JPH0321373B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0321373B2 JPH0321373B2 JP60051312A JP5131285A JPH0321373B2 JP H0321373 B2 JPH0321373 B2 JP H0321373B2 JP 60051312 A JP60051312 A JP 60051312A JP 5131285 A JP5131285 A JP 5131285A JP H0321373 B2 JPH0321373 B2 JP H0321373B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle speed
- speed
- current vehicle
- memory
- set vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、セツト車速に自動制御する自動車用
定速走行装置(オートドライブ)に関し、特にア
クセル操作時のオーバーシユートをなくそうとす
るものである。
定速走行装置(オートドライブ)に関し、特にア
クセル操作時のオーバーシユートをなくそうとす
るものである。
スロツトル開度を自動制御して自動車をセツト
車速(記憶車速)で走行させるオートドライブに
は、アクセルペダルを踏まずにセツト車速を上昇
させる機能がある。これはアクセルスイツチと呼
ばれる手動スイツチをオンにすることで作動し、
この期間は以前のセツト車速とは無関係に車速を
漸増させ、同時に記憶器内のセツト車速を順次得
られる現車速で更新するものである。従つて、ア
クセルスイツチと車速の関係は第3図のようにな
る。
車速(記憶車速)で走行させるオートドライブに
は、アクセルペダルを踏まずにセツト車速を上昇
させる機能がある。これはアクセルスイツチと呼
ばれる手動スイツチをオンにすることで作動し、
この期間は以前のセツト車速とは無関係に車速を
漸増させ、同時に記憶器内のセツト車速を順次得
られる現車速で更新するものである。従つて、ア
クセルスイツチと車速の関係は第3図のようにな
る。
同図は車速V1で定速走行中にアクセルスイツ
チをオン(ON)にし、車速がV2になつた時点で
該スイツチをオフ(OFF)にしたものである。
この結果、記憶器内のセツト車速はV1からV2に
更新され、以後はV2を目標値として定速走行制
御がなされる。
チをオン(ON)にし、車速がV2になつた時点で
該スイツチをオフ(OFF)にしたものである。
この結果、記憶器内のセツト車速はV1からV2に
更新され、以後はV2を目標値として定速走行制
御がなされる。
しかしながら、実際には機械系の慣性によつて
アクセルスイツチをオフにしても直ちに車速変化
が停止するのではなく、一旦V3まで上昇してか
らV2まで低下して定速走行へ移行する。このよ
うな車速のオーバーシユート(斜線部)は搭乗者
に違和感を与える欠点がある。本発明はこの点を
改善しようとするものである。
アクセルスイツチをオフにしても直ちに車速変化
が停止するのではなく、一旦V3まで上昇してか
らV2まで低下して定速走行へ移行する。このよ
うな車速のオーバーシユート(斜線部)は搭乗者
に違和感を与える欠点がある。本発明はこの点を
改善しようとするものである。
本発明は、各時点で得られる現車速を記憶器内
のセツト車速と比較して現車速をセツト車速に一
致させるようにスロツトル制御用のアクチユエー
タを制御する一方、アクセルスイツチを操作して
いる期間は強制的に現車速を漸増させるよう制御
すると共に該アクセルスイツチの操作終了時の現
車速を新たなセツト車速として記憶する自動車用
定速走行装置において、該アクセルスイツチの操
作終了時に該記憶器に書込む新たなセツト車速を
現車速より所定値高い値にすることを特徴とする
ものである。
のセツト車速と比較して現車速をセツト車速に一
致させるようにスロツトル制御用のアクチユエー
タを制御する一方、アクセルスイツチを操作して
いる期間は強制的に現車速を漸増させるよう制御
すると共に該アクセルスイツチの操作終了時の現
車速を新たなセツト車速として記憶する自動車用
定速走行装置において、該アクセルスイツチの操
作終了時に該記憶器に書込む新たなセツト車速を
現車速より所定値高い値にすることを特徴とする
ものである。
アクセルスイツチの操作終了時に記憶器内に書
込むセツト車速を現車速より所定値高い値にする
と該スイツチ操作の終了時点から新たなセツト車
速の定速走行へ移行する際のオーバーシユートが
なくなり、フイーリングが良くなる。以下、図示
の実施例を参照しながらこれを詳細に説明する。
込むセツト車速を現車速より所定値高い値にする
と該スイツチ操作の終了時点から新たなセツト車
速の定速走行へ移行する際のオーバーシユートが
なくなり、フイーリングが良くなる。以下、図示
の実施例を参照しながらこれを詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図
で、1は車速に比例して周波数が変化する車速信
号をアナログ電圧V(以下、現車速と呼ぶ)に変
換する周波数−電圧変換器(FVC)、2はセツト
車速Mを記憶している記憶器、3はセツト車速M
と現車速Vの差を制御デユーテイDに変換するデ
ユーテイ発生回路、4は該デユーテイDを有する
パルス状の電流で駆動されるスロツトル制御用の
アクチユエータである。5は手動のアクセルスイ
ツチで、これをオンにするとゲート6の出力がデ
ユーテイ100%となり、セツト車速Mと無関係に
アクチユエータ4が駆動され、加速される。同時
にFVC1から記憶器2に至る書込み用のスイツ
チ7もオンになり、記憶器2内のセツト車速Mが
更新される。
で、1は車速に比例して周波数が変化する車速信
号をアナログ電圧V(以下、現車速と呼ぶ)に変
換する周波数−電圧変換器(FVC)、2はセツト
車速Mを記憶している記憶器、3はセツト車速M
と現車速Vの差を制御デユーテイDに変換するデ
ユーテイ発生回路、4は該デユーテイDを有する
パルス状の電流で駆動されるスロツトル制御用の
アクチユエータである。5は手動のアクセルスイ
ツチで、これをオンにするとゲート6の出力がデ
ユーテイ100%となり、セツト車速Mと無関係に
アクチユエータ4が駆動され、加速される。同時
にFVC1から記憶器2に至る書込み用のスイツ
チ7もオンになり、記憶器2内のセツト車速Mが
更新される。
このとき従来は上昇する現車速Vをそのまま記
憶器2に書込んでいるが、本例では加算器8で一
定値ΔVを加算し、V+ΔVを記憶器2に書込む。
この一定値ΔVは理想的には第3図で説明したオ
ーバーシユート分である。ΔVが小さ過ぎるとオ
ーバーシユートの影響が残る。逆に、ΔVを大き
くし過ぎるとオーバーシユートはなくなるが、ド
ライバが希望する車速(スイツチ5のオフ時)よ
りはるかに高い値が以後のセツト車速になるので
危険である。かかる理由からΔVの実用上妥当な
値は2〜4Km/h程度であろう。
憶器2に書込んでいるが、本例では加算器8で一
定値ΔVを加算し、V+ΔVを記憶器2に書込む。
この一定値ΔVは理想的には第3図で説明したオ
ーバーシユート分である。ΔVが小さ過ぎるとオ
ーバーシユートの影響が残る。逆に、ΔVを大き
くし過ぎるとオーバーシユートはなくなるが、ド
ライバが希望する車速(スイツチ5のオフ時)よ
りはるかに高い値が以後のセツト車速になるので
危険である。かかる理由からΔVの実用上妥当な
値は2〜4Km/h程度であろう。
第2図は本発明の動作説明図で、V2+ΔVが次
期セツト車速Mになる。これが慣性による速度変
化の最大値V3と等しいかそれ以上であればオー
バーシユートを全く生じない滑らかな車速変化に
よつて前セツト車速M=V1から次期セツト車速
M=V2+ΔVに移行できる。尚、機械系の慣性を
逆に利用してスイツチ5を短時間だけオンにする
と、現車速Vがほとんど増加しないので、M=
V1からM=V1+ΔVに微増させることができる。
また、これをn回繰り返してM=V1+n・ΔVに
することもできる。
期セツト車速Mになる。これが慣性による速度変
化の最大値V3と等しいかそれ以上であればオー
バーシユートを全く生じない滑らかな車速変化に
よつて前セツト車速M=V1から次期セツト車速
M=V2+ΔVに移行できる。尚、機械系の慣性を
逆に利用してスイツチ5を短時間だけオンにする
と、現車速Vがほとんど増加しないので、M=
V1からM=V1+ΔVに微増させることができる。
また、これをn回繰り返してM=V1+n・ΔVに
することもできる。
以上述べたように本発明によれば、定速走行時
のセツト車速を上昇させるアクセル制御時の車速
変化を円滑にしてフイーリングを良化できる利点
がある。また2〜4Km/hという微増速も行うこ
とができる。
のセツト車速を上昇させるアクセル制御時の車速
変化を円滑にしてフイーリングを良化できる利点
がある。また2〜4Km/hという微増速も行うこ
とができる。
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図、
第2図はその動作説明図、第3図は従来方式の動
作説明図である。 図中、2はセツト車速記憶器、3はデユーテイ
発生回路、4はアクチユエータ、5はアクセルス
イツチ、7は書込み用スイツチ、8は一定値加算
器である。
第2図はその動作説明図、第3図は従来方式の動
作説明図である。 図中、2はセツト車速記憶器、3はデユーテイ
発生回路、4はアクチユエータ、5はアクセルス
イツチ、7は書込み用スイツチ、8は一定値加算
器である。
Claims (1)
- 1 各時点で得られる現車速を記憶器内のセツト
車速と比較して現車速をセツト車速に一致させる
ようにスロツトル制御用のアクチユエータを制御
する一方、アクセルスイツチを操作している期間
は強制的に現車速を漸増させるよう制御すると共
に該アクセルスイツチの操作終了時の現車速を新
たなセツト車速として記憶する自動車用定速走行
装置において、該アクセルスイツチの操作終了時
に該記憶器に書込む新たなセツト車速を現車速よ
り所定値高い値にすることを特徴とする自動車用
定速走行装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60051312A JPS61211137A (ja) | 1985-03-14 | 1985-03-14 | 自動車用定速走行装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60051312A JPS61211137A (ja) | 1985-03-14 | 1985-03-14 | 自動車用定速走行装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61211137A JPS61211137A (ja) | 1986-09-19 |
JPH0321373B2 true JPH0321373B2 (ja) | 1991-03-22 |
Family
ID=12883397
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60051312A Granted JPS61211137A (ja) | 1985-03-14 | 1985-03-14 | 自動車用定速走行装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61211137A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6354533U (ja) * | 1986-09-30 | 1988-04-12 | ||
US7478621B2 (en) * | 2006-04-11 | 2009-01-20 | Zf Friedrichshafen Ag | Method of compensating for engine speed overshoot |
JP2019217805A (ja) * | 2018-06-15 | 2019-12-26 | 三菱自動車工業株式会社 | 車両制御装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60179341A (ja) * | 1984-02-09 | 1985-09-13 | Diesel Kiki Co Ltd | 車輛用定速走行装置 |
-
1985
- 1985-03-14 JP JP60051312A patent/JPS61211137A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60179341A (ja) * | 1984-02-09 | 1985-09-13 | Diesel Kiki Co Ltd | 車輛用定速走行装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61211137A (ja) | 1986-09-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |