JPH032205A - アクリルアミド系重合体の製造方法 - Google Patents

アクリルアミド系重合体の製造方法

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JPH032205A
JPH032205A JP1136850A JP13685089A JPH032205A JP H032205 A JPH032205 A JP H032205A JP 1136850 A JP1136850 A JP 1136850A JP 13685089 A JP13685089 A JP 13685089A JP H032205 A JPH032205 A JP H032205A
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    • C08F20/00Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical or a salt, anhydride, ester, amide, imide or nitrile thereof
    • C08F20/02Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms, Derivatives thereof
    • C08F20/52Amides or imides
    • C08F20/54Amides, e.g. N,N-dimethylacrylamide or N-isopropylacrylamide
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は溶剤性が良好な高分子量アクリルアミド系重合
体の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
近年、水溶性アクリルアミド系重合体は、凝集剤、石油
回収用薬剤、抄紙用粘剤、紙力増強剤等、多方面で大t
K使用されている。これらの用途のうち凝集剤、石油回
収用薬剤、抄紙用粘剤等は高分子量であることが要求さ
れることが多く、平均分子量が1000万以上のものも
珍うしくない。このような高分子量のアクリルアミド系
重合体を得る方法としては種々提案されているが、工業
的には水性媒体中でフリーラジカル開始剤を用いて重合
する場合が多い。この場合、得られる含水重合体は通常
数10係以上の水を含むが、重合体の分子量が非常に高
いため、はとんど全く流動しないゴム状物ないしは、難
流動性の粘稠液状物である。従ってこのままでは取扱い
が困難であり輸送上も不経済であるので、通常は熱風乾
燥等によって上記含水重合体から水を除去し乾燥粉末の
形態にしている。
しかし、加熱乾燥法によって得られる乾燥重合体の水へ
の溶解性は一般に重合時の単量体濃度、重合体の分子量
および乾燥温度等が高くなるほど悪くなる傾向にある。
この溶解性の低下は、使用時の溶解時間を長くすること
である程度救済され得るが、はなはだしい時は水中で長
時間かくはん[7ても膨潤するのみで溶解しな一粒子が
易く残ってし1い凝集剤とし7て廃水処理等に適用する
場合は低い凝集性醋を示し、石油回収用薬剤として使用
する場合は浸透力低下、また抄紙用粘剤の場合に抄造紙
上にフィッシュアイを生じる等の問題がある。
一方アクリルアミド重合体の安定化剤として2−メルカ
プトベンゾチアゾールが有効であることが特公昭49−
27659号公報で知られており、重合完結後の重合体
に添加することが記載されている。又、この公告公報に
は重合の際に前記安定化剤を共存させることを示唆する
記載があるものの、具体的な記載はなく、むしろ[高分
子化学 上J (p、 :r、フローリー著、岡。
金丸 共訳、丸善株式会社、1955年10月)第15
7頁にも記載されているように、メルカプタン類は分子
