JPH03224127A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

Info

Publication number
JPH03224127A
JPH03224127A JP28666490A JP28666490A JPH03224127A JP H03224127 A JPH03224127 A JP H03224127A JP 28666490 A JP28666490 A JP 28666490A JP 28666490 A JP28666490 A JP 28666490A JP H03224127 A JPH03224127 A JP H03224127A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic layer
film
layer
recording medium
magnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP28666490A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2653238B2 (ja
Inventor
Koichi Abe
晃一 阿部
Iwao Okazaki
巌 岡崎
Shoji Nakajima
彰二 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP28666490A priority Critical patent/JP2653238B2/ja
Publication of JPH03224127A publication Critical patent/JPH03224127A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2653238B2 publication Critical patent/JP2653238B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は塗布型磁気記録媒体に関するものである。
[従来の技術] 塗布型磁気記録媒体としては、ポリエステルフィルムに
塗布型磁性層を設けてなる磁気記録媒体が知られている
(たとえば特開昭60−66319号公報)。
[発明が解決しようとする課題] 磁気記録媒体は高密度記録におけるS/N (シグナル
/ノイズの比であり高いほど画質が良好となる)を高く
するため磁性層表面はますます平滑化されている。しか
し、磁性層の表面が平滑になると走行時の摩擦係数が大
きくなりその耐久性が不良となり、使用時の繰返し走行
によるS/Nの低下が大きくなるという問題点があった
。また磁性層の表面を粗くして耐久性を向上させようと
するとS/Nが低くなるというジレンマを抱えていた。
本発明はかかる課題を改善し、S/Nが高くかつ繰返し
走行によるS/Hの低下の小さい磁気記録媒体を提供す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、基材フィルムの少なくとも片面に塗布型磁性
層を設けてなる磁気記録媒体であって、該磁性層の表面
の凹凸が凹主体であることを特徴とする磁気記録媒体と
したものであり、より定量的な表現としては、該磁性層
の表面が3次元表面粗さ計で測定されるSRpの値がS
Rvより小さいことを特徴とする磁気記録媒体とするも
のである。
本発明の基材フィルムを構成する熱可塑性樹脂はポリエ
ステル、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリフェニレン
スルフィドなど特に限定されることはないが、特に、ポ
リエステル、中でも、エチレンテレフタレート、エチレ
ンα、β−ビス(2クロルフエノキシ)エタン−4,4
′−ジカルボキシレート、エチレン2.6−ナフタレー
ト単位から選ばれた少なくとも一種の構造単位を主要構
成成分とする場合にS/Nが高く、かつ繰り返し走行に
よるS/Nの低下が少な(なるので望ましい。
また、上記の基材フィルムおよび磁気記録媒体の構成が
下記特徴を有している場合に、本発明の磁性層表面を得
るのにきわめて有効であり、また、S/Nを一層高く、
S/N低下を一層小さくできるので望ましい。すなわち
、 ■ 基材フィルムが二軸配向熱可塑性樹脂フィルムであ
り、該フィルムが、熱可塑性樹脂Aと粒子を主成分とす
る厚さ0.005〜3μm1好ましくは0.01〜2μ
mの層であって、該層中に含有される粒子の平均粒径が
核層の厚さの0. 1〜10倍、好ましくは0.3〜5
倍、該粒子の含有量が0.1〜30重量%、好ましくは
0.2〜20重量%である層(フィルム層A)を少なく
とも磁性層を設ける側と反対の側に有している場合、■
 基材フィルムが二軸配向熱可塑性樹脂フィルムであり
、該フィルムが、表面突起の平均高さがフィルム層Aに
含有される粒子の平均粒径の1/4以上、好ましくは1
/3.5以上、さらに好ましくは1/3以上であり、か
つ突起個数が1万個/mm2以上、好ましくは2万個/
 m m 2以上である面を、少なくとも磁性層を設け
る側と反対の側に有している場合、 ■ 基材フィルムが二軸配向熱可塑性樹脂フィルムであ
