JPH03230818A - 高周波ベンダー用加熱装置 - Google Patents

高周波ベンダー用加熱装置

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Publication number
JPH03230818A
JPH03230818A JP2520390A JP2520390A JPH03230818A JP H03230818 A JPH03230818 A JP H03230818A JP 2520390 A JP2520390 A JP 2520390A JP 2520390 A JP2520390 A JP 2520390A JP H03230818 A JPH03230818 A JP H03230818A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating
pipe
heating coil
cooling water
worked
Prior art date
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Pending
Application number
JP2520390A
Other languages
English (en)
Inventor
Shingo Ito
真吾 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2520390A priority Critical patent/JPH03230818A/ja
Publication of JPH03230818A publication Critical patent/JPH03230818A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • General Induction Heating (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高周波誘導加熱を行ないながら曲げ機械によ
シ管の曲げ加工を行なう高周波ベンダー用加熱装置に関
する。
〔従来の技術〕
従来の高周波加熱ベンダーの1例として第3図(a) 
(b)に示すものがある。
第3図(a)はその概略斜視図、第3図(b)はその平
面図である。さらに第4図(a) 、 (b)は従来の
高周波ペングー用加熱ロイルの断面図及び側面図を示す
これらの図に示すように従来の高周波ベンダーは、高周
波電源部1と曲げ機械部2から構成されており、高周波
電源部1には被加工管3のサイズに応じた加熱コイル(
二次導体)4が設けられている。
加熱コイル4は被加工管3の外周を全周に亘って囲繞す
るよう配置している。被加工管3はその両端を曲げ機械
部2によシ支持される。
上記した従来の高周波ベンダーでは、高周波電源部1よ
シ加熱コイル4に高周波電流を流して被加工管3をその
外周面から一定の幅(薄肉管の場合は管肉厚の2倍程度
)で高周波誘導加熱する。
そして所定の加熱温度(900℃〜1050℃程度)に
達したときに曲げ機械部を作動し、この加熱部分に曲げ
機械部2によシ曲げ応力を集中させ曲げ機械部2の送り
による管3の進行とともに連続的に高周波誘導加熱して
曲げ加工が行われる。
上記した高周波ベンダーによる曲げ加工においては、加
熱温度、加熱幅によシ曲管の整形状態に大きな影響を与
える。特に大径薄肉管を小半径(管径の2倍以下の曲げ
半径)で曲げる場合、加熱幅をできるだけ狭く、かつ加
熱温度を950℃〜1050℃にする必要がある。そこ
で従来は第4図(b)に示す様な冷却水噴出ノズル8付
の加熱コイル6により被加工管3に冷却水7を噴出し加
熱幅を強制的に狭く制御していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで上述のような従来の高周波加熱ペングーにおけ
る加熱コイルでは、冷却水ノズルの角度調整が困難でア
シ、冷却水量も実曲げ加工前の予備加熱時に調整を行な
う必要があシ、さらに冷却水中に含まれる水アカ等が曲
げ加工中にノズルにつまり、冷却ムラが生じる等の不具
合があった。
特に薄肉管の曲げ加工においては、水アカがつまったノ
ズル下の加熱域が1200℃以上に昇温して管が破損す
る不具合もあり、加熱域の周方向温度制御が困難であっ
た。また冷却ムラによって生じる加熱幅の周方向不均一
は薄肉管の曲げ形状に大きく影響を及ぼし、加熱幅を肉
厚の2倍以下に周方向均一制御しなくては第5図(a)
 (b)に示すように加工後の着;3の内側に座屈によ
シシワ3aが発生したシ、管3の断面が楕円3bになる
不具合があった。
このように従来の加熱コイルでは、上記の加熱条件を得
るために多大の時間を必要とし、さらに−度冷却水ノズ
ル角度や冷却水量を調整しても、水アカ等の影響で冷却
水ノズルがつまる等、加熱条件の設定が困難であった。
本発明は上記した各不具合点を解決する目的でなされた
もので、再現性のある加熱条件が得られる高周波ベンダ
ー用加熱装置を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本発明の高周波ベンダー用加熱
装置においては、両端を曲げ機械部により支持され、該
曲げ機械部の作動によシ被加工管を曲げるベンダーに於
て、該被加工管の外周全周に高周波電源よυの高周波電
流を流して加熱するリング状に形成された加熱コイルを
管との間の間隔を置いて配置し、該加熱コイルを従来の
1重巻きコイルに代えて被加工管面への冷却水噴出口を
有しない複数縦巻き形状に構成したものである。
また上記加熱コイルには磁界分布を制御することによっ
て加熱幅を狭く制御するために磁気シールドとしての遮
へい板を添着設置することが効果的である。
〔作用〕
上述のように構成された本発明の高周波ベンダー用加熱
装置は、冷却水噴出口のない複数縦巻き加熱コイルとし
たことに、!ニジ、従来加熱コイルで要した冷却水量調
整及び冷却水ノズル角度調整が不要となシ、そのための
時間が低減出来、さらに被加工管の周方向に均一に十分
な熱間加工温度が得られると共に、磁束分布を制御する
ための遮へい板を加熱コイルに添着設置したので加熱幅
を狭く制御でき特に薄肉管の加工時における加工後の管
