JP2000177745A - シ―ムレス金属缶およびその製造方法 - Google Patents

シ―ムレス金属缶およびその製造方法

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JP2000177745A
JP2000177745A JP37780398A JP37780398A JP2000177745A JP 2000177745 A JP2000177745 A JP 2000177745A JP 37780398 A JP37780398 A JP 37780398A JP 37780398 A JP37780398 A JP 37780398A JP 2000177745 A JP2000177745 A JP 2000177745A
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thermoplastic resin
film
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layer
seamless metal
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Naohito Watanabe
尚人 渡辺
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Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高級感のある印刷を有し、耐錆性と耐熱性に
優れたシームレス金属缶を提供する。 【解決手段】 外面および内面が熱可塑性樹脂層で被覆
されたシームレス金属缶の缶胴外面の熱可塑性樹脂層上
に予め印刷したフイルムが接着剤を介して缶胴を一周し
て貼着して配設されたシームレス金属缶であり、その製
造方法も含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、缶胴の合成樹脂フ
イルムの上に印刷したフイルムを配置したシームレス金
属缶およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】2ピース缶は金属板からカップを形成
し、このカップを絞りしごき加工して缶胴を形成する。
この缶胴に印刷したフイルムを貼着することが、例えば
特開平7−89552号公報、特開平9−29842号
公報に記載されている。ところが、このような成形した
缶胴に印刷したフイルムを貼着するのでは、缶底をはじ
め缶底への連結部や開口端部近傍など缶胴全体を覆って
貼着することができず、径が絞られたネック部分の開口
端近く等には印刷したフイルムを貼着することができな
いので覆われない部分が生じ、この部分の耐錆性が悪い
欠点があり、また印刷したフイルムを成形された缶胴に
貼着するための接着剤として金属と合成樹脂フイルムの
双方に良好に接着するものを選ぶことが必要となり、接
着剤の選択範囲が狭く接着が難しい問題がある。また、
特開平9−226738号公報には、金属缶の内側と外
側に合成樹脂フイルム層が設けられ、最外層に印刷した
熱収縮性フイルムを熱収縮させて装着した缶が示されて
いる。しかしながら、このような熱収縮性フイルムをシ
ュリンクさせた缶は該フイルムが熱収縮するためレトル
ト用には用いることができない欠点がある。この他、金
属板の両面に合成樹脂をラミネートした金属板を用いて
薄肉化深絞り加工等によって製造した2ピース缶の缶胴
に印刷することも提案された。ところが缶胴は曲面であ
るのでグラビア印刷ができず、凸版のオフセット印刷し
かできない問題があり、色を重ねることが困難で、模様
と模様の間に細い糸状の間隙が発生する問題があり、精
巧な印刷ができないので高級感のある缶をることができ
ない欠点がある。このように3ピース缶とは異なり2ピ
ース缶の缶胴の印刷には問題が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、高級感のあ