り、該フィルムが、フィルム層Aに含有される粒子の平
均粒径の1/3以下の高さの突起数が全突起数の70%
以下、好ましくは65%以下である面を少なくとも磁性
層を設ける側と反対の側に有している場合、 ■ 基材フィルムが二軸配向熱可塑性樹脂フィルムであ
り、該フィルムが、その表面突起高さ分布の相対標準偏
差が0. 6以下、好ましくは0゜55以下、さらに好
ましくは0. 5以下である面を少なくとも磁性層を設
ける側と反対の側に有している場合、である。
ここで上記■の場合の熱可塑性樹脂Aの種類は特に限定
されないが、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリアミ
ド、ポリフェニレンスルフィドなど結晶性の熱可塑性樹
脂、中でもポリエステル、ポリフェニレンスルフィド、
特にポリエステルが好ましく用いられる。また、ポリエ
ステルの中でも、エチレンテレフタレート、エチレンα
、βビス(2−クロルフェノキシ)エタン−4,4′−
ジカルボキシレート、エチレン26−ナフタレート単位
から選ばれた少なくとも一種の構造単位を主要構成成分
とするものが本発明範囲の磁性層表面の形態を得るのに
望ましい。ここでいう結晶性とはいわゆる非晶質ではな
いことを示すものであり、定量的には示差走査熱量計(
D S C)による昇温速度10℃/分の熱分析によっ
て融点が検出され、好ましくは結晶化パラメータΔTc
gが150℃以下のものである。さらに、示差走査熱量
計で測定された融解熱(融解エンタルピー変化)が7.
5cal/g以上の結晶性を示す場合にS/Nがより一
層良好となるのできわめて望ましい。
またフィルム層A中の粒子は、特に限定されないが、粒
径比(粒子の長径/短径)が1.0〜1゜3の球形状の
粒子の場合に本発明の磁性層表面形態が得られやすく、
また、S/Nを一層高く、S/N低下を一層小さくでき
るので望ましい。
またフィルム層A中の粒子の相対標準偏差が0゜6以下
、好ましくは0. 5以下の場合に本発明の磁性層表面
形態が得られやすく、また、S/Nを一層高く、S/N
低下を一層小さくできるので望ましい。
粒子の種類として、上記の望ましい特性を満足するには
コロイダルシリカに起因する実質的に球形のシリカ粒子
、架橋高分子による粒子(たとえば架橋ポリスチレン、
シリコーン、ポリイミド等)などがあるが、これらに限
定されるわけではなく、製膜方法の工夫により他の粒子
、例えば二酸化チタン、アルミナ、炭酸カルシウム、カ
オリナイトなど従来公知の粒子でも使いこなし得るもの
である。
粒子の大きさは、特に限定されないが平均粒径(直径)
が5〜2000nm、特に10〜150Qnm、さらに
10〜11000nの場合に本発明の磁性層表面形態が
得られやす(、また、S/Nを一層高く、S/N低下を
一層小さくできるので望ましい。
またフィルム層A以外の熱可塑性樹脂部分にも本発明に
支障のない範囲で、好ましくは1重量%以下の範囲で、
フィルム層Aの粒子より大きい粒子、同じ大きさの粒子
、小さい粒子、あるいはそれらの混合物を含有していて
も良い。
また本発明の基材フィルムは熱可塑性樹脂と粒子からな
る組成物を主要成分とするが、本発明の目的を阻害しな
い範囲内で、他種ポリマをブレンドしてもよいし、また
酸化防止剤、熱安定剤、滑剤、紫外線吸収剤などの有機
添加剤が通常添加される程度添加されていてもよい。
また本発明を構成する基材フィルムの特徴面(フィルム
層A面、あるいは表面形態が本発明で規定する特定の特
性を有する面)の全反射ラマン結晶化指数は、2Qcm
−1以下の場合に本発明の磁性層表面形態が得られやす
く、また、S/Nを一層高く、S/N低下を一層小さく
できるので望ましい。
本発明を構成する基材フィルムの上記特徴面の2次イオ
ンマススペクトルによって測定される表層粒子濃度比は
特に限定されないが、表層粒子濃度比が1/10以下、
特に1150以下である場合にS/Nが高く、S/N低
下を小さくすることができるので特に望ましい。この表
層粒子濃度比は従来の塗布法あるいは塗布・延伸法によ
っては得られないものであり、表層粒子濃度比をこの範
囲にしておくことにより本発明の磁性層表面形態が得ら
れやすく、また、S/Nを一層高く、S/N低下を一層
小さくできるので望ましく、また、フィルム表面の耐削
れ性が向上し、製膜工程、磁性層塗布やカレンダー等の
加工工程での粒子脱落によるトラブルが大きく改善され
るものである。
本発明は上記の二軸配向熱可塑性樹脂フィルムを基材と
し、少なくともその特徴面が磁性層と反対側になるよう
に塗布型磁性層を設けてなる磁気記録媒体である。すな
わち片面のみが特徴面である基材フィルムの場合には、
その特徴面の反対面に磁性層を設け、両面ともが特徴面
の場合にはどちらの面に磁性層を設けてもよい。
磁性層に用いられる磁性粉末は特に限定されないが、酸
化鉄、酸化クロム、Co被着酸化鉄などの酸化物、ある
いは、Fe、Co、F e  CO%Fe−Co−Ni
、Co−Ni等の金属または合金、これらとAI、Cr
、Si等との合金等が用いられるが、特に実質的に酸化
物ではない金属単体(合金も含む)、すなわち磁性層が
メタル塗布型である場合に本発明の磁性層表面形態が得
られやすく、また、S/Nを一層高く、S/N低下を一
