JPH03219099A - 化学処理工程用搬送キャリアの液受け装置 - Google Patents

化学処理工程用搬送キャリアの液受け装置

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JPH03219099A
JPH03219099A JP1457790A JP1457790A JPH03219099A JP H03219099 A JPH03219099 A JP H03219099A JP 1457790 A JP1457790 A JP 1457790A JP 1457790 A JP1457790 A JP 1457790A JP H03219099 A JPH03219099 A JP H03219099A
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JP
Japan
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processing
liquid
liquid receiving
printed circuit
circuit board
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Application number
JP1457790A
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Narimitsu Matsumoto
松本 成光
Hidemi Miyazawa
宮澤 秀実
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 メツキ工程用搬送キャリアの液受は装置に関し、搬送中
のプリント基板から落下する処理液を他の処理液と混合
させることなく回収して再使用できるようにすることを
目的とし、 被処理物の化学処理工程において、搬送キャリアが任意
の一処理槽から引き上げた被処理物を他の処理槽の上方
に搬送する時に、搬送キャリアに同行し、該被処理物か
ら落下する処理液を受容する受液樋を備える、化学処理
工程用搬送キャリアの液受は装置であって、互いに混合
すべきでない処理液の種類と同数以上の受液樋と、各受
液樋の中から上記任意の一処理槽の処理液に対応する受
液樋を選択して、該受液樋を被処理物の昇降空間から離
れた退避位置から搬送キャリアに吊り下げられた被処理
物の下方に位置する受液位置に移動させる樋駆動装置と
を設ける構成とした。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、化学処理工程で使用される搬送キャリアの液
受は装置に関し、特に、メンキ工程用搬送キャリアの液
受は装置に関するものである。
〔従来の技術〕
プリント基板のメツキ工場にはメツキ金属の種類によっ
て異なるメツキ処理液を貯留する多数の処理槽や、各メ
ツキ処理液に対応する前処理用処理液を貯留する多数の
前処理槽や、各メツキ処理液に対応する後処理用処理液
を貯留する多数の後処理槽が配設される。処理されるプ
リント基板は搬送キャリアのハンガー枠に吊り下げられ
、予め定められた順に所要の処理槽に移動される。そし
て、各処理槽において、所低の時間にわたって処理液に
浸漬し、処理液から引き上げた後、次の処理槽に搬送さ
れる。プリント基板を処理する任意の一処理槽とその次
の処理槽とはプリント基板に施すメツキの種類によって
異なり、任意の一処理槽からその次の処理槽に搬送する
間に他の処理槽の上方を通過することも少なくない。
任意の一処理槽から引き上げられたプリント基板には該
処理槽内の処理液が付着しており、この処理液はその次
の処理槽あるいはそこまで搬送する間に通過する処理槽
の処理液と混合すべきでない場合が多い。
そこで、従来では、例えば第3図に示すように、多数の
処理槽110a・110bの上方を通過する搬送経路に
沿って移動する搬送キャリア120に、搬送キャリア1
20が搬送位置に吊り上げたプリント基板130から落
下する処理液を受ける受液装置140を設けている。
搬送キャリア120は、搬送経路に沿って設けられた1
対の搬送レール150に跨がって走行可能に載置される
クラブ121と、クラブ121がら懸垂させたマスト1
22と、マスト122の搬送方向の片面に昇降可能に支
持されたハンガー枠123とを備えていて、前記クラブ