る印刷を有し、耐錆性に優れ、接着剤の選択範囲の広
い、耐熱性に優れた、シームレス金属缶とその製造方法
を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、 「1. 外面および内面が熱可塑性樹脂層で被覆された
シームレス金属缶の缶胴外面の熱可塑性樹脂層上に予め
印刷したフイルムが接着剤を介して缶胴を一周して貼着
して配設されたシームレス金属缶。 2. 缶外面側の熱可塑性樹脂層が白色またたは有色で
ある、1項に記載されたシームレス金属缶。 3. 缶外面側の熱可塑性樹脂層が透明である、1項に
記載されたシームレス金属缶。 4. 印刷したフイルムが缶外面の熱可塑性樹脂層と同
種の熱可塑性樹脂を主成分として形成されたフイルムで
ある、1項ないし3項のいずれか1項に記載されたシー
ムレス金属缶。 5. 印刷したフイルム上に仕上げワニス層を設けた、
1項ないし4項のいずれか1項に記載されたシームレス
金属缶。 6. 印刷したフイルムが、その周方向の両端部が重な
ることなく缶胴に貼着されている、1項ないし5項のい
ずれか1項に記載されたシームレス金属缶。 7. 両面を熱可塑性樹脂層で被覆した金属板を一方に
開口端部を有する有底円筒状のシームレス金属缶に成形
する工程と、印刷したフイルムを接着剤層を介して金属
缶外面の熱可塑性樹脂層上に缶胴を一周して貼着する工
程と、印刷したフイルムを貼着した後に該印刷したフイ
ルムの表面に仕上げワニスを塗布する工程とを含むこと
を特徴とする、シームレス金属缶の製造方法。 8. 両面を熱可塑性樹脂層で被覆した金属板を一方に
開口端部を有する有底円筒状のシームレス金属缶に成形
する工程と、一方の面に仕上げワニス層他方の面に接着
剤層を設けた印刷したフイルムを接着剤層を介してシー
ムレス金属缶の缶胴外面の熱可塑性樹脂層に缶胴を一周
して貼着する工程とを含むことを特徴とする、シームレ
ス金属缶の製造方法。 9. 両面を熱可塑性樹脂層で被覆した金属板を一方に
開口端部を有する有底円筒状のシームレス金属缶に成形
する工程と、印刷面に仕上げワニス層を設けた印刷した
フイルムのワニス層のない面を接着剤層を介してシーム
レス金属缶の缶胴外面の熱可塑性樹脂層に缶胴を一周し
て貼着する工程とを含むことを特徴とする、シームレス
金属缶の製造方法。 10. 印刷したフイルムを接着剤層を介してシームレ
ス金属缶の缶胴外面の熱可塑性樹脂層に缶胴を一周して
貼着する工程において、該印刷したフイルムの周方向両
端部を重ねることなく貼着することを特徴とする、シー
ムレス金属缶の製造方法。」に関する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明のシームレス金属缶は外面
および内面が熱可塑性合成樹脂のラミネート層で覆われ
ている。このような缶は例えば特開平2−269647
号公報、特開平7−275961号公報等に記載されて
おり、タルク缶として知られている。このシームレス金
属缶の缶胴外面の熱可塑性合成樹脂層の表面に、予めグ
ラビア印刷等により精巧な印刷をほどこしたフイルムが
接着剤により缶胴を一周して貼着されている。このシー
ムレス金属缶は熱可塑性樹脂をラミネートした金属板か
ら成形されるので、ネック部分等も全て合成樹脂層が配
置されており印刷したフイルムが貼着されないネック部
分でも耐錆性が非常に良好である。また合成樹脂層に合
成樹脂フイルムを貼着するので接着性がよく接着剤の選
択範囲は広い。特に缶胴の合成樹脂層と印刷したフイル
ムが同質の合成樹脂フイルムの場合は接着性は非常に良
好となる。また接着剤で接着するので熱が加わっても印
刷したフイルムは収縮せずシュリンクによる被覆とは大
きく異なり耐熱性もよく、レトルト用に使用することが
できる。
【0006】缶の外面を覆う合成樹脂層を白色または有
色の樹脂層とすると缶の下地金属自体の色が印刷面に現
れず、印刷が鮮明となり、また缶の下地金属表面に梨地
等の面を形成した場合は樹脂層を透明とすることによ
り、缶の特殊模様を印刷面に表出することができる。ど