量調節剤として働くものであることが知られているので
、2−メルカプトベンゾチアゾール等のメルカプタン類
を重合時に添加するとその連鎖移動効果によって分子量
が低下し高分子量物は得られ難いと考えられてbる。
又、特公昭60−8688号公報には2−メルカプトベ
ンゾチアゾールに類似した構造の2−メルカプトベンゾ
イミダゾールを重合時に添加することが記載されている
ものの、実施例における添加量は単量体に対してα05
重量重量下であり、本発明等の検討によれば05重量優
添加すると重合が全く進行しないことが確認されている
〔発明が解決しようとする課題〕
以上述べたように、分子量が大きくて水中溶解性の良好
な乾燥アクリルアミド系重合体を効率的に製造する方法
が要請されているが、現状ではこれらの条件を充分に満
たす技術は開発されてbない。
本発明は上記アクリルアミド系重合体の溶解性を走路的
に向上させ、工業的に有用な高分子量の乾燥アクリルア
ミド系重合体を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の要旨は、アクリルアミド単量体単独又は50モ
ル憾以上のアクリルアミド単量体及びこれと共重合可能
な単量体からなる単量体混合物を、アゾ系開始剤及び対
単量体0.α1重t4以上の2−メルカプトベンゾチア
ゾールもしくはその塩の存在下、pH(S以上の水性媒
体中で5〜100℃の温度範囲で重合させ、次いで乾燥
するアクリルアミド系重合体の製造方法にある。
本発明におりてアクリルアミドと共重合可能な単量体と
しては、メタクリルアミド、アクリル酸、メタクリル酸
、アクリル酸およびメタクリル酸の塩並びにアミノアル
キルエステル、これらアミノアルキルエステルの4級ア
ンモニウム塩、スチレンスルホン酸、アクリルアミドア
ルキルスルホン酸およびこれらの塩、さらに生成重合体
の水溶性を著しく損わない範囲内の量のアクリロニトリ
ル、スチレン、アクリル酸及びメタクリル酸の低級アル
キルエステル等があげられる。
本発明において、2−メルカプトベンゾチアゾールの使
用量は単量体に対して[11重を優以上であるが、より
好ましくはα3〜2.0重−jt)4である。Q、54
以下では目的とする重合体の溶解性向上の効果が不十分
なことがあり、一方、2、04以上では添加量を増加し
ても効果の増加がほとんどなく経済的に4.不利になる
。添加方法は粉末のまま、または水にスラリー状に懸濁
あるいは溶解させたのち重合系に加え混合する。
いずれの場合も・系のpHを所定の値に調節し完全に2
−メルカプトベンゾチアゾールが溶解したのち、重合を
開始することが望ましい。
本発明の重合方法は通常のアゾ系開始剤を用いた水溶液
重合法であって、5〜70重量係、好ましくは10〜5
0重量嗟の主としてアクリルアミドよりなる上記単量体
の水溶液に、2.2′−アゾビス−(2−アミジノプロ
パン)2塩酸塩、4.4’−アゾビス−(4−シアノバ
レリン酸)2.2−アゾビス(N、N’−ジメチレンイ
ソブチルアミジン)2塩酸塊等の水溶性アゾ系開始剤を
単量体に対し0.0001〜α2重量壬添加し5〜10
0℃の温度で行う。なお、アゾ系開始剤と同時に低温で
の重合開始を容易ならしめるためにレドックス系開始剤
、例えば過硫酸塩、過酸化水素、過酸化アルキル等の過
酸化物、またはこれらと三級アミン、亜硫酸塩もしくは
第1鉄塩等の還元剤の組合せを用することもできる。
高い単量体濃度で重合熱の除去の不十分な反応器を用い
て重合を行う場合は、前述したアゾ系開始剤とレドック
ス系開始剤とを併用することによって重合温度の領域を
広くとることができるので工業的に有利である。開始剤
の種類、濃度、重合温度、単量体濃度は重合体の分子t
ic大きな影響を与える。
重合系のpHも本発明を構成する重要な要素であり、本
発明ではpH6以上で重合が行なわれる。2−メルカプ
トベンゾチアゾールの重合体の溶解性向上の機能は既述
