JPH0322810B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0322810B2 JPH0322810B2 JP60240050A JP24005085A JPH0322810B2 JP H0322810 B2 JPH0322810 B2 JP H0322810B2 JP 60240050 A JP60240050 A JP 60240050A JP 24005085 A JP24005085 A JP 24005085A JP H0322810 B2 JPH0322810 B2 JP H0322810B2
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- JP
- Japan
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- mold
- cassette
- holder
- recess
- attachment
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- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C45/2673—Moulds with exchangeable mould parts, e.g. cassette moulds
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、合成樹脂の射出成形に使用される
金型、特に可動金型および固定金型がそれぞれホ
ルダーとこれに着脱自在な複数基のカセツト型と
から構成されたカセツト式射出成形用金型に関す
る。
金型、特に可動金型および固定金型がそれぞれホ
ルダーとこれに着脱自在な複数基のカセツト型と
から構成されたカセツト式射出成形用金型に関す
る。
従来の技術
一回の成形操作によつて成形品を複数個取りす
る射出成形用金型として、成形品種の変化に応じ
て異なるキヤビテイーを構成するカセツト型を可
動金型および固定金型のホルダーに着脱交換可能
としたカセツト式金型が知られる。而して、この
種金型において溶融樹脂材料を供給する代表的構
造として、可動金型および固定金型のホルダーに
パートライン面の一部を構成する仕切り部を対設
し、固定金型側の仕切り部にスプルーを設け、そ
の出口端より分岐してパートライン面に沿つて各
カセツト型のキヤビテイーに至るランナーを両金
型に溝状に形成し、同一のスプルーより各キヤビ
テイーに溶融樹脂材料を分配するようにしたもの
がある。
る射出成形用金型として、成形品種の変化に応じ
て異なるキヤビテイーを構成するカセツト型を可
動金型および固定金型のホルダーに着脱交換可能
としたカセツト式金型が知られる。而して、この
種金型において溶融樹脂材料を供給する代表的構
造として、可動金型および固定金型のホルダーに
パートライン面の一部を構成する仕切り部を対設
し、固定金型側の仕切り部にスプルーを設け、そ
の出口端より分岐してパートライン面に沿つて各
カセツト型のキヤビテイーに至るランナーを両金
型に溝状に形成し、同一のスプルーより各キヤビ
テイーに溶融樹脂材料を分配するようにしたもの
がある。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、上記従来構造のカセツト式射出
成形用金型にあつては、分岐した各ランナーがホ
ルダーの仕切り部とカセツト型との接合境界面を
通ることから、樹脂漏れを防止するために該境界
面を完全密着するように精密仕上げする必要があ
り、金型製作コストが高くつくのみならず、この
ような高度の精密加工仕上げの困難さに起因し
て、往々にして上記接合境界面に僅かの平面誤差
を生じ易く、結果的に該境界面に〓間を生じて、
樹脂漏れにつながることが多かつた。
成形用金型にあつては、分岐した各ランナーがホ
ルダーの仕切り部とカセツト型との接合境界面を
通ることから、樹脂漏れを防止するために該境界
面を完全密着するように精密仕上げする必要があ
り、金型製作コストが高くつくのみならず、この
ような高度の精密加工仕上げの困難さに起因し
て、往々にして上記接合境界面に僅かの平面誤差
を生じ易く、結果的に該境界面に〓間を生じて、
樹脂漏れにつながることが多かつた。
また、たとえ上記境界面を厳密に精密仕上げし
てもカセツト型の着脱、運搬、保管等の取扱い時
に特に上記境界面のランナーが通るエツジ部に傷
が付き易く、この傷に起因して接合境界面から樹
脂漏れを生じ、著しい場合はその樹脂圧によつて
金型破壊を発生するという問題があつた。また、
一般の射出成形用金型の離型機構の1つとしてプ
レート突き出し方式が汎用されているが、上記カ
セツト型では、上述した樹脂漏れの点から突き出
しプレートとホルダーの仕切り部との間に該プレ
ートの動作に必要なクリアランスがとれないた
め、上記方式を採用できず、成形品種が離型機構
面より制約されるという不都合があつた。
てもカセツト型の着脱、運搬、保管等の取扱い時
に特に上記境界面のランナーが通るエツジ部に傷
が付き易く、この傷に起因して接合境界面から樹
脂漏れを生じ、著しい場合はその樹脂圧によつて
金型破壊を発生するという問題があつた。また、
