JPH03219907A - 木材加工装置における被加工物の加工方法および装置 - Google Patents

木材加工装置における被加工物の加工方法および装置

Info

Publication number
JPH03219907A
JPH03219907A JP2015414A JP1541490A JPH03219907A JP H03219907 A JPH03219907 A JP H03219907A JP 2015414 A JP2015414 A JP 2015414A JP 1541490 A JP1541490 A JP 1541490A JP H03219907 A JPH03219907 A JP H03219907A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
processing
axis direction
suction
suction pad
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015414A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0643044B2 (ja
Inventor
Michitomo Suzuki
鈴木 通友
Masayuki Kawashima
正行 川島
Takeshi Oguri
猛 小栗
Takayuki Shimizu
隆幸 清水
Masakazu Honda
正和 本多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HEIAN TEKKOSHO KK
Original Assignee
HEIAN TEKKOSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HEIAN TEKKOSHO KK filed Critical HEIAN TEKKOSHO KK
Priority to JP2015414A priority Critical patent/JPH0643044B2/ja
Priority to US07/581,822 priority patent/US5094282A/en
Priority to IT4833390A priority patent/IT1242710B/it
Priority to KR1019910000597A priority patent/KR910014187A/ko
Priority to DE4101904A priority patent/DE4101904A1/de
Publication of JPH03219907A publication Critical patent/JPH03219907A/ja
Publication of JPH0643044B2 publication Critical patent/JPH0643044B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27CPLANING, DRILLING, MILLING, TURNING OR UNIVERSAL MACHINES FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL
    • B27C9/00Multi-purpose machines; Universal machines; Equipment therefor

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、数値制御される加工ヘッドによって被加工
物を所定形状に切削加工するための自動化された木材加
工装置に係り、詳細には被加工物の搬入、位置決め固定
、加工及び搬出に至る一連の工程を自動的に行えるよう
にした木材加工装置における被加工物の加工方法及び装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に木材加工装置で被加工物の切削加工を行う際、こ
の被加工物をテーブル上で固定する必要があり、その手
段として、上記被加工物を真空吸着により固定すること
は既に知られている。
第19図に示したのは、従来の被加工物吸着手段を備え
た木材加工装置の概略的な正面図である。
回において、1は木材加工装置、2は加工ヘッド、3は
切削刃、4はテーブル、100は被加工物吸着治具、1
01は吸引ポンプ、102は固定具、103は固定ボル
ト、そしてAは被加工物である。
次に動作について説明する。被加工物Aは、この被加工
物Aの形状及び大きさに合わせて製作された被加工物吸
着治具100に収容される。被加工物吸着治具100は
例えば固定具102、固定ボルトIO3等の治具クラン
プ手段によって、テーブル4上の所定位置に位置決めさ
れた後に固定される。この被加工物吸着治具100は吸
引ポンプ101に接続されるように構成されており、吸
引ポンプ101の作動によって被加工物Aは被加工物吸
着治具100に真空吸着され該治具100を介してテー
ブル4上の所定位置に固定される。
この固定状態において加工ヘッド2を作動させると共に
切削刃3をも独自に回転、振動等の駆動をさせて被加工
物Aの加工を行っている。
〔発明が解決しようとする課題〕 従来の木材加工装置にあっては、被加工物の切削加工に
際して、その都度、被加工物の形状及び大きさに合わせ
た専用の吸着治具を製作しなければならず、その製作工
数は真人なものであった。
しかもこれら吸着治具は極めて汎用性に乏しく、従って
これら吸着治具の保管のために広大な専用スペースを必
要としていた。また、これら吸着治具の加工製品に占め
るコストの割合は大きく、加工製品のコストダウンを進
める上での障害となっていた。さらに、被加工物の切削
