JPH0321778A - エレベータ式駐車装置 - Google Patents

エレベータ式駐車装置

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JPH0321778A
JPH0321778A JP15527989A JP15527989A JPH0321778A JP H0321778 A JPH0321778 A JP H0321778A JP 15527989 A JP15527989 A JP 15527989A JP 15527989 A JP15527989 A JP 15527989A JP H0321778 A JPH0321778 A JP H0321778A
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parking
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Kenji Motooka
本岡 憲治
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はエレベータ式駐車装置に関する。
(従来の技術) エレベータ式駐車装置は、車両を収容する駐車階を多層
に設け、1階の入出庫階とその上方の各駐車階との間で
の車両の搬送をエレベータにて行なうようにしたもので
あり、その一例が特開昭63−118466号公報に開
示されている。
すなわち、この例のものでは、エレベータの車両昇降台
は、互いに所定の間隔をおいて向かい合わせにされ車両
の両側をそれぞれ支持する対向する方向に突出した一対
の櫛歯により構成されている。一方、各駐車階では上記
エレベータの昇降路上に横移動可能な駐車台車が設けら
れ、この駐車台車にセンタメンバーの両側に突出し車両
の両側をそれぞれ支持する櫛歯を備えた車両支持台が設
けられている。この場合、駐車台車の支持台を上記昇降
路上に位置せしめて昇降台を上昇もしくは下降せしめる
ことにより、エレベータ側の櫛歯と駐車台車側の櫛歯と
の擦れ違いを利用して、この両者間での車両の移載が行
なわれる。
(発明が解決しようとする課題) しかし、上記エレベータ式駐車装置の場合、そのスペー
ス効率(駐車台数/占有面積)は高いものの、各駐車階
ではエレベータの昇降路の両側にしか駐車スペースをと
ることができず、各駐車階に多数の車両を収容できるよ
うにすることが難しい。
これに対して、第12図に人出車階を示す(平面図)よ
うに、複数のエレベータaを並設し、各駐車階に多数の
車両を収容できるようにすることが考えられる。この場
合、入出庫する車両同士の輻鵠を防止すべく、入出庫階
の入口bと出口Cとを別にして通り抜け方式にするのが
通常であるが、与えられた敷地に対して、各駐車階では
車両の入庫路d及び出庫路eの上方位置にあたる部分を
駐車に利用することができず、駐車場全体としてのスペ
ース効率を高くすることが難しい。
マタ、各エレベータを昇降路ごとエレベータ並設方向と
直交する方向に横移動させるようにしたエレベータスラ
イド方式や、各駐車階にエレベータ並設方向と直交する
方向に車両を搬送するドーリーを設け、このドーリー走
行路の両側に車両収容部を設けたものも考えられている
が、いずれもエレベータの昇降路やドーリーの走行路に
広いスペースを必要とする憾みがある。
すなわち、本発明の課題は、エレベータ式駐車装置にお
いて、各駐車階に多数の車両を収容できるようにしてそ
のスペース効率を高めることにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、このような課題に対して、各駐車階での駐車
のために、車両を支持して横移動可能なハンガーを用い
る一方、このハンガーとエレベータの車両昇降台との間
での車両の移載のために、縦方向に走行するドーリーを
設け、ハンガーとドーリーとの利用により、各駐車階で
車両を縦横に移動させて所定の場所に駐車できるように