一般の射出成形用金型の離型機構の1つとしてプ
レート突き出し方式が汎用されているが、上記カ
セツト型では、上述した樹脂漏れの点から突き出
しプレートとホルダーの仕切り部との間に該プレ
ートの動作に必要なクリアランスがとれないた
め、上記方式を採用できず、成形品種が離型機構
面より制約されるという不都合があつた。
この発明は、係る従来の問題点を解決するため
になされたもので、カセツト型とホルダーの仕切
り部との接合境界面を格別に精密仕上げすること
なく樹脂漏れを防止でき、しかもカセツト型の取
扱い時に該境界部に傷を生じ難く、かつこの傷に
よる影響が少なく、またプレート突き出しによる
離型機構を採用可能なカセツト式射出成形用金型
を提供することを目的としている。
になされたもので、カセツト型とホルダーの仕切
り部との接合境界面を格別に精密仕上げすること
なく樹脂漏れを防止でき、しかもカセツト型の取
扱い時に該境界部に傷を生じ難く、かつこの傷に
よる影響が少なく、またプレート突き出しによる
離型機構を採用可能なカセツト式射出成形用金型
を提供することを目的としている。
問題点を解決するための手段
この発明に係るカセツト式射出成形用金型は、
上記目的において、可動金型および固定金型のそ
れぞれのホルダーと各カセツト型の境界部のパー
トライン面に両者間にわたる凹所が形成され、こ
の凹所に上記ランナーの一部を構成する溝を備え
たアタツチメントが嵌着されていることを特徴と
するものである。
上記目的において、可動金型および固定金型のそ
れぞれのホルダーと各カセツト型の境界部のパー
トライン面に両者間にわたる凹所が形成され、こ
の凹所に上記ランナーの一部を構成する溝を備え
たアタツチメントが嵌着されていることを特徴と
するものである。
実施例
以下、この発明を図示実施例に基づいて説明す
る。
る。
このカセツト式射出成形用金型は成形品を2個
取りする構成であり、第1,3,4,5図はその
可動金型1を、第2,6,7図は固定金型2を、
第8,9図は両金型1,2の合接状態をそれぞれ
示している。しかして可動金型1はホルダー3に
2基の可動側カセツト型4,5を、また固定金型
2はホルダー6に上記カセツト型4,5に対応す
る2基の固定側カセツト型7,8を、それぞれ着
脱自在に取付けるようになされている。
取りする構成であり、第1,3,4,5図はその
可動金型1を、第2,6,7図は固定金型2を、
第8,9図は両金型1,2の合接状態をそれぞれ
示している。しかして可動金型1はホルダー3に
2基の可動側カセツト型4,5を、また固定金型
2はホルダー6に上記カセツト型4,5に対応す
る2基の固定側カセツト型7,8を、それぞれ着
脱自在に取付けるようになされている。
可動金型1のホルダー3は、一方の対向辺側に
開放した一対のエジエクタ用開口部9a,9bと
これらの間に開設したスプルーエジエクタ用矩形
孔9bを備えた取付け台板9の一面側に、両開口
部9a,9aの境界に沿う略角柱状の仕切りブロ
ツク10aと各開口部9aの両側面方向に沿う4
個の略角柱状のサイドブロツク11a…とがH字
状の枠組みをなして一部埋設状態で取付け台板9
側からボルト(図示略)にて固着され、これらブ
ロツク10aおよび11aの上面がパートライン
面12を構成する同一平面に設定されている。ま
たホルダー3には各サイドブロツク11aの開口
部9aに臨む下縁部に形成された段部と取付け台
板9の表面との間で蟻溝13が構成され、更に取
付け台板9の各開口部9aの外側寄り対向位置に
カセツト型クランプ用凹部14a,14aが形成
されると共に、四隅部に成形駆動用ガイドピン挿
通孔15が穿設されている。なお、仕切りブロツ
ク11aのパートライン面12中央位置にはピン
孔16が穿設されている。
開放した一対のエジエクタ用開口部9a,9bと
これらの間に開設したスプルーエジエクタ用矩形
孔9bを備えた取付け台板9の一面側に、両開口
部9a,9aの境界に沿う略角柱状の仕切りブロ
ツク10aと各開口部9aの両側面方向に沿う4
個の略角柱状のサイドブロツク11a…とがH字
状の枠組みをなして一部埋設状態で取付け台板9
側からボルト(図示略)にて固着され、これらブ
ロツク10aおよび11aの上面がパートライン
面12を構成する同一平面に設定されている。ま
たホルダー3には各サイドブロツク11aの開口
部9aに臨む下縁部に形成された段部と取付け台
板9の表面との間で蟻溝13が構成され、更に取
付け台板9の各開口部9aの外側寄り対向位置に
カセツト型クランプ用凹部14a,14aが形成
されると共に、四隅部に成形駆動用ガイドピン挿
通孔15が穿設されている。なお、仕切りブロツ
ク11aのパートライン面12中央位置にはピン
孔16が穿設されている。
固定金型2のホルダー6は、可動金型1側と同
様外形で開口部9aおよび矩形孔9bを有さない
取付け台板17の一面側に、可動金型1側と同様
に仕切りブロツク10bと4個のサイドブロツク
11b…とがH字状の枠組みをなして一部埋設状
態で固着され、両側のサイドブロツク11b,1
1bの対向下縁部と取付け台板17の表面との間
に蟻溝13が形成されている。また取付け台板1
7には、四隅部に可動金型1の各挿通孔15に対
応する成形駆動用ガイドピン18が突設され、か
つ可動金型1のカセツト型クランプ用凹部14
a,14aと対向する位置に矩形状のカセツト型
クランプ用凹部14b,14bが形成されてい
る。更にホルダー6の中央位置には、取付け台板
17および仕切りブロツク11bを貫通してスプ
ルーブシユ19がロケツトリング19aを介して
装着されており、スプルー20の出口端20aが
仕切りブロツク11bのパートライン面12に開
口している。なお3aおよび6aはそれぞれホル
ダー3および6を成形機に取付けるためのボルト
孔である。
様外形で開口部9aおよび矩形孔9bを有さない
取付け台板17の一面側に、可動金型1側と同様
に仕切りブロツク10bと4個のサイドブロツク
11b…とがH字状の枠組みをなして一部埋設状
態で固着され、両側のサイドブロツク11b,1
1bの対向下縁部と取付け台板17の表面との間
に蟻溝13が形成されている。また取付け台板1
7には、四隅部に可動金型1の各挿通孔15に対
応する成形駆動用ガイドピン18が突設され、か
つ可動金型1のカセツト型クランプ用凹部14
a,14aと対向する位置に矩形状のカセツト型
クランプ用凹部14b,14bが形成されてい
る。更にホルダー6の中央位置には、取付け台板
17および仕切りブロツク11bを貫通してスプ
ルーブシユ19がロケツトリング19aを介して
装着されており、スプルー20の出口端20aが
仕切りブロツク11bのパートライン面12に開
口している。なお3aおよび6aはそれぞれホル
ダー3および6を成形機に取付けるためのボルト
孔である。
一方、可動金型1における仕切りブロツク10
aのピン孔16を挾むパートライン面12両側、
ならびに固定金型2における仕切りブロツク10
bのスプルー20の出口端20aを挾むむパート
ライン面12両側には、それぞれ側面部に達する
同一形状の凹所21と、上記ピン孔16または出
口端20aより両側凹所21,21へ分岐する溝
状のランナー22とが形成されている。しかして
仕切りブロツク10aの一方側および仕切りブロ
ツク10bの両側の計3カ所の凹所21…にはそ
れぞれ略長方形小片状の同一構造アタツチメント
23がその一端側を突出する状態で、また仕切り
ブロツク10の他方側の凹所21には2部材から
なるプレート突き出し用アタツチメント24のホ
ルダー側部材24aが、非突出状態でいずれもボ
ルト25,25を介して嵌合固定されており、こ
れらアタツチメント23…およびホルダー側部材
24aの上面はパートライン面12と同一平面を
なすように設定され、かつその中央部にランナー
22の一部を構成する溝22aが形成されてい
る。なお、ホルダー側部材24aの外端面はパー
トライン面12側ほどピン孔16に近づくテーパ
面26となつている。
aのピン孔16を挾むパートライン面12両側、
ならびに固定金型2における仕切りブロツク10
bのスプルー20の出口端20aを挾むむパート
ライン面12両側には、それぞれ側面部に達する
同一形状の凹所21と、上記ピン孔16または出
口端20aより両側凹所21,21へ分岐する溝
状のランナー22とが形成されている。しかして
仕切りブロツク10aの一方側および仕切りブロ
ツク10bの両側の計3カ所の凹所21…にはそ
れぞれ略長方形小片状の同一構造アタツチメント
23がその一端側を突出する状態で、また仕切り
ブロツク10の他方側の凹所21には2部材から
なるプレート突き出し用アタツチメント24のホ
ルダー側部材24aが、非突出状態でいずれもボ
ルト25,25を介して嵌合固定されており、こ
れらアタツチメント23…およびホルダー側部材
24aの上面はパートライン面12と同一平面を
なすように設定され、かつその中央部にランナー
22の一部を構成する溝22aが形成されてい
る。なお、ホルダー側部材24aの外端面はパー
トライン面12側ほどピン孔16に近づくテーパ
面26となつている。
一方の可動側カセツト型4は、ピン突き出しに
よる離型機構を備えるもので、共に正方形である
上板27と受け板28との間でコア29を挾着し
てボルト30a…にて固着一体化された型本体4
aと、長方形のエジエクタプレート31を構成す
る上下板31a,31b間の中央位置で突き出し
ピン32…の基部を挾着してボルト30bにて固
着すると共に該プレート31の四隅部でエジエク
タ用ガイドピン33…の基部をボルト30cにて
固着した一体のエジエクタ部4bとからなつてい
る。上記型本体4aは、受け板28の両側に嵌合
用突状部34,34を備え、また四隅部にカセツ
ト型用ガイドピン35aがブシユ36aを介して
突設されている。なお、各突き出しピン32は、
型本体4aのコア29および受け板28を透通す
るピン孔32aに摺動自在に挿通されている。ま
た各エジエクタ用ガイドピン33は、型本体4a
の上板27および受け板28を透通するガイド孔
37aに摺動自在に挿通されてかつ径大の先端部
33aにて抜け止めされ、更に型本体4aとエジ
エクタ部4bとを離間方向に弾圧するコイルばね
38が装着されている。
よる離型機構を備えるもので、共に正方形である
上板27と受け板28との間でコア29を挾着し
てボルト30a…にて固着一体化された型本体4
aと、長方形のエジエクタプレート31を構成す
る上下板31a,31b間の中央位置で突き出し
ピン32…の基部を挾着してボルト30bにて固
着すると共に該プレート31の四隅部でエジエク
タ用ガイドピン33…の基部をボルト30cにて
固着した一体のエジエクタ部4bとからなつてい
る。上記型本体4aは、受け板28の両側に嵌合
用突状部34,34を備え、また四隅部にカセツ
ト型用ガイドピン35aがブシユ36aを介して
突設されている。なお、各突き出しピン32は、
型本体4aのコア29および受け板28を透通す
るピン孔32aに摺動自在に挿通されている。ま
た各エジエクタ用ガイドピン33は、型本体4a
の上板27および受け板28を透通するガイド孔
37aに摺動自在に挿通されてかつ径大の先端部
33aにて抜け止めされ、更に型本体4aとエジ
エクタ部4bとを離間方向に弾圧するコイルばね
38が装着されている。
しかして、この可動側カセツト型4のパートラ
イン面12つまり上板27の上面には、一側縁部
の中央位置に可動側のホルダー3におけるアタツ
チメント23の突出部に適嵌合する凹所39とこ
れよりコア29の近傍に至るランナー22が形成
されている。
イン面12つまり上板27の上面には、一側縁部
の中央位置に可動側のホルダー3におけるアタツ
チメント23の突出部に適嵌合する凹所39とこ
れよりコア29の近傍に至るランナー22が形成
されている。
他方の可動側カセツト型5は、プレート押し出
しによる離型機構を備えるもので、コア40を挾
着してボルト41a…にて固着一体化した中間板
42および受け板43、ならびにコア40を嵌合
突出させる開口44aを設けた突き出しプレート
44からなる型本体5aと、長方形のエジエクタ
プレート45を構成する上下板45a,45b間
に四隅部で突き出しプレート連結ピン46…の基
部を挾着してボルト41bにて固着一体化したエ
ジエクタ部5bとからなる。しかして型本体5
は、受け板43の両側に嵌合用突条部34,34
を備え、また四隅部より受け板43に基部を取付
けたカセツト型用ガイドピン35bが突き出しプ
レート44をブシユ36bを介して摺動自在に貫
通して突設されている。また各突き出しプレート
連結ピン46は、中間板42および受け板43を
透通するガイド孔37bに摺動自在に貫通した状
態で、その先端を突き出しプレート44にボルト
41cを介して固着してある。
しによる離型機構を備えるもので、コア40を挾
着してボルト41a…にて固着一体化した中間板
42および受け板43、ならびにコア40を嵌合
突出させる開口44aを設けた突き出しプレート
44からなる型本体5aと、長方形のエジエクタ
プレート45を構成する上下板45a,45b間
に四隅部で突き出しプレート連結ピン46…の基
部を挾着してボルト41bにて固着一体化したエ
ジエクタ部5bとからなる。しかして型本体5
は、受け板43の両側に嵌合用突条部34,34
を備え、また四隅部より受け板43に基部を取付
けたカセツト型用ガイドピン35bが突き出しプ
レート44をブシユ36bを介して摺動自在に貫
通して突設されている。また各突き出しプレート
連結ピン46は、中間板42および受け板43を
透通するガイド孔37bに摺動自在に貫通した状
態で、その先端を突き出しプレート44にボルト
41cを介して固着してある。
しかして、この可動側カセツト型5のパートラ
イン面12つまり突き出しプレート44の上面に
は、一側縁部の中央位置に凹所47とこれよりコ
ア40の近傍に至るランナー22が形成されてお
り、この凹所47にプレート突き出し用アタツチ
メント24の略長方形小片状のカセツト型側部材
24bがその一端部を突出する状態でボルト2
5,25を介して固着されている。このカセツト
型側部材24bは、上面がパートライン面12と
同一平面をなすように設定され、かつ上面中央部
にランナー22の一部を構成する溝22aを備え
ており、またその突出端面がホルダー側部材24
aのテーパ面26に対応するテーパ面となつてい
る。
イン面12つまり突き出しプレート44の上面に
は、一側縁部の中央位置に凹所47とこれよりコ
ア40の近傍に至るランナー22が形成されてお
り、この凹所47にプレート突き出し用アタツチ
メント24の略長方形小片状のカセツト型側部材
24bがその一端部を突出する状態でボルト2
5,25を介して固着されている。このカセツト
型側部材24bは、上面がパートライン面12と
同一平面をなすように設定され、かつ上面中央部
にランナー22の一部を構成する溝22aを備え
ており、またその突出端面がホルダー側部材24
aのテーパ面26に対応するテーパ面となつてい
る。
固定側カセツト型7と8は、それぞれ中央部に
可動側カセツト型4,5のコア29,40に対応
するキヤビテイーを構成する凹陥部48a,48
bを有する正方形厚板からなり、両側部に嵌合用
突条部34,34を備えると共に、四隅部に可動
側カセツト型4,5の各ガイドピン35a,35
b対応するガイド穴49a,49bが穿設されて
いる。50はこれらガイド孔49a,49bに嵌
装したブシユである。しかしてこれらカセツト型
7,8のパートライン面12には、一側縁部の中
央部に、可動側カセツト型5と同様に、ホルダー
6のアタツチメント23の突出部に適嵌合する凹
所39と、これより凹陥部48a,48bの近傍
に至る溝状のランナー22とが形成されており、
このランナー22の端部と凹陥部48a,48b
の内面との間に注入用細孔21bが穿設されてい
る。
