JPH0328899A - オーディオ信号データ処理装置 - Google Patents

オーディオ信号データ処理装置

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Publication number
JPH0328899A
JPH0328899A JP1163327A JP16332789A JPH0328899A JP H0328899 A JPH0328899 A JP H0328899A JP 1163327 A JP1163327 A JP 1163327A JP 16332789 A JP16332789 A JP 16332789A JP H0328899 A JPH0328899 A JP H0328899A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
memory
coefficient
delay time
signal data
Prior art date
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Pending
Application number
JP1163327A
Other languages
English (en)
Inventor
Makio Yamaki
真木夫 山来
Hiroyuki Ishihara
博幸 石原
Norimichi Katsumura
勝村 則道
Toshiyuki Naoe
直江 俊之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Video Corp
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Video Corp
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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Publication of JPH0328899A publication Critical patent/JPH0328899A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はオーディオ信号データ処理装置に関する。
背景技術 家庭や車内においてコンサートホールや劇場における音
響空間、例えば、残響音や臨場感を作り出すために音場
制御をなすことができるオーディオ信号データ処理装置
が公知であり、例えば、特開昭64−72615号公報
に示されている。このようなオーディオ信号データ処理
装置は、チューナ等のオーディオ信号源から出力された
オーディオ信号をディジタル処理することにより音場制
御を施すDSP (ディジタル信号処理プロセッサ)が
設けられている。DSPは四則演算等の演算処理を行な
う演算手段、該演算手段に供給するオーディオ信号デー
タを記憶するデータメモリやデータメモリに記憶された
信号データに乗算する係数データを記憶する係数メモリ
を備えている。また信号データを遅延させるための遅延
用メモリを外付けできるように構成されている。更に、
遅延用メモリへの信号データの書き込みから読み出しま
での時間を示す遅延時間データを記憶する遅延時間メモ
リも備えている。DSP内においては予め定められたプ
ログラムに従ってメモリ間で又はメモリから演算手段へ
データが転送されて信号データの演算処理が高速で繰り
返し行なわれる。例えば、入力された信号データを遅延
用メモリに転送して遅延させることにより遅延信号デー
タを作成し、その遅延信号データをデータメモリを介し
て演算手段に転送して係数データと乗算することにより
レベル減衰を考慮した反射音データを得ることにより音
響空間を作或するのである。
また係数データや遅延時間データは操作により音場モー
ドが切り換えられる毎にDSP外のマイクロコンピュー
タから新たなデータが転送されて書換えられ、様々な音
響空間を作成できるようになっている。
しかしながら、かかるオーディオ信号データ処理装置に
おいては、通常、マイクロコンピュータが転送できるデ
ータの単位ビット数はDSPで制御されるデータの単位
ビット数より少ないのでマイクロコンピュータからメモ
リへの係数データや遅延時間データの転送速度は遅くな
る。よって、データの書換え中は比較的長い間に亘って
適正な出力がDSPから得られないのでDSPの出力を
遮断してミュート状態とするかDSPの処理動作を停止
させる必要があり音響出力が途切れるという問題点があ
った。
発明の概要 そこで、本発明の目的は、係数データ及び遅延時間デー
タの書換えを音響出力を途切らすことなく行なうことが
できるオーディオ信号データ処理装置を提供することで
ある。
本発明によるオーディオ信号データ処理装置は、オーデ
ィオ信号データを順次供給する入力手段と、オーディオ
信号データをデータメモリへ書き込みかつ読み出すデー
タメモリ制御手段と、データメモリからオーディオ信号
