JPH03218966A - チタン酸バリウム磁器半導体の製造方法 - Google Patents

チタン酸バリウム磁器半導体の製造方法

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JPH03218966A
JPH03218966A JP2014314A JP1431490A JPH03218966A JP H03218966 A JPH03218966 A JP H03218966A JP 2014314 A JP2014314 A JP 2014314A JP 1431490 A JP1431490 A JP 1431490A JP H03218966 A JPH03218966 A JP H03218966A
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barium
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semiconductor
temperature
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Tetsuya Nishi
哲也 西
Tetsuo Yamaguchi
哲生 山口
Naoki Katsuta
直樹 勝田
Keishin Ohara
佳信 尾原
Masanaga Kikuzawa
菊沢 将長
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Sekisui Plastics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、キュリー点以上の温度において正の抵抗温度
係数を有するとともに、室温での抵抗率が小さく、しか
もキュリー点以上の温度における抵抗率の立ち上がり幅
が大きいチタン酸バリウム磁器半導体の製造方法に関す
る。
〔従来の技術〕
ランタン、タンタル、セリウム、イットリウム、ビスマ
ス、タングステン、銀、サマリウム、ディスブロシウム
等の酸化物をチタン酸バリウム系磁器に添加することに
よって、正の抵抗温度係数(PTC特性)を有する磁器
半導体を得ることは、従来から広く知られている。また
、希土類元素、タンタル、二オブ、またはアンチモンを
含有するチタン酸バリウム系磁器半導体組成物に二酸化
ケイ素を添加し、酸素の存在下で焼成することによって
磁器半導体組成物の電気特性を向上させることも提案さ
れている(特開昭53−59888号公報参照)。
また、アンチモンを含むチタン酸バリウムの原料組成物
にタンタルを添加することによって、室温における抵抗
率が小さく、しかもキュリー点以上の温度における抵抗
率の立ち上がり幅の大きいチタン酸バリウム系磁器半導
体が得られることも知られている(特開平1−1016
46号)。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記従来のチタン酸バリウム磁器半導体では
、室温において抵抗率の小さい素子を得るのは難しい。
また、チタン酸バリウム基体組成物に半導体化剤を添加
して焼成すると、焼成後に焼結体同志が融着する。従っ
て、多数重ねて焼成する場合には、容易に焼結体をひと
つひとつ剥がすことができないので、量産の際の生産効
率が低下するという問題点を有している。
〔課題を解決するための手段〕
請求項第1項の発明に係るチタン酸バリウム磁器半導体
の製造方法は、上記課題を解決するために、キュリー点
移動物質を含むチタン酸バリウム基体組成物に半導体化
剤を加えて焼成することからなるチタン酸バリウム磁器
半導体の製造方法において、バリウム源の一部としてB
aF2をチタン酸バリウムに対して、仮焼後に添加する
ことを特徴としている。なお、上記のBaF,は、焼成
中にガスを出して分解する粉末状のもので、例えば、0
.3モル%〜10.0モル%程度添加すればよい。
請求項第2項の発明に係るチタン酸バリウム磁器半導体
の製造方法は、上記課題を解決するために、半導体化剤
として、チタン酸バリウム基体組成物に対して0.09
モル%〜0.13モル%のSbzOs、およびチタン酸
バリウムに対して0.01モル%〜0.06モル%のT
a.05を使用することを特徴としている。
〔作 用〕
請求項第1項の製造方法によれば、室温での抵抗率を小
さく設定することができるとともに、キュリー点以上の
温度において、抵抗率の立ち上がり幅の大きい正の抵抗
温度係数が得られる。また、バリウム源の一部としてB
aF,をチタン酸バリウムニ対して、仮焼後に添加する
ことによって、本焼成時にフッ素ガスが分解され、焼成
後に焼結体相互間で融着することを回避できる.従って
、量産のために多数重ねて焼成しても容易にひとつひと
つ剥がすことができ、生産効率が向上する。
請求項第2項の製造方法によれば、添加した半導体化剤
によって、半導体化がより容易におこなえ、室温での抵
抗率をより小さく設定することができるので、汎用性に
優れている。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図に基づいて詳しく説明すれば
