JPH03215914A - 分割巻きトロイダルコイル製造方法および治具 - Google Patents

分割巻きトロイダルコイル製造方法および治具

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JPH03215914A
JPH03215914A JP1092790A JP1092790A JPH03215914A JP H03215914 A JPH03215914 A JP H03215914A JP 1092790 A JP1092790 A JP 1092790A JP 1092790 A JP1092790 A JP 1092790A JP H03215914 A JPH03215914 A JP H03215914A
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JP
Japan
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coil
annular core
jig
split
stud
Prior art date
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Pending
Application number
JP1092790A
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English (en)
Inventor
Sadaji Sada
佐田 貞二
Hiroshi Makino
弘 牧野
Toshimasa Fujisawa
藤沢 寿政
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03215914A publication Critical patent/JPH03215914A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、環状コアに複数組の分割コイルを巻回するた
めの分割巻きトロイダルコイル製造方法、およびその方
法に使用ずる治具に関ずるものである。
【従来の技術】
従来、環状コアにコイルを巻回してトロイダルコイルを
製造する場合には、1本の導線を連続的に巻回する、い
わゆる連続巻きが行われている。 この時には、環状コアに1つのコイルが形成される。 しかし、用途によっては、1つのコイルではなく、分割
して複数個のコイルを形成した、いわゆる分割巻きトロ
イダルコイルが要求されることがある。 第6図に、そのような分割巻き1〜ロイダルコイルを示
す。第6図において、4はスタット、5は環状コア、5
−2は環状コア取り付け穴、6はコイル、6−1ないし
6−6は分割コイル、6Aは分割コイル端である。 スタット4は、環状コア5の構成要素である珪素鋼板を
積層保持すると共に、環状コア5に対してプリン1・回
路基板(第9図の符号7の部分)を取り付けるための部
材である。環状コア取り付け穴5−2は、環状コア5を
装置の基台(図示せず)等に取り付ける際に用いられる
。 この例では、分割コイルを6組形成するとし、環状コア
取り付け穴5−2やスタット4は、それら分割コイルの
間に位置するよう設けられている。 このような分割巻きトロイダルコイルを製造するには、
従来、2つの方法があった。第1の方法は、まず環状コ
アに連続巻きのコイルを形成しておき、ついで所望の間
隔でコイルを切断して分割するというものである。第2
の方法は、分割コイル分だけコイルを巻いては導線を切
り、また巻いては次の分割コイルを作るというように、
1つづつ分割コイルを完成して行くというものである。 次に、これらの製造方法を、順を追って説明する。 (第1の製造方法) 第7図は、コイルを連続巻きした環状コアを示し、第8
図は、第7図のY−Y線での断面図を示す。符号は、第
6図のものに対応ずる。6 Tは連続コイル端である。 環状コア5にはスクソト4が取り{−1けられているが
、このような環状コア5に対して、コイル6が連続的に
巻回される。従って、一方の連続コイル端6Tから、他
方の連続コイル端6Tまでコイル6は連続している。コ
イル6の一部は、第8図に示すように、スタソド4の上
端に引っ掛かった状態で巻回される。 なお、スタット4は、前述したように環状コア5の構成
要素である珪素鋼板を積層保持するものであり、スタッ