ちらの場合でも印刷したフイルムは印刷面を外側にして
貼着してもよく、内側に貼着することもできる。
【0007】印刷したフイルムの外表面には摩擦抵抗の
少ない仕上げワニスを塗布してワニスによる塗面を設け
ることにより使用時の搬送性が向上する。仕上げワニス
としては金属缶に通常使用されているアクリル系、ポリ
エステル系、エポキシ系、アルキド系樹脂塗料等が使用
される。他に紫外線硬化型の塗料を使用してもよい。
【0008】次にシームレス金属缶の製造方法の実施形
態を説明する。両面を熱可塑性樹脂層で被覆した金属板
で有底円筒状のシームレス金属缶を成形する工程は公知
の方法でよく、例えば特開平7−275961号公報に
記載されている。次に、予めグラビア印刷等により精巧
な印刷をほどこした合成樹脂フイルムを用意しこのフイ
ルムを接着剤を用いて印刷面を外側または内側にしてに
して缶胴の熱可塑性樹脂層に接着するが、接着剤として
は、熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂を例示でき、特
に、熱硬化性樹脂を使用するのが、ネッキング性、耐熱
性の点で好ましい。熱硬化性樹脂は、ポリエステル系、
ウレタン系、エポキシ系、アクリル系、アミノ系等のう
ち、単独またはこれらに硬化剤を添加した組成物および
2種以上の樹脂を混合した組成物等が使用できる。また
缶胴の熱可塑性樹脂層がPETであれば印刷したフイル
ムもPETであるように同質であることが接着上ことが
好ましく、PETの場合は接着剤としてはエポキシ・フ
ェノール系樹脂、アミノ系樹脂が使用できる。
【0009】次に外側の印刷面に仕上げワニスを塗布し
てシームレス金属缶を製造する。仕上げワニスは缶使用
時の搬送性を向上する。また印刷面を内側にして缶胴の
熱可塑性樹脂層に貼着する場合は、仕上げワニスは印刷
面ではない外側の面に塗布される。この他、好ましい製
造方法は、予め印刷合成樹脂フイルムの片面つまり印刷
面またはその反対面に仕上げワニスを塗布しておき、ワ
ニスを塗布しない面を接着剤で缶胴の熱可塑性樹脂層に
貼着する方法で、この方法は缶胴の製造速度が向上す
る。
【0010】印刷したフイルムを缶胴に貼着する場合、
缶胴を一周した該フイルムの周方向の両端部を突き合わ
せるが、わずかに離隔して貼着すると、ネッキング加工
においてフイルムの端部の重なりがないので加工性が非
常に良好となる。フイルムが重なっていると重なり部の
密着性が劣り剥がれ易く、また段差が大きくなりしわ発
生となるのでネッキング加工性が悪くなる。接着剤とし
て有色の接着剤を用いると缶の色が印刷面にでるのを防
ぐことができる。印刷したフイルムとしては金属蒸着フ
イルム等も使用できる。
【0011】
【実施例】実施例1 素板厚0.18mm、調質度DR−9のティンフリース
チール板の缶内面となる側に厚さ20μmの2軸延伸ポ
リエチレンテレフタレート/イソフタレート共重合フイ
ルムを、一方、缶外面となる側に酸化チタンを20重量
%含有する厚さ15μmの2軸延伸ポリエチレンテレフ
タレート/イソフタレート共重合フイルムをフイルムの
融点で両面同時に熱接着し、直ちに水冷することにより
熱可塑性樹脂被覆金属板を得た。この両面熱可塑性樹脂
被覆金属板にグラマーワックスを均一に塗布した後、絞
り−薄肉化再絞り−しごき加工(薄肉化45%)により
深絞りカップを成形した。この後、常法にしたがってド
ーミング成形を行った後、前記深絞りカップを215℃
で1分間熱処理し、フイルムの加工歪みを取り除くとと
もに、潤滑剤を揮発させた。ついで開口部端の縁切りを
行って、金属缶体を得た。図1はこの金属缶の缶胴の断
面図であり、金属缶胴1の表面に内面フイルム2と外面
フイルム3がラミネートされている。一方、印刷フイル
ムは、図2に断面図として示す。図2で、4は厚さ12
μmのポリエチレンテレフタレート2軸延伸フイルムで
あり、その一方の面に、ウレタン系樹脂からなるインキ
でグラビア印刷(厚さ約1μm)を裏印刷で施し印刷層
5を形成するとともに、その上に厚さ約5μmのポリエ
