JPH03213174A - 塗装乾燥炉装置 - Google Patents
塗装乾燥炉装置Info
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- JPH03213174A JPH03213174A JP2260254A JP26025490A JPH03213174A JP H03213174 A JPH03213174 A JP H03213174A JP 2260254 A JP2260254 A JP 2260254A JP 26025490 A JP26025490 A JP 26025490A JP H03213174 A JPH03213174 A JP H03213174A
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- drying
- drying furnace
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C15/00—Enclosures for apparatus; Booths
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は塗装乾燥炉装置に関するものである。
(従来技術)
塗装ラインにおいては、一般に、被塗物に塗料を塗布す
る塗装工程と、該塗装工程で塗布された塗料を焼付乾燥
させる焼付工程と、を備えている。そして、塗料の種類
によっては、例えば熱硬化型塗料の場合は、塗装工程と
焼付工程との間に、常温あるいはそれよりも若干高い温
度で塗料を乾燥させるセツティング工程とを備えている
。
る塗装工程と、該塗装工程で塗布された塗料を焼付乾燥
させる焼付工程と、を備えている。そして、塗料の種類
によっては、例えば熱硬化型塗料の場合は、塗装工程と
焼付工程との間に、常温あるいはそれよりも若干高い温
度で塗料を乾燥させるセツティング工程とを備えている
。
ところで、特開昭63−178871号公報には、塗装
工程においてダレ限界以上の厚さに塗料を塗布し、焼付
工程において被塗物を略水平軸線回りに回転させること
によって、ブレを防止しつつ塗膜厚さを極めて厚(して
、塗装面の平滑性を高めることが提案されている。この
ような塗装技術を実用化するに際しては、上記公報にも
記載されているように、被塗物を搬送する搬送台車が、
当該被塗物な略水平軸線回りに回転させるための回転装
置を備えたものすなわち回転用台車として構成される。
工程においてダレ限界以上の厚さに塗料を塗布し、焼付
工程において被塗物を略水平軸線回りに回転させること
によって、ブレを防止しつつ塗膜厚さを極めて厚(して
、塗装面の平滑性を高めることが提案されている。この
ような塗装技術を実用化するに際しては、上記公報にも
記載されているように、被塗物を搬送する搬送台車が、
当該被塗物な略水平軸線回りに回転させるための回転装
置を備えたものすなわち回転用台車として構成される。
そして、ダレ限界以上の厚さに塗料が塗布された被塗物
は、上記回転用台車に保持されつつ、焼付乾燥炉を通過
することになる。
は、上記回転用台車に保持されつつ、焼付乾燥炉を通過
することになる。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記回転用台車は1回転装置を有しない
一般台車に比して極めて高価となる。自動車の昇温時間
を加味すると、自動車1台を焼付乾燥させるために、約
35分必要となるため、焼付乾燥炉はかなり長くなり、
必要とされる回転用台車の数はかなりのものとなる。こ
の点において何等かの対策が望まれることになる。
一般台車に比して極めて高価となる。自動車の昇温時間
を加味すると、自動車1台を焼付乾燥させるために、約
35分必要となるため、焼付乾燥炉はかなり長くなり、
必要とされる回転用台車の数はかなりのものとなる。こ
の点において何等かの対策が望まれることになる。
したがって、本発明の目的は、焼付乾燥の際に要する回
転用台車の数を極力少なくし得るようにした塗装焼付乾
燥炉装置を提供することにある。
転用台車の数を極力少なくし得るようにした塗装焼付乾
燥炉装置を提供することにある。
(発明の構成、作用)
上記目的を達成するため、本発明にあっては次のような
構成としである。すなわち、 焼付乾燥炉が、第1乾燥炉と第2乾燥炉との分割構成と
され、 前記第1乾燥炉を通過するように第1搬送ラインが設定
され、 前記第1搬送ラインと独立して設けられた第2搬送ライ
ンが、前記第2乾燥炉を通過するように設定され、 前記第1搬送ラインを走行される被塗物搬送用の搬送台
車が、被塗物を略水平軸線回りに回転させる回転装置を
備えた回転用台車とされ、前記第2搬送ラインを走行さ
れる被塗物搬送用の搬送台車が、前記回転装置を有しな
い一般台車とされ、 前記第1乾燥炉を通過した後の前記回転用台車に保持さ
れた被塗物を、前記第2乾燥炉の手前位置において前記
一般用台車に移載する移載装置が設けられている、 ような構成としである。
構成としである。すなわち、 焼付乾燥炉が、第1乾燥炉と第2乾燥炉との分割構成と
され、 前記第1乾燥炉を通過するように第1搬送ラインが設定
され、 前記第1搬送ラインと独立して設けられた第2搬送ライ
ンが、前記第2乾燥炉を通過するように設定され、 前記第1搬送ラインを走行される被塗物搬送用の搬送台
車が、被塗物を略水平軸線回りに回転させる回転装置を
備えた回転用台車とされ、前記第2搬送ラインを走行さ
れる被塗物搬送用の搬送台車が、前記回転装置を有しな
い一般台車とされ、 前記第1乾燥炉を通過した後の前記回転用台車に保持さ
れた被塗物を、前記第2乾燥炉の手前位置において前記
