JPH03230928A - 射出成形用金型ユニット - Google Patents

射出成形用金型ユニット

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JPH03230928A
JPH03230928A JP2626090A JP2626090A JPH03230928A JP H03230928 A JPH03230928 A JP H03230928A JP 2626090 A JP2626090 A JP 2626090A JP 2626090 A JP2626090 A JP 2626090A JP H03230928 A JPH03230928 A JP H03230928A
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JP
Japan
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plate
mounting frame
fixed
mold
main body
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JP2626090A
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English (en)
Inventor
Susumu Takada
進 高田
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AKEBONOKAWA DENKI SEISAKUSHO KK
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AKEBONOKAWA DENKI SEISAKUSHO KK
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/2673Moulds with exchangeable mould parts, e.g. cassette moulds
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/38Cutting-off equipment for sprues or ingates
    • B29C2045/388Locking pins for retaining the sprue

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、射出成形機において成形品の成形に供せられ
る金型ユニソI・に関する。
〔従来技術〕
一般に、上記金型ユニットは、射出成形機の可動盤に取
付けられる移動側型板と、成形後に成形品を移動側型板
から取出すための押出しピンを備えた押出し板などを有
する押出し機構と、移動側型板と一体に成形キャビティ
を形成する固定側型板と、成形後に固定側型板のランナ
に凝固した成形余剰部を取出すためのランナエジェクタ
及びランナロックピン挿通孔を有する払出し板と、射出
成形機の固定盤に取付けられる固定側取付枠と、上記各
部材を固定盤側で相互に当接した成形位置と固定盤側か
ら相互に離隔した取出し位置とに亙って相対移動可能に
連結する連結機構などで構成されている。
ところで、移動側型板及び固定側型板の成形型部の配置
・形状に応した押出し機構やランナエジェクタやランナ
ロックピンなどを設ける必要があるので、従来では各成
形品毎に金型ユニットを製作していたが、金型ユニット
は上記多数の部材を高精度に機械加工したものを組合わ
せて構成されているので、その製作費が非常に高価であ
った。
そこで、金型ユニットの製作コストの低減と金型ユニッ
トの交換作業の能率向上を図るために、最近では、移動
側型板を移動側取付枠と移動側取付枠の収容部に上方よ
り着脱可能で且つ外形サイズを標準化した移動側型板と
に分割し、移動側取付枠を共用化した金型ユニソ1−が
実用化されている。
例えば、第9図に示すように移動側型板101の外形サ
イズを標準化するとともに移動側取付枠102の中央側
部分に上方へ開口した収容部102aを形成し、移動側
型板101及び押出し機構103を上方から収容部10
2aに着脱可能に構成し、更に固定側型板104を収容
部104aを有する固定側型板枠104と、固定側型板
本体部105とに分割し、固定側型板本体部105の外
形サイズを標準化するとともに固定側型板枠1゜4を上
方へ開口したコの字形に形成し、固定側型板本体部10
5を上方から収容部104aに着脱可能に構成して移動
側取付枠102及び固定側型板枠104を共用化した金
型ユニソ)100が実用化されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記金型ユニソ)100においては、移動側取付枠10
2と固定側型板枠104の共用化が実現されているもの
の、固定側型板本体部105のランナの所定部位に対応
してランナエジェクタ及びランナロックピン挿通孔を有
する払出し板106と、ランナロックピン挿通孔に対応
するランナロックピンを有する固定側取付枠107とを
成形品ごとに製作しなければならず、金型ユニッ)10
0の製作コストが依然として高くなるという問題がある
また、払出し板106及び固定側取付枠107の交換な
どの切換え作業の際、それらを相互に連結する連結機構
の解体・取付けなどの煩雑な作業を伴い金型交換作業の
能率が低下するという問題がある。
加えて、固定側型板枠104の上部が開口状に形成され
ているため剛性が低く、成形の際に固定側型板本体部1
05に作用する高い成形圧力により固定側型板枠104
が変形し固定側型板本体部105の位置を高精度に保持
できず、そのため成形品の成形品質が低下するという問
題がある。
本発明の目的は、金型ユニ7トの製作コストを大幅に低
減でき金型交換作業を能率化し成形品質の向上を図り得
るような射出成形用金型ユニットを提供することである
〔課題を解決するための手段〕
第1請求項に係る射出成形用金型ユニットは、成形機の
可動盤と固定盤とに亙って取付けられる射出成形用金型
ユニットにおいて、上記可動盤に固着される移動側取付
枠の中央側部分に上方へ開口した収容部を形成するとと
もに、この収容部に移動側型板及び移動側型板に挿入さ
れた複数の押出しピンを有する押出し板を上方から着脱
自在に構成し、固定側型板の中央側部分に第1収容部を
貫通形成するとともに、この第1収容部に固定側型板の
中央側部分をなす固定側型板本体部を移動側取付枠から
着脱可能に構成し、払出し板の中央側部分に第2収容部
を貫通形成するとともに、この第2収容部に払出し板の
中央側部分をなし且つランナエジェクタ及びランナロッ
クピン挿通孔を有する払出し板本体部を固定側型板側か
ら着脱可能に構成したものである。
第2請求項に係る射出成形用金型ユニットは、第1請求
項に記載の射出成形用金型ユニットにおいて、固定側取
付枠の中央側部分のうちの中心部のスプールブツシュ近
傍部以外の部分に環状の収容凹部を凹設し、この収容凹
部に固定側取付枠の中央側環状部をなし且つラン・J−
エジェクタ用リセス及びランナロックピンを有する固定
側堰イ(j枠骨割部を払出し板側から着脱可能に構成し
たものである。
第3請求項に係る射出成形用金型ユニノI・ば、第1請
求項に記載の射出成形用金型ユニットにおいて、上記払
出し板本体部にランナロックピンを取イ」け、固定側取
付枠にはランナエジェクタとランナロックピン用リセス
とを形成したものである。
〔作用〕
第1請求項に係る射出成形用金型ユニットにお板本体部
とを夫々移動側取付枠の収容部と固定側型板の第1収容
部と払出し板の第2収容部に着脱可能に構成されている
ので、成形品を成形する場合にはその成形品用の移動側
型板と固定側型板本体部及び払出し板本体部を夫々上記
収容部と第1収容部と第2収容部に取付け、固定側取付
枠を固定盤に取付ければよい。
このように移動側取付枠と固定側型板と払出し仮とが共
用化されるので、金型ユニットの製作コストを大幅に低
減することが出来る。
また、移動側型板と固定側型板本体部と払出し板本体部
とを相互の連結に関係なく独立に短時間に交換が出来る
ので、金型交換作業の能率化を図ることが出来る。
加えて、固定側型板本体部を収容する固定側型板はその
中央側部分に第1収容部が貫通形成され開端部がなく4
辺枠状に高剛性に形成されているので、高い成形圧力に
より固定側型板本体部が捻じれることがなく成形精度が
確保され成形品の晶質を高めることが出来る。
第2請求項に係る射出成形用金型ユニットにおいては、
基本的に第1請求項と同様の作用が得られる。加えて、
固定側取付枠の収容凹部に着脱可能な固定側取付枠分割
部にランナロックピンを設けることにより固定側取付枠
が汎用化(準共用化)されるので、金型ユニットの製作
コストを更に低減することが出来、移動側型板と固定側
型板本体部と払出し板本体部と固定側取付枠分割部とを
相互に独立に交換することが出来るので、金型交換作業
の能率を大幅に向」ニさせることが出来る。
第3請求項に係る射出成形用金型ユニットにおいては、
基本的に第1請求項と同様の作用が得られる。加えて、
払出し板本体部にランナロックピンを取伺け、固定側取
付枠にはランナエジェクタ用リセスとランチロックピン
用リセスとを設けることにより固定側取付枠が完全に共
用化されるので、金型ユニットの製作コストを更に低減
することが出来、移動側型板と固定側型板本体部と払出
し板本体部とを相互に独立に交換することができるので
、金型交換作業の能率を更に向」ニさせることが出来る
〔発明の効果〕
第1請求項に係る射出成形用金型ユニットによれば、〔
作用〕の項で詳述したように、移動側取付枠と固定側型
板と払出し板とが共用化されるので、金型ユニットの製
作コストを大幅に低減することが出来ること、移動側型
板と固定側型板本体部と払出し板本体部とを相互に独立
に交換することが出来るので、金型交換作業の能率の向
上を図ることが出来ること、更に固定側型板は高剛性に
形成されているので、高い成形圧力により固定側型板本
体部が捩じれることがなく成形精度が確保され成形品の
品質を高めることが出来ることなどの効果が得られる。
第2請求項に係る射出成形用金型ユニットによれば、〔
作用〕の項で詳述したように、第1請求項と同様の効果
が得られる。加えて、固定側取付枠が汎用化(準共用化
)されるので、金型ユニットの製作コストを更に低減す
ることが出来、移動0 側型板と固定側型板本体部と払出し板本体部と固定側取
付枠分割部とを相互に独立に交換することが出来るので
、金型交換作業の能率を大幅に向上させることが出来る
第3請求項に係る射出成形用金型ユニットによれば、〔
作用〕の項で詳述したように、第1請求項と同様の効果
が得られる。加えて、固定側取付枠が完全に共用化され
るので、金型ユニソトノ製作コストを更に低減すること
が出来、移動側型板と固定側型板本体部と払出し板本体
部とを相互に独立に交換出来るので、金型交換作業の能
率を更に向上さ垂ることが出来る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面に基づいて説明する
本実施例の射出成形用金型ユニットは、横型射出成形機
に取付けられる射出成形用金型ユニットに本発明を適用
した一例である。
上記射出成形用金型ユニソ1−U(以下、金型ユニット
という)は、第1図〜第3図に示すように前後に対称な
構造に製作され成形機の可動盤1に取付けられる移動側
取付枠10と、移動側取付枠10の右方に配設される固
定側型板20と、固定側型板20の右方に配設される払
出し板30と、成形機の固定盤2に取付けられる固定側
取付枠40と、上記各部材を固定盤2側で相互に当接し
た成形位置く第3図参照)と第1図に示すように固定盤
2側から相互に離隔した取出し位置とに互って相対移動
可能に連結する連結機構5と、移動側取付枠10に形成
された収容部13に第1図に矢印Aで示したように上方
から着脱自在に装着される移動側型板50と、移動側型
板50と一体的に収容部13に装着される押出し機構6
0と、固定側型板20に形成された第1収容部21に矢
印Bで示したように着脱自在に装着される固定側型板本
体部70と、払出し板30に形成された第2収容部31
に矢印Cで示したように着脱自在に装着される払出し板
本体部80と、固定側取付枠40に形成された収容凹部
42に矢印りで示したように着脱自在に装着される固定
側取付枠分割部902 などで構成されている。
上記移動側取付枠10は、第3図に示すように可動盤1
の右面の中央側部分に固定部材3により固着されたベー
ス板11とベース板11の前部と後部に夫々ボルト4に
より固着された前後一対の取付はブロック12からなり
、前後の取付はブロック12には係止部12a・12b
が形成され、前後の取付はブロック12の間は収容部1
3になっている。
上記固定側型板20は、側面視略正方形の板部材で、そ
の中央側部分には第1収容部21が左右方向に貫通して
形成され、第1収容部21には環状係止部21aが設け
られている。
上記払出し板30は、固定側型板20と側面視同形状の
板部材で、その中央側部分には第2収容部31が左右方
向に貫通して形成され、第2収容部31には環状係止部
31aが設けられている。
上記固定側取付枠40は、ベース板11と側面視同形状
の板部材で、固定盤2の左面の中央側部分に固定部材6
により固着され、固定側取付枠43 0の中心部のスプールブツシュ近傍部41以外の部分に
は矩形環状の収容凹部42が凹設されている。
上記連結機構5について第3図を参照しながら説明する
と、固定側取付枠40と払出し板30とは4本のストッ
プボルト43で連結され、金型ユニッ)Uが成形位置の
状態ではボルト孔44の係止部44aとストップボルト
43のヘッドの間には隙間45が形成されている。また
、固定側取付枠40には係止部46aを有する4本のサ
ポートピン46が固着され、各サポートピン46は払出
し板30に装着された円筒状のガイドブツシュ32及び
固定側型板20に装着された円筒状のガイドブツシュ2
2を挿通して移動側取付枠10に形成された挿通孔14
に嵌入している。
上記ストップボルト43の軸線上の同定側型板20の部
分には夫々ガイドピン23が装着され、ガイドピン23
は移動側取付枠10の挿通孔15に位置決め用アジアス
トスクリュ8により装着された円筒状のガイドブツシュ
I6に嵌入し、ガイ4 ドピン23の左端部には係止部17aを有し挿通孔15
に内遊域したプーラシャフト17が連結されている。
また、固定側型板20と払出し板30とは長孔6aを有
する4木のリンク6 (第1図参照)で相対移動可能に
連結され、各リンク6は固定側型板20と払出し板30
に固着のボルト25・33により支持されている。
上記移動側型板50は、収容部13の右半部に内嵌され
る移動側補強板51と成形雄型部52aを有する移動側
本体型板52からなり、移動側補強板51と移動側本体
型板52とはボルトにより一体に連結されている。
上記押出し機構60は、収容部13の左半部に収容され
ボルト61により隙間62を有して連結された押出し板
63.64と、隙間62間にヘッド部65aを挟持され
移動側型板50を挿通して設けられた複数の押出しピン
65と、隙間62間にヘッド部66aを挟持され移動側
型板50を挿通して設けられたリターンピン66と、リ
ターン■ ピン66に外装された圧縮コイルバネ67と、移動側補
強板51に固着されたサポートピラー68と、エジェク
タガイドピン69と、押出し板63・64を復帰位置と
押出し位置とに駆動するアクチュエタ(図示略)などで
構成されている。
上記移動側型板50と押出し機構60は組合わされて移
動側取付枠10の収容部13に上方から装着され、移動
側型板50は前後の取付はプロ・7り12の下部の受は
部12d(第1図参照)に支持され且つ移動側補強板5
1の左端面の前部と後部を夫々前後の取付はブロック1
2の係止部12a・12bに当接させて収容部13の右
半部に内嵌装着され、押出し機構60の押出し板63・
64は収容部13の左半部に収容され、その状態で移動
側型板50は前後の取付はブロック12の切欠き部12
cに設けられる押え部材18を介してボルト19により
取付はブロック12に固定される。
上記固定側型板本体部70は、第1収容部21の左半部
と同形状で成形雌型部71aを有する固定例本体型板7
1と、第1収容部21の右半部と同形状でランチ72a
が形成された固定側補助型板72からなり、固定側本体
型板71と固定側補助型板72とはボルトにより一体に
連結され、固定側本体型板71はその環状の右端面を環
状係止部21aに当接させて第1収容部21の左半部に
内嵌装着され画定側補助型板72は第1収容部の右半部
に内嵌装着され、その状態で固定側型板本体部70は固
定側型板20の前部と後部の溝部26に設けられる押え
部材27を介してボルト28により固定側型板20に固
定されている。
上記払出し板本体部80は、第2収容部31と同形状で
環状段部80aを有する板部材で、その中心部にはスプ
ールブツシュ部81が形成され、スプールブツシュ部8
1の近傍部には第5図に示すようにランナエジェクタ8
2が螺着され、その左端部と右端部にはランナロックピ
ン挿通孔83が形成されている。
上記払出し板本体部80は、環状段部80aを環状係止
部31aに当接して第2収容部31に内7 嵌装前され、その状態で4本のボルト84により払出し
板30に固定されている。
上記固定側取付枠分割部90は、収容四部42と同形状
の板部材で、その中心部にはスプールブツシュ装着孔9
1が形成され、ランナエジェクタ82に対応する部分に
は第5図に示すようにランナエジェクタ用リセス92が
形成され、ランナロックピン挿通孔83に対応する部分
にはランナロックピン93のネジ部93aが螺着され、
リターンピン66に対応する部分にはストッパピン94
が設けられ、固定側取付枠分割部90はボルト95によ
り固定側取付枠40に固定されている。
このように構成された金型ユニットUの作用について説
明する。
第3図に示した成形位置の金型ユニットUにおいて、雄
型部52aと雌型部71aにより成形キャビティ73が
