JP2019217805A - 車両制御装置 - Google Patents

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恒 高柳
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昇 小島
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Kyohei Maeno
恭平 前野
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Abstract

【課題】クルーズコントロール走行中において、ドライバに違和感を生じさせないように表示部に表示される設定車速を変更する。【解決手段】車両制御装置は、車両の車速を設定された設定車速に保つように走行を制御する。また、車両制御装置は、実車速を検出する車速センサと、設定車速を表示する表示手段と、設定車速を変更する変更手段と、変更手段の入力時間が所定時間未満である場合に第1操作、変更手段の入力時間が所定時間経過すると第2操作と判定する操作判定手段と、操作判定手段により第2操作と判定した場合に、設定車速を実車速と所定速度の合計値に変化させる設定車速設定手段と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、車両制御装置に関する。
車両の実車速を設定車速に一致させるように実車速調節手段を制御する走行制御手段を備えた車両の走行制御装置において、設定車速変更スイッチの操作の継続時間で2種類の設定車速変更態様を可能にする技術が知られている。例えば、操作の継続時間が所定時間以内である操作と、所定時間を超える操作とを区別し、所定時間以内の操作がなされたときには、設定車速を一定の速度だけ増加又は減少させる一方、所定時間を超える操作がなされたときには、その操作が終了するまで、設定車速を一定の割合(例えば1秒間に2km/hの割合)で変化させる技術である(下記、特許文献1参照)。
特開2007−112359号公報
上記特許文献1に記載の走行制御手段は、クルーズコントロールなどと称される。クルーズコントロールとは、言い換えると、ドライバがアクセルペダルを踏まなくても指定した一定車速で車両を走行させる技術である。また、クルーズコントロール中の設定車速は、ドライバに表示すると共に設定車速を変更できるようにすることが望ましい。例えば、フロント部分に表示部を設けてドライバに設定車速を表示し、ハンドル部分に設定車速変更スイッチを2つ(設定車速の増加と減少)設けることが考えられる。このような構成において、設定車速変更スイッチの操作として、上記特許文献1に記載の技術のように、操作の継続時間が所定時間未満であるタップ操作(短押し操作)と、所定時間以上のプッシュ操作(長押し操作)との2つの操作ができるようにすると、ドライバが設定車速変更の指示を行うときに便利である。
ところで、設定車速変更スイッチで2つの操作が可能な構成だと、設定車速を変更する場合に短押し操作、及び長押し操作のいずれの操作であるかを判定する必要が生じる。ここで、短押し操作は、設定車速変更スイッチの入力があったときに設定されている設定車速を所定速度変化量増加(減少)させる操作であり、長押し操作は、実走行車速に基づいて設定車速を設定し、設定車速変更スイッチの入力時間に応じて設定車速を増加(減少)させる操作であるとする。この場合、ドライバが設定変更スイッチを長押し操作すると、まず短押し操作であると判定されて表示部に表示されている設定車速が所定速度変化量だけ増加(減少)した後に、長押し操作であると判定されて実車速が設定車速として表示された後、設定車速が入力時間に応じて増加(減少)する。ここで、実車速と設定車速が一致していれば問題ないが、例えば、登坂走行時や降坂走行時は車両の自重等を原因として、実車速が設定車速から乖離している場合がある。登坂走行時(降坂走行時)は実走行車速が目標車速より遅く(速く)なるため、既述の長押し操作をすると、表示部に表示される設定車速は、はじめに所定速度変化量を増加(減少)した後、一度反対の挙動である減少(増加)し、そして再度増加(減少)することになる。このため、ドライバは表示部に表示される設定車速のちらつきを感じることになる。このようなちらつきは、ドライバに違和感を生じさせる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、クルーズコントロール走行中において、ドライバに違和感を生じさせないように表示部に表示される設定車速を変更することができる車両制御装置を提供することを目的とする。
本発明は、車両の車速を設定された設定車速に保つように走行を制御する車両制御装置であって、実車速を検出する車速センサと、前記設定車速を表示する表示手段と、前記設定車速を変更する変更手段と、前記変更手段の入力時間が所定時間未満である場合に第1操作、前記変更手段の入力時間が前記所定時間経過すると第2操作と判定する操作判定手段と、前記操作判定手段により前記第2操作と判定した場合に、前記設定車速を前記実車速と所定速度の合計値に変化させる設定車速設定手段と、を備えることを特徴とする。
また、前記所定速度は、前記第1操作により増減される所定の速度変化量としてもよい。さらに、前記設定車速設定手段は、前記第2操作の終了時点における前記設定車速を前記実車速と所定速度の合計値としてもよい。さらに、前記設定車速設定手段は、前記第2操作と判定後、前記第2操作の終了までの間、前記設定車速を前記実車速に対し前記所定速度分の速度差を維持しつつ変化させていくようにしてもよい。さらに、前記設定車速設定手段は、前記第2操作判定時の前記設定車速と前記実車速の速度差が前記所定速度以上ある場合には、前記設定車速と前記実車速との差が前記所定速度となるまで前記設定車速を維持するようにしてもよい。さらに、前記設定車速設定手段は、前記実車速が前記設定車速から所定速度を減算した値以下で、且つ、前記実車速が前記設定車速未満である場合に、前記第2操作判定時点の前記設定車速に前記所定速度を加えたものを新たな設定車速としてもよい。
本発明によれば、クルーズコントロール走行中において、ドライバの指示により変更される設定車速をドライバに違和感を生じさせないように表示部に表示することができる車両制御装置を提供できる。
本発明の第1の実施形態に係る車両制御装置を含む車両の構成の概略的な一例を示す図。 同実施形態に係るステアリングホイールに設けられたACC操作部の一例を示す図。 同実施形態に係るACC操作部の構成の一例を示す図。 同実施形態に係る表示部の一例を示す図。 同実施形態に係るクルーズコントロールの一例を示すフローチャート。 同実施形態に係る設定車速を増加させる場合の処理を示すフローチャート。 同実施形態に係る設定車速を減少させる場合の処理を示すフローチャート。 同実施形態に係る設定車速増加スイッチ入力時の作用の一例を説明するための図。 他の構成例に係る設定車速増加スイッチ入力時の作用の一例を説明するための図。 本発明の第2の実施形態に係る作用の一例を説明するための図。 同実施形態に係る作用の一例を説明するための図。 同実施形態に係る作用の一例を説明するための図。
以下、本発明の各実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は、車両1制御装置を含む車両1の構成の概略的な一例を示す図である。
図1に示すように、車両1は、車両制御装置であるエンジンECU11(Electronic Control Unit)、車速センサ12、ACC(Auto Cruise Control)操作部13、走行部14、速度メータ15、及び表示手段である表示部16を備えている。また、ACC操作部13は、機能ON/OFF切り替えスイッチ21、設定車速増加スイッチ22、設定車速減少スイッチ23、キャンセルスイッチ24を含む。なお、車両1は、車両としての機能を実現するための他の構成も備えているが、これらについては図示及び説明を省略する。
エンジンECU11は、車両1全体を統括的に制御する。エンジンECU11は、例えば、以下の制御を実行する。エンジンECU11は、ACC操作部13を用いたドライバの操作により設定される走行速度(以下、設定車速という。)となるように、走行部14を動作させる目標速度を設定し(以下、目標車速という。)、現在の車両1の走行速度(以下、実車速という。)が設定車速となるように目標車速を変化させ、実車速が設定車速に到達した場合、この設定車速を維持するように走行部14を制御する。具体的には、後述する設定車速増加スイッチ22または設定車速減少スイッチ23が所定時間押されたかどうかを判定(操作判定手段)し、短押し操作(タップ操作)または長押し操作(プッシュ操作)により設定速度を所定速度(所定の速度変化量)増減させるようにしている。また、エンジンECU11は、車速センサ12から受け取った実車速に応じて、速度メータ15のメータ表示を制御する。さらに、エンジンECU11は、設定車速を表示部16に出力する。ここで、本実施形態において、設定車速、目標車速、及び実車速をより詳細に定義するとそれぞれ以下のようになる。設定車速はドライバが車両1に定速走行をさせたい速度である。目標車速は設定車速で定速走行させるためにエンジンECU11が制御演算内で使用している車速であり、ドライバが認識することができない車速である。実車速は車両1が走行している実際の走行速度である。
車速センサ12は、車両1の実際の走行速度を検出する。車速センサ12は、例えば、走行部14内の車輪軸の近傍に設けられ、車輪軸の回転数を検出し、検出した回転数から走行速度を算出し、算出した走行速度をエンジンECU11に出力する。
ACC操作部13は、例えば、ステアリングホイール30に一体化して設けられ、クルーズコントロール走行の指示、設定車速の設定、及びクルーズコントロール走行の解除等を、ドライバがエンジンECU11に対して指示する操作部である。
図2は、ステアリングホイール30に設けられたACC操作部13の一例を示す図である。図2に示すように、ステアリングホイール30は、ホイール31と回転中心部32とからなり、回転中心部32とホイールと31が3つの連結部31a,31b,31cを介して連結されている。本実施形態では、3つの連結部31a,31b,31cのうち、右手の親指で操作しやすい位置に設けられている連結部31aにACC操作部13が設けられる。
図3は、ACC操作部13の構成の一例を示す図である。図3に示すように、機能ON/OFF切り替えスイッチ21、設定車速増加スイッチ22、設定車速減少スイッチ23、及びキャンセルスイッチ24が設けられている。なお、設定車速増加スイッチ22及び設定車速減少スイッチ23は、本発明の変更手段を構成する。
機能ON/OFF切り替えスイッチ21は、クルーズコントロールの機能ON/OFFを指示するスイッチである。設定車速増加スイッチ22は、設定された設定車速を所定速度増加させるスイッチである。設定車速減少スイッチ23は、クルーズコントロール走行の設定車速の設定と、クルーズコントロール走行時に設定車速を所定速度(所定の速度変化量)減少させるスイッチである。具体的には、所定速度は短押し操作(タップ操作)の分変化し、本実施形態では所定速度変化量は(1km/h)とされている。また、例えば、機能ON/OFF切り替えスイッチ21がON時に、設定車速減少スイッチ23が後述する第2の長押し操作がされると、そのときの実車速と、入力時間とに応じて所定速度(1km/h)が減少された車速が設定車速として設定される。キャンセルスイッチ24は、クルーズコントロール走行の制御OFFを指示するスイッチであり、キャンセルスイッチ24が入力されると、設定車速を維持するように走行していたクルーズコントロール走行がOFFされ、車両1はドライバの手動運転になる。
設定車速増加スイッチ22は、エンジンECU11にて操作の判定を行うことにより設定車速の増加に関して2つの操作が実行できるように構成されている。第1の操作は、設定車速増加スイッチ22の入力が短い所定時間(未満)内の操作のタップ操作(以下、第1の短押し操作という。)であり、第1の短押し操作の時間は、本実施形態では、0.5秒である。0.5秒未満で設定車速増加スイッチ22の入力がOFFとなった場合は、設定車速を所定速度(1km)増加させる。第2の操作は、設定車速増加スイッチ22の入力が所定時間(0.5秒)を超える操作のプッシュ操作(以下、第1の長押し操作という。)である。第1の短押し操作を判定する0.5秒を超えた場合に第1の長押し操作と判定され、設定車速増加スイッチ22のON時間が所定時間を超えた段階から設定車速増加スイッチ22がOFFになるまでの入力時間に応じて設定車速を増加させる。本実施形態では、設定車速増加スイッチ22がONになってから所定時間経過する毎に設定車速を1km/h増加させる場合で説明する。
設定車速減少スイッチ23は、設定車速の減少に関して、設定車速増加スイッチ22の場合と同様に、2つの操作が実行できるように構成されている。第1の操作は、設定車速減少スイッチ23の入力時間が短い所定時間未満の操作のタップ操作(以下、第2の短押し操作という。)であり、第2の短押し操作の時間は、本実施形態では、0.5秒である。0.5秒未満で設定車速減少スイッチ23の入力がOFFとなった場合は、設定車速を所定車速(1km/h)減少させる。第2の操作は、設定車速減少スイッチ23の入力時間が所定時間(0.5秒)を超える操作のプッシュ操作(以下、第2の長押し操作という。)である。第2の長押し操作を判定する0.5秒を超えた場合に第2の長押し操作となり、設定車速減少スイッチ23がONされてから設定車速減少スイッチ23がOFFになるまでの入力時間に応じて設定車速を減少させる。本実施形態では、設定車速減少スイッチ23がONになってから所定時間経過する毎に設定車速を1km/h減少させる場合で説明する。
なお、所定時間未満のタップ操作である第1の短押し操作、及び第2の短押し操作は、それぞれ本発明の第1操作に相当し、所定時間以上のプッシュ操作である第1の長押し操作、及び第2の長押し操作は、それぞれ本発明の第2操作に相当する。また、第1の短押し操作及び第2の短押し操作を判定する所定時間として本実施例では0.5秒が設定され、第1及び第2のタップ操作で1km/hずつ増加及び減少させる所定時間については任意に設定可能である。さらに、第1長押し操作及び第2の長押し操作で所定時間毎に増加及び減少させる1km/h(速度変化量)も任意に設定可能である。
速度メータ15は、エンジンECU11の制御の下、車両1の実車速を表示する。エンジンECU11が車速センサ12から入力される走行速度に基づいてメータを作動させる指示を出力することにより、メータが作動し、速度メータ15はドライバに実車速を報知する。
表示部16は、ACC操作部13から指示される、クルーズコントロール走行時の設定車速を表示する。図4は、表示部16の一例を示す図である。図4に示すように、表示部16の上側に、設定車速(SET CRUSE)が100km/hであることが示されている。なお、表示部16は、例えば、ステアリングホイール30越しにドライバが視認しやすいフロントサイドの所定位置に配置される。また、表示部16は、エンジンECU11から表示部16に入力される設定車速を四捨五入して表示する。例えば、第2の長押し操作をする際にエンジンECU11から61.5km/hが実車速として出力された場合、表示部16は、62km/hを表示する。
次に、クルーズコントロールについて説明する。図5は、エンジンECU11が実行するクルーズコントロールの一例を示すフローチャートである。この処理は、車両1の走行中に常時実行される。
エンジンECU11は、機能ON/OFF切り替えスイッチ21がONか否かを判定する(ST101)。機能ON/OFF切り替えスイッチ21がONでない(ST101:NO)、つまり、OFFと判定した場合は、以下の処理は実行されない。
機能ON/OFF切り替えスイッチ21がONであると判定した場合(ST101:YES)、エンジンECU11は、クルーズコントロールを開始し(ST102)、設定車速減少スイッチ23により設定車速が設定されたか否かを判定する(ST103)。設定車速が設定されていないと判定した場合(ST103:NO)、エンジンECU11は、機能ON/OFF切り替えスイッチ21がOFFされたか否かを判定する(ST104)。機能ON/OFF切り替えスイッチ21がOFFでないと判定した場合(ST104:NO)、処理は、ステップST103へ戻る。つまり、機能ON/OFF切り替えスイッチ21がOFFされるまで、設定車速減少スイッチ23による設定車速の設定待ち状態になる。
設定車速減少スイッチ23により設定車速が設定されたと判定した場合(ST103:YES)、エンジンECU11は、車速センサ12から入力される実車速に所定速度1km/hを加算した速度を設定車速として表示部16に表示する(ST105)。1km/hの速度を実車速に加算するのは、設定車速減少スイッチ23クルーズコントロール走行開始時の車速超過量を抑えることが出来るからである。
このように設定車速が設定されると、エンジンECU11は、設定車速を維持するように目標車速を設定し、走行部14を制御する(ST106)。これにより、車両1は、クルーズコントロール走行状態になる。
このクルーズコントロール走行中に、エンジンECU11は、設定車速の変更指示がされたか否かを判定する(ST107)。具体的には、設定車速増加スイッチ22、又は設定車速減少スイッチ23のいずれかの入力があったか否かを判定する。設定車速の変更指示がなかったと判定した場合(ST107:NO)、エンジンECU11は、キャンセルスイッチ24の入力があったか否かを判定する(ST108)。エンジンECU11がキャンセルスイッチ24の入力がないと判定した場合(ST108:NO)、処理はステップST106に戻る。これにより、設定車速が変更されるか、クルーズコントロール走行がキャンセルされるまで、設定車速を維持するように車両1は走行する。
一方、設定車速の変更指示があったと判定した場合(ST107:YES)、エンジンECU11は、設定車速変更処理を実行する(ST109:設定車速設定手段)。この設定車速変更処理は、図6及び図7を参照して詳細に説明する。なお、図6は、設定車速増加スイッチ22の入力により設定車速を増加させる場合の処理を示すフローチャートであり、図7は、設定車速減少スイッチ23の入力により設定車速を減少させる場合の処理を示すフローチャートである。設定車速変更処理が実行されると、処理はステップST106に戻り、エンジンECU11は、変更された設定車速を維持するように走行部14を制御する。
まず、設定車速を増加させる場合について説明する。図6に示すように、エンジンECU11は、設定車速増加スイッチ22がONか否かを判定する(ST201)。エンジンECU11が、設定車速増加スイッチ22がONではないと判定した場合(ST201:NO)、この処理は終了する。
設定車速増加スイッチ22がONであると判定した場合(ST201:YES)、エンジンECU11は、タイマでタイムカウントを実行する(ST202)。そして、エンジンECU11は、タイマのカウント値が所定時間(0.5秒)以上であるか否かを判定する(ST203:操作判定手段)。所定時間(0.5秒)以上でないと判定した場合(ST203:NO)、エンジンECU11は、設定車速増加スイッチ22がOFFされたか否かを判定する(ST204)。エンジンECU11が、設定車速増加スイッチ22がOFFされていないと判定した場合(ST204:NO)、処理はステップST202へ戻る。
設定車速増加スイッチ22がOFFされたと判定した場合(ST204:YES)、つまり、設定車速増加スイッチ22の入力時間が所定時間(0.5秒)未満である場合、エンジンECU11は、設定車速増加スイッチ22の入力を第1の短押し操作と判定し(ST205)、設定車速の表示を所定単位(1km/h)増加する(ST206)。そして、この処理は終了する。これにより、設定車速増加スイッチ22が入力されてから所定時間(0.5秒)経過時に第1の短押し操作か否かを判定することができる。
一方、ステップST203において、タイマのカウント値が所定時間(0.5秒)以上であると判定した場合(ST203:YES)、エンジンECU11は、第1の長押し操作であると判定し(ST207)、車速センサ12から取得する車両1の実車速に基づいて設定車速を表示する(ST208)。設定車速より実車速が速くなっている場合や遅くなっている場合があるが、エンジンECU11は、実車速に基づいて設定車速及び目標車速を設定したうえで、既述のステップST106の処理により変更される設定車速に実車速が到達するように走行部14の制御が実行される。
そして、エンジンECU11は、入力時間に応じて設定車速を増加する(ST209)。つまり、所定時間が経過する毎に表示部16に表示される設定車速が増加する。次に、エンジンECU11は、設定車速増加スイッチ22がOFFか否かを判定する(ST209)。エンジンECU11が、設定車速増加スイッチ22がOFFでないと判定した場合(ST209:NO)、処理はステップST209へ戻る。一方、エンジンECU11が、設定車速増加スイッチ22がOFFであると判定した場合(ST209:YES)、処理は終了する。これにより、まず、実車速に基づいて設定車速が表示部16に表示されてから、設定車速増加スイッチ22が入力されてからOFFされるまで所定時間(0.5秒経過する)毎に、設定車速が所定単位(1km/h)ずつ増加する。
次に、設定車速を減少させる場合について説明する。図7に示すフローチャートは、設定車速減少スイッチ23の入力により設定車速を減少させる場合の処理であるが、そのステップST301からST310の処理は、設定車速増加スイッチ22が設定車速減速スイッチ23になり、また、設定車速の変化が増加から減少となる点を除いて既述のステップST201からST210処理(参照:図6)とそれぞれ同一であるため、詳細な説明を省略する。つまり、本実施形態の設定車速設定変更処理は、設定車速を増加させるだけでなく(参照:図6)、設定車速を減少させることもできる(参照:図7)。
図8は、本実施形態に係る設定車速増加スイッチ22の入力時の作用の一例を説明するための図である。設定車速減少スイッチ23の入力時は、同様な説明となるため、設定車速増加スイッチ22の入力時の作用の場合のみ説明する。
図8(a)において、縦軸は設定車速増加スイッチ22のON/OFFを示し、横軸は時間Tを示している。時間T1で設定車速増加スイッチ22がONになり、時間T2で設定車速増加スイッチ22がOFFになっている。時間t1は、設定車速増加スイッチ22に対するドライバの操作が、第1の短押し操作であるか、第1の長押し操作であるかを判定する時間である所定判定時間(0.5秒)を示している。
図8(b)において、縦軸は車速を示し、横軸は時間Tを示している。図8(a)と時間Tの流れが一致しているため、時間T1(増加スイッチがOFFからONとなったタイミング),T2(増加スイッチがONからOFFになったタイミング),t1(スイッチ操作後から長押し判定までの判定時間)と同じ符号を用いている。グラフg11は設定車速(初期値V2)、グラフg21は目標車速(初期値V2)、グラフg31は実車速(初期値V0)をそれぞれ示している。また前提として設定車速が実車速よりも大きい状態となっている。
時間T1において設定車速増加スイッチ22がONになるが、このとき、第1の短押し操作であるか、第1の長押し操作であるかの判定が行われない。またその間設定車速g11も初期値のV2から変化しない。そして、時間T1から時間t1(0.5秒)が経過したときに、第1長押し操作であると判定され、目標車速g21として第1長押し操作判定時の実車速g31(V1)が読み込まれ、設定車速g11は初期値V2に所定速度(1km/h)を加算した値が設定される。その後実車速g31が加算した所定速度分の差まで増加してくるまでこの値が設定車速g11として維持しつつ表示され、そして、目標車速g21が増加するとともに後を追うように実車速g31も増加していき、実車速g31に所定車速を加算した速度が設定車速g11となると、設定車速g11は実車速g31に所定車速を加算した値から実車速g31に追従して増加していき、そして時間T2において設定車速g11がその時点での実車速g31に所定速度を加えた値に設定された後、目標車速g21の値は新たに設定車速g11の値に設定されるとともに実車速g31は設定車速g11から嵩上げした所定速度分低い速度(一定の差)で推移しており、さらにその後所定時間が経過すると実車速g31が設定車速g11に略一致するようになる(V4)。これにより、エンジンECU11内の目標車速g21が設定された車速に維持されるようになる。なお、時間t1未満で設定車速増加スイッチ22が離れる短押し判定の場合には、離れたタイミングで設定車速g11に所定車速(1km/h)を加えて表示されることとなる。
これに対して、図9は、設定車速増加スイッチ22が入力されたときに第1の短押し操作であると判定し、その後、所定時間経過したときに第1長押し操作であると判定する場合の、つまり、本実施形態と異なる他の構成例による作用を説明するための図である。
図9(a)において、縦軸は設定車速増加スイッチ22のON/OFFを示し、横軸は時間Tを示している。時間T1で設定車速増加スイッチ22がONになり、時間T2で設定車速増加スイッチ22がOFFになっているのは、図8(a)の場合と同様である。また、時間t1も同様に判定時間として0.5秒である。
図9(b)において、縦軸は車速を示し、横軸は時間Tを示している。図9(a)と時間の流れは一致しているため、同じ符号を用いる。グラフg12は設定車速、グラフg22は目標車速、グラフg32は実車速をそれぞれ示している。
この他の構成例の場合、時間T1で第1の短押し操作であると判定するため、時間T1で設定車速g12及び目標車速g22がそれぞれ1km/h増加する(V3)。そして、時間t1(0.5秒)経過後、第1の長押し操作であると判定する。このタイミングで実車速g32が読み込まれ、設定車速g12として設定される。このため、設定車速g12及び目標車速g22は車速V1まで減少する。そして、その減少した車速V1から入力時間に応じて設定車速g21が増加し、さらに、目標車速g22及び実車速g32も増加する。そして時間T2において設定車速g21が設定された後、所定時間が経過すると、設定車速g21、目標車速g22、実車速g23が略一致するようになる(V4)。これにより、エンジンECU11内の目標車速g22が設定された車速に維持されるようになる。
したがって、図9に示す他の構成例の制御だと、時間T1で第1の短押し操作と判定してから、時間t1後に第1の長押し操作であると判定するため、車速V3に増加した設定車速が一度車速V1に減少し、そして再度増加することで一度反対の挙動をするようになり、表示部16に表示される設定車速がちらつき、ドライバは違和感を生じる。これに対して、本実施形態では、図8に示すように、時間T1から所定の判定時間t1(0.5秒)経過した段階で設定車速増加スイッチ22の入力に対する操作の判定を行うように構成しているため、設定車速のちらつきを防止し、ドライバが違和感を生じない。このような作用は、設定車速減少スイッチ23の入力、つまり、車両1の設定車速を減少させる場合も同様である。
以上説明したように、本実施形態のエンジンECU11は、クルーズコントロール走行中に、設定車速増加スイッチ22の入力がある場合、所定の判定時間t1(0.5秒)を経過する前に設定車速増加スイッチ22の入力が検出できなくなったときは第1の短押し操作であると判定して表示部16に表示する設定車速を1km/h増加させ、所定時間t1以上設定車速増加スイッチ22の入力を検出していたときは第1の長押し操作であると判定して設定車速を入力時間に応じて増加させる。このように、第1の短押し操作であるか、第1の長押し操作であるか否かの判定を時間T1から時間t1経過したときに判定しているため、第1の長押し操作(第2操作)と判定された時点で実車速に所定の速度変化量の分を合計した値を設定速度とし、また第2操作が終了(時間T2におけるスイッチOFF)時にもその時点における実車速に所定の速度変化量の分を合計した値が設定車速となるとともに目標車速もその値となり、第2操作判定時と第2操作終了(スイッチOFF)時に実車速に対して所定の速度変化量分だけ嵩上げされることとなり、設定車速と実車速が所定の速度変化量分だけは離れてともに増加していくこととなり設定車速のちらつきを防止するとともに実車速相当の値を表示することで、スイッチ操作と車両挙動の一致を感じることができドライバに違和感を生じさせないようにすることができる。このような作用効果は、設定車速を減少させる場合も同様に奏することができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態の制御だと、第1又は第2の長押し操作をするときに表示部16に表示される設定車速のちらつきを防止することができるが、例えば、ドライバが設定車速増加スイッチ22を、第1の短押し操作の判定時間である時間t1(0.5秒)を僅かでも超えてONし、その後第1の長押し操作をT2(例えば1秒)でOFFした場合は、設定車速増加スイッチ22を入力したのに設定車速が増加しないという事態が生じる。ドライバが何回設定車速増加スイッチ22を入力しても、全てこのタイミングで設定車速増加スイッチ22をON/OFFした場合は、表示部16に表示される設定車速が全く増加せず、ACC操作部13が故障したのではないかとドライバが誤認する場合も生じ得る。このため、第2の実施形態では、第1及び第2の長押し操作であると判定した時に、設定車速及び目標車速を変化させる制御を追加している。以下では、この制御について説明する。なお、上記第1の実施形態と同一の構成には同一の符号を付すこととし、詳細な説明は省略する。
次に、設定車速増加スイッチ22を所定の判定時間(0.5秒)を僅かに越えた時間(1.0秒)が経過時にOFFしたときに設定車速を所定速度(1km/h)増加させるときの作用について図10から図12を参照して説明する。なお、図10から図12に共通して、設定車速増加スイッチ22は、時間1.0秒のときにONとなり、時間2.0秒のときにOFFになっている場合で説明する。また、図10から図12では、設定車速が示されているが、当該設定車速は、エンジンECU11から表示部16に入力される設定速度であり、表示部16は入力される設定車速を四捨五入してドライバに報知するようになっている。さらに、以下の例では、タイマの計時時間が0.5秒以上である(つまり、第1の短押し操作でない)と判定したタイミングで設定車速及び目標車速を1km/h増加又は減少させる場合で説明する。
図10は、設定車速g13が実車速g33以下である場合を示している。例えば、降坂走行時において、車両1自体の重さにより設定車速より若干実車速が速くなる場合である。
図10には、設定車速g13、目標車速g23、実車速g33の3つが示されている。時間0秒から時間1.5秒までは、設定車速g13及び目標車速g23が61km/hであり、実車速g33が61.5km/hである。このとき、表示部16には設定車速g13として61km/hが表示されている。そして、時間1.5秒で長押し判定がされ実車速61.5kmが読み込まれ、この実車速61.5km/hに所定の速度変化量である1km/hが加算され、新たな設定車速g13及び目標車速g23が共に62.5km/hに設定される。そして、設定車速g13として設定された62.5km/hがエンジンECU11から表示部16に出力され、表示部16で四捨五入されて63km/hが表示される。次に、時間2.0秒にて、設定車速g13が第1の長押し操作による1km/hが加算され62.5km/hから63.5km/hとなる。そして、設定車速増加スイッチ22がOFFとなるため、設定車速g13は、63.5km/hに設定される。この設定車速g13を実現するように、目標車速g23は一旦64.5km/hになるものの設定車速g13に一致するように63.5km/hとなる。そして、新たな目標車速g23を実現するように実車速g33が増加するため、所定時間後に、設定車速g13、目標車速g23、及び実車速g33が一致し、車両1は定速走行をする。
このように設定車速増加スイッチ22が操作される場合において、表示部16に表示される設定車速g13は、61km/h→63km/h→64km/hと遷移するため、降坂走行時において、ドライバが設定車速増加スイッチ22を入力しても表示部16に表示される設定車速が増加しないという事態を防止することができ、ドライバにACC操作部13が故障していると誤認させることを回避することができる。
図11は、実車速g34が設定車速g14−所定の速度変化量(1km/h)以下であり、且つ、実車速g34が設定車速g14未満である場合を示している。例えば、登坂走行時において、車両1自体の重さにより設定車速より若干実車速が遅くなる場合である。
図11には、設定車速g14、目標車速g24、実車速g34、実車速+1km/hの車速g44の4つが示されている。時間0秒から時間1.5秒までは、設定車速g14及び目標車速g24が61km/hであり、実車速が60.5km/hである。時間1.5秒で長押し判定がされた時点で実車速60.5kmを読み込まず、設定車速g14の初期値である61km/hに所定の速度変化量1km/hが加算され、62.0km/hに設定される。そして、設定車速g14として設定された62.0km/hがエンジンECU11から表示部16に出力され、表示部16で表示される。
次に、実車速g34と設定車速g14の速度差が所定の速度変化量以上あるため設定車速g14は維持されたまま、時間1.75秒以降に実車速g34と設定車速g14の速度差が所定の速度変化量となった後に実車速g34とともに増加していき、時間2.0秒時点で設定車速g14が62.5km/hとなる。そして、設定車速増加スイッチ22がOFFとなるため、設定車速g14は62.5km/hに設定される。この設定車速g14を実現するように、目標車速g24は一旦63.5km/hになるものの設定車速g14に一致するように62.5km/hとなる。そして、新たな目標車速g24を実現するように実車速g34が増加するため、所定時間後に、設定車速g14、目標車速g24、及び実車速g34が一致し、車両1は定速走行をする。
このように設定車速増加スイッチ22が操作される場合において、表示部16に表示される設定車速g14は、61km/h→63km/h→63km/hと遷移するため、登坂走行時の実車速g34が設定車速g14−所定の速度変化量(1km/h)以下であり、且つ、実車速g34が設定車速g14未満である場合においては、長押し判定時に設定車速に所定の速度変化量(1km/h)を加えたものを新たな設定車速g14とすることでドライバが設定車速増加スイッチ22を入力しても表示部16に表示される設定車速が増加しないという事態を防止することができ、ドライバにACC操作部13が故障していると誤認させることを回避することができる。
図12は、実車速g35が設定車速g15−所定の速度変化量(1km/h)未満である場合を示している。例えば、図11の場合よりも勾配が急な登坂走行時において、車両1自体の重さにより設定車速g15より実車速g35がさらに遅くなる場合である。このため、ドライバがクルーズコントロール走行の実車速が設定車速よりかなり遅くなっていることを十分に感じ取れる場合である。
図12には、設定車速g15、目標車速g25、実車速g35の3つが示されている。時間0秒から時間1.5秒までは、設定車速g15及び目標車速g25が63km/hであり、実車速が61.5km/hである。時間1.5秒で長押し判定がされた時点で実車速61.5kmが読み込まれ、この実車速61.5km/hに所定の速度変化量1km/hが加算され、新たな設定車速g15及び目標車速g25が共に62.5km/hに設定される。そして、設定車速g15として設定された62.5km/hがエンジンECU11から表示部16に出力され、表示部16で四捨五入されて63km/hが表示される。
次に、時間2.0秒まで長押し操作と判定されるため、長押し操作の増加分(所定時間毎の増加分)1km/hが加算され、設定車速g15が62.5km/hから63.5km/hとなる。そして、設定車速増加スイッチ22がOFFとなるため、設定車速g14は63.5km/hに設定される。この設定車速g15を実現するように、目標車速g25は一旦64km/hになるものの設定車速g15に一致するように63.5km/hとなる。そして、新たな目標車速g25を実現するように実車速g35が増加するため、所定時間後に、設定車速g14、目標車速g24、及び実車速g34が一致し、車両1は定速走行をする。
このように設定車速増加スイッチ22が操作される場合において、表示部16に表示される設定車速g15は、63km/h→63km/h→64km/hと変化するため、図11の場合より更に急な登坂走行時においても、ドライバが設定車速増加スイッチ22を入力しても表示部16に表示される設定車速が増加しないという事態を防止することができ、ドライバにACC操作部13が故障していると誤認させることを回避することができる。
なお、実車速g35と設定車速g15との速度差が図14に示す場合よりも大きくなると、例えば、63km/h→62km/h→64km/hのように、設定車速増加スイッチ22を入力したにも関わらず表示部16の設定車速の表示が減少する場合が生じ可能性がある。しかし、このような状況は、さらに急勾配の登坂走行時になるため、実車速が設定車速よりかなり遅くなっていることを速度メータ15により確認することができ、ドライバの認識もACC操作部13が故障したと感じるには至らない。
なお、図10から図12では、設定車速増加スイッチ22により設定車速を増加させる場合で説明したが、設定車速減少スイッチ23により設定速度を減少させる場合にも同様な効果を奏することができる。
以上説明したように、エンジンECU11は、設定車速増加スイッチ22又は設定車速減少スイッチ23を入力して表示部16に表示される設定車速の設定を変更するときに、設定車速のちらつきを防止させ、ドライバにACC操作部13が故障していると誤認する等の違和感を発生させることを回避することができる。
この発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、上述した実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。さらに、異なる実施形態の構成を組み合わせてもよい。
1…車両、11…エンジンECU、12…車速センサ、13…ACC操作部、14…走行部、15…速度メータ、16…表示部、21…機能ON/OFFスイッチ、22…設定車速増加スイッチ(変更手段)、23…設定車速減少スイッチ(変更手段)、24…キャンセルスイッチ、30…ステアリングホイール、31…回転中心部、31a,31b,31c…連結部、g11〜g15…設定車速、g21〜g25…目標車速、g31〜g35…実車速、g44…実車速+1km/hの車速、T…時間

Claims (6)

  1. 車両の車速を設定された設定車速に保つように走行を制御する車両制御装置であって、
    実車速を検出する車速センサと、
    前記設定車速を表示する表示手段と、
    前記設定車速を変更する変更手段と、
    前記変更手段の入力時間が所定時間未満である場合に第1操作、前記変更手段の入力時間が前記所定時間経過すると第2操作と判定する操作判定手段と、
    前記操作判定手段により前記第2操作と判定した場合に、前記設定車速を前記実車速と所定速度の合計値に変化させる設定車速設定手段と、
    を備えることを特徴とする車両制御装置。
  2. 前記所定速度は、前記第1操作により増減される所定の速度変化量である
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両制御装置。
  3. 前記設定車速設定手段は、
    前記第2操作の終了時点における前記設定車速を前記実車速と所定速度の合計値とする
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の車両制御装置。
  4. 前記設定車速設定手段は、
    前記第2操作と判定後、前記第2操作の終了までの間、前記設定車速を前記実車速に対し前記所定速度分の速度差を維持しつつ変化させていく
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車両制御装置。
  5. 前記設定車速設定手段は、
    前記第2操作判定時の前記設定車速と前記実車速の速度差が前記所定速度以上ある場合には、前記設定車速と前記実車速との差が前記所定速度となるまで前記設定車速を維持する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の車両制御装置。
  6. 前記設定車速設定手段は、
    前記実車速が前記設定車速から所定速度を減算した値以下で、且つ、前記実車速が前記設定車速未満である場合に、前記第2操作判定時点の前記設定車速に前記所定速度を加えたものを新たな設定車速とする
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の車両制御装置。
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