するものである。
すなわち、そのための具体的な手段の一つは請求項(1
)に記載されたエレベータ式駐車装置であって、 層状に設けられた各駐車階と入出庫階との間での車両の
搬送を行なう車両昇降台を備え、各駐車階には、車両を
支持する複数のハンガーをそれぞれ備えて各々間隔をお
いて並設された複数のハンガーラインと、上記車両昇降
台の昇降路に交差し且つ上記ハンガーラインに交差する
方向に移動し上記車両昇降台と各ハンガーラインのハン
ガーとの間での車両の移載を行なうドーリーとが設けら
れていることを特徴とするものである。
他の一つは、請求項(2)に記載されたエレベータ式駐
車装置であって、 層状に設けられた各駐車階と人出庫階との間での車両の
搬送を行なう車両昇降台を備え、上記車両昇降台が所定
間隔をおいて複数並設され、 各駐車階には、車両を支持する複数のハンガーをそれぞ
れ備えて各々間隔をおいて上記車両昇降台の並設方向に
延びる複数のハンガーラインと、上記各車両昇降台の昇
降路に交差し且つ上記ハンガーラインに交差する方向に
移動しそれぞれ各車両昇降台と各ハンガーラインのハン
ガーとの間での車両の移載を行なうドーリーと、各車両
昇降台の昇降路に交差してこの車両昇降台の並設方向に
移動し各車両昇降台と各ドーリーとの間での車両の移載
を行なうトラバーサとが設けられていることを特徴とす
るものである。
(作用) 上記請求項({〉に記載の駐車装置においては、各駐車
階において、車両をドーリーに載せて一方向に移動し、
ハンガーに載せてドーリーによる移動方向と交差する方
向に移動することができる。
つまり、車両はドーリーとハンガーとの利用により駐車
階を縦横に移動させて所定の場所に駐車させることがで
きる。そうして、この場合、上記ハンガーが横移動可能
であるから、このハンガーとドーリーとの間での車両の
移載はドーリーの走行路上で行なうことができ、このド
ーリー走行路をドーリー専用にする必要はない。
すなわち、各駐車階では、ドーリーが走行する際にその
ドーリー走行路上からハンガーを横に移動させてドーリ
ー走行用のハンガー1台分の空きスペースを形成すれば
よく、車両昇降台の数を増し、ドーリーの数が増しても
それに応じてドーリー専用の走行路を増す必要はない。
換言すれば、各ハンガーラインにはドーリー数の多少に
拘らず、その収容可能なハンガー台数よりも1台分少な
い数のハンガーを設けることができ、各ハンガーライン
での駐車台数を多くすることができる。
請求項(2)に記載の駐車装置においては、車両の入庫
にあたって、一つのエレベータが他の車両の人出庫を行
っている場合あるいはエレベータが故障している場合で
も、当該車両を他のエレベータによって所定の駐車階に
送り、そこでトラバーサを介して上記一つのエレベータ
用のドーリーに移して所定めハンガーに送ったり、ある
いは、出庫にあたって、車両をドーリーからトラバーサ
に移して他のエレベータに送り、この他のエレベータを
利用して出庫を行なうことができる。
(発明の効果) 従って、請求項(1)の駐車装置によれば、ドーリーと
ハンガーとを利用して車両を各駐車階で縦横に移動させ
て所定の場所に駐車し、あるいは所定の場所から出庫さ
せることができ、各駐車階に多数の車両を収容すること
が可能になり、また、複数のエレベータとドーリーとを
設ける場合でも、ドーリーの数に応じて各ハンガーライ
ンでのハンガー台数を減らしていく必要はなく、各ハン
ガーラインでの駐車台数を多くして、スペース効率を高
くすることができる。
請求項(2)の駐車装置によれば、複数の車両昇降台と
ドーリーとを設ける場合において、各車両昇降台と各ド
ーリーとの間での車両の移載を行なうトラバーサを設け
たから、車両の入出庫を特定の車両昇降台で行なう必要
がなくなって、この入出庫作業を円滑にあるいは迅速に
行なうことができるようになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はエレベータ式駐車装置の全体構成を示す側面図