、以下のとおりである。
本発明は、アンチモン、タンタルを含むチタン酸バリウ
ムの原料組成物のうち、バリウム源の一部にフン化バリ
ウムを使用している。そして、フッ化ハリウムを仮焼後
に添加、混合することによって、室温における抵抗率が
さらに小さく、しかもキュリー点以上の温度において、
抵抗率の立ち上がり幅の大きい正の抵抗温度係数を有す
るチタン酸バリウム磁器半導体を得る方法を開示してい
る. つまり、チタン酸バリウム基体組成物に半導体化剤を添
加して、この配合物をボールミルにおいて6時間〜48
時間、湿式混合し、ろ過、乾燥した後、1000゜C〜
1300℃において1時間〜3時間、仮焼する。仮焼し
た配合物に、ガスを出して分解する原料組成物を配合し
、ボールミルで6時間〜48時間、湿式混合し同時に粉
砕する。バインダーを配合した水溶液中で上記粉砕物を
十分混合し、そのスラリーをスプレードライヤーで乾燥
して造粒し、その顆粒を成形した後、その成形物を13
00〜1400゜Cにおいて0時間〜lO時間、保持し
焼成してチタン酸バリウム磁器半導体を得ている。
以下に、試験例、比較例、および実施例を挙げて本発明
をさらに詳しく説明する。
まず、酸化アンチモン( Sb202 )の添加が、チ
タン酸バリウム磁器半導体の電気特性に及ぼす影響につ
いて、〔試験例1〕ないし〔試験例3〕に基づいて以下
に説明する。
〔試験例1〕 無水炭酸バリウム( BaCO. .堺化学社製BW−
KL)680. 72 g、高純度二酸化チタン( T
iOz ,東邦チタニウム社製) 290.12 g、
無水炭酸ストロンチウム( SrC(h +本荘ケミカ
ル社製) 26.BOg、炭酸マンガン( MnCOi
 +和光純薬社製,99.9%試薬”) 0.2087
 g、二酸化ケイ素( SiO* t  レアメタリッ
ク社製、99.9%試薬) 1.0908 g、および
酸化アンチモン( sb.o. .  レアメタリック
社製、99.9%試薬’) 1.0584 gを5l容
量のボールミルに入れ、これに水3.52と直径25■
のナイロンコーティングされた鉄球40個とを加え、2
4時間、湿式粉砕、混合した後、ろ過し、その混合物を
130゜Cにおいて乾燥した。その乾燥混合物を成形用
金型〔65閣(径)×45閣(高さ)〕に入れ、150
 kg/dの加圧下に成形し、その成形物を電気炉に入
れ、180゜C/時の昇温速度において加熱し、115
0゜Cにおいて2時間仮焼した。
その仮焼成形物を振動ボールミルに入れ、水0.7lと
、直径l5■のナイロンコーティングされた鉄球20個
、および直径10簡の同様の鉄球l5個とを加え16時
間、湿式粉砕し、これに15−t%ポリビニルアルコー
ル(PVA)水溶液150 gを加え、2時間、攪拌し
た後、そのスラリーをスプレードライヤーで噴霧乾燥し
て、径約50μ■の顆粒に造粒した。その顆粒を成形用
金型(12.5m (径)×35■(高さ)〕に入れ、
1 ton/dの加圧下に成形し、その成形物を下記の
条件において焼成した.温度範囲 室温〜800゜C 800゜C 800゜C〜1360゜C l360゜C 1360゜C〜1000゜C 1000゜C〜500℃ 550℃ 昇温または降温の条件 145゜C/時の昇温 2時間保持 150℃/時の昇温 1.5時間保持 360℃/時の陣温 245゜C/時の降温 温度コントロールの終了 室温に冷却した後、錠剤状成形物の円盤面にオーミンク
性の銀電極(デグサ社製)を塗布し、580℃において
5分間焼付けて電極を形成し、その電極上にカバー電極
(デグサ社製)を塗布し、560℃において5分間さら
に焼付けを行って、チタン酸バリウム磁器半導体を得た
このチタン酸バリウム磁器半導体の原料の配合組成は次
のとおりである。
(Bao..,Sr.. .5 ) Tie, + 0
.0005MnO. +0.005SiOz+ 0.O
OISbgOs この試料の抵抗の温度変化を測定した結果、正の抵抗温
度係数を示す領域が生じる温度(キュリー点)は103
゜Cであり、抵抗の立ち上がり幅は4桁であった。この
とき室温における抵抗率は19.50Ω・1であった. 〔試験例2〕 無水炭酸バリウム( BaCOz )680.95 g
、高純度二酸化チタン( Ti(h ) 290.20
 g、無水炭酸ストロンチウム( SrCOi ) 2
6.81 g、炭酸マンガン(MnCOs ) 0.2
088 g−二酸化ケイ素( SiOz ) 1.09
11g、および酸化アンチモン( SbzOi ) 0
.7409gを使用したこと以外は、上記試験例1と同
様にしてチタン酸バリウム磁器半導体の試料を得た。
このチタン酸バリウム磁器半導体の原料の配合?成は次
のとおりである。
(Ba,,. wssro. as ) Ties +
0. 0005MnOz + 0. O05SiOz十
0.0007SbtOs この試料の抵抗の温度変化を測定した結果、正の抵抗温
度係数を示す領域が生じる温度(キュリー点)は115
℃で、抵抗の立ち上がり幅は3桁であった。このとき室
温での抵抗率は3.4kΩ・1であった。
〔試験例3〕 無水炭酸バリウム( BaCOs )680.37 g
、高純度二酸化チタン( TiO■) 289.96g
,無水炭酸ストロンチウム( SrCOs ) 26.