ステル系熱硬化樹脂接着剤層6を形成し、該接着剤層は
乾燥状態とした。このままでの印刷フイルムの加工は長
尺・広巾のコイル形態ものを巻きだしながら行った。つ
いでこの印刷フイルムをその巾寸法が、缶胴の高さ方向
寸法よりも短いフイルム状にスリットした。さらにこの
印刷フイルムを、缶胴の周方向長さよりも若干長く、す
なわち、印刷フイルムの両端部のオーバーラップ分を確
保した状態に切断し、1缶分の貼着用印刷フイルムを得
た。オーバーラップする長さは、外観およびコスト面か
ら5mm以下とした。ついで、金属缶体の缶胴を高周波
誘導加熱によって加熱すると共に、缶胴の外周面に印刷
フイルムを接着剤層側から当接させ、加圧ローラによっ
て、缶胴の周方向全体に沿って接着させた。接着後の缶
胴全面に仕上げワニスをコーターで塗布し、その後焼き
付け硬化を行った。ついでネッキング加工を施し、図5
のシームレス金属缶を得た。8はオーバーラップ部であ
る。
【0012】実施例2 実施例1と同様の方法で金属缶体を得た。一方、印刷フ
イルムは、図3に模式的な断面図として示すように、厚
さ12μmのポリエチレンテレフタレート2軸延伸フイ
ルム4の一方の面にグラビアコートにより仕上げワニス
(厚さ約1μm)を連続的に塗布した後、加熱乾燥して
仕上げワニス層7を形成した。その後、他方の面にウレ
タン系樹脂からなるインキでグラビア印刷(厚さ約1μ
m)を裏印刷で施し印刷層5を形成するとともに、その
上に厚さ約5μmのポリエステル系熱硬化樹脂接着剤層
6を形成し、該接着剤層は乾燥状態とした。ついで、長
尺・広巾の形態の印刷フイルムをその巾寸法が、缶胴の
高さ方向寸法よりも短いフイルム状にスリットした。さ
らにこの印刷フイルムを、缶胴の周方向長さよりも若干
短く、すなわち、貼着したときに印刷フイルムの両端部
のオーバーラップがないように切断し、1缶分の貼着用
印刷フイルムを得た。両端部の離隔する長さは、外観か
ら5mm以下とした。ついで、金属缶体の缶胴を高周波
誘導加熱によって加熱すると共に、缶胴の外周面に印刷
フイルムを接着剤層側から当接させ、加圧ローラによっ
て、缶胴の周方向全体に沿って接着させた。ついでネッ
キング加工を施し、図6のシームレス金属缶を得た。9
は離隔部である。
【0013】実施例3 素板厚0.26mm、JIS 3004H39アルミニ
ウム合金板の両面を厚さ12μmのポリエチレンテレフ
タレート/イソフタレート共重合透明フイルムで被覆し
た材料にグラマーワックスを均一に塗布した後、第1工
程で同時絞りしごき加工(しごきによる薄肉化分:6
%)を行い、第2および第3工程で同時薄肉化絞りしご
き加工を行い、深絞りカップを成形した。この後、常法
に従ってドーミング成形を行った後、前記深絞りカップ
を熱処理し、フイルムの加工歪みを取り除くと共に、潤
滑剤を揮発させた。ついで開口部端の縁切りを行って金
属缶体を得な。一方、印刷フイルムは、図4に断面図と
して示すように、厚さ12μmのポリエチレンテレフタ
レート2軸延伸フイルム4の一方の面にウレタン系樹脂
からなるインキでグラビア印刷(厚さ約1μm)により
印刷層5を形成すると共に、その上に印刷仕上げワニス
(厚さ約1μm)を連続的に塗布した後、加熱乾燥して
仕上げワニス層7を形成した。その後、印刷フイルムの
他方の面に厚さ約5μmのポリエステル系熱硬化樹脂接
着剤層6を形成し、該接着剤層は乾燥状態とした。つい
で印刷フイルムを、その巾寸法が缶胴の高さ方向寸法よ
りも短いフイルム状にスリットした。さらにこの印刷フ
イルムを実施例3と同様に、貼着したときに印刷フイル
ムの両端部のオーバーラップがないように切断し、1缶
分の貼着用フイルムを得た。次に、金属缶体の缶胴を高
周波誘導加熱によって加熱すると共に、缶胴の外周面に
印刷フイルムを接着剤層側から当接させ、加圧ローラに
よって、缶胴の周方向全体に沿って印刷フイルムの両端
部のオーバーラップがないように接着させた。ついで、
ネッキング加工を施し、図6のシームレス金属缶を得
た。9は離隔部である。
【0014】
【発明の効果】本発明のシームレス金属缶は高級感を有
する印刷を有し、耐錆性と耐熱性に優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で使用する缶の胴部の断面図である。
【図2】本発明で使用する印刷したフイルムの断面図で
ある。
【図3】本発明で使用する他の印刷したフイルムの断面
図である。
【図4】本発明で使用する他の印刷したフイルムの断面
図である。
【図5】本発明のシームレス金属缶の実施例を示す説明
図である。
【図6】本発明のシームレス金属缶の他の実施例を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 金属缶胴 2 内面フイルム 3 外面フイルム 4 フイルム 5 印刷層 6 接着剤層 7 仕上げワニス層 8 オーバーラップ部 9 離隔部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外面および内面が熱可塑性樹脂層で被覆
    されたシームレス金属缶の缶胴外面の熱可塑性樹脂層上
    に予め印刷したフイルムが接着剤を介して缶胴を一周し
    て貼着して配設されたシームレス金属缶。
  2. 【請求項2】 缶外面測の熱可塑性樹脂層が白色またた
    は有色である、請求項1に記載されたシームレス金属
    缶。
  3. 【請求項3】 缶外面側の熱可塑性樹脂層が透明であ
    る、請求項1に記載されたシームレス金属缶。
  4. 【請求項4】 印刷したフイルムが缶外面の熱可塑性樹
    脂層と同種の熱可塑性樹脂を主成分として形成されたフ
    イルムである、請求項1ないし3のいずれか1項に記載
    されたシームレス金属缶。
  5. 【請求項5】 印刷したフイルム上に仕上げワニス層を
    設けた、請求項1ないし4のいずれか1項に記載された
    シームレス金属缶。
  6. 【請求項6】 印刷したフイルムが、その周方向の両端
    部が重なることなく缶胴に貼着されている、請求項1な
    いし5のいずれか1項に記載されたシームレス金属缶。
  7. 【請求項7】 両面を熱可塑性樹脂層で被覆した金属板
    を一方に開口端部を有する有底円筒状のシームレス金属
    缶に成形する工程と、印刷したフイルムを接着剤層を介
    して金属缶外面の熱可塑性樹脂層上に缶胴を一周して貼
    着する工程と、印刷したフイルムを貼着した後に該印刷
    したフイルムの表面に仕上げワニスを塗布する工程とを
    含むことを特徴とする、シームレス金属缶の製造方法。
  8. 【請求項8】 両面を熱可塑性樹脂層で被覆した金属板
    を一方に開口端部を有する有底円筒状のシームレス金属
    缶に成形する工程と、一方の面に仕上げワニス層他方の
    面に接着剤層を設けた印刷したフイルムを接着剤層を介
    してシームレス金属缶の缶胴外面の熱可塑性樹脂層に缶
    胴を一周して貼着する工程とを含むことを特徴とする、
    シームレス金属缶の製造方法。
  9. 【請求項9】 両面を熱可塑性樹脂層で被覆した金属板
    を一方に開口端部を有する有底円筒状のシームレス金属
    缶に成形する工程と、印刷面に仕上げワニス層を設けた
    印刷したフイルムのワニス層のない面を接着剤層を介し
    てシームレス金属缶の缶胴外面の熱可塑性樹脂層に缶胴
    を一周して貼着する工程とを含むことを特徴とする、シ
    ームレス金属缶の製造方法。
  10. 【請求項10】 印刷したフイルムを接着剤層を介して
    シームレス金属缶の缶胴外面の熱可塑性樹脂層に缶胴を
    一周して貼着する工程において、該印刷したフイルムの
    周方向両端部を重ねることなく貼着することを特徴とす
    る、シームレス金属缶の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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