JPH0322083Y2 - - Google Patents

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JPH0322083Y2
JPH0322083Y2 JP1984135480U JP13548084U JPH0322083Y2 JP H0322083 Y2 JPH0322083 Y2 JP H0322083Y2 JP 1984135480 U JP1984135480 U JP 1984135480U JP 13548084 U JP13548084 U JP 13548084U JP H0322083 Y2 JPH0322083 Y2 JP H0322083Y2
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JP
Japan
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mold
mold surface
container
horizontal flange
molding machine
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JP1984135480U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、箔製容器の開口部に蓋体を被覆
し、該箔製容器の開口部周縁をかしめることによ
り成形する、容器の包装成型機の改良に関する。
[従来の技術] たとえば、容器内にポツプコーンの材料を収納
し、上部の開口部をセロフアン等のフイルム状の
蓋体により被覆した容器入りのポツプコーンが従
来から市販されている。この種の容器入りポツプ
コーンは、第3図および第4図に平面図および断
面図で示すように、たとえばアルミ箔などの金属
箔からなる皿状箔製容器1の底部にポツプコーン
の材料2を収納し、セロフアン等のフイルム状の
蓋体3にて被覆し、その周縁部を針金等よりなる
枠体4に巻き締めて形成されている。巻き締めら
れた状態は、第5図に第4図の円Aで示した部分
を拡大して示すように、枠体4の周囲に、容器1
の周縁部とフイルム状の蓋体3の周縁部とが巻き
込まれた構造にされている。
ところで、容器の周縁部を上述のような構造に
形成するために、従来の工法で用いられていた包
装成型機では、上型5と下型6とが第6図に示す
ように設けられていた。下型6は、これに容器1
が載置され、その容器1の周縁部には、容器1の
径方向外方へ延出された水平フランジ部7と、こ
の水平フランジ部7の周縁部から上方へ折り返さ
れている立上がり部8とを有し、下型6の成形型
面9が水平フランジ部7の下端面に当接するよう
に構成されている。上型5は、上下方向に移動可
能であり、下降することによつて加工部分を下型
との間に挾みつけてこれを所定の形状に加工す
る。その成形型面10は、上方へ至るにつれて径
が小さくなるように形成されており、容器1の立
上がり部8は、上型5の下降に伴つてその成形型
面10の形状に沿つて折曲され、所定の形状に加
工される。
[考案が解決しようとする問題点] このような、従来の包装成型機では、下型6の
成形型面9が平坦に形成されているにもかかわら
ず上型5の成形型面10が上方へ至るにつれて径
が小さくなるように形成されているため、互いを
完全に密着させることができず、したがつて1工
程で立上がり部8を強固にかしめることは困難で
あつた。
そこで本考案は、このような問題点に鑑みこれ
を有効に解決すべく創案されたものである。した
がつてその目的は、1工程で容器の立上がり部を
確実に強固にかしめることができる容器の包装成
型機を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] この考案に係る容器の包装成型機は、内部が上
方へ開放される箔製容器の開放端となる開口部周
縁が、水平フランジ部と、該水平フランジ部の周
縁からさらに上方へ折曲された立上がり部とから
なり、開口部に蓋体を被せ、立上がり部で蓋体の
周縁部をかしめる包装成型機であり、水平フラン
ジ部の下端面に当接する平坦な第1の成形型面を
有する下型と、下型に対向する上方位置に上下動
可能に設けられ、下降することによつて、下型に
装着された箔製容器の立上がり部に接触し、これ
を内側へ折曲させるべく上方へ至るにつれて径の
小さくなる内側壁からなる第2の成形型面と、第
2の成形型面が下降した後さらに下降するように
上下動可能に設けられ、第2の成形型面により内
側へ折曲された立上がり部の端末を第1の成形型
面との間に挾みつけてかしめる平坦な第3の成形
型面とを有する上型とを備えている。
[作用] 第2の成形型面が、容器の立上がり部を内側へ
巻き込む形状に折曲し、その後、第3の成形型面
が折曲された立上がり部の端末を第1の成形型面
との間に挾みつけてこれを強固にかしめる。その
動作が上型の1回の下降動作によつて行なわれ
る。
[実施例] 以下に本考案の好適一実施例について添付図面
に従つて説明する。
第1図および第2図は本考案に係る容器の包装
成型機の概略構成を示す側断面図であり、第1図
は上型5が上昇位置にある状態、第2図は上型5
が下降位置にある状態をそれぞれ示している。
図示するように、上型5は、上下方向に駆動可
能にされた軸11と、この軸11に固定された押
えプレート12と、ピン13およびばね14を介
して押えプレート12により支持された本体15
とから構成されている。なお、本体15はピン1
3に対して上方方向に移動可能にされており、し
たがつて常時は、ばね14により下方へ付勢され
ている。
下型6はその上部が開口され、上型5が下降す
ることによつて内部へ進入できるようにされてい
る。内部中央には円筒壁よりなる容器載置部16
が上方に向かつて突出形成されている。この容器
載置部16の内周にはゴムリング17が装着され
ており、載置される容器1は1点鎖線で示すよう
に、このゴムリング17の内周に当接した状態で
載置され、人手の作業によりラフに置かれても、
常に一定の位置に一定の姿勢でセツトされるよう
に構成されている。容器載置部16の上端部に
は、下端面でゴムリング17を押え付けて固定す
るとともに、上端面に下型6の第1の成形型面1
8を形成するリング部材19が取付けられてお
り、容器1の水平フランジ部7が第1の成形型面
18の上にちようど載るようにされている。ま
た、第1の成形型面18の内周側は、その周方向
に沿つて切欠部22が形成されており、容器1が
載置された状態では、容器1の側壁23と水平フ
ランジ部7との境界部分の外側に空間を形成する
ように構成されている。このため、後述のかしめ
に際し、かしめの程度を適宜加減することができ
る。なお、下型6の上部周縁には、フイルム状の
蓋体を保持しておくための環状座部20が形成さ
れており、環状座部20の外周側には、上方へ行
くにつれてその口径が窄められるように傾斜され
た周側壁21が形成されている。このため、環状
座部20に保持されたフイルム状の蓋体は、下型
6が移動することによつて、あるいはその周囲の
気流や風によつて吹き飛ばされたり、位置がずれ
たりすることがない。
一方、上型5は、本体15の下端内周側に上方
へ至るにつれて径が小さくなるように形成された
第2の成形型面24が形成され、また、押えプレ
ート12の外周側下端面は第1の成形型面18に
対応すべく平坦な第3の成形型面25が形成され
ている。
次に本実施例の作用について説明する。
まず、箔製容器1が容器載置部16に載置され
る。この容器1は、たとえばその中にポツプコー
ンの材料が収納されていてもよい。容器1は、ゴ
ムリング17の内周部に当接することによつて所
定の位置および姿勢に保持される。容器1の水平
フランジ部7は第1の成形型面18の上に載置さ
れる。続いて環状座部20にフイルム状の蓋体が
保持され、さらに下方へ押し込まれてその周縁部
が水平フランジ部7および立上がり部8に沿つて
置かれる。その上から針金等の枠体が載置され
る。この状態にセツトされた後、上型5が下降す
る。まず、軸11の下降によつて押えプレート1
2と本体15とがともに下降し、本体15の第2
の成形型面24が容器1の立上がり部8を内側へ
湾曲するように折り曲げる(第2図の状態)。さ
らに軸11は下降し、押えプレート12がばね1
4の弾性力に抗して下降し、折り曲げられた立上
がり部8の端末を下型6の第1の成形型面18と
の間に挾みつけてこれかしめる。このようにすれ
ば、1回の工程で確実に強固なかしめ状態が得ら
れる。
なお、ゴムリング17は必要に応じて設ければ
よく、またフイルム状の蓋は紙製の平板状のもの
でもよい。蓋体が紙製の場合には押えプレート1
2の下端面にピン13の下端部が突出しないよう
に注意が必要である。また、軸11の駆動は自動
でも手動でもよい。さらに、切欠22についても
必要に応じて設ければよい。また、蓋体が容器に
直接載置された状態で供給されてもよい。そし
て、本考案の包装成型機は、針金等の枠体を用い
ない容器にも使用することができる。
[考案の効果] 以上の説明より明らかなように本考案によれば
次のごとき優れた効果が発揮される。
すなわち、上型の成形型面として第2の成形型
面と第3の成形型面とを構成し、第2の成形型面
が下降した後に第3の成形型面を下降させて、第
2の成形型面により内側へ折曲された箔製容器の
フランジ部の立上がり部の端末を、第1の成形型
面との間に挾みつけてかしめることにより、1回
の工程で確実に強行なかしめ状態を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る容器の包装成型機の概略
構成の一実施例を示す側断面図、第2図は第1図
の上型が下降した状態を示す側断面図、第3図は
市販されているポツプコーン容器の一例を示す平
面図、第4図は第3図の側断面図、第5図は第4
図の円Aの部分を拡大して示す要部拡大側断面
図、第6図は従来の容器の包装成型機の上型と下
型の概要を示す要部側断面図である。 図中1は容器、3はフイルム状の蓋体、4は枠
体、5は上型、6は下型、7は水平フランジ部、
8は立上がり部、18は第1の成形型面、24は
第2の成形型面、25は第3の成形型面である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内部が上方へ開放される箔製容器の当該開放端
    となる開口部周縁が、水平フランジ部と、該水平
    フランジ部の周縁からさらに上方へ折曲された立
    上がり部とからなり、前記開口部に蓋体を被せ、
    前記立上がり部で、前記蓋体の周縁部をかしめる
    容器の包装成型機であつて、 前記水平フランジ部の下端面に当接する平坦な
    第1の成形型面を有する下型と、 前記下型に対向する上方位置に上下動可能に設
    けられ、下降することによつて、前記下型に装着
    された前記箔製容器の立上がり部に接触し、これ
    を内側へ折曲させるべく上方へ至るにつれて径の
    小さくなる内側壁からなる第2の成形型面と、前
    記第2の成形型面が下降した後にさらに下降する
    ように上下動可能に設けられ、前記第2の成形型
    面により内側へ折曲された前記立上がり部の端末
    を前記第1の成形型面との間に挾みつけてかしめ
    る平坦な第3の成形型面とを有する上型とを備え
    たことを特徴とする容器の包装成型機。
JP13548084U 1984-09-05 1984-09-05 容器の包装成型機 Granted JPS6148101U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13548084U JPS6148101U (ja) 1984-09-05 1984-09-05 容器の包装成型機

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JP13548084U JPS6148101U (ja) 1984-09-05 1984-09-05 容器の包装成型機

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Publication Number Publication Date
JPS6148101U JPS6148101U (ja) 1986-03-31
JPH0322083Y2 true JPH0322083Y2 (ja) 1991-05-14

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JP13548084U Granted JPS6148101U (ja) 1984-09-05 1984-09-05 容器の包装成型機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6706490B2 (ja) * 2015-11-30 2020-06-10 株式会社エムエーパッケージング 容器蓋締め装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4929278A (ja) * 1972-07-14 1974-03-15

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JPS4929278A (ja) * 1972-07-14 1974-03-15

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JPS6148101U (ja) 1986-03-31

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