一般用台車に移載する移載装置が設けられている、 ような構成としである。
このような構成とすることによって、塗料のダレが生じ
易くて被塗物の回転が必要とされる焼付前期の期間のみ
、回転用台車を利用して第1乾燥炉によって焼付乾燥が
行なわれる。そして、もはや被塗物を回転させなくても
塗料のダレを生じなくなった焼付後期には、一般台車を
利用して第2乾燥炉によって焼付乾燥が行なわれる。
易くて被塗物の回転が必要とされる焼付前期の期間のみ
、回転用台車を利用して第1乾燥炉によって焼付乾燥が
行なわれる。そして、もはや被塗物を回転させなくても
塗料のダレを生じなくなった焼付後期には、一般台車を
利用して第2乾燥炉によって焼付乾燥が行なわれる。
(発明の効果)
本発明は、極めて高価な回転用台車の数を少なくとも第
2乾燥炉を通過する長さ分に相当する台数だけ低減して
、装置全体として安価に構成することができる。
2乾燥炉を通過する長さ分に相当する台数だけ低減して
、装置全体として安価に構成することができる。
(実施例)
以下本発明の実施例を添付した図面に基づいて説明する
。
。
支生皇或
第1図において、Llは第1搬送ラインで、この第1搬
送ラインには、その搬送方向に沿って順次、移載ステー
ションS2、塗装ブースA、第1焼付乾燥炉B1が配置
されている。この第1搬送ラインLLは、エンドレス形
式とされて、後述するように回転用台車DIが走行され
るものである。
送ラインには、その搬送方向に沿って順次、移載ステー
ションS2、塗装ブースA、第1焼付乾燥炉B1が配置
されている。この第1搬送ラインLLは、エンドレス形
式とされて、後述するように回転用台車DIが走行され
るものである。
上記移載ステーションS2では、中塗工程を経た後の被
塗物としての自動車用ボディWが、中塗用の搬送ライン
LMから第1搬送ラインL1すなわち後述する回転用台
車DJへと移載される。また、上記塗装ブースAでは、
中塗終了後のボディWに対して上塗塗料が吹付けられる
もので、ここでは、焼付工程においてダレを生じる以上
の厚さすなわちダレ限界以上の厚さに塗料が吹付けられ
る(一般には静電霧化塗装)。上記第1乾燥炉B1は、
ダレ限界以上の厚さに吹付けられた上塗塗料がもはやダ
レを生じなくなるまで硬化する時間に相当する長さを有
している。そして、実施例では、この第1乾燥炉B1は
、後述するように遠赤外線式とされている。また、実施
例では、上塗り塗料として熱硬化型塗料を用いている関
係上、塗装ブースAと第1乾燥炉B1との間の第1搬送
うインLlの長さが、セツティング工程に必要な時間に
相当する長さとされている。
塗物としての自動車用ボディWが、中塗用の搬送ライン
LMから第1搬送ラインL1すなわち後述する回転用台
車DJへと移載される。また、上記塗装ブースAでは、
中塗終了後のボディWに対して上塗塗料が吹付けられる
もので、ここでは、焼付工程においてダレを生じる以上
の厚さすなわちダレ限界以上の厚さに塗料が吹付けられ
る(一般には静電霧化塗装)。上記第1乾燥炉B1は、
ダレ限界以上の厚さに吹付けられた上塗塗料がもはやダ
レを生じなくなるまで硬化する時間に相当する長さを有
している。そして、実施例では、この第1乾燥炉B1は
、後述するように遠赤外線式とされている。また、実施
例では、上塗り塗料として熱硬化型塗料を用いている関
係上、塗装ブースAと第1乾燥炉B1との間の第1搬送
うインLlの長さが、セツティング工程に必要な時間に
相当する長さとされている。
前記第1搬送ラインL1とは別個独立して、第2搬送ラ
インL2が設けられている。この第2搬送ラインL2は
、エンドレス式とされて、第2焼付乾燥炉B2を通過す
るように設定されている。
インL2が設けられている。この第2搬送ラインL2は
、エンドレス式とされて、第2焼付乾燥炉B2を通過す
るように設定されている。
この第2搬送ラインL2には、第2乾燥炉B2の手前に
おいて移載ステーションSlが構成され、第2乾燥炉B
2の下流に移載ステーションS3が構成されている。こ
のような第2搬送ラインL2には1回転装置をnしない
一般台屯D2が走行される。なお、第2乾燥炉B2は、
第1乾燥炉Blよりもなり長いものとされ、かつ実施例
では既知の温風式とされている。
おいて移載ステーションSlが構成され、第2乾燥炉B
2の下流に移載ステーションS3が構成されている。こ
のような第2搬送ラインL2には1回転装置をnしない
一般台屯D2が走行される。なお、第2乾燥炉B2は、
第1乾燥炉Blよりもなり長いものとされ、かつ実施例
では既知の温風式とされている。
第1図に示す塗装ラインにおいて、中塗が終了されたボ
ディWは、一般台車により搬送ライン17Mに沿って搬
送されて、移載ステーションS2において、第1搬送ラ
インLl上の回転用台車DIに移載される。この回転用
台車D1に移載されたボディWは、先ず塗装ブースにお
いて、上塗塗料〔実施例では熱硬化型塗料)がダレ限界
以上の厚さに吹付けられる。この後、塗装ブースAから
第1乾燥炉Blまでの間を通過する際に、塗料中の溶剤
が適度に揮発される(セツティング)。第1乾燥炉B1
に入ると、遠赤外線による焼付乾燥が行なわれる。この
第1乾燥炉B1を通過する間は、ボディWは略水平軸線
(水平軸線に対して30°程度傾斜していてもよいが、
好ましくは10°以下の傾斜角度とするのがよい)回り
に回転されて、塗料のダレ発生が防止される。そして、
第1乾燥炉B1を通過した直後の状態では、塗料はもは
やダレを生じない程度に乾燥されている。なお、第1乾
燥炉Blに入る前からボディWを略水平軸線回りに回転
させるようにしてもよい(セツティング中に塗料のダレ
が生じるおそれがある場合)。