121に組付けた走行駆動装置124を図示しない制御
装置で制御してハンガー枠123を所要の処理槽110
a・110b・の上方に位置させるように構成されてい
る。また、前記制御装置によりクラブ121とマスト1
22とにわたって組付けられた昇降駆動装置125を制
御して、ハンガー枠123及びこれに※吊り下げたプリ
ント基板130を、該プリント基板130が処理槽11
0a・110b・110cの上方の所定の高さに位置す
る搬送位置と、該プリント基板130が処理槽110a
・110bllOc内の処理液A−B−Cに浸漬される
処理位置とにわたって昇降させるように構成している。
前記受液装置140は、搬送キャリア120のマス)1
22に搬送方向に揺動可能に懸垂させた平行うランク機
構141と、平行うランク機構141の下端部に支持さ
れた受液樋142と、マスト122と平行うランク機構
141とにわたって架着されたシリンダからなる樋駆動
装置143とを備えている。そして、上記制御装置によ
って樋駆動装置143を伸縮させることにより、受液樋
142をプリント基板130の昇降空間から離れた退避
位置(実線で示す)と搬送キャリア120に吊り下げら
れたプリント基板130の下方に位置する受液位置(仮
想線で示す)とにわたって往復させるようにしている。
また、受液樋142には内部に溜まった処理液を排出す
るためのドレン弁146が設けである。
この受液装置140によれば、例えば任意の一処理槽1
10aに浸漬されていたプリント基板130をその処理
槽110aの処理液Aから引き上げた後、隣の処理槽1
10bに移動させる際に受液樋142を受液位置に移動
させることにより、プリント基板130から落下する処
理液Aを受液樋142に受けて、隣の処理槽120bの
処理液Bに混入することを防止できる。そして、後に搬
送キャリア120を元の任意の一処理槽110aの上方
に戻した時に、ドレン弁146を開いて受液樋142に
受けた処理液Aをその処理槽110aに回収して、再使
用することができる。
また、第4図に示す他の従来例では、搬送キャリア22
0とは別に任意の一処理槽210aとこれに隣接する処
理槽210bとの上側に受液装置240を設けている。
この搬送キャリア220の構成は、受液装置140を備
えない点を除けば第3図に示した従来例と同様である。
従って、第3図において第4図に示す各部分に対応する
部分には第4図の各部分と同じ名称と第4図の符号の第
1桁の数字1を2に書き換えた符号とを付しである。
受液装置240は、両処理槽210a・210bの上側
にわたって張設された1対のコンベアチェーン241と
、両コンベアチェーン241の間に架着された受液樋2
42と、両コンヘアチェーン241を同期駆動する同期
駆動装置243とを備えている。そして、図示しない制
御装置によって同期駆動装置243を制御することによ
り、受液樋242が主搬送キャリア220に吊り下げら
れたプリント基板230の下方に位置しながら搬送キャ
リア220及びプリント基板230と同行するように構
成しである。
この従来例は、受液装置240が搬送キャリアから独立
していること、また、これ故に、受液装置240の受液
!242が搬送キャリア220に吊り下げられたプリン
ト基板230の下方に位置しながらキャリア220及び
プリント基板230と同行するように構成されているこ
とを除けば、本質的には第3図に示した従来例と同様に
構成され、同様に作用し、同様の効果が得られる。
〔発明が解決しようとする課題〕
これらの従来例によれば、上記のように、受液樋140
・240が受ける処理液Aが1種類であれば、プリント
基板に付着した処理液を回収して再使用できる。
ここで、メツキ工場の稼働効率を高めるため、3つ以上
の処理槽にわたって1つの受液樋142・242に処理
液を順に受けて、後でまとめて受液樋142・242に
受けた処理液を処理するという操業方法が考えられる。
しかしながら、この操業方法には次のような問題が伴う
即ち、複数種類の処理液が1つの受液樋142・242
に受けられると、受液樋142・242内で反応して発
熱したり、凝固や成分の析出が発生したりして、処理液
を回収して再使用できなくなるばかりでなく、危険な反
応の防止策を検討する必要が生じてくる。
そこで、処理液の反応性について検討し、その検討結果
に従って受液樋142・242内で反応が生じない複数
の処理液ごとに受液樋142・242に受け、まとめて
