JPH08168839A - かしめリングの製法 - Google Patents
かしめリングの製法Info
- Publication number
- JPH08168839A JPH08168839A JP33375894A JP33375894A JPH08168839A JP H08168839 A JPH08168839 A JP H08168839A JP 33375894 A JP33375894 A JP 33375894A JP 33375894 A JP33375894 A JP 33375894A JP H08168839 A JPH08168839 A JP H08168839A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- disk
- molded product
- intermediate molded
- product
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 かしめリングを廉価に効率よく製造するこ
と。 【構成】 金属板を円形に打ち抜いて円板11を作る工程
と、この円板11を底部12および周縁部13よりなる盆形の
中間成型品10に成型する工程と、底部12を打ち抜いて周
縁部13をかしめリング１として残存させる工程とを経て
製造される。
と。 【構成】 金属板を円形に打ち抜いて円板11を作る工程
と、この円板11を底部12および周縁部13よりなる盆形の
中間成型品10に成型する工程と、底部12を打ち抜いて周
縁部13をかしめリング１として残存させる工程とを経て
製造される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、ゴム・ホース、ゴム
・バルンなどをパイプと結合する際に使用するかしめリ
ングの製法に関する。
・バルンなどをパイプと結合する際に使用するかしめリ
ングの製法に関する。
【０００２】
【従来の技術】図４に示すように、ゴム・ホース６など
をパイプ５に結合する際には、ゴム・ホース６をパイプ
５の先端に挿し込み、ゴム・ホース６の上にかしめリン
グ１を嵌めめ込んだのち、かしめリング１をかしめてリ
ングの内径を狭め、ゴム・ホース６をパイプ５にしっか
りと結合している。
をパイプ５に結合する際には、ゴム・ホース６をパイプ
５の先端に挿し込み、ゴム・ホース６の上にかしめリン
グ１を嵌めめ込んだのち、かしめリング１をかしめてリ
ングの内径を狭め、ゴム・ホース６をパイプ５にしっか
りと結合している。
【０００３】従来のかしめリング１は、長い金属パイプ
を一定長さに切断することによって従来より製造されて
いた。
を一定長さに切断することによって従来より製造されて
いた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなパ
イプを切断する製法によると、旋盤を使用するので自動
化が困難であって多くの人手を要するという問題があっ
た。そこで、この発明は、このようなパイプを使用した
かしめリングの製法の問題点を解決するために考えられ
たものである。
イプを切断する製法によると、旋盤を使用するので自動
化が困難であって多くの人手を要するという問題があっ
た。そこで、この発明は、このようなパイプを使用した
かしめリングの製法の問題点を解決するために考えられ
たものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明のかしめリング
の製法は、金属板を円形に打ち抜いて円板を作る工程
と、この円板を底部および周縁部よりなる盆形に成型し
た中間成型品を得る工程と、この中間成型品の底部を打
ち抜いて周縁部をリングとして残存させる工程とを経て
製造される。
の製法は、金属板を円形に打ち抜いて円板を作る工程
と、この円板を底部および周縁部よりなる盆形に成型し
た中間成型品を得る工程と、この中間成型品の底部を打
ち抜いて周縁部をリングとして残存させる工程とを経て
製造される。
【０００６】
【実施例】この発明のかしめリング１の製法を図面に基
づいて工程順に説明すると、図１に示すように、(1)細
長い鉄板などのフープ材を円形に打ち抜いて円板11を作
り、プレス型によって、(2)この円板11を底部12および
周縁部13よりなる盆形に成型した中間成型品10に成型し
たのち、(3)この中間成型品10の底部12を打ち抜いてか
しめリング１を得るのである。
づいて工程順に説明すると、図１に示すように、(1)細
長い鉄板などのフープ材を円形に打ち抜いて円板11を作
り、プレス型によって、(2)この円板11を底部12および
周縁部13よりなる盆形に成型した中間成型品10に成型し
たのち、(3)この中間成型品10の底部12を打ち抜いてか
しめリング１を得るのである。
【０００７】中間成型品10を得る工程においては、図２
(ａ)の断面図に示すように、中間成型品10の内径より小
さい直径の下型20と、円板11の直径に相当する段部22を
有し、かつ、下型20に嵌合される穴を有し、スプリング
26によって支持された位置決めリング21と、底部の周囲
に板厚程度の幅の段差24が形成され、中間成型品10の外
径とほぼ同じ外径の上中型23と、この上中型23に嵌まっ
て円板11をかしめるリング状の上外型25とよりなる金型
を使用する。
(ａ)の断面図に示すように、中間成型品10の内径より小
さい直径の下型20と、円板11の直径に相当する段部22を
有し、かつ、下型20に嵌合される穴を有し、スプリング
26によって支持された位置決めリング21と、底部の周囲
に板厚程度の幅の段差24が形成され、中間成型品10の外
径とほぼ同じ外径の上中型23と、この上中型23に嵌まっ
て円板11をかしめるリング状の上外型25とよりなる金型
を使用する。
【０００８】位置決めリング21の段部22に円板11を載置
して位置決めしたのち、図２(ｂ)の断面図に示すよう
に、上中型23を降下させて、下型20との間に円板11を挟
み、上外型25を降下させて円板11の周囲を筒状にかしめ
る。このとき、位置決めリング21はスプリング26の弾力
に抗して降下させられる。
して位置決めしたのち、図２(ｂ)の断面図に示すよう
に、上中型23を降下させて、下型20との間に円板11を挟
み、上外型25を降下させて円板11の周囲を筒状にかしめ
る。このとき、位置決めリング21はスプリング26の弾力
に抗して降下させられる。
【０００９】このとき、上中型23の下面の周縁に突条24
を設けて、中間成型品10の底部12の周縁に肉厚が薄くな
った段部14（図１参照）を形成することにより、中間成
型品10の内側の隅をほぼ直角に曲げることができる。
を設けて、中間成型品10の底部12の周縁に肉厚が薄くな