ト4の下端は、その保持のためにカシメられている。 次に、分割したい箇所でコイルを切断し、所要の長さ(
次に説明する第9図の、プリント回路基板7への接続を
行うために必要な長さ)の分割コイル端を得るため、巻
回を一部ほぐす。このような作業をする最中およびした
後にコイルが緩んでしまうのを防止するため、テープに
よって緩み止めの措置が施される。 分割コイルのコイル端は、表面の絶縁皮膜が除去された
後、その先端に予備半田処理により半田が付着される。 第9図に、そのような分割コイルのコイル端をプリント
回路基板に接続した図を示す。符号は第6図.第8図の
ものに対応し、7はプリント回路基板、8は半田付け部
である。 プリント回路基板7は、スタット4により環状コア5に
取り付けられる。各分割コイル端6Aは、プリント回路
基板7上の回路パターンの所定箇所に半田付けされる。 半田付け部8が、その箇所である。 なお、プリント回路基板7上の回路は、分割コイルに流
す電流を制御したりするための回路であり、分割巻きト
ロイダルコイルを使用しようとしている用途に応して形
成される。 (第2の製造方法) 第2の製造方法は、環状コア5全体に一気に連続巻きを
してしまうのでなく、分割コイル分だけコイルを巻いて
は導線を切り、テープで緩み止めを施して1つの分割コ
イルを完成し、その後、次の分割コイルの形成に取り掛
かるというように、1つづつ分割コイルを完成して行く
という方法である。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した従来の技イ4+” &こは、次
のような問題点があった。 第1の問題点は、1つの分割コイルを形成する毎に、い
ちいちテープでコイルの緩み止めの措置を施さなければ
ならないが、これば全て人の手作業に頬らざるを得す、
作業性が悪いという点である。 第2の問題点は、どの分割コイル端もプリント回路基板
まで届くに充分な略等しい長さを必要とするが、第1の
製造方法では、その長さを確保するため、巻回してある
コイルをほぐさなければならなかったという点である。 第8図からも理解されるように、環状コア取り付け穴5
−2の部分で切断した状態で得られる分割コイル端は特
に短いため、ここでは多くほぐす必要があった。 また、連続的に巻回されたコイルを分割するのは目分量
で行うので、各分割コイルにおける巻回数が等しくない
場合があり、分割精度が良くなかった。 本発明は、このような問題点を解決することを課題とす
るものである。
【課題を解決するだめの手段】
前記課題を解決するため、本発明の分割巻きトロイダル
コイル製造方法は、環状コアの環状コア取り付け穴およ
びスタットに柱状のコイル分割部用治具を取り付ける工
程と、該コイル分割部用治具が取り付けられた環状コア
に、分割のために切断すべき部分がコイル分割部用治具
の頂部に引っ掛かるようコイルを連続巻きする工程と、
連続巻きされた前記環状コアを、環状コア押入溝を有す
るコイル押さえ治具に固定する工程と、前記部分におい
てコイルを切断する工程とを含むものとした。 また、前記のような製造方法を実施するに際しては、コ
イルが連続巻きされた環状コアを押入し得、該コイルが
緩まないよう保持する溝幅の環状コア押入溝を具えたコ
イル押さえ治具を用いる。 更に、環状コアのスタットまたは環状コア取り付け穴に
嵌合する構造と、該環状コアに取り付けたとき該環状コ
アの表面から所定の高さとなる柱状部とを具えたコイル
分割部用治具を用いる。
【作  用】
コイル分割部用治具は、連続巻きのコイルのどの部分で
分割すればいいかを示すと共に、頂部が環状コアの表面
より所定の高さのところにあるので、コイル切断時に出
来る分割コイル端の長さを、どれも略等しい長さにする
ことが可能となる。 コイル押さえ治具は、環状コアに連続巻きされたコイル
が緩むのを、防止する作用をする。 前記コイル分割部用治具を取り付けた環状コアにコイル
を連続巻きし、それを前記コイル押さえ治具に押入し、
この状態で、コイル分割部用治具の部分においてコイル
を切断するという方法で分割コイルを製造すれば、コイ
ルをほぐさなくとも所要の長さの分割コイル端が得られ
ると共に、分割コイル毎にコイルの緩み防止を行うとい
う面倒な作業が不用となる。
【実 施 例】
以下、本発明の実施例を図面にJlqづいて詳細に9 説明する。 本発明では、新規な製造方法、およびそれに使用する新
規な治具を提供するが、まずその治具について説明する
。 〔治具について〕 第1図はコイル押さえ治具であり、第1図(イ)は平面