であって、同装置は建物1の1階を車両の人出庫階2と
し、2階以上の各階を車両収容のための駐車階3として
いる。そして、この駐車装置は、車両を入出庫階2と各
駐車階3との間で搬送する車両昇降台4をそれぞれ備え
た3基のエレベータ、すなわち、第2図(平面図)に示
す5A〜5Cの3基が横方向に間隔をおいて設けられて
いる。
各駐車階3には、上記エレベータ5A〜5cの列を間に
おいてその片側に、車両を支持し横方向に移動可能な複
数のハンガー6をそれぞれ備えた4つのハンガーライン
7が縦方向に間隔をおいて並設されているとともに、そ
の反対側にも同様の2つのハンガーライン7が縦方向に
間隔をおいて並設されている。本例の場合、各ハンガー
ライン7はハンガー6を7台分収容できるスペースにな
され、そのうちの第2図の左から4番目のハンガーライ
ン7には5台のハンガー6が設けられ、他の5つのハン
ガーライン7には6台のハンガー6が設けられている。
そうして、上記エレベータ5A〜5cは、エレベータ列
の両端にハンガー1台分のスペースをおき、且つ相隣る
もの同士の間隔がそれぞれ上記ハンガー1台分開けられ
ている。そして、上記各駐車階3には、それぞれ上記各
エレベータ5A〜5Cと各ハンガーライン7のハンガー
6との間での車両の移載を行なう3台のドーリー8A〜
8Cが、それぞれエレベータ5A〜5Cの昇降路に交差
し且つ上記ハンガーライン7に交差する縦方向に移動可
能に設けられ、さらに、上記エレベータ5A〜5Cとド
ーリー8A〜8Cとの間での車両の移載を行なうことが
できるトラバーサ9が上記エレベータ列をその列方向に
移動可能に設けられている。
一方、上記建物1の入出庫階2には、第3図に示すよう
に、建物1の縦方向の一端に開口した入庫口11と、他
端の側面に開口した出庫口12とが設けられている。そ
して、上記人庫口11から上記エレベータ5A〜5Cの
各入口ドア13に向けて延びる3本の縦方向の入庫路1
0と、エレベータ5A〜5Cの各出口ドア14から延び
て集合せしめた出庫路15が上記出庫口12に至ってい
る。
エレベータ5A〜5Cの構成は第4図及び第5図に示さ
れている。このエレベータ5A〜5Cは、いずれも同じ
構或のものであって、まず、その車両昇降台4は、横方
向に所定間隔をおいて設けられた一対の櫛歯体により構
成されている。すなわち、この櫛歯体は、横方向に間隔
をおいて設けた縦フレーム17.17より、車両Wの両
側部(前後の左車輪と右車輪)をそれぞれ支持する多数
の櫛ml8.18を互いに対向する横方向に突出せしめ
てなるものである。そして、各櫛歯体は、その縦フレー
ム17.17の各々の両端が上下方向に延びるガイドレ
ール19にブラケット20及びガイドローラ21を介し
て係合していて、このガイドレール19を案内として、
チェーンスプロケット機構を利用した駆動手段(図示省
略)により互いに同期して昇降するようになっている。
ハンガー6の構成は第6図及び第7図に示されている。
このハンガー6は、その縦方向の両端にそれぞれ門型フ
レーム23.23を備え、この両門型フレーム23.2
3の下端同士が上記車両昇降台4と同様の縦フレーム2
4.24と櫛歯25,25とからなる櫛歯体にて連結さ
れてなるものである。そして、このハンガー6はその門
型フレーム23.23の上端部がそれぞれ縦方向に所定
間隔をおいて横方向に延びる支持レール27.  27
にローラ28により支持されていて、駆動手段(図示省
略)により横移動できるようになされている。
ドーリー8A〜8Cの構成は先の第4図乃至第7図に車
両昇降台4あるいはハンガー6と共に示されている。す
なわち、各駐車階3には、上記エレベータ5A〜5Cの
各車両昇降台4の昇降路に交差して縦方向に延びる一対
の平行な縦レール30.30が設けられている。そして
、ドーリー8A〜8Cは、コノ縦L/−ル30.301
;l:車輪31,31を係合した前後の車台32.32
