JPH03216677A - 画像形成装置の除帯電チャージャ - Google Patents

画像形成装置の除帯電チャージャ

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JPH03216677A
JPH03216677A JP1069590A JP1069590A JPH03216677A JP H03216677 A JPH03216677 A JP H03216677A JP 1069590 A JP1069590 A JP 1069590A JP 1069590 A JP1069590 A JP 1069590A JP H03216677 A JPH03216677 A JP H03216677A
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JP
Japan
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air
charger
wire
charge
charge wire
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Application number
JP1069590A
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English (en)
Inventor
Shingo Kato
眞吾 加藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 贋果上例脛旦分互 本発明は、電子写真方式の画像形成装置の除帯電チャー
ジャに関する。
良末技地 電子写真複写機、ファクシミリ、静電プリンタ等,WL
子写真方式の画像形成装置では,一様帯電された感光体
上に画像露光を行なって感光体上に形成された静電潜像
を現像してトナー像とし、これを転写紙に転写し、定着
して画像が形成される。
上記の感光体の帯電のための帯電チャージャ及び転写の
ための転写チャージャ等の除帯電チャージャとしては、
第8図及び第9図に示す如く、樋状のシールドケース1
の内部に長手方向に、両端を誘電体製のエンドブロック
2,3で支持してタングステン等の導電性金属細線より
成るチャージワイヤ4を張架して構成されたコロナ放電
器型除帯電チャージャが広く使用されている。
除帯電チャージャは、第8図に示す如く、シールドケー
ス1の開口部を感光体5や転写紙等の被除帯電面6に対
向させて取付けられ、チャージワイヤ4に正又は負極性
の高圧を印加することにより,チャージワイヤ4の表面
に接している空気をイオン化しコロナ放電を発生させ、
被除帯電面を所要の極性に帯電又は除電させる。シール
ドケース1は第8図に示すようにアースされている。
さて、従来のチャージャでは,チャージワイヤ4は一般
に円形断面の裸線であり、高圧を印加すると、全周36
0″均等にコロナ放電するため、帯電チャージャ又は転
写チャージャの感光体5の被帯電而6に面しているシー
ルドケース開口部から放射された第8図中に実線の矢印
で流れを示すコロナイオンのみが被帯電面に照射されて
利用されるのに対して、破線の矢印で流れを示す他の方
向に放射されたコロナイオンは、アースされているシー
ルドケースに当り.無駄に吸収されてしまう。例えば第
8図に示す転写チャージャの場合、感光体ドラム面への
開口部以外は3面を取囲んでいる板金製のシールドケー
スがらアースされてしまうため、実際に感光体トラム而
に流れる有効電流比γ(=ドラム面電流/チャージワイ
ヤ総電流)は10%程度になる。有効電流比は、チャー
ジワイヤを中心とした開口部の角度の36o゜に対する
比で概ね決められるが、帯電チャージャにしばしばみら
れる如く、ケーシングが板金でなく、モールド樹脂の絶
縁体の場合は、これにより反射されて開口部から放射す
るコロナイオンもあるため実際には例えばチャージワイ
ヤを中心とする開口部の角度が約90゜の揚合、40〜
50%程度になる。
ところで、コロナ放電時、チャージワイヤの表面に接す
る空気が電離してガスイオンを発生する時に、オゾンが
発生するとともに,空気中に浮遊している,加熱定着時
にトナー成分が気化したSiCやZnO及び浮遊トナー
、微紙粉等の塵埃をチャージワイヤの表面に集塵吸着し
て堆積させる副作用も発生する。
発生したオゾンが感光体ドラム面に達すると感光体ドラ
ム面の帯電状態が変化し、安定した画像が得られなくな
って画像濃度ムラを生じさせる原因となる。そのため対
策として,ファンモータを設置して、チャージワイヤ周
辺に送風し、発生したオゾンを機外に排出することが広
く行なわれているが、ファンモータやダク1〜等の部材
やその組付け作業が必要になリコス1・アップの要因と
なるとともに、風切音や振動による騒音を増加させ,さ
らには、プリンタ等の機器から排出されるオゾン濃度の
増加による人体への悪影響、さらにはその対策としての
活性炭を塗布したオゾンフィルタのファンモータ送風掃
き出し口への設置によるコストの増大及びファンモータ
の冷却効果の低下、風切音の増加をもたらす欠点があっ
た。
又、チャージワイヤ表面への集塵、吸着,堆積によるチ
ャージムラは画am度ムラ,ひいては帯電又は転写不能
域の発生の原因となる。その対策として、ワイヤ清掃治
具を設置し、取扱説明言等によりユーザーに定期的なチ
ャージワイヤの清掃を指示してはいるが,コストアップ
,商品価値の低下を招くのみならず,ユーザーが清掃し
てくれる保証はない等の大きな欠点を有する。
したがって,従来のコロナ放電チャージャの如く、チャ
ージワイヤが全周に亘って空気に接する場合は、有効電
流比が低下して,チャージワイヤに流す総電流が増大し
、電力消費が増大するのみならず,オゾンの発生量も増
加し,上述の種々の弊害が発生する。
明が解決しようとする課 本発明は、従来の除帯電チャージャの上述の欠点を除去
した消費電力が少なく、かつオゾンの発生量の少いチャ
ージャを提供することを課題とする。
I解決のための手段 本発明の除帯電チャージャは、上記の課題を解決させる
ため,チャージワイヤの外周の概ねシールドケースの開
口に対向する範囲以外の部分に空気遮断被膜層を形成し
たことを特徴とする。
−1一記の空気遮断被膜層は電気絶縁テープを貼付けて
構成することができる。又、チャージワイヤの全周に亘
って空気遮断性塗料を塗布し、被覆すべき部分以外の部
分の塗料を除去して形成してもよい。
作−−−−川一 上記の如く構成したので、チャージワイヤに高圧を印加
した場合、空気遮断被膜層を形成した範囲ではチャージ
ワイヤは空気に接触しないので、コロナ放電が発生ぜず
、コロナ放電は空気遮断被膜層が形成されていない,シ
ールドケース開口部に対向する範囲にのみ発生し,有効
に被除帯電面に照射されて除4W電に利用される。した
がって、有効電流比が向」ニし、電力消費が低下する一
方,オゾンの発生址もこれに比例して減少し、これに伴
う弊害、その対策に要する負担も減少させることができ
る。
人1 以下に,本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は、本発明の実施例のチャージャの構成を示す図
で、チャージワイヤ4が樋状のシールドケース1内に長
手方向に張架され、シールドケース1の開口部が感光体
ドラム5等の被除帯電面6に対向して設置されている点
は、第8図で説明した従来のチャージャと変るところは
ない。
しかし、本発明のチャージャにおいては、第1図に示す
如く、チャージワイヤ4の周囲の概ねシールドケース1
の開口部に対向する範囲以外の部分に空気遮断被膜層8
が形成されている。
したがって、作用の項で述べた作用効果が得られる。
チャージワイヤは円形断面の細線に限られるものではな
く平板状のものであっても差支えない。
第2図、第3図及び第4図はチャージワイヤとして平板
状の導電性金属細線を使用した実施例を示すものであっ
て,第2図の例では、チャージワイヤ4の片面に電気絶
縁用粘着テープ9が全面に貼り付けられている。空気遮
断用粘着テープとしては必らずしも電気絶縁性を有する
必要はないが、密着性,耐久性、市場性の点で電気絶縁
テープが最適である。このチャージワイヤはシールドケ
ースに裸の面がシールドケース開口に対向するように張
架されて、画像形成装置に取り付けられる。
第3図に示す実施例では、シールドケース内に張架した
場合,シールドケース開口に対向した幅Bだけを残して
全周に電気絶縁用粘着テープ9が貼り付けられている。
第4図に示す他の実施例では、平板状チャージワイヤ4
の一方の端面を除いて,他の3面に電気絶縁テープ9が
貼り付けられており、裸の端而がシールドケースの開口
に向くように取付けられる。
この構成により、コロナ放電を必要最小限度に絞り込む
ことができる。
次に、空気遮断層を塗装によって形成した実施例を第5
図、第6図及び第7図に示す。空気遮断層を形成する材
料としては、電気絶縁用静電塗装用の塗料や各種熱硬化
性接着剤等を利用することができる。
第5図に示す実施例では、円形断面のタンクステンワイ
ヤ4の全周面に例えば静電塗装により絶縁被膜10を形
成し、次いで、切り口のタングステンワイヤの幅が所要
の露出幅Qになるように研削して欠円形としたものであ
る。この製作方法により,研削寸法Dを管理することに
より露出部の幅Qを任意に設定することができる。dは
研削後の絶縁被膜10を含むワイヤの厚さである。
第6図に示す実施例では、結果的には第4図の実施例と
同じ構成が得られるが、空気遮断被膜は粘着テープの貼
付けではなく、平板の全周に空気遮断材料を塗装した後
、一方の端部を切削して形成したものである。この製作
方法によれば、切口はどこでも同一であるから露出部の
幅のバラツキがなく安価で量産に適している。
第7図に示す更に他の実施例では、円形断面のチャージ
ワイヤ4の空気遮断被膜形成範囲以外の部分に耐熱性の
マスキングテープを貼り付けて目隠しして全周面に例え
ば静電塗装により空気遮断被膜を形成した後、上記のマ
スキングテープを剥がせば所要の幅の露出部を得ること
ができる。
以上の如く、チャージワイヤ周面の概ねシールドケース
開口に対応する範囲以外の部分に空気遮断被膜を形成し
たので、第1図に示す如く,シールドケース1の開口部
に対するチャージワイヤ4を中心とする角度θの範囲に
放射される実線でその経路を示すコロナイオンの全体の
コロナイオンに対する比率は大きくなり、破線の矢印で
示す如くシールドケース1の内面に当ってアースされる
量は少なくなり、有効電流比は大きくなるとともに、オ
ゾンの発生量も著しく減少する。
僧〜1 以上の如く、本発明によれば、簡単な手段で所要の範囲
に空気遮断被膜層を形成し、チャージャのチャージワイ
ヤに流す総電流を従来より著しく減少させることができ
,各種チャージャのパワーパックを小型、小容量とする
ことができコスト低減に寄与する。
又,オゾンの発生量が著しく減少し、オゾンの除去のた
めのファンモータ、ファンダクト及びオゾン吸収フィル
タを小さくすることができ、コストダウンが計れるとと
もに、風切音が減少し、又、オゾンによる感光体等の劣
化を減少させることができる。又、チャージワイヤ表面
への集塵、吸着、堆積が低下し,チャージワイヤの清掃
の手数が省け、画像品質,機器の信頼性の向上が達成さ
れる。
なお、チャージワイヤに粘着テープを貼り付けあるいは
塗装により空気遮断被膜を形成することにより、本来の
目的の外,結果的にワイヤの強度が増大しワイヤ切れの
事故率が低下する効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の除帯電チャージャの断面図,
第2図乃至第7図はチャージワイヤの各種形状、構成の
例の断面を含む斜視図,第8図は従来のチャージャの1
例の断面図、第9図はその斜視図である。 1・・・・・・シールドケース 4・・・・・・チャージワイヤ 5・・・・・・感光体 6・・・・・・被除帯電面 8 9 1 ・・・・・・空気遮断被膜層 ・・・・・電気絶縁用粘着テープ 0・・・・・・静電塗装空気遮断被膜

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)開口部を被除帯電面に向けて設置された樋状のシ
    ールドケース内にその長手方向に導電性金属材料細線よ
    り成るチャージワイヤを張設し、該チャージワイヤに高
    電圧を印加してコロナ放電させ、上記被除帯電面を除帯
    電させる電子写真方式画像形成装置の除帯電チャージャ
    において、 上記チャージワイヤの外周の概ね上記シールドケースの
    開口に対向する範囲以外の部分に空気遮断被膜層を形成
    したことを特徴とする除帯電チャージャ。
  2. (2)上記の空気遮断被膜層が、電気絶縁用粘着テープ
    を貼り付けて構成されていることを特徴とする請求項1
    に記載の除帯電チャージャ。
  3. (3)上記の空気遮断被膜層が、チャージワイヤ全周に
    空気遮断性塗料を塗布し、被覆すべき部分以外の部分の
    塗料を除去して形成されたことを特徴とする請求項1に
    記載の除帯電チャージャ。
JP1069590A 1990-01-22 1990-01-22 画像形成装置の除帯電チャージャ Pending JPH03216677A (ja)

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JP1069590A JPH03216677A (ja) 1990-01-22 1990-01-22 画像形成装置の除帯電チャージャ

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JP (1) JPH03216677A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6567630B1 (en) * 2002-02-01 2003-05-20 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Image forming device
JP2004256974A (ja) * 2003-02-27 2004-09-16 Japan Vilene Co Ltd 静電紡糸方法及び静電紡糸装置

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