JPH0323019Y2 - - Google Patents

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JPH0323019Y2
JPH0323019Y2 JP14977784U JP14977784U JPH0323019Y2 JP H0323019 Y2 JPH0323019 Y2 JP H0323019Y2 JP 14977784 U JP14977784 U JP 14977784U JP 14977784 U JP14977784 U JP 14977784U JP H0323019 Y2 JPH0323019 Y2 JP H0323019Y2
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JP
Japan
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window glass
geared cable
guide tube
cylinder piece
holder
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JP14977784U
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JPS6165178U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、長手方向に押引駆動されるギヤード
ケーブルが案内チユーブ内に摺動可能に配設さ
れ、該ギヤードケーブルに摺動開閉する窓ガラス
を連結して成る窓ガラスの開閉装置に関する。
「従来の技術」 従来の窓ガラスの開閉装置としては、例えば特
開昭57−193680号公報に開示されたものがある。
第9図〜第12図に示すように、このような窓
ガラスの開閉装置では、案内チユーブ10内に長
手方向に押引駆動されるギヤードケーブル20が
摺動可能に配設されており、このギヤードケーブ
ル20の端部にホルダ30を介して、摺動開閉す
る窓ガラスを連結してある。
ギヤードケーブル20はケーブル線21に線材
を固く巻き付けてギヤ部22が形成され、最大径
を形成するギヤ部22が案内チユーブ10内で余
裕を持つて摺動するようギヤ部22と案内チユー
ブ10の内孔11との間には間隙Sが設けてあ
り、ホルダ30は、ギヤードケーブル20の端部
のギヤ部22を基部31が巻いて固結され、案内
チユーブ10の開溝12から脚部32が突出し、
この脚部32に窓ガラスが固結されている。
「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、このような従来の窓ガラスの開
閉装置では、ギヤードケーブル20に引張力が働
いているときはよいが、圧縮力が働くと座屈気味
になり、第12図に示すように、間隙Sの分だけ
ギヤードケーブル20が内部で屈曲し、ホルダ3
0の脚部32が傾いて案内チユーブ10の開溝1
2をこじつたり、脚部32の端が開溝12に食い
込んだりして操作荷重が極端に大きくなつたり不
安定になつたりして操作性を悪くするという問題
点があつた。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、少なくともホルダ30の近傍で
はギヤードケーブル20が屈曲しないようにして
上記問題点を解決した窓ガラスの開閉装置を提供
することを目的としている。
「問題点を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本考案の要旨とす
るところは、長手方向に押引駆動されるギヤード
ケーブルが案内チユーブ内に摺動可能に配設さ
れ、該ギヤードケーブルに摺動開閉する窓ガラス
を連結して成る窓ガラスの開閉装置において、窓
ガラスの連結部またはその近傍のギヤードケーブ
ルに、案内チユーブに摺動可能かつ傾動不能に嵌
合するシリンダピースを固設したことを特徴とす
る窓ガラスの開閉装置に存する。
「作用」 しかして、窓ガラスの連結部またはその近傍に
シリンダピースが配置され、このシリンダピース
が連結部の傾動を阻止するので、連結部に固結さ
れたギヤードケーブルもほとんど傾動せず、それ
によりこじりや食込みをなくして円滑にギヤード
ケーブルが案内チユーブ内で摺動し、安定して操
作することができるようにしたものである。
「実施例」 以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明す
る。なお、従来例と同様の部位には同一符号を付
し重複した説明を省略する。
第1図〜第5図は本考案の一実施例を示してお
り、自動車のドアDに引き戸式の窓ガラスGが設
けられていて、窓ガラス開閉装置はこの窓ガラス
Gを開閉するためのものである。
第3図〜第5図でわかるように、窓ガラスGは
ドアDのドアサツシD1の水平な部位D2から窓
枠G1が垂下され、案内チユーブ10はドアサツ
シD1の水平な部位D2に沿つて配設された部位
を有し、この部位から下方に延ばされ、下部に駆
動部40が設けられている。案内チユーブ10の
端部には取付ブラケツト13が固設され、この取
付ブラケツト13がドアサツシD1の水平な部位
D2に固設した支持ブラケツトD3に固定されて
いる。
ギヤードケーブル20は案内チユーブ10の内
孔11に挿通されており、窓ガラス開閉装置を覆
うトリムD4が設けられている。
ギヤードケーブル20の端部に固設されたホル
ダ30の脚部32は窓枠G1に延ばされ、その先
端が窓枠G1に固設された連結ブラケツトの係止
孔G2に係止されている。
第6図および第7図でわかるように、ギヤード
ケーブル20のケーブル線21の先端部はホルダ
30の連結部より少し延長されており、その延長
部23にシリンダピース24が固設されている。
シリンダピース24は、外径が案内チユーブ1
0の内孔11内で摺動可能な程度の最小限の隙間
を介して内孔11に傾動不能に嵌合している。
上記構成を有する窓ガラスの開閉装置では、駆
動部40を作動させれば、案内チユーブ10内で
ギヤードケーブル20が押引駆動され、ホルダ3
