JPH032208Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH032208Y2 JPH032208Y2 JP1986152652U JP15265286U JPH032208Y2 JP H032208 Y2 JPH032208 Y2 JP H032208Y2 JP 1986152652 U JP1986152652 U JP 1986152652U JP 15265286 U JP15265286 U JP 15265286U JP H032208 Y2 JPH032208 Y2 JP H032208Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- armrest
- core material
- cushion
- core
- cushion material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、座席、とくに自動車の後部座席シ
ートバツクに設けられる、回動式アームレストの
構造に関するものである。
ートバツクに設けられる、回動式アームレストの
構造に関するものである。
(従来の技術)
第6図に示すように、アームレスト1は、後部
座席のシートバツク21中央部に設けられた収納
凹部22から、シートクツシヨン23側へ回動し
て使用されるものである。従来のアームレスト
は、心材を内蔵したクツシヨン材を、表皮で被覆
して形成されており、クツシヨン材内部には、コ
ア抜き部が形成されていない。
座席のシートバツク21中央部に設けられた収納
凹部22から、シートクツシヨン23側へ回動し
て使用されるものである。従来のアームレスト
は、心材を内蔵したクツシヨン材を、表皮で被覆
して形成されており、クツシヨン材内部には、コ
ア抜き部が形成されていない。
(考案が解決しようとする問題点)
したがつて、アームレスト使用時には、乗員に
適度な感触を与えることができるような硬さにア
ームレストは形成されている。反対に、アームレ
ストを使用しないで、アームレスト収納凹部に収
納したとき、乗員の背部が当たるアームレスト
が、シートバツクに比べて硬いため、乗員に快適
な感触を与えることができない欠点があつた。
適度な感触を与えることができるような硬さにア
ームレストは形成されている。反対に、アームレ
ストを使用しないで、アームレスト収納凹部に収
納したとき、乗員の背部が当たるアームレスト
が、シートバツクに比べて硬いため、乗員に快適
な感触を与えることができない欠点があつた。
(問題点を解決するための手段)
この考案は、従来のこの欠点を解消して、アー
ムレスト使用時には適度な硬さを有し、アームレ
スト収納時には、シートバツクと同様なソフトな
感触を与えるアームレストを提供することを目的
とするものである。
ムレスト使用時には適度な硬さを有し、アームレ
スト収納時には、シートバツクと同様なソフトな
感触を与えるアームレストを提供することを目的
とするものである。
即ち、この考案は、アームレストのクツシヨン
材が、アームレストを収納凹部からシートクツシ
ヨン側へ回動したときに於ける、心材の裏面に取
付けた、多数の突出する空気室を有する合成樹脂
フイルムのコア抜き材の空気室の残形により形成
される、多数のコア抜き部を具備することを要旨
とするものである。
材が、アームレストを収納凹部からシートクツシ
ヨン側へ回動したときに於ける、心材の裏面に取
付けた、多数の突出する空気室を有する合成樹脂
フイルムのコア抜き材の空気室の残形により形成
される、多数のコア抜き部を具備することを要旨
とするものである。
(作用)
アームレスト使用時に於ける、クツシヨン材内
部の心材表面側に、コア抜き部が形成されていな
いため、アームレスト表面側は適度な硬さを有す
る。又、心材裏面に、多数のコア抜き部が形成さ
れているので、アームレスト裏面側は適度なクツ
シヨン性を有する。
部の心材表面側に、コア抜き部が形成されていな
いため、アームレスト表面側は適度な硬さを有す
る。又、心材裏面に、多数のコア抜き部が形成さ
れているので、アームレスト裏面側は適度なクツ
シヨン性を有する。
(効果)
したがつて、アームレスト使用時には、乗員の
腕に適度な硬さを与え、アームレスト収納時に
は、背部に適度なクツシヨン性を与えることがき
る。
腕に適度な硬さを与え、アームレスト収納時に
は、背部に適度なクツシヨン性を与えることがき
る。
又、従来の金型をそのまま使用できるので、安
価に提供できる。
価に提供できる。
(実施例)
以下、第1図ないし第5図に基づいて、実施例
を説明する。
を説明する。
アームレスト1は、その縦断面を示す第1図の
ように、布製のフアブリツク、ニツト、又はレザ
ー等の表皮2、ポリウレタンフオームなどのクツ
シヨン材3、心材4から主として構成されてい
る。
ように、布製のフアブリツク、ニツト、又はレザ
ー等の表皮2、ポリウレタンフオームなどのクツ
シヨン材3、心材4から主として構成されてい
る。
この心材4は板状、或いは網状に形成されたも
ので、クツシヨン材3の中央部に位置しており、
ポリプロピレン等の硬質合成樹脂、金属、木など
を材質とする。
ので、クツシヨン材3の中央部に位置しており、
ポリプロピレン等の硬質合成樹脂、金属、木など
を材質とする。
5は、クツシヨン材3の内部に形成されたコア
抜き部で、次のようにして形成される。
抜き部で、次のようにして形成される。
金型内にクツシヨン材3となるポリウレタン発
泡原液を注入する前に、第5図に示す如く、前記
心材4の一面に、突出した多数の空気室7を有す
る、ポリエチレン、或いはポリプロピレンなどの
熱可塑性合成樹脂フイルム製のコア抜き材6を、
接着又はタツピングなどの適宜手段を用いて取付
ける。このコア抜き材6の取付けは、心材4への
取付けは、部分接着、全面接着、又は部分係止な
ど任意である。
泡原液を注入する前に、第5図に示す如く、前記
心材4の一面に、突出した多数の空気室7を有す
る、ポリエチレン、或いはポリプロピレンなどの
熱可塑性合成樹脂フイルム製のコア抜き材6を、
接着又はタツピングなどの適宜手段を用いて取付
ける。このコア抜き材6の取付けは、心材4への
取付けは、部分接着、全面接着、又は部分係止な
ど任意である。
次いで、金型内にコア抜き材6を取付けた心材
4を配設したうえ、ポリウレタン発泡原液を注入
する。空気室7は、発泡反応が完了し硬化するま
でに、原液の反応熱によるコア抜き材の軟化と、
内包する空気の膨張とによつて、約7割が破壊さ
れて空気を発散し、コア抜き部5を形成する。破
壊されない残りの空気室は、発泡成形後にクツシ
ヨン材3を、多数の針を植立したロールでクラツ
シングして破壊する。
4を配設したうえ、ポリウレタン発泡原液を注入
する。空気室7は、発泡反応が完了し硬化するま
でに、原液の反応熱によるコア抜き材の軟化と、
内包する空気の膨張とによつて、約7割が破壊さ
れて空気を発散し、コア抜き部5を形成する。破
壊されない残りの空気室は、発泡成形後にクツシ
ヨン材3を、多数の針を植立したロールでクラツ
シングして破壊する。
なお、実施例に用いたコア抜き材6は、最大径
約30mmの半球状空気室7を有するものである。勿
論、空気室の形状、大きさ、配列ははこれらに限
られるものではないが、要は、快適な感触が得ら
れるようにコア抜き部が形成されるものであれば
よい。
約30mmの半球状空気室7を有するものである。勿
論、空気室の形状、大きさ、配列ははこれらに限
られるものではないが、要は、快適な感触が得ら
れるようにコア抜き部が形成されるものであれば
よい。
又、空気室7の空気圧は、大気圧とほぼ同圧も
しくは若千高いのが望ましい。
しくは若千高いのが望ましい。
このようにして形成されたクツシヨン材3に
は、第2図のように、コア抜き部5を形成するた
めに、破壊された空気室7を有するコア抜き材6
が残ることになる。
は、第2図のように、コア抜き部5を形成するた
めに、破壊された空気室7を有するコア抜き材6
が残ることになる。
そこで、第3図、第4図のようにアームレスト
1を取付ければ、アームレストの収納時には、コ
ア抜き部5が乗員の背側にあり(第3図)、又、
アームレスト使用時には、心材4の裏面側にあつ
て乗員の腕側にはコア抜き部5が来ない。
1を取付ければ、アームレストの収納時には、コ
ア抜き部5が乗員の背側にあり(第3図)、又、
アームレスト使用時には、心材4の裏面側にあつ
て乗員の腕側にはコア抜き部5が来ない。
第1図はアームレストの縦断面図、第2図は拡
大要部縦断面図で模型的に示す、いずれも、アー
ムレストを収納凹部からシートクツシヨン側へ回
動した状態で示す。第3図はアームレスト収納時
の縦断面図、第4図はアームレスト使用時の縦断
面図である。又、第5図はコア抜き材を心材に取
付けた状態を示す平面図、第6図は自動車の後部
座席の斜視図である。 1……アームレスト、2……表皮、3……クツ
シヨン材、4……心材、5……コア抜き部、6…
…コア抜き材、7……空気室、21……シートバ
ツク、22……収納凹部、23……シートクツシ
ヨン。
大要部縦断面図で模型的に示す、いずれも、アー
ムレストを収納凹部からシートクツシヨン側へ回
動した状態で示す。第3図はアームレスト収納時
の縦断面図、第4図はアームレスト使用時の縦断
面図である。又、第5図はコア抜き材を心材に取
付けた状態を示す平面図、第6図は自動車の後部
座席の斜視図である。 1……アームレスト、2……表皮、3……クツ
シヨン材、4……心材、5……コア抜き部、6…
…コア抜き材、7……空気室、21……シートバ
ツク、22……収納凹部、23……シートクツシ
ヨン。
Claims (1)
- 心材を内蔵するクツシヨン材を表皮で被覆した
回動式アームレストに於いて、クツシヨン材が、
アームレストを収納凹部からシートクツシヨン側
へ回動したときに於ける、心材の裏面に取付け
た、多数の突出する空気室を有する合成樹脂フイ
ルムのコア抜き材の空気室の残形により形成され
る、多数のコア抜き部を具備することを特徴とす
るアームレスト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986152652U JPH032208Y2 (ja) | 1986-10-03 | 1986-10-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986152652U JPH032208Y2 (ja) | 1986-10-03 | 1986-10-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6357963U JPS6357963U (ja) | 1988-04-18 |
JPH032208Y2 true JPH032208Y2 (ja) | 1991-01-22 |
Family
ID=31070826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986152652U Expired JPH032208Y2 (ja) | 1986-10-03 | 1986-10-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH032208Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018002071A (ja) * | 2016-07-07 | 2018-01-11 | しげる工業株式会社 | 車両用アームレスト |
-
1986
- 1986-10-03 JP JP1986152652U patent/JPH032208Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018002071A (ja) * | 2016-07-07 | 2018-01-11 | しげる工業株式会社 | 車両用アームレスト |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6357963U (ja) | 1988-04-18 |
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