加工に際して、吸着治具をセットする時間を必要とし、
多品種少量生産においては特に装置の実稼働率を向上さ
せるのに対して妨げとなっていた。
従来の木材加工装置における被加工物の吸着手段では、
被加工物の形状及び大きさに合わせて製作した専用の吸
着治具の実効吸着力が少ない場合に、簡単に吸着力を増
加させることができず、いきおい安全を見て吸着力以外
の補助クランプ手段を併用せざるを得ない設計となり、
被加工物の端部にクランプ化として余分な材料取りを必
要としていた。
また、作業の大部分を人手に鯨っているため、被加工物
を多量に処理する場合等には、作業が効率的に行われず
、ミスも発生しやすい等の問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、別途専用吸着治具を必要とすることなく、被
加工物の大きさや形状に応して自動的に被加工物を加工
スペースの所定位置に位置決めして、固定すると共に、
加工製品の搬出等を全て自動的に行うことができるシス
テム化された木材加工装置における被加工物の加工方法
及び装置を得ることを目的としている。
さらに、この発明は被加工物の大きさや形状に応じて、
被加工物への実効吸着力を変更可能とし予め最適吸着力
を得るように設定して、補助クランプ手段を不要となし
被加工物にクランプ化を加えず経済的な材料取りが可能
な木材加工装置における被加工物の加工方法及び装置を
得ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る木材加工装置における被加工物の加工方
法および装置は、木材加工装置の本体内に揺動支点を有
する搬入搬出コンベアを設け、この揺動支点を中心とす
る搬入搬出コンベアの上下方向の揺動によってその搬送
面を木材加工装置の加工スペースに出没可能となし、搬
送面が加工スペースに出現した状態で被加工物を加工ス
ペース内に搬入するのを第1ステップとなし、上記加工
スペースの平面X軸方向及びY軸方向に移動可能に配列
され実質的に上記被加工物の載置面を形成し、該被加工
物を吸着固定する複数の吸着パット装置上に上記搬入搬
出コンベアを下鋒させ加工スペースから退避させると共
にコンベア上の被加工物を上陸中に吸着パット装置上に
載置するのを第2ステップとなし、上記平面X軸方向及
びY軸方向に各々直交する上記加工スペースにおけるそ
れぞれの端部付近に出没可能な位置決めストッパと該ス
トッパの出現位置の略対向位置に配設され、上記加工ス
ペースに出現及び又は退避可能な押圧手段とより成る位
置決め手段を設け、加工スペースの相隣る二側面の上端
部付近にそれぞれ位置決めストッパを上昇出現させ、各
々対応する押圧手段によって被加工物を位置ストッパに
押圧して位置決めう行うのを第3ステップとなし、上記
吸着パッド装置によって上記被加工物を吸着固定したの
ち、上記位置決めストッパ及び押圧手段を上記加工スペ
ースより退避させて加工を行うのを第4ステップとなし
、加工終了を確認し、上記吸着パット装置による吸着を
解除した後、上記搬入搬出コンベアを上昇せしめ製品を
搬出するのを第5ステップとなすと共に、上記木材加工
装置の加工ヘッド、上記搬入搬出コンベア、上記吸着パ
ット装置、上記位置決めストッパ及び上記押圧手段等の
動作を一括制御する制御装置を設け、上記第1ステップ
から第5ステップまでの各ステップを自動的に行えるよ
うにした木材加工装置における被加工物の加工方法及び
装置である。
〔作 用] この発明の木材加工装置における被加工物の加工方法及
び装置では、搬入搬出コンベアの搬送面が加工スペース
内に到達するようにコンベアを上昇させ、搬送駆動する
ことにより装置外の被加工物が加工スペースに搬入され
る。実質的に被加工物の載置面を構成する吸着パット装
置は、被加工物の大きさや形状に対応した配列間隔を得
るために、予めX軸方向及びY軸方向に移動させて離散
及び又は集合状態を形成する。加工スペース内に搬入さ
れた被加工物は搬入搬出コンベアの下降によって吸着パ
ット装置上に載置される。搬入搬出コンベアはさらに下
降を継続し加工スペースより没する。加工スペースに出
現した位置決め手段を作動させて被加工物を位置決めし
、吸着バント装置を作動させて被加工物を固定する。そ
して位置決め手段の作動を解除し、加工スペースより退
避させると加工スペースには被加工物のみが存在するこ
ととなり、邪魔となるものはなく、被加工物の加工が円
滑に遂行できる。加工が終了すると吸着パット装置を解
除し、固定状態を解除された加工製品は上昇してきた搬
入搬出コンベアによって拾い上げられ同コンベアの搬送
駆動によって加工スペース外へと搬出される。加工ヘッ
ド、搬入搬出コンベア、吸着パット装置及び位置決め装
置等の動作が制御装置によって一括制御されるので、被
加工物の加工が自動的に遂行し得る。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図(A)はこの発明の一実施例を示す木材加工装置
の正面図であり、第1図(B)はその加工ユニットの斜
視図である。図において、1は木材加工装置、Sは加工
スペース、2は木材加工装置1のヘッドで、このヘッド
2には加工ユニット2aが複数取り付けられ、各加エユ
ニッt−2aにはモータM1で回転駆動される主軸スピ
ンドルMSを備え、この主軸スピンドルMSの下端に切
削刃3が着脱可能に取付けられている。なお、上記ヘッ
ド2は従来の木材加工装置1の場合と同様にNCII[
により昇降駆動されると共に、平面XY力方向駆動され
るようになっている。200は搬入搬出コンベアで、該
コンベア200の一端は木材加工装置1の装置本体内に
揺動可能に支持されている。該コンベア200の他端側
は上下方向に移動可能であり、上昇して上死点に達する
と該コンベア200の搬送面が加工スペースS内に位置
し、該コンベア200の駆動によって被加工物Aの加工