処理するように搬送キャリア130・230および受液
装置140・240の運用を決定することにより、メツ
キ工場の稼働効率を高めることが考えられる。
しかしながら、処理液の反応性について一々検討して搬
送キャリア130・230および受液装置140・24
0の運用を決定することは、処理液の反応性によって搬
送キャリア130・230および受液装置140・24
0の運用の融通性を高める上で大きな制限が与えられて
実用性に乏しい上、工程管理が煩瑣であり、メツキ工場
の稼働効率を高める上で大きな不満が感じられる。
また、受液樋140・240が受ける処理液が例えば水
溶液と水というように混合されても反応の問題が生じな
い場合でも、受液樋140・240に受けられた処理液
の濃度が大きく変わるので、これらを混合させないこと
に越したことはない。
本発明は、上記の事情を考慮してなされたものであり、
搬送中のプリント基板から落下する処理液を他の処理液
と混合させることなく回収して再使用できるようにした
メツキ工程用搬送キャリアの液受は装置を提供すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、例えば第1図、第2図あるいは第3図に示す
ように、被処理物3の化学処理工程において、搬送キャ
リア2が多数設けられた処理槽1a・1b・ICの中の
任意の一処理槽1aから引き上げた被処理物3を他の処
理槽1bの上方に搬送する時に、搬送キャリア2に同行
し、該被処理物3から落下する処理液A−Bを受容する
受液樋41a・41b・41Cを備える、化学処理工程
用搬送キャリアの液受は装置であって、上記の目的を達
成するため、次のような手段を講じている。
すなわち、互いに混合すべきでない処理液A・Bの種類
と同数以上の受液樋41a・41b・41Cと、各受液
樋41a−41b・41cの中から上記任意の一処理槽
1aの処理液に対応する受液部41aを選択して、該受
液樋41aを被処理物3の昇降空間から離れた退避位置
から搬送キャリア2に吊り下げられた被処理物3の下方
に位置する受液位置に移動させる機駆動装置42・42
a・42b・42cとを設けている。
〔作用〕
本発明においては、プリント基板3を任意の一処理槽1
aの処理液Aから該処理槽1aの上方の所定の高さに引
き上げた後、機駆動装置42・42a・42b・42C
が作動して該処理槽1aの処理液Aに対応する受液樋4
1aを選択して退避位置から受液位置に移動させ、引き
上げられたプリント基板3から落下する処理液Aをその
受液部41aに受けるようにする。この後、搬送キャリ
ア2を移動させて、液受は装置4を同行させてプリント
基板3を他の処理槽1bの上方に移動させる。受液樋4
1aはこの搬送キャリア2の移動に同行されるので、プ
リント基板3が他の処理槽1bの上方に移動する間にプ
リント基板3から落下する処理液Aが他の処理槽1bに
貯留された処理液Bに混入されることはない。処理槽1
bの上方で、機駆動装置42が作動して受液部41 a
を受液位置から退避位置に退避させた後、プリント基板
3を処理槽1bの処理液Bに浸漬して、該処理槽1bに
おける処理を行う。該処理槽1bにおける処理が終了す
ると、プリント基板3が処理液Bから処理槽1bの上方
の所定の高さに引き上げられる。機駆動装置42・42
a・42b・42Cは今度は該処理槽1bの処理液に対
応する受液部41bを選択して退避位置から受液位置に
移動させる。従って、プリント基板3から落下する処理
液Bは受液樋41bに受けられる。従って、プリント基
板3から落下する処理液A−Bはその種類に対応する受
液樋41a・41bに分別して受けられ、互いに混合さ
れるおそれはない。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明の一実施例に係るメンキ工程用搬送キャ
リアの斜視図である。
このプリント基板のメツキ工場には、メツキ金属の種類
によって異なるメツキ処理液を貯留する多数の処理槽や
、各メツキ処理液に対応する前処理用処理液を貯留する
多数の前処理槽や、各メツキ処理液に対応する後処理用
処理液を貯留する多数の後処理槽が配設されているが、
以下、説明を簡単にするため、混合すべきでない異なる
種類の処理液A−Bを貯留する2つの処理槽1a・1b
のみに符号を付して説明する。
処理されるプリント基板3は多数の処理槽1a・lbの
上方を通過する搬送経路に沿って移動する搬送キャリア
