JP2527656B2 - 密封容器の製造方法 - Google Patents

密封容器の製造方法

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JP2527656B2 JP3108431A JP10843191A JP2527656B2 JP 2527656 B2 JP2527656 B2 JP 2527656B2 JP 3108431 A JP3108431 A JP 3108431A JP 10843191 A JP10843191 A JP 10843191A JP 2527656 B2 JP2527656 B2 JP 2527656B2
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彦一郎 藤森
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、密封容器の製造方法
に関し、さらに詳しくは容器本体内に内容物を収納した
後、密封工程において容器本体の開口部を簡単に密封で
き、かつ密封性に優れた量産可能な密封容器の製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、密封容器の製造方法としては、容
器本体の開口部に蓋体を載置して、蓋体の外周縁と容器
本体の開口部とを一体的に巻き締める製造方法があっ
た。図5は、このような方法で巻きしめられた容器の断
面を示す図面である。図5中、50は容器本体であり、
この容器本体50の開口部50aには蓋体51が載置さ
れ、この蓋体51の外周縁51aと容器本体50の開口
部50aとが一体的に巻き締められていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな発明にあっては、以下に示す欠点があった。 (1)容器本体50の外径が小さい場合(例えば直径3
0mm以下の容器の場合)、容器本体50の密封工程に
おいて容器本体50と蓋体51とを一体的に巻き締める
作業は頗る手数を要するため、量産が困難であった。 (2)特に、リング形状を呈する容器の開口部に、同形
状の蓋体を巻き締めて密封する作業は頗る手数を要する
ため、このような容器の量産が困難であった。
【0004】この発明は、このような従来の課題に着目
してなされたもので、容器本体に蓋体を取り付けて密封
する作業を容易にし、特に小径容器またはリング形状を
呈する容器の場合において、容器本体に蓋体を取り付け
て密封する作業を簡単なものとし、かつ量産に適した密
封容器の製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 この課題を解決するた
め、この発明は上端に開口部を有するリング形状の容器
本体を、容器固定台に固定すると共に、リング形状の
体の外側の外周および内側の外周のそれぞれに形成
環状鍔の内縁と外縁との間に、容器本体の外側および内
側の開口部上端それぞれ挿入し、かつ上方から押え型
で蓋体を容器本体に固定し、次に容器本体を回転し、
ロールを外側の環状鍔の外縁に当接、押圧し、内ロール
を内側の環状鍔の外縁に当接、押圧して、それぞれの
縁を開口部外壁に接合すると共に、前記押えで前記内
縁を開口部内壁に接合し、蓋体を容器本体に挟着して固
することを特徴とするものである。
【0006】
【作用】以上のような構成をもった、この発明の作用に
ついて説明する。容器本体が容器固定台に固定されると
共に、蓋体の上面に押え型が当接され、上下で容器は堅
固に固定される。そして、この時、押え型の嵌入爪が蓋
体外周に形成した環状鍔に嵌入するので、蓋体は容器本
体の開口部に位置ずれした状態で取り付けられる虞れが
ない。また、回転自在なロールを環状鍔の外縁に当接せ
しめて、外縁を容器本体の開口部外壁に強く接合せしめ
ると共に、押え型の嵌入爪の外周面で環状鍔の内縁を容
器本体の開口部内壁に強く接合したから、蓋体の環状鍔
は容器本体の開口部に堅固に挟着して固定される。
【0007】
【実施例】 次に、この発明を図面に基づいて説明す
る。まず実施例として図4に示すリング形状を呈する容
器の製造方法について説明する。この容器はそれぞれリ
ング形状の容器本体1および蓋体2からなり、容器本体
1はリング状の底部、その内外縁からそれぞれ立ち上が
る内筒および外筒から構成され、内筒と外筒の間のリン
グ状の空間がものを収容する容器内部となり、内筒の内
部が容器外部となる。図3に詳細に示すように、蓋体2
の外側の外周および内側の外周には、それぞれ斜め下方
に延びる部分、その部分の端部から上方に立ち上がる内
縁2b、2bおよびそれらの内縁の上端から下向きに折
り曲げられる外縁2c、2cからなる環状鍔2a、2a
が設けられている。図1は、容器固定台3および昇降部
材4が下降した状態を示している。そして、容器固定台
3上には、容器本体1および蓋体2が所定位置に載置さ
れている。すなわち、容器固定台3上には容器本体1が
固定され、その開口部1a上には蓋体2が載置されてい
る。次に、図2に示すように、蓋体2の上面にリング状
の押え型5が当接するまで、容器固定台3および昇降部
材4を上昇せしめる。押え型5の当接は、その内外周に
設けた嵌入爪5a、5aを蓋体2の環状鍔2a外周、す
なわち各環状鍔5aの斜めの部分と内縁2b、2bとで
構成されるV字状の溝内に嵌入することにより一層確実
になる。
【0008】次に、駆動源に連動する主軸6を回転し、
この主軸6と共に押え型5を回転する。すると、容器本
体1および容器固定台3は同調して回転する。容器固定
台3は、昇降部材4上に軸受10により回転自在に設け
られているから、容器固定台3は昇降部材4にかかわら
ず容器本体1と共に回転する。
【0009】さらに、軸14に枢着された外ロール13
は、外縁2cに外側から当接、押圧して外縁2cを開口
部1a外壁に接合する。また、昇降部材4には、軸7に
より枢支されたU字形状のロール保持杆9が取り付けら
れている。そして、このロール保持杆9の一端には、内
ロール8が枢着され、内ロール8は蓋体2の外縁2cに
内方から当接、押圧して外縁2cを開口部1a内壁に接
合する。内ロール8および外ロール13による外方から
の押圧力を支えるのは、蓋体2の環状鍔2aに嵌入され
る押え型5の嵌入爪5aである。図3に示すように、嵌
入爪5aの外周は環状鍔2aの内縁2bを押圧し、内縁
2bは開口部1a内壁に接合されている。なお、外ロー
ル13の外縁2cへの当接方法は、軸14を容器本体1
の方向に移動せしめることにより可能となる。また、内
ロール8の外縁2cへの当接方法は、図2に示すよう
に、ロール保持杆9の他端に軸11により枢支された連
結杆12を、自動または手動で容器本体1方向(矢印方
向)に移動し、ロール保持杆9を軸7を中心に傾斜せし
めることにより可能となる。
【0010】本発明の製造方法には含まれないが、通常
の円筒形状を呈する密封容器の製造方法にも適用するこ
とができる。その場合は、図4の左側の部分だけの断面
形状を有する円筒形状の容器を、中心軸を中心に回転
し、図1における外ロール13を用いて、外縁2cを開
口部1a外壁に当接、押圧し、押え型5の嵌入爪5aで
内縁2bを開口部内壁に当接、押圧することにより密封
が可能となる。なおリング形状および円筒形状の容器の
いずれの場合でも、環状鍔2aの内面および(または)
容器本体1の開口部1a外壁および内壁に接着剤(例え
ばエポキシ系接着剤等)を塗布するのが好ましく、それ
により蓋体2の容器本体1への密封性は一層強化され
る。
【0011】次に、この発明に係る製造方法に用いる装
置について説明する。上方に駆動源に連結された主軸6
が設けられ、この主軸6には押え型5が螺着されてい
る。この押え型5の下端には、蓋体2の環状鍔2aに嵌
入する嵌入爪5aが形成されている。押え型5の側面に
は、平行移動自在な軸14に枢着された外ロール13が
設けられ、同様に外縁2cを開口部1a外壁に接合する
ことができる。
【0012】押え型5の下方には、蓋体2および容器本
体1を固定するための容器固定台3が設けられ、この容
器固定台3は軸受10により、昇降部材4上に回転自在
に設けられている。容器固定台3および昇降部材4は、
架台15に支持されて自由自在に昇降する。そして、外
ロール13は、軸14を水平方向に移動させることによ
り、外縁2cに接触または隔離させることができる。ま
た、昇降部材4には、U字形状のロール保持部材9が軸
7により枢支されている。そして、ロール保持部材9の
一端には内ロール8が枢着され、他端には連結杆12が
軸11により枢支されている。ロール保持部材9は、連
結杆12を水平方向に移動させることにより、軸7を中
心に変位し、内ロール8を蓋体2の外縁2cに接触また
は隔離させることができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば蓋体を容器本体の開口部に挟着して固定することに
より、容器本体を密封するものであるから、蓋体の容器
本体への取り付け作業が頗る容易になる。したがって、
この発明に係る製造方法によれば、容器本体を量産する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る製造方法において、容器本体に
蓋体を取り付ける準備段階における製造工程および製造
装置を示した断面図。
【図2】この発明に係る製造方法において、容器本体を
蓋体で密封している状態の製造工程および製造装置を示
した断面図。
【図3】この発明に係る製造方法における図2のA部拡
大断面図。
【図4】この発明に係る製造方法により製造されたリン
グ形状を呈する容器本体を示した断面図。
【図5】従来の製造方法により、容器本体に蓋体を巻き
締めた場合の容器本体を示した断面図。
【符号の説明】
1 容器本体 1a 開口部 2 蓋体 2a 環状鍔 2b 内縁 2c 外縁 3 容器固定台 5 押え型 8 内ロール 13 外ロール