った段部14（図１参照）を形成することにより、中間成
型品10の内側の隅をほぼ直角に曲げることができる。
【００１０】このようにして盆形に成型された中間成型
品10の底部12を打ち抜く工程においては、図３の断面図
に示すように、中間成型品10の外径より大きい直径の穴
31、中間成型品10の内径より大きい直径の穴32および段
差33を有するリング状の下型30と、中間成型品10の内径
より僅かに小さい直径の円柱状の上型34とよりなる金型
を使用する。
品10の底部12を打ち抜く工程においては、図３の断面図
に示すように、中間成型品10の外径より大きい直径の穴
31、中間成型品10の内径より大きい直径の穴32および段
差33を有するリング状の下型30と、中間成型品10の内径
より僅かに小さい直径の円柱状の上型34とよりなる金型
を使用する。
【００１１】リング状の下型30の段差33に、開口部を下
向きにして中間成型品10を載置し、上型34を降下させる
と、中間成型品10の底部12を打ち抜くことができる。そ
して、残存した周縁部13をバレル研磨してかしめリング
１を得る。
向きにして中間成型品10を載置し、上型34を降下させる
と、中間成型品10の底部12を打ち抜くことができる。そ
して、残存した周縁部13をバレル研磨してかしめリング
１を得る。
【００１２】以上の各工程は、いずれもプレス機械によ
って行なうことができる。
って行なうことができる。
【００１３】
【発明の効果】以上の実施例に基づく説明から明らかな
ように、この発明のかしめリングの製法によると、旋盤
を使用することなく、各工程をプレス機械によって行な
うことができるので、所要時間が少なく、かつ人手がか
からず、製造コストを大幅に低減することができる。
ように、この発明のかしめリングの製法によると、旋盤
を使用することなく、各工程をプレス機械によって行な
うことができるので、所要時間が少なく、かつ人手がか
からず、製造コストを大幅に低減することができる。
【図１】この発明のかしめリングの製法を工程順に示し
た斜視図、
た斜視図、
【図２】円板を盆形の中間成型品に成型する装置を示す
縦断面図、
縦断面図、
【図３】盆形の中間成型品の底部を打ち抜く装置を示す
縦断面図、
縦断面図、
【図４】かしめリングの使用態様を示す斜視図である。
１ かしめリング 10 中間成型品 11 円板 12 底部 13 周縁部 20 下型 21 位置決めリング 23 上中型 25 上外型 26 スプリング 30 リング状の下型 34 上型 ５ パイプ ６ ゴム・ホース
Claims (1)
- 【請求項１】 金属板を円形に打ち抜いて円板を作る工
程と、該円板を底部および周縁部よりなる盆形に成型し
た中間成型品を得る工程と、該中間成型品の底部を打ち
抜いて周縁部をリングとして残存させる工程とよりなる
ことを特徴とするかしめリングの製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33375894A JPH08168839A (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | かしめリングの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33375894A JPH08168839A (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | かしめリングの製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08168839A true JPH08168839A (ja) | 1996-07-02 |
Family
ID=18269636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33375894A Pending JPH08168839A (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | かしめリングの製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08168839A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001071051A (ja) * | 1999-09-01 | 2001-03-21 | Toyota Motor Corp | リング部材の成形方法 |
| JP2003019528A (ja) * | 2001-07-02 | 2003-01-21 | Tanaka Seimitsu Kogyo Kk | リングの製造方法 |
| JP2007118039A (ja) * | 2005-10-28 | 2007-05-17 | Hitachi Metals Ltd | 筒状部品の製造方法 |
| KR100980035B1 (ko) * | 2010-04-26 | 2010-09-06 | 송춘만 | 볼 조인트 압입 플러그 제조용 금형 |
| CN106734446A (zh) * | 2017-02-17 | 2017-05-31 | 山东力源铁塔制造有限公司 | 一种可调式抱箍制弯模具 |
-
1994
- 1994-12-19 JP JP33375894A patent/JPH08168839A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001071051A (ja) * | 1999-09-01 | 2001-03-21 | Toyota Motor Corp | リング部材の成形方法 |
| JP2003019528A (ja) * | 2001-07-02 | 2003-01-21 | Tanaka Seimitsu Kogyo Kk | リングの製造方法 |
| JP2007118039A (ja) * | 2005-10-28 | 2007-05-17 | Hitachi Metals Ltd | 筒状部品の製造方法 |
| JP4662265B2 (ja) * | 2005-10-28 | 2011-03-30 | 日立金属株式会社 | 筒状部品の製造方法 |
| KR100980035B1 (ko) * | 2010-04-26 | 2010-09-06 | 송춘만 | 볼 조인트 압입 플러그 제조용 금형 |
| CN106734446A (zh) * | 2017-02-17 | 2017-05-31 | 山东力源铁塔制造有限公司 | 一种可调式抱箍制弯模具 |
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