JPH0321296B2 - - Google Patents
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- JPH0321296B2 JPH0321296B2 JP61069079A JP6907986A JPH0321296B2 JP H0321296 B2 JPH0321296 B2 JP H0321296B2 JP 61069079 A JP61069079 A JP 61069079A JP 6907986 A JP6907986 A JP 6907986A JP H0321296 B2 JPH0321296 B2 JP H0321296B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drive shaft
- rotating part
- tool
- fixed
- spindle
- Prior art date
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- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 8
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 4
- 230000008859 change Effects 0.000 description 6
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 6
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000008569 process Effects 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q5/00—Driving or feeding mechanisms; Control arrangements therefor
- B23Q5/02—Driving main working members
- B23Q5/04—Driving main working members rotary shafts, e.g. working-spindles
- B23Q5/043—Accessories for spindle drives
- B23Q5/045—Angle drives
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q1/00—Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
- B23Q1/0009—Energy-transferring means or control lines for movable machine parts; Control panels or boxes; Control parts
- B23Q1/0018—Energy-transferring means or control lines for movable machine parts; Control panels or boxes; Control parts comprising hydraulic means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q2220/00—Machine tool components
- B23Q2220/008—Rotatable tool holders coupled in parallel to a non rotating accessory
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Jigs For Machine Tools (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、主軸の軸方向に対し工具の軸方向を
異方向に向けて主軸に工具を連結するアングルヘ
ツドに関する。
異方向に向けて主軸に工具を連結するアングルヘ
ツドに関する。
主軸の軸方向に対し工具の軸方向を異方向にし
て主軸に工具を取り付ける工作機械用工具ホルダ
として、アングルヘツドが知られている。このア
ングルヘツドは、主軸に直結される駆動軸と、こ
の駆動軸により回転させられる工具チヤツクとを
それらの軸方向を相互に異方向に向けてハウジン
グに取り付けたもので、ハウジングに設けた位置
決めピンを主軸頭に固定された位置決めブロツク
に係止させて主軸頭にハウジングを完全に固定す
る構成とされている。
て主軸に工具を取り付ける工作機械用工具ホルダ
として、アングルヘツドが知られている。このア
ングルヘツドは、主軸に直結される駆動軸と、こ
の駆動軸により回転させられる工具チヤツクとを
それらの軸方向を相互に異方向に向けてハウジン
グに取り付けたもので、ハウジングに設けた位置
決めピンを主軸頭に固定された位置決めブロツク
に係止させて主軸頭にハウジングを完全に固定す
る構成とされている。
ところが、上記の構成であると、工具の主軸を
中心とする周方向における角度位置の割出しがで
きないため、加工方向(刃先方向)を変換する必
要が生じた場合、アングルヘツドを他のものに交
換しなければならず、アングルヘツドのメリツト
が失われて工程数を削減できないという問題点が
ある。このため、主軸頭とアングルヘツドにそれ
ぞれ制御軸を設けて、それらにより刃先方向を変
える構造のものが開発されているが、主軸頭とア
ングルヘツドにわざわざ制御軸を設ける必要があ
り、工作機械とアングルヘツドのいずれも構造が
複雑になるという問題点がある。
中心とする周方向における角度位置の割出しがで
きないため、加工方向(刃先方向)を変換する必
要が生じた場合、アングルヘツドを他のものに交
換しなければならず、アングルヘツドのメリツト
が失われて工程数を削減できないという問題点が
ある。このため、主軸頭とアングルヘツドにそれ
ぞれ制御軸を設けて、それらにより刃先方向を変
える構造のものが開発されているが、主軸頭とア
ングルヘツドにわざわざ制御軸を設ける必要があ
り、工作機械とアングルヘツドのいずれも構造が
複雑になるという問題点がある。
本発明は、主軸がもともと持つている制御装置
による移動機能を活用して工具チヤツクを希望す
る方向に向けることができ、構造が簡単で使用し
やすく、しかも能率良く迅速に加工作業を行うこ
とができる、アングルヘツドを提供することを目
的とする。
による移動機能を活用して工具チヤツクを希望す
る方向に向けることができ、構造が簡単で使用し
やすく、しかも能率良く迅速に加工作業を行うこ
とができる、アングルヘツドを提供することを目
的とする。
上記の問題点を解決するために、本発明は、工
作機械の主軸頭に設けられた主軸に連結される駆
動軸と、主軸頭に設けられた位置決めブロツクに
係止する位置決めピンを備えるとともに該位置決
めピンの流通孔に通じるシリンダ部を有し、上記
駆動軸をシリンダ部の中心において回転自在に軸
支した固定部と、フランジを備え該フランジを上
記固定部のシリンダ部に気密的に嵌め込むととも
に中心部に駆動軸を嵌挿して固定部に周方向に回
動自在に、かつ軸方向に移動自在に取り付けられ
た筒部材と、上記固定部に付設され上記筒部材の
フランジをシリンダ部内に押圧固定する固定バネ
と、上記筒部材に固定された回動部と、伝動手段
を介して駆動軸に連結されるとともに軸方向を駆
動軸の軸方向に交差させて上記回動部に回転自在
に軸支された工具チヤツクと、上記駆動軸の中心
軸線から離れた位置において上記回動部に付設さ
れテーブル等の他の部材に回動部を係止して主軸
の移動で駆動軸を中心に回動部を回動させる拘束
手段とを具備した構成とした。
作機械の主軸頭に設けられた主軸に連結される駆
動軸と、主軸頭に設けられた位置決めブロツクに
係止する位置決めピンを備えるとともに該位置決
めピンの流通孔に通じるシリンダ部を有し、上記
駆動軸をシリンダ部の中心において回転自在に軸
支した固定部と、フランジを備え該フランジを上
記固定部のシリンダ部に気密的に嵌め込むととも
に中心部に駆動軸を嵌挿して固定部に周方向に回
動自在に、かつ軸方向に移動自在に取り付けられ
た筒部材と、上記固定部に付設され上記筒部材の
フランジをシリンダ部内に押圧固定する固定バネ
と、上記筒部材に固定された回動部と、伝動手段
を介して駆動軸に連結されるとともに軸方向を駆
動軸の軸方向に交差させて上記回動部に回転自在
に軸支された工具チヤツクと、上記駆動軸の中心
軸線から離れた位置において上記回動部に付設さ
れテーブル等の他の部材に回動部を係止して主軸
の移動で駆動軸を中心に回動部を回動させる拘束
手段とを具備した構成とした。
駆動軸を主軸に連結し、また位置決めピンを位
置決めブロツクに係止してアングルヘツドを工作
機械に取り付ける。工具チヤツクに装着された工
具の向きを変える場合は、位置決めピンの流通孔
を通じてシリンダ部内に作動流体を圧入させるこ
とによりフランジを固定バネの弾力に抗して動か
し、固定バネによるフランジの固定を解除して固
定部に対して回動部を筒部材と一緒に周方向に回
動自在とするとともに、拘束手段をテーブル等に
係止して回動部の動きを拘束する。この状態で主
軸を動かすと回動部が駆動軸を中心に回動し、工
具チヤツクに取り付けられた工具の刃先方向を変
化させる。工作物を加工するときは、作動流体に
よるフランジの加圧を解除して固定バネの力でフ
ランジを固定部に固定し、拘束手段による回動部
の拘束を解除して主軸を作動させ、工具を回転さ
せて工作物を加工する。
置決めブロツクに係止してアングルヘツドを工作
機械に取り付ける。工