2のハンガー枠23に吊り下げられ、予め定められた順
に所要の処理槽に移動される。そして、搬送中にプリン
ト基板3から落下する処理液A−Bを処理槽1a・1b
に落下させないように、搬送キャリア2に搬送中のプリ
ント基板3から落下する処理液A−Bを受ける液受は装
置4を設けている。
搬送キャリア2は、搬送経路に沿って設けられた1対の
搬送レール5に跨がって走行可能に載置される台車21
を備えている。
この台車21は左右1対の側梁21a・21bとこれら
を連結するクロスメンバ21cとを備え、各側梁21a
・21bの前後両端部から上方にそれぞれ円柱状の支柱
21dを立設し、これらの支柱21dの上端部どうしを
水平台枠21eで連結する。そして、水平台枠21eか
ら更に上方にマスト21fを立設し、このマスト21f
に昇降枠22を昇降可能に支持している。また、この昇
降枠22にはプリント基板3を吊り下げるハンガー枠2
3が懸垂支持される。
また、この台車21には、走行時の支重用のローラ24
と走行駆動装置25とが設けられる。
前記ローラ24は各側梁21a・21bの前後両側部に
それぞれ回転自在に支持されている。
また、走行駆動装置25は、各側梁21a・21b内の
前後に並ぷローラ22の間に配置され、それぞれ搬送レ
ール5の上面に固定されたラック5aに噛み合う1対の
ピニオン25aと、両ピニオン25aを連結する連結軸
25bと、クロスメンバ21cの上側に固定した走行駆
動モータ25Cと、走行駆動モータ25cに連結軸25
bを連動させる伝動装置25dとを備える。
そして、任意に与えられる制御指令に従って制御装置で
制御して台車21を任意の処理槽1a・1bの上方の所
定の位置に移動させるように構成されている。
なお、各ローラ24は、これらをラック5aの内側(台
車の中央側)で搬送レール5に転接させることにより、
搬送レール5から脱輪することを防止されている。
上記マスト21f内には、昇降枠22を昇降駆動する昇
降駆動装置26を組付ける。この昇降駆動装置26は、
昇降駆動モータ26aと、減速機26bと、モータ26
aに減速器26bを介して連動連結される駆動スプロケ
ット26cと、アイドルスプロケットと、無端状のチェ
ーン26dとを備える。
上記駆動スプロケット26cはマスト21fの上端部に
回転自在に枢支され、アイドルスプロケットはマスト2
1fの下端部に回転自在に枢支される。そして、両スプ
ロケットにわたって巻掛けられたチェーン26dの一点
に昇降枠22が固定され、前記制御装置によりこの昇降
駆動装置26を制御して、ハンガー枠23及びこれにに
吊り下げたプリント基板3を、該プリント基板3が処理
槽1a・1bの上方の所定の高さに位置する搬送位置と
、該プリント基板3が処理槽1a・lb内の処理液A−
Bに浸漬される処理位置とにわたって昇降できるように
している。
上記液受は装置4は、処理液A−Bの互いに混合すべき
でない種類と同数以上の(ここでは、3個)の受液樋4
1a・41b・41cとを備えている。
各受液樋41a・41b・41Cは、その基端部を台車
21の右前の支柱21d(同図においては、各受液樋4
1a・41b・41cの基端部に隠れるので示していな
い)に水平回転自在に外嵌され、それぞれ独立した樋駆
動装置42a・42b・42cにより個別に揺動駆動さ
れる。即ち、前記制御装置により、これら樋駆動装置4
2a・42b・42Cを制御して任意の受液樋41a・
41b・41cを側梁21bの上方でプリント基板3の
昇降空間から離れる退避位置(受液樋41b・41Cの
図示位置)と搬送キャリア2に吊り下げられたプリント
基板3の下方に位置する受液位置(受液樋41aの図示
位置)とにわたって往復させるようにしている。また、
各受液樋41a・41b・41cには内部に溜まった処
理液を排出するためのドレン弁43を設ける。
上記制御装置は、例えば、次のような手順で走行駆動装
置25、昇降駆動装置26及び樋駆動装置42a・42
b・42cを制御するように構成してあればよい。
即ち、メンチ処理工程においては、まず、初期位置で搬
送キャリア2にプリント基板3が吊り下げられた後、制
御が開始され、プリント基板3を吊り下げた搬送キャリ
ア2を所要の処理槽1a・1bの上方に移動させ、プリ
ント基板3を当該処理槽1a・1bの処理液A −’B
に所定時間にわたって浸漬させた後、処理槽1a・1b
から引上げ、その処理液A−Bの種類に対応する受液!
