JPH03229710A - 高配向性共役ポリマーの製造方法 - Google Patents

高配向性共役ポリマーの製造方法

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JPH03229710A
JPH03229710A JP2541590A JP2541590A JPH03229710A JP H03229710 A JPH03229710 A JP H03229710A JP 2541590 A JP2541590 A JP 2541590A JP 2541590 A JP2541590 A JP 2541590A JP H03229710 A JPH03229710 A JP H03229710A
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Kazufumi Ogawa
一文 小川
Norihisa Mino
規央 美濃
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y10/00Nanotechnology for information processing, storage or transmission, e.g. quantum computing or single electron logic

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は 電気材料に関するものである。更に詳しく(
ヨ  導電性や非線形光学効果を示すポリアセチレン結
合たはポリアセン結合を有する有機物質に関するもので
ある。
従来の技術 アセチレン誘導体のポリマー(よ パイ電子共役系を持
つ一次元の主鎖を分子内に保有していることて 導電性
や非線形光学効果を持つことから光電子機能材料として
広く研究されている。
また ポリアセチレンの製造方法としては チグラーナ
ッタ触媒を用いた白州らの重合方法がよく知られていも 発明が解決しようとする課題 ところ力丈 現在知られているポリアセチレン誘導体(
よ 酸素を含む雰囲気中で(よ 熱や圧力あるいは紫外
線などにたいして不安定であるた敢 安定化させる研究
か進められている。
しかしながぺ 未だにアセチレン誘導体ポリマを安定化
する方法は見いだされていなt、%また 配向性を制御
する技術も開発されていな1、% 課題を解決するための手段 一端に一Si−Cl基を持つ直鎖状の炭化水素誘導体を
用いれ(瓜 有機溶媒中で化学吸着により親水性基板表
面に単分子膜を形成でき、さらに前記吸着された単分子
膜表面を酸素を含むガス中で高エネルギー線照射して表
面を親水性化することにより単分子膜を累積膜を形成す
ることが出来ることが知られていも 従って、直鎖状炭化水素の一部にアセチレン基やジアセ
チレン基及び酸素(−0−)を含むような物質を用い化
学吸着法を行えば 数十オングストロームオーダのアセ
チレン誘導体の単分子膜を形成でき、 さらに多層の累
積膜も容易に得ることができる。また このとき、重合
前にあらかじめ前記単分子膜を特定の方向に選択的に失
活させておき、金属化合物触媒を含む第2の有機溶媒中
に前記基板を浸漬して、前記単分子膜の残存したアセチ
レン基やジアセチレン基の部分を重合させたり、あるい
はラビングにより吸着単分子膜中の分子を再配向させて
おいたのち重合させると、配向性か極めて高く、比較的
高分子量(分子量数百以上)で共役系が非常に長くしか
も酸素を含む雰囲気中でも安定で非線形光学効果や導電
性の大きなポリアセチレン系ポリマーが形成されること
を発見した また 触媒を用いてジアセチレン基の部分
を重合させた後、さらに電子線やX線 ガンマ線等の放
射線を照射すれば ポリアセン系ポリマーが形成され九 つまり、一定の方向性を保った状態でエネルギビームを
用いてアセチレン誘導体の分子を重合することにより、
共役系が連続した直鎖状のポリマー(共役ポリマー)を
作れることを見いだし九作用 埋板 アセチレン<−C≡C−)基あるいはジアセチレ
ン基(−C≡C−C≡C−)、およびクロルシラン基(
−SiC1)、さらに炭化水素鎖の間に酸素(−0−)
を含む物質を溶解させた非水系有機溶媒中に表面が親水
性の基板を浸漬し前記基板表面に前記アセチレン基ある
いはジアセチレン基 酸素およびクロルシラン基(−S
iC1)を含む物質(すなわち直鎖状分子)を化学吸着
させ、さらに重合前にあらかじめ前記単分子膜を選択的
に線状に失活させ、さらに金属化合物触媒を含む第2の
有機溶媒中に前記基板を浸漬して重合させると、基板上
に形成されたアセチレン基あるいはジアセチレン基およ
びクロルシラン基(SiCl)を含む物質の単分子膜は
分子の重合方向がきれいに並んだ状態で線状に保持され
て、しかも予め失活されていなかった部分のアセチレン
誘導体の化学吸着膜は触媒により線状方向に重合される
ので、重合方向を制御した状態で共役系か連続した直鎖
状のポリアセチレン基糸ポリマを作ることができる。ま
た 基板表面にジアセチレン基 酸素およびクロルシラ
ン基(−SiC1)を含む物質を化学吸着させた後、重
合前にあらかじめ前記単分子膜を選択的に線状に失活さ
せておいてか収 金属化合物触媒を含む第2の有機溶媒
中に前記基板を浸漬して重合し さらに放射線を照射し
て残存しているアセチレン基を重合すると、ジアセチレ
ン基 酸素およびクロルシラン基(−SiC1)を含む
物質の単分子膜は分子の重合方向がきれいに並んだ状態
で基板上に線状に保持されて、しかも予め失活されてい
なかった部分のジアセチレン誘導体の化学吸着膜はジア
セチレン基の一部のアセチレン基が線状方向に重合され
 さらに放射線により残りのアセチレン基が重合される
ので、重合方向を制御した状態で共役系が連続した直鎖
状のポリアセン系ポリマーを作ることも可能である。
一人 前記基板表面に前記アセチレン基あるいはジアセ
チレン基 酸素およびクロルシラン基(SiC1)を含
む物質を化学吸着させてか収ラビングを行なうと、ラビ
ングにより単分子膜内の分子がきれいに並んだ状態で吸
着膜を吸着形成することができるので、その状態で金属
化合物触媒を含む第2の有機溶媒中に前記基板を浸漬し
て重合すると、同様に重合方向を制御した状態で共役系
が連続した直鎖状の超高分子量のポリアセチレン系ポリ
マーを作ることができも また 前記基板表面にジアセ
チレン基 酸素およびクロルシラン基(−SiCl)を
含む物質を化学吸着させてか仮 ラビングを行なうと、
ラビングにより単分子膜内の分子がきれいに並んだ状態
で吸着膜を吸着形成することができるので、その状態で
金属化合物触媒を含む第2の有機溶媒中に前記基板を浸
漬してジアセチレン誘導体の一部のアセチレン基を重合
し さらに残ったアセチレン基を放射線照射することで
重合すると、放射線によりさらに残りのアセチレン基が
重合され 重合方向を制御した状態で共役系が連続した
直鎖状のポリアセン系ポリマーを作ることができも な耘 ここで直鎖状の炭化水素鎖の途中に一〇基を含ま
せて置くこと(よ 吸着単分子膜内の分子の自由度を増
加せし数 重合時のひずみを減少させ収率を大幅に改善
できる効果がある。またアセチレン基の重合反応に(よ
 ハロゲン化金属触媒たとえばMoCl5やWCl5、
NbCl5.TaCls、 Mo (Co) s、 W
 (CO) s、あるいはNb (Co) b、やTa
 (CO)s等が利用できもまた このときの有機溶媒
はトルエン、ジオキサス アニソール等が利用でき4 
さらく ジアセチレン基の重合の場合に1主 触媒重合
に引続き、X線または電子線 ガンマ線 イオンビーム
等の放射線照射を行なうとボリアセンを作成できた実施
例 以下、実施例を用いて本発明の詳細な説明する。
使用した直鎖状のシラン系界面活性剤サンプルは種々あ
る力(アセチレン誘導体の一種であり末端にアセチレン
基を1個含むCH=C−(CH2)−−O−(CHa)
−−SiCls (AO3K  ここでrrLnは整数
である力交 合計5から25の範囲で良好な結果が得ら
れた)の場合を用いて説明する。
例えにE、Si02の形成された81基板1上にシラン
系界面活性剤(CHiC−(CH2) 4−0−(CH
2)2−3 iC13: 6−AO5)を用いて基板表
面に単分子膜を化学吸着して形成する。この時、−Si
C1基と基板表面の8102とともに形成されている一
〇H基が反応して脱塩酸して、基板表面に CHiC−(CH2)−−0−(CH2)2−3  i
  −0の単分子膜2が形成できも 例えば1.0X10−”〜4.  OX 10−2mo
l/1の濃度で前記シラン系界面活性剤を溶かした85
%nヘキサン、8%四塩化炭37%クロロホルム溶液中
に 室温で30分間SiOaの形成されたSi基板浸漬
すると、Si02表面で一Si−0−の結合を形成でき
る。(第1図(a)) ここで、基板表面に CHiC−(CH2)−−0−(CH2)2−3  i
  −0の単分子膜2が形成できていること(よ FT
IRにて確認された な耘 このとき化学吸着膜の形成(よ 湿気を含まない
N2雰囲気中で行っ1.  化学吸着膜の形成に使用し
た基板(よ 直径3インチの酸化膜(SiO2)を形成
したSi基板である。
次&へ 第1図(b)に示したようく 重合前にあらか
じめ前記単分子膜の不飽和基をSTM (走査トンネル
顕微鏡)による描画(ライティング)または電子ビーム
露光またはX−ray露光(何れk 露光量は5mJ/
cm2程度でよい)により線状に失活L 特定の方向に
線状に不飽和基を残存させた檄 金属触媒としてM o
 Cl sを溶かしたトルエン中に6−AOS吸着膜が
1層形成された基板を浸漬し30〜70℃程度に溶媒を
昇温すると第1図(c)に示すような反広 即ち失活さ
れないで残存していた不飽和のアセチレン基が線状に重
合してTrans−ポリアセチレン結合3が製造された
ことがFTIRにより明かとなっ1゜な耘 触媒として
はWCleやNbCl5、TaCl5を用いても分子量
は異なるが同様の重合膜が得られ九 さらにまた 触媒
としてMo  (Co)、あるいはW (co)eをC
Cl4溶媒に溶かした溶液に基板を浸漬し紫外線を照射
しても分子量は異なるが赤褐色の重合膜が得られ九 −4前記81基板上にシラン系活性剤として(CHs)
2HSi −C≡C−(CH2) 4−O(CH2) 
2−5 i −Cl (DMS−6−AO3、ここでrrL、nはそれぞれ4
と2である力丈 合計で5から25の範囲で良好な結果
が得られr=  また以後CHsはMeで表わす)を用
いた場合に叡 吸着膜を1層累積した基板を(第2図(
a))選択的に失活籠 金属触媒としてWClaと共触
媒としてBu4Sn (1:  l)を溶かしたトルエ
ン中に浸漬し30〜70℃程度に溶媒を昇温すると、第
21ffl (b)に示すような反息 即ち一SiMe
2H基を含んだ線状で配向性の高いTr−ans−ポリ
アセチレン結合3が製造されたことが明かとなっ九 従って、吸着単分子膜の層数を増やす必要がある場合に
は この膜のように アセチレン基を含む分子の末端に
一SiMe2H基を導入して置けはアルカリ水処理のみ
で−Si  (CH3) 2−OHに変換できるので、
前述と同様の反応液を用いて化学吸着工程およびOH付
加工程を繰り返すことにより単分子膜を必要な膜厚で累
積形成できも すなわ板 単分子膜表面のOH基が反応
して単分子膜上に アセチレン基を有する単分子吸着膜
を積層できる。
また 分子の末端の−SiMe2H基の代わりにビニル
基を導入して置けば 単分子膜を1層形成した後、単分
子膜の形成された基板を室温でジボラン1 m o I
 / lのTHF溶液に浸漬し さらにNa0HO,1
mo1/lの30%H2O2水溶液に浸漬することによ
り、単分子膜の表面に水酸基(OH)を付加した単分子
膜を形成することができるので、前述と同様の反応液を
用いた化学吸着工程およびOH付加工程を繰り返すこと
により単分子膜を必要な膜厚で累積形成できる。すなわ
板単分子膜のOH基が反応した単分子膜上に アセチレ
ン基を有する単分子吸着膜を積層できる。また 積層数
も任意である。
な抵 ビニル基を−CH2−CH20Hに変換する他の
方法として、02を含む雰囲気中でxii電子電子ガン
マ線照射しても同様の効果がえられる。まLN2を含む
雰囲気中でX線 電子線 ガンマ線照射した場合には分
子末端に−N H2基を導入でき、この官能基の場合に
も同様の効果がえら株 吸着単分子の累積がより行いや
すくな4な抵 上述の方法で累積された吸着膜はアルコ
ル溶媒には不溶性であるることも確認され九以上の結果
より、本発明の重合方法を用いればTrans型高配向
型膜配向共役ポリアセチレン製造できることが確認され
九 ま?=Si基板上に6−AO5吸着膜を1層累積した基
板を(第3図(a))選択的に失活させた後、金属触媒
としてMoC1eを溶かした含酸素有機溶媒であるアニ
ソール中に浸漬し30〜70℃程度に溶媒を昇温すると
第3図(b)に示すような反息 即ち線状の配向性の高
いC15−ポリアセチレン4が製造されたことが明かと
なっ九さらにまたSi基板上にDMS−6−AO5吸着
膜を1層累積した基板を(第4図(a))、線状に失活
徽 金属触媒としてM o Cl eと共触媒としてp
tzBi  (1:  1)を溶かした含酸素有機溶媒
であるアニソール中に浸漬し30〜70℃程度に溶媒を
昇温すると第4図(b)に示すような反広 即ち一Si
Me2)(基を含んだ高い配向性のC15−ポリアセチ
レン4が製造されたことが明かとなっ九 以上の2つの実施例より明らかなように 本発明の重合