79 g、炭酸マンガン(MnCOs ) 0.208
6g、二酸化ケイ素( Sift ) 1.0902g
、および酸化アンチモン( Sb.Os ) 1.58
68gを使用したこと以外は、上記試験例1と同様にし
てチタン酸バリウム磁器半導体の試料を得た。
このチタン酸バリウム磁器半導体の原料の配合組成は次
のとおりである。
(Baa. *sSro. os ) Ties + 
0. 0005MnOz + 0. O05SiOt+
O.O015SbzOs この試料は、絶縁体化して半導体とならず、上記物性の
測定は不可能であった。
以上〔試験例1〕ないし〔試験例3〕より、酸化アンチ
モン( SbzOs )の添加量が、所定の範囲内にあ
れば、チタン酸バリウム磁器半導体の電気特性には悪影
響を与えないことがわかる.つまり、酸化アンチモン(
 SbzOs )の添加量が上記範囲外の場合には、チ
タン酸バリウム磁器半導体の抵抗の立ち上がり幅が小さ
くなるとともに、添加量に比例して絶縁体化する。酸化
アンチモン( SbzOz)の添加量が上記範囲よりも
大きい場合には、チタン酸バリウム磁器半導体が絶縁体
化してしまうこともある。なお、酸化アンチモン< s
bzos )の添加量は、好ましくは、0.09モル%
〜0.13モル%の範囲内にあれば、電気特性の良好な
チタン酸バリウム磁器半導体が得られる。
次に、酸化アンチモン( SbzOz ) 、および酸
化タンタリウム(TazOs )を同時添加したチタン
酸バリウム磁器半導体の電気特性に及ぼす影響について
、〔試験例4〕ないし〔試験例7〕に基づい?以下に詳
細に説明する。なお、〔試験例4〕ないし〔試験例7]
は、酸化アンチモン( SbzOx )の添加量が一定
の条件下でおこなわれている。
〔試験例4〕 無水炭酸バリウム( BaCOユ,堺化学社製B@−K
L)680.41 g、高純度二酸化チタン( TiO
■,東邦チタニウム社製) 289.97g、無水炭酸
ストロンチウム( SrCO. ,本荘ケミカル社製)
26.97g、炭酸マンガン(MnCO3 ,和光純薬
社製 99.9%試薬)0.2087 g ,二酸化ケ
イ素( Siyx s  レアメタリック社製 99.