図,第1図(口)は側面図である。第1図において、■
はコイル押さえ治具、■−1は環状コア押入溝を示す。 環状コア押入溝1−1は、コイルを巻いた状態の環状コ
アを押入するための溝であり、その満幅は、押入した時
、溝の内壁によってコイルが押さえ付けられ、緩まない
程度のものである。溝の深さは、環状コアの高さ程度で
ある。 第2図に、コイル分割部用治具を示す。第2図(イ)は
、スタット(第7図,第8図参照)に嵌合して用いるも
のを示し、第2図(口)は、環状コア取り付け穴(第7
図,第8図参照)に嵌合して用いるものを示す。 第2図において、2,3はコイル分割部用治具、2−1
はスタット嵌合穴、3−1は嵌合足である。 これらは、連続巻きとなっているコイルを分割する箇所
に使用する治具である。スタットとか環状コア取り付け
穴とかを設ける位置は、丁度コイルを分割する箇所にな
るよう選定されるので、上記治具はそれらに嵌合して用
いる構造とされている。コイル分割部用治具2,3は、
環状コアに取り付けられた時、環状コアの表面から垂直
に延びる柱状部を有している。柱状部の高さは、後に詳
しく説明するが、分割コイルのコイル端の長さが、所望
の長さになるような高さとされる。 〔製造方法について〕 次に、これらの治具を用いて分割巻きトロイダルコイル
を製造する方法を説明する。 (第1工程) 第3図は、コイル分割部用治具を環状コアに装着する工
程を説明するための図である。第3図において、符号は
第2図,第8図のものに対応し、11 5−1はスタンド貫通穴である。 スタンド4をスタット貫通穴5−1に通し、その先端(
図ではF端)をカシメ、環状コア5を構成する珪素鋼板
を積層保持する。こうして環状コア5に取り付けたスタ
ット4に、コイル分割部用治具2を嵌合する。 一方、環状コア取り付け穴5−2に嵌合足31を差し込
むことにより、コイル分割部用治具3を環状コア5に取
り付ける。 こうして取り付けた時、環状コア5の表面からコイル分
割部用治具2,3の各頂部までの高さは略等しくなるよ
うにされている。 (第2工程) 第4図は、コイル分割部用治具を装着した環状コアに、
コイルを連続巻きする工程を説明するための図である。 符号は、第7図.第3図のものに対応している。 導線が途中で途切れることなく巻回され、連続コイルが
形成される。連続コイル端6Tは、その端である。コイ
ル6は、コイル分割部用治具212 3のところでは、その頂部に分割のために切断すべきコ
イル部分が引っ掛かかるよう巻回される。 従って、コイル分割部用治具2.3の頂部は、コイルが
引っ掛かかった状態で保持されるのに充分な広さの形状
としておく。第2図.第4図では、頂部の形状を円形と
しているが、コイルが引っ掛かり且つ保持され得る形状
であれば、他の形状(例、4角形)であってもよい。 (第3工程) このようにして連続巻きのコイル6を形成した環状コア
5を、第1図のコイル押さえ治具1の環状コア押入溝1
−1に押入して固定する。これにより、コイル6の緩み
が防止される。 (第4工程) 第5図は、コイル押さえ治具に固定した環状コアのコイ
ルに対し、所要の処置を施す工程を説明するための図で
ある。符号は、第1図,第2図第8図のものに対応し、
6Aは分割コイル端である。 第5図の断面は、第4図の環状コア5をコイル押さえ治
具1に固定し、第4図のX−X線に相当する線で切った
ものである。 コイル6の、コイル分割部用治具2,3の頂部にかかっ
ている部分が、分割コイルを作る際の分割部となる。こ
の部分を切断することにより、分割コイルが形成され、
分割巻きトロイダルコイルが完成する。環状コア5がコ
イル押さえ治具1の環状コア押入溝1−1に押入されて
いるので、上記の部分で切断されても、コイル6は緩む
ことばない。 切断した結果、一点鎖線で描いたように、分割コイル端
6Aが出来る。コイル分割部用治具23の環状コア5表
面からの高さは略等しくしてあるので、どの分割コイル
端6Aの長さも、略等しくなる。そして、その長さは、
プリント回路基板に届くに充分な長さとなるよう、コイ
ル分割部用治具2,3の高さが考慮されている。 なお、分割巻きトロイダルコイルの製造という観点から
見ると必須の工程でばないが、本発明の治具を用いて製
造する場合、分割コイル端6Aとなるべき部分の絶縁皮
膜の除去と予備半田処理をコイルの切断前に行えば、作
業を能率よく行うことが出来る。 即ち、第5図に示されているものの姿勢を上下反転し、