方法を用いればCis型あるいはTrans型高配向長
共役ポリアセチレンを容易に製造できることが確認され
た な耘 この様にして製造されたポリアセチレンは 従来
チグラーナッタ系触媒法で製造されていたポリアセチレ
ン誘導体に比べ 酸素を含む雰囲気中でk 熱や圧力あ
るいは紫外線などにたいして著しく安定であっ九 以上へ 実施例で(表 6−AO3やDMS−6AO5
についてのみ示した力交 分子内にアセチレン(CTC
)基を含み吸着膜形成が可能なものであれは 吸着条件
は異なっても同様の方法が利用出来ることは明らかであ
ろう。
さらく ジアセチレン基を1個もつ C)(=C−c=c−(CH2)+5−O−(CH2)
3l Si−Cl Cl :13−DASを用いた場合にk 第5図に示すよう&
へ 化学吸着膜作成後選択的に線状に失活させた眞 金
属化合物触媒を含む第2の有機溶媒中に前記基板を浸漬
して重合すると、単分子膜状でかつ線状のTransポ
リアセチレン結合3を有するポリアセチレン型共役ポリ
マー(第5図(d))が得られも さらに ポリジアセチレンより得られたポリアセチレン
型共役ポリマーに電子線(X線やガンマ線等の放射線で
もよい)を5mJ/Cm2程度全面に照射すると線状の
高配向ポリアセン結合5を有するポリアセン型共役ポリ
マー(第5図(e))が得られる。
この場合も同様に 吸着単分子膜の層数を増やす必要が
ある場合に(よ ジアセチレン基を含む分子の末端に一
SiMeaH基を導入して置けば アルカリ水処理のみ
で−Si  (CHs) 2−OHに変換できるので、
前述と同様の反応液を用いて化学吸着工程およびOH付
加工程を繰り返すことにより単分子膜を必要な膜厚で累
積形成できム すなわ板 単分子膜のOH基が反応した
単分子膜上にジアセチレン基を有する単分子吸着膜を積
層できる。積層数は任意である。
また 分子の末端の一SiMe28基の代わりにビニル
基を導入して置けは 単分子膜を1層形成した後、単分
子膜の形成された基板を室温でジボラン1 m o l
 / lのTHF溶液に浸漬し さらにNa0HO,1
mo1/l、 30%H2O2水溶液に浸漬することに
より、単分子膜の表面に水酸基(OH)を付加した単分
子膜を形成することができる。従って、前述と同様の反
応液を用いて化学吸着工程およびOH付加工程を繰り返
すことにより単分子膜を必要な膜厚で累積形成できる。
また積層数も任意である。
な抵 ビニル基を=CH2−CH2−OHに変換する他
の方法として、02を含む雰囲気中でXwL電子撒 ガ
ンマ線照射しても同様の効果がえられる。ま?=Naを
含む雰囲気中でXIL 電子線 ガンマ線照射した場合
には分子末端に−N Hを基を導入でき、この官能基の
場合にも同様の効果がえられ 吸着単分子の累積がより
行いやすくなる。
さらにまた 前述の2つの実施例では1層化学吸着膜を
形成した後、不飽和基を選択的に線状に失活させ、重合
を行う方法について述べた力丈 吸着後選択的に線状に
失活させる代わりにラビングを行なって吸着膜を再配向
させた後 金属触媒を用いて重合を行なっても高配向ポ
リアセチレンが得られた また 吸着後ラビングを行な
って吸着膜を再配向させた後、金属触媒を用いて重合し
さらに放射線を用いて重合を行なうと高配向ポリアセン
が得られ九 な耘 吸着膜を多層積層した後で不飽和基を選択的に線
状に失活した後触媒重合反応を行っても良いし あるい
は吸着膜の形成−線状失活−触媒重合反応を交互に行っ
ても高配向ポリアセチレンの多層分子膜の作製が可能な
ことは明らかであろう。さら顛 吸着膜を多層積層した
後で不飽和基を選択的に線状に失活した後、触媒重合と
放射線重合を続けて行っても良いし あるいは吸着膜の
形成−線状失活一触媒重合一放射線照射を順番に繰り返
し行っても高配向ポリアセンの多層分子膜の作製が可能
なことは明らかであろう。
な抵 上記実施例以外?Q  本願発明にしよう出来る
界面活性剤としては CHs−(CH2)+−c=c−(CH2)−−0−(
CH2) nS i C13 (ここで1.  m、  nは0、または整数 ただし
合計で5〜25が良(〜 但し この場合(よ 累積膜
を作成することはできな℃No)で表わされるシラン系
界面活性剤L  たとえ(ム CH3−(CH2)−−CヨC−(CH2) 3−0(
CH2) 3−3 i C13 あるいは (CH3) 2HS i −(CH2)1−C三C−(
CH2)−Cl−(CH2)・−SiCls (ここでl、  m、  nは0、または整数、ただし
