JPH0322317Y2 - - Google Patents

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JPH0322317Y2
JPH0322317Y2 JP18470586U JP18470586U JPH0322317Y2 JP H0322317 Y2 JPH0322317 Y2 JP H0322317Y2 JP 18470586 U JP18470586 U JP 18470586U JP 18470586 U JP18470586 U JP 18470586U JP H0322317 Y2 JPH0322317 Y2 JP H0322317Y2
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wire
hollow shaft
cage
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machine
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ケージ型撚線機であつて、複数の撚
線機を実質的に一体化することにより、一層の撚
合わせ本数を増加できる撚線機に関する。
〔従来の技術およびその問題点〕
ケージ型撚線機は、第4図に示すように、モー
タ23により回転されるケージ20に、クレード
ル21を介し所要数(図においては4個)のボビ
ン22を周方向に等間隔に装架したものであり、
ケージ20を回転させながら、各ボビン22から
素線aを繰り出し、各素線aを目板24を経てダ
イス25に収斂して撚合せる。
この撚線機においては、撚線数に応じたボビン
22が必要であり、作業性、製作性等の見地か
ら、1つのケージ20に装架するボビン22は12
個程度が適当である。このため、ボビン数が24,
36と多くなる場合には、同図に示すように、所要
数のケージ20を縦設し、すなわち2連、3連、
4連……とし、前側(同図左側)のケージ20の
ボビン22からの素線aは次のケージ20のホイ
ル20aの周縁孔を経て目板24に至るようにし
ている。
ところで、撚線の実作業を見ると、中には中心
となる線状体(例えばガス管等)の外径が所要の
太さがあり、その外面に、一気に36本とか48本の
素線aを撚つて外層を形成する場合がある(以
下、このような撚り方を36B,48Bと称す)。
この場合、所有する撚線機の装架できるボビン数
が24個であつたり、36個、48個まで装架できる撚
線機が他の撚線の生産で使用中であると、撚線が
できなかつたり、撚線機があくまで待つこととな
る。このとき、ボビン装架数の少ないあいている
撚線機を36B,48Bとして使用できるなら
ば、撚線機の有効利用が可能となり、作業性を増
す。
この希望を叶えるものとして、撚線機のケージ
ホイールのアーム部分に素線案内パイプを設け、
この撚線機の所要数を同一軸上で縦設し、前段の
撚線機のケージからの素線aをそのダイスに導く
ことなく、次段の撚線機のケージの前記案内パイ
プに導いて最終の撚線機において、所要数の素線
をダイスに導くようにしたものがある(後述の実
施例参照)。
しかし、この形式のものは、ケージに切削等の
加工を必要とし、既存の撚線機に採用するには、
簡便性の点で十分に満足できるものではない。
〔考案の目的〕
本考案は、以上の点に鑑み、簡単な手段を加え
ることによつて複数の撚線機を実質的に一体化す
ることにより、装架ボビン数を実質的に増加する
ことのできる撚線機を提供することを目的とす
る。
〔目的を達成するための手段〕
上記目的達成のために、本考案にあつては、ケ
ージに装架されたボビンから繰出される素線を目
板を経てダイスに収斂して該素線を撚合わせる従
来の撚線機において、前記ケージの中心中空軸内
に挿脱可能な素線案内治具を挿設し、その素線案
内治具は、中心に線条案内孔、その同心円上に複
数の素線案内パイプの嵌入孔を穿設し、かつ、外
径が中空軸内径と同一のフランジを、前記中空軸
内に適宜間隔をおいて複数個配置し、前記嵌入孔
に素線案内パイプを装着し、前記フランジには中
空軸に対して固定・離脱可能な手段を設けてなる
構成としたのである。
〔作用〕
この様に構成される撚線機は、複数機を同一軸
上で縦設し、前段の撚線機のケージからの各素線
を、次段の中心中空軸に導き、その素線案内治具
の素線案内パイプに貫通させて最終段の撚線機の
ダイスに導びき、その最終段の撚線機で全ての素
線をダイスに収斂して撚合わせる。
〔実施例〕
以下、本考案に係る撚線機の実施例を添付図面
第1図、第2図とともに説明する。
第1図において、1は、第1撚線機で6個のボ
ビン22を装架できるケージ20を有している。
2は、第2撚線機で12個のボビン22が装架でき
るケージ20を有している。3は第3撚線機で24
個のボビン22が装架でき、12個のボビン22を
装架できるケージ20が2連になつている。な
お、図においては、第2、第3撚線機2,3の駆
動モータ及びダイスが省略されている。この3機
は、例えば、中心導体b上に第1撚線機1で6本
撚りして第1層を作り、この第1層撚線を第2撚
線機2の中心中空軸に導びいてその外面に12本撚
りからなる第2層を形成し、この撚線を第3撚線
機3の中心中空軸に導びいて、その外面にさらに
24本撚りからなる第3層を形成して6B,12
B,24Bの3層から成る撚線を製造し得るもの
である。
実施例は、このものにおいて、本考案に係る撚
線機にしたものであり、例えば、一層を36本撚り
する場合には、第2図及び第3図に示す素線案内
治具Jを第3撚線機3の中心中空軸4に挿設す
る。
この素線案内治具Jは、同図に示すように、中
心に線条案内孔5、その線条案内孔5と同心円上
に複数(例えば、12個、24個)の素線案内パイプ
の嵌入孔6を穿設し、外径が中空軸4の内径と同
一のフランジ7を適宜間隔で複数個配設し、前記
素線案内パイプの嵌入孔6に素線案内パイプ8を
装着してなる。素線案内パイプ8の素線入口側に
はラツパ状に開口9したブツシユ10が嵌着され
ている。ネジ11は前記ブツシユ10を、ネジ1
2は素線案内パイプ8を固定し、フランジ7はネ
ジ13の圧接によつて中空軸4内に固定される。
この様に構成して、36Bをする場合、第2撚
線機2のボビン22から繰出される12本の素線a
は目板14を通り第3撚線機3の中空軸4内に挿
設した素線案内治具Jのブツシユ10から素線案
内パイプ8を経て第3撚線機3の目板15の後段
に設けた第2目板14を、第3撚線機のボビン2
2から繰出されてその目板15を通つた素線aと
共に通過してダイス25に収斂されて、第2,3
撚線機2,3の同方向、同一回転により、36本の
素線aが芯(中心導線b)上に撚合わされる。す
なわち、36Bがなされる。
この場合、第2撚線機2と第3撚線機3との間
に設けてあるダイスセツトは素線aの進行方向に
対して直角方向に後退させて第2撚線機2から繰
出される素線aの通路を空けるようにする。
上記実施例では、第2、第3撚線機2,3を使
用したが、第2撚線機2にも素線案内治具Jを挿
設すれば、第1図鎖線のごとく第1撚線機1を使
用してその素線aを第2撚線機2の素線案内治具
Jに導いて42Bを行なうことができ、また、第
2撚線機2のボビン数を第3撚線機3と同様24個
のボビン数とすれば、48本又は54本の素線aを撚
合わせることができ、同様にして、撚線機数の増
減、ケージ内のボビン数の増減をするならば、そ
れに応じた広範囲を得ることができる。
〔効果〕
以上説明した如く、本考案によれば、単一ケー
ジのボビン数が少ない場合でも、それよりはるか
に多い素線を撚合われることができ、撚線機の製
品の製造可能範囲を大幅に拡げることができ、撚
線機の有効利用が可能になるもので、産業上利用
価値が極めて高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る撚線機の一実施例の全体
概略図、第2図は同要部拡大図、第3図は第2図
のX−X線断面図、第4図は従来の撚線機の全体
概略図である。 1……第1撚線機、2……第2撚線機、3……
第3撚線機、4……中空軸、5……線条案内孔、
6……パイプ嵌入孔、7……フランジ、8……素
線案内パイプ、9……ラツパ状の開口、10……
ブツシユ、11,12,13……ネジ、14……
目板、20……ケージ、22……ボビン、24…
…目板、25……ダイス、a……素線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケージ20に装架されたボビン22から繰り出
    される素線aを目板を経てダイス25に収斂して
    該素線aを撚合せる撚線機において、前記ケージ
    20の中心中空軸4内に挿脱可能の素線案内治具
    Jを挿設し、その素線案内治具Jは、中心に線条
    案内孔5、その同心円上に複数の素線案内パイプ
    8の嵌入孔6を穿設し、かつ、外径が中空軸4内
    径と同一のフランジ7を、前記中空軸4内に適宜
    間隔をおいて複数個配置し、前記嵌入孔6に素線
    案内パイプ8を装着し、前記フランジ7には中空
    軸4に対して固定・離脱可能な手段を設けてなる
    ものであることを特徴とする撚線機。
JP18470586U 1986-11-28 1986-11-28 Expired JPH0322317Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP18470586U JPH0322317Y2 (ja) 1986-11-28 1986-11-28

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JP18470586U JPH0322317Y2 (ja) 1986-11-28 1986-11-28

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JPS6389995U JPS6389995U (ja) 1988-06-10
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CN109338771A (zh) * 2018-11-10 2019-02-15 江苏兴达钢帘线股份有限公司 一种结构钢帘线新型生产方法

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JPS6389995U (ja) 1988-06-10

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