9%試薬) 1.0902g,酸化アンチモン( Sb
.03 ,  レアメタリック社製 99.9%試薬)
1.0579 g、および酸化タンタリウム(Taxe
s l  レアメタリック社製 99.9%試薬) 0
.4812gを51!.容量のボールミルに入れ、これ
に水3.51!.を加え、24時間、湿式粉砕、混合し
た後、ろ過し、その混合物を130゜Cにおいて乾燥し
た.その乾燥混合物を成形用金型[65m(径)×45
■(高さ)〕に入れ、150 kg/cdの加圧下で成
形し、その成形物を電気炉に入れ、180゜C/時の昇
温速度において加熱し、1150゜Cにおいて2時間、
仮焼した。
その仮焼物成形物を振動ポールミルに入れ、水0.71
を加えて、16時間、湿式粉砕し、これに15%(w/
w)ポリビニルアルコール(PVA)水溶液150gを
加え、2時間、攪拌した後、そのスラリーをスプレード
ライヤーで噴霧乾燥して、径約50μmの顆粒に造粒し
た,その顆粒を成形用金型(12.5■(径)x35m
 (高さ)〕に入れ、1 ton/cjの加圧下で成形
し、その成形物を下記の条件において焼成した。
温度範囲 室温〜800゜C 800゜C 800゜C〜1360゜C 1360℃ 1360゜C −1000℃ 1000”C〜550゜C 550゜C 昇温または降温の条件 145゜C/時の昇温 2時間保持 150゜C/時の昇温 15分間保持 360゜C/時の降温 245゜C/時の鋒温 温度コントロールの終了 室温に冷却した後、錠剤状成形物の円盤面にオーミック
性の銀電極(デグサ社製)を塗布し、580゜Cにおい
て5分間、焼付けて電極を形成し、その電極上にカバー
電極(デグサ社製)を塗布し、560℃において5分間
さらに焼付けを行って、チタン酸バリウム磁器半導体の
試料を得た。
このチタン酸バリウム磁器半導体の原料の配合組成は次
のとおりである。
(Bao. *sSro. as) Ties +0.
0005MnOz +0.005SiO*十0.001
SbzOs +0−0003TazOsこの試料の抵抗
の温度変化を測定した結果、正の抵抗温度係数を示す領
域が生じる温度(キュリー点)は105゜Cであり、抵
抗の立ち上がり幅は約4桁であった。このとき室温にお
ける抵抗率は6.22Ω・lであった。
〔試験例5〕 無水炭酸ハリウム( BaCOi ) 680.52 
g、高純度二酸化チタン( Ti(h ) 290.0
2 g、無水炭酸ストロンチウム( SrC(h ) 
26.79 g、炭酸マンガン(MnCOi )  0
.2087 g、二酸化ケイ素( Si(h )?.0
904 g、酸化アンチモン( SbzOs ) 1.
0581g、および酸化タンタリウム(TazOs )
 0.3209 gを使用したこと以外は、上記試験例
4と同様にして、チタン酸バリウム磁器半導体の試料を
得た。
このチタン酸バリウム磁器半導体の原料の配合組成は次
のとおりである。
(Baa. qssre. as) Ties +0.
0005MnOz+0.005SiOz+0.001S
bzO*+O.OO02TazOsこの試料の抵抗の温
度変化を測定した結果、正の抵抗温度係数を示す領域が
生じる温度(キュリー点)は107℃で、抵抗の立ち上
がり幅は約3.5桁であった.このとき室温での抵抗率
は5.50Ω・1であった. 〔試験例6〕 無水炭酸バリウム( BaCO:+ ) 680.62
 g、高純度二酸化チタン( TiO■) 290.0
6g、無水炭酸ストロンチウム( SrCOi ) 2
6.80 g、炭酸マンガン(MnCO:+ ) 0.
2087g,二酸化ケイ素( SiOz ) 1.09
05 g、酸化アンチモン(SbzO+) 1.058
2 g、および酸化タンタリウム(TazO5) 0.