合計で5〜25が良い  )で表わされるシラン系界面
活性前  たとえ(瓜 (CH3)aHSi −(CH2) @ c=c −(
CH2) s−0−(CH2) 3−5 i Cl s
、あるいは CH2=CH(CH2) I−c=c−(CH2)−−
0−(CH2)  ロー SiC1s (ここでl、  m、  nはOlまたは整数 ただし
合計で5〜25が良い。)で表わされるシラン系界面活
性前 たとえば CH2=CH(CH2)a−c=c  (CH2)sO
−(CH2) s−Si Cls、 あるいは CH3−(CH2)n−C≡C−C≡C−(CH2)−
0−(CH2)  −−Si  C13(ここでl、 
 m、  nは0、または整数、ただし合計て5〜25
が良い。但二 この場合は 累積膜を作成することはで
きない。)で表わされるシラン系界面活性前 たとえば CH3−(CH2)2−C≡C−C≡C−(CH2)a
O−(CH2) s−Si Cl 3、や CH3−CH2−C≡C−C:=C−(CH2) e−
0(CH2)  3−3  i  C13、あるいは (CH3)aHSi −(CH2) l−C≡C−C≡
C(CH2)  −−0−(CH2)  ロー SiC
13(ここでl、  rrz  nは0、または整数、
たたし合計で5〜25が良い。)で表わされるシラン系
界面活性剤L たとえ(L (CH3)2H51−(CH2)−−C≡C−C≡C(
CH2) 3 0− (CH2) 2−5 i C13
、あるいは CH2=CH−(CH2)  1−C≡C−C≡C−(
CH2)−−0−(CH2)−−SiC13(ここでl
、  m、  nは0、または整数、ただし合計で5〜
25が良い。)で表わされるシラン系界面活性前  た
とえば CH2=CH−CH2−C≡C−C≡C−(CH2)7
0−(CH2)3 SiCls、 などかある。
今後さらに原料となるアセチレンやジアセチレン誘導体
モノマーの種類や製造条件を適正化することにより、こ
の方法を用いて電導性の優れた物質の製造が可能となる
発明の効果 本発明の方法を用いることにより、導電性や非線形光学
効果の非常に優れ安定な高配向性超長共役ポリアセチレ
ンやポリアセンの超薄膜ポリマーを高能率に製造できる
ので、非線形光学効果を利用したデバイスの製作には極
めて有効であム な抵 ここで、直鎖状の炭化水素鎖の
途中に一〇−基を含ませて置くこと(よ 吸着単分子膜
内の分子の自由度を増加せしめ重合時のひずみを減少さ
せ収率を大幅に改善できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は6−AOS吸着膜を1層形成した後の基
板の分子オーダーの拡大断面概念医 第1図(b)l&
  電子線露光(EB照射)を用いて不飽和基を選択的
に線状に失活させる工程の概念& 第1図(c)ζよ 
線状に触媒重合された後の高配向超長共役Trans型
ポリアセチレンの形成された基板の分子オーダーの拡大
断面概念1第2図(a)はDMS−6−AO3吸着膜を
1層形成した基板の分子オーダーの拡大断面概念1第2
図(b)は触媒重合後の高配向Trans型ポリアセチ
レンの形成された基板の分子オーダーの拡大断面概念諷
 第3図(a)は 6−AO3吸着膜を1層形成した基
板の分子オーダーの拡大断面概念皿 第3図(b)は触
媒重合後の高配向Cis型ポリアセチレンの形成された
基板の分子オーダーの拡大断面概念皿 第4図(a)は
DMS−6−AO5吸着膜を1層形成した基板の分子オ
ーダーの拡大断面概念諷 第4図(b)は触媒重合後の
高配向Cis型ポリアセチレンの形成された基板の分子
オーダーの拡大断面概念皿 第5図IL  13−DA
Sを用いたジアセチレン単分子膜の分子オーダーでのポ
リジアセチレン型超長共役ポリマー作成における工程を
示り、M(a)は13−DAS分子の構造式を示す@j
司(b)は13DAS分子の略式[11Jc)は13−
DASを用いたジアセチレン単分子膜の分子オーダーの
拡大概念1m14(d)はTransポリアセチレンの
分子オーダーの拡大概念匝IM (e )はポリアセン
の分子オーダーの拡大概念図を示す。 ■・・・SiO2/Si基楓 2・・・単分子吸着風3
・・・高配向Trans−ポリアセチレン結合、4・・
・高配向C15−ポリアセチレン結合、5・・・ポリア
セン結合。

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アセチレン(−C≡C−)基の様な不飽和基と酸
    素(−O−)と−Si−Cl基を含む直鎖状分子を溶解