をセンターメンバー33で連結し駆動手段(図示省略)
により同方向に走行可能に支持された台車34と、この
台車34の前後の車台32.32に昇降手段(ジャッキ
シリンダー)35.35にて昇降可能に支持された車両
支持台36とからなる。そして、この車両支持台36は
、上記昇降手段35.  35にブラケット37.37
を弄して支持したセンターフレーム38を備え、その上
に多数のT字状メン/<一ヲ固定してセンターフレーム
38の両側に車両の両側部を支持する櫛歯39,39を
突出せしめたものである。
この場合、ドーリー8A〜8Cの櫛歯39は車両昇降台
4の櫛歯18の隙間及びハンガー6の櫛歯体26の櫛歯
25の隙間を上下に通過可能な太さになされている。
トラバーサ9の構成は、第8図に車両昇降台4との関係
で示され、第9図及び第10図にドーリ−8A〜8Cと
の関係で示されている。すなわち、各駐車階3には上記
エレベータ5A〜5Cの車両昇降台4の各昇降路に交差
して横方向に延びる一対の平行な横レール40.40が
設けられている。
そして、トラバーサ9は、この横レール40,40に車
輪41.41を係合した前後の支持フレーム42.42
をセンターメンバー43にて連結した台車を備え、この
台車のセンターメンバー43の上に多数のT字状メンバ
ーを固定して、センタ−メンバー43の両側に車両の両
側部を支持する櫛@44.44を突出せしめてなる車両
支持台45を構成したものであり、駆動手段(図示省略
)により横移動可能になされている。
この場合、トラバーサ9のセンターメンバー43は、こ
のトラバーサ9を上記車両昇降台4に重合したときこの
車両昇降台4のセンターメンバー33及びセンターフレ
ーム38に干渉しないように中心位置よりも横にずらし
て設けられ、また、櫛歯44は車両昇降台4の櫛歯18
の隙間及びハンガー6の櫛歯体26の櫛歯25の隙間を
上下に通過可能な太さになされている。
また、上記構造において、エレベータ5A〜5Cのガイ
ドレール1つはドーリー8A〜8Cの縦移動及びトラバ
ーサ9の横移動に邪魔にならないように、ドーリー用縦
レール30.30の外側であって、トラバース用横レー
ル40.40の外側位置を上下に延びている。そして、
ドーリー用縦レール30には車両昇降台4のブラケット
20を上下に通すための欠如部が設けられ、ドーリー8
A〜8Cの前側2個の車輪の前後間隔及び後側2個の車
輪の前後間隔を上記欠如巾よりも大きくしてドーリー8
A〜8Cの走行が可能にされている。
一方、トラバーサ用横レール40にもエレベータ5A〜
5Cの縦フレーム17を上下に通すための欠如部が設け
られており、このトラバーサ9の車輪も上記ドーリー8
A〜8Cの車輪と同様になされている。
第11図には各駐車階の各位置が横7位置X1〜X7 
(各ハンガーラインの収容可能なハンガー台数に対応す
る)と、縦7位置Y1〜Y’y  (ハンガーライン及
びエレベータ列に対応する)とによる記号で示されてい
る。
本例の場合、基本的には、エレベータ5A及σドーリー
8Aの組がX1〜X3位置への駐車を担当し、エレベー
タ5B及びドーリー8Bの組がX3〜X5位置への駐車
を担当し、エレベータ5C及びドー9−80の組がx5
〜X7位置への駐車を担当することになり、トラバーサ
9を用いるときは上記各組が他の位置の駐車を担当でき
るようになっている。
次に、上記位置記号を用いて上記駐車装置の作動を説明
する。
一トラバーサ9を用いない入出庫一 ■ 人庫 例えば、7階の駐車階3のX6−y,が駐車予定場所と
するとき、人出庫階2においてx6 −y5に対応する
位置のエレベータ5Cの車両昇降台4に車両を載せる。
このエレベータ5Cは車両ヲ7階まで上昇させる。そし
て、ドーリー8Cをエレベータ5Cの昇降路(X6  
Ys)に移動せしめる。この場合、車両昇降台4は、ド
ーリー8Cの車両支持台36よりも高位置にして停止せ
しめておく。
次に、車両昇降台4をゆっくり下降せしめる。
これにより、車両昇降台4の櫛歯18,18が車両支持