スペースS内への搬入及び加工製品の加工スペースSか
らの搬出が可能となる。6は吸着パット装置で、該パッ
ト装置6の上端面は実質的に被加工物Aの載置面を構成
する。吸着パット装置6は加工スペースSの平面X軸方
向及びY軸方向に移動可能となっているので、被加工物
Aの形状、大きさに応して最適の吸着力が得られるよう
予め個々の装置6の位置が選択制御される。
70はX軸方向位置決めストッパであり、後述のY軸方
向位置決めストッパ80と共に加工スペースS内に出没
自在に構成され位置決めに際しては加工スペースS内に
出現し基準面を形成して進行してきた被加工物Aに当接
して停止させる。
90はX軸方向押圧手段であり、前記X軸方向位置決め
ストッパ70のほぼ対向位置に配設され、Y軸方向スト
ッパ80に対して同様に配置されるY軸方向押圧手段3
00と共に加工スペースS内に出現及び/又は退避可能
になっており、被加工物Aの位置決めに際して被加工物
Aを位置決めストッパ70の方向に押圧し位置決めを行
う。
第2図は搬入搬出コンベアを示す側面図である。
図において、200は搬入搬出コンベア、201はコン
ベアヘルド、202は駆動ローラ、203は従動ローラ
、204は保持ローラ、205゜206はテンションロ
ーラ、207は駆動軸であり駆動ローラと不図示のキ一
部材等の係止部材によって一体的に結合されて自身の回
転駆動力を該ローラ202に伝達すると共に該駆動軸2
07は支持板212に回動自在に軸支されている。
208は空圧シリンダ、209はシリンダロッド、21
0はアクチュエータ、211はアクチュエータ210の
回動支軸であり、上記支持板212に固設される。21
3はコンベアステー、M2は可逆回転可能なコンベア駆
動モータであり、不図示のギア群を介して減速された回
転駆動力を駆動軸207に伝達する。
次に動作について説明する。上記アクチュエータ210
の一端には円形カムが回動可能に軸支され、コンベアス
テー213に固設された結合片2131のカム溝に移動
可能に係合している。上記アクチュエータ210の他端
は空圧シリンダ208のシリンダロッド209の先端部
に結合部材を介して該シリンダロッド209の軸方向と
同一平面内に回動可能に軸支されている。また、上述の
如くアクチュエータ210はほぼその中央部で上記回動
支軸211によって支持板212の面上に回動可能に軸
支されているので空圧シリンダ208を作動させて、シ
リンダロッド209をピストン運動させると、アクチュ
エータ210によって、シリンダロッド209の水平ピ
ストン運動は結合片2131の上下運動へと変換される
。コンベアヘルl−201は駆動ローラ202、従動ロ
ーラ203、保持ローラ204の間を巻回わされる無端
状ベルトでありテンションローラ205゜206によっ
てテンションが調整される。この搬入搬出コンベア20
0はコンベアベルト201の搬送面が上昇して加工スペ
ースS内を通過可能となったときに、コンベア駆動モー
タM2を可逆回転させ、搬入または搬出を行わせるもの
である。
なお支持板212は後述の吸着パット装置のパット取付
ユニットに固着され、該ユニットのX軸方向の移動にと
もなって移動する。
第3図は木材加工装置の被加工物吸着パット装置を示す
正面図、第4図は同側面図、第5Mは同平面図、第6図
は被加工物吸着パット装置の要部断面図である。
木材加工装置1は被加工物Aを加工する加工スペースS
を備えている。この加工スペースSの底部付近にはテー
ブル4が配設され、テーブル4の上部に第3図〜第5図
に示すように複数のパット取付ユニット51〜5.、が
並行配列されている。
これらのパット取付ユニット5.〜5..には、複数の
吸着パット装置6がY軸方向へ移動可能に装架されてい
る。すなわち、上記各パット取付ユニット51〜5.、
は、第5図および第6図(A)、(B)に示すように、
上記テーブル4に装架されたX軸方向のスクリューロッ
ド(ユニットガイド手段)7に螺合され、該スクリュー
ロッド7に沿ってX軸方向へ往復移動可能に支持されて
いる。
ここで上記吸着パット装置6の構成を第7図に基づいて
詳述する。上記吸着パット装置6は、上記Y軸方向のス
クリューロッド8に下部が螺合されたパット支持筒60
を備えている。このパット支持筒60には、その周壁上
部から周壁下部に向かってパット下降用流体供給ポート
61とパット上昇用流体供給ポート62および吸引ボー
ト63のそれぞれが順次設けられている。
上記パット下降用流体供給ボー)61および上記パット
上昇用流体供給ポート62は、圧力流体(エアー)供給
源に電磁切換弁等を介して接続される。また、上記吸引
ポート63は真空吸引ポンプ等の真空吸引源に接続され
る。
かかるパット支持筒60内には、パット支持ロッド64
が昇降自在に嵌挿され、該パット支持ロッド64の上端
側は上記パット支持筒60の上端から突出している。そ
して、上記パット支持ロッド64の外周面部には環状受
圧突部65が一体形成されている。この環状受圧突部6
5は、上記パット支持筒60の内周面と上記パット支持
ロッド64の外周面との間で上記パット下降用流体供給
ポート61に接続した上陸用圧力室61aと、パット上
昇用流体供給ポート62に接続した上昇用圧力室62a
とを仕切っている。
また、上記パット支持ロッド64には、その軸心部に沿
う吸引路66が設けられ、この吸引路66の下端部は上
記吸引ポート63側に屈曲した屈曲孔部66aとなって
いる。
この屈曲孔部66aは、第7図(B)に示すように上記
パット支持ロッド64の上昇位置で上記吸引ボート63
に接続し、且つ第7図(A)に示すように上記パット支
持ロンドロ4の下降位置では上記吸引ボート63から下
降変位して該吸引ボート63とは遮断されるようになっ
ている。かかるパット支持ロッド64の上端には吸着パ
ット67が取付けられている。
この吸着パット67には、その上面に開口した吸引口6
8が設けられ、この吸引口68は上記吸引路66に接続