形成され、成形機の射出ノズルから供給された成形材は
ランナ72aを通って成形キャビティ73に充填され成
形品Sが成形される。
その際、固定側型板20が枠状に高剛性に形成8 されているので、固定側型板本体部70が高い成形圧力
に対して捻じれることがなく高精度に成形品Sを成形出
来、成形品Sの品質を高めることが出来る。
次に、図示外のアクチュエタにより可動盤1が左方に駆
動されると、まず固定側取付枠IOが可動盤Iとともに
左方に移動し、取付はブロック12に装着されたガイド
ブツシュ16がプラーシャフト17の係止部17aに当
接する。
その状態で可動盤1が更に左方に駆動されることにより
、プラーシャフト17を介して固定側型板20が左方に
駆動され、可動盤1が所定ストローク駆動されて取出し
位置で停止すると、固定側型板20はガイドブツシュ2
2のヘッド22aがサポートピン46の係止部46.a
に当接することにより第4図に示したように取出し位置
に停止する。
その際、リンク6の長孔6aの左右方向の長さが固定側
型板20の成形位置から取出し位置までの移動ストロー
クよりも僅かに短くなっているの9 で、固定側型板20が取出し位置に停止するまでに払出
し板30はリンク6を介して僅かに左方の取出し位置に
駆動される。
上記のように金型ユニットUが成形位置から取出し位置
に駆動される過程において、ランナ72aに凝固した成
形余剰部7は成形品Sから以下に説明するように分離さ
れる。
最初に、移動側取付枠10が左方に駆動されると、成形
余剰部7はその右端部でランナロックピン93にロック
されているので、第4図に示したように成形キャビティ
73への注入口部分7aで成形品Sから切り離され、成
形品Sは雄型部52aと一体に取出し位置に移動する。
次に、払出し板30が左方に駆動されると、成形余剰部
7は固定側取付枠分割部90のノズル口90aで切り離
されるとともに、払出し板本体部80のランナエジェク
タ82のエジェクタピン82aがランナエジェクタ82
に内装された圧縮コイルバネ82bにより左方に突出し
て成形余剰部7を左方に押出し、圧縮コイルバネ82b
のハネ0 力により成形余剰部7をランナロックピン93から切り
離す。
また、雄型部52aと一体となった成形品Sは、取出し
位置において押出し板63・64が第4図に実線で示し
た復帰位置から2点鎖線で示した押出し位置に駆動され
ると、押出しピン65により雄型部52aから第4図に
2点鎖線で示した、ように離型される。
一方、異なる成形品Sを成形する場合には、金型ユニソ
)Uが取出し位置に位置した状態で移動側型板50及び
押出し機構60と固定側型板本体部70と払出し板本体
部80と固定側取付枠分割部90とを夫々取外し、次に
異なる成形品Sの移動側型板50及び押出し機構60と
固定側型板本体部70と払出し板本体部80と固定側取
付枠分割部90とを夫々上記移動側取付枠10と固定側
型vi20と払出し板30と固定側取付枠40に上記同
様に取付ければよい。
このように、金型ユニットUにおいては移動側取付枠1
0と固定側型板20と払出し板30及び1 固定側取付枠40が共用化されているので、金型ユニッ
トUの製作コストを大幅に低減することが出来、各成形
品Sごとに固有の上記金型ユニットUの構成部材(50
・60・70・80・90)を相互の連結に関係なく独
立して取付け・交換が出来るので、金型交換作業の能率
化を図ることが出来る。
尚、上記固定側取付枠分割部90を設けずに、払出し板
本体部80のランナロックピン挿通孔83に応じて固定
側取付枠40のランナロックピン93の取付は位置を変
えるようにするとともに、固定側取付枠40に予めラン
ナエジェクタ82に対応した複数のランナエジェクタ用
リセスを形成することも可能である。
〔第2実施例〕 次に、上記実施例の一部を変更した別実施例について説
明する。
本実施例は、第6図に示すように払出し板本体部80A
にランナロックピン93Aを設け、固定側取付枠分割部
90及び収容凹部42を設けずに2 固定側取付枠40Aにランナエジェクタ用リセス47と
ランナロックピン用リセス48とを形成したものである
即ち、ランナロックピン93Aは円筒状ケーシング96
に内装され、且つその受は部97で圧縮コイルバネ98
により右方に付勢され、円筒状のケーシング96は払出
し板本体部80Aに形成された装着孔85に螺着されて
いる。
払出し板本体部80Aが成形位置にある状態では、第7
図に示すようにランナロックピン93Δば固定盤2によ
り左方に押され、その左端部はランナロックピン挿通孔