台36の櫛歯39,39の隙間を通り抜けて車両が車両
昇降台4からドーリー8Cの車両支持台36に移載され
ることになる。そして、ドーリー8Cを駐車予定のx6
−Y,へ走行せしめる一方、エレベータ5Cの車両昇降
台4は次の車両の入庫のための入出庫階2へ下降、ある
いは他の車両の出庫のための他の駐車階へ移動させる。
上記駐車予定のx6−Y,においては、予め空のハンガ
ー6を当場所に横移動させておき、そこへドーリー8C
を昇降手段35にて車両支持台36を高位置にした状態
にして移動させ、第7図に鎖線で示すように、車両支持
台36の櫛歯39,39をハンガー6の櫛歯25,25
の上に位置せしめる。そして、ドーリー8Cの車両支持
台36を下降させる。これにより、ドーリー8Cの櫛歯
39がハンガー6の櫛歯25の隙間を通り抜け、車両が
ドーリー80からハンガー6に移載されることになる。
なお、上記ドーリー8Cの走行において、その走行路上
に他のハンガー6が位置している場合には、そのハンガ
ー6を横移動させてドーリー走行路を形成するものであ
る。
■ 出庫 上記7階の駐車階3のX6−y,からの出庫の場合は、
先の入庫の場合と逆の作動を行なうことになる。すなわ
ち、ドーリー8CをX6−Y,位置のハンガー6の下方
に移動させ、その車両支持台36を上昇させて、車両を
ハンガー6からドーリー8Cに移載する。そして、ドー
リー8Cをエレベータ位置に移動させて車両支持台36
を車両昇降台4の上に位置せしめ、次いで下降させるこ
とにより、車両をドーリー80からエレベータ5Cに移
載し、このエレベータ5Cの車両昇降台4を人出庫階に
下降させる。
■ 他の駐車階や駐車場所で入出庫、あるいは他のエレ
ベータ5A,5Bを用いた入出庫も上記X6−Y1での
入出庫と基本的には同じである。
−トラバーサ9を用いた入出庫一 上記7階の駐車階3のxe−Y,での人出庫において、
当該場所の入出庫を担当するエレベータ5Cが故障ある
いは他の車両の入出庫のために使用できないとき ■ 入庫 人出庫階2において、例えば、X4−ysに対応する位
置のエレベータ5Bの車両昇降台4に車両を載せ、7階
まで上昇させる。そして、トラバーサ9をエレベータ5
Bの昇降路(X4−Ys )に移動させ、その車両支持
台45を車両昇降台4の下方に位置せしめる。そうして
、車両昇降台4を下降させると、その櫛歯18,18が
車両支持台45の櫛歯44,44の隙間を通り抜けるこ
とにより、車両が車両昇降路4からトラバーサ9の車両
支持台45に移載される。
次に、ドーリー8Cをx6−Ys位置に移動させておい
て当位置にトラバーサ9を横移動させ、その車両支持台
45をドーリー8Cの車両支持台36の上に位置させる
(第9図,第10図参照)。
そして、ドーリー8Cの車両支持台36を上昇せしめる
ことにより、その櫛歯39をトラバーサ9の櫛歯44に
通し、車両をトラバーサ9からドーリー8Cに移載する
。そうして、トラバーサ9を上記xe−ys位置からそ
の側方に退避させることになる。
以後は、先のトラバーサ9を用いない入庫の場合と同様
にドーリー80をx6−y.位置に移動させ、そこでハ
ンガー6に車両を移載する。
■ 出庫 xe−Y,位置からの出庫にあたっては、入庫の場合と
逆の作動を行なうことになる。すなわち、x6−Y,位
置でハンガー6からドーリー80に車両を移載し、トラ
バーサ9をX,−ys位置に待機させた状態でドーリー
8Cをx6−ys位置に移動させ、そして、トラバーサ
9をx.−ys位置に移動させて車両をこのドーリー8
0からトラバーサ9に移載し、トラバーサ9をX4 −
ys位置に移動させ、エレベータ5Bの車両昇降台4に
移載し、人出庫階2へ搬送することになる。
■ 他の駐車階や駐車場所で入出庫、あるいは他のエレ
ベータ5Aを用いた人出Jiizの場合も上記の,■と
基本的には同じ作動となる。
従って、上記実施例の場合、各駐車階3においては、入
出庫階2の入庫路12及び出庫路15の上方位置にあた
