JPH03227947A - 置換ヒドロキノンの製造方法 - Google Patents

置換ヒドロキノンの製造方法

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JPH03227947A
JPH03227947A JP33090190A JP33090190A JPH03227947A JP H03227947 A JPH03227947 A JP H03227947A JP 33090190 A JP33090190 A JP 33090190A JP 33090190 A JP33090190 A JP 33090190A JP H03227947 A JPH03227947 A JP H03227947A
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JP
Japan
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hydroxyacetophenone
reaction
formula
substituted
hydrogen peroxide
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Application number
JP33090190A
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English (en)
Inventor
Isabelle Bonneau
イザベル・ボノー
Christophe Rochin
クリストフ・ロシャン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rhodia Chimie SAS
Original Assignee
Rhone Poulenc Chimie SA
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C45/00Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
    • C07C45/45Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by condensation
    • C07C45/46Friedel-Crafts reactions
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C37/00Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
    • C07C37/50Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring by reactions decreasing the number of carbon atoms

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野] 本発明は、−置換ヒドロキノンの製造方法に関する。
[従来の技術とその問題点] 特に炭化水素基により一置換されたヒドロキノン類は、
主として単量体の製造に使用することができる。このこ
とは、その部類のうちで最も知られた化合物であるメチ
ルヒドロキノンについて特にそうである。
メチルヒドロキノンを得るための多くの方法が提案され
た。
米国特許節2041593号には、か性ソーダ水溶液中
で4−クロル−2−メチルフェノールをメチルヒドロキ
ノンに加水分解することが記載されている。
ヨーロッパ特許第0041441号には、五ふっ化アン
チモンの存在下に一40℃で0−クレゾールをぶつ化水
素でヒドロキシル化することが記載されている。非常に
難しい操作条件にもかかわらず、収率は適切でない。
米国特許第4482756号は、アセトニトリル中で塩
化第二銅の存在下での0−クレゾールの酸素による酸化
を推奨している。この方法は高圧を使用することを伴な
う。
[発明の詳細な説明コ 本発明は、次の一般式(丁) n目 U■ (ここで、Rは1〜4個の炭素原子を有する直鎖状若し
くは分岐鎖状アルキル基、フェニル基又はシクロヘキシ
ル基を表わす) の−置換ヒドロキノンの製造方法において、次の一般式
(II ) H (ここで、Rは式(I)について示した意味を有し、○
H基に対してオルト又はメタ位にある)の置換フェノー
ルをふっ化水素中でハロゲン化アセチル、酢酸、無水酢
酸又は酢酸エステルから選ばれるアセデル化剤と反応さ
せて対応R−置置換上トロキシアセトフェノン生成させ
、このヒトロキシアセトフェノンを無機塩基の存在下に
過酸化水素により酸化することを特徴とする一置換ヒド
ロキノンの製造方法に関する。
目下量も重要なものとみなされる式(I)の化合物は、
メチルヒドロキノン、エチルヒドロキノン、シクロへキ
シルヒドロキノン及びフェニルヒドロキノンを包含する
本発明の方法は、原料である○−クレゾール又はm−ク
レゾールの原価が安いために、メチルヒドロキノンの製
造に特に重要である。
本発明で使用するのに最も便利なアセチル化剤は、ハロ
ゲン化アセチルである。なぜならば、その場合の反応副
生物はハロゲン化水素であって、これは最終処理又はぶ
つ化水素の再循環を妨げないからである。これらのハロ
ゲン化物のうちでも、塩化アセチルを使用するのが好ま
しい。生成する塩化水素は反応媒体から容易に分離する
ことができる。
本発明に従うアセチル化反応は、好ましくは無水である
ぶつ化水素中で行われる。
アセチル化剤の量は、アセチル北側対式(II)のR−
置換フェノールのモル比が通常1〜5:1であるような
量である。モル比は好ましくは]〜2:1である。
ぶつ化水素の使用量は、HF対式(II)のフェノール
のモル比が一般に5〜50:1であるような量である。
アセチル化反応を行う温度は広く変る。それは一般に一
り0℃〜]20℃である。温度は好ましくは20〜10
0℃である。
反応器内の圧力は、一般に、選定された温度において各
種の反応剤又は溶媒の自然発生圧力である。
アセチル化反応は、一般にO℃〜10℃の温度で、反応
器に液体状態の無水ぶつ化水素を装入し、次いで式(n
 )の置換フェノールを装入することによって具合よ〈
実施することができる。
次いて、アセチル化剤、好ましくは塩化アセチルが徐々
に添加される。
アセチル化剤を添加したならば、反応器は閉じられ、反
応混合物は自然発生圧力下に選定された温度で数分間〜
数時間の間加熱される。
アセチル化反応の終了後、生成したヒドロキシアセトフ
ェノンは、抽出、デカンテーション又は蒸発のような化
学分野で慣用されている方法によって分離することがで
きる。
本発明では、また、ふつ化水素は例えば蒸留により簡単
に除去することができ、そして粗製のヒドロキシアセト
フェノンを酸化工程に向けることができる。
置換ヒドロキシアセトフェノンを式(I)のヒドロキノ
ンに酸化する反応は、過酸化水素対ヒドロキシアセトフ
ェノンのモル比を一般に1〜2:1として行われる。
経済的な理由から大過剰量の過酸化水素を使用すること
は望ましくなく、したがってモル比は最も普通には1〜
] 2:1である。
過酸化水素は通常市販の水溶液として使用され、これば
通常20〜70%の濃度である。
酸化反応で使用される無機塩基は、好ましくは水酸化ア
ルカリ金属、特に水酸化ナトリウムである。
無機塩基対置換ヒドロキシアセトフェノンの全モル比は
、一般に1〜1.2:1である。
無機塩基は、一般に水溶液として使用される。
反応媒体のp)(は、酸化反応中8〜11、好ましくは
8.5〜10.5のレベルに保持される。
それは、反応中にpHを測定し、無機塩基を徐々に添加
することによって調節される。
この操作で使用される溶媒は水である。適当な場合には
、反応条件下で不活性な第三の溶媒を使用できよう。
このような第三の溶媒の若干の例は、アルコール、特に
メタノールであるか、これらに限られない。
反応に加わる置換ヒ]・ロキシアセトフェノン及び(又
は)反応て生成する置換ヒドロキノンの反応混合物中の
濃度は重要ではない。置換ヒドロキシアセトフェノンの
濃度は、通常、反応混合物の全重量に対して10−60
重量%である。この濃度は好ましくは30〜50重量%
である。
酸化反応を行う温度は、最も普通には10〜60℃、好
ましくは25〜35℃である。
酸化反応の好ましい具体例は、アセチル化反応で得られ
た置換ヒドロキシアセトフェノンと水及び場合により、
混合物のpHを所望のレベルに調節するための無機塩基
の一部と混合することからなる。
次いで、この混合物は攪拌され、10〜60℃に加熱さ
れ、過酸化水素溶液及び無機塩基溶液か同時であるが、
互に゛別々に添加される。反応混合物のpH及び温度は
所定のレベルに保持される。
過酸化水素及び無機塩基を添加したならば、反応混合物
の攪拌が選定された温度で一定期間続けられるが、これ
は数分間から数時間の間であってよい。
最終反応混合物は、そのようにして製造された置換ヒド
ロキノンを分離するため、化学の分野で普通に使用され
る方法によって処理される。
本発明の方法は、バッチ式で又は連続式で適用1 できる。
[実施例] 本発明を例示するため下記の実施例を示す。
例」。
250ccのハステロイ製反応器に0℃で下記の物質を
装入した。
・ぶつ化水素(HF): 100g (5モル)・○−
クレゾール:2]、6g (0,2モル)15.7g 
(0,2モル)の塩化アセチルを1時間20分で導入し
、生成する塩化水素を放出させた。次いで、反応器を閉
じ、50’Cで1時間加熱した(自然発生圧力は0.3
MPaであった)。
反応器を冷却し、減圧下に約85%の過酸化水素を蒸発
させた。
このようにして得られた反応混合物を300gの氷を入
れた容器に注ぎ、反応器を100ccのジクロルメタン
で3回洗った。
 2 デカンテーションし、分離した後、有機相を]、0Oc
cの水で2回洗浄し、次いで硫酸ナトリウムで乾燥した
溶媒を蒸発させた後、明るいベージュ色の固体29.8
gを得た。高性能液体クロマトグラフィー(HPLC)
は、98%の4−ヒドロキシ−3メチルアセトフエノン
を含有することを示した。
再結晶した後、26gの純4−ヒドロキシ−3−メチル
アセトフェノンを得、その構造を核磁気共鳴(NMR)
により確認した。
下記の結果を得た。
・0−クレゾールの転化率(CR):99%・分析され
た4−ヒドロキシ−3−メチルアセトフェノンの収率(
転化した○−クレゾールに対して)=98% ・分析された2−ヒドロキシ−3−メチルアセトフェノ
ンの収率(転化した○−クレゾールに対して)・2% B)4−ヒドロキシ−3−メチルアセトフェノンの  
でメチルヒドロキノンの生成 中心攪拌機を備えた50ccのガラス反応器にアルゴン
の気流中で下記の物質を装入した。
・工程A)で製造した純4−ヒドロキシ−3−メチルア
セトフェノン:6g(0,04モル)0水:8cc ・35%(w/w )水酸化ナトリウム二〇、7cc(
0,008モル) この混合物を攪拌し、30℃に加熱した。この温度を反
応中ずっと保持した。
3.5cc (0,040モル)の35%(w/w )
過酸化水素水溶液及び3.3cc (0,032モル)
の35%(W/W )水酸化ナトリウムを二つの別個の
入口から1時間内に同時に注入した。これらの物質を注
入している間に反応混合物のpHは10.5から9に変
った。
次いで攪拌と温度を2時間30分保持した。
最終反応混合物に2.2 ccの1M亜硫酸ナトリウム
溶液を添加した。
次いで反応混合物を酢酸メチルで抽出した。
有機相を高性能液体クロマトグラフィー(HPLC)及
び電位差滴定に分析し、そして化合物の化学構造を質量
分光法により確認した。
下記の結果が得られた。
O4−ヒドロキシ−3−メチルアセトフェノン(1−(
M A )の転化率(CR):95%・転化したHMA
に対するメチルヒドロキノン(MeHQ)の収率:90
% ・4−ヒドロキシ−3−メチル安息香酸の収率:9% 匠ユ 250ccのハステロイ製反応器に0℃で下記の物質を
装入した。
・ぶつ化水素(HF):100g(5モル)6Q−クレ
ゾール: 21.6 g (0,2モル)15.7g(
0,2モル)の塩化アセチルを1時間で導入し、生成す
る塩化水素を放出させた。次いで反応器を閉じ、40℃
で2時間加熱した。
反応器を冷却し、減圧下に約85%の過酸化水 5 素を蒸発させた。
このようにして得られた反応混合物を300gの氷を入
れた容器に注ぎ、反応器を100ccのクロロホルムで
洗った。
デカンテーションし、分離した後、有機相を100cc
の水で2回洗い、次いで硫酸ナトリウムで乾燥した。
溶媒を蒸発させると、29.4gの明るいベージュ色の
固体が得られたが、その高性能液体クロマトグラフィー
(HPLC)は98%の4−ヒドロキシ−3−メチルア
セトフェノンであることを示した。
再結晶した後、27.3gの純4−ヒドロキシ−3−メ
チルアセトフェノンが得られたが、その構造は核磁気共
鳴(NMR)により確認された。
下記の結果が得られた。
・0−クレゾールの転化率(CR):99%・分析され
た4−ヒドロキシ−3−メチルアセトフェノンの収率(
転化した○−クレゾールに対して):97%  6 ・分析された2−ヒドロキシ−3−メチルアセトフェノ
ンの収率(転化したO−クレゾールに対して)=2%未
満 中心攪拌機を備えた50ccのガラス反応器にアルゴン
の気流中で下記の物質を装入した。
・工程A)で製造した純4−ヒドロキシ−3メチルアセ
トフエノン:8g(0,04モル)C水:4cc ・メタノール:4cc この混合物を攪拌し、30℃に加熱した。この温度を反
応中ずっと保持した。
3.5cc (0,040モル)の35%(w/w)過
酸化水素水溶液及び3.4cc (0,040モル)の
35%(w/w )水酸化ナトリウムを二つの別個の人
口から同時に注入した。
過酸化水素は1時間の間に注入した。
水酸化ナトリウム溶液は、9に自動調節された反応混合
物のpHに従って注入した。
攪拌及び温度は3時間30分ずっと保持した。
次いで、最終反応混合物に2.2 ccの1M亜硫酸ナ
トリウム溶液を添加した。
反応混合物を酢酸エチルで抽出した。
有機相を高性能液体クロマトグラフィ (HPLC)及び電位差滴定法により分析し、化合物の
化学構造を質量分光法により確認した。
下記の結果が得られた。
04−ヒドロキシ−3−メチルアセトフェノン(HMA
)の転化率=96% ・転化したH M Aに対するメチルヒドロキノン(M
eHQ)の収率:99% 匠1 中心攪拌機を備えた50ccのガラス反応器にアルゴン
気流中で下記の物質を装入した。
・例2A)で製造した純4−ヒ1ミロキジー3−メチル
アセトフエノン・6g(0,04モル)O水:4cc ・メタノール:4cc この混合物を攪拌し、30℃に加熱した。この温度を反
応中ずっと保持した。
3.5cc (0,040モル)の35%(w/w )
過酸化水素水溶液及び3.4cc (0,040モル)
の35%(W/W)水酸化ナトリウムを二つの別個の入
口から同時に注入した。
過酸化水素は1時間の間に注入した。
水酸化ナトリウム溶液は、10に自動調節した反応混合
物のpHに従って注入した。
攪拌及び温度を3時間30分ずつと保持した。
次いで、最終反応混合物に2.2 ccの1M亜硫酸ナ
トリウム溶液を添加した。
反応混合物を酢酸エチルで抽出した。
有機相を高性能液体クロマトグラフィー(HPLC)に
より分析し、化合物の化学構造を質量分光法により確認
した。
下記の結果が得られた。
・4−ヒドロキシ−3−メチルアセトフェノン(HMA
)の転化率:83%  9 ・転化したHMAに対するメチルヒドロキノン(MeH
Q)の収率:83% 匠A 中心攪拌機を備えた50ccのガラス反応器にアルゴン
気流中で下記の物質を装入した。
・例2A)で製造した純4−ヒドロキシ−3メチルアセ
トフエノン 6’g(0,04モル)O水:8cc ・35%(w/w )水酸化ナトリウム: 0.7 c
c(0,008モル) この混合物を攪拌し、30℃に加熱した。この温度を反
応中ずっと保持した。
3.5cc (0,040モル)の35%(w/w )
過酸化水素水溶液及び3.3cc (0,032モル)
の35%(w/w )水酸化ナトリウムを二つの別個の
入口から1時間の間に同時に注入した。これらの物質を
注入している間に反応混合物のpHは10.5から9に
変った。
 0 温度を40 ’Cに上昇させ、さらに2時間30分攪拌
し続けた。
次いで、最終反応混合物に2.2.ccの1M亜硫酸ナ
トリウム溶液を添加した。
反応混合物を酢酸エチルで抽出した。
有機相を高性能液体クロマトグラフィ (HPLC)及び電位差滴定法により分析し、化合物の
化学構造を質量分光法により確認した。
下記の結果が得られた。
・4−ヒドロキシ−3−メチルアセトフェノン(HMA
)の転化率=90% ・転化したHMAに対するメチルヒドロキノン(MeH
Q)の収率:88% 涯】 中心攪拌機を備えた50ccのガラス反応器にアルゴン
気流中で下記の物質を装入した。
・例IA)で製造した粗4−ヒドロキシー3メヂルアセ
トフエノン: 6.12 g (0,04モル) O水:4cc ・メタノール・4cc この混合物を攪拌し、30℃に加熱した。この温度を反
応中ずっと保持した。
3.5cc (0,040モル)の35%(w/w )
過酸化水素水溶液及び3.4cc (0,040モル)
の35%(w/w)水酸化ナトリウムを二つの別個の入
口から同時に注入した。
過酸化水素は1時間の間に注入した。
水酸化ナトリウム溶液は9に自動調節した反応混合物の
pHに従って注入した。
攪拌及び温度は3時間30分ずっと保持した。
次いで、最終反応混合物に2.2 ccの1M亜硫酸ナ
トリウム溶液を添加した。
反応混合物を酢酸エチルて抽出した。
有機相を高性能液体クロマトグラフィ (HPLC)及び電位差滴定法により分析し、化合物の
化学構造を質量分光法により確認した。
下記の結果が得られた。
・4−ヒドロキシ−3−メチルアセトフェノン(HMA
)の転化率:95% ・転化したHMAに対するメチルヒドロキノン(MeH
Q)の収率:86%  3 手続ネ甫正珊)(方式) %式% 事件の表示 平成2年特許願第330901、 発明の名称 置換ヒドロキノンの製造方法 補正をする者 事件との関係    特許出願人 名 称  ローヌープ−ラン・シミ 化 理 人 住 所 〒103 東京都中央区日本橋3丁目13番11号補正命令通知の
日付 平成3年3月12日 補正の対象 願書の特許出願人の欄 代理権を証明する書面及びその訳文 明細書 各】通 補正の内容  別紙の通り 明細書の浄書(内容に変更なし)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、Rは、1〜4個の炭素原子を有する直鎖状若
    しくは分岐鎖状アルキル基、フェニル基又はシクロヘキ
    シル基を表わす) の一置換ヒドロキノンの製造方法において、次の一般式
    (II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (ここで、Rは式( I )について示した意味を有し、
    OH基に対してオルト又はメタ位にある)の置換フェノ
    ールをふっ化水素中でハロゲン化アセチル、酢酸、無水
    酢酸又は酢酸エステルから選ばれるアセチル化剤と反応
    させて対応R−置換ヒドロキシアセトフェノンを生成さ
    せ、このヒドロキシアセトフェノンを無機塩基の存在下
    に過酸化水素により酸化することを特徴とする一置換ヒ
    ドロキノンの製造方法。 2、式( I )の化合物がメチルヒドロキノン、エチル
    ヒドロキノン、シクロヘキシルヒドロキノン及びフェニ
    ルヒドロキノンから選ばれることを特徴とする請求項1
    記載の方法。 3、アセチル化剤がハロゲン化アセチル、好ましくは塩
    化アセチルであることを特徴とする請求項1又は2記載
    の方法。 4、アセチル化剤の量が、アセチル化剤対式(II)のR
    −置換フェノールのモル比が1〜5:1、好ましくは1
    〜2:1であるような量であることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載の方法。 5、ふっ化水素の使用量が、HF対式(II)のフエノー
    ルのモル比が5〜50:1であるような量であることを
    特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の方法。 6、アセチル化反応を行う温度が−10℃〜120℃、
    好ましくは20〜100℃であることを特徴とする請求
    項1〜5のいずれかに記載の方法。 7、置換ヒドロキシアセトフェノンを式( I )のヒド
    ロキノンに酸化する反応を、過酸化水素対ヒドロキシア
    セトフェノンのモル比を1〜2:1、好ましくは1〜1
    .2:1として行うことを特徴とする請求項1〜6のい
    ずれかに記載の方法。 8、酸化反応で使用する無機塩基が水酸化アルカリ金属
    、好ましくは水酸化ナトリウムであることを特徴とする
    請求項1〜7のいずれかに記載の方法。 9、無機塩基対置換ヒドロキシアセトフェノンの全モル
    比が1〜1.2:1であることを特徴とする請求項1〜
    8のいずれかに記載の方法。 10、反応媒体のpHを酸化反応中に8〜11、好まし
    くは8.5〜10.5のレベルに保持することを特徴と
    する請求項1〜9のいずれかに記載の方法。 11、含まれる置換ヒドロキシアセトフェノンの濃度が
    反応混合物の全重量に対して10〜60重量%、好まし
    くは30〜50重量%であることを特徴とする請求項1
    〜10のいずれかに記載の方法。 12、酸化反応を行う温度が10〜60℃、好ましくは
    25〜35℃であることを特徴とする請求項1〜11の
    いずれかに記載の方法。 13、アセチル化反応後にふっ化水素を除去し、粗製の
    ヒドロキシアセトフェノンを酸化工程に使用することを
    特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の方法。
JP33090190A 1989-12-05 1990-11-30 置換ヒドロキノンの製造方法 Pending JPH03227947A (ja)

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FR8916310A FR2655331A1 (fr) 1989-12-05 1989-12-05 Procede de preparation d'hydroquinones substituees.

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