ディWは、一般台車により搬送ライン17Mに沿って搬
送されて、移載ステーションS2において、第1搬送ラ
インLl上の回転用台車DIに移載される。この回転用
台車D1に移載されたボディWは、先ず塗装ブースにお
いて、上塗塗料〔実施例では熱硬化型塗料)がダレ限界
以上の厚さに吹付けられる。この後、塗装ブースAから
第1乾燥炉Blまでの間を通過する際に、塗料中の溶剤
が適度に揮発される(セツティング)。第1乾燥炉B1
に入ると、遠赤外線による焼付乾燥が行なわれる。この
第1乾燥炉B1を通過する間は、ボディWは略水平軸線
(水平軸線に対して30°程度傾斜していてもよいが、
好ましくは10°以下の傾斜角度とするのがよい)回り
に回転されて、塗料のダレ発生が防止される。そして、
第1乾燥炉B1を通過した直後の状態では、塗料はもは
やダレを生じない程度に乾燥されている。なお、第1乾
燥炉Blに入る前からボディWを略水平軸線回りに回転
させるようにしてもよい(セツティング中に塗料のダレ
が生じるおそれがある場合)。
ここで、ボディWの回転速度は、所定の下限値と上限値
との間に設定されるが、この下限値はダレが生じる前に
ダレを生じようとする部分が少なくとも垂直状態から水
平状態となるような回転速度であり、上限値は回転に起
因する遠心力によってダレが生じない範囲でもつとも大
きい回転速度である。なお、回転速度の上限値としては
、回転先端部分において380cm/秒以下となるよう
にするのが好ましい。また、ボディWの回転は、一方向
への連続あるいは間欠回転でもよく、あるいは一方向へ
回転させた後反対方向に回転させる正逆回転でもよい(
この正逆回転も連続したものであっても、間欠的なもの
であってもよい)。
との間に設定されるが、この下限値はダレが生じる前に
ダレを生じようとする部分が少なくとも垂直状態から水
平状態となるような回転速度であり、上限値は回転に起
因する遠心力によってダレが生じない範囲でもつとも大
きい回転速度である。なお、回転速度の上限値としては
、回転先端部分において380cm/秒以下となるよう
にするのが好ましい。また、ボディWの回転は、一方向
への連続あるいは間欠回転でもよく、あるいは一方向へ
回転させた後反対方向に回転させる正逆回転でもよい(
この正逆回転も連続したものであっても、間欠的なもの
であってもよい)。
回転用台車D1が移載ステーションSlにくると1回転
用台車DI上のボディWが、搬送ラインL2に沿って走
行される一般台車D2へと移載される。この一般台車D
2により搬送されるボディWが第2乾燥炉B2を通過す
る間焼付乾燥が行なわれ、この第2乾燥炉B2からボデ
ィWが出たときは、焼付乾燥終了となる。
用台車DI上のボディWが、搬送ラインL2に沿って走
行される一般台車D2へと移載される。この一般台車D
2により搬送されるボディWが第2乾燥炉B2を通過す
る間焼付乾燥が行なわれ、この第2乾燥炉B2からボデ
ィWが出たときは、焼付乾燥終了となる。
一般台車D2が第2乾燥炉B2を出て移載ステーション
S3にくると、ボディWは、搬送ライン上2上の一般台
車D2から組立ラインLS上の−M台車へと移載されて
、既知の組立工程へと搬送されてい(。
S3にくると、ボディWは、搬送ライン上2上の一般台
車D2から組立ラインLS上の−M台車へと移載されて
、既知の組立工程へと搬送されてい(。
二股立厘
一般台車D2は、通常の塗装ラインにおいて用いている
ものと同様の構造とされており、その−例を第4図に示
しである。すなわち、一般台車D2は、基体71を有し
て、この基体71は、これに設けた走行車輪72を利用
して第2搬送ラインL2としてのレール81上を走行自
在とされる。
ものと同様の構造とされており、その−例を第4図に示
しである。すなわち、一般台車D2は、基体71を有し
て、この基体71は、これに設けた走行車輪72を利用
して第2搬送ラインL2としてのレール81上を走行自
在とされる。
この基体71からは支柱73が立設され、この支柱73
を介して、ボディWがそのサイドシル部分でもって一般
台車D2に支持される。なお、一般台車D2は、基体7
1に連結されたチェーン82によって、走行駆動力が与
えられる。
を介して、ボディWがそのサイドシル部分でもって一般
台車D2に支持される。なお、一般台車D2は、基体7
1に連結されたチェーン82によって、走行駆動力が与
えられる。
1帆旦立厘
回転用台車DIの一例について、回転用治具と共に説明
する。
する。
先ず、ボディWを回転用台車Diに対して水平方向に回
転可能に支持させるために用いる治具の具体例について
説明する。
転可能に支持させるために用いる治具の具体例について
説明する。
第5図は、ボディWの前部に取付けられる前側の治具l
Fを示す。この治具IFは、左右一対の取付用ブラケッ
ト2と、この左右の各ブラケット2に溶接された左右一
対のステー3と、左右一対のステ−3同士を連結する連
結バー4と、連結バー4に一体化された回転軸5と、を
有する。このような治具IFは、そのブラケット2部分
を、ボディWの前部強度部材、例えばフロントサイドフ
レーム11の前端部に固定される。すなわち、フロント
サイドフレーム11には、通常バンバ(図示略)取付用
のブラケット12が溶接されているので、このボディW
側のブラケット12に対して、上記ブラダ・ット2をボ
ルト(図示略)を利用して固定する。
Fを示す。この治具IFは、左右一対の取付用ブラケッ
ト2と、この左右の各ブラケット2に溶接された左右一
対のステー3と、左右一対のステ−3同士を連結する連
結バー4と、連結バー4に一体化された回転軸5と、を
有する。このような治具IFは、そのブラケット2部分
を、ボディWの前部強度部材、例えばフロントサイドフ
レーム11の前端部に固定される。すなわち、フロント
サイドフレーム11には、通常バンバ(図示略)取付用
のブラケット12が溶接されているので、このボディW
側のブラケット12に対して、上記ブラダ・ット2をボ
ルト(図示略)を利用して固定する。
一方、ボディWの後部に取付けられる後側の治具IRを
、第6図に示しである。この後側の治具1Rも前側の治
具IFと同じような構成とされ、この前側治具IFに対
応した構成要素には同一符号を付しである。この後側の
治具IRのボディWに対する取付けは、そのブラケット
2をボディW後端部にある強度部材としてのフロアフレ
ーム13に対してボルトによって固定することにより行
なわれる。勿論、上記フロアフレーム13後端部には、
一般にバンバが取付けられる関係上詰バンパ取付用のブ
ラケットがあらしめ溶接されているので、このバンパ取
付用ブラケットを利用して後側治具IRの取付を行なう
こともできる。
、第6図に示しである。この後側の治具1Rも前側の治
具IFと同じような構成とされ、この前側治具IFに対
応した構成要素には同一符号を付しである。この後側の
治具IRのボディWに対する取付けは、そのブラケット
2をボディW後端部にある強度部材としてのフロアフレ
ーム13に対してボルトによって固定することにより行
なわれる。勿論、上記フロアフレーム13後端部には、
一般にバンバが取付けられる関係上詰バンパ取付用のブ
ラケットがあらしめ溶接されているので、このバンパ取
付用ブラケットを利用して後側治具IRの取付を行なう
こともできる。
上記、前後の治具IFとIRとは、ボディWに対する取
付状態において、その回転軸5同士がボディWの前後方
向に伸びる同一直線上に位置するようにされる。この同
一直線がボディWの回転軸線βどなるもので、好ましく
は、この回転軸線βがボディWの重心G(第7図参照)
を通るようにされている。なお、回転軸線君が重心Gを
通ることにより、ボディWの回転の際に、回転速度の大
きな変動が防止される。これにより、ボディWには、回
転変動に伴なう衝撃が発生するのが防止され、ダレ防止
上より好ましいものとなる。
付状態において、その回転軸5同士がボディWの前後方
向に伸びる同一直線上に位置するようにされる。この同
一直線がボディWの回転軸線βどなるもので、好ましく
は、この回転軸線βがボディWの重心G(第7図参照)
を通るようにされている。なお、回転軸線君が重心Gを
通ることにより、ボディWの回転の際に、回転速度の大
きな変動が防止される。これにより、ボディWには、回
転変動に伴なう衝撃が発生するのが防止され、ダレ防止
上より好ましいものとなる。
なお、前後の治具IF、IRは、車種(ボディWの種類
)に応じて専用のものがあらかじめ用意される。
)に応じて専用のものがあらかじめ用意される。
第7図において、回転用台車D1は基台21を有し、こ
の基台21に取付けられた車輪22が、搬送ラインL1
としてのレール23上を走行される。この基台21は、
走行方向前側から後側(第7図右側から左側)へ順次、
それぞれ上方へ向けて伸びる1本の前支柱24.2本の
中間支柱25.26、および1本の後支柱27を有し、
中間支柱25.26と後支柱27との間が、前後方向に
大きく間隔のあいた支持空間28とされている。
の基台21に取付けられた車輪22が、搬送ラインL1
としてのレール23上を走行される。この基台21は、
走行方向前側から後側(第7図右側から左側)へ順次、
それぞれ上方へ向けて伸びる1本の前支柱24.2本の
中間支柱25.26、および1本の後支柱27を有し、
中間支柱25.26と後支柱27との間が、前後方向に
大きく間隔のあいた支持空間28とされている。
ボディWは、上記支持空間28に配設され、その前部が
、前治具IFを利用して中間支柱26に対して回転自在
に支持される一方、その後部が、後治具IRを利用して
後支柱27に回転自在に支持される。
、前治具IFを利用して中間支柱26に対して回転自在
に支持される一方、その後部が、後治具IRを利用して
後支柱27に回転自在に支持される。
前後の治具IF、IR(の回転軸5)は、上下方向から
支柱26.27に対して係脱自在とされると共に、後側
の治具IRが回転軸線!方向に不動として係合される。
支柱26.27に対して係脱自在とされると共に、後側
の治具IRが回転軸線!方向に不動として係合される。
このため、中間支柱26にはその上端面に開口する切欠
き26aが形成される一方(第10図〜第12図参照)
、後支柱27にはその上端面に開口する切欠き27aが
形成されている(第10図、第14図、第15図参照)
。この両切欠き26a、27aは、治具IF、IRの回
転軸5が嵌合し得る大きさとされている。そして、後側
治具IRの回転軸5にはフランジ部5aが形成される一
方、後支柱27には前記切欠き27aに連通ずるフラン
ジ部5aに対応した形状の切欠き27bが形成されてい
る。これにより、後治具IRは、後支柱27の切欠き2
7a、27bに対して、上下方向から係脱されると共に
、フランジ部5aのストッパ作用によって後支柱27に
対して前後方向に不動とされる。なお、ボディWに対す
る回転力の付与は、前側治具IFの回転軸5を介して行
われ、このため前治具IFの回転軸5先端部には、後述
する接続部5b(第5図をも参照)が形成されている。
き26aが形成される一方(第10図〜第12図参照)
、後支柱27にはその上端面に開口する切欠き27aが
形成されている(第10図、第14図、第15図参照)
。この両切欠き26a、27aは、治具IF、IRの回
転軸5が嵌合し得る大きさとされている。そして、後側
治具IRの回転軸5にはフランジ部5aが形成される一
方、後支柱27には前記切欠き27aに連通ずるフラン
ジ部5aに対応した形状の切欠き27bが形成されてい
る。これにより、後治具IRは、後支柱27の切欠き2
7a、27bに対して、上下方向から係脱されると共に
、フランジ部5aのストッパ作用によって後支柱27に
対して前後方向に不動とされる。なお、ボディWに対す
る回転力の付与は、前側治具IFの回転軸5を介して行
われ、このため前治具IFの回転軸5先端部には、後述
する接続部5b(第5図をも参照)が形成されている。
基台21からは、下方へ向けてステー29が突設され、
このステー29の下端部に、牽引用ワイヤ30が連結さ
れている。このワイヤ30は、工ンドレス式とされて、
図示を略すモータにより一方向に駆動され、これにより
回転用台車D1が所定の搬送方向に駆動される。勿論、
上記モータは、防爆の観点上安全な箇所に設置されてい
る。
このステー29の下端部に、牽引用ワイヤ30が連結さ
れている。このワイヤ30は、工ンドレス式とされて、
図示を略すモータにより一方向に駆動され、これにより
回転用台車D1が所定の搬送方向に駆動される。勿論、
上記モータは、防爆の観点上安全な箇所に設置されてい
る。
ボディWの回転は、実施例では、回転用台車DIの移動
を利用して、すなわち回転用台車Diの走行路面23に
対する変位を利用して行われる。
を利用して、すなわち回転用台車Diの走行路面23に
対する変位を利用して行われる。
この回転用台車DIの変位を回転として取出すための回
転取出機構31が、次のようにして構成されている。す
なわち、回転取出機構31は、基台21に上下方向に伸
ばして回転自在に支持された回転軸32と、回転軸32
の下端部に固定されたスプロケット33と、スプロケッ
ト33に噛合されたチェーン34と、から構成されてい
る。このチェーン34は、前記ワイヤ30と並列に、走
行路面23に対して不動状態で配設されている。これに
より、台車りがワイヤ30を介して牽引されると、チェ
ーン34が不動であるため、このチェーン34に噛合う
スプロケット33したがつて回転軸32が回転される。
転取出機構31が、次のようにして構成されている。す
なわち、回転取出機構31は、基台21に上下方向に伸
ばして回転自在に支持された回転軸32と、回転軸32
の下端部に固定されたスプロケット33と、スプロケッ
ト33に噛合されたチェーン34と、から構成されてい
る。このチェーン34は、前記ワイヤ30と並列に、走
行路面23に対して不動状態で配設されている。これに
より、台車りがワイヤ30を介して牽引されると、チェ
ーン34が不動であるため、このチェーン34に噛合う
スプロケット33したがつて回転軸32が回転される。
上記回転軸32の回転を、前側治具IF(の回転軸5)
に伝達するための伝動機構35が、次のようにして構成
されている。すなわち、伝動機構35は、前記前支柱2
4の後面に固定されたケーシング36と、ケーシング3
6に横方向1前後方向)に伸ばして回転自在に支持され
た回転軸37と、この回転軸37と前記上回転軸32と
を連動させる一対のベベルギア38.39と、前記中間
支柱25に対して回転自在かつ前後方向に摺動自在に保
持された連結軸40と、を有する。この連結軸40は、
回転軸37に対してスプライン結合され(この係合部を
第7図中管号41で示す)、これにより回転軸32が回
転されると、連結軸40も回転されることになる。勿論
、回転軸37と連結軸40とは、回転軸線a上に位置す
るように設置されている。
に伝達するための伝動機構35が、次のようにして構成
されている。すなわち、伝動機構35は、前記前支柱2
4の後面に固定されたケーシング36と、ケーシング3
6に横方向1前後方向)に伸ばして回転自在に支持され
た回転軸37と、この回転軸37と前記上回転軸32と
を連動させる一対のベベルギア38.39と、前記中間
支柱25に対して回転自在かつ前後方向に摺動自在に保
持された連結軸40と、を有する。この連結軸40は、
回転軸37に対してスプライン結合され(この係合部を
第7図中管号41で示す)、これにより回転軸32が回
転されると、連結軸40も回転されることになる。勿論
、回転軸37と連結軸40とは、回転軸線a上に位置す
るように設置されている。
前記連結軸40は、前側治具IFの回転軸5に対して、
係脱される。すなわち、第10図〜第12図に示すよう
に、前治具IF用回転軸5の先端部には、十字形の接続
部5bが形成される一方、連結軸40の端部には、第1
0図、第13図に示すようにこの接続部5・bががたつ
きな(嵌合される係合凹所40cを有するボックス部4
0aが形成されている。したがって、例えば空気圧式の
シリンダ42によってロッド43を介して連結軸40を
摺動させることによって、上記ボックス部40a(係合
凹所40c)と接続部5bとが係脱され、その係合時に
連結軸40と回転軸5とが一体回転可能とされる。なお
、上記ロッド43は、第10図に示すように、連結軸4
0の回転を阻害しないように、ボックス部40aの外周
に形成された環状溝40b内に嵌入されている。
係脱される。すなわち、第10図〜第12図に示すよう
に、前治具IF用回転軸5の先端部には、十字形の接続
部5bが形成される一方、連結軸40の端部には、第1
0図、第13図に示すようにこの接続部5・bががたつ
きな(嵌合される係合凹所40cを有するボックス部4
0aが形成されている。したがって、例えば空気圧式の
シリンダ42によってロッド43を介して連結軸40を
摺動させることによって、上記ボックス部40a(係合
凹所40c)と接続部5bとが係脱され、その係合時に
連結軸40と回転軸5とが一体回転可能とされる。なお
、上記ロッド43は、第10図に示すように、連結軸4
0の回転を阻害しないように、ボックス部40aの外周
に形成された環状溝40b内に嵌入されている。
以上のような構成によって、連結軸40を第7図右側へ
変位させた状態で、ボディWを回転用台車Diに対して
下降させることにより、前後の治具IF、IRの各回転
軸5が、中間支柱26.27によって回転自在かつ前後
方向に不動状態で支持される。この後、連結軸40(係
止凹所4゜C)が、前治具IFにおける回転軸5(の接
続部5b)に係合される。これにより、回転用台車D1
をワイヤ30を介して牽引すれば、ボディWが所定の水
平軸線2を中心にして回転されることになる。なお、ボ
ディWの回転用台車DIからの取外しは、上記した手順
とは逆の手順で行えばよい。
変位させた状態で、ボディWを回転用台車Diに対して
下降させることにより、前後の治具IF、IRの各回転
軸5が、中間支柱26.27によって回転自在かつ前後
方向に不動状態で支持される。この後、連結軸40(係
止凹所4゜C)が、前治具IFにおける回転軸5(の接
続部5b)に係合される。これにより、回転用台車D1
をワイヤ30を介して牽引すれば、ボディWが所定の水
平軸線2を中心にして回転されることになる。なお、ボ
ディWの回転用台車DIからの取外しは、上記した手順
とは逆の手順で行えばよい。
移Jd装置
少なくとも移載ステーションs1において用いられる移
載装置の一例を、第2図、第3図に示しである。
載装置の一例を、第2図、第3図に示しである。
この移載装置は、実質的にリフタ51によって構成され
る。このリフタ51は、左右一対のガイドボスト52と
、各ガイドボスト52に上下駆動されるように取付けら
れた基台53と、この各基台53より、それぞれ伸縮し
得るように駆動される支持脚54と、を有する。この各
支持脚54は、それぞれ、台車の移動方向に隔置された
前後一対の支持部54aを有する。
る。このリフタ51は、左右一対のガイドボスト52と
、各ガイドボスト52に上下駆動されるように取付けら
れた基台53と、この各基台53より、それぞれ伸縮し
得るように駆動される支持脚54と、を有する。この各
支持脚54は、それぞれ、台車の移動方向に隔置された
前後一対の支持部54aを有する。
以−ヒのような構成において、第1搬送ラインLlから
のボディWを支持した回転用台車D1が、移載ステーシ
ョンSlで停止される。回転用台車D1が停止されると
、最下方にある基台53より支持脚54が伸ばされた後
、基台53が上昇動される。これにより、第2図、第3
図に示すように、回転用台車Dl上のボディWは、支持
脚54の支持部54aによってボディWのサイドシルあ
るいはフロアフレーム部分を支承されつつ、回転用台車
DIから持ち上げられて高い位置へと上昇される。この
後、第2搬送ライン用L2の一般台車りが移載ステーシ
ョンS1に位置される。この後は、基台53を下降させ
て、ボディWを一般台車D2に移載する。そして、次の
移載に備えて、支持脚54が縮長される(第2図−点鎖
線参照)。このようにして、回転用台車′ lから一般
台車D2へとボディWが移載される。
のボディWを支持した回転用台車D1が、移載ステーシ
ョンSlで停止される。回転用台車D1が停止されると
、最下方にある基台53より支持脚54が伸ばされた後
、基台53が上昇動される。これにより、第2図、第3
図に示すように、回転用台車Dl上のボディWは、支持
脚54の支持部54aによってボディWのサイドシルあ
るいはフロアフレーム部分を支承されつつ、回転用台車
DIから持ち上げられて高い位置へと上昇される。この
後、第2搬送ライン用L2の一般台車りが移載ステーシ
ョンS1に位置される。この後は、基台53を下降させ
て、ボディWを一般台車D2に移載する。そして、次の
移載に備えて、支持脚54が縮長される(第2図−点鎖
線参照)。このようにして、回転用台車′ lから一般
台車D2へとボディWが移載される。
なお、ボディWの移載時には、台車DIあるいはD2を
前後、左右方向がらクランプする位置決め装置等によっ
て所定位置に不動状態でしっかりと固定しておくのが好
ましい。また、移載装置としては、高所を間欠送りされ
るハンガを有するものとして、リフタ51により一端ハ
ンガへ移し替えた後、このハンガによりボディWを第2
搬送ラインL2用の一般台車りの2上方へ移動させ、こ
の位置で再びリフタを利用してハンガから一般台車D2
へとボディを移載するようにしてもよい。
前後、左右方向がらクランプする位置決め装置等によっ
て所定位置に不動状態でしっかりと固定しておくのが好
ましい。また、移載装置としては、高所を間欠送りされ
るハンガを有するものとして、リフタ51により一端ハ
ンガへ移し替えた後、このハンガによりボディWを第2
搬送ラインL2用の一般台車りの2上方へ移動させ、こ
の位置で再びリフタを利用してハンガから一般台車D2
へとボディを移載するようにしてもよい。
上述のような移載装置は、移載ステーションSIあるい
はS3にも同様に用いられる。
はS3にも同様に用いられる。
第!乾燥炉
第1乾燥炉B1の一例を、第16図に示しである。この
第1乾燥炉Blは、回転用台車Diが通過し得るような
大きさとされたトンネルを画成する本体91を有し、該
本体91の内壁に、複数の遠赤外線パネル92を添設し
たものとなっている。このパネル92に通電することに
よって、本体91内が所定温度に昇温される。なお、第
1乾燥炉Blを温風式とすることもできるが、遠赤外線
とした方が次のような観点から有利となる。先ず第1に
、塗料がダレを生じるような状態では、塗料の表面に浮
遊ゴミが付着し易いものであるが、遠赤外線式とするこ
とにより、熱発生のために起因してゴミが発生せず、し
かも本体91内に空気の対流を積極的に生じさせる必要
もないことから、上記ゴミの付着防止の点で有利である
。第2に、塗料をその内部側(ボディWの板面側から)
から加熱して、塗料中の溶剤を効果的に揮発させること
ができることである。
第1乾燥炉Blは、回転用台車Diが通過し得るような
大きさとされたトンネルを画成する本体91を有し、該
本体91の内壁に、複数の遠赤外線パネル92を添設し
たものとなっている。このパネル92に通電することに
よって、本体91内が所定温度に昇温される。なお、第
1乾燥炉Blを温風式とすることもできるが、遠赤外線
とした方が次のような観点から有利となる。先ず第1に
、塗料がダレを生じるような状態では、塗料の表面に浮
遊ゴミが付着し易いものであるが、遠赤外線式とするこ
とにより、熱発生のために起因してゴミが発生せず、し
かも本体91内に空気の対流を積極的に生じさせる必要
もないことから、上記ゴミの付着防止の点で有利である
。第2に、塗料をその内部側(ボディWの板面側から)
から加熱して、塗料中の溶剤を効果的に揮発させること
ができることである。
(1)下塗り塗料
カチオン電着
焼付け:170℃x30分
膜厚:20±2μm
(2)中塗り
a、塗料:熱硬化オイルフリーポリエステル塗料(グレ
ー) b、塗着粘度:0.6poise C0塗装機:ミニベル(ベル径60mm)回転数220
00rpm 電圧−90KV シェービングエアー圧 3.0kg/cm2 ガン距離30cm d、乾燥条件:セツティング7分(室温)後、140℃
×25分 (3)上塗り a、塗料:熱硬化アクリルメラミン塗料(ブラック) b、塗着粘度:0.6poise C9不揮発分=42重量% (0,6po i 5e) d、溶剤:トルエン 50重量% / ツルペッツ10
0 50重量% e、たれ防止剤:架橋アクリル樹脂粉末(不揮発分に対
して6重量%) f、塗装コータ:ミニベル(ベル径60mm=日本ラン
ズバーグ製) ミニベル回転数: 16000rpm シェービング圧:3kg/cm2 電圧ニー90KV ガン距離:30cm 2回吹付の場合はインターバル5分 BU燥条件(上塗り用) (11セツテイング工程 a、セツティング開始雰囲気温度: 20℃±2℃ b、セツティング時間・10分間 (2)第1乾燥工程(遠赤外線加熱炉)a、炉内雰囲気
温度:120°C b、昇温速度ニア分 (被塗物の温度=20℃−140℃) C9乾燥時間=lO分間 (被塗物の温度が20℃から140℃に昇温する時間が
7分間で、被塗物を1 40℃に保持する時間が3分間) (3)第1乾燥工程(温風式加熱炉) a、炉内雰囲気温度二150℃ b、昇温速度:15分 (被塗物の温度:20℃−140℃) C1乾燥時間=20分間 (被塗物の温度が20℃から140’l::に昇温する
時間が15分間で、被塗物を 140℃に保持する時間が5分間) (4)第2乾燥工程 a、炉内雰囲気温度:150’IC b、昇温速度=15分 〔1N塗物の温度: 20’C−140’C)C1乾燥
時間:25分間
ー) b、塗着粘度:0.6poise C0塗装機:ミニベル(ベル径60mm)回転数220
00rpm 電圧−90KV シェービングエアー圧 3.0kg/cm2 ガン距離30cm d、乾燥条件:セツティング7分(室温)後、140℃
×25分 (3)上塗り a、塗料:熱硬化アクリルメラミン塗料(ブラック) b、塗着粘度:0.6poise C9不揮発分=42重量% (0,6po i 5e) d、溶剤:トルエン 50重量% / ツルペッツ10
0 50重量% e、たれ防止剤:架橋アクリル樹脂粉末(不揮発分に対
して6重量%) f、塗装コータ:ミニベル(ベル径60mm=日本ラン
ズバーグ製) ミニベル回転数: 16000rpm シェービング圧:3kg/cm2 電圧ニー90KV ガン距離:30cm 2回吹付の場合はインターバル5分 BU燥条件(上塗り用) (11セツテイング工程 a、セツティング開始雰囲気温度: 20℃±2℃ b、セツティング時間・10分間 (2)第1乾燥工程(遠赤外線加熱炉)a、炉内雰囲気
温度:120°C b、昇温速度ニア分 (被塗物の温度=20℃−140℃) C9乾燥時間=lO分間 (被塗物の温度が20℃から140℃に昇温する時間が
7分間で、被塗物を1 40℃に保持する時間が3分間) (3)第1乾燥工程(温風式加熱炉) a、炉内雰囲気温度二150℃ b、昇温速度:15分 (被塗物の温度:20℃−140℃) C1乾燥時間=20分間 (被塗物の温度が20℃から140’l::に昇温する
時間が15分間で、被塗物を 140℃に保持する時間が5分間) (4)第2乾燥工程 a、炉内雰囲気温度:150’IC b、昇温速度=15分 〔1N塗物の温度: 20’C−140’C)C1乾燥
時間:25分間
第1図は本発明の一実施例を示す全体工程図。
第2図、第3図は移載装置の一例を示すもので、第2図
はその正面図、第3図は第2図側面図である。 第4図は一般台車の一例を示す側面図。 第5図、第6図はボディを回転させるために、用いる治
具の例を示す斜視図。 第7図は回転用台車の一例を示す側面図。 第8図は回転用台車の走行路下方の状態を示す一部切欠
き平面図。 第9図は第8図のX9−X9線断面図。 第10図は回転用治具と回転用台車との結合部分を示す
側面断面図。 第11図は第10図X1l−Xll線断面図。 第12図は第11図の平面図。 第13図は第10図(7)X13−X13線断面図。 第14図は第10図(7)X 14−X 141i!断
面図。 第15図は第14図の平面図。 第16図は第1乾燥炉の一例を示す正面図。 W : L l : L2 : B 1 : B2 : D 1 : D 2 : S 1 : ボディ(被塗物) 第1搬送ライン 第2搬送ライン 第1乾燥炉 第2乾燥炉 回転用台車 一般台車 移載ステーション 第4 図 1 2 tど 第 ζ (I 図
はその正面図、第3図は第2図側面図である。 第4図は一般台車の一例を示す側面図。 第5図、第6図はボディを回転させるために、用いる治
具の例を示す斜視図。 第7図は回転用台車の一例を示す側面図。 第8図は回転用台車の走行路下方の状態を示す一部切欠
き平面図。 第9図は第8図のX9−X9線断面図。 第10図は回転用治具と回転用台車との結合部分を示す
側面断面図。 第11図は第10図X1l−Xll線断面図。 第12図は第11図の平面図。 第13図は第10図(7)X13−X13線断面図。 第14図は第10図(7)X 14−X 141i!断
面図。 第15図は第14図の平面図。 第16図は第1乾燥炉の一例を示す正面図。 W : L l : L2 : B 1 : B2 : D 1 : D 2 : S 1 : ボディ(被塗物) 第1搬送ライン 第2搬送ライン 第1乾燥炉 第2乾燥炉 回転用台車 一般台車 移載ステーション 第4 図 1 2 tど 第 ζ (I 図
Claims (1)
- (1)焼付乾燥炉が、第1乾燥炉と第2乾燥炉との分割
構成とされ、 前記第1乾燥炉を通過するように第1搬送ラインが設定
され、 前記第1搬送ラインと独立して設けられた第2搬送ライ
ンが、前記第2乾燥炉を通過するように設定され、 前記第1搬送ラインを走行される被塗物搬送用の搬送台
車が、被塗物を略水平軸線回りに回転させる回転装置を
備えた回転用台車とされ、 前記第2搬送ラインを走行される被塗物搬送用の搬送台
車が、前記回転装置を有しない一般台車とされ、 前記第1乾燥炉を通過した後の前記回転用台車に保持さ
れた被塗物を、前記第2乾燥炉の手前位置において前記
一般用台車に移載する移載装置が設けられている、 ことを特徴とする塗装乾燥炉装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE69014550T DE69014550T2 (de) | 1989-10-23 | 1990-10-23 | Beschichtungsvorrichtung. |
US07/601,346 US5115758A (en) | 1989-10-23 | 1990-10-23 | Coating apparatus for coating a vehicle body |
EP90120341A EP0424891B1 (en) | 1989-10-23 | 1990-10-23 | Coating apparatus |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1-275189 | 1989-10-23 | ||
JP27518989 | 1989-10-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03213174A true JPH03213174A (ja) | 1991-09-18 |
JP3034929B2 JP3034929B2 (ja) | 2000-04-17 |
Family
ID=17551925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02260254A Expired - Fee Related JP3034929B2 (ja) | 1989-10-23 | 1990-09-28 | 塗装乾燥炉装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3034929B2 (ja) |
KR (1) | KR940006021B1 (ja) |
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KR100441296B1 (ko) * | 2001-08-24 | 2004-07-23 | (주)나눅스 | 자외선 차단 및 방충 기능을 갖는 코팅용 수분산폴리우레탄 에멀젼 |
KR100765148B1 (ko) * | 2006-09-06 | 2007-10-15 | 강종석 | 은(銀)나노 콜로이드를 함유하는 폴리카보네이트 수지 및그 제조방법 |
KR101581913B1 (ko) * | 2014-03-14 | 2016-01-11 | (주)피스코엔지니어링 | 세라믹 도포 성형시스템 |
KR102346794B1 (ko) * | 2020-11-04 | 2022-01-05 | 주식회사 매직카퍼 | 배가름 튜브용 조성물 및 이를 이용한 배가름 튜브 |
-
1990
- 1990-09-28 JP JP02260254A patent/JP3034929B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1990-10-23 KR KR1019900017052A patent/KR940006021B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR940006021B1 (ko) | 1994-07-02 |
KR910007590A (ko) | 1991-05-30 |
JP3034929B2 (ja) | 2000-04-17 |
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JPS63256156A (ja) | 塗装ラインにおける搬送台車 |
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