JPH03224941A - 工業化住宅の防水構造 - Google Patents
工業化住宅の防水構造Info
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- JPH03224941A JPH03224941A JP2019696A JP1969690A JPH03224941A JP H03224941 A JPH03224941 A JP H03224941A JP 2019696 A JP2019696 A JP 2019696A JP 1969690 A JP1969690 A JP 1969690A JP H03224941 A JPH03224941 A JP H03224941A
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- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 claims description 17
- 239000000463 material Substances 0.000 description 36
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、複数の住宅ユニットを組み立てて建てる工業
化住宅の最上部分に配置される勾配屋根を有する住宅ユ
ニットと勾配屋根用住宅ユニットとの間の防水構造に関
するもので、ユニット工法で建てられた工業化住宅に利
用できる。
化住宅の最上部分に配置される勾配屋根を有する住宅ユ
ニットと勾配屋根用住宅ユニットとの間の防水構造に関
するもので、ユニット工法で建てられた工業化住宅に利
用できる。
最近では、現場における住宅の施工期間を短縮するため
、ユニット工法が多用されつつある。このユニット工法
は、それぞれモジュール化した住宅ユニットを予め工場
で製造し、これらの住宅ユニットを現場までトラック等
で輸送した後、基礎上にて組み合わせて施工を行うもの
である。
、ユニット工法が多用されつつある。このユニット工法
は、それぞれモジュール化した住宅ユニットを予め工場
で製造し、これらの住宅ユニットを現場までトラック等
で輸送した後、基礎上にて組み合わせて施工を行うもの
である。
ところで、住宅では、屋根に防水処理が施される。前述
のユニット工法による工業化住宅においては、各ユニッ
トは工場で防水処理が施されるものの、隣合うユニット
のジヨイント部分の防水処理を現1場で施す必要がある
。
のユニット工法による工業化住宅においては、各ユニッ
トは工場で防水処理が施されるものの、隣合うユニット
のジヨイント部分の防水処理を現1場で施す必要がある
。
この住宅の屋根には、勾配屋根を有する住宅ユニットと
、この住宅ユニットの水下側(軒先側)に勾配屋根用住
宅ユニットとを配置したものがある。このタイプの屋根
の防水処理は、ユニット間の目地にコーキング材を施し
たり、あるいは、両ユニットに防水シートをそれぞれ貼
付することにより行われている。
、この住宅ユニットの水下側(軒先側)に勾配屋根用住
宅ユニットとを配置したものがある。このタイプの屋根
の防水処理は、ユニット間の目地にコーキング材を施し
たり、あるいは、両ユニットに防水シートをそれぞれ貼
付することにより行われている。
ところが、コーキング材をユニット間に施したり、各ユ
ニットに防水シートを貼付したりする従来例は、防水を
いわば湿式処理により行うため、コーキング材等が乾燥
するまで長い養生時間が必要とされるという問題点があ
る。また、コーキング材を用いるやり方では、熟練を要
するため、誰でも簡単に防水処理が行えないという問題
点もある。
ニットに防水シートを貼付したりする従来例は、防水を
いわば湿式処理により行うため、コーキング材等が乾燥
するまで長い養生時間が必要とされるという問題点があ
る。また、コーキング材を用いるやり方では、熟練を要
するため、誰でも簡単に防水処理が行えないという問題
点もある。
この問題を解決するため、本件出願人は、勾配屋根を有
する住宅ユニットの水下端部と勾配屋根用住宅ユニット