層小さくできるので望ましい。
磁性粉は各種バインダーを用いて磁性塗料とすることが
できるが、一般には熱硬化性樹脂系バインダーおよび放
射線硬化系バインダーが好ましく、その他添加剤として
分散剤、潤滑剤、帯電防止剤を常法に従って用いてもよ
い。例えば塩化ビニル・酢酸ビニル・ビニルアルコール
共重合体、ポリウレタンプレポリマおよびポリイソシア
ネートよりなるバインダーなどを用いることができる。
磁性層の厚さは特に限定されないが、0.5〜5μmの
範囲としておくことが本発明の磁性層表面形態が得られ
やすく、また、S/Nを一層高く、S/N低下を一層小
さくできるので望ましい。
本発明の磁気記録媒体の磁性層の表面は表面の凹凸が門
主体であることが必要である。凸が主体であるとS/N
低下が大きく好ましくない。
本発明の磁気記録媒体の磁性層の表面を表面粗さ計でよ
り定量的に表現すると、3次元表面粗さ計で測定される
SRpの値がSRvより小さい場合にS/Nを一層高く
、S/N低下を一層小さくできるので望ましい。
また本発明の磁気記録媒体の磁性層の表面は3次元表面
粗さ計で測定されるSRvとSRpの差(SRv−SR
p)が10nm以上、好ましくは15nm以上、さらに
好ましくは20nm以上の場合にS/Nを一層高く、S
/N低下を一層小さくできるので望ましい。(SRv−
SRp)の上限は特に限定されないが、通常300nm
程度が製造上の限界である。
本発明の磁気記録媒体の磁性層の表面は3次元表面粗さ
計で測定されるS Rv / S Raが10以下、さ
らに好ましくは8以下の場合にS/Nを一層高く、S/
N低下を一層小さくできるので望ましい。
本発明の磁気記録媒体の磁性層の表面のピークカウント
SPcは100以上、好ましくは150以上、さらに好
ましくは200以上である場合にS/Nを一層高く、S
/N低下を一層小さくできるので望ましい。
本発明の磁気記録媒体の磁性層の表面のSRaは3〜4
5nm、特に10〜30nmの範囲である場合にS/N
を一層高く、S/N低下を一層小さくできるので望まし
い。またSRzは30〜450 n m z特に50〜
300nmの範囲である場合にS/Nを一層高く、S/
N低下を一層小さくできるので望ましい。
また本発明の磁気記録媒体は、磁性層が片面のみの場合
には、その反対側の基材フィルムの表面にいわゆるバッ
クコート処理されていてもよい。
この場合のバックコート層の厚さは0.1〜1゜5μm
1好ましくは0.1〜0.8μm1表面平均粗さRaは
5〜200nm、好ましくは5〜1100n、さらに好
ましくは5〜50nmの範囲の場合に本発明の磁性層表
面形態が得られやす(、また、S/Nを一層高く、S/
N低下を一層小さくできるので望ましい。
次に本発明の磁気記録媒体の製造方法について説明する
まず、基材に望ましい、特徴面を有する二軸配向熱可塑
性樹脂フィルムの製法を説明する。
熱可塑性樹脂に粒子を含有せしめる方法としては、粒子
をエチレングリコールのスラリーとし、重合時に添加す
るかまたはベント方式の2軸混練押出機を用いて熱可塑
性樹脂に添加する方法が、延伸破れなく、本発明に望ま
しい基材フィルムを得るのにきわめて有効である。
粒子の含有量を調節する方法としては、上記方法で高濃
度マスターを作っておき、それを製膜時に粒子を実質的
に含有しない熱可塑性樹脂で希釈して粒子の含有量を調
節する方法が有効である。
次に、粒子を含有する熱可塑性樹脂Aのペレットを必要
に応じて乾燥したのち、公知の溶融積層用押出装置に供
給し、スリット状のダイからシート状に押出し、キャス
ティングロール上で冷却固化せしめて、A層の厚さがA
層に含有される粒子の平均粒径の0. 8〜80倍であ
る未延伸フィル”を作る。すなわち、2または3台の押
出し機、2または3層のマニホールドまたは合流ブロッ
クを用いて、熱可塑性樹脂AXBを積層し、口金から2
または3層のシートを押し出し、キャスティングロール
で冷却して未延伸フィルムを作る。この場合、熱可塑性
樹脂Aのポリマ流路に、スタティックミキサー、ギヤポ
ンプを設置する方法は延伸破れなく、本発明に望ましい
基材フィルムを得るのにきわめて有効である。
また、合流ブロックとして合流部断面が矩形のフィード
ブロックを用いるのが本発明に望ましい基材フィルムを
得るのにきわめて有効である。
上記の説明は構成として、主としてA/B、A/B/A
について述べたが(A層面が特徴面)、A/B/Cの構
成の場合は3台の押出機を用いて同様に、3層のマニホ
ールドまたは合流ブロックを用いて、熱可塑性樹脂A、
BSCを積層し、口金から3層のシートを押し出し、キ
ャスティングロールで冷却して未延伸フィルムを作る。
いずれの場合もA、B、Cは同じ熱可塑性樹脂でも異な
っていてもよい(A、C層の面が特徴面)。
次にこの未延伸フィルムを二軸延伸し、二軸配向せしめ
る。延伸方法としては、公知の縦次に横、または横吹に
縦の順で行なう逐次二軸延伸法または同時二軸延伸法を
用いることができる。延伸条件は熱可塑性樹脂の種類に
より一層には言えないが、延伸倍率としては縦倍率と横
倍率の積を8倍以上にすることが望ましい粒径と積層厚
さの関係を得て表面形態を最適化し、特徴面近傍のポリ
マ分子を二軸配向させ、かつフィルム全体の望ましい機
械特性を得るのに有効である。特徴面近傍のポリマ分子
が二軸配向していることが本フィルムが塗布法あるいは
塗布・延伸法によって作られるフィルムと大きく異なる
点であり、本発明の磁性層表面形態が得られやすく、ま
た、S/Nを一層高(、S/N低下を一層小さくできる
ので望ましく、また、フィルム表面の耐削れ性が向上し
、製膜工程、磁性層塗布やカレンダー等の加工工程での
粒子脱落によるトラブルが大きく改善されるものである
また上記二軸配向フィルムをさらに少なくとも一方向に
再延伸する方法が望ましい機械特性を得るのに有効であ
る。次にこの延伸フィルムを熱可塑性樹脂樹脂の融点〜
融点−100℃の温度範囲で0.5〜60秒行なうのが
好適である。
次に、この基材フィルムに所定の磁性層を塗布する。磁
性層を塗布する方法は公知の方法で行なうことができる
が、グラビヤロールやギーサで塗布する方法が本発明の
磁性層表面形態が得られやすく、また、S/Nを一層高
く、S/N低下を一層小さくできるので望ましい。両面
が特徴面の基材フィルム(A/B/A)の場合は塗布面
はどちらでも良いが、片面のみ特徴面(A/B)の場合
は非特徴面に磁性層を塗布することが本発明の磁性層表
面形態が得られやす(、また、S/Nを一層高く、S/
N低下を一層小さくできるので望ましい。
塗布後の乾燥工程は、温度を90〜120℃とするのが
好ましい。
また、カレンダー工程は、ポリアミド系樹脂またはポリ
エステル系樹脂を弾性ロールに用い、20〜80℃の温
度範囲で行なうのが本発明の磁性層表面形態が得られや
すく、また、S/Nを一層高く、S/N低下を一層小さ
くできるので望ましい。またカレンダー時の圧力は10
0〜500kg / c mの範囲が本発明の磁性層表
面形態が得られやすく、また、S/Nを一層高(、S/
N低下を一層小さくできるので望ましい。
次に磁性層が塗布された原反を巻とってロールの形で磁
性層硬化のためにキュアする。この時の巻取張力を3k
g/m〜20kg/mとしておくことが本発明の磁性層
表面形態が得られやすく、また、S/Nを一層高く、S
/N低下を一層小さくできるので望ましい。キュアの温
度条件は40〜100℃の範囲が本発明の磁性層表面形
態が得られやすく、また、S/Nを一層高く、S/N低
下を一層小さくできるので望ましい。
さらに、この磁気記録媒体の原反(広幅)をスリットし
て磁気記録媒体を得る。また磁性層と反対側にバックコ
ートをする場合の時期は特に限定されず、磁性層塗布の
前、カレンダーの前、カレンダー後キユア前、キュア後
のいずれでも良いが、キュア後が特に望ましい。
上記は磁性層の表面形態を本発明範囲とするためにその
基材フィルムを工夫し、また、塗布面の反対側を少なく
とも特徴面としてその製法を工夫したものであるが、下
記の方法でも本発明範囲の磁性層表面を有する磁気記録
媒体を得ることは、勿論可能である。
■ 上述した特徴面(フィルム層A面、表面形態が特定
範囲の面)と同様の表面形態を有するロール、例えば上
述のフィルムを表面に巻いたロールで、磁性層の表面を
エンボス加工する。
■ 上述した特徴面(フィルム層A面、表面形態が特定
範囲の面)を片面に有するフィルムを強く巻いたフィル
ムロールとすることによって反対面にそのネガ(凹)を
形成したフィルムのネガ表面に磁性層を塗布して旧主体
の磁性層表面を有する磁気記録媒体を作る。
[物性の測定方法ならびに効果の評価方法]本発明の特
性値の測定方法並びに効果の評価方法は次の通りである
(1)粒子の平均粒径 フィルムの表面から熱可塑性樹脂をプラズマ低温灰化処
理法で除去し粒子を露出させる。処理条件は熱可塑性樹
脂は灰化されるが粒子はダメージを受けない条件を選択
する。これを走査型電子顕微鏡(SEM)で観察し、粒
子の画像をイメージアナライザーで処理する。観察箇所
を変えて粒子数5,000個以上で次の数値処理を行な
い、それによって求めた数平均径りを平均粒径とする。
D−ΣDi/N ここで、Diは粒子の円相当径、Nは粒子数である。
(2)粒径比 上記(1)の測定において個々の粒子の(長径の平均値
)/(短径の平均値)の比である。すなわち、下式で求
められる。
長径=ΣDli/N 短径=ΣD2i/N D li、 D 2iはそれぞれ個々の粒子の長径(最
大径)、短径(最短径)、Nは粒子数である。
(3)粒径の相対標準偏差 上記(1)の方法で測定された個々の粒径Di1平均平
均径0予 (=(Σ(Di −D) 2/N)”’ )を平均径り
で割った値(σ/D)で表わした。
(4)粒子の含有量 熱可塑性樹脂は溶解し粒子は溶解させない溶媒を選択し
、粒子を熱可塑性樹脂から遠心分離し、粒子の全体重量
に対する比率(重量%)をもって粒子含有量とする。
(5)結晶化パラメータΔTcg,融解熱示差走査熱量
計(D S C)を用いて測定した。
DSCの測定条件は次の通りである。すなわち、試料1
0mgをDSC装置にセットし、300℃の温度で5分
間溶融した後、液体窒素中に急冷する。
この急冷試料を10℃/分で昇温し、ガラス転移点Tg
を検知する。さらに昇温を続け、ガラス状態からの結晶
化発熱ピーク温度をもって冷結晶化温度Tccとした。
さらに昇温を続け、融解ピークから融解熱を求めた。こ
こでTccとTgの差(Tcc−Tg)を結晶化パラメ
ータΔTcgと定義する。
(6)F5値 J I 5−Z−1702に規定された方法にしたがっ
て、インストロンタイプの引っ張り試験機を用いて、2
5°C165%RHにて測定した。
(7)全反射ラマン結晶化指数 全反射ラマンスペクトルを測定し、カルボニル基の伸縮
振動である1730cm’の半価幅をもって表面の全反
射ラマン結晶化指数とした。測定条件は次の通りである
。但し測定深さは、表面から500〜1,0OOA程度
とした。
■光源 アルゴンイオンレーザ−(5,145人)■試料のセツ
ティング レーザー偏光方向(S偏光)とフィルム長手方向が平行
となるようにフィルム表面を全反射プリズムに圧着させ
、レーザーのプリズムへの入射角(フィルム厚さ方向と
の角度)は60°とした。
■検出器 PM : RCA31034/Photon Coun
ting System(Hamamatsu  C1
230)  (supply  1,600V)■測定
条件 5LIT        1,000 μmLASER
100mW GATE TIME     I 0secSCAN 
5PEED     12cm−’/minSAMPL
ING INTERVAL 02cmREPEAT T
IME    6 (8)表面の分子配向(屈折率) ナトリウムD線(589nm)を光源として、アツベ屈
折率計を用いて測定した。マウント液にはヨウ化メチレ
ンを用い、25℃、65%RHにて測定した。ポリマの
二軸配向性は長手方向、幅方向、厚さ方向の屈折率をN
1、N2、N3とした時、(Nl −N2 )の絶対値
が0.07以下、かつ、N3 / [(Nl +N2 
)/2]が0.95以下であることをひとつの基準とで
きる。また、レーザー型屈折率計を用いて屈折率を測定
しても良い。さらに、この方法では測定が難しい場合は
全反射レーザーラマン法を用いることもできる。
レーザー全反射ラマンの測定は、Jobin−Yvon
社製Ramanor U −1000ラマンシステムに
より、全反射ラマンスペクトルを測定し、例えばポリエ
チレンテレフタレートの場合では、1615cm−1(
ベンゼン環の骨格振動)と1730cm−’(カルボニ
ル基の伸縮振動)のバンド強度比の偏光測定比(YY/
XX比など。ここでYY:レーザーの偏光方向をYにし
てYに対して平行なうマン光検出、XX:レーザーの偏
光方向をXにしてXに対して平行なうマン光検出)が分
子配向と対応することを利用できる。ポリマの二軸配向
性はラマン測定から得られたパラメータを長手方向、幅
方向の屈折率に換算して、その絶対値、差などから判定
できる。この場合の測定条件も(7)と同様である。
(9)表層粒子濃度比 2次イオンマススペクトル(S IMS)を用いて、フ
ィルム中の粒子に起因する元素のうち最も高濃度の元素
と熱可塑性樹脂の炭素元素の濃度比を粒子濃度とし、厚
さ方向の分析を行なう。SIMSによって測定される最
表層粒子濃度(深さ0の点)における粒子濃度Aとさら
に深さ方向の分析を続けて得られる最高濃度Bの比、A
/Bを表層粒子濃度比と定義した。測定装置、条件は下
記のとおりである。
1次イオン種   =02 1次イオン加速電圧:12KV 1次イオン電流  :200nA ラスター領域   :400μm口 分析領域     :ゲート30% 測定真空度    : 6.  OX 10−9Tor
rE−GUN     : 0.5KV−3,0A(1
0)表面突起の高さ、高さ分布、個数2検出器方式の走
査型電子顕微鏡[ESM−3200、エリオニクス(株
)製]と断面測定装置[PMS−1、エリオニクス(株
)製コにおいてフィルム表面の平坦面の高さを0として
走査した時の突起の高さ測定値を画像処理装置[I B
AS2000、カールツアイス(株)製]に送り、画像
処理装置上にフィルム表面突起画像を再構築する。次に
、この表面突起画像で突起部分を2値化して得られた個
々の突起の面積から円相光径を求めこれをその突起の平
均径とする。また、この2値化された個々の突起部分の
中で最も高い値をその突起の高さとし、これを個々の突
起について求める。この測定を場所をかえて500回繰
返し、突起個数を求め、測定された全突起についてその
高さの平均値を平均高さとした。また個々の突起の高さ
データをもとに、高さ分布の標準偏差を求めた。相対標
準偏差はこの標準偏差を平均高さで割った値である。ま
た走査型電子顕微鏡の倍率は、1000〜8000倍の
間の値を選択する。なお、場合によっては、高精度光干
渉式3次元表面解析装置(WYKO社製TOPO−3D
、対物レンズ:20〜200倍、高解像度カメラ使用が
有効)を用いて得られる高さ情報を上記SEMの値に読
み替えて用いてもよい。
(11)磁性層の表面形態 小板研究所の非接触表面粗さ計HIPO8S(型式ET
−30HK)を用いて3次元粗さを測定した。条件は下
記のとおりであり、20回の測定の平均値をもって値と
した。
・縦倍率:2万倍 ・横倍率:500倍 ・カットオフ:0.08mm ・送りピッチ二0.5μm ・測定長  :500μm ・測定面積 :0.0194mm2 ・走査速度 :100μm/秒 −HYST  :±5nm SRaは平均表面粗さ(中心面平均粗さ)、SRzは1
0点平均粗さ、SRpは上記測定によって得られる中心
面からの最大高さ、SRvは中心面からの最大深さであ
りSRvがSRpより大きいことはその表面が門主体で
あることを示すものである。ピーク数SPcは中心面±
5nmの領域を下から横切って上に出ているピークを1
個と数えた場合のピークの数、すなわちHYST:±5
nmにおけるピーク数であり、個10.1mm2に換算
したものである。
(12)バックコートの表面粗さパラメータRa表面粗
さ計を用いて測定した。条件は下記のとおりであり、2
0回の測定の平均値をもって値とした。
・触針先端半径:0.5μm ・触針荷重  : 5mg ・測定長   :1mm ・カットオフ値:0.08mm (13)基材フィルムの積層厚さ 2次イオン質量分析装置(S IMS)を用いて、表層
から深さ3000nmの範囲のフィルム中の粒子の内も
っとも高濃度の粒子に起因する元素上熱可塑性樹脂の炭
素元素の濃度比(M” /C+)を粒子濃度とし、表面
から深さ3000 nmまで厚さ方向の分析を行なう。
表層では表面という界面のために粒子濃度は低く表面か
ら遠ざかるにつれて粒子濃度は高くなる。本発明を構成
する望ましいフィルムの場合は、通常ではいったん極大
値となった粒子濃度がまた減少し始める。この濃度分布
曲線をもとに表層粒子濃度かの極大値の1/2となる深
さ(この深さは極大値となる深さよりも深い)を求め、
これを積層厚さとした。測定条件は(9)と同様である
なお、表層から深さ3000nmの範囲にもっとも多く
含有する粒子が有機高分子粒子の場合はSIMSでは測
定が難しいので、表面からエツチングしながらXPS(
X線光電子分光法)、■R(赤外分光法)などで上記同
様のデプスプロファイルを測定し積層厚さを求めても良
いし、また、電子顕微鏡等による断面観察で粒子濃度の
変化状態やコントラストの差から界面を認識し積層厚さ
を求めることもできる。
(14)磁気記録媒体のS/N 磁気記録媒体をVTRカセットに組み込み8mmVTR
テープとした。このテープに家庭用VTRを用いてシバ
ツク製のテレビ試験波形発生器(TG7/U706)に
より100%クロマ信号を記録し、その再生信号からシ
バツク製カラービデオノイズ測定器(925D/1)で
クロマS/Nを測定した。
このクロマS/Nを市販されているHi8テープ(ハイ
バンド用8 m m V T Rテープ、5ONY製H
i8MP120)と比較して、S/Nが1dB以上高い
場合はS/N良好、1dB未満の場合はS/N不良と判
定した。
(15)磁性面の耐久性 上記テープを5ONY製Hi8VTRを用いて40℃、
80%RHの条件で1000回再生、巻き戻しを繰り返
した後再度上記S/Nを測定しS/Nの低下が走行前に
比べて1dB未満の場合は耐久性良好、1dB以上の場
合は耐久性不良と判定した。
[実施例コ 本発明を実施例に基づいて説明する。
実施例1〜11.比較例1〜6 平均粒径の異なる架橋ポリスチレン粒子、コロイダルシ
リカに起因する球形シリカ粒子、二酸化チタン粒子を含
有するエチレングリコールスラリーを調製し、テレフタ
ル酸ジメチルとエステル交換反応させ、重縮合し、該粒
子を0.3〜35重量%含有するポリエチレンテレフタ
レート(以下PETと略す)のペレットを作った(熱可
塑性樹脂A)。また、常法によって、コロイダルシリカ
に起因する球形シリカ粒子(平均径0.2μm)を0.
2重量%を含有するPETを製造し、熱可塑性樹脂Bと
した。
これらのポリマをそれぞれ180℃で8時間減圧乾燥(
3Torr) した後、熱可塑性樹脂Bを押出機1に供
給し285℃で溶融し、さらに、熱可塑性樹脂Aを押出
機2に供給し、280℃で溶融し、これらのポリマを合
流ブロックで合流積層し、静電印加キャスト法を用いて
表面温度30℃のキャスティングドラムに巻きつけて冷
却固化し、積層未延伸フィルムを作った。この時、それ
ぞれの押出機の吐出量を調節し総厚さ、熱可塑性樹脂A
層の厚さを調節した。
この未延伸フィルムを温度80℃にて長手方向に4.0
倍延伸した。この延伸は2組ずつのロールの周速差で、
3段階で行なった。この−軸延伸フィルムをステツクを
用いて延伸速度2.000%/分で100℃で幅方向に
460倍延伸し、さらに縦方向に1.6倍再延伸した後
、定長下で、190°Cにて5秒間熱処理し、総厚さ7
μmの二軸配向積層フィルムを得た。また公知の方法で
0. 2μm径の球形シリカを0. 2重量%および0
. 6μmの球形シリカを0.05重量%をフィルム全
体に含有する総厚さ7μmの二軸配向単層フィルムを得
た。さらに0.3μm径の球形シリカをフィルム全体に
6重量%含有する二軸配向単層フィルムを得た。
これらのフィルムに磁性塗料をグラビヤロールを用いて
、A層と反対側の面に塗布した。磁性塗料は次のように
して調製した。
・Fe(鉄)           100部平均粒子
サイズ 長さ :0.3μm 針状比:10/1 抗磁力     2000 0e ・ポリウレタン樹脂        15部・塩化ビニ
ル・酢酸ビニル共重合体  5部・ニトロセルロース樹
脂       5部・酸化アルミ粉末       
   3部平均粒径       :0.3μm ・カーボンブラック         1部・レシチン
             2部・メチルエチルケトン
      100部・メチルイソブチルケトン   
 100部・トルエン           100部
・ステアリン酸           2部上記組成物
をボールミルで48時間混合分散した後、硬化剤6部を
添加して得られた混練物をフィルターでろ過して磁性塗
布液を準備し、上記フィルム上に塗布、磁場配向させ、
110℃で乾燥し、さらに小型テストカレンダー装置(
スチールロール/ナイロンロール、5段)で、温度、線
圧を変更してカレンダー処理した後張力を変更してロー
ル状に巻とり、10〜150℃の範囲で温度を変更して
、48時間キユアリングし塗布型磁気記録媒体を得た。
これらの磁気記録媒体の特性は第1表、第2表に示した
とおりであり、本発明の要件を満足する塗布型磁気記録
媒体は、S/Nが高く、かつ繰り返し走行させた後のS
/N低下小さく耐久性に優れているが、そうでない場合
は上記を満足する磁気記録媒体は得られないことがわか
る。
[発明の効果コ 本発明は、磁気記録媒体の磁性層表面を従来と大幅に変
え、緻密な凸凹を多く形成した結果、ノイズの発生は小
さく押さえながらその耐摩耗性を向上できたので、S/
Nが高く、かつ繰り返し走行させた後のS/N低下小さ
く耐久性に優れる磁気記録媒体が得られたものであり、
また特殊な基材フィルムを用いることにより、上記磁性
層の表面が得やすく、また、S/Nを一層高く、S/N
低下を一層小さくできたものである。
本発明の磁気記録媒体はビデオテープ、フロッピーディ
スク、ビデオフロッピー、オーディオテープ、メモリー
テープ等全ての用途に有用であるが、高密度記録の8m
mビデオ、8mmハイバンドビデオ、5VHSビデオ、
デジタルビデオ用、HDTV (ハイディフィニション
TV、高品位テレビ)用等の高密度磁気記録媒体あるい
は繰り返し使用が多いソフト用ビデオテープ等に特に有
用である。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基材フィルムの少なくとも片面に塗布型磁性層を
    設けてなる磁気記録媒体であって、該磁性層の表面の凹
    凸が凹主体であることを特徴とする磁気記録媒体。
  2. (2)基材フィルムの少なくとも片面に塗布型磁性層を
    設けてなる磁気記録媒体であって、該磁性層の表面にお
    ける3次元表面粗さ計で測定されるSRpの値がSRv
    より小さいことを特徴とする磁気記録媒体。
  3. (3)該磁性層の表面の3次元表面粗さ計で測定される
    SRvとSRpの差(SRv−SRp)が10nm以上
    であることを特徴とする請求項(1)または(2)記載
    の磁気記録媒体。
  4. (4)該磁性層の表面における3次元表面粗さ計で測定
    されるSRvとSRaの比(SRv/SRa)が10以
    下であることを特徴とする請求項(1)または(2)記
    載の磁気記録媒体。
  5. (5)該磁性層の表面の3次元表面粗さ計で測定される
    SPcが100以上であることを特徴とする請求項(1
    )〜(4)のいずれかに記載の磁気記録媒体。
  6. (6)基材フィルムが、二軸配向熱可塑性樹脂フィルム
    であり、該フィルムが、熱可塑性樹脂Aと粒子を主成分
    とする厚さ0.005〜3μmの層であって、該層中に
    含有される粒子の平均粒径が該層の厚さの0.1〜10
    倍、該粒子の含有量が0.1〜30重量%である層(フ
    ィルム層A)を、少なくとも磁性層を設ける側と反対の
    側に有していることを特徴とする請求項(1)〜(5)
    のいずれかに記載の磁気記録媒体。
  7. (7)基材フィルムが二軸配向熱可塑性樹脂フィルムで
    あり、該フィルムが、表面突起の平均高さがフィルム層
    Aに含有される粒子の平均粒径の1/4以上であり、か
    つ突起個数が1万個/mm^2以上である面を少なくと
    も磁性層を設ける側と反対の側に有していることを特徴
    とする請求項(1)〜(6)のいずれかに記載の磁気記
    録媒体。
  8. (8)基材フィルムが二軸配向熱可塑性樹脂フィルムで
    あり、該フィルムが、フィルム層Aに含有される粒子の
    平均粒径の1/3以下の高さの突起数が全突起数の70
    %以下である面を少なくとも磁性層を設ける側と反対の
    側に有していることを特徴とする請求項(1)〜(7)
    のいずれかに記載の磁気記録媒体。
  9. (9)基材フィルムが二軸配向熱可塑性樹脂フィルムで
    あり、該フィルムが、その表面突起高さ分布の相対標準
    偏差が0.6以下である面を少なくとも磁性層を設ける
    側と反対の側に有していることを特徴とする請求項(1
    )〜(8)のいずれかに記載の磁気記録媒体。
JP28666490A 1989-12-25 1990-10-23 磁気記録媒体 Expired - Lifetime JP2653238B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28666490A JP2653238B2 (ja) 1989-12-25 1990-10-23 磁気記録媒体

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33728289 1989-12-25
JP1-337282 1989-12-25
JP28666490A JP2653238B2 (ja) 1989-12-25 1990-10-23 磁気記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03224127A true JPH03224127A (ja) 1991-10-03
JP2653238B2 JP2653238B2 (ja) 1997-09-17

Family

ID=26556404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28666490A Expired - Lifetime JP2653238B2 (ja) 1989-12-25 1990-10-23 磁気記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2653238B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0710951A1 (en) 1994-10-14 1996-05-08 Fuji Photo Film Co., Ltd. Magnetic recording medium
EP0717396A1 (en) 1994-12-16 1996-06-19 Fuji Photo Film Co., Ltd. Magnetic recording medium
US6162528A (en) * 1998-12-16 2000-12-19 Verbatim Corporation Magnetic recording medium and method for manufacturing the same
EP2001014A2 (en) 2007-05-31 2008-12-10 FUJIFILM Corporation Magnetic signal reproduction system and magnetic signal reproduction method
EP2234106A1 (en) 2009-03-27 2010-09-29 Fujifilm Corporation Magnetic recording medium, magnetic signal reproduction system and magnetic signal reproduction method
EP2237274A1 (en) 2009-03-31 2010-10-06 Fujifilm Corporation Magnetic recording medium
EP3617152A1 (en) 2018-08-28 2020-03-04 FUJIFILM Corporation Powder of beta-iron oxyhydroxide-based compound, beta-iron oxyhydroxide-based compound sol, manufacturing method of powder of beta-iron oxide-based compound, and manufacturing method of magnetic recording medium

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0710951A1 (en) 1994-10-14 1996-05-08 Fuji Photo Film Co., Ltd. Magnetic recording medium
EP0717396A1 (en) 1994-12-16 1996-06-19 Fuji Photo Film Co., Ltd. Magnetic recording medium
US6162528A (en) * 1998-12-16 2000-12-19 Verbatim Corporation Magnetic recording medium and method for manufacturing the same
EP2001014A2 (en) 2007-05-31 2008-12-10 FUJIFILM Corporation Magnetic signal reproduction system and magnetic signal reproduction method
EP2234106A1 (en) 2009-03-27 2010-09-29 Fujifilm Corporation Magnetic recording medium, magnetic signal reproduction system and magnetic signal reproduction method
EP2237274A1 (en) 2009-03-31 2010-10-06 Fujifilm Corporation Magnetic recording medium
EP3617152A1 (en) 2018-08-28 2020-03-04 FUJIFILM Corporation Powder of beta-iron oxyhydroxide-based compound, beta-iron oxyhydroxide-based compound sol, manufacturing method of powder of beta-iron oxide-based compound, and manufacturing method of magnetic recording medium

Also Published As

Publication number Publication date
JP2653238B2 (ja) 1997-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5266376A (en) Magnetic recording medium
JPH0277431A (ja) 二軸配向熱可塑性樹脂フィルム
JP2004030809A (ja) 磁気記録媒体用支持体及び磁気記録媒体
JPH03224127A (ja) 磁気記録媒体
JP2692320B2 (ja) 二軸配向ポリエステルフイルム
JP2569853B2 (ja) 二軸配向熱可塑性樹脂フィルムおよびフィルムロール
JPH03198218A (ja) 磁気記録媒体
JP2530747B2 (ja) 二軸配向積層ポリエステルフイルム
JP3277671B2 (ja) 二軸配向積層ポリエステルフィルム
JPH10275324A (ja) 磁気記録媒体用ポリエステルフィルム
JP2803274B2 (ja) 酸化物塗布型磁気記録媒体
JP2870080B2 (ja) ビデオカセットテープ
JP2666500B2 (ja) 高密度記録用ビデオテープ
JP2666499B2 (ja) オーディオテープ
JP2525446B2 (ja) 磁気記録媒体用ポリエステルフィルム
JPH03207018A (ja) 磁気記録テープ
JPH0386916A (ja) メタル塗布型磁気記録媒体
KR100313684B1 (ko) 자기기록매체
JPH072850B2 (ja) 二軸配向熱可塑性樹脂フィルム
JPH04259548A (ja) 二軸配向ポリエステルフイルム
JPH04138251A (ja) 二軸配向ポリエステルフィルム
JPH02158629A (ja) 二軸配向ポリエステルフィルム
JPH01319127A (ja) 磁気記録媒体
JPH03209621A (ja) ビデオフロッピー
JPH03207726A (ja) 二軸配向熱可塑性樹脂フィルム

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080523

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090523

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090523

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100523

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110523

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110523

Year of fee payment: 14