0が移動するので、ドアサツシD1の水平な部位
D2に摺動可能に垂下支持されている窓ガラスG
は、係止孔G2を介して連結ブラケツトが移動さ
れ開閉される。
ギヤードケーブル20が押されて圧縮力を受け
た場合、シリンダピース24が傾動不能に案内チ
ユーブ10の内孔11に嵌合しているので、第8
図に示すように、ホルダ30はほとんど傾かず、
案内チユーブ10の開溝12にこじつたり、食い
込んだりすることがない。したがつて、ホルダ3
0は円滑に移動し、窓ガラスGも円滑に開閉し操
作性が著しく改善される。
第13図および第14図は本考案の他の実施例
を示しており、ホルダ30の基部31を間にして
その前後のギヤードケーブル20に、第1シリン
ダピース25および第2シリンダピース26とが
装着されている。
第1シリンダピース25および第2シリンダピ
ース26はいずれも螺旋体であつて、ギヤードケ
ーブル20のギヤ部22の間にできた螺旋溝に螺
合されており、いずれもその外径は案内チユーブ
10の内孔11より僅かに小さく、第1シリンダ
ピース25、第2シリンダピース26はそれぞれ
極小間隙を介して摺動可能かつ傾動不能に案内チ
ユーブ10に嵌挿されている。
第1シリンダピース25、第2シリンダピース
26にはそれぞれ係合突端25a,26aが一端
に形成され、係合突端25a,26aは案内チユ
ーブ10の開溝12に摺動可能に係合している。
第1シリンダピース25と第2シリンダピース
26とは、単一部品としては全く同一のものであ
る。
この実施例によれば、第1シリンダピース2
5、第2シリンダピース26がホルダ30の前後
で効果的に傾動を抑えるので、前記実施例に比し
一層こじりや食い込みがなくなり、安定して窓ガ
ラスGを開閉することができる。第1シリンダピ
ース25、第2シリンダピース26いずれもギヤ
ードケーブル20に螺合させるだけで装着できる
ので組付も簡単である。
係合突端25a,26aが案内チユーブ10の
開溝12に係合しており、第1シリンダピース2
5、第2シリンダピース26いずれも回動するこ
とができないので動作中に緩むことはない。第1
シリンダピース25と第2シリンダピース26と
は一方だけでも効果があることはいうまでもな
い。
なお、シリンダピース24はホルダ30の基部
31に一体的に設けてもよく、連結部またはその
近傍であれば効果をあげることができる。
「考案の効果」 本考案に係る窓ガラスの開閉装置によれば、ギ
ヤードケーブルの座屈を抑えギヤードケーブルと
窓ガラスとを連結するホルダの傾動を抑えたの
で、窓ガラス開閉時にホルダが案内チユーブの開
溝をこじつたり食い込んだりすることがなくなる
ので、窓ガラスが円滑に開閉され、操作性を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本考案の一実施例を示してお
り、第1図は窓ガラスとギヤードケーブルとの連
結部近傍の縦断面図、第2図は自動車の車室を透
視して見た斜視図、第3図は自動車のドアの分解
斜視図、第4図は同じく要部斜視図、第5図は第
2図−線断面図、第6図は窓ガラスとギヤー
ドケーブルとの連結部近傍の正面図、第7図は第
6図−線断面図、第8図は第7図−線断
面図、第9図〜第12図は従来例を示しており、
第9図は窓ガラスとギヤードケーブルとの連結部
近傍の正面図、第10図は第9図−線断面
図、第11図は第9図XI−XI線断面図、第12図
は第10図XII−XII線断面図、第13図および第1
4図は本考案の他の実施例を示しており、第13
図はギヤードケーブルの先端部近傍の縦断面図、
第14図は第13図−線断面図である。 10……案内チユーブ、11……内孔、20…
…ギヤードケーブル、21……ケーブル線、22
……ギヤ部、24……シリンダピース、25……
第1シリンダピース、26……第2シリンダピー
ス、30……ホルダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長手方向に押引駆動されるギヤードケーブルが
    案内チユーブ内に摺動可能に配設され、該ギヤー
    ドケーブルに摺動開閉する窓ガラスを連結して成
    る窓ガラスの開閉装置において、窓ガラスの連結
    部またはその近傍のギヤードケーブルに、案内チ
    ユーブに摺動可能かつ傾動不能に嵌合するシリン
    ダピースを固設したことを特徴とする窓ガラスの
    開閉装置。
JP14977784U 1984-10-03 1984-10-03 Expired JPH0323019Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14977784U JPH0323019Y2 (ja) 1984-10-03 1984-10-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14977784U JPH0323019Y2 (ja) 1984-10-03 1984-10-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6165178U JPS6165178U (ja) 1986-05-02
JPH0323019Y2 true JPH0323019Y2 (ja) 1991-05-20

Family

ID=30707945

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JP14977784U Expired JPH0323019Y2 (ja) 1984-10-03 1984-10-03

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0455173Y2 (ja) * 1986-01-30 1992-12-24

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JPS6165178U (ja) 1986-05-02

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