る部分も駐車スペースとして利用できることになり、ま
た、人出庫階2においては、入庫路12を出庫路15側
よりも長くしたから、この入庫路12を入庫すべき車両
の待機スペースとして利用することができる。
また、上記実施例において、Y4のハンガーラインには
ハンガー6が5台しか設けられていない、つまりハンガ
ー2台分の空きスペースがあるため、そのうちの1つの
空きスペースをドーリーの退避場所として利用すること
により、円滑な入出庫を行なうことができる。
なお、上記実施例において、XI−ys位置及びXy−
ys位置ではドーリーとトラバーサとの間の車両の移載
は行なわれないため、この両位置に固定駐車台を設けて
トラバーサにより車両の人出犀を行なうようにすること
もできる。また、トラバーサをドーリーとの間での車両
の移載に使用しない場合にも、相隣るエレベータ間(X
3 −Y5位置及びXs−Ys位置)に固定駐車台を設
けてトラバーサによる車両の人出暉を行なうようにする
こともできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第l図は駐車装置の全体
構成を示す側面図、第2図は同装置の駐車階の平面図、
第3図は同装置の人出庫階の平面図、第4図はエレベー
タとドーリーとの関係を示す平面図、第5図は第4図の
V−v線断面図、第6図はハンガーとドーリーとの関係
を示す平面図、第7図は第6図の■一■線断面図、第8
図はエレベータとトラバーサとの関係を示す平面図、第
9図はトラバーサとドーリーとの関係を示す平面図、第
10図は第9図のX−X線断面図、第11図は駐車階の
各位置を特定するための説明図、第12図は従来の駐車
装置における人出庫階の平面図である。 8A〜8C・・・・・・ドーリー 9・・・・・・トラバーサ 1・・・・・・建物 2・・・・・・入出庫階 3・・・・・・駐車階 4・・・・・・車両昇降台 5A〜5C・・・・・・エレベータ 6・・・・・・ハンガー 7・・・・・・ハンガーライ ノ 1・・・・・・建物 2・・・・・・入出庫階 3・・・・・駐車階 4・・・・・・車両昇降台 5A〜5C・・・・・・エレベータ 6・・・・・・ハンガー 7・・・・・・ハンガーライン 8A〜8C・・・・ ドーリー 9・・・・・トラバーサ 第 11 図 第 12 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)層状に設けられた各駐車階と入出庫階との間での
    車両の搬送を行なう車両昇降台を備えたエレベータ式駐
    車装置において、 各駐車階には、車両を支持する複数のハンガーをそれぞ
    れ備えて各々間隔をおいて並設された複数のハンガーラ
    インと、上記車両昇降台の昇降路に交差し且つ上記ハン
    ガーラインに交差する方向に移動し上記車両昇降台と各
    ハンガーラインのハンガーとの間での車両の移載を行な
    うドーリーとが設けられていることを特徴とするエレベ
    ータ式駐車装置。
  2. (2)層状に設けられた各駐車階と入出庫階との間での
    車両の搬送を行なう車両昇降台を備えたエレベータ式駐
    車装置において、 上記車両昇降台が所定間隔をおいて複数並設され、 各駐車階には、車両を支持する複数のハンガーをそれぞ
    れ備えて各々間隔をおいて上記車両昇降台の並設方向に
    延びる複数のハンガーラインと、上記各車両昇降台の昇
    降路に交差し且つ上記ハンガーラインに交差する方向に
    移動しそれぞれ各車両昇降台と各ハンガーラインのハン
    ガーとの間での車両の移載を行なうドーリーと、各車両
    昇降台の昇降路に交差してこの車両昇降台の並設方向に
    移動し各車両昇降台と各ドーリーとの間での車両の移載
    を行なうトラバーサとが設けられていることを特徴とす
    るエレベータ式駐車装置。
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