可動側カセツト型4,5のコア29,40に対応
するキヤビテイーを構成する凹陥部48a,48
bを有する正方形厚板からなり、両側部に嵌合用
突条部34,34を備えると共に、四隅部に可動
側カセツト型4,5の各ガイドピン35a,35
b対応するガイド穴49a,49bが穿設されて
いる。50はこれらガイド孔49a,49bに嵌
装したブシユである。しかしてこれらカセツト型
7,8のパートライン面12には、一側縁部の中
央部に、可動側カセツト型5と同様に、ホルダー
6のアタツチメント23の突出部に適嵌合する凹
所39と、これより凹陥部48a,48bの近傍
に至る溝状のランナー22とが形成されており、
このランナー22の端部と凹陥部48a,48b
の内面との間に注入用細孔21bが穿設されてい
る。
可動側カセツト型4,5および固定側カセツト
型7,8をそれぞれホルダー3,6に装着するに
は、これらの嵌合用突条部34,34をホルダー
3,6の蟻溝13,13に嵌合して仕切りブロツ
ク10a,10bの側面に接当するまで摺動させ
たのち、カセツト型クランプ用凹所14a,14
b間あるいは14bにクランプブロツク51を嵌
合してボルト52にて固着すればよい。これによ
り、可動側カセツト型4および固定側カセツト型
7,8の各凹所39にホルダー3,6のアタツチ
メント23の突出部が適嵌合し、また可動側カセ
ツト型5のプレート突き出し用アタツチメント2
4のカセツト型側部材24bとホルダー3のホル
ダー側部材24aとがテーパ面26相互で接合す
る。
型7,8をそれぞれホルダー3,6に装着するに
は、これらの嵌合用突条部34,34をホルダー
3,6の蟻溝13,13に嵌合して仕切りブロツ
ク10a,10bの側面に接当するまで摺動させ
たのち、カセツト型クランプ用凹所14a,14
b間あるいは14bにクランプブロツク51を嵌
合してボルト52にて固着すればよい。これによ
り、可動側カセツト型4および固定側カセツト型
7,8の各凹所39にホルダー3,6のアタツチ
メント23の突出部が適嵌合し、また可動側カセ
ツト型5のプレート突き出し用アタツチメント2
4のカセツト型側部材24bとホルダー3のホル
ダー側部材24aとがテーパ面26相互で接合す
る。
なお、可動側のホルダー3のスプルーエジエク
タ用矩形孔9bには、スプルーエジエクタブロツ
ク53をこれに固着したスプルーロツクピン54
がピン孔16に嵌挿するように配置される。
タ用矩形孔9bには、スプルーエジエクタブロツ
ク53をこれに固着したスプルーロツクピン54
がピン孔16に嵌挿するように配置される。
射出成形に際しては、上述の如く各カセツト型
4,5,7,8を装着した可動金型1および固定
金型2を成形機に取付け、各成形駆動用ガイドピ
ン18がガイドピン挿通孔15に嵌挿する状態で
可動金型1を駆動して固定金型2に合接させる。
この時第8,9図で示すように可動側カセツト型
4,5の各ガイドピン35a,35bが固定側カ
セツト型7,8のガイド孔49a,49bに嵌挿
され、両金型1,2のパートライン面12が接合
し、スプルー20の出口端20aより分岐して両
側キヤビテイーに至る連続したランナー22が構
成される。しかして、射出成形後に可動金型1を
固定金型2より離間させることにより、第4図で
示すように成形品55a,55bがコア29,4
0を包被する形で残る(ランナーおよびスプルー
部の固化樹脂は図示省略)。次に両可動側カセツ
ト型4,5のエジエクタプレート31,45を矢
印方向に駆動することにより、成形品55aは突
き出しピン32…にて、また成形品55bは突き
出しプレート44にて第4図示一点鎖線の如く離
型される。なお、図示省略しているが、ランナー
およびスプルー部の固化樹脂も同時にスプルーエ
ジエクタブロツク53の駆動によりスプルーロツ
クピン54にて離型される。ここで、可動側カセ
ツト型5の突き出しプレート44は、アタツチメ
ント24の両部材24a,24bがテーパ面26
にて合接していることにより、駆動可能となつて
いる。
4,5,7,8を装着した可動金型1および固定
金型2を成形機に取付け、各成形駆動用ガイドピ
ン18がガイドピン挿通孔15に嵌挿する状態で
可動金型1を駆動して固定金型2に合接させる。
この時第8,9図で示すように可動側カセツト型
4,5の各ガイドピン35a,35bが固定側カ
セツト型7,8のガイド孔49a,49bに嵌挿
され、両金型1,2のパートライン面12が接合
し、スプルー20の出口端20aより分岐して両
側キヤビテイーに至る連続したランナー22が構
成される。しかして、射出成形後に可動金型1を
固定金型2より離間させることにより、第4図で
示すように成形品55a,55bがコア29,4
0を包被する形で残る(ランナーおよびスプルー
部の固化樹脂は図示省略)。次に両可動側カセツ
ト型4,5のエジエクタプレート31,45を矢
印方向に駆動することにより、成形品55aは突
き出しピン32…にて、また成形品55bは突き
出しプレート44にて第4図示一点鎖線の如く離
型される。なお、図示省略しているが、ランナー
およびスプルー部の固化樹脂も同時にスプルーエ
ジエクタブロツク53の駆動によりスプルーロツ
クピン54にて離型される。ここで、可動側カセ
ツト型5の突き出しプレート44は、アタツチメ
ント24の両部材24a,24bがテーパ面26
にて合接していることにより、駆動可能となつて
いる。
上記射出成形においては、ホルダー3,6側と
各カセツト型4,5,7,8側とのランナー22
の接続が、両者の接合境界面ではなく、アタツチ
メント23と凹所39との嵌合面およびアタツチ
メント24の2部材24a,24bの接合面で行
われることから、樹脂注入時に上記接合境界面か
ら樹脂漏れを生じることがなく、この樹脂漏れの
樹脂圧による金型破壊は完全に防止される。従つ
て、各カセツト型4,5,7,8とホルダー3,
6つまり仕切りブロツク10a,10bの上記接
合界面を格別に精密仕上げする必要がないと共
に、カセツト型の着脱、運搬、保管等の取扱い時
に上記接合境界面に多少の傷を生じても成形に差
し支えない。しかして、上記接合界面にクリアラ
ンスをとることができるため、カセツト型5の如
くプレート突き出しによる離型が可能となる。ま
た、アタツチメント23,24が損傷した場合に
は、これだけを取替えればよく、カセツト型およ
びホルダーの交換は不要であるから、金型寿命が
従来に比較して飛躍的に長くなる。
各カセツト型4,5,7,8側とのランナー22
の接続が、両者の接合境界面ではなく、アタツチ
メント23と凹所39との嵌合面およびアタツチ
メント24の2部材24a,24bの接合面で行
われることから、樹脂注入時に上記接合境界面か
ら樹脂漏れを生じることがなく、この樹脂漏れの
樹脂圧による金型破壊は完全に防止される。従つ
て、各カセツト型4,5,7,8とホルダー3,
6つまり仕切りブロツク10a,10bの上記接
合界面を格別に精密仕上げする必要がないと共
に、カセツト型の着脱、運搬、保管等の取扱い時
に上記接合境界面に多少の傷を生じても成形に差
し支えない。しかして、上記接合界面にクリアラ
ンスをとることができるため、カセツト型5の如
くプレート突き出しによる離型が可能となる。ま
た、アタツチメント23,24が損傷した場合に
は、これだけを取替えればよく、カセツト型およ
びホルダーの交換は不要であるから、金型寿命が
従来に比較して飛躍的に長くなる。
なお、上記実施例では可動カセツト型の一方の
離型機構が、ピン突き出し方式で他方がプレート
突き出しである場合を示したが、可動側のホルダ
ー3のアタツチメントのみを交換するだけで同一
装置により両方の可動カセツト型としてピン突き
出し方式またはプレート突き出し方式のものを使
用できる。
離型機構が、ピン突き出し方式で他方がプレート
突き出しである場合を示したが、可動側のホルダ
ー3のアタツチメントのみを交換するだけで同一
装置により両方の可動カセツト型としてピン突き
出し方式またはプレート突き出し方式のものを使
用できる。
また、この発明は、上記実施例の如くホルダー
に2基のカセツト型を装着する構造以外に、3基
以上のカセツト型を装着する構造にも同様に適用
できる。更に両金型のホルダーおよびカセツト型
の細部構造については上記実施例以外に種々設計
変更できることは言うまでもない。
に2基のカセツト型を装着する構造以外に、3基
以上のカセツト型を装着する構造にも同様に適用
できる。更に両金型のホルダーおよびカセツト型
の細部構造については上記実施例以外に種々設計
変更できることは言うまでもない。
発明の効果
この発明に係るカセツト式射出成形用金型は、
可動金型および固定金型のホルダーと各カセツト
の境界部のパートライン面に両者間にわたる凹所
が形成され、この凹所にランナーの一部を構成す
る溝を備えたアタツチメントが嵌着されたもので
あり、ホルダー側と各カセツト型側とのランナー
の接続が両者の接合境界面ではなくアタツチメン
トと凹所との嵌合面で行われることから、上記接
合境界面から樹脂漏れを生じることがなく、該樹
脂漏れによる樹脂圧で金型破壊を生じる惧れがな
い。即ち、上記アタツチメントを付設すること
で、たとえ、上記ホルダーの仕切り部とカセツト
型の接合境界面に多少の不陸、傷つき、等が生じ
ても、アタツチメントの両端とそれが嵌まり込む
凹所の対応側面との間に密接することにより、ラ
ンナーの途中に〓間を有しないものとすることが
でき、ひいては樹脂漏れを生じるおそれを解消な
いし著しく軽減しうる。もとより、アタツチメン
トは、小型の部品であることによつて、それ自体
精密加工仕上げすることが容易であり、かつ取扱
い時に傷をつけるおそれも少ないものである一
方、相手方のホルダーあるいはカセツト型の凹所
も、前記接合境界面のエツジから退入した位置で
アタツチメントとの密接面が位置するところか
ら、金型取扱い時において外部から傷がつけられ
るおそれも少ないものであり、愈々上記樹脂漏れ
のおそれをなくすことができる。従つてまた上記
接合境界面を格別に精密仕上げする必要がないた
めに金型製作コストが低減され、またカセツト型
の着脱、運搬、保管等の取扱い時に上記接合境界
面に傷を生じても成形に支障がなく、かつアタツ
チメントが損傷した際にはこれだけを取替えすれ
ばよいから、金型寿命が従来に比較して大幅に延
長される。
可動金型および固定金型のホルダーと各カセツト
の境界部のパートライン面に両者間にわたる凹所
が形成され、この凹所にランナーの一部を構成す
る溝を備えたアタツチメントが嵌着されたもので
あり、ホルダー側と各カセツト型側とのランナー
の接続が両者の接合境界面ではなくアタツチメン
トと凹所との嵌合面で行われることから、上記接
合境界面から樹脂漏れを生じることがなく、該樹
脂漏れによる樹脂圧で金型破壊を生じる惧れがな
い。即ち、上記アタツチメントを付設すること
で、たとえ、上記ホルダーの仕切り部とカセツト
型の接合境界面に多少の不陸、傷つき、等が生じ
ても、アタツチメントの両端とそれが嵌まり込む
凹所の対応側面との間に密接することにより、ラ
ンナーの途中に〓間を有しないものとすることが
でき、ひいては樹脂漏れを生じるおそれを解消な
いし著しく軽減しうる。もとより、アタツチメン
トは、小型の部品であることによつて、それ自体
精密加工仕上げすることが容易であり、かつ取扱
い時に傷をつけるおそれも少ないものである一
方、相手方のホルダーあるいはカセツト型の凹所
も、前記接合境界面のエツジから退入した位置で
アタツチメントとの密接面が位置するところか
ら、金型取扱い時において外部から傷がつけられ
るおそれも少ないものであり、愈々上記樹脂漏れ
のおそれをなくすことができる。従つてまた上記
接合境界面を格別に精密仕上げする必要がないた
めに金型製作コストが低減され、またカセツト型
の着脱、運搬、保管等の取扱い時に上記接合境界
面に傷を生じても成形に支障がなく、かつアタツ
チメントが損傷した際にはこれだけを取替えすれ
ばよいから、金型寿命が従来に比較して大幅に延
長される。
また、この金型にあつては、可動金型の上記接
合境界面にクリアランスをとることが可能である
ため、可動金型のアタツチメント部分のみを金型
動作方向に開離し得る構造とすることにより、プ
レート突き出しによる離型機構も採用でき、更に
可動金型のアタツチメントの交換だけで同一のホ
ルダーにプレート突き出しおよびピン突き出しの
いずれの離型機構を備えたカセツト型を装着でき
る。
合境界面にクリアランスをとることが可能である
ため、可動金型のアタツチメント部分のみを金型
動作方向に開離し得る構造とすることにより、プ
レート突き出しによる離型機構も採用でき、更に
可動金型のアタツチメントの交換だけで同一のホ
ルダーにプレート突き出しおよびピン突き出しの
いずれの離型機構を備えたカセツト型を装着でき
る。
図面はこの発明に係るカセツト式射出成形用金
型の一実施例を示すものであつて、第1図は可動
金型の展開斜視図、第2図は固定金型の展開斜視
図、第3図は可動金型の平面図、第4図は第3図
の−線の断面矢視図、第5図は第4図の円
内の拡大図、第6図は固定金型の平面図、第7図
は第6図の−線の断面矢視図、第8図は第4
図の−線および第7図の−線位置におけ
る両金型の合接状態の要部断面矢視図、第9図は
第4図の−線および第7図の−線位置に
おける両金型の合接状態の要部断面矢視図であ
る。 1……可動金型、2……固定金型、3……ホル
ダー、4,5……可動側カセツト型、6……ホル
ダー、7,8……固定側カセツト型、10a,1
0b……仕切りブロツク(仕切り部)、12……
パートライン面、20……スプルー、20a……
出口端(スプルー端)、21……凹所、22……
ランナー、22a……溝、23……アタツチメン
ト、24……プレート突き出し用アタツチメン
ト、24a……ホルダー側部材、24b……カセ
ツト型側部材、26……テーパ面、32……突き
出しピン、39……凹所、44……突き出しプレ
ート、47……凹所。
型の一実施例を示すものであつて、第1図は可動
金型の展開斜視図、第2図は固定金型の展開斜視
図、第3図は可動金型の平面図、第4図は第3図
の−線の断面矢視図、第5図は第4図の円
内の拡大図、第6図は固定金型の平面図、第7図
は第6図の−線の断面矢視図、第8図は第4
図の−線および第7図の−線位置におけ
る両金型の合接状態の要部断面矢視図、第9図は
第4図の−線および第7図の−線位置に
おける両金型の合接状態の要部断面矢視図であ
る。 1……可動金型、2……固定金型、3……ホル
ダー、4,5……可動側カセツト型、6……ホル
ダー、7,8……固定側カセツト型、10a,1
0b……仕切りブロツク(仕切り部)、12……
パートライン面、20……スプルー、20a……
出口端(スプルー端)、21……凹所、22……
ランナー、22a……溝、23……アタツチメン
ト、24……プレート突き出し用アタツチメン
ト、24a……ホルダー側部材、24b……カセ
ツト型側部材、26……テーパ面、32……突き
出しピン、39……凹所、44……突き出しプレ
ート、47……凹所。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 可動金型および固定金型がそれぞれホルダー
とこれに着脱自在な複数基のカセツト型とから構
成され、固定金型のホルダーのスプルー端より分
岐してパートライン面に沿つて各カセツト型のキ
ヤビテイーに至るランナーが上記両金型に形成さ
れたカセツト式射出成形用金型において、上記各
金型のホルダーと各カセツト型の境界部のパート
ライン面に両者間にわたる凹所が形成され、この
凹所に上記ランナーの一部を構成する溝を備えた
アタツチメントが嵌着されていることを特徴とす
るカセツト式射出成形用金型。 2 固定金型のアタツチメントがホルダーとカセ
ツト型の一方側の凹所に固着されてその一端部が
他方側の凹所に嵌合する突出状である1個の部材
からなる特許請求の範囲第1項記載のカセツト式
射出成形用金型。 3 可動金型のカセツト型の少なくとも1基がピ
ン突き出しによる離型機構を備え、このカセツト
型に対応するアタツチメントがホルダーとカセツ
ト型の一方側の凹所に固着されてその一端部が他
方側の凹所に嵌合する突出状である1個の部材か
らなる特許請求の範囲第1項または第2項記載の
カセツト式射出成形用金型。 4 可動金型のカセツト型の少なくとも1基がプ
レート突き出しによる離型機構を備え、このカセ
ツト型に対応するアタツチメントがホルダーおよ
びカセツト型の凹所にそれぞれ固着された2部材
から構成され、かつカセツト型側のアタツチメン
ト部材がホルダー側の凹所に一部嵌入する突出状
一端部を有すると共に、両アタツチメント部材の
接合面がパートライン側でカセツト型より遠ざか
るテーパ面に形成されている特許請求の範囲第1
ないし3項のいずれか1に記載のカセツト式射出
成形用金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24005085A JPS6299126A (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 | カセツト式射出成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24005085A JPS6299126A (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 | カセツト式射出成形用金型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6299126A JPS6299126A (ja) | 1987-05-08 |
JPH0322810B2 true JPH0322810B2 (ja) | 1991-03-27 |
Family
ID=17053729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24005085A Granted JPS6299126A (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 | カセツト式射出成形用金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6299126A (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3711390A1 (de) * | 1987-04-04 | 1988-10-20 | Stuebbe Gmbh Maschf | Spritzgiessform zum herstellen von kunststoffteilen aus chemiewerkstoffen |
JPH01139231A (ja) * | 1987-11-26 | 1989-05-31 | Hitachi Ltd | プラスチツク光学部品の成形装置 |
JPH01242221A (ja) * | 1988-03-24 | 1989-09-27 | Nec Kyushu Ltd | 樹脂封止金型 |
JPH0735073B2 (ja) * | 1989-05-09 | 1995-04-19 | 株式会社精工技研 | 円盤状の部品を成形する金型の型案内装置 |
JPH0741646B2 (ja) * | 1989-12-26 | 1995-05-10 | 有限会社松本金型 | 金型装置 |
JPH07110506B2 (ja) * | 1990-06-29 | 1995-11-29 | 株式会社精工舎 | 射出成形金型装置 |
US5350289A (en) * | 1992-07-27 | 1994-09-27 | Master Unit Die Products, Inc. | Quick change system for mold bases |
US5562935A (en) * | 1992-07-27 | 1996-10-08 | Master Unit Die Products, Inc. | Quick change system for mold bases |
US9849617B2 (en) * | 2015-06-29 | 2017-12-26 | Gregory Arther Huber | Insertable aperture molding |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5663514U (ja) * | 1979-10-16 | 1981-05-28 | ||
JPS6338072Y2 (ja) * | 1981-04-15 | 1988-10-06 |
-
1985
- 1985-10-25 JP JP24005085A patent/JPS6299126A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6299126A (ja) | 1987-05-08 |
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