JPH03221098A - ドライクリーニング装置の溶剤回収装置 - Google Patents

ドライクリーニング装置の溶剤回収装置

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JPH03221098A
JPH03221098A JP1607390A JP1607390A JPH03221098A JP H03221098 A JPH03221098 A JP H03221098A JP 1607390 A JP1607390 A JP 1607390A JP 1607390 A JP1607390 A JP 1607390A JP H03221098 A JPH03221098 A JP H03221098A
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JP
Japan
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air
solvent
processing tank
throttle valve
conduit
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JP1607390A
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Kiyomi Yamada
山田 喜代美
Shinji Takagi
高木 信治
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はドライクリーナの乾燥、脱臭工程に通用される
ドライクリーニング装置の溶剤回収装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 第3図に従来におけるドライクリーニング装置の溶剤回
収装置を示す。第3図において処理槽1内には衣類が投
入されて回転され、溶媒により処理される。そして洗浄
処理後の乾燥時には、乾燥空気は処理槽lを通過し、こ
の乾燥空気は送風機2により吸気管3及びリントフィル
タ4を介して吸込まれると共に、水冷却器5と冷媒冷却
器6に押込まれる。更にこの空気は切換弁10が第3図
のように閉じている場合は、加熱器7を通って加熱され
る。
次いで衣類に付着する少量の溶剤骨を、外気で蒸発させ
るための脱臭工程が行われる。この場合は2点鎖線の如
く開いているダンパ11の開口部から外気を取り入れ、
処理槽1の中の衣類と接触させて脱臭し、リントフィル
タ4、送風機2、水冷却器5、冷媒冷却器6と経由し、
この溶剤ガスを含んだ空気は脱臭口20を経て機外に送
られる。この時切換弁10は2点鎖線の位置にある。な
お、この溶剤ガスを含んだ空気は、大気汚染防止の規制
から活性炭回収装置(図示しない)を経由して大気放出
するのが普通である。
(発明が解決しようとする課題) 第3図の従来装置においては、処理槽内において衣類よ
り溶剤が蒸発した後、溶剤ガスは空気の2〜3倍の重さ
があるので処理槽の下部に溜り勝ちであるが、処理槽よ
り空気を吸出すための吸気管3に繋がる空気吸出し口は
処理槽の上方にあるので、空気の流れが処理槽上部に偏
り、乾燥時も脱臭時も溶剤ガスを吸出すための効率が悪
く、従って処理に時間がかかり、時には溶剤ガスが衣類
に付着したまま取り出される虞れがあった。
本発明は前記従来の課題を解決するために提案されたも
のである。
(課題を解決するための手段) このため本発明は、処理槽からリントフィルタ、送風機
、冷却器及び加熱器を経て同処理槽に帰還する循環路を
有するドライクリーニング装置において、同処理槽下部
から処理槽上部の空気吹出し用導管にバイパス導管を設
けると共に、同空気吹出し用導管に絞り弁を設け、乾燥
工程では同絞り弁を開けて充分に空気を通し、脱臭工程
では同絞り弁を閉しることにより、空気は溶剤用の導管
と前記バイパス導管を通って前記リントフィルタ及び送
風機へと流れるようにしてなるもので、これを課題解決
のための手段とするものである。
(作用) 溶剤ガスが処理槽の下部に残り勝ちのことに着眼し、処
理槽の下部から処理槽上部の空気吸出し用導管にバイパ
ス管を設けると共に、同導管に絞り弁を設け、乾燥時に
は処理槽の上部と下部からガス混りの空気を吸出して空
気用冷却器で液化し、空気を加熱して処理槽へと循環さ
せることにより、溶剤ガスの大部分を液化回収する。ま
た次の脱臭工程では、新しい空気を処理槽に入れながら
希薄なガスを含んだ空気を処理槽の下部の吸出し口から
のみ空気冷却器へ送り、更に活性炭吸着器へ送って溶剤
の回収率を上げる。
(実施例) 以下本発明を図面の実施例について説明すると、第1図
及び第2図は本発明の実施例を示すもので、両図ともド
ライクリーナの処理槽と溶剤ガスと空気が流れる風路を
示すもので、第1図は乾燥工程、第2図は脱臭工程の空
気の流れ状況を示す。
先ず第1図において1は処理槽で、この中に外周が多孔
板になっている回転するドラムが設けられており、同ド
ラムの中に衣類などの洗濯物を入れる。また2は空気及
び溶剤ガスを処理槽1及び風路を循環させる送風機であ
る。3は処理槽1より空気と溶剤ガスを吸出す吸気管(
空気吸出し用導管)で、風路の一部を形成している。4
は洗濯物から遊離する糸屑を取り除くリントフィルタ、
5は水冷却器、6は冷媒冷却器、7は加熱器、8は処理
槽lの人口側の風路を形成する導管、9は吸気管3に設
けられた絞り弁、10は切換弁で、この弁10の切換え
により空気の流れは循環から排出口20よりの排出に変
えられる。
11は外気歌人ダンパで、これを開けることにより新鮮
な空気が空気取入口21から導管8、処理槽1に送り込
まれるようになっている。12は溶剤通路で、ドライク
リーナの洗浄時には溶剤が満たされているが、脱水時に
は溶剤はボタントラップ14を通り、更に管17を通り
、ポンプ15により溶剤フィルタ及び溶剤タンク(いず
れも図示なし)に送り出され、管内は空になる。16は
溶剤用の切換弁である。また13は溶剤通路12から吸
気管3へ通じるバイパス管である。18は水分離器で、
前記冷却器5.6で液化して風路の下側に溜った溶剤や
水が、管19を通って此処に送られるようになっている
。なお、ドライクリーナに活性炭吸着器を備えている場
合は、排出口20は吸着器に連結される。
次に作用を説明する。先ず第1図の乾燥工程について説
明すると、前工程の脱液において溶剤通路12に溜めら
れていた溶剤及び処理ドラムの高速回転によって衣類よ
り振り切られた溶剤は、ボタントラップ14を通り、管
17を経て溶剤ポンプ15に吸出され、通路12は溶剤
なしの状態となっている。次いで乾燥工程になると、処
理ドラムはゆっくり回って衣類を程良くほぐし、送風機
2によって循環する空気を衣類に吹付ける。絞り弁9は
開の位置、切換弁10は排出口間、導管8は開となって
いる。また外気取入れダンパ11は空気取入口開となっ
ている。
送風機2によって送られる空気の流れは、矢印で示した
如く処理槽1、吸気管3、リントフィルタ4、送風機2
、水冷却器5、冷媒冷却器6、加熱器7及び導管8を循
環する。また衣類に残っている溶剤は、吹付けられる空
気によって蒸発し、溶剤ガスの混った空気が水冷却器5
、冷媒冷却器6に達すると、溶剤は液化して導管の下部
に溜り、管19を通って水分離器18に送られる。ガス
と同時に水分を除かれた乾燥空気は、加熱器7により温
風となって再び処理槽内の衣類から溶剤を気化させて奪
う。この空気の循環の際に溶剤の混合した空気の一部は
、処理槽1の下部から溶剤通路12、バイパス管13を
通ってリントフィルタ4の手前において吸気管3を通る
空気の流れに合流する。溶剤の気化ガスは空気より2乃
至3倍重いので、この処理槽1下部からの吸い込みは効
果がある。この溶剤通路12、バイパス管13を通る空
気をより多くする為には、絞り弁9の開度を調節し、吸
気管3の空気通路を狭くしてやればよい。この工程を衣
類が乾燥するまで続ける。
次に第2図は脱臭工程における空気弁の働きと空気の流
れを示す。さて脱臭時の各空気弁の位置状態は、空気取
入口21の外気取入ダンパ11は開の位置、吸気管3の
中の絞り弁9は殆んど吸気管3を閉じる位置、切換弁1
0は加熱器方向は風路を閉じ、排出口20は開くような
状態に位置する。従って新鮮な空気が取入口21から矢
印の如く処理槽1に吸込まれる。そして処理槽1内のド
ラムがゆっくり回って衣類を適当にほぐし、空気の流れ
に当てて衣類に残った溶剤ガスは空気に奪い取られ、矢
印の如く処理槽lの下方から、通路12及びバイパス管
13を通って吸気管3の絞り弁9の後方に入り、リント
フィルタ4、送風風2を通り、水冷却器5、冷媒冷却器
6で若干の溶剤を液化した後の溶剤ガス濃度の薄くなっ
た空気は、矢印の如く排出口20から外気へ(又は活性
炭吸着器へ)送り出される。なお、この工程においては
加熱器は使用しない。また水冷却器5、冷媒冷却器6で
液化した溶剤は、管19により水分離器18に送られ回
収される。
(発明の効果) 以上詳細に説明した如く本発明は構成されているので、
従来装置は乾燥中は処理槽に循環する風路は面積が大き
く、長さが短く、空気抵抗は小さくて大きな風量を送る
ことが出来た。しかし脱臭時の、装置の出口から活性炭
吸着装置に連結される時には、風路の面積は小さく、長
さも長いので、大きな風量を送ることは出来なかったが
、本発明では処理槽下部から吸出すため重いガスの停滞
を無くし、脱臭も溶剤ガスの回収も効率が良くなり、処
理時間を短縮し、衣類にガス臭気の残る欠点を解消でき
る。因みに従来方法で脱臭した場合には、排出口の位置
でガス濃度を測定した結果、2ooppm以下になるの
に10分以上を要したのに対し、本発明装置によると、
3分程度で脱臭が完了した。これは従来の処理槽内の空
気流が上方のシコートパスが顕著であったことによる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々本発明の実施例を示すドライク
リーニング装置における溶剤回収装置の乾燥工程及び脱
臭工程時のガス及び空気の流れを示すシステム図、第3
図は従来の溶剤回収装置を示すシステム図である。 図の主要部分の説明 1−処理槽 2−送風機 3−吸気管 リントフィルタ 水冷却器 冷媒冷却器 加熱器 導管 絞り弁 溶剤通路 バイパス管 排出口 空気取入口 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  処理槽からリントフィルタ、送風機、冷却器及び加熱
    器を経て同処理槽に帰還する循環路を有するドライクリ
    ーニング装置において、同処理槽下部から処理槽上部の
    空気吹出し用導管にバイパス導管を設けると共に、同空
    気吹出し用導管に絞り弁を設け、乾燥工程では同絞り弁
    を開けて充分に空気を通し、脱臭工程では同絞り弁を閉
    じることにより、空気は溶剤用の導管と前記バイパス導
    管を通って前記リントフィルタ及び送風機へと流れるよ
    うにしたことを特徴とするドライクリーニング装置の溶
    剤回収装置。
JP1607390A 1990-01-29 1990-01-29 ドライクリーニング装置の溶剤回収装置 Expired - Lifetime JP2744665B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100345954B1 (ko) * 1999-11-29 2002-08-01 주식회사 고려과학 염색시험기의 냉각장치 및 그 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100345954B1 (ko) * 1999-11-29 2002-08-01 주식회사 고려과학 염색시험기의 냉각장치 및 그 방법

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