    させた非水系の第1の有機溶媒中に表面が親水性の基板
    を浸漬し、化学吸着法により前記基板上に前記物質の単
    分子膜を吸着形成する工程と、金属化合物触媒を含む第
    2の有機溶媒中に前記基板を浸漬して不飽和基の部分を
    重合させる工程を含むことを特徴とするポリアセチレン
    型高配向性共役ポリマーの製造方法。
  2. (2)直鎖状分子が、CH_3−(CH_2)_1−C
    ≡C−(CH_2)_n−O−(CH_2)_n−Si
    Cl_3(ここでl,m,nは0、または整数ただし合
    計で5〜25が良い。)で表わされるシラン系界面活性
    剤であることを特徴とする請求項1記載のポリアセチレ
    ン型高配向性共役ポリマーの製造方法。
  3. (3)不飽和基と−O−と−Si−Cl基を含む直鎖状
    分子を溶解させた非水系の第1の有機溶媒中に表面が親
    水性の基板を浸漬し化学吸着法により前記基板上に前記
    物質の単分子膜を吸着形成する工程と、電子ビーム露光
    またはSTMライティングまたはX線露光より前記分子
    膜を選択的に線状に失活させる工程と、金属化合物触媒
    を含む第2の有機溶媒中に前記基板を浸漬して、前記単
    分子膜の失活されないで残った不飽和基の部分を重合さ
    せる工程を含むことを特徴とするポリアセチレン型高配
    向性共役ポリマーの製造方法。
  4. (4)不飽和基と−O−と−Si−Cl基を含む直鎖状
    分子を溶解させた非水系の第1の有機溶媒中に表面が親
    水性の基板を浸漬し、化学吸着法により前記基板上に前
    記物質の単分子膜を吸着形成する工程と、ラビングによ
    り前記吸着膜を再配向させる工程と、金属化合物触媒を
    含む第2の有機溶媒中に前記基板を浸漬して前記基板に
    不活性ガス雰囲気中で全面にエネルギービームを照射し
    前記不飽和基の部分を重合させる工程を含むことを特徴
    とするポリアセチレン型高配向性共役ポリマーの製造方
    法。
  5. (5)直鎖状分子の分子末端に−Si(CH_3)_2
    H基が結合していることを特徴とする請求項1、3また
    は4記載のポリアセチレン型高配向性共役ポリマーの製
    造方法。
  6. (6)直鎖状分子が ▲数式、化学式、表等があります▼ (CH_2)_n−SiCl_3 (l,m,nは、0または整数で合計5から25)であ
    ることを特徴とする請求項5記載のポリアセチレン型高
    配向性共役ポリマーの製造方法。
  7. (7)直鎖状分子の分子末端に−CH=CH_2基が結
    合していることを特徴とする請求項1、3または4記載
    のポリアセチレン型高配向性共役ポリマーの製造方法。
  8. (8)直鎖状分子が CH=CH_2−(CH_2)_1−C≡C−C≡C−
    (CH_2)_n−O−(CH_2)_n−SiCl_
    3(l,m,nは、0または整数で合計5から25)で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第7項記載のポリ
    アセチレン型高配向性共役ポリマーの製造方法。
  9. (9)金属化合物触媒の金属がMo、またはW、または
    Nb、またはTa化合物であることを特徴とする請求項
    1から8のいずれかに記載のポリアセチレン型高配向性
    共役ポリマーの製造方法。
  10. (10)有機溶媒中に前記金属化合物触媒とさらに共触
    媒として有機Snあるいは有機Bi化合物を含むことを
    特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のポリアセ
    チレン型高配向性共役ポリマーの製造方法。
  11. (11)有機溶媒が含酸素有機溶媒で、金属化合物触媒
    がMoCl_5であることを特徴とする請求項1から8
    のいずれかに記載のCis型のポリアセチレン型高配向
    性共役ポリマーの製造方法。
  12. (12)ジアセチレン(−C≡C−C≡C−)基と−O
    −と−Si−Cl基を含む直鎖状分子を溶解させた非水
    系の第1の有機溶媒中に表面が親水性の基板を浸漬し、
    化学吸着法により前記基板上に前記物質の単分子膜を吸
    着形成する工程と、金属化合物触媒を含む第2の有機溶
    媒中に前記基板を浸漬して、前記単分子膜のジアセチレ