41 a・41b・41cを退避位置から受液位置に移
動させてから、搬送キャリア2、プリント基板3及び受
液樋41a・41b・41cを次の移動先に移動させる
この後、その移動先で受液樋41a・41b・41cを
受液位置から退避位置に戻し、プリント基板3を当該処
理槽1a・1bの処理液A−,Bに所定時間にわたって
浸漬させた後、処理槽1a・1bから引上げ、その処理
液A−Bの種類に対応する受液樋41a・41b・41
Cを退避位置から受液位置に移動させ、搬送キャリア2
、プリント基板3及び受液樋41a・41b・41cを
次の移動先に移動させるという手順を必要に応じて繰り
返す。
そして、最後の処理槽から最後の移動先あるいは初期位
置に搬送キャリア2、プリント基板3及び液受は装置4
を移動させ、プリント基板3を搬送キャリア2から外す
とともに、全ての受液樋41a・41b・41cを退避
位置から受液位置に位置させる。プリント基板3を搬送
キャリア2から外す位置が初期位置と異なる場合には、
この後搬送キャリア2を初期位置に戻す。
なお、搬送キャリア2が何れかの処理槽1a・1bの上
方で停止している間にその処理槽1a・1bの処理液A
−Bに対応する受液樋41a・41b・41cのドレン
弁43を開弁させることにより、該受液樋41a・41
b・41c内に貯留された処理液A−Bが対応する処理
槽1a・1bに戻されるようにしている。
この搬送キャリア2及び液受は装置4においては、搬送
キャリア2が任意の1つの処理槽1aに位置に移動し、
当該処理槽1aにおける処理が終了してプリント基板3
を搬送位置まで上昇させた後、当該処理槽1aの処理液
Aの種類に対応する受液樋41aを退避位置から受液位
置に移動させ、ドレン弁43を所定時間開弁させる。ド
レン弁43の開弁時間が経過すると、ドレン弁43が閉
弁され、走行駆動装置24が始動して搬送キャリア2、
受液装置4及びプリント基板3の移動が開始される。
そして、次の処理槽1bの上方の所定の位置までプリン
ト基板3が移動すると走行駆動装置24が停止され、搬
送キャリア2、受液装置4及びプリント基板3が停止す
る。
この後、受液樋41aを受液位置から退避位置に戻して
から昇降駆動装置25を作動させ、プリント基板3を処
理液Bに浸漬してその処理槽1bにおける処理を所定時
間にわたって行う。この処理が終わった後、プリント基
板3を搬送位置まで上昇させ、その処理槽1bの処理液
Bの種類に対応する受液樋41bを退避位置から受液位
置に移動させ、受液樋41bのドレン弁43を所定時間
開弁させる。ドレン弁43の開弁時間が経過すると、ド
レン弁43が閉弁され、走行駆動装置24が始動して搬
送キャリア2、受液装置4及びプリント基板3が次の移
動先に向かって移動し始める。
なお、各受液樋41a41b−41cのドレン弁43を
閉弁した後に各受液樋41a・41b・41Cに落下し
た処理液A・Bはその受液樋41a・41b・41Cに
貯留され、後に受液樋41a・41b・41cが対応す
る処理槽1a・1b−1c上の受液位置に位置する時に
その受液樋41a・41b・41cのドレン弁43を開
弁して各受液樋41a・41b・41Cから処理液A・
Bを処理槽1a・1bに回収して、再使用する。
このようにして、順次所要の処理槽1a・1bに移動す
る間、受液装置4の樋駆動装置42a・42b・42C
はその直前の処理に使用した処理液A−Bに対応する受
液樋41a・41b・41Cを選択してプリント基板3
の下側の受液位置に位置させ、プリント基板3から落下
する処理液A・Bを対応する受液樋41a・41b・4
1cに受けることにより、他の処理槽1a・1bに貯留
された種類の異なる処理液A−Bにプリント基板3から
落下する処理液A−Bが混合されることを防止できる。
また、処理液A−Bの種類に対応して受液樋41a・4
1b・41cが選択されるので、混合すべきでない異種
の処理液A−Bどうしが受液樋41a・41b・41c
内で混合されるおそれがなく、受液樋41a・41b・
41C内に溜まった処理液A−Bをそれぞれ回収して再
使用することが可能になる。
なお、上記の実施例では受液樋41a・41b・41C
に受けた処理液A−Bを直接光の処理槽1a・1bに戻
すように構成しているが、受液樋41a・41bに受け
た処理液A−Bのうちの1種以上を別に処理液A−Bの
種類にに対応して設けた再生処理槽に回収し、再生処理
をしてから元の処理槽1a・1bに戻すように構成する
ことも可能である。
また、上記の一実施例では、実施例に係るメ・7キエ程
用搬送キヤリアの液受は液受は装置4が搬送キャリア2
に組付けられているが、液受は装置4を搬送キャリア2
の台車21とは別に搬送レール5上を走行する台車を設
け、この台車に液受は装置4を搭載することも可能であ
る。
また、上記の一実施例では、受液樋41a・41b・4
1cが互いに独立して受液位置と退避位置との間を往復
するように構成れているが、例えば第3図に示すように
、各受液樋41a・41b・41cが同時に所定の循環
軌道を移動し、任意に択一された受液樋41a・41b
・41cを受液位置に停止されるように構成してもよい
即ち、樋駆動装置42が左右1対のエンドレスチェーン
42dを備え、各受液樋41a・41b・41cの両端
が適当な間隔をおいて両エンドレスチェーン42dに回
転可能に連結される。両エンドレスチェーン42dを同
期駆動装置42eにより同期駆動して選択された受液樋
41a・41b・41cを受液位置に移動させるように
構成することができる。
以上メソキ工程に適用した場合についてのみ説明したが
、この発明は、複数種の液を使用する他の化学処理に適
用できることは勿論である。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、搬送キャリアに吊り下
げられたプリント基板を任意の一処理槽から他の処理槽
に搬送する間は、直前に終了した処理に使用する処理液
の種類に対応する受液樋をそのプリント基板の下方の受
液位置に位置させ、プリント基板から落下する処理液を
該受液樋に受けるので、プリント基板が搬送される間に
その下方の処理槽に直前に終了した処理に使用する処理
液が落下することを防止でき、搬送中に通過する処理槽
の処理液とプリント基板から落下した処理液とが反応し
たり、搬送中に通過する処理槽の処理液の濃度管理が困
難になったりすることを防止できる。
また、混合すべきでない種類の異なる処理液をその種類
ごとに異なる受液樋に受けているので、種類の異なる処
理液が受液樋の中で混合されて反応したり、受液樋に受
けた処理液の濃度が極端に変わったりしたりすることを
防止でき、受液樋に受けた処理液を簡単に回収して再使
用できる。
3・・・プリント基板、 41 a ・4 l b ・41 c−受液樋、42・
42a・42b・42C・・・樋駆動装置。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るメツキ工程用搬送キャ
リアの斜視図であり、第2図は本発明の他の実施例に係
るメツキ工程用搬送キャリアの液受は装置の要部の斜視
図であり、第3図は一従来例に係るメツキ工程用搬送キ
ャリアの側面図であり、第4図は他の従来例に係るメツ
キ工程用搬送キャリアの側面図である。 図中、 A−B・・・処理液、 1a・1b・・・処理槽、 2・・・搬送キャリア、 褪棄イク1」の偕」面図 第 図 イ(米例の僅IJ面図 第 因

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕 被処理物(3)の化学処理工程において、搬送
    キャリア(2)が任意の一処理槽(1a)から引き上げ
    た被処理物(3)を他の処理槽(1b)の上方に搬送す
    る時に、搬送キャリア(2)に同行し、該被処理物(3
    )から落下する処理液(A)・(B)を受容する受液樋
    (41a)・(41b)・(41c)を備える、化学処
    理工程用搬送キャリアの液受け装置であって、互いに混
    合すべきでない処理液(A)・(B)の種類と同数以上
    の受液樋(41a)・(41b)・(41c)と、各受
    液樋(41a)・(41b)・(41c)の中から上記
    任意の一処理槽(1a)の処理液に対応する受液樋(4
    1a)を選択して、該受液樋(41a)を被処理物(3
    )の昇降空間から離れた退避位置から搬送キャリア(2
    )に吊り下げられた被処理物(3)の下方に位置する受
    液位置に移動させる樋駆動装置(42)・(42a)・
    (42b)・(42c)とを設けたことを特徴とする、
    化学処理工程用搬送キャリアの液受け装置。
JP1457790A 1990-01-23 1990-01-23 化学処理工程用搬送キャリアの液受け装置 Pending JPH03219099A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007138194A (ja) * 2005-11-15 2007-06-07 Fujikura Ltd メッキ装置
JP2008024982A (ja) * 2006-07-20 2008-02-07 Sanshin Seisakusho:Kk めっき装置
JP2009108367A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Marunaka Kogyo Kk 処理槽切替え方式の表面処理装置、この表面処理装置に用いる可動式液受け装置

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JP2007138194A (ja) * 2005-11-15 2007-06-07 Fujikura Ltd メッキ装置
JP2008024982A (ja) * 2006-07-20 2008-02-07 Sanshin Seisakusho:Kk めっき装置
JP2009108367A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Marunaka Kogyo Kk 処理槽切替え方式の表面処理装置、この表面処理装置に用いる可動式液受け装置

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