している。
このようにして吸着パット装置6が構成され、その複数
が上記各パット取付ユニット5I〜5.。
のそれぞれに配列されている。
ここで、上記各パット取付ユニット5I〜5、には、そ
れぞれの長手方向に沿うY軸方向のスクリューロッド8
が装架され、このスクリューロッド(パットガイド手段
)8に上記複数の吸着パット装置6が往復移動自在に螺
合されている。そして、上記各パット取付ユニット51
〜5.、が上記X軸方向のスクリューロッド7に競合さ
れている。
従って、上記各吸着パット装置6はX軸方向およびY軸
方向のそれぞれに往復移動可能な支持構成となっている
また、上記各吸着パット装置6は個々にサーボモータS
MI、SM2を備えており、これらのサーボモータSM
I、’SM2の正逆回転起動により、上記各吸着パット
装置6がX軸方向のスクリューロッド7およびY軸方向
のスクリューロッド8に沿って往復移動するようになっ
ている。
すなわち、上記サーボモータSMI、SM2は第7図(
A)および第6図(A)に示すように、それぞれの出力
軸に嵌着された主動ベベルギヤ9b、9aと、上記X軸
方向のスクリューロッド7およびY軸方向のスクリュー
ロッド8に螺合されて上記主動へベルギヤ9b、9aに
噛合した従動ヘベルギヤfob、10aとを有する図示
側構成となっている。ここで、上記各パット取付ユニッ
ト5□〜5.、は、例えば第6図(A)において、それ
ぞれの端部に位置するサーボモータSM2の主動へベル
ギヤ9aが第6図(A)に示すようにX軸方向のスクリ
ューロッド7に螺合され、そのサーボモータSM2の正
逆回転起動により上記各パット取付ユニット51〜5f
iがX軸方向に移動するようになっている。
次に動作について説明する。木工用ルータ1による被加
工物の切削加工に際しては、第8図および第9図に示す
ように被加工物Aを複数の吸着パット67上に載置して
吸着固定させる。この場合の被加工物Aは、例えば第8
図に示す形状のものや第9図に示す大きさのものなど、
形状や大きさが様々である。
そこで、パット取付ユニット51〜5fi駆動系のサー
ボモータSM2を制御起動させ、上記各パット取付ユニ
ット5I〜57がX軸方向のスクリューロッド7に沿っ
てX軸方向に走行駆動される。
これによって、上記各パット取付ユニット51〜57の
相互間隔が被加工物Aの大きさや形状に対応した間隔に
自動調整される。同時に、各吸着パット装置6のそれぞ
れのサーボモータSMIを制御起動させると、それらの
吸着パンと装置6がY軸方向のスクリューロッド8に沿
ってY軸方向に走行駆動される。これによって上記各パ
ット取付ユニット51〜5nにおけるそれぞれの吸着パ
ット装置6の相互間隔が被加工物Aの大きさや形状に対
応した間隔に同時的に自動調整される。
このようにして、上記各吸着パット装置6のそれぞれが
X軸方向およびY軸方向に自動的に位置調整されること
により、被加工物Aの大きさや形状δこ対応した吸着パ
ット装置6の配列間隔が得られる。
このような配列間隔に位置調整された吸着パット装置6
であっても、その全てで被加工物Aを吸着固定するとは
限らず、被加工物Aの形状や大きさによっては、第8図
および第9図の点線で示す部分の吸着パット67が上記
被加工′#JAを吸着固定し、同図中の実線部分の吸着
パット67は用をなさなくなる。
そこで、被加工物Aの吸着可能範囲内(第8図および第
9図の点線部分)にある吸着パット67のみを上昇させ
、それ以外(実線部分)の吸着不能な吸着パット67は
下降させたままにしておく。
すなわち、吸着可能範囲内の吸着パット67にあっては
、その系統のパット支持筒60のパット上昇用流体供給
ボート62から圧力流体を供給することにより、その圧
力流体が上昇用圧力室62a内に流入し、パット支持ロ
ッド64の環状受圧突部65に下側から作用することに
より、上記パット支持ロッド64が上昇動作する。そし
て、その上昇位置では、パット支持ロッド64の吸引路
66の屈曲孔部66aが吸引ポート63に接続する。こ
のため、吸着パット67の吸引口6日に吸引力が作用し
、その吸引力によって上記吸着パット67上に被加工物
Aが吸着固定される。この状態で加工ヘッド2の切削刃
3によって上記被加工物Aの切削加工が行われる。この
切削加工時に、用をなさない(使用しない)吸着パット
67は下降しているので、上記切削加工の邪魔になるよ
うなことはない。また、上記吸着パット67を下降させ
るには、パット上昇用流体供給ポート62からの圧力流
体の供給を停止し、パット下降用流体供給ボート61圧
力流体を供給する。すると、そのパット下降用流体供給
ポート61から下降用圧力室61a内に圧力流体が流入
し、この圧力流体がパット支持ロッド64の環状受圧突
部65に上側から作用することにより、上記パット支持
ロッド64が下降動作する。そして、その下降位置では
、パット支持ロッド64の屈曲孔部66aがパット支持
筒60の吸引ポート63より下方に変位することにより
、上記吸引ポート63が上記パット支持ロッド64によ
って遮断される。従って、下降した吸着パット67には
吸引力が作用せず、この状態で吸着パット67は下降位
置に待機する。
第10回は全部の吸着パット67を用いる場合を例とし
て、被加工物Aの大きさに応して各吸着パット67の間
隔を変えた場合を示す。同図(A)は大きな被加工物A
の場合であり、各吸着パット67の間隔を広くとってい
る。同図(B)は小さい被加工物Aの場合であり、各吸
着パット67の間隔は非常に狭くなっている。
第11図乃至第13図は被加工物の位置決め装置を示す
木材加工装置の平面口、正面製、そして側面図である。
これらの間において、70はX軸方向位置決めストッパ
、80はY軸方向位置決めストッパ、90はX軸方向押
圧手段、300はX軸方向押圧手段である。400はY
軸方向固定押圧手段である。X軸方向及びY軸方向位置