    ン基の部分を重合させる工程とを含むことを特徴とする
    ポリアセチレン型高配向性共役ポリマーの製造方法。
  13. (13)直鎖状分子が、 CH_3−(CH_2)_1−C≡C−C≡C−(CH
    _2)_n−O−(CH_2)_n−SiCl_3 (ここでl,m、nは0、または整数、ただし合計で5
    〜25が良い。)で表わされるシラン系界面活性剤であ
    ることを特徴とする請求項12記載のポリアセチレン型
    高配向性共役ポリマーの製造方法。
  14. (14)直鎖状分子が CH_3−(CH_2)_2−C≡C−C≡C−(CH
    _2)_6−O−(CH_2)_3−SiCl_3、ま
    たはCH_3−CH_2−C≡C−C≡C−(CH_2
    )_6−O−(CH_2)_3−SiCl_3 で表わされるシラン系界面活性剤であることを特徴とす
    る請求項13記載のポリアセチレン型高配向性共役ポリ
    マーの製造方法。
  15. (15)ジアセチレン(−C≡C−C≡C−)基と−O
    −と−Si−Cl基を含む直鎖状分子を溶解させた非水
    系の第1の有機溶媒中に表面が親水性の基板を浸漬し化
    学吸着法により前記基板上に前記物質の単分子膜を吸着
    形成する工程と、電子ビーム露光またはSTMライティ
    ングまたはX線露光より前記分子膜を選択的に線状に失
    活させる工程と、金属化合物触媒を含む第2の有機溶媒
    中に前記基板を浸漬して、前記単分子膜の失活されない
    で残った不飽和基の部分を重合させる工程を含むことを
    特徴とするポリアセチレン型高配向性共役ポリマーの製
    造方法。
  16. (16)ジアセチレン(−C≡C−C≡C−)基と−O
    −と−Si−Cl基を含む直鎖状分子を溶解させた非水
    系の第1の有機溶媒中に表面が親水性の基板を浸漬し、
    化学吸着法により前記基板上に前記物質の単分子膜を吸
    着形成する工程と、ラビングにより前記吸着膜を再配向
    させる工程と、金属化合物触媒を含む第2の有機溶媒中
    に前記基板を浸漬して前記基板に不活性ガス雰囲気中で
    全面にエネルギービームを照射し前記不飽和基の部分を
    重合させる工程を含むことを特徴とするポリアセチレン
    型高配向性共役ポリマーの製造方法。
  17. (17)直鎖状分子の分子末端に−Si(CH_3)_
    2H基が結合していることを特徴とする請求項12、1
    5または16記載のポリアセチレン型高配向性共役ポリ
    マーの製造方法。
  18. (18)直鎖状分子が ▲数式、化学式、表等があります▼ −O−(CH_2)_n−SiCl_3 (l,m,nは、0または整数で合計5から25)であ
    ることを特徴とする請求項17記載のポリアセチレン型
    高配向性共役ポリマーの製造方法。
  19. (19)直鎖状分子の分子末端に−CH=CH_2基が
    結合していることを特徴とする請求項12、15または
    16記載のポリアセチレン型高配向性共役ポリマーの製
    造方法。
  20. (20)直鎖状分子が CH=CH_2−(CH_2)_1−C≡C−C≡C−
    (CH_2)_n−O−(CH_2)_n−SiCl_
    3(1,m,nは、0または整数で合計5から25)で
    あることを特徴とする請求項19記載のポリアセチレン
    型高配向性共役ポリマーの製造方法。
  21. (21)金属化合物触媒の金属がMo)またはW、また
    はNb、またはTa化合物であることを特徴とする請求
    項12から20のいずれかに記載のポリアセチレン型高
    配向性共役ポリマーの製造方法。
  22. (22)有機溶媒中に前記金属化合物触媒とさらに共触
    媒として有機Snあるいは有機Bi化合物を含むことを
    特徴とする請求項12から20のいずれかに記載のポリ
    アセチレン型高配向性共役ポリマーの製造方法。
  23. (23)有機溶媒が含酸素有機溶媒で、金属化合物触媒
    がMoCl_5であることを特徴とする請求項12から
    20のいずれかに記載のCis型のポリアセチレン型高
    配向性共役ポリマーの製造方法。
  24. (24)ジアセチレン(−C≡C−C≡C−)基と−O
    −と−Si−Cl基を含む直鎖状分子を溶解させた非水
    系の第1の有機溶媒中に表面が親水性の基板を浸漬し、