Z−Z線で示されている部分を、半田槽に浸ける。する
と、分割コイル端6Aの表面に付着させられている絶縁
皮膜は、熱により溶解し、除去される。そして、それに
代わって、分割コイル端6Aには半田が付着する。この
ように、予備半田処理をするために半田槽に浸ける際、
絶縁皮膜の除去も同時に行えてしまい、作業が能率的で
ある。 次に、第9図で説明したように、スタット4にプリント
回路基板7を取り付け、プリント回路基板7の所定箇所
に各分割コイル端6Aを半田付けずる。最後に、環状コ
ア5をコイル押さえ治具1から、取り外す。
【発明の効果】
以上述べた如く、本発明によれば、環状コアに15 連続巻きされたコイルの緩み防止が、コイル押さえ治具
により一括して行われる。 そのため、1つの分割コイルを形成する毎に、いちいち
テープでコイルの緩み止めの措置を施す必要はなくなり
、作業性が良くなる。 また、コイル分割部用治具により、どの分割コイル端の
長さも、プリント回路基板に達するに充分な長さとなる
。 そのため、プリント回路基板に届く長さの分割コイル端
を得るため、コイルをほぐすなどという作業が不用とな
る。 更に、コイルの分割が目分量で行われるのではないため
、分割精度が良好となる。
【図面の簡単な説明】
第1図・・・本発明のコイル押さえ治具第2図・・・本
発明のコイル分割部用治具第3図・・・コイル分割部用
治具を環状コアに装着する工程を説明するための図 第4図・・・コイル分劃部用治具を装着した環状コア1
6 に、コイルを連続巻きする工程を説明するための図 第5図・・・コイル押さえ治具に固定した環状コアのコ
イルに対し、所要の処置を施す工程を説明するための図 第6図・・・分割巻きトロイダルコイル第7図・・・コ
イルを連続巻きした環状コア第8図・・・第7図のY−
Y線での断面図第9図・・・分割コイルのコイル端をプ
リント回路基板に接続した図 図において、1はコイル押さえ治具、1−1は環状コア
押入溝、2.3はコイル分割部用治具、2−1はスタッ
ト嵌合穴、3−1は嵌合足、4はスタット、5は環状コ
ア、5−1はスタット貫通穴、5−2は環状コア取り付
け穴、6はコイル、6−1ないし6−6は分割コイル、
6Aは分割コイル端、6Tは連続コイル端、7はプリン
ト回路基板、8は半田付け部である。 手続補正書動創 2. 3. 平成2年特許願第10927号 発明の名称 分割巻きトロイダルコイル製造方法および治具補正をす
る者 事件との関係  特許出願人 住所 東京都港区赤坂三丁目3番5号 名称 (549)  富士ゼロックス株式会社代表者 
小 林 陽太郎 4.

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)環状コアの環状コア取り付け穴およびスタットに
    柱状のコイル分割部用治具を取り付ける工程と、該コイ
    ル分割部用治具が取り付けられた環状コアに、分割のた
    めに切断すべき部分がコイル分割部用治具の頂部に引っ
    掛かるようコイルを連続巻きする工程と、連続巻きされ
    た前記環状コアを、環状コア押入溝を有するコイル押さ
    え治具に固定する工程と、前記部分においてコイルを切
    断する工程とを含むことを特徴とする分割巻きトロイダ
    ルコイル製造方法。
  2. (2)コイルが連続巻きされた環状コアを押入し得、該
    コイルが緩まないよう保持する溝幅の環状コア押入溝を
    具えたことを特徴とするコイル押さえ治具。
  3. (3)環状コアのスタットまたは環状コア取り付け穴に
    嵌合する構造と、該環状コアに取り付けたとき該環状コ
    アの表面から所定の高さとなる柱状部とを具えたことを
    特徴とするコイル分割部用治具。
JP1092790A 1990-01-20 1990-01-20 分割巻きトロイダルコイル製造方法および治具 Pending JPH03215914A (ja)

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JP (1) JPH03215914A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102624167A (zh) * 2012-04-17 2012-08-01 沈玉琴 一种绕制定子线圈的夹具

Cited By (1)

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