生成し、金属管を効率良く加熱することが
できる。このように加熱された金属管の外周に該フィル
ムシートか局部的に順次に押圧され加熱接着される。
〔実施例〕
処理される部材 本発明によって処理される部材、即ち、金属管、合成樹
脂フィルム、印刷層、及び接着層は、それぞれ、例えは
、次のとおりの構成を有する。
(金属管) 金属管は、種々の金属材料で形成され、その表面に金属
面が露出しているもの及び種々のコーティングが施され
ているものを含む。
金属管の一例は、1つ又は2つの蓋部分と共に飲料用缶
を形成する金属缶胴である。
金属缶胴の、典型例は、アルミあるいは表面処理鋼板等
よりなる絞り−しごき缶、押したし成形缶等のような2
ピ一ス缶、溶接缶あるいは接着層のような3ピ一ス缶で
ある。
金属管は、上記のとおりの金属缶胴に限らず、カップ状
容器、あるいは、種々の金属チューブであってもよい。
(合成樹脂フィルム) 合成樹脂フィルムとしては、ポリエチレンテレフタレー
ト樹脂やポリブチレンテレフタレート樹脂等のポリエス
テル系樹脂、ポリエチレンテレフタレ−1・とイソフタ
ル酸との共重合体等よりなる共重合ポリエステル系樹脂
、ポリエチレンあるいはポリプロピレン等のポリオレフ
ィン系樹脂、ナイロン系樹脂、あるいは以上の樹脂の混
合体あるいは積層体が用いられる。
通常、金属缶胴の外面塗装材料には、ホワイト顔料を混
合するか、このホワイト顔料をプラスチックに混合して
、合成樹脂フィルムを製造することもできる。
また、紙あるいは金属箔とプラスチックとの積層体、あ
るいはプラスチックフィルムにアルミ等の金属あるいは
セラミック等を蒸着を施したもの等を、合成樹脂フィル
ムとして用いることもできる。
合成樹脂フィルムの厚さは、特に限定されないか、通常
は、5〜50μm程度のものが用いられる。
(印刷層) 上記のとおりの合成樹脂フィルムの一方の面に印刷を施
すことによって、印刷層が形成される。
印刷方法としては、グラビア印刷、フレキソ印刷、オフ
セット印刷等の従来用いられているフィルム印刷法が適
用される。
印刷層保護のために、その上にオーバーコートが行われ
るのが好ましい。
(接着剤層) 接着剤層を形成する接着剤は、例えば、エポキシ系、イ
ンシアネート系等の熱硬化樹脂を主成分とするものを用
いることができる。
エポキシ系樹脂を用いる接着剤では、エポキシ樹脂と、
フェノール系、ユリア系、アミド系、エステル系、アク
リル系あるいはウレタン系等の種以上からなる硬化剤と
を含んだものが用いられる。
上記のとおりの接着剤を溶剤を含んだ溶液状態で合成樹
脂フィルムの印刷層とは反対の面に塗布し、熱風等で溶
剤を蒸発させ乾燥させて、接着剤1 層を形成する。
この乾燥は、熱硬化性樹脂の硬化反応がほとんど起こら
ない加熱温度で行われる。この乾燥のための加熱温度は
、その組成物により異なるが、通常、50−150°C
程度の範囲である。
上記のとおりの合成樹脂フィルムの一方の面に形成され
た接着剤層は、ある温度(硬化開始温度)に達すると、
硬化反応を開始し、押圧されている金属体等に対して瞬
時に接着する性能を有する。
接着剤の上記硬化開始温度は、合成樹脂フィルムの軟化
温度よりも低いことが好ましく、通常は、100〜20
0°Cの範囲である。
処理工程 本発明に従うと、上記のとおりの処理される部材が、下
記のとおりの処理工程、即ち、切断工程、加熱工程、接
着工程、及び熱硬化工程に従って、処理される。
(切断工程) 合成樹脂フィルムは、例えば、金属管の幅に等しい幅を
有する十分に長いフィルム状に形成され、2 0−ル状に巻かれている。
合成樹脂フィルムは、重なり部を有して金属管を巻くこ
とができる長さに切断され、フィルムシートが形成され
る。
(加熱工程) 金属管は、上記のとおりのフィルムシートを接着する前
に加熱され、好ましくは、接着の際にも加熱されている
加熱手段としては、高周波誘導加熱が好ましいが、その
ほかにも抵抗加熱、熱風伝熱加熱等を用いることができ
る。
接着の際の金属管の温度が、接着剤層の接着剤の上記硬