    化学吸着法により前記基板上に前記物質の単分子膜を吸
    着形成する工程と、金属化合物触媒を含む第2の有機溶
    媒中に前記基板を浸漬して重合する工程と、さらに不活
    性ガス雰囲気中で全面に放射線照射を行い、前記単分子
    膜の残存したアセチレン基の部分を重合させる工程とを
    含むことを特徴とするポリアセン型高配向性共役ポリマ
    ーの製造方法。
  25. (25)直鎖状分子が、 CH_3−(CH_2)_1−C≡C−C≡C−(CH
    _2)_n−O−(CH_2)_n−SiCl_3 (ここでl,m,nは0、または整数ただし合計で5〜
    25が良い。)で表わされるシラン系界面活性剤である
    ことを特徴とする請求項24記載のポリアセン型高配向
    性共役ポリマーの製造方法。
  26. (26)直鎖状分子が CH_3−(CH_2)2−C≡C−C≡C−(CH_
    2)_6−O−(CH_2)_3−SiCl_3、また
    は、CH_3−CH_2−C≡C−C≡C−(CH_2
    )_6−O−(CH_2)_3−SiCl_3 で表わされるシラン系界面活性剤であることを特徴とす
    る請求項25記載のポリアセン型高配向性共役ポリマー
    の製造方法。
  27. (27)ジアセチレン(−C≡C−C≡C−)基と−O
    −と−Si−Cl基を含む直鎖状分子を溶解させた非水
    系の第1の有機溶媒中に表面が親水性の基板を浸漬し化
    学吸着法により前記基板上に前記物質の単分子膜を吸着
    形成する工程と、電子ビーム露光またはSTMライティ
    ングまたはX線露光より前記分子膜を選択的に線状に失
    活させる工程と、金属化合物触媒を含む第2の有機溶媒
    中に前記基板を浸漬して重合する工程と、さらに不活性
    ガス雰囲気中で全面に放射線照射を行い、前記単分子膜
    の残存したアセチレン基の部分を重合させる工程とを含
    むことを特徴とするポリアセン型高配向性共役ポリマー
    の製造方法。
  28. (28)ジアセチレン(−C≡C−C≡C−)基と−O
    −と−Si−Cl基を含む直鎖状分子を溶解させた非水
    系の第1の有機溶媒中に表面が親水性の基板を浸漬し、
    化学吸着法により前記基板上に前記物質の単分子膜を吸
    着形成する工程と、ラビングにより前記吸着膜を再配向
    させる工程と、金属化合物触媒を含む第2の有機溶媒中
    に前記基板を浸漬して重合する工程と、さらに不活性ガ
    ス雰囲気中で全面に放射線照射を行い、前記単分子膜の
    残存したアセチレン基の部分を重合させる工程とを含む
    ことを特徴とするポリアセン型高配向性共役ポリマーの
    製造方法。
  29. (29)直鎖状分子の分子末端に、−Si(CH_3)
    _2H基が結合していることを特徴とする請求項24、
    27または28記載のポリアセン型高配向性共役ポリマ
    ーの製造方法。
  30. (30)直鎖状分子が ▲数式、化学式、表等があります▼ −O−(CH_2)_n−SiCl_3 (l,m,nは、0または整数で合計5から25)であ
    ることを特徴とする請求項29記載のポリアセン型高配
    向性共役ポリマーの製造方法。
  31. (31)直鎖状分子の分子末端に、−CH=CH_2基
    が結合していることを特徴とする請求項24、27また
    は28記載のポリアセン型高配向性共役ポリマーの製造
    方法。
  32. (32)直鎖状分子が CH=CH_2−(CH_2)_1−C≡C−C≡C−
    (CH_2)_n−O−(CH_2)_n−SiCl_
    3(l,m,nは、0または整数で合計5から25)で
    あることを特徴とする請求項31記載のポリアセン型高
    配向性共役ポリマーの製造方法。
  33. (33)金属化合物触媒の金属がMo、またはW、また
    はNb、またはTa化合物であることを特徴とする請求
    項24から32のいずれかに記載のポリアセン型高配向
    性共役ポリマーの製造方法。
  34. (34)有機溶媒中に前記金属化合物触媒とさらに共触
    媒として有機Snあるいは有機Bi化合物を含むことを
    特徴とする請求項24から32のいずれかに記載のポリ
    アセン型高配向性共役ポリマーの製造方法。
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