したように有害なラジカルを失活させることKあるが、
その能力は2−メルカプトベンゾチアゾールの解離状態
に依存するためである。尚、pHは7以上であることが
より好ましす。
本発明における重合条件は、開始剤とL5てアゾ系のも
のを用い、温度5〜100℃、pH6以上にすることを
特徴としている。これらの条件は2−メルカプトベンゾ
チアゾールが重合挙動に悪影響を及ぼすことなく、重合
体の溶解性向上に作用するために必要な条件である。ア
ゾ系開始剤のラジカルは上記温度範囲であれば、レドッ
クス系開始剤のように2−メルカプトベンゾチアゾール
によって直接失活されることはなく、重合挙動にはほと
んど影響を与えない。もつともアゾ系開始剤は一般に低
温での活性が低いため、これを改善するために一部少量
のレドックス系開始剤を併用することは可能′である。
低温領域ではレドックス系開始剤のラジカルが2−メル
カプトベンゾジアゾールによって直接失活されることは
少ない。しかしこの場合でも重合温度は5℃以上にする
ことが必要で、これ以下では著しく重合開始の遅延がお
こり好ましい重合体が得られない。逆に重合温度が10
0℃以上の場合は、重合糸シて存在する水が沸騰したり
極部的に有害なラジカルが多量に発生するため2−メル
カプトベンゾチアゾールが存在しても重合体の溶解性が
悪化する。
本発明にお込て、2−メルカプトベンゾチアゾールは一
重合時に発生する不溶解物の発生を抑制するとともに、
その後の工程特に重合体が高温にさらされる乾燥工程で
の不溶解物の発生を効果的に防止するものと思われる。
さらに、アクリルアミド糸重合体は、重合中または重合
後論水分解反応を行なわせ、アミド基の一部をカルボキ
シル基に変化させて使用に供する場合もあるが、2−メ
ルカプトベンゾチアゾールはその加水分解工程中の劣化
をも防止する効果を有している。
このような2−メルカプトベンゾチアゾールの作用機構
は明らかではないが、本発明者らが本発明を完成させる
に当り、種々検討して得た知見を総合すると以下の(1
)〜(3)のように考えられる。
(11重合の過程において重合体は部分的に脱水素酸化
をうけて欠陥構造を生じ、これかもとになって重合工程
あるいはその後の工程で溶解性不良の原因となる分岐、
架橋構造を生成する。脱水素酸化をひきおこすラジカル
は、レドックス系開始剤、過酸化物開始剤、単量体中に
微量存在す、るモノマーもしくはポリマーのパーオキシ
ド等から発生するとみられるが、2−メルカプトベンゾ
チアゾールはこれら有害なラジカルを失活させる。
(2)2−メルカプトベンゾチアゾールは重合時に温和
な連鎖移動剤として作用し、異常に高分子量の重合体の
生成を抑制する。この面からも重合体の溶解性向上に寄
与する。
(3)、加水分解および乾燥工程にお−てけ重合体が高
濃度で高温にさらされることから大気中の酸素あるいは
重合時に使用した開始剤の残分が原因となって有害なラ
ジカルを発生、これにより(1)と同様に重合体の脱水
素酸化がおこり重合体の溶解性不良の原因となる分岐。
h\゛ 架橋構造を生成する!/2−メルカプトベンゾチアゾー
ルはこれら有害なラジカルを失活させる。
以上、水溶液中での重合方法について説明してきたが、
本発明において重合は水および単量体をほとんど溶解し
ない溶媒、例えば脂肪族炭化水素中に単量体水溶液を微
小液滴として分散させて重合を行ういわゆる逆相懸濁重
合の形態も、2−メルカプトベンゾチアゾールが単量体
と水よりなる相にα1重量優対車量体以上分配維持され
る限り用いることができる。また、重合系に既知の分子
量調節剤や含水重合体の粘着性を防止する六めに必要な
剤を加えることは差支えない。
このようにして得られる含水重合体の乾燥に際しては、
含水重合体をその流動性に応じ適宜薄層状、細ひも状ま
たは粒状に賦形し乾燥機に送入し乾燥する。乾燥機は静
置、攪拌、連続、回分、常圧、減圧等公知の型式の加熱
乾燥機を用いることができる。乾燥雰囲気の温度は従来
60℃程度の比較的低い温度が採用されていたが、本発
明におりては80〜110℃もの高温にすることも可能
である。しかしながら100℃を越える温度になってか
ら長時間保存すると不溶化するおそれがあるので、乾燥
時間Fi重合体そのものの温度、含水率を見極めながら
必要最小限にとどめるのが望着し込。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
なお、溶解性の評価は得られた乾燥重合体0,5fをs
 o occの水に室温で4時間攪拌溶解したのち80
メツシユの金網で濾過し、水洗後、金網上に残った不溶
状膨潤ゲル(不溶物)の重量を測定することKより行な
い、この値が7グラム以下であれば溶解性良好と判定し
た。
また、特にことわりない限り、実施例中の部は重量部を
、又憾は重量部を示す。
実施例1 アクリルアミド29部、2−メルカプトベンゾチアゾー
ルナトリウム堆10壬対単量体、水71部を3リツトル
の重合容器に仕込み炭酸ナトリウムを加えてpHを12
に調節した後、系内を9素で置換し10℃に冷却した。
重合容器内の温度上昇に追随して浴温を上昇させる機構
−アミジノプロパン)2塩酸塩103部、過硫酸カリウ
ムa003部、ロンガリットα003部を加え、重合を
開始した。重合容器内温の上昇が停止した後、含水重合
体ゲルを取出した。
内温の最高温度H96℃であった。これを85℃で10
時間放置したのち、径約5閣の粒状に解砕し、80℃の
熱風乾燥機で15時間乾燥、ウイレー式粉砕機で径1園
以下の粒度に粉砕した。得られた重合体粉末の水への溶
解性は良好であり、不溶物は1グラム以下であった。
なお、この重合体のα1t6溶液のブルックフィールド
粘度(以下[LIQB型粘度と略す)は710cp、コ
ロイド滴定によるアニオン当量値は2.3ミリ当量/グ
ラムであった。
また上記含水重合体ゲルの乾燥を90tl:、10時間
で実施したときの溶解性も良好であり、不溶物は2グラ
ムであった。
比較例1 2−メルカプトベンゾチアゾール−ナトリウム塩を使用
することなく、その他の条件は実施例1と同様にして含
水重合体ゲルを得た。重合挙動(重合温度の時間的変化
)は実施例1の場合とほとんど同じであった。この含水
重合体ゲルを怪3mの粒状に解砕し80℃の熱風乾燥機
で10時間乾燥した後、ウィレー式粉砕機で径1綱以下
に粉砕した。得られた重合体粉末の水への溶解性は悪く
、不溶物は20グラムであった。また上記含水重合体ゲ
ルを90T:、10時間で乾燥したときの溶解性をat
ll定しようとしたところ不溶物が著しく多量に発生し
たので測定を中止した。
実施例2〜5および比較例2〜3 アクリルアミド20部、アクリル酸5部、2−メルカプ
トベンゾチアゾール−ナトリウム塩を各々0.α05 
、 0.1 、  l 5 、 1.0又は2.0壬対
単量体、水75部を3リツトルの重合容器に仕込みpH
を8に調節した後、系内を窒素で置換し9℃に冷却した
。重合容器内の温度上昇に追随して浴温を上昇させる機
構を備えた浴の温度を最初9℃に保ち、この浴中に上記
重合容器を置き2.2′−アゾビス−(2−アミジノプ
ロシ パン)2塩素塩α04部過硫酸カリウムa004部、ロ
ンガリットα012部を加え内温の上昇が停止したのち
含水重合体ゲルを取出した。重合時の温度の時間変化は
、bずれの場合もほぼ同じであり、最高温度は76〜7
8℃であった。
これら含水重合体を80℃の熱風乾燥機で15時間乾燥
した後、つ、イレー式粉砕機で径1w以下の粒度に粉砕
、実施例1と同様の評価を行った。その結果を第1表に
示した。
実施例6 アクリルアミド20部、アクリル酸5部、2−メルカプ
トベンゾチアゾール1.0係対単量体、水75部を3リ
ツトルの重合容器に入れ、攪拌したが、2−メルカプト
ベンゾチアゾールは溶解せず分散状類てあった。これた
水酸化す) IJウムを加えてpH9に調節攪拌し2−
メルカプトベンゾチアゾールが完全に溶解したことを確
認した後、系内を窒素で置換し9℃に冷却した。
これに2.2′−アゾビス=(2−アミジノプロパン)
2塩酸塩104部加え、以下実施例2と同様の操作を行
b、乾燥酒重合体を得た。
比較例4 実施例6において2−メルカプトベンゾチアゾールのか
わりに2−メルカプトベンゾイミダゾールを使用し、そ
の他はすべて実施例6と同一条件で重合を行なったが、
重合の反応が極端に遅くなり結局、目的とする重合体を
得ることができなかった。
実施例7〜9 アクリルアミド29部、2−メルカプトインゾチアゾー
ル−ナトリウム4aフ4対隼量体、水71部を加えホウ
酸および水酸化ナトリウムによりpI(を各11.12
又は13に調節、以下実施例1と同様の操作により重合
体を得た。
なお、重合体の乾燥は80℃で行ない第1表の重合体を
得た。
実施例10〜12および比較例5 アクリルアミド20部、アクリル酸5部、2−メルカプ
トベンゾチアゾール−ナトリウム塩α5係対単量体、2
.2′−アゾビス(N、N’−ジメチレンイソブチルア
ミジン)2塩酸4[106部、水75部を6リツトルの
重合容器に仕込み水酸化ナトリウムで各々p)1 5,
6,7,8又は9に調節したのち系内を窒素で置換し、
実施例2と同様の操作で重合体を得た。但し、重合開始
時の設定温度は12℃とした。重合体の品質は第1表に
示した通りであった。
実施例14 実施例1で得られた含水重合体ゲルを60℃の熱風乾燥
機で18時間乾燥し、以下実施例1と同様の操作により
粉末重合体を得、これの不溶物を測定したとζろ1グラ
五以下であった。
また、この重合体を濃度2憾の食塩水にα04係溶解し
5ミクロンのフィルター(12,5m”)で加圧しなか
ら濾過したところ圧力上昇がほと/乙O んどなり状態で仁! d 濾過することかできた。
比較例6 比較例1で得られた含水重合体ゲルについて実施例14
と同じ操作で粉末重合体を得、これの不溶物を測定した
ところ1グラム以下であった。しかしこの重合体を実施
例14で述べた加圧濾過テストを行なったところ、15
−を濾過しだ時点で著しく圧力が上昇し、それ以上濾過
を継続することができなかった。
比較例7 0.14B型粘度600cp1アニオン当量値13ミリ
当量/グラム、不溶物5グラム以下の重合体を得る目的
で、開始剤として過硫酸カリウムと亜硫酸水素す) I
Jウムの組合せを用い、重合時に2−メルカプトベンゾ
チアゾール−ナトリウム塩をll5S対単量体加えて、
その他は実施例2と同様の重合を実施した。重合体の分
子量(α14B型粘度)を調節するために開始剤の竜を
変更して各々重合[7たが、いずれの場合も重合の途中
から反応が著しく遅延し、得られ大型合体の分子量は低
く、目標とする重合体を得ることができなかった。
〔発明の効果〕
本発明の方法によれば、重合体含水ゲルの高温での乾燥
が可能であり、水に対する溶解性が良好な高分子量の乾
燥アクリルアミド系重合体を工業的に製造することがで
きる。この重合体は凝集剤、石油回収用薬剤等として有
用である。
特許出願人   ダイヤフロック株式会社特許出願人 
 日東化学工業株式会社 代理人 弁理士  清 水 正 三

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アクリルアミド単量体単独又は50モル%以上のアクリ
    ルアミド単量体及びこれと共重合可能な単量体からなる
    単量体混合物を、アゾ系開始剤及び対単量体0.1重量
    %以上の2−メルカプトベンゾチアゾールもしくはその
    塩の存在下、pH6以上の水性媒体中で5〜100℃の
    温度範囲で重合させ、次いで乾燥するアクリルアミド系
    重合体の製造方法。
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