データを順次読み出して遅延用メモリの書き込みアドレ
スで指定される位置に記憶せしめる一方オーディオ信号
データを遅延用メモリの読み出しアドレスで指定される
位置から順次読み出してデータメモリに書き込む遅延用
メモリ制御手段と、遅延時間データを遅延時間メモリへ
書き込みかつ読み出しアドレスを指定するために読み出
す遅延時間メモリ制御手段と、係数データを係数メモリ
へ書き込みかつ読み出す係数メモリ制御手段と、遅延用
メモリ制御手段によって読み出されてデータメモリに書
き込まれたオーディオ信号データに係数メモリ制御手段
によって読み出された係数データを乗算する演算手段と
からなり、係数メモリ制御手段が係数データを保持する
第1転送バツファを有し、第1転送ノ<・ソファに保持
された係数データを係数メモリに転送して係数メモリの
データを書き換え、遅延時間メモリ制御手段が遅延時間
データを保持する第2転送バッファを有し、第2転送バ
ツファに保持された遅延時間データを遅延時間メモリに
転送して遅延時間メモリのデータを書き換えることを特
徴としている。
実施例 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明す
る。
第1図に示した本発明の一実施例たるオーディオ信号デ
ータ処理装置においては、アナログオーディオ信号がA
/D変換器1を介してDSP2内の入出力インターフェ
ース3に供給される。人出力インターフェース3には第
1データノくス4が接続されている。第1データバス4
にはオーディオ信号データを記憶するデータメモリとし
て2つの信号データRAM5.6が接続されている。ま
た、データバス4にはバッファメモリ7が接続されてお
り、バッファメモリ7の出力は乗算器8の一方の入力に
接続されている。乗算器8の他方の入力には係数データ
を保持するためのバッファメモリ9が接続され、バッフ
ァメモリ9には更に複数の係数データを記憶する係数デ
ータRAMIOが接続されている。ALU (演算器)
11は乗算器8の計算出力の累算等の演算をするために
設けられており、一方の入力に乗算器8の計算出力が供
給される。他方の入力にはALUI 1の計算出力を保
持するアキュームレータ12の出力が供給される。また
アキュームレータ12の出力はデータバス4に接続され
ている。
信号データRAM5にはメモリ制御回路31が接続され
ている。メモリ制御回路31はRAM5の指定アドレス
へのデータ書き込み及び指定アドレスからデータの読み
出しを制御する制御信号を発生する。信号データRAM
6にはメモリ制御回路31と同様のメモリ制御回路32
が切替回路33を介して接続されている。切替回路33
はメモリ制御回路31からの制御信号によってRAM6
の指定アドレスへのデータ書き込み及び指定アドレスか
らデータの読み出しが行なわれるように切り替える。ま
た、RAMIOにはメモリ制御回路31と同様のメモリ
制御回路34が接続されている。
信号データRAM6は第1データバス4とは別の第2デ
ータバス14にも接続されている。データバス14には
外部RAM15とのデータ転送用のインターフェース1
6が接続されている。外部RAM15はオーディオ信号
データの遅延信号データを作成するために設けられた遅
延用メモリであり、記憶容量が大なるほど遅延時間の長
い信号データを作成することができる。RAMI 5の
書き込み及び読み出しアドレスを指定するためにメモリ
制御回路35が設けられ、メモリ制御回路35には遅延
時間データRAM17が接続されている。RAMI 7
における遅延時間データの書き込み及び読み出しはメモ
リ制御回路38によって制御される。
インターフェース3,16、乗算器8、バッファメモリ
7,9、ALUI 1、アキュームレータ12、メモリ
制御回路31,32,34,35.38及び切替回路3
3の動作はシーケンスコントローラ18によって制御さ
れる。シーケンスコントローラ18にはプログラムRA
M19が接続されており、プログラムRAM19に書き
込まれたプログラムに従って動作する。プログラムRA
M1つにはプログラムカウンタ20が接続され、プログ
ラムカウンタ20の計数値が加算される毎にその新たな
計数値に対応するステップの命令コードがプログラムR
AM19から読み出されてシーケンスコントローラ18
に供給される。また、シーケンスコントローラ18には
後述のマイクロコンピュータ24からの指令を複数保持
するレジスタ21が接続されている。
プログラムRAM19及びレジスタ21はメインバス2
2に各々接続されている。メインバス22にはインター
フェース23を介してマイクロコンピュータ24が接続
されている。またメインバス22には転送バッファ26
.27が接続されている。転送バッファ26はマイクロ
コンピュータ24から供給される係数データをRAMI
Oに記憶させるために一時的に保持する。転送バッファ
27はマイクロコンピュータ24から供給される遅延時
間データをRAM17に記憶させるために一時的に保持
する。
マイクロコンピュータ24はマイクロプロセッサ、RA
MSROM及びインターフェース(共に図示せず)から
構成されている。マイクロコンピュータ24にはキーボ
ード25が接続されている。
キーボード25には音場特性の異なるホール1、ホール
2・・・・・・の如く音場モードを指定する複数のモー
ドキーやグラフィックイコライザ調整の周波数帯域設定
キー、レベル調整キー及びミュートキー(共に図示せず
)等の複数のキーが設けられている。マイクロコンピュ
ータ24のROMにはマイクロコンピュータ24自身が
処理するDSP制御プログラムの他にシーケンスコント
ローラ18が処理する複数のシーケンス制御プログラム
、RAMIOに供給する複数の係数データ群、RAM1
7に供給する読み出しアドレス設定用の複数の遅延時間
データ群が予め書き込まれている。
DSP2内にはクロックジェネレータ28が設けられて
おり、クロックジエネレータ28からクロックパルスが
シーケンスコントローラ18やプログラムカウンタ20
に供給される。またクロックジェネレータ28から発生
されるクロックパルスはA/D変校器1のサンプリング
のタイミング信号として供給される。
また、インターフェース3から出力されるオーディオ信
号データはミュートスイッチ回路3oに供給される。ミ
ュートスイッチ回路3oのオン時にはオーディオ信号デ
ータは更にディジタルフィルタ36を介してD/A変換
器37に供給される。
ミュートスイッチ回路30のオンオフはシーケンスコン
トローラ18から出力される命令信号にょって制御され
るようになっている。
かかる構成において、上記したミュートスイッチ回路3
0のオンオフの命令信号の他に、シーケンスコントロー
ラ18は転送バッファ26に保持された係数データ群を
RAM10に転送する命令信号、転送バッファ27に保
持されたアドレスデータ群をRAM17に転送する命令
信号、インターフェース3からのオーディオ信号データ
の信号データRAM5.6の指定アドレスへの転送命令
信号、信号データRAM5.6の指定アドレスから信号
データを読み出してバッファメモリ7へ転送する命令信
号、RAMIOの指定アドレスから係数データを読み出
してバッファメモリ9へ転送する命令信号、乗算器8の
乗算動作命令信号、ALUIIの各種演算動作命令信号
、アキュームレータ12に保持された信号データの信号
データRAM5.6の指定アドレス又はバッファメモリ
7への転送命令信号、信号データRAM6の指定アドレ
スから外部RAM15の書き込み指定アドレスへの転送
命令信号、外部RAM15の遅延指定アドレスから信号
データRAM6の指定アドレスへの転送命令信号、RA
M5.6及び外部RAM15を初期化するためのリセッ
ト命令信号等の命令信号を発生する。これらの命令信号
はマイクロコンピュータ24からの指令又はプログラム
RAM19に記憶されたプログラムに従って適切なタイ
ミングで発生される。なお、マイクロコンピュ〜タ24
からの指令は指令レジスタ21に保持されるので、シー
ケンスコントローラ18はプログラムに従った動作中に
指令レジスタ21の内容を監視して割り込み動作により
マイクロコンビュータ24からの指令に対する命令信号
の発生を行なつO キーボード25のいずれかのモードキーが操作されると
、マイクロコンピュータ24は第2図に示すように現在
の音場モードと異なる音場モードを指定するモードキー
の操作か否かを判別する(ステップ41)。現在の音場
モードと異なる音場モードの指定の場合にはシーケンス
制御プログラムの変更を要するか否かを判別する(ステ
ップ42)。シーケンス制御プログラムの変更を要する
場合には直ちにミュートスイッチ回路3oをオフにせし
めてミュート状態とするためにミュート指令をシーケン
スコントローラ18に対して発生し(ステップ43)、
操作されたキーに対応するシーケンス制御プログラム、
係数データ群α1,α2・・・・・・αn及び遅延時間
データ群tl,t2・・・・・・tnをROMから読み
出して転送する(ステップ44〜46)。シーケンス制
御プログラムはインターフェース23、そしてメインバ
ス22を介してRAM19に転送されて図示しないプロ
グラムメモリ制御回路によって書き込まれる。係数デー
タ群はインターフェース23、そしてメインバス22を
介して転送バッファ26に転送される。
遅延時間データ群はインターフェース23、そしてメイ
ンバス22を介して転送バッファ27に転送される。こ
のように係数データ群及び遅延時間データ群を転送バッ
ファ26、27に転送すると、マイクロコンピュータ2
4はシーケンスコントローラ18に対してデータ切替指
令を発生し(ステップ47)、更に初期化指令を発生す
る(ステップ48)。シーケンスコントローラ18はデ
ータ切替指令に応じてメモリ制御回路34.38に対し
て所定の命令信号を発生して転送バッファ26に転送さ
れた係数データ群をRAMIOの所定域に書き込ませ、
また転送バッファ27に転送された遅延時間データ群を
RAM17の所定域に書き込ませる。また、シーケンス
コントローラ18は初期化指令に応じて上記したリセッ
ト命令信号をメモリ制御回路31,32.35に対して
発生するので、メモリ制御回路31,32.35によっ
て信号データRAM5.6及び外部RAM15の全ての
記憶域に“0″が書き込まれる。
ステップ48の実行後、ミュートスイッチ回路30をオ
ンにせしめてミュート状態を解除するためのミュート解
除指令をシーケンスコントローラ18に対して発生する
(ステップ4つ)。すなわち、ミュートスイッチ回路3
.0は現在の音場モードを他の音場モードに切替えるた
めにRAMIO,17及び1つ内のデータやプログラム
を変更する期間だけオフとなるのである。これはデータ
やプログラムの変更により生ずる雑音信号が出力される
ことを防止するためである。
なお、マイクロコンピュータ24が初期化指令を発生し
ないで、データ切替指令に応じてシーケンスコントロー
ラ18がRAMIO,17へのデータ転送の命令信号を
発生した後、それに続けてリセット命令信号を発生する
ようにしても良い。
ステップ42においてシーケンス制御プログラムの変更
を要しない場合には、操作されたキーに対応する係数デ
ータ群をROMから読み出しその係数データ群を転送バ
ッファ26に転送し(ステップ50)、操作されたキー
に対応する遅延時間データ群をROMから読み出しその
遅延時間データ群を転送バッファ27に転送する(ステ
ップ51)。係数データ群及び遅延時間データ群を転送
バッファ26、27に転送すると、ステップ47と同様
にマイクロコンピュータ24はシーケンスコントローラ
18に対してデータ切替指令を発生する(ステップ52
)。よって、シーケンス制御プログラムの変更を要しな
い場合にはミュート状態にすることなく転送バッファ2
6に転送された係数データ群をRAM10の所定域に書
き込ませ、また転送バッファ27に転送された遅延時間
データ群をRAM17の所定域に書き込ませる。
次に、DSP2内における信号データ処理動作について
説明する。A/D変換器1に入力されるオーディオ信号
はクロックジェネレータ28からのクロックパルスに同
期したサンプリング周期毎にディジタルオーディオ信号
データ群dl.d2・・・・・・dnに変換され、その
オーディオ信号データ群はインターフェース3を介して
第1データバス4に供給される。データバス4に供給さ
れた信号データ群はRAM5又は6に供給されて記憶さ
れる。
RAM6に書き込まれた信号データはデータバス14に
よってインターフェース16内の出力レジスタ(図示せ
ず)に順次転送され、更にその出力レジスタから外部m
AM15の書き込みアドレスで指定され記憶位置に書き
込まれる。この書き込みアドレスはメモリ制御回路35
によって制御され外部RAM15の記憶位置数に対応し
た数のアドレスを所定の順番で転送信号データ毎に変化
される。外部RAM15において読み出しアドレスで指
定される記憶位置の信号データが読み出されてインター
フェース16内の入力レジスタ(図示せず)に転送され
る。読み出しアドレスは、RAM17に記憶された遅延
時間データがメモリ制御回路38によって読み出されて
メモリ制御回路35に供給されるので、メモリ制御回路
35において供給される遅延時間データに応じて書き込
みアドレスを基準に設定される。すなわち、遅延時間デ
ータにより1つの信号データのRAM15への書き込み
タイミングとその読み出しタイミングとの間が遅延時間
となるのである。インターフェース16内の入力レジス
タに転送保持された信号データはデータバス14によっ
て信号データRAM6に転送される。この外部RAM1
5との転送動作により音場制御用の遅延オーディオ信号
データが作成されるのである。
一方、RAMI Oから読み出された係数データはバッ
ファメモリ9に供給されて保持される。シーケンスコン
トローラ18によってタイミングが適切にとられること
により、バッファメモリ7にはRAM5.6又はアキュ
ームレータ12から信号データが転送され、乗算器8は
バッファメモリ7に保持された信号データとバッファメ
モリ9に保持された係数データとを乗算する。例えば、
信号データ群d,,d2・・・・・・dnと係数データ
群α1,α2・・・・・・αnとを積和演算する場合に
は、先ず、バッファメモリ7にd1が保持出力され、バ
ッファメモリ9にα1が保持出力され、乗算器8におい
てα1 ・d1が演算され、このαI”dlにALUI
 1においてOを加算し、その演算結果がアキュームレ
ータ12において保持される。次いで、バッファメモリ
7にd2が保持出力され、バッファメモリ9にα2が保
持出力され、乗算器8においてα2 ・d2が演算され
ると、アキュームレータ12からα1 ・d1が出力さ
れてALU11においてα1 ・d1+α2 ・d2が
演算される。これを繰り返すことよりΣαt’clzが
算出される。このΣαt  −diがインターフェース
3から出力される。
第3図に示すように右チャンネルのグラフィックイコラ
イザ(G.  E. Q)処理、左チャンネルの音場制
御(S,F,C)処理、左チャンネルのグラフィックイ
コライザ処理、そして右チャンネルの音場制御処理の順
序で処理が繰り返し行なわれる。この4つの処理は第1
データバス4を用いた処理である。一方、上記した遅延
オーディオ信号データの作成処理はこれらグラフィック
イコライザ処理及び音場制御処理と並行して行なわれる
すなわち、第3図に示すように右チャンネルのグラフィ
ックイコライザ処理及び左チャンネルの音場制御処理中
には第2データパスにより外部RAM15から信号デー
タRAM6へ右チャンネルの音場制御処理用の遅延オー
ディオ信号データの転送処理が行なわれ、また左チャン
ネルのグラフィックイコライザ処理及び右チャンネルの
音場制御処理中には第2データパスにより外部RAM1
5から信号データRAM6へ左チャンネルの音場制御処
理用の遅延オーディオ信号データの転送処理が行なわれ
る。
グラフィックイコライザ処理の場合にはRAM10にグ
ラフィックイコライザ用に予めキー操作により設定され
た左右チャンネルの周波数帯域毎のレベルに対応する係
数データが記憶される。シーケンスコントローラ18か
らの命令信号に応じてRAMIOから係数データが読み
出されてバッファメモリ9に転送される。一方、メモリ
制御回路31によってRAM5の読出しアドレスが実行
ステップ毎に指定され、その指定アドレスから信号デー
タが読み出されてデータバス4を介してバッファメモリ
7に転送される。バッファメモリ7.9には信号データ
及び係数データが順次転送される毎に各データが乗算器
8によって乗算される。
その乗算結果はALUII及びア午ユームレータ12に
よって周波数帯域毎に累積されてインターフェース3を
介して出力される。
次に、切替回路33の切替動作について説明する。マイ
クロコンピュータ24はキー操作によりDSP2の処理
動作が変更されると、第4図に示すように外部RAMI
 5を使用する処理であるか否かを判別する(ステップ
56)。例えば、上記した音場制御処理を行なう場合に
は外部RAMI5を使用する処理であり、グラフィック
イコライザ処理やフィルタ処理だけの処理は外部RAM
I5を使用しない処理である。外部RAM15を使用す
る処理の場合にはシーケンスコントローラ18に対して
メモリ独立使用指令を発生し(ステップ57)、外部R
AM15を使用しない処理の場合にはシーケンスコント
ローラ18に対してメモリ共用指令を発生する(ステッ
プ58)。これらの指令はレジスタ21内に保持される
。シーケンスコントローラ18は指令レジスタ21に保
持されたメモリに関する指令内容に応じて切替回路33
を切替える命令信号を発生する。すなわち、メモリ独立
使用指令の場合にはメモリ制御回路32から制御信号が
RAM6に供給され、音場制御処理をする場合や上記し
た如く音場制御処理とグラフィックイコライザ処理とを
並行して行なう場合には信号データRAM6の書き込み
及び読み出しはメモリ制御回路32によって制御される
。一方、メモリ共用指令の場合にはメモリ制御回路31
から制御信号がRAM5.6に供給され、外部RAMを
用いないグラフィックイコライザ処理やフィルタ処理だ
けの処理の場合には信号データRAM5.6の書き込み
及び読み出しはメモリ制御回路31によって制御される
。従って、メモリ制御回路31はRAM5の書き込み及
び読み出しアドレスを指定する他にRAM6のアドレス
を指定する。
例えば、RAM5への書き込み時に書き込みアドレスが
RAM5の上限アドレス以上となるとRAM6のアドレ
ス指定による書き込みに移行するのである。
次いで、キーボード25のミュートキーが操作された場
合の動作について説明する。マイクロコンピュータ24
はミュートキーが操作されると、第5図に示したように
ミュート状態であるか否かを判別する(ステップ6〕)
。これはミュートフラグFMの内容からk==6判別さ
れる。ミュート状態でない場合にはFM−0であるので
ミュート指令を発生し(ステップ62)、ミュートフラ
グF閂に1をセットする(ステップ63)。ミュート指
令は指令レジスタ21に保持されるのでシーケンスコン
トローラ18はミュートスイッチ回路30をオフ状態に
する。一方、ミュート状態の場合にはFM−1であるの
でミュート解除指令を発生し(ステップ64)、ミュー
トフラグFMを0にリセットする(ステップ65)。ミ
ュート解除指令はミュート指令に代って指令レジスタ2
1に保持されるのでシーケンスコントローラ18はミュ
ートスイッチ回路30をオン状態にする。
よって、ミュートキーが操作されると、ミュートスイッ
チ回路30がオフにされ、ミュートキーが再度操作され
ると、ミュートスイッチ回路30がオンにされる。この
ミュートスイッチ回路30のオフの期間にはシーケンス
コントローラ18はプログラムに従った命令発生動作を
継続する。
発明の効果 以上の如く、本発明のオーディオ信号データ処理装置に
おいては、係数メモリのデータの書換えをする場合には
新たな係数データを第1転送バッファに一旦保持させた
後に係数メモリに転送し、また遅延時間メモリのデータ
の書換えをする場合には新たな遅延時間データを第2転
送バッファに一旦保持させた後に遅延時間メモリに転送
するように構成されている。よって、マイクロコンピュ
ータが転送できるデータの単位ビット数はDSPで制御
されるデータの単位ビット数より少なくても、第1及び
第2転送バッファにおいてデータの転送単位ビット数の
変換を行なうことにより係数メモリ及び遅延時間メモリ
のデータの書換えを短時間で行なうことができる。故に
、データの書換え中にDSPの出力を遮断してミュート
状態にしたりDSPの処理動作を停止させる必要がなく
継続した音響出力を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すブロック図、第2図、第
4図及び第5図は第1図の装置中のマイクロコンピュー
タの動作を示すフロー図、第3図は各処理動作の順番を
示す図である。 主要部分の符号の説明 2・・・DSP 4,14・・・データパス 5,6・・・信号データRAM 7,9・・・バッファメモリ 8・・・乗算器 10・・・係数データRAM 11・・・ALU 12・・・アキュームレータ 17・・・遅延時間データRAM 18・・・シーケンスコントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. オーディオ信号データを順次供給する入力手段と、オー
    ディオ信号データをデータメモリへ書き込みかつ読み出
    すデータメモリ制御手段と、前記データメモリからオー
    ディオ信号データを順次読み出して遅延用メモリの書き
    込みアドレスで指定される位置に記憶せしめる一方オー
    ディオ信号データを前記遅延用メモリの読み出しアドレ
    スで指定される位置から順次読み出して前記データメモ
    リに書き込む遅延用メモリ制御手段と、遅延時間データ
    を遅延時間メモリへ書き込みかつ前記読み出しアドレス
    を指定するために読み出す遅延時間メモリ制御手段と、
    係数データを係数メモリへ書き込みかつ読み出す係数メ
    モリ制御手段と、前記遅延用メモリ制御手段によって読
    み出されて前記データメモリに書き込まれたオーディオ
    信号データに前記係数メモリ制御手段によって読み出さ
    れた係数データを乗算する演算手段とからなるオーディ
    オ信号データ処理装置であって、前記係数メモリ制御手
    段は係数データを保持する第1転送バッファを有し、前
    記第1転送バッファに保持された係数データを前記係数
    メモリに転送して前記係数メモリのデータを書き換え、
    前記遅延時間メモリ制御手段は遅延時間データを保持す
    る第2転送バッファを有し、前記第2転送バッファに保
    持された遅延時間データを前記遅延時間メモリに転送し
    て前記遅延時間メモリのデータを書き換えることを特徴
    とするオーディオ信号データ処理装置。
JP1163327A 1989-06-19 1989-06-26 オーディオ信号データ処理装置 Pending JPH0328899A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1163327A JPH0328899A (ja) 1989-06-26 1989-06-26 オーディオ信号データ処理装置
US07/467,403 US5218710A (en) 1989-06-19 1990-01-22 Audio signal processing system having independent and distinct data buses for concurrently transferring audio signal data to provide acoustic control
EP19900306603 EP0404474A3 (en) 1989-06-19 1990-06-18 Audio signal data processing system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1163327A JPH0328899A (ja) 1989-06-26 1989-06-26 オーディオ信号データ処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06188839A (ja) * 1992-12-21 1994-07-08 Nippon Precision Circuits Kk サンプリングレートコンバータ
JPH06260888A (ja) * 1993-01-07 1994-09-16 Nippon Precision Circuits Kk サンプリングレートコンバータ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6051896A (ja) * 1983-08-31 1985-03-23 ヤマハ株式会社 残響付加装置

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