の整形状態を良好にし座屈によるシワの発生を防止でき
る。
〔実施例〕
以下図面によシ本発明の1実施例について説明すると、
第1図(a) (b)及び第2図(a) (b)は何れ
も本発明加熱装置の断面図及びその側面図を示すもので
、これらの図に於て、3は被加工管、9は被加工管3の
外周全周に亘って囲繞配設されたリング状の加熱コイル
で、該加熱コイル9は、第4図で説明牛 した従来の加熱コイルのよう次冷却水噴出ノズルが除去
され、さらに磁束密度を高くして加熱幅を狭く管3を加
熱できるように縦方向に複数巻きされている。
加熱コイル9の内周面側に配置された管(特に大径薄肉
管)3は第3図(a) (b)に示す曲げ機械部2によ
りその両端を把持され、管3と加熱コイル9との間は所
定のクリアランスAを置いて配置されている。
加熱コイル9には冷却水を供給するための配管11と第
3図(a) (b)図示の高周波電源部1が接続される
また第2図(a)(]))図示のように加熱コイル9の
側面には磁束分布を制御するための遮へい板12を取付
けることが好ましい。
本発明に係る加熱コイル9は上記のように構成されてお
り冷却水噴出口を設けていないため従来コイルの様に冷
却水量の調整や冷却水噴出ノズル角度の調整も不要で、
加熱コイル設置後すぐ曲げ加工を行なえ、被加工管3の
円周上で均一な加熱条件(加熱幅、加熱温度)が容易に
得られる。
また、第2図に示すように遮へい板12を加熱コイル9
の側面に添着取付けたため磁界分布を制御でき加熱幅を
狭く制御できるので大径薄肉管を小半径曲げ加工する場
合の加熱幅や加熱温度等の加熱条件を容易に実現可能と
し、しかも−度加熱条件の調整を行なえば加熱条件に再
現性を持たせることが出来る。
以上本発明の1実施例について績々説明したが、本発明
は上記実施例の場合に限定されることなく、本発明の技
術思想の範囲内に於て種々設計変更し得るものである。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明の高周波ペングー用加熱装置に
よれば次に示す効果が得られる。
(1)従来の加熱コイルのように冷却水量の調整や冷却
水噴出ノズルの角度調整が不要となシ加熱コイル設置後
すぐに曲げ加工が行なえるので、無駄な調整時間を省略
でき生産性が著しく向上する。
(2)被加工管の円周上で均一な加熱条件(加熱幅、加
熱温度等)が容易に得られるので大径薄肉管を小半径曲
げ加工する膀、加工後の管に座屈によるシワの発生がな
くなる。
(3)−度加熱条件の調整を行ガえば、加熱条件に再現
性を持たせることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a) (b)は本発明の第1の実施例に係る加
熱装置の加熱コイル部の断面正面図及び側断面図、第2
図(a)Φ)は同第2の実施例の加熱コイル部の断面正
面図及び側断面図、第3図(a) (b)は高周波ペン
グーの全体斜視図及び平面図、第4図(a) (b)は
従来の加熱コイルの断面正面図及び側断面図、第5図は
従来の加熱コイルによる曲げ管形状の概略図及びその断
面図を示す。 ■・・・高周波電源部、 3・・・管、 9・・・加熱コイル、 12・・・遮へい板。 2・・・曲げ機械部、 4・・・加熱コイル、 11・・・冷却水供給配管、 躬3 m 峰 cb)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)両端を曲げ機械部により支持され該曲げ機械部の
    作動により被加工管を曲げるベンダーに於て、該被加工
    管の外周全周に高周波電源よりの高周波電流を流して加
    熱するリング状に形成された加熱コイルを配設し、該加
    熱コイルを、被加工管面への冷却水噴出口を有しない複
    数縦巻き形状に構成したことを特徴とする高周波ベンダ
    ー用加熱装置。
  2. (2)被加工管の外周全全周に亘り配設した複数縦巻き
    形状のリング状誘導加熱用加熱コイルの側面に磁界分布
    を制御するための遮へい板を添着した請求項1記載の高
    周波ベンダー用加熱装置。
JP2520390A 1990-02-06 1990-02-06 高周波ベンダー用加熱装置 Pending JPH03230818A (ja)

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JP2520390A JPH03230818A (ja) 1990-02-06 1990-02-06 高周波ベンダー用加熱装置

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JPH03230818A true JPH03230818A (ja) 1991-10-14

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ID=12159394

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JP2520390A Pending JPH03230818A (ja) 1990-02-06 1990-02-06 高周波ベンダー用加熱装置

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JP (1) JPH03230818A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012240087A (ja) * 2011-05-19 2012-12-10 Sumitomo Metal Ind Ltd 曲げ部材の製造装置
CN110125246A (zh) * 2019-05-08 2019-08-16 苏州市吉马精密五金有限公司 一种金属冲压件加工工艺

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JP2012240087A (ja) * 2011-05-19 2012-12-10 Sumitomo Metal Ind Ltd 曲げ部材の製造装置
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