決めストッパ70.80は、被加工物Aに当接する当接
部を有する位置決め定規71.81と、空圧シリンダ7
2.82と、この空圧シリンダ72.82をテーブル4
に固着する固着台73.83とより構成される。空圧シ
リンダ72.82のシリンダロッドの先端に前記位置決
め定規71.81が固着される。位置決め定規71.8
1は空圧シリンダ72.82の作動に応じて加工スペー
スSに出現及び/又は退避する。
第14図はX軸方向押圧手段を示す側面図である。同図
において、91はアーム回動シリンダ、92はアーム昇
降シリンダ、93はアーム、94はアーム回動支点、9
5は押圧キャリノジ、96は押圧板、97はキャリッジ
ガイドレール、98は支柱、99はアーム支持部材、M
3はキャリッジ移動モータである。
次にX軸方向押圧手段90の動作を説明する。
支柱98は加工ヘッド2に固設されている。アーム昇降
シリンダ92は支柱98に一体的に固設され、シリンダ
ロッドの先端にはアーム支持部材99を介してアーム9
3が結合されているので、アーム昇降シリンダの作動に
応じてアーム93が上下動を行う。一方、アーム支持部
材99の両側端にはアーム回動シリンダ91が回動可能
に軸支され、アーム回動シリンダ91のシリンダロッド
の先端にはアームが軸支されている。そしてアーム93
はアーム回動支点94によって軸支されているので、ア
ーム回動シリンダ91の作動に応じて、水平方向に延出
した状態からほぼ垂直な退避状態へ約90°の回動が可
能である。アーム93の下端にはキャリッジガイドレー
ル97が配設され押圧キャリッジ95はこのキャリッジ
ガイドレール97を把持係合しアーム93の長手方向に
移動が可能である。そしてアーム93の先端に設設けた
キャリッジ移動モータM、によってアーム93の長手方
向に移動される。押圧キャリッジ95には被加工#yJ
Aに当接して押圧する押圧板96が取付けられている。
被加工物Aが吸着パット装置6に載置された後、X軸方
向押圧手段90を取付けた加工ヘッド2を移動させ該手
段90が被加工物AOX軸方向の外方付近に位置するよ
うにして停止する。次いで、アーム回動シリンダ91を
作動させてアーム93を水平状態にする。
その後、アーム昇降シリンダ92が作動して押圧板96
が押圧位置付近に停止する。その後第13図に示したZ
軸サーボモータSM3によってX軸方向押圧手段90の
上下微調整して押圧板96の最適位置を設定する。押圧
キャリノジ95も被加工物Aの形状、大きさに応じて移
動し、位置を設定する。押圧板96の最適位置を決定し
た後、X軸方向シリンダ95aによって該押圧板96を
X軸方向に移動させて被加工物AをX軸方向に押圧し位
置決めを行う。
第15図はY軸方向押圧手段を示す側面図である。図に
おいて、301は加工ヘッド2の下方に固設された下降
シリンダ、302は水平押圧シリンダ、303は押圧部
材、304はシリンダ接続フロックである。下降シリン
ダ301と水平押圧シリンダ302はシリンダ接続ブロ
ック304によって接続されている。押圧部材303の
下降位置は一定であり、常に被加工物Aを押圧可能な位
置に設定されている。
第16図はY軸方向固定押圧手段を示す側面図であり、
図において、401は押圧シリンダ、402は昇降シリ
ンダ、403は結合ブロック、404は押圧ヘッド、4
05は押圧部である。押圧シリンダ401は装置本体の
ガントリ一部に固設される。押圧シリンダ401のシリ
ンダロンド先端には、昇降シリンダ402を接続するた
めの結合ブロック403が固着されていて、押圧ヘッド
404を固着した昇降シリンダ402を接続する。押圧
ヘッド404の先端に取付けられた押圧部材405によ
て被加工物AをY軸方向に押圧する。上記押圧部材40
5の加工面からの高さは上記押圧部材303と同様に上
記昇降シリンダ402のストロークによって決まり一定
である。
第17図(A)、(B)、(C)は被加工物Aを加工す
るときのフローチャートである。このフローチャートは
この発明に係る木材加工装置における被加工物の加工方
法及び装置によって被加工物の自動加工を行う場合の動
作例を示したものである。
これらのフローチャートを参照して動作について説明す
る。まず、被加工物の大きさと形状は後述の制御装置の
、切削プログラムを作成するCADシステムに入力され
る。入力された形状・大きさにより吸着パット装置の最
適な選択、上昇、移動データと、加工データが生成され
る。これらデータはオンライン、又はオフラインで装置
内の制御装置のCPUに入力される。CPUは吸着パッ
ト装置6の制御回路に対し使用するパット装置の選択、
上昇及び移動を支持する。吸着パット装置6の準備が完
了したことを確認して、搬入搬出コンベア200を上昇
させる。このとき吸着パット装置6の吸着パット67の
上端面が実質的に形成する被加工物載置面上には障害と
なるものが何も無い状態であることをlit認する。こ
の一つの例として位置決めストッパを挙げた。次に搬入
搬出コンベア200の搬送面に被加工物Aを載置する。
このとき、例えば被加工物Aを立体倉庫等にバーコード
等のコード番号を付して保管しておき、ロボット装置で
指定の被加工物Aを選択し、これを搬出して、搬入搬出
コンベア200上に載置するようにすればさらに広い範
囲の自動化が達成される。搬送面上に被加工物Aが完全
に載置されたことを確認して、M2を正転駆動させて加
工スペースS内に搬送する。CADシステムに入力され
たデータにより予め加工ヘッドまたはY方向押圧手段が
下降して所定位置に待機して被加工物Aの検知を行う。
検知手段として近接スイッチNSが設けられている。被
加工物Aが所定位置に到達したことを確認してM2を停
止させる(STI)。搬入搬出コンベア200を下降さ
せて被加工物Aを吸着パット装置6上に載置する。載置
位置が適正か確認する。載置位置は上記近接スイッチN
Sによって行われる(ST2)。次にX軸方向、Y軸方
向位置決めストッパ70.80を上昇させて加工スペー
スS内に出現させる。出現完了を確認して、X軸方向押
圧手段を作動可能であるように退避状態を解除して準備
する。作動可能であることを確認する。そしてまずY軸
方向押圧手段300を作動させて被加工物AをY軸方向
に押圧する。
被加工物AがY軸方向位置決めストッパ80とY軸方向
押圧手段300との間に位置決めされたことをセンサに
より確認した後、X軸方向押圧手段90によってX軸方
向に押圧する。押圧位置決め完了をセンサにより確認す
る(ST3)。次に吸着パット装置6を作動して被加工
物Aを吸着固定する。真空スイッチにより真空圧の上昇
を確認し、吸着固定の完了を確認の上、X軸方向、Y軸
方向押圧手段90,300を退避させる。退避完了確認
の後、予めCADシステムで作られNC装置に転送され
ているプログラムにより加工サイクルを開始する(加工
ヘッドによる三次元下陳がX軸方向、Y軸方向位置決め
手段70.80に及ぶ場合には両手段70.80も退避
させる)。NC装置より送出された加工完了信号により
加工サイクル完了を確認する(Sr1)。吸着パット装
置6の吸着を解除する。吸着解除を確認して搬入搬出コ
ンベア200を上昇させる。しかしてX軸方向Y軸方向
位置決めストッパ70.80を退避をさせ、これを確認
して搬入搬出コンベア200のM。
を正転または逆転させて加工製品を搬出する(Sr5)
。この後加工を引き続き行ってもよく、また装置を停止
させるようにしてもよい。被加工物Aの搬入のときと同
様、ロボット装置等によって加工製品を受取り、保管場
所に収納すればさらに自動化の範囲を広げることが可能
である。
第1811Zはこの発明の実施例における制御装置の系
統図である。図において、500は木材加工装置l側と
接離可能なCADシステム、501はCPU、502は
CPUの指示を具体化するプログラムコントローラ、5
03はマイクロコンピュータを内蔵した吸着パット装置
の位置決め制御装置、504は木材加工装置1側の入力
装置、なおCADシステム500は別に入力装置を備え
ている。505は木材加工をコントロールするNC装置
、506は吸着パット装置の昇降制御装置、507は位
置決めストッパ制御装置、508はX軸方向、Y軸方向
押圧手段の制御装置、509はストッパ吸着制御装置、
510はコンベア駆動手段の制御装置である。プログラ
ムコントローラは目的に応じ複数組込まれる。
次に動作について説明する。CADシステム500は所
望の加工製品を得る切削プログラムを作成する。このC
ADシステム500に被加工物の形状および大きさを入
力すると加工ヘッドによる加工データおよび吸着パット
装置の選択、上昇、移動に係る最適データが生成される
。CADシステムはバスを介して木材加工装置1側のC
PU501およびNC装置505に接続されてオンライ
ン作動が可能であると共に、これらとは切り離してのオ
フライン作動もまた可能である。
吸着パット装置の位置決め制御装置503はマイクロコ
ンピュータを内蔵しており、上記CADシステム500
のデータに基づいたCPU501、プログラムコントロ
ーラ502の指示により同時に10軸の位置決めが可能
であり、合計では30軸の位置決めが可能である。各軸
が互いに干渉することなく同時位置決めが可能であるよ
うに入力値に基づいて演算を行い各4軸ずつのブロック
内で位置決め順序を自動判別して位置決めを行う。
プログラムコントローラ502を介して具体化されたC
PU501の指示は、上記各制御手段503乃至510
をそれぞれ介して各駆動手段へと伝達され動作する。人
力装置504へはキーボードのほかに木材加工装置1の
適所に配置したりミツトスイッチ、近接スイッチおよび
各種センサによって各種情報がもたらされるようになっ
ている。この発明の実施例においては、加工のステップ
またはステンプ内における1つ1つの加工動作が前の動
作終了を確認して次の動作へ移行するシーケンス制御体
系を採用しており、自動化への移行は簡単に行われるよ
うになっている。
〔発明の効果〕 以上のように、この発明によれば、加工装置内に装備さ
れ、該加工装置の加工スペースに出没可能な搬入搬出コ
ンベアによって被加工物を加工スペースの所定位置に載
置し、実質的に被加工物の載置台となる吸着パット装置
によって任意に且つ強力な吸着力で被加工物を位置決め
固定し、また位置決めに際しては、加工スペースに出現
及び/又は退避可能な位置決め手段によって被加工物を
位置決めし、固定した後該手段を退避させるようにした
ので各工程は連続的な制御が可能となり、これらを−括
制御する制御装置を設けて自動化が達成されることとな
った。
また、被加工物の形状および大きさに合わせた専用の吸
着治具は不要となり、治具製作に要する工数、保管のス
ペース、治具交換の工数等が一切不要となると共に、被
加工物の位置決め固定に際し、クランプ化を余分にとら
なくともよいために材料取りも今までより少なくて済み
、自動化、専用治具の廃止等と相まって、極めて大きな
経済効果をもたらす木材加工装置における被加工物の加
工方法および装置である。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)、 (B)はこの発明の一実施例による木
材加工装置の正面図およびその加工ユニットの斜視図、
第2図は搬入搬出コンベアの側面図、第3図は上記木材
加工装置の被加工物吸着パット装置の正面図、第4図は
同側面図、第5図は同平面回、第6図(A)、 (B)
および第7図(A)(B)は被加工物吸着パット装置の
要部断面図、第8図、第9図および第10図は形状およ
び大きさの異なった被加工物を吸着パット上に載置した
状態の平面図、第11図〜第13図は被加工物位置決め
装置を示す上記木材加工装置の平面図、正面図、そして
側面図、第14図はX軸方向押圧手段を示す側面図、第
15図はX軸方向押圧手段を示す側面図、第16図はY
軸方向固定押圧手段を示す側面図、第17図は被加工物
加工の動作を示すフローチャート、第18図はこの発明
の実施例における制御装置の系統図、第19図は従来の
木材加工装置を示す概略構成図である。 図において、1は木材加工装置、2は加工ヘッド、3は
切削刃、4はテーブル、6は吸着パット装置、70はX
軸方向位置決めストッパ、80はY軸方向位置決めスト
ッパ、90はX軸方向押圧手段、200は搬入搬出コン
ベア、300はX軸方向押圧手段、Aは被加工物、Sは
加工スペース。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)木材加工装置の本体内に揺動支点を有し、加工ス
    ペースに搬送面が出没可能な搬入搬出コンベアによって
    被加工物を該加工スペースに搬入する第1ステップと、
    上記加工スペースの平面X軸方向及びY軸方向に移動可
    能に配列され且つ上記被加工物を吸着固定する複数の吸
    着パット装置上に上記搬入搬出コンベアを下降させて上
    記被加工物を載置する第2ステップと、上記平面X軸方
    向及びY軸方向に各々直交する上記加工スペースのそれ
    ぞれの端部付近に出没可能に設けられた位置決めストッ
    パを上昇出現させ、該位置決めストッパの各々の出現位
    置の略対向部に設けられ、上記加工スペースに出現及び
    又は退避可能な押圧手段によって上記被加工物を該位置
    決めストッパに押圧し位置決めを行う第3ステップと、
    上記吸着パット装置によって上記被加工物を吸着固定し
    たのち上記位置決めストッパ及び押圧手段を上記加工ス
    ペースより退避させて加工を行う第4ステップと、加工
    終了を確認し、上記吸着パット装置による吸着を解除し
    た後、上記搬入搬出コンベアを上昇せしめ製品を搬出す
    る第5ステップとから構成されることを特徴とする木材
    加工装置における被加工物の加工方法。
  2. (2)上記各手段に動作完了を検知する複数の対応検知
    手段を配設し、上記各ステップにおけるそれぞれの手段
    の動作開始を検知信号に基づいて制御するようにした特
    許請求の範囲第1項に記載の木材加工装置における被加
    工物の加工方法。
  3. (3)上記木材加工装置の加工ヘッド、上記搬入搬出コ
    ンベア、上記吸着パット装置、上記位置決めストッパ、
    及び上記押圧手段等の動作を一括制御する制御装置を設
    け、上記第1ステップから第5ステップまでの各ステッ
    プを自動的に行えるようにした特許請求の範囲第1項ま
    たは第2項に記載の木材加工装置における被加工物の加
    工方法。
  4. (4)切削刃が取付けられ、数値制御により駆動される
    加工ヘッドと被加工物が加工される加工スペースとを備
    えた木材加工装置において、上記加工スペースの平面X
    軸方向及びY軸方向に移動可能に配列され実質的に上記
    被加工物の載置面を形成し該被加工物を吸着固定する複
    数の吸着パット装置と、上記木材加工装置の本体内Lこ
    揺動支点を有し、上記加工スペースに出没可能に構成さ
    れ、被加工物を上記加工スペースに搬入すると共に加工
    後の製品を該加工スペースの外に搬出する搬入搬出コン
    ベアと、上記平面X軸方向及びY軸方向に各々直交する
    上記加工スペースにおけるそれぞれの端部付近に出没可
    能な位置決めストッパと該ストッパの出現位置の略対向
    位置に配設され、上記加工スペースに出現及び又は退避
    可能な押圧手段とより成る位置決め手段と、上記加工ヘ
    ッド、上記吸着パット装置、上記搬出コンベア及び上記
    位置決め手段等の動作を一括制御する制御装置とを備え
    たことを特徴とする木材加工装置における被加工物の加
    工装置。
  5. (5)上記複数の吸着パット装置はそれぞれ独立した駆
    動手段を備え、上記制御装置の指示により、所望位置へ
    の移動を同時進行的に行うことが可能であるように構成
    された特許請求の範囲第4項に記載の木材加工装置にお
    ける被加工物の加工装置。
  6. (6)上記搬入搬出コンベアは可逆回転可能なコンベア
    駆動モータを備えた上記加工装置の正面側及び/又は背
    面側からの被加工物の搬入並びに加工製品の上記正面側
    及び/又は背面側への搬出が可能である特許請求の範囲
    第4項又は第5項に記載の木材加工装置における被加工
    物の加工装置。
  7. (7)上記搬入搬出コンベアは複数設けられ、上記吸着
    パット装置をY軸方向に移動可能に装架してX軸方向に
    移動可能な複数のパット取付ユニットの側部に取り付け
    られている特許請求の範囲第4項八至第6項のいずれか
    に記載の木材加工装置における被加工物の加工装置。
JP2015414A 1990-01-25 1990-01-25 木材加工装置における被加工物の加工方法および装置 Expired - Fee Related JPH0643044B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015414A JPH0643044B2 (ja) 1990-01-25 1990-01-25 木材加工装置における被加工物の加工方法および装置
US07/581,822 US5094282A (en) 1990-01-25 1990-09-12 Lumber processing apparatus
IT4833390A IT1242710B (it) 1990-01-25 1990-10-03 Apparecchio per la lavorazione del legname.
KR1019910000597A KR910014187A (ko) 1990-01-25 1991-01-16 목재가공장치 및 가공방법
DE4101904A DE4101904A1 (de) 1990-01-25 1991-01-23 Verfahren und vorrichtung zur schnittholzbearbeitung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015414A JPH0643044B2 (ja) 1990-01-25 1990-01-25 木材加工装置における被加工物の加工方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03219907A true JPH03219907A (ja) 1991-09-27
JPH0643044B2 JPH0643044B2 (ja) 1994-06-08

Family

ID=11888092

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015414A Expired - Fee Related JPH0643044B2 (ja) 1990-01-25 1990-01-25 木材加工装置における被加工物の加工方法および装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH0643044B2 (ja)
KR (1) KR910014187A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05154804A (ja) * 1991-09-20 1993-06-22 Heian Corp Ncルータの位置決めテーブル装置
JPH0623703A (ja) * 1992-05-08 1994-02-01 Kikukawa Tekkosho:Kk パネルソ−
JP2007319978A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Toyo Tekkosho:Kk 加工テーブル用吸着装置
JP2016525966A (ja) * 2013-06-07 2016-09-01 ボレ オーウー 木質材料の自然な湾曲に従う縁部を有する積層床板の製造方法
KR101885572B1 (ko) * 2017-12-21 2018-09-10 박경량 목재 가공방법
KR101885574B1 (ko) * 2017-12-21 2018-09-10 박경량 목재 가공장치
CN112621930A (zh) * 2020-12-15 2021-04-09 郭香英 一种弧形槽搓衣板开槽装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012171057A (ja) * 2011-02-22 2012-09-10 Hirata Corp 切断装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS611281A (ja) * 1984-06-13 1986-01-07 Fuji Photo Film Co Ltd モ−タ制御装置
JPS62249705A (ja) * 1986-04-23 1987-10-30 和田 一広 建具材用稜面、角鑿、溝加工機
JPS6426138U (ja) * 1987-08-04 1989-02-14

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS611281A (ja) * 1984-06-13 1986-01-07 Fuji Photo Film Co Ltd モ−タ制御装置
JPS62249705A (ja) * 1986-04-23 1987-10-30 和田 一広 建具材用稜面、角鑿、溝加工機
JPS6426138U (ja) * 1987-08-04 1989-02-14

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05154804A (ja) * 1991-09-20 1993-06-22 Heian Corp Ncルータの位置決めテーブル装置
JPH0623703A (ja) * 1992-05-08 1994-02-01 Kikukawa Tekkosho:Kk パネルソ−
JP2007319978A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Toyo Tekkosho:Kk 加工テーブル用吸着装置
JP2016525966A (ja) * 2013-06-07 2016-09-01 ボレ オーウー 木質材料の自然な湾曲に従う縁部を有する積層床板の製造方法
KR101885572B1 (ko) * 2017-12-21 2018-09-10 박경량 목재 가공방법
KR101885574B1 (ko) * 2017-12-21 2018-09-10 박경량 목재 가공장치
CN112621930A (zh) * 2020-12-15 2021-04-09 郭香英 一种弧形槽搓衣板开槽装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0643044B2 (ja) 1994-06-08
KR910014187A (ko) 1991-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5407415A (en) Automated composite trim workstation
US5094282A (en) Lumber processing apparatus
JP6195036B2 (ja) ガラス板加工装置
CN109843503B (zh) 输送设备及其控制装置和材料加工单元的装载和卸载方法
TWI691465B (zh) 玻璃板加工裝置
WO2017017870A1 (ja) ガラス板の加工装置
JPH03219907A (ja) 木材加工装置における被加工物の加工方法および装置
JPH11347876A (ja) 主軸移動型工作機械における工作物搬送方法、その装置および加工システム
KR20130138341A (ko) 판재 가공 시스템
JP2004136300A (ja) プレスライン
JPH08216073A (ja) ワーク搬入・搬出作業用ロボット
JP2920035B2 (ja) センタレス研削盤の工作物供給方法および供給装置
JPH08281481A (ja) 板材の切断片搬出方法および装置並びに同装置を用いた板材加工装置
JP4923752B2 (ja) 板材加工搬送システム
JP6813271B2 (ja) ワーク搬送システム及びワーク加工方法
JP3198280B2 (ja) 板材加工機
US20180093357A1 (en) Component mounter and component mounting method
CN217701916U (zh) 一种云母板高速激光切割机
JPS59152054A (ja) 自動段取システム
WO2023042406A1 (ja) ガラス板加工システム
WO2023119728A1 (ja) 折割治具及び折割加工方法
WO2023119685A1 (ja) 折割治具及び折割加工方法
CN118434692A (zh) 折断夹具及折断加工方法
KR100280279B1 (ko) 에지가공장치
JPH02303802A (ja) 木材加工装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080608

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090608

Year of fee payment: 15

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees