JPH0321997A - オーディオ信号データ処理装置 - Google Patents

オーディオ信号データ処理装置

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JPH0321997A
JPH0321997A JP1156200A JP15620089A JPH0321997A JP H0321997 A JPH0321997 A JP H0321997A JP 1156200 A JP1156200 A JP 1156200A JP 15620089 A JP15620089 A JP 15620089A JP H0321997 A JPH0321997 A JP H0321997A
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JP
Japan
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data
signal data
memory
audio signal
program
Prior art date
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Application number
JP1156200A
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English (en)
Inventor
Norimichi Katsumura
勝村 則道
Kazuo Watanabe
渡辺 和男
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Pioneer Video Corp
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Video Corp
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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Priority to EP19900306603 priority patent/EP0404474A3/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はオーディオ信号データ処理装置に関する。
背景技術 家庭や車内においてコンサートホールや劇場における音
響空間、例えば、残響音や臨場感を作り出すために音場
制御をなすことができるオーディオ信号データ処理装置
が公知であり、例えば特開昭64−72615号公報に
示されている。このようなオーディオ信号データ処理装
置は、チューナ等のオーディオ信号源から出力されたオ
ーディオ信号をディジタル処理することにより音場制御
を施すDSP (ディジタル信号処理プロセッサ)が設
けられている。DSPは四則演算等の演算処理を行なう
H算手段、該演算手段に供給するオーディオ信号データ
を記憶するデータメモリや該データメモリに記憶された
信号データを遅延させるための遅延用メモリを備えてい
る。DSP内では予め定められたプログラムに従って各
メモリ間及びメモリから演算手段へ信号データを転送し
て信号データの演算処理を高速で繰り返し行なうことが
できるように構成されている。またプログラムはDSP
内のRAM等の書き換え可能なメモリに書き込まれてお
り、操作により音場モードが切り換えられる毎にDSP
外のマイクロコンピュータによりプログラムが変更され
る。すなわちプログラムを変更することによりあらゆる
音響空間を作り出せるのである。
しかしながら、かかるオーディオ信号データ処理装置に
おいては、プログラムを変更した直後にはデータメモリ
や遅延用メモリに変更前のプログラムによる信号データ
が残ったままとなり、新たなプログラムによる処理を開
始してもしばらくの期間はプログラム変更前の信号デー
タに基づいた演算処理が行なわれるので、適切なオーデ
ィオ信号データが得られないという問題点があった。
発明のほ要 そこで、本発明の目的は、プログラムを変更した直後に
おいて新たなプログラムに従った適切なオーディオ信号
データが早急に得られるようにしたオーディオ信号デー
タ処理装置を提供することである。
本発明のオーディオ信号データ処理装置は、オーディオ
信号データを順次供給する入力手段と、オーディオ信号
データをデータメモリへ書き込みかつ読み出すデータメ
モリ制御手段と、データメモリからオーディオ信号デー
タを順次読み出して遅延用メモリの書き込みアドレスで
指定される位置に記憶せしめる一方オーディオ信号デー
タを遅延用メモリの読み出しアドレスで指定される位置
から順次読み出してデータメモリに書き込む遅延メモリ
制御手段と、書き込みアドレス及び読み出しアドレスを
指定するアドレス指定手段と、遅延メモリ制御手段によ
って読み出されてデータメモリに書き込まれたオーディ
オ信号データに所定係数データを乗算する演算手段と、
該演算手段の演算結果に応じてオーディオ信号データを
出力する出力手段と、上記の各手段の動作を指定プログ
ラムに従って制御するシーケンス制御手段とからなるオ
ーディオ信号データ処理装置であり、指定プログラムが
変更されたときにはシーケンス制御手段がデータメモリ
及び遅延メモリを初期化せしめることを特徴としている
実施例 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明す
る。
第1図に示した本発明の一実施例たるオーディオ信号デ
ータ処理装置においては、アナログオーディオ信号がA
/D変換器1を介してDSP2内の人出力インターフェ
ース3に供給される。人出力インターフェース3には第
1データバス4が接続されている。第1データバス4に
はオーディオ信号データを記憶するデータメモリとして
2つの信号データRAM5.6が接続されている。また
、データバス4にはバッファメモリ7が接続されており
、バッフ7メモリ7の出力は乗算器8の一方の入力に接
続されている。乗算器8の他方の入力には係数データを
保持するためのバッファメモリ9が接続され、バッファ
メモリ9には更に複数の係数データを記憶する係数デー
タRAMIOが接続されている。ALU (演算器)1
1は乗算器8の計算出力の素算等の演算をするために設
けられており、一方の入力に乗算器8の計算出力が供給
される。他方の入力にはALUI 1の計算出力を保持
するアキュームレータ12の出力が供給される。またア
キュームレータ12の出力はデータバス4に接続されて
いる。
信号データRAM5にはメモリ制御回路31が接続され
ている。メモリIIl御回路31はRAM5の指定アド
レスへのデータ書き込み及び指定アドレスからデータの
読み出しを制御する制御信号を発生する。信号データR
AM6にはメモリ制御回路31と同様のメモリ制御回路
32が切替回路33を介して接続されている。切替回路
33はメモリ制御回路31からの制御信号によってRA
M6の指定アドレスへのデータ書き込み及び指定アドレ
スからデータの読み出しが行なわれるように切り替える
。また、RAMIOにはメモリ制御回路31と同様のメ
モリ制御回路34が接続されている。
信号データR A M 6は第1データバス4とは別の
第2データバス14にも接続されている。具体的には第
2図に示すようにRAM6と第1データバス4との間に
は3ステートバッファ39a.3つbが設けられ、また
、RAM6と第2データバス14との間には3ステート
バッフ740a,40bが設けられている。バッファ3
9a,39b,40a,40bは後述のシーケンスコン
トローラ18からの命令信号に応じて個別にオンオフす
る。
すなわち、第1データバス4からの信号データをRAM
6に書き込む場合にはバッファ39aがオンとなり、R
AM6から第1データバス4に信号データを読み出す場
合にはバッファ39bがオンとなる。同様に第2データ
バス14からの信号デタをRAM6に書き込む場合には
バッファ40aがオンとなり、RAM6から第2データ
バス14に信号データを読み出す場合にはバッファ40
bがオンとなる。このように命令信号に応じてオンとな
る3ステートバッファは39a,39b.40a,40
bのうちの常にいずれか1である。
データバス14には外部RAM15とのデータ転送用の
インターフェース16が接続されている。
外部RAM15はオーディオ信号データの遅延信号デー
タを作或するために設けられた遅延用メモリであり、記
憶容量が大なるほど遅延時間の長い信号データを作或す
ることができる。RAM15の書き込み及び読み出しア
ドレスを指定するためにメモリ制御回路35が設けられ
、メモリ制御回路35には遅延時間データRAM17が
接続されている。RAM17における遅延時間データの
書き込み及び読み出しはメモリ制御回路38によって制
御される。
インターフェース3,16、乗″n器8、バッファメモ
リ7,9、ALUII、アキュームレータ12、メモリ
制御回路31.32,34,35.38及び切替回路3
3の動作はシーケンスコントローラ18によって制御さ
れる。シーケンスコントローラ18にはプログラムRA
M19が接続されており、プログラムRAM19に書き
込まれたプログラムに従って動作する。プログラムR 
A M1つにはプログラムカウンタ20が接続され、プ
ログラムカウンタ20の計数値が加算される毎にその新
たな計数値に対応するステップの命令コードがプログラ
ムRAM19から読み出されてシーケンスコントローラ
18に供給される。また、シーケンスコントローラ18
には後述のマイクロコンピュータ24からの指令を複数
保持するレジスタ21が接続されている。
プログラムRAMI9及びレジスタ21はメインバス2
2に各々接続されている。メインバス22にはインター
フェース23を介してマイクロコンピュータ24が接続
されている。またメインバス22には転送バッファ26
.27が接続されてイル。転送ハッファ26はマイクロ
コンピュータ24から供給される係数データをRAMI
OI:記憶させるために一時的に保持する。転送バッフ
ァ27はマイクロコンピュータ24から供給される遅延
峙間データをRAM17に記憶させるために一時的に保
持する。
マイクロコンピュータ24はマイクロプロセッサ、RA
M,ROM及びインターフェース(共に図示せず)から
構成されている。マイクロコンピュータ24にはキーボ
ード25が接続されている。
キーボード25には音場特性の叉なるホール1、ホール
2・・・・・・の如く音場モードを指定する複数のモー
ドキーやグラフィックイコライザ調整の周波数帯域設定
キー、レベル調整キー及びミュートキー(共に図示せず
)等の複数のキーが設けられている。マイクロコンピュ
ータ24のROMにはマイクロコンピュータ24自身が
処理するDSP制御プログラムの他にシーケンスコント
ローラ18が処理する複数のシーケンス制御プログラム
、RAMIOに供給する複数の係数データ群、RAM1
7に供給する読み出しアドレス設定用の複数の遅延峙間
データ群が予め書き込まれている。
DSP2内にはクロックジエネレータ28が設けられて
おり、クロックジエネレータ28からクロックパルスが
シーケンスコントローラ18やプログラムカウンタ20
I:(Jt給される。またクロツクジエネレータ28か
ら発生されるクロ・ノクノくルスはA/D変化器1のサ
ンプリングのタイミング信号として供給される。
また、インターフェース3から出力されるオーディオ信
号データはミュートスイッチ回路30に供給される。ミ
ュートスイッチ回路30のオン時にはオーディオ信号デ
ータは更にデイジタルフィルタ36を介してD/A変換
器37に供給される。
ミュートスイッチ回路30のオンオフはシーケンスコン
トローラ18から出力される命令信号によって制御され
るようになっている。
かかる構成において、上記した3ステートバツフ739
a〜40b及びミュートスイッチ回路30のオンオフの
命令信号の他に、シーケンスコントローラ18は転送バ
ッファ26に保持された係数データ群をRAMIOに転
送する命令信号、転送バッファ27に保持されたアドレ
スデータ群をRAM17に転送する命令信号、インター
フェース3からのオーディオ信号データの信号データR
AM5.6の指定アドレスへの転送命令信号、信号デー
タRAM5.6の指定アドレスから信号データを読み出
してバッファメモリ7へ転送する命令信号、RAMIO
の指定アドレスから係数データを読み出してバッファメ
モリ9へ転送する命令信号、ALUIIの各種演算動作
命令信号、アキュームレータ12に保持された信号デー
タの信号データRAM5.6の指定アドレス又はバッフ
ァメモリ7への転送命令信号、信号データRAM6の指
定アドレスから外部RAM15の書き込み指定アドレス
への転送命令信号、外部RAM15の遅延指定アドレス
から信号データRAM6の指定アドレスへの転送命令信
号、RAM5.6及び外部RAM15を初期化するため
のリセット命令信号等の命令信号を発生する。これらの
命令信号はマイクロコンピュータ24からの指令又はプ
ログラムRAM19に記憶されたプログラムに従って適
切なタイミングで発生される。なお、マイクロコンピュ
ータ24からの指令は指令レジスタ21に保持されるの
で、シーケンスコントローラ18はプログラムに従った
動作中に指令レジスタ21の内容を監視して割り込み動
作によりマイクロコンピュータ24からの指令に対する
命令信号の発生を行なう。指令レジスタ21に保持され
た指令はそれに対応する命令信号が発生されると例えば
、シーケンスコントローラ18によってキャンセルされ
る。
キーボード25のいずれかのモードキーが操作されると
、マイクロコンピュータ24は第3図に示すように現在
の音場モードと異なる音場モードを指定するモードキー
の操作か否かを判別する(ステップ41)。現在の音場
モードと穴なる音場モードの指定の場合には直ちにミュ
ートスイッチ回路30をオフにせしめてミュート状態と
するためにミュート指令をシーケンスコントローラ18
に対して発生し(ステップ42)、操作されたキーに対
応するシーケンス制御プログラム、係数データ群αl,
α2・・・・・・αn及び遅延時間データ群t1,t2
・・・・・・tnをROMから読み出して転送する(ス
テップ43〜45)。シーケンス制御プログラムはイン
ターフェース23、そしてメインバス22を介してRA
M19に転送されて図示しないメモリ書き込み制御回路
によって書き込まれる。係数データ群はインターフェー
ス23、そしてメインバス22を介して転送バッファ2
6に転送される。遅延時間データ群はインターフェース
23、そしてメインバス22を介して転送バッファ27
に転送される。このように係数データ及び遅延時間デー
タを転送バッファ26、27に転送すると、マイクロコ
ンピュータ24はシーケンスコントローラ18に対して
データ切替指令を発生し(ステップ46)、更に初期化
指令を発生する(ステップ47)。シーケンスコントロ
ーラ18はデータ切替指令に応じてメモリ制御回路34
,38に対して所定の命令信号を発生して転送バッファ
26に転送された係数データ群をRAMIOの所定域に
書き込ませ、また転送バッファ27に転送された遅延峙
間データ群をRAM17の所定域に書き込ませる。また
、シーケンスコントローラ18は初期化指令に応じて上
記したリセット命令信号をメモリ制御回路31,32.
35に対して発生するので、メモリ制御回路31,  
32.  35によって信号データRAFv15,6及
び外部RAM15の全ての記憶域に“0”が書き込まれ
る。
ステップ47の実行後、ミュートスイッチ回路30をオ
ンにせしめてミュート状態を解除するためのミュート解
除指令をシーケンスコントローラ18に対して発生する
(ステップ48)。すなわち、ミュートスイッチ回路3
0は現在の音場モードを他の音場モードに切替えるため
にRAMIO,17及び19内のデータやプログラムを
変更する期間だけオフとなるのである。これはデータや
プログラムの変更により生ずる雑音信号が出力されるこ
とを防止するためである。
なお、マイクロコンピュータ24が初期化指令を発生し
ないで、データ切替指令に応じてシーケンスコントロー
ラ18がRAMIO,17へのデタ転送の命令信号を発
生した後、それに続けてリセット命令信号を発生するよ
うにしても良い。
次に、DSP2内における信号データ処理動作について
説明する。A/D変換器1に入力されるオーディオ信号
はクロックジエネレータ28からのクロツクパルスに同
期したサンプリング周期毎にディジタルオーディオ信号
データ1d+.d2・・・・・・dnに変換され、その
オーディオ信号データ群はインターフェース3を介して
第1データバス4に供給される。データバス4に供給さ
れた信号データ群はRAM5又は6に供給されて記憶さ
れる。
RAM6に書き込まれた信号データはデータバス14に
よってインターフェース16内の出力レジスタ(図示せ
ず)に順次転送され、更にその出力レジスタから外部R
AM15の書き込みアドレスで指定され記憶位置に書き
込まれる。この書き込みアドレスはメモリ制御回路35
によって制御され外部RAM15の記憶位置数に対応し
た数のアドレスを所定の順番で転送信号データ毎に変化
される。外部RAM15において読み出しアドレスで指
定される記憶位置の信号データが読み出されてインター
フェース16内の入力レジスタ(図示せず)に転送され
る。読み出しアドレスは、RAM17に記憶された遅延
時間データがメモリ制御回路38によって読み出されて
メモリ制御回路35に供給されるので、メモリ制御回路
35において供給される遅延時間データに応じて書き込
みアドレスを基準に設定される。すなわち、遅延時間デ
ータにより1つの信号データのRAM15への書き込み
タイミングとその読み出しタイミングとの間が遅延時間
となるのである。インターフェース16内の入力レジス
タに転送保持された信号データはデータバス14によっ
て信号データRAM6に転送される。この外部RAM1
5との転送動作により音場制御用の遅延オーディオ信号
データ、すなわち初期反射音データが作成されるのであ
る。
一方、RAMIOから読み出された係数データはバッフ
ァメモリ9に供給されて保持される。シーケンスコン1
・ローラ18によってタイミングが適切にとられること
により、バッファメモリ6にはRAM5.6又はアキュ
ームレータ12がら信号データが転送され、乗算器8は
バッファメモリ6に保持された信号データとバッファメ
モリ9に保持された係数データとを乗算する。例えば、
信号データ群dl,d2・・・・・・dnと係数データ
群α1.α2・・・・・・αnとを積和演算する場合に
は、先ず、バッファメモリ6にd1が保持出力され、バ
ッファメモリ9にα1が保持出力され、乗算器8におい
てα1 ・d1が演算され、このα1 ・d1にALU
IIにおいて0を加算し、その演算結果がアキュームレ
ータ12において保持される。次いで、バッファメモリ
6にd2が保持出力され、バッファメモリ9にα2が保
持出力され、乗箕器8においてα2 ・d2が演算され
ると、アキュームレータ12からα1 ・d1が出力さ
れてALU11においてα1 ・d1+α2 ●d2が
演算される。これを繰り返すことよりΣαt  −dt
が算出される。この上αt −dtがインターフェース
3から出力される。
第4図に示すように右チャンネルのグラフィックイコラ
イザ(G.E.Q)処理、左チャンネルの音場制御(S
.  F.  C)処理、左チャンネルのグラフィック
イコライザ処理、そして右チャンネルの音場制御処理の
順序で処理が繰り返し行なわれる。この4つの処理は第
1データバス4を用いた処理である。一方、上記した遅
延オーディオ信号データの作成処理はこれらグラフィッ
クイコライザ処理及び音場制御処理と並行して行なわれ
る。
すなわち、第4図に示すように右チャンネルのグラフィ
ックイコライザ処理及び左チャンネルの音場制御処理中
には第2データパスにより外部RAM15から信号デー
タRAM6へ右チャンネルの音場制御処理用の遅延オー
ディオ信号データUの転送処理が行なわれ、また左チャ
ンネルのグラフィックイコライザ処理及び右チャンネル
の音場制御処理中には第2データパスにより外部R A
 M15から信号データRAM6へ左チャンネルの音場
制御処理用の遅延オーディオ信号データ拵号の転送処理
が行なわれる。
グラフィックイコライザ処理の場合にはRAM10にグ
ラフィックイコライザ用に予めキー操作により設定され
た左右チャンネルの周波数帯域毎のレベルに対応する係
数データが記憶される。周波数帯域毎の演算に際しRA
MIOから係数データが順次読み出されてバッファメモ
リ9に転送される。一方、メモリ制御回路31によって
RAM5の読出しアドレスが実行ステップ毎に指定され
、その指定アドレスから信号データが読み出されてデー
タバス4を介してバッファメモリ7に転送される。
例えば、グラフィックイコライザの1周波数帯域分の動
作を述べると次のようになる。先ず、第1ステップにお
いてRAM5の12+番地から信号データdl2を読み
出し、読み出された信号データdl2と設定された係数
データα0とをバッファメモリ7,9に転送することに
より乗算器8にて乗算させる。その乗算結果αO’dl
2には第1ステップより2ステップ後の第3ステップに
おいてALU11によって0が加算されてその加算結果
がアキュームレータ12に保持される。
第2ステップにおいてはRAM5の11+番地から信号
データdllを読み出し、読み出された信号データdl
lと設定された係数データα0とを乗算器8にて乗算さ
せる。その乗算結果αO’dllには第4ステップにお
いてALUI 1によってアキュームレータ12の保持
値(第3ステップの加算結果)が加算されてその加算結
果がアキュームレータ12に保持される。次いで、第3
ステップにおいては3ステップ前のアキュームレータ1
2の保持値(1周波数帯域の最終演算値)EQn→をR
AM5の10日番地及びバッファメモリ7に転送して係
数データα0と乗算器8にて乗算させる。
その乗算結果αo”EQn→には第5ステップにおいて
ALUIIによってアキュームレータ12の保持値(第
4ステップの加算結果)が加算されてその加算結果がア
キュームレータ12に保持される。
第4ステップにおいてはRAM5の14+番地から信号
データdl4を読み出し、読み出された信号データdl
4と設定された係数データα0とを乗算器8にて乗算さ
せる。その乗算結果αO’dl4には第6ステップにお
いてALUI 1によってアキュームレータ12の保持
値(第5ステップの加算結果)が加算されてその加算結
果がアキュームレータ12に保持される。そして第5ス
テップにおいてはRAM5の13日番地から信号データ
d13を読み出し、読み出された信号データdl3と設
定された係数データα0とを乗算器8にて乗算させる。
その乗算結果α0 ・dl3には第7ステップにおいて
ALUIIによってアキュームレータ12の保持値(第
6ステップの加算結果)が加算されてその加算結果がア
キュームレータ12に保持される。このようにしてグラ
フィックイコライザの1周波数帯域分のオーディオ信号
データが得られ、設定された周波数帯域分だけ上記と同
様の動作が行なわれる。なお、図示していないが、乗算
器8の出力段にはシフタが設けられており、乗算器8の
乗算結果が適切なタイミングをもってALUllに供給
されるようになっている。
次に、切替回路33の切替動作について説明する。マイ
クロコンピュータ24はキー操作によりDSP2の処理
動作が変更されると、第5図に示すように外部RAM1
5を使用する処理であるか否かを判別する(ステップ5
1)。例えば、上記した音場制御処理を行なう場合には
外部R A M 15を使用する処理であり、グラフィ
ックイコライザ処理やフィルタ処理だけの処理は外部R
AMI5を使用しない処理である。外部RAM15を使
用する処理の場合にはシーケンスコントローラ18に対
してメモリ独立使用指令を発生し(ステップ52)、外
部RAM15を使用しない処理の場合にはシーケンスコ
ントローラ18に対してメモリ共用指令を発生する(ス
テップ53)。これらの指令はレジスタ21内に保持さ
れる。シーケンスコントローラ18は指令レジスタ21
に保持されたメモリに関する指令内容に応じて切替回路
33を切替える命令信号を発生する。すなわち、メモリ
独立使用指令の場合にはメモリ制御回路32から制御信
号がRAM6に供給され、音場制御処理をする場合や上
記した如く音場制御処理とグラフィックイコライザ処理
とを並行して行なう場合には信号データRAM6の書き
込み及び読み出しはメモリ制御回路32によって制御さ
れる。一方、メモリ共用指令の場合にはメモリ制御回路
31から制御信号がRAM5.6に供給され、外部RA
Mを用いないグラフィックイコライザ処理やフィルタ処
理だけの処理の場合には信号データR A M5,6の
書き込み及び読み出しはメモリ制御回路31によって制
御される。従って、メモリ制御回路31はRAM5の書
き込み及び読み出しアドレスを指定する他にRAM6の
アドレスを指定する。
例えば、RAM5への書き込み時に書き込みアドレスが
R A M 5の上限アドレス以J二となるとRAM6
のアドレス指定による書き込みに移行するのである。
次いで、キーボード25のミュートキーが操作された場
合の動作について説明する。マイクロコンピュータ24
はミュートキーが操作されると、第6図に示したように
ミュート状態であるか否かを判別する(ステップ61)
。これはミュートフラグFMの内容からから判別される
。ミュート状態でない場合にはFM−0であるのでミュ
ート指令を発生し(ステップ62)、ミュートフラグF
門に1をセットする(ステップ63)。ミュート指令は
指令レジスタ21に保持されるのでシーケンスコントロ
ーラ18はミュートスイッチ回路30をオフ状態にする
。一方、ミュート状態の場合にはFM−1であるのでミ
ュート解除指令を発生し(ステップ64)、ミュートフ
ラグFMを0にリセットする(ステップ65)。ミュー
ト解除指令はミュート指令に代って指令レジスタ21に
保持されるのでシーケンスコントローラ18はミュート
スイッチ回路30をオン状態にする。
よって、ミュートキーが操作されると、ミュートスイッ
チ回路30がオフにされ、ミュートキーが再度操作され
ると、ミュートスイッチ回路30がオンにされる。この
ミュートスイッチ回路30のオフの期間にはシーケンス
コントローラ18はプログラムに従った命令発生動作を
継続する。
発明の効果 以上の如く、本発明のオーディオ信号データ処理装置に
おいては、シーケンス制御プログラムを変更する場合に
はデータメモリ及び遅延用メモリを初期化してしまうの
で、変更後のシーケンス制御プログラムによる処理を開
始してもプログラム変更前のプログラムによる信号デー
タが残ることなく、変更後のシーケンス制御プログラム
に従った適切なオーディオ信号データが早急に得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すブロック図、第2図は第
1図の装置を一部分を具体的に示した回路図、第3図、
第5図及び第6図は第1図の装置中のマイクロコンピュ
ータの動作を示すフロー図、第4図は各処理動作の順番
を示す図である。 主要部分の符号の説明 2・・・DSP 4.14・・・データバス 5,6・・・信号データRAM 7,9・・・バッファメモリ 8・・・乗算器 10・・・係数データRAM 11・・・ALU 12・・・アキュームレータ 17・・・遅延時間データRAM ]8・・・シーケンスコントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. オーディオ信号データを順次供給する入力手段と、オー
    ディオ信号データをデータメモリへ書き込みかつ読み出
    すデータメモリ制御手段と、前記データメモリからオー
    ディオ信号データを順次読み出して遅延用メモリの書き
    込みアドレスで指定される位置に記憶せしめる一方オー
    ディオ信号データを前記遅延用メモリの読み出しアドレ
    スで指定される位置から順次読み出して前記データメモ
    リに書き込む遅延メモリ制御手段と、前記書き込みアド
    レス及び読み出しアドレスを指定するアドレス指定手段
    と、前記遅延メモリ制御手段によって読み出されて前記
    データメモリに書き込まれたオーディオ信号データに所
    定係数データを乗算する演算手段と、前記演算手段の演
    算結果に応じてオーディオ信号データを出力する出力手
    段と、前記手段各々の動作を指定プログラムに従って制
    御するシーケンス制御手段とからなるオーディオ信号デ
    ータ処理装置であって、前記シーケンス制御手段は前記
    指定プログラムが変更されたときには前記データメモリ
    及び前記遅延メモリを初期化せしめることを特徴とする
    オーディオ信号データ処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06208387A (ja) * 1993-01-11 1994-07-26 Fujitsu Ten Ltd 音場制御装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6259408A (ja) * 1985-09-09 1987-03-16 Victor Co Of Japan Ltd デジタル・グラフイツク・イコライザ

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