86に突出している。
払出し板本体部80が取出し位置に切換られると、第8
図に示したようにランナロックピン93Aは圧縮コイル
バネ98により右方に押され成形余剰部7と切り離され
るとともにケーシング96側に退入する。
このようにランナロックピン93Aを払出し板本体部8
0Aに設けることにより固定側取付枠40Aが完全に共
用化され、金型ユニットが簡単化3 きれその製作コストを更に低減することが出来、金型交
換作業の能率を更に向上させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明の実施例を示すもので、第1図
は金型ユニットの斜視図、第2図は同ユニットの側面図
、第3図は第2図l−In線横断平面図、第4図は同ユ
ニットの取出し位置における成形品取出しの説明図、第
5図はランナエジェクタ及びランナロックピンの取付け
を示す要部断面図、第6図は別実施例に係る同ユニット
の要部断面図、第7図は同ユニットのランナエジェクタ
及びランナロックピンの取付けを示す要部断面図、第8
回は同ユニットの取出し位置を示す第7図相当図、第9
図は従来技術に係る金型ユニットの斜視図である。 U・・金型ユニット、 ■・・可動盤、 2・・固定盤
、 10・・移動側取付枠、 13・・収容部、 20
・・固定側型板、 21・・第1収容部、 30・・払
出し板、 31・・第2収容4 部、 40・40A・・固定側取付枠、 4トスプ一ル
ブツシユ近傍部、 42・・収容凹部、47・92・・
ランナエジェクタ用リセス、48・・ランナロックピン
用リセス、  50・・移動側型板、 63・64・・
押出し板、 65・押出しピン、 70・・固定側型板
本体部、80・80A・・払出し板本体部、 82・・
ランナエジェクタ、 83・・ランナロックピン挿通孔
、  93・93A・・ランナロックピン。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)成形機の可動盤と固定盤とに亙って取付けられる
    射出成形用金型ユニットにおいて、 上記可動盤に固着される移動側取付枠の中央側部分に上
    方へ開口した収容部を形成するとともに、この収容部に
    移動側型板及び移動側型板に挿入された複数の押出しピ
    ンを有する押出し板を上方から着脱可能に構成し、 固定側型板の中央側部分に第1収容部を貫通形成すると
    ともに、この第1収容部に固定側型板の中央側部分をな
    す固定側型板本体部を移動側取付枠側から着脱可能に構
    成し、 払出し板の中央側部分に第2収容部を貫通形成するとと
    もに、この第2収容部に払出し板の中央側部分をなし且
    つランナエジェクタ及びランナロックピン挿通孔を有す
    る払出し板本体部を固定側型板側から着脱可能に構成し
    たことを特徴とする射出成形用金型ユニット。
  2. (2)第1請求項に記載の射出成形用金型ユニットにお
    いて、固定側取付枠の中央側部分のうち中心部のスプー
    ルブッシュ近傍部以外の部分に環状の収容凹部を凹設し
    、この収容凹部に固定側取付枠の中央側環状部をなし且
    つランナエジェクタ用リセス及びランナロックピンを有
    する固定側取付枠分割部を払出し板側から着脱可能に構
    成したことを特徴とする射出成形用金型ユニット。
  3. (3)第1請求項に記載の射出成形用金型ユニットにお
    いて、 上記払出し板本体部にランナロックピンを取付け、固定
    側取付枠にはランナエジェクタ用リセスとランナロック
    ピン用リセスとを形成したことを特徴とする射出成形用
    金型ユニット。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008023746A (ja) * 2006-07-18 2008-02-07 Alps Electric Co Ltd 成形装置
JP2011148177A (ja) * 2010-01-21 2011-08-04 Olympus Corp カセット式射出成形用金型
CN106003561A (zh) * 2016-06-03 2016-10-12 杭州信多达电器有限公司 一种电磁线盘注塑方法及注塑模具
CN111136836A (zh) * 2018-11-05 2020-05-12 东莞市启时智能科技有限公司 一种多功能复模翻模试模一体机

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