の水上上端との間に可撓性を有する防水部材を介装する
発明を提案した。この場合、住宅ユニットの間に進入す
る雨水を確実に防ぐためには、住宅ユニット同士がかぶ
っている部分、換言すれば、勾配屋根を有する住宅ユニ
・ソトの軒先の長さが長いことが好ましい。ところが、
トラックの輸送制限によって、ユニットの大きさはトラ
ックの荷台幅方向の寸法により制限されるので、住宅ユ
ニットの軒先を長く形成できないことがある。そのため
、住宅ユニットの軒先の長さにかかわらず、屋根の防水
を確実に行える構造が望まれている。
する住宅ユニットの水下端部と勾配屋根用住宅ユニット
の水上上端との間に可撓性を有する防水部材を介装する
発明を提案した。この場合、住宅ユニットの間に進入す
る雨水を確実に防ぐためには、住宅ユニット同士がかぶ
っている部分、換言すれば、勾配屋根を有する住宅ユニ
・ソトの軒先の長さが長いことが好ましい。ところが、
トラックの輸送制限によって、ユニットの大きさはトラ
ックの荷台幅方向の寸法により制限されるので、住宅ユ
ニットの軒先を長く形成できないことがある。そのため
、住宅ユニットの軒先の長さにかかわらず、屋根の防水
を確実に行える構造が望まれている。
ここに、本発明の目的は、勾配屋根を有する住宅ユニッ
トと勾配屋根用住宅ユニットとの間の防水処理を迅速か
つ簡易に行える工業化住宅の防水構造を提供することに
ある。
トと勾配屋根用住宅ユニットとの間の防水処理を迅速か
つ簡易に行える工業化住宅の防水構造を提供することに
ある。
本発明の工業化住宅の防水構造は、屋根を構成する住宅
ユニットのうち屋根傾斜方向に互いに隣合うユニットの
ジヨイント部に段差を形成するとともに、この段差の間
に第1及び第2の水切材と可撓性を有する第1及び第2
の防水部材とを介装して防水を確実かつ簡略にしたもの
である。
ユニットのうち屋根傾斜方向に互いに隣合うユニットの
ジヨイント部に段差を形成するとともに、この段差の間
に第1及び第2の水切材と可撓性を有する第1及び第2
の防水部材とを介装して防水を確実かつ簡略にしたもの
である。
本発明の具体的構成は、複数の住宅ユニットを組み立て
て建てる工業化住宅の勾配屋根を有する住宅ユニットと
この住宅ユニットの水下側に配置される勾配屋根用住宅
ユニットとの間の防水構造であって、前記勾配屋根を有
する住宅ユニットの水下(軒先)端縁に取り付けられた
第1の水切材と、勾配屋根用住宅ユニットの水上上端部
との間に可撓性を有する第1の防水部材を介装し、前記
勾配屋根を有する住宅ユニットの水下端部と、勾配屋根
用住宅ユニットの水上上端縁において前記第1の水切材
より内側に取り付けられた第2の水切材との間に可撓性
を有する第2の防水部材を介装したことを特徴とする。
て建てる工業化住宅の勾配屋根を有する住宅ユニットと
この住宅ユニットの水下側に配置される勾配屋根用住宅
ユニットとの間の防水構造であって、前記勾配屋根を有
する住宅ユニットの水下(軒先)端縁に取り付けられた
第1の水切材と、勾配屋根用住宅ユニットの水上上端部
との間に可撓性を有する第1の防水部材を介装し、前記
勾配屋根を有する住宅ユニットの水下端部と、勾配屋根
用住宅ユニットの水上上端縁において前記第1の水切材
より内側に取り付けられた第2の水切材との間に可撓性
を有する第2の防水部材を介装したことを特徴とする。
ここで、第1及び第2の防水部材としては、ブチル含浸
ウレタン発泡体、エチレン・プロピレン・多重合ポリマ
ー(EPDM)等の水密材ヲ゛用示することができる。
ウレタン発泡体、エチレン・プロピレン・多重合ポリマ
ー(EPDM)等の水密材ヲ゛用示することができる。
このような構成の本発明では、1階用住宅ユニット、2
階用住宅ユニット等の複数の住宅ユニットを現場にてク
レーンで吊り下げながら組立てた後に、これらのユニッ
トに勾配屋根用住宅ユニットを配置する。ここで、工場
等で予め勾配屋根用住宅ユニットの水上上端縁に第2の
水切材を取り付けるとともに、この第2の水切材の上面
に第2の防水部材をテープ等で取り付けておく。
階用住宅ユニット等の複数の住宅ユニットを現場にてク
レーンで吊り下げながら組立てた後に、これらのユニッ
トに勾配屋根用住宅ユニットを配置する。ここで、工場
等で予め勾配屋根用住宅ユニットの水上上端縁に第2の
水切材を取り付けるとともに、この第2の水切材の上面
に第2の防水部材をテープ等で取り付けておく。
その後、この勾配屋根用住宅ユニットの水上側隣に勾配
屋根を有する住宅ユニットをクレーンで吊り下げて下ろ
す。この住宅ユニットにおいても、工場等で水下端縁に
第1の水切材を取り付けるとともに、この第1の水切材
の下面に第1の防水部材を取り付けておく。
屋根を有する住宅ユニットをクレーンで吊り下げて下ろ
す。この住宅ユニットにおいても、工場等で水下端縁に
第1の水切材を取り付けるとともに、この第1の水切材
の下面に第1の防水部材を取り付けておく。
これにより、勾配屋根用住宅ユニットの水上上端と前記
勾配屋根を有する住宅ユニットの水下下端部との間で第
1及び第2の水切材を介して第1及び第2の防水部材が
圧縮された状態となり、防水処理が完了する。この状態
では、勾配屋根用住宅ユニットの水上上端、勾配屋根を
有する住宅ユニットの水下下端の表面が加工誤差、組立
誤差等により多少歪んでいても、防水部材が変形して当
該ユニット間の隙間を塞ぎ、雨水がユニット間に入り込
むことがない。
勾配屋根を有する住宅ユニットの水下下端部との間で第
1及び第2の水切材を介して第1及び第2の防水部材が
圧縮された状態となり、防水処理が完了する。この状態
では、勾配屋根用住宅ユニットの水上上端、勾配屋根を
有する住宅ユニットの水下下端の表面が加工誤差、組立
誤差等により多少歪んでいても、防水部材が変形して当
該ユニット間の隙間を塞ぎ、雨水がユニット間に入り込
むことがない。
以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図にはユニット工法で建てられた工業化
住宅が示されている。これらの図において、図示しない
基礎の上には複数の1階用住宅ユニット1が配置され、
これらのユニット1の上には複数の2階用住宅ユニット
2が配置されている。
住宅が示されている。これらの図において、図示しない
基礎の上には複数の1階用住宅ユニット1が配置され、
これらのユニット1の上には複数の2階用住宅ユニット
2が配置されている。
これらの住宅ユニット2の上部真ん中には、勾配屋根を
有する住宅ユニットとしての中央屋根ユニット3が2個
配置されている。この中央屋根ユニット3は妻側に屋根
部4を有するとともに中央部に切妻屋根を有する構造と
されている。前記中央屋根ユニット3の水下側、つまり
側桁側には、稜線を境に折倒及び妻側に傾斜した折倒屋
根用住宅ユニット5が配置されている。
有する住宅ユニットとしての中央屋根ユニット3が2個
配置されている。この中央屋根ユニット3は妻側に屋根
部4を有するとともに中央部に切妻屋根を有する構造と
されている。前記中央屋根ユニット3の水下側、つまり
側桁側には、稜線を境に折倒及び妻側に傾斜した折倒屋
根用住宅ユニット5が配置されている。
第3図に拡大して示される通り、前記中央屋根ユニット
3は、柱、梁及び束等から側面五角形に形成されたフレ
ーム6と、このフレーム6の側部に取り付けられた外壁
材7と、フレーム6の上り梁に配置されるとともに野地
合板8Aの上面に屋根材8Bが取り付けられた屋根パネ
ル8とから構成されている。この屋根パネル8は、幅方
向がフレーム6の幅方向より長く形成されており、かつ
、その軒先が折倒屋根用住宅ユニット5の上端部を覆う
に十分な長さを有する。
3は、柱、梁及び束等から側面五角形に形成されたフレ
ーム6と、このフレーム6の側部に取り付けられた外壁
材7と、フレーム6の上り梁に配置されるとともに野地
合板8Aの上面に屋根材8Bが取り付けられた屋根パネ
ル8とから構成されている。この屋根パネル8は、幅方
向がフレーム6の幅方向より長く形成されており、かつ
、その軒先が折倒屋根用住宅ユニット5の上端部を覆う
に十分な長さを有する。
前記折倒屋根用住宅ユニット5は、側面略三角形の縦材
9Aに横材9Bを連結したフレーム9と、このフレーム
9の傾斜面に取り付けられるとともに下地材10Aの上
面に屋根材10Bが取り付けられた屋根パネルIOと、
このパネルlOの上端部に桁方向に延びて取り付けられ
た角材14とから構成されている。
9Aに横材9Bを連結したフレーム9と、このフレーム
9の傾斜面に取り付けられるとともに下地材10Aの上
面に屋根材10Bが取り付けられた屋根パネルIOと、
このパネルlOの上端部に桁方向に延びて取り付けられ
た角材14とから構成されている。
前記中央屋根ユニット3と折倒屋根用住宅ユニット5と
の防水構造が第4図に示されている。この図において、
中央屋根ユニット3の屋根合板8Aの上面全部及び下面
軒先部分にはアスファルト系粘着性防水シート11が貼
付されている。前記屋根パネル8の軒先(水下端)には
桁方向に延びた板状の第1の水切材12が取り付けられ
、この第1の水切材12は下方に延びるとともに、途中
から外側に向かって折り曲げられた形状とされている。
の防水構造が第4図に示されている。この図において、
中央屋根ユニット3の屋根合板8Aの上面全部及び下面
軒先部分にはアスファルト系粘着性防水シート11が貼
付されている。前記屋根パネル8の軒先(水下端)には
桁方向に延びた板状の第1の水切材12が取り付けられ
、この第1の水切材12は下方に延びるとともに、途中
から外側に向かって折り曲げられた形状とされている。
一方、折倒屋根用住宅ユニット5の下地材10Aの上面
全部には防水シート11が貼付されている。屋根パネル
10の上端縁には桁方向に延びた板状の第2の水切材1
3が取り付けられ、この第2の水切材13は前記第1の
水切材12より内側に配置された捨水切であり、かつ、
その断面形状は、屋根パネル10の傾斜方向に開口され
た略コ字形である。また、前記角材14の上面には桁方
向に延びた板状の第3の水切材15が取り付けられてい
る。この第3の水切材15は、その下端部が屋根材10
Bに当接しており、かつ、上端部が前記第2の水切材1
3の側面に沿って上方に延びるとともに途中から折り返
されている。
全部には防水シート11が貼付されている。屋根パネル
10の上端縁には桁方向に延びた板状の第2の水切材1
3が取り付けられ、この第2の水切材13は前記第1の
水切材12より内側に配置された捨水切であり、かつ、
その断面形状は、屋根パネル10の傾斜方向に開口され
た略コ字形である。また、前記角材14の上面には桁方
向に延びた板状の第3の水切材15が取り付けられてい
る。この第3の水切材15は、その下端部が屋根材10
Bに当接しており、かつ、上端部が前記第2の水切材1
3の側面に沿って上方に延びるとともに途中から折り返
されている。
前記第1の水切材12と折倒屋根用住宅ユニット5の角
材14との間には可撓性を有する第1の防水部材16が
介装されている。また、第2の水切材13の上面と中央
屋根ユニット3の屋根合板7Aの軒先下面との間には可
撓性を有する第2の防水部材17が介装されている。こ
れらの防水部材16.17は、ブチル含浸ウレタン発泡
体からなるコンブリフォームとされている。
材14との間には可撓性を有する第1の防水部材16が
介装されている。また、第2の水切材13の上面と中央
屋根ユニット3の屋根合板7Aの軒先下面との間には可
撓性を有する第2の防水部材17が介装されている。こ
れらの防水部材16.17は、ブチル含浸ウレタン発泡
体からなるコンブリフォームとされている。
次に本実施例の防水処理について説明する。
まず、工場において、各住宅ユニット1〜5を製造する
とともに、それぞれのユニット1〜5に防水処理を施す
。中央屋根ユニット3では、野地合板8Aの上面全部及
び軒先下面に防水シート11を貼付し、かつ、水下端縁
に第1の水切材12を取り付ける。この第1の水切材1
2の下面に第1の防水部材I6を両面テープ等で取り付
ける。
とともに、それぞれのユニット1〜5に防水処理を施す
。中央屋根ユニット3では、野地合板8Aの上面全部及
び軒先下面に防水シート11を貼付し、かつ、水下端縁
に第1の水切材12を取り付ける。この第1の水切材1
2の下面に第1の防水部材I6を両面テープ等で取り付
ける。
また、折倒屋根用住宅ユニット5では、屋根パネル10
の下地材10Aに防水シート11を貼付するとともに、
下地材10Aの上端部に第2の水切材13を取り付け、
さらに、この第2の水切材13の上端面に両面テープ等
で第2の防水部材17を取り付けておく。さらに、屋根
パネル10の上端部の角材14に第3の水切材15を取
り付けておく。
の下地材10Aに防水シート11を貼付するとともに、
下地材10Aの上端部に第2の水切材13を取り付け、
さらに、この第2の水切材13の上端面に両面テープ等
で第2の防水部材17を取り付けておく。さらに、屋根
パネル10の上端部の角材14に第3の水切材15を取
り付けておく。
これらの住宅ユニット1〜5を現場に搬送した後、図示
しない基礎の上に複数の1階用住宅ユニット1をクレー
ン等で吊り下げながら配置し、さらに、これらの住宅ユ
ニットlの上に複数の2階用住宅ユニット2を配置する
。これらのユニット2の上に折倒屋根用住宅ユニット5
を折倒に配置し、さらに、妻側に妻側屋根用住宅ユニッ
ト4を配置する。
しない基礎の上に複数の1階用住宅ユニット1をクレー
ン等で吊り下げながら配置し、さらに、これらの住宅ユ
ニットlの上に複数の2階用住宅ユニット2を配置する
。これらのユニット2の上に折倒屋根用住宅ユニット5
を折倒に配置し、さらに、妻側に妻側屋根用住宅ユニッ
ト4を配置する。
その後、これらの屋根用住宅ユニット4,5の間に中央
屋根ユニット3をクレーンで吊り下げて下ろす。これに
より、第1の防水部材16が第1の水切材12と折倒屋
根用住宅ユニット5の上端部の角材14との間で圧縮さ
れた状態となり、また、第2の防水部材17が第2の水
切材13と中央屋根ユニット3の軒先下面とで圧縮され
た状態となる。この状態では、水切材12.13等の表
面が加工誤差、組立誤差等により多少歪んでいても、防
水部材16.17が変形して屋根用住宅ユニット3と中
央屋根ユニット5との間の隙間を塞ぐことになる。
屋根ユニット3をクレーンで吊り下げて下ろす。これに
より、第1の防水部材16が第1の水切材12と折倒屋
根用住宅ユニット5の上端部の角材14との間で圧縮さ
れた状態となり、また、第2の防水部材17が第2の水
切材13と中央屋根ユニット3の軒先下面とで圧縮され
た状態となる。この状態では、水切材12.13等の表
面が加工誤差、組立誤差等により多少歪んでいても、防
水部材16.17が変形して屋根用住宅ユニット3と中
央屋根ユニット5との間の隙間を塞ぐことになる。
このような本実施例によれば、中央屋根ユニット3の水
下端縁に取り付けられた第1の水切材12と、折倒屋根
用住宅ユニット5の水上上端部との間に可撓性を有する
第1の防水部材16を介装し、中央屋根ユニット3の水
下端部と、折倒屋根用住宅ユニット5の水上上端縁に取
り付けられた第2の水切材13との間に可撓性を有する
第2の防水部材17を介装したので、住宅の最上部分の
側桁側に配置された折倒屋根用住宅ユニット5の間に中
央屋根ユニット3を下ろしただけで、これらユニット3
,5間の防水処理が完了する。従って、住宅ユニットの
ジヨイント部分にコーキング材を施して湿式処理を行っ
ていた従来例に比べて防水処理を迅速かつ簡易に行える
。しかも、本実施例では、第1の水切材12及び第1の
防水部材16の他に、第2の水切材13及び第2の防水
部材17を設けて二重の防水構造としたので、両ユニッ
ト3,5のかぶり部分の長さ、換言すれば、ユニット3
の軒先の長さにかかわらず、強風のために雨水が第1の
水切材12より内側に入り込んでも、第2の水切材13
及び第2の防水部材17によって雨水の家屋内への進入
を確実に防止することができる。
下端縁に取り付けられた第1の水切材12と、折倒屋根
用住宅ユニット5の水上上端部との間に可撓性を有する
第1の防水部材16を介装し、中央屋根ユニット3の水
下端部と、折倒屋根用住宅ユニット5の水上上端縁に取
り付けられた第2の水切材13との間に可撓性を有する
第2の防水部材17を介装したので、住宅の最上部分の
側桁側に配置された折倒屋根用住宅ユニット5の間に中
央屋根ユニット3を下ろしただけで、これらユニット3
,5間の防水処理が完了する。従って、住宅ユニットの
ジヨイント部分にコーキング材を施して湿式処理を行っ
ていた従来例に比べて防水処理を迅速かつ簡易に行える
。しかも、本実施例では、第1の水切材12及び第1の
防水部材16の他に、第2の水切材13及び第2の防水
部材17を設けて二重の防水構造としたので、両ユニッ
ト3,5のかぶり部分の長さ、換言すれば、ユニット3
の軒先の長さにかかわらず、強風のために雨水が第1の
水切材12より内側に入り込んでも、第2の水切材13
及び第2の防水部材17によって雨水の家屋内への進入
を確実に防止することができる。
なお、前記実施例では、住宅の最上部分の折倒に折倒屋
根用住宅ユニット5を配置し、これらのユニット5の間
に屋根を有する住宅ユニットとして中央屋根ユニット3
を配置した、いわば入り母屋屋根タイプの住宅としたが
、本発明の防水構造は、勾配屋根を有する住宅ユニット
とこの住宅ユニットの水下(軒先)に配置された勾配屋
根用住宅ユニットとを備えた屋根であれば、越し屋根、
切妻屋根、寄棟屋根、片流れ屋根、しころ屋根、マンサ
ード屋根、M形屋根、屋上にベントハウスを有する屋根
等、種々の屋根に適用できる。
根用住宅ユニット5を配置し、これらのユニット5の間
に屋根を有する住宅ユニットとして中央屋根ユニット3
を配置した、いわば入り母屋屋根タイプの住宅としたが
、本発明の防水構造は、勾配屋根を有する住宅ユニット
とこの住宅ユニットの水下(軒先)に配置された勾配屋
根用住宅ユニットとを備えた屋根であれば、越し屋根、
切妻屋根、寄棟屋根、片流れ屋根、しころ屋根、マンサ
ード屋根、M形屋根、屋上にベントハウスを有する屋根
等、種々の屋根に適用できる。
また、防水部材の材質は、ブチル含浸ウレタン発泡体の
他、エチレ°ン・プロピレン・多重合ポリマー(EPD
M)等であってもよい。
他、エチレ°ン・プロピレン・多重合ポリマー(EPD
M)等であってもよい。
前述のような本発明によれば、勾配屋根を有する住宅ユ
ニットと勾配屋根用住宅ユニットとの間の防水処理を確
実、迅速かつ簡易に行えるという効果がある。
ニットと勾配屋根用住宅ユニットとの間の防水処理を確
実、迅速かつ簡易に行えるという効果がある。
第1図は入り母屋屋根を有する工業化住宅の平面図、第
2図はその正面図、第3図は第2図中■■線に沿う矢視
拡大断面図、第4図は本発明の一実施例の防水構造の断
面図である。 3・・・勾配屋根を有する住宅ユニットとしての中央屋
根ユニット、5・・・勾配屋根用住宅ユニット、12・
・・第1の水切材、13・・・第2の水切材、16・・
・第1の防水部材、17・・・第2の防水部材。
2図はその正面図、第3図は第2図中■■線に沿う矢視
拡大断面図、第4図は本発明の一実施例の防水構造の断
面図である。 3・・・勾配屋根を有する住宅ユニットとしての中央屋
根ユニット、5・・・勾配屋根用住宅ユニット、12・
・・第1の水切材、13・・・第2の水切材、16・・
・第1の防水部材、17・・・第2の防水部材。
Claims (1)
- (1)複数の住宅ユニットを組み立てて建てる工業化住
宅の勾配屋根を有する住宅ユニットとこの住宅ユニット
の水下側に配置される勾配屋根用住宅ユニットとの間の
防水構造であって、前記勾配屋根を有する住宅ユニット
の水下端縁に取り付けられた第1の水切材と、勾配屋根
用住宅ユニットの水上上端部との間に可撓性を有する第
1の防水部材を介装し、前記勾配屋根を有する住宅ユニ
ットの水下端部と、勾配屋根用住宅ユニットの水上上端
縁において前記第1の水切材より内側に取り付けられた
第2の水切材との間に可撓性を有する第2の防水部材を
介装したことを特徴とする工業化住宅の防水構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019696A JPH0833060B2 (ja) | 1990-01-29 | 1990-01-29 | 工業化住宅の防水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019696A JPH0833060B2 (ja) | 1990-01-29 | 1990-01-29 | 工業化住宅の防水構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03224941A true JPH03224941A (ja) | 1991-10-03 |
JPH0833060B2 JPH0833060B2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=12006428
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019696A Expired - Lifetime JPH0833060B2 (ja) | 1990-01-29 | 1990-01-29 | 工業化住宅の防水構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0833060B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0646682A1 (en) * | 1993-01-12 | 1995-04-05 | Misawa Homes Co. Ltd | Roof installed with solar batteries |
US5519969A (en) * | 1991-08-19 | 1996-05-28 | Golba; Thomas R. | Removable roof flashing cover system |
JPH09195398A (ja) * | 1996-01-16 | 1997-07-29 | Misawa Homes Co Ltd | 建物の下屋の防水構造およびその下屋の防水方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5532864A (en) * | 1978-08-29 | 1980-03-07 | Kubota Ltd | Modular house |
JPS583532U (ja) * | 1981-06-30 | 1983-01-11 | 東芝住宅産業株式会社 | 水切装置 |
-
1990
- 1990-01-29 JP JP2019696A patent/JPH0833060B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5532864A (en) * | 1978-08-29 | 1980-03-07 | Kubota Ltd | Modular house |
JPS583532U (ja) * | 1981-06-30 | 1983-01-11 | 東芝住宅産業株式会社 | 水切装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US5519969A (en) * | 1991-08-19 | 1996-05-28 | Golba; Thomas R. | Removable roof flashing cover system |
EP0646682A1 (en) * | 1993-01-12 | 1995-04-05 | Misawa Homes Co. Ltd | Roof installed with solar batteries |
EP0646682A4 (en) * | 1993-01-12 | 1997-07-30 | Misawa Homes Co | ROOF EQUIPPED WITH SUN BATTERIES. |
JPH09195398A (ja) * | 1996-01-16 | 1997-07-29 | Misawa Homes Co Ltd | 建物の下屋の防水構造およびその下屋の防水方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0833060B2 (ja) | 1996-03-29 |
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