1605 gを使用し?こと以外は、試験例4と同様に
して、チタン酸バリウム磁器半導体の試料を得た。
このチタン酸バリウム磁器半導体の原料の配合組成は次
のとおりである。
(Baa. *sSro. as ) Ties + 
0. 0005MnOz +0. 005SiOg+0
.001SbzOs + 0.OOOITazOsこの
試料の抵抗の温度変化を測定した結果、正の抵抗温度係
数を示す領域が生じる温度(キュリー点)は109゜C
で、抵抗の立ち上がり幅は約4桁であった。このとき室
温での抵抗率は、11.16Ω・1であった。
〔試験例7〕 無水炭酸バリウム( BaCO,) 680.18 g
、高純度二酸化チタン( TiO■) 289.97g
, 、無水炭酸ストロンチウム( SrCOz ) 2
6.78 g、炭酸マンガン(MnCO1 ) 0.2
086g、二酸化ケイ素( SiOz )1.0899
g、酸化アンチモン( SbzOs ) 1.0576
 g、酸化タンタリウム(TazOs ) 0.801
4gを使用したこと以外は、試験例4と同様にして、チ
タン酸バリウム磁器半導体の試料を得た。
二のチタン酸バリウム磁器半導体の原料の配合組成は次
のとおりである。
(Baa. *sSr*. @!i ) Ti03 +
 0. 0005MnOz + 0. 005SiOz
十0.001SbtOs+0.0005TatOsこの
試料の抵抗の温度変化を測定した結果、正の抵抗温度係
数を示す領域が生じる温度(キュリー点)は108℃で
、抵抗の立ち上がり幅は約4桁であった。このとき室温
での抵抗率は、12.50Ω・1であった。
以上〔試験例4〕ないし〔試験例7〕より、酸化アンチ
モン( SbtOs )および酸化タンタリウム(Ta
g’s )を同時添加した場合、その添加量が所定の範
囲にあれば、前記のように酸化アンチモン( SbzO
x )を単独で添加した場合と比較して、その抵抗率を
小さくできる。これは、(Baa. *sSra. a
s) Ti(hのHaのサイトをsbで置換するととも
に、TiのサイトもTaで置換する(2原子価制wj)
方が、Baのサイトのみをsbで置換して半導体化する
(1原子価制御)よりも良好な半導体が得られるからで
ある。なお、酸化アンチモン( SbzO* )および
酸化タンタリウム(Tag’s )を同時添加した場合
、その添加量が好まし《は0.01モル%〜0.06モ
ル%の範囲であれば、電気特性の良好なチタン酸バリウ
ム磁器半導体が得られる。
次に、フッ化バリウム( BaFt )の添加が、チタ
ン酸バリウム磁器半導体の電気特性に及ぼす影響につい
て、〔比較例1〕ないし〔比較例3〕に基づいて以下に
詳細に説明する。なお、〔比較例1〕ないし〔比較例3
〕は、酸化アンチモン( SbzOs)および酸化タン
タリウム(Tag’s )の添加量が一定の条件下でお
こなわれている。
〔比較例1〕 無水炭酸バリウム( BaCO2,堺化学社製IV−K
L)679.73g、高純度二酸化チタン( Tilt
 ,東邦チタニウム社製) 290.20 g、無水炭
酸ストロンチウム( SrCO2 ,本荘ケミカル社製
) 26.76 g、炭酸マンガン(MnCO. ,和
光純薬社製 99.9%試薬)0.2084g,二酸化
ケイ素( SIO! *  レアメタリック社製 99
.9%試薬) 1.0889g、および酸化アンチモン
( SbzOz .レアメタリック社製 99.9%試
薬’) 1.0566g、酸化タンタリウム(Taxe
s ,レアメタリック社製 99.9%試薬) 0.3
204 g、フン化バリウム( BaF* ,  レア
メタリック社製 99.9%試薬) 0.6354 g
を51容量のボールミルに入れ、これに水3.5lを加
え、24時間、湿式粉砕、混合した後、ろ過し、その混
合物を130゜Cにおいて乾燥した。その乾燥混合物を
アルミナルツポ(135■(L)X135■(W)XI
OO■(H)に入れ、電気炉で180゜C/時の昇温速
度で加熱し1150゜Cにおいて2時間、仮焼した。そ
の仮焼物を振動ボールミルに入れ、水7lを加え16時
間湿式粉砕し、これに15wt%ボリビニルアルコール
(PVA )水溶液150gを加え2時間、攬袢した後
、そのスラリーをスプレードライヤーで噴霧乾燥して、
径約50μmの顆粒に造粒した。その顆粒を成形用金型
(12.5閣(径)×35■(高さ)〕に入れ、1 t
on /cvs”の加圧下に成形し、その成形物を下記
の条件において焼成した。
温度範囲      昇温または降温の条件室温〜80
0゜C       145゜C/時の昇温800℃ 
        2時間保持800゜C〜1360゜C
      150’C/時の昇温1360゜C   
       15分間保持1360℃〜1000゜C
      360’C/時の降温1000℃〜550
゜C245℃/時の降温550″C     温度コン
トロールの終了室温に冷却した後、錠剤状成形物の円盤
面にオーミック性の銀電極(デグサ社製)を塗布し、5
80゜Cにおいて5分間、焼付けて電極を形成し、その
電極上にカバー電極(デグサ社製)を塗布し、560゜
Cにおいて5分間さらに焼付けを行ってチタン酸ハリウ
ム磁器半導体の試料を得た。
このチタン酸バリウム磁器半導体の原料の配合組成は次
のとおりである。
(Baa. qsSro. as) Ti03  +0
.0005MnOz+0.005SiOz +0.00
1SbzOz+0.0002TazOs +0.001
BaFi?の試料の抵抗の温度変化を測定した結果、正
の抵抗温度係数を示す領域が生じる温度(キュリー点)
は105゜Cであり、抵抗の立ち上がり幅は4.78桁
であった。このとき室温における抵抗率は、20.47
Ω・1であった。
〔比較例2〕 無水炭酸バリウム( BaCOs ) 677.23g
、高純度二酸化チタン( TiO■) 290.29 
g、無水炭酸ストロンチウム( SrCCl,) 26
.66 g、炭酸マンガン(MnCO,) 0.207
7g、二酸化ケイ素( Si(h ) 1.0849g
、酸化アンチモン( Sbz03) 1.0528 g
、および酸化タンタリウム(Taxes ) 0.31
93g 1フッ化バリウム( BaFz ) 3.16
62gを使用したこと以外は上記比較例1と同様にして
、チタン酸バリウム磁器半導体の試料を得た。
このチタン酸バリウム磁器半導体の原料の配合組成は次
のとおりである。
(Baa, Qssro. os ) Tie3+ 0
.0005Mn02+0.005SiOz+0.001
SbzO:++0.0002TazOs +0.O05
BaFzこの試料の抵抗の温度変化を測定した結果、正
?抵抗温度変化係数を示す領域が生じる温度(キュリー
点)は105゜Cで、抵抗の立ち上がり幅は4.49桁
であった。このとき室温での抵抗率は、20.04Ω・
1であった。
〔比較例3〕 無水炭酸バリウム( BaCO3) 674.12 g
、高純度二酸化チタン( TiO■) 290.39g
、無水炭酸ストロンチウム( SrCO+ ) 26.
54 g、炭酸マンガン(MnCOs ) 0.206
7g、二酸化ケイ素( Si(h ) 1.0799 
g、酸化アンチモン( Sb2oz ) 1.0479
g、および酸化タンタリウム(Tag’s ) 0.3
178g、フッ化バリウム( BaFz ) 6.30
29 gを使用したこと以外は上記比較例1と同様にし
て、チタン酸バリウム磁器半導体の試料を得た。
このチタン酸バリウム磁器半導体の原料の配合組成は次
のとおりである。
(Baa. qsSro. as ) Ti03 +0
.0005MnOz + 0.005SiOz十0.0
01SbzOz+O.OO02TazOs +〇.01
BaFzこの試料の抵抗の温度変化を測定した結果、正
の抵抗温度変化係数を示す領域が生じる温度(キ?リー
点)は105℃で、抵抗の立ち上がり幅は4.71桁で
あった。このとき室温での抵抗率は21.53Ω・1で
あった。
以上、〔比較例1〕〜〔比較例3〕は、配合時にフッ化
バリウムも添加するもので、フッ素ガスの分解による融
着緩和の効果が得られないばかりでなく、低抵抗化の効
果も得られない。フフ化バリウムの添加量が異なるにも
かかわらず、室温での抵抗率がほとんど変わらないのは
このためであると考えられる。
そこで、仮焼後にフッ化バリウムを配合した例として〔
実施例A〕および〔実施例B〕を挙げて、以下に詳細に
説明する。なお、〔実施例A)および〔実施例B〕は、
上記〔比較例1〕ないし〔比較例3〕における酸化アン
チモン( SbzO+ )および酸化タンタリウム(T
a20s )の添加量と同一の条件下でおこなわれてい
る。
〔実施例A〕
無水炭酸バリウム( BaCOz ) 674.12 
g、高純度二酸化チタン( TiO■) 290.39
g、無水炭酸ストロンチウム( SrCO!) 26.
54 g−炭酸マンガン(MnCO3) 0.2067
g、二酸化ケイ素( Sing ) 1.0799 g
 ,酸化アンチモン( SbzO* ) 1.0479
g ,および酸化タンタリウム(Tails ) 0.
3178gを52容量ボールミルに入れ、比較例1と同
様の湿式混合、ろ過、乾燥の工程を経て乾燥混合物を得
た.この乾燥混合物は粗粉砕仮焼の後、5l容量ボール
ミルに入れ、これにフッ化バリウム( Bang )6
.3029 gを添加して、さらに水3.52を加えて
24時間、湿式粉砕、混合を行った。以下、比較例1の
スプレードライヤーの工程から同様の工程を経て、チタ
ン酸バリウム磁器半導体の試料を得た.このチタン酸バ
リウム磁器半導体の原料の配合組成は次のとおりである
(Bao. qssro. os ) Ties + 
0. 0005MnOt + 0. 0055iOg+
 0.001Sbz03+ 0.0002TazOs 
+0.01 8aFzこの試料の抵抗の温度変化を測定
した結果、正の抵抗温度係数を示す領域が生じる温度(
キュリー点)は108゜Cであり、抵抗の立ち上がり幅
は3.64桁であった。このとき室温における抵抗率は
、5.26Ω・1であった。
〔実施例B〕
無水炭酸バリウム( BaCOz ) 622.59 
g、高純度二酸化チタン( Ti(h ) 292.2
7g、無水炭酸ストロンチウム( SrCOs ) 2
4.50 g、炭酸マンガン(MnCOz ) 0.1
909g、二酸化ケイ素( Si(h ) 0.997
1 g ,酸化アンチモン< SbzOs ) 0.9
676g ,および酸化タンタリウム(Taxes )
 0.2934g、フッ化バリウム( Bang ) 
58.2000 gを使用したこと以外は上記実施例A
と同様にして、チタン酸バリウム磁器半導体の試料を得
た。
このチタン酸バリウム磁器半導体の原料の配合組成は次
のとおりである。
(Baa. ++sSro. as) +0.0005
MnOz + 0.O05SiOz+0.001Sbz
Oz+0.0002TazOs +0.IBaFzこの
試料の抵抗の温度変化を測定した結果、正の抵抗温度係
数を示す領域が生しる温度(キュリー点)は107℃で
、抵抗の立ち上がり幅は4.65桁であった。このとき
室温での抵抗率は、8.94Ω・1であった。
ここで、BaF.の添加時期の違いによる室温での抵抗
率の変化を第1図に基づいて以下に説明する。
第1図は、BaF.の添加時期の違いによる抵抗率の温
度変化を示すものであって、同1図中の特性(1)はB
aF.を配合時に添加した場合を示し、特性(2)は1
0モル%のBaFzを仮焼後に添加した場合を示し、特
性(3)は1モル%のBaF.を仮焼後に添加した場合
を示している。第1図から明らかなように、BaF.を
仮焼後に添加(特性(2)(3)を参照)すると、Ba
F2を配合時に添加する(特性(1)を参照)場合と比
較して、室温における抵抗率が小さくなる。なお、Ba
F.を仮焼後に添加した場合、抵抗の立ち上がり幅は、
添加するBaF.のモル%に応じて大きくなる。
以上より、上記比較例(1〜3)、および実施例(Aお
よびB)の結果を第1表に示す。第1表から明らかなよ
うに、バリウム源の一部としてBaFzをチタン酸バリ
ウムに対して、仮焼後に添加することにより、BaF.
を添加しない場合と比較して、室温における抵抗率を低
下させることができる。BaF.の添加量は、好ましく
は、0.3モル%〜10.0モル%の範囲である。
ここで、原料の配合組成の異なる上記各種チタン酸バリ
ウム磁器半導体の試料の諸物性の測定方法を以下に説明
する。
(1)キュリー点の測定 チタン酸バリウム磁器半導体の試料を測定用の試料ホル
ダーに取り付け、測定槽(MINI−SLIBZERO
MC−810P  タバイ エスペック■製)内に装着
して、−50℃から190゜Cまでの温度変化に対する
試料の電気抵抗の変化を直流抵抗計(マルチメーター3
478A Y H P製)を用いて測定した。
測定により得られた電気抵抗一温度のプロットより、抵
抗値が室温における抵抗値の2倍になるときの温度をキ
ュリー点とした。
(2)室温抵抗率 チタン酸ハリウム磁器半導体の試料を25゜Cの測定槽
において、直流抵抗計(マルチメーター3478AYH
P製)を用いて電気抵抗値を測定した。
チタン酸バリウム磁器半導体の試料の調製において、電
極塗布前に試料の大きさ(径および厚さ)を測定してお
き、次式により比抵抗(ρ)を算出し、これを抵抗率と
した。
ρ=R − S/t ρ: 比抵抗(抵抗率) R: t気抵抗の測定値 3,  ii極の面積 t: 試料の厚さ (3)抵抗率の立ち上がり幅 キュリー点の測定の温度変化(−50℃から190”C
 )に対する試料の電気抵抗の変化の測定を、さらに2
00℃を超える温度まで続行し、その抵抗率温度プロッ
トにおいて、キュリー点における電気抵抗の急激な立ち
上がりのときの抵抗率と、200゜Cにおける抵抗率と
を比較して、その桁数を抵抗率の立ち上がり幅とした。
本発明は、以上のように、キュリー点移動物質を含むチ
タン酸ハリウム基体組成物に半導体化剤〔Ω・l〕 〔Ω〕 Cd) 〔1〕 を加えて焼成することからなるチタン酸バリウム磁器半
導体の製造方法において、半導体化剤としてチタン酸バ
リウム基体組成物に対して、0.09〜0.13モル%
の酸化アンチモン( SbzOs ) 、および0.0
1〜0.06モル%の酸化タンタリウム( Taxes
)を配合するが、その配合物に焼成中にガスを出して分
解する無機原料粉末(例えばフッ化バリウム)を0.3
モル%〜10.0モル%程度、仮焼後に添加しておくと
、焼成後の融着が緩和され、多数重ねて焼成しても簡単
に剥がすことができる。
また、この配合物に、鉱化剤として炭酸マンガン(Mn
COz )を、そして電圧依存性安定剤として二酸化ケ
イ素( SiOz )等を配合することができる。
なお、本発明に係るチタン酸バリウム磁器半導体は、室
温において抵抗率が小さいので、電流容量の小さい回路
における低抵抗PTC素子として使用することができ、
例えば温度ヒューズスイッチング電源のコンパレー夕と
しても使用することができる.本発明に係るチタン酸バ
リウム磁器半導体は、上記以外に、電解コンデンサーの
保護回路、カラーTV自動消磁装置、自動車等のモータ
起動装置、電子機器の過熱防止装置、遅延素子、タイマ
、液面計、無接点スイッチ、リレー接点保護装置などに
利用することができる。
(以下余白) 第1表 (以下余白) 〔発明の効果〕 請求項第1項の発明に係るチタン酸バリウム磁器半導体
の製造方法は、以上のように、バリウム源の一部として
BaF2をチタン酸バリウムに対して、仮焼後に添加す
る構成をなしている。
これにより、キュリー点以上の温度において、抵抗率の
立ち上がり幅の大きい正の抵抗温度係数を有するととも
に、室温における抵抗率が小さいチタン酸ハリウム磁器
半導体が得られる。
本発明に係るチタン酸ハリウム磁器半導体は、室温にお
ける抵抗率が小さいので、電流容量の小さい回路等に適
用される低抵抗PTC素子として使用することができる
また、焼成後の焼結体同志の融着かなくなるため、量産
の際の生産効率の向上を図ることができる等の効果を併
せて奏する。
請求項第2項の発明に係るチタン酸ハリウム磁器半導体
の製造方法は、以上のように、半導体化剤として、チタ
ン酸ハリウム基体組成物に対して0.09〜0.13モ
ル%のsb2o1、およびチタン酸ハリウムに対して0
.01〜0.06モル%のTa2O5を使用する構成を
なしている。
これにより、上記請求項第1項の発明に係る効果に加え
て、添加した半導体化剤によって、半導体化がより容易
におこなえ、室温での抵抗率をより小さく設定できるの
で、広範な用途に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すものであって、BaF
zの添加時期の違いによるチタン酸バリウム磁器半導体
の抵抗率の温度特性図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. キュリー点移動物質を含むチタン酸バリウム基体
    組成物に半導体化剤を加えて焼成して成るチタン酸バリ
    ウム磁器半導体の製造方法において、バリウム源の一部
    としてBaF_2をチタン酸バリウムに対して、仮焼後
    に添加することを特徴とするチタン酸バリウム磁器半導
    体の製造方法。
  2. 2. 半導体化剤として、チタン酸バリウム基体組成物
    に対して0.09モル%〜0.13モル%のSb_2O
    _3、およびチタン酸バリウム基体組成物に対して0.
    01モル%〜0.06モル%のTa_2O_5を使用す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のチタ
    ン酸バリウム磁器半導体の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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