化温度以上であるように金属管を加熱する必要があり、
硬化開始温度+5°C以上とするのが好ましい。
接着時においても金属管を加熱すれば、上記温度を確保
できるので好ましい。
(接着工程) 上記のとおりに加熱した金属管にフィルムシトの接着剤
層を対向させて、金属管にフィルムシートを順次押圧し
、順次接着することによって、金属管にフィルムシート
を接着する。
この際、フィルムシートの接着開始端と接着終了端とが
重なりあうようにすることによって、金属管の外側面を
フィルムシートによって完全に覆い、周上での金属面の
露出がないようにする。
上記のとおりの接着の際、加熱された金属管の熱がフィ
ルムシートの接着剤層にまず最初に伝えられ、その硬化
性樹脂が瞬時に硬化し、フィルムシートは金属管に瞬時
に接着される。接着剤層を通過した熱はフィルムシート
に達し、その熱により、フィルムシートは熱収縮しよう
とするが、それ以前に、フィルムシートが接着剤層によ
って、金属管に接着せしめられるため、フィルムシート
は収縮を生しることがない。このため、フィルムシート
の印刷面を変形さることなしに、フィルムシートを金属
管に接着させることができる。
接着の最高速度は、接着剤層の熱硬化性樹脂の硬化速度
に依存するが、実験では、150m/分でフィルムシー
ト上の印刷画面を損なうことなく1−分に接着可能であ
った。実際の生産工程においては、20m/分以上、好
ましくは、40m/分以上の比較的高速度で接着を行う
ことができる。
(熱硬化工程) 上記のとおりの短時間の接着剤の加熱では、フィルムシ
ートの収縮を押える程度の接着力は十分であるが、通常
は接着剤は完全には硬化することにはならない。そのた
め、フィルムシートを接着した缶胴を更に加熱すること
によって、接着剤を完全に硬化させる。
この場合、金属管にフィルムシートを接着させた後、冷
却することなしに、そのまま金属管の加熱を続行するこ
とによって、接着剤を完全に硬化させることかできる。
また、金属管の内面塗装を行い焼き付ける場合には、焼
き付けの際、接着剤の硬化を同時に行うこともできる。
以上のような熱硬化工程は、熱風伝熱方式、あるいは、
高周波誘導加熱方式等によって行うことができる。
5 処理装置 (構成) 次に、添付図面を参照して、本発明の好適実施例に従う
装置を説明する。
第1図乃至第3図に装置は、ターンテーブルIOと、タ
ーンティープル10上に等角度間隔で設置された、例え
ば6個のマンドレル12と、第1の一次側誘導伝達コイ
ル14と、第2の一次側誘導伝達コイル16と、切断手
段18と、接着手段20とを具備する。
挿入セクションAにおいて、金属管の一例である缶胴2
1がターンテーブル10上のマンドレル12に挿入され
、加熱セクションBにおいて、缶胴21か加熱され、切
断手段18によって合成樹脂フィルム23が切断され、
フィルムシートが形成され、接着セクションCにおいて
、接着手段20が、このフィルムシートを缶胴21の外
側面に接着し、冷却セクションDにおいて、フィルムシ
ートが接着された缶胴21か自然冷却され、排出セクシ
ョンEにおいて、缶胴21がターンテープ6 ル10から排出される。
ターンテーブルlOは、図示しない駆動装置によって、
一定の回転速度で連続的に回転せしめられている。
ターンテーブル)0の外周には、マンドレル12のそれ
ぞれのための6個の二次側誘導伝達コイル22が設けら
れており(第1図及び第2図)、この二次側誘導伝達コ
イル22は、第1の一次側誘導伝達コイル14及び第2
の一次側誘導伝達コイル16から電力を受は取る。
マンドレル12は、第2図に示した通り、タンテーブル
10に一端を固定された略円筒状マンドレル本体24と
、マンドレル本体24の自由端側の外周に設置された螺
旋状の電磁誘導コイル26ど、電磁誘導コイル26の一
端を二次側誘導伝達コイル22の一端に連結する第1の
導電部28と、電磁誘導コイル26の他端を二次側誘導
伝達コイル22の他端に連結する第2の導電部3oと、
電磁誘導コイル26の外側に回転可能に設けられた回転
子32と、回転子32に固定された歯車34を備えてい
る。
マンドレル本体24には、電磁誘導コイル26が配置さ
れる螺旋状の溝36と、第1の導電部28が延びる固定
端側の周囲部分に設けられた周囲孔38と、第2の導電
部30が延びる中央孔40とが設けられている。螺旋状
の溝36を形成する螺旋状の突部41の外側表面は、回
転子32を支持する軸受は面を形成する。
螺旋状の電磁誘導コイル26は、上記のとおりにマンド
レル本体24に螺旋状の溝36に設置され、高周波電流
が供給されることによって、マンドレル12上に配置さ
れた缶胴21の管状の側壁を電磁誘導加熱する。電磁誘
導コイル26は螺旋状に延びており、その外側に缶胴2
1の側壁が位置することにより、側壁を効率良く加熱す
ることができる。
第1の導電部28は、環状部分42とマンドレル本体2
4の周囲孔38を延びる帯状部分44とを有する。第1
の導電部28の環状部分42の外周には、回転子32を
回転可能に支持する軸受け面46、及び回転子32の軸
線方向(第2図の左右方向)の移動を禁止する環状肩部
48が形成されている。
回転子32は、缶胴21が配置される円筒状の支持部5
0と、第1の導電部28の回りに位置する基部52とを
有し、セラミック、プラスチック等の非導電体物質から
形成されている。
回転子32の支持部50は、缶胴21の内径とほぼ等し
い外径を有し、缶胴21を回転子32と共に回転するよ
うに支持する。
回転子32の基部52の内側には、第1の導電部28の
軸受は面46に対して滑動する軸受は面54、及び第1
の導電部28の環状肩部48を収容する環状凹部56を
有する。これによって、回転子32は、上記のとおりの
マンドレル本体24及び第1の導電部28によって、回
転可能に且つ軸線方向の移動不能に支持されている。
歯車34は、回転子32の基部52の外側に固定されて
おり、図示しない駆動モータによって回転駆動される軸
58に固定された駆動歯車60に9 よって、回転駆動される。
缶胴21の底部は、第2図に示したとおりに、真空源(
図示せず)に連通している中央孔59を有する保持部材
61によって、回転可能に保持されている。この保持部
材61は、缶胴21をマンドレル12への挿入及び排出
の際、缶胴21を移動せしめると共に、マンドレル12
に挿入された缶胴21の軸線方向の位置決めを行う。
第1の一次側誘導伝達コイル14は、第2図に示したと
おり、ターンテーブル10に設けられた二次側誘導伝達
コイル22に対向するように配置され、第1図に示した
ように、加熱セクションBにおいて、ターンテーブル1
0の周囲の約4分l延びている。
第2の一次側誘導伝達コイル16は、第1の次側誘導伝
達コイル14と同様にターンテーブル10に設けられた
二次側誘導伝達コイル22に対向するように配置され、
第1図に示したように、ターンテーブル10の周囲の加
熱セクションBの下流側の接着セクションCに設けられ
ている。
0 切断手段20は、第1図に示したとおりに、切断縁62
を備えた切断ロール64と、切断ロール64と共に合成
樹脂フィルム23を切断する押えロール66とを有し、
切断ロール64及び押えロール66は制御された速度で
回転駆動され、合成樹脂フィルム23のロール状供給部
(図示せず)から供給された合成樹脂フィルム23を所
定の寸法に切断してフィルムシート68を形成し、所定
のタイミングでフィルムシート68を接着手段20に供
給する。
接着手段20は、第3図に示したとおり、支持体70に
よって回転可能に支持された貼着ロール72を具備する
支持体70は、貼着ロール72を第1図の矢印で示した
方向(上下方向)に移動可能に支持し、十分な圧力で貼
着ロール72を缶胴21に押圧する。この代わりに、マ
ンドレル12がターンテブルlOの半径方向移動可能に
ターンテーブル10に支持され、これによって、十分な
圧力で貼着ロール72を缶胴21に押圧するように構成
することもできる。
貼着ロール72は、図示しない駆動機構によって制御さ
れた速度で回転駆動される。貼着ロール72は、例えば
、真空装置、粘着部材等を備えていて、切断手段20か
ら供給されたフィルムシート68を一次的に保持し、上
記のとおりに加熱された缶胴21に外側面に押圧する。
貼着ロール72は例えば円筒形であり、缶胴21も例え
ば円筒形であるので、フィルムシート68は、缶胴21
の外側面に順次に押圧されることになる。
この態様においては、第1図に示したとおりに、第2の
一次側誘導伝達コイル16が設けられており、この第2
の一次側誘導伝達コイル22によって、二次側誘導伝達
コイル22を介して、接着セクションCに位置するマン
ドレル12の電磁誘導コイル26に電力が供給され、フ
ィルムシート68が接着される際にも、缶胴21が加熱
されることになる。このようにフィルムシート68が接
着される際、缶胴21が加熱されるように構成すること
によって、接着時の熱伝導による冷却を補償することが
できる。特に、フィルムシートの重なり部においては、
下方部位(巻き始め部分)の接着の際その部位の缶胴の
温度か低下するが、他の部位を接着している間に温度を
高めることにより、重なり部の上方部位(巻き終わり部
分)を良好に接着することができる。
(作動) 上記のとおりの構成ををするので、第1図乃至第3図に
示した装置は、次のとおりに作動する。
挿入セクションAにおいて、一定回転速度で回転してい
るターンテーブル10上のマンドレル12に缶胴21か
挿入される。
加熱セクションBにおいて、高周波電源Pから、第1の
一次側誘導伝達コイル14、二次側誘導伝達コイル22
(第2図)を介して、螺旋状の電磁誘導コイル26に電
力が供給され、これによって、缶胴21が加熱される。
缶胴21は回転子32によって、一定の回転速度で回転
せしめられており、缶胴21の外側面は均一に加熱され
る。
接着セクションCにおいて、缶胴21は、制御3 された速度で、ターンテーブル10によって移動する(
即ち公転する)と共に、回転子32によって回転せしめ
られる(即ち、自転せしめられる)。
これによって、加熱された缶胴21か貼着ロール72上
を回転しながら、移動し、切断手段18から貼着ロール
72に供給されたフィルムシート68が、缶胴21に接
着される。この接着の際、上記のとおりに貼着ロール7
2が上下に移動することによって、貼着72と缶胴21
との間において十分な押圧力が作用し、フィルムシート
68が缶胴21に順次押圧され、瞬時に接着されること
になる。
冷却セクソションDにおいて、フィルムシートが接着さ
れた缶胴が自然冷却される。
排出セクッションEにおいて、缶胴がマンドレルから外
される。
(修正態様) 次に、第4図を参照して、修正態様を説明する。
第4図に示した装置は、ターンテーブル110と、ター
ンテーブル110に回転可能に設置され4 てたマンドレル112と、ターンテーブル110の裏側
に間隔をおいて配置された第1の一次側誘導伝達コイル
114と、マンドレル112に固定された二次側誘導伝
達コイル122と、缶胴121を保持する保持部材15
1とを具備する。
マンドレル112は、非導電体物質から形成されたマン
ドレル本体124と、マンドレル本体124に埋め込ま
れ螺旋状の電磁誘導コイル126と、電磁誘導コイル1
26の一端を二次側誘導伝達コイル122の一端に連結
する第1の導電部128と、電磁誘導コイル126の他
端を二次側誘導伝達コイル122の他端に連結する第2
の導電部130と、マンドレル本体124に固定された
歯車134とを備えている。
マンドレル本体124は、缶胴121の内径よりも小さ
な外径を有する円筒状部分125と、基部127とを有
する。
第1の導電部128は、マンドレル本体124の基部1
27の回りの環状形部分として形成されており、その外
周面は、マンドレル112をタンテーブル110に回転
可能に支持する軸受けを構成する。
歯車134は、第2図に示した態様と同様に、図示しな
い駆動モータによって回転駆動される軸に固定された駆
動歯車によって、回転駆動される。
これによって、マンドレル112は回転せしめられる。
第1の一次側誘導伝達コイル114は、マンドレル11
2に固定された二次側誘導伝達コイル122に対向する
ように、ターンテーブル110の裏側に配置されている
。第2の一次側誘導伝達コイル(図示せず)も同様に配
置されている。
二次側誘導伝達コイル122は、略円筒形に巻かれたコ
イル形状であり、マンドレル本体124に固定された絶
縁体部材129内に埋め込まれている。
保持部材16には、真空力によって缶胴121底部を保
持する。
加熱セクンヨンにおいて、マンドレル112は回転せし
められ、保持部It l 61は、缶胴121をマンド
レル112の回りに間隔をおいて固定的に保持する。高
周波電源Pから、−次側誘導伝達コイル114及び二次
側誘導伝達コイル122を介して、高周波電力が電磁誘
導コイル126に供給され、缶胴121が加熱される。
接着セクションにおいて、缶胴112が移動して、マン
ドレル112に接触し、例えば、第3図に示したとおり
の貼着ロールとマンドレルとの間において、フィルムシ
ートが缶胴に順次押圧され、貼着される。
〔効果〕
本発明によると、高速度で金属管の外側面に印刷を行う
ことができる。フィルム印刷に高度な印刷を採用するこ
とによって、金属管の外側面の印刷の高級化が可能とな
る。
また、従来の缶胴表面に塗布されていた塗料の代わりと
してフィルムシートを用いるため、昇華転写印刷におけ
る紙のような無駄となるものがない。
本発明で得られた金属管は、フィルムシートが7 その外側面に堅固に接着されているため、外側面の充分
な保護作用を有する。また、本発明で得られた金属管は
、ネックイン加工、フランジ加工等の端部加工を良好に
行うことができる。
本発明に従うと、金属管を効率良く加熱することができ
、金属管にフィルムシートを効率良く熱接着することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の好適実施例に従う金属管をフィルム
シートに熱接着するための装置の簡略正面図。 第2図は、第1図の装置の加熱セクションの縦断面図。 第3図は、第1図の装置の接着セクションの縦断面図。 第4図は、修正態様に従う装置の加熱セクションの縦断
面図。 IO・・・テーンテーブル 121・・マンドレル 14・・・第1の一次側誘導伝達コイル8 16・・・第2の一次側誘導伝達コイル18・・・切断
手段 20・・・接着手段 21・・・缶胴 22・・・二次側誘導伝達コイル 23・・・合成樹脂フィルム 26・・・電磁誘導コイル 32・・・回転子 68・・寺フイルムシ一ト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一方の面に印刷層を有し、他方の面に熱硬化性樹脂
    を主成分とする接着剤を塗布して乾燥させた接着剤層を
    有する合成樹脂フィルムを切断して、所定の寸法のフィ
    ルムシートを形成する工程、金属管を加熱する工程、 加熱された金属管に該フィルムシートを該接着層を介し
    て局部的に順次押圧し、該金属管の外側面に所定の重な
    り部を有して、該フィルムシートを該金属管に熱接着す
    る工程、及び 該フィルムシートが接着された金属管を加熱して、該接
    着剤層を完全に熱硬化させる工程を含むことを特徴とす
    る金属管の外側面にフィルムシートを熱接着する方法。 2、合成樹脂フィルムを切断して、所定の寸法のフィル
    ムシートを形成する切断手段、 金属管の内部に配置される螺旋状の電磁誘導コイルを含
    むマンドレルを備えた加熱手段、及び該マンドレルに配
    置され加熱された該金属管の外側面に該フィルムシート
    を局部的に順次に押圧して加熱接着する接着手段 を具備することを特徴とする金属管の外側面にフィルム
    シートを熱接着する装置。
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