JPH032155Y2 - - Google Patents

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JPH032155Y2
JPH032155Y2 JP1985106280U JP10628085U JPH032155Y2 JP H032155 Y2 JPH032155 Y2 JP H032155Y2 JP 1985106280 U JP1985106280 U JP 1985106280U JP 10628085 U JP10628085 U JP 10628085U JP H032155 Y2 JPH032155 Y2 JP H032155Y2
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hot water
instant
water
cup noodle
instant cup
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、非常時用および携行用に最適にし
た他からの給湯を要しない、給湯装置付即席カツ
プめんに関するものである。
従来、即席カツプめんは、密閉された容器の蓋
を開き、別に用意した熱湯を容器の内部に注入
し、蓋を閉じ、数分経過後、熱湯により湯戻りし
ためんと、この熱湯をスープとしたものを食する
が、このとき必要な湯は大気圧下の沸点に近い熱
湯が最適である。よつて即席カツプめんを食する
場合は、その都度、熱湯をつくることになるが、
これが為、家庭内においてこれを食することには
不便さはなく大変に便利なものであり、特に即席
カツプめんは即席食品の主流食品であるが、家庭
外においてこれを食する場合、特に非常時などに
は湯を沸かすためのやかんや大切な水を確保する
ことは困難な場合が多く、もうひとつ不便さがあ
る。
本考案は述上の点に鑑み成されたものであり、
以下その構造を図面とともに説明する。
第1図は本考案の第1実施例を示している。即
席カツプめん容器体1の底部4に椀状の給湯タン
ク5の開口部6を接着する。給湯タンク5には大
気圧下における飽和蒸気10が溜まる空間部9を
保持させ即席カツプめんに必要な量の水8を入れ
る。給湯タンク5の下部から導通路11を取り出
し、めん3が入つている即席カツプめん容器体1
の内部の上部に接着させる。このとき導通路11
の端部12は、給湯タンク5の中の水8が即席カ
ツプめん容器体1の内部に、使用時以外は入らぬ
ように閉にしておく。
以上のような構成であるがこれを使用せんとす
るときは、第2図に示すが如く蓋2を徴開し空気
抜孔とし、導通路11の端部12を切断し開とす
る。次に即席カツプめん容器体1を垂直にし、給
湯タンク5のタンク底部7を火炎にあてる。この
ときの熱源は電熱でも電子レンジでもよい、また
給湯タンク5は内部で水8に接しているため、例
えば紙であつても着火燃焼することはない。給湯
タンク5内の水8は沸とうし熱水となり、空間部
9には飽和蒸気10が溜まる。更に蒸発が進行し
空間部9が一定の圧力以上になると熱水となつた
水8の表面を飽和蒸気10が押し、それがため、
水8は導通路11内を通り即席カツプめん容器体
1の内部に流入し、めん3に注ぎかぶさる。この
とき流入する水8の量は、水面と給湯タンク5か
ら取り出されている導通路11の位置との差の量
である。熱水となつた水8が即席カツプめん容器
体1の内部に流入したら給湯タンク5のタンク底
部7を火炎から離し同時に蓋2を閉じ一定時間の
経過を持つと、通常、即席カツプめんに他から熱
湯を注入して行なうが如く、めん3が湯戻りし食
することができるようになる。
第3図は第2実施例を示している。給湯タンク
5の開口部6を延長し、即席カツプめん容器体1
の全体を包むようにして容器端部13に接着す
る。給湯タンク5の水8の量は第1実施例と同様
であるが、導通路11は給湯タンク5の内部の下
部から空間部9を通り即席カツプめん容器体1の
内部に通じさせてある。使用方法は第1実施例に
示すと同様である。
第3実施例は図面を省略するが、第1第2実施
例に取りはずし自由にして給湯タンク5の水8を
熱湯にするに必要な燃料を取り付けたものであ
る。使用方法はこの燃料を取りはずし第1第2実
施例に必要な熱源とすることでこの他の使用方法
は第1第2実施例に同様である。
第4実施例としても図面は省略するが、第3実
施例に取りはずし自由にして五徳を取り付けたも
のである。使用方法はこの五徳を取りはずし、給
湯タンク5のタンク底部7の下側に置き、五徳の
内部で燃料を燃焼させるものである。その他の使
用方法は第1第2実施例と同様である。なお第1
第2実施例を示す各図面においての導通路11は
管状にしてあるが、導通路11は給湯タンク5と
即席カツプめん容器体1との間隙を利用すること
も可能である。
以上の構成についての説明からも明らかなよう
に本考案は次のようなすぐれた効果を奏するので
ある。
災害時に第一に必要なものは食糧になるが、こ
の場合、乾燥食品が最も利用しやすく、また、常
時これに備え保管しやすいものとされている。し
かしながら、乾燥食品の場合、火や水を使用しな
いでそのまま食する食品も多数あるが、主食とし
ての乾燥食品にはどうしても即席カツプめんや即
席飯のように水および熱源が必要である。しかし
ながら非常時においては、特に大切な水そしてや
かん等は確保しにくいものである。しかし本考案
によれば、水や湯沸しの道具は必要とせず、更に
燃料および五徳付であれば他に何も必要とせず本
考案の給湯装置付即席カツプめんだけを準備して
おけば食料にはまつたくこまらないことになる。
また非常時以外にもドライバーの車中での食料、
また、登山およびキヤンプ者の食料にも最適であ
る。また、本考案は、即席カツプめんに要するも
のとしているが、この他、即席飯、スープ、コー
ヒー等、熱湯を要するすべての乾燥食品にも使用
できることは説明するまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の断面図、第2図
は第1実施例の使用例図、第3図は第2実施例の
断面図を示す。 1…即席カツプめん容器体、2…蓋、3…め
ん、4…底部、5…給湯タンク、6…開口部、7
…タンク底部、8…水、9…空間部、10…飽和
蒸気、11…道通路、12…端部、13…容器端
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 即席カツプめん容器体1に水8の入つた給湯タ
    ンク5を取り付け、給湯タンク5の下部と即席カ
    ツプめん容器体1の内部との間に導通路11を設
    けた給湯装置付即席カツプめん。
JP1985106280U 1985-07-11 1985-07-11 Expired JPH032155Y2 (ja)

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JP1985106280U JPH032155Y2 (ja) 1985-07-11 1985-07-11

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985106280U JPH032155Y2 (ja) 1985-07-11 1985-07-11

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Publication Number Publication Date
JPS6213192U JPS6213192U (ja) 1987-01-27
JPH032155Y2 true JPH032155Y2 (ja) 1991-01-22

Family

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JPS6213192U (ja) 1987-01-27

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