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端に開口部を有するリング形状の容器
    本体を、容器固定台に固定すると共に、リング形状の
    体の外側の外周および内側の外周のそれぞれに形成
    環状鍔の内縁と外縁との間に、容器本体の外側および内
    側の開口部上端それぞれ挿入し、かつ上方から押え型
    で蓋体を容器本体に固定し、次に容器本体を回転し、
    ロールを外側の環状鍔の外縁に当接、押圧し、内ロール
    を内側の環状鍔の外縁に当接、押圧して、それぞれの
    縁を開口部外壁に接合すると共に、前記押えで前記内
    縁を開口部内壁に接合し、蓋体を容器本体に挟着して固
    することを特徴とする密封容器の製造方法。
  2. 【請求項2】 環状鍔の内面および(または)容器本体
    の開口部内外壁に接着剤を塗布することを特徴とする請
    求項1記載の密封容器の製造方法。
JP3108431A 1991-04-12 1991-04-12 密封容器の製造方法 Expired - Lifetime JP2527656B2 (ja)

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KR1019920703122A KR0160099B1 (ko) 1991-04-12 1992-04-10 밀봉용기 및 그의 제조방법
DE69208815T DE69208815T2 (de) 1991-04-12 1992-04-10 Dicht verschlossenes Gefäss sowie Verfahren zu seiner Herstellung
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0610002B2 (ja) * 1985-08-07 1994-02-09 昭和プロダクツ株式会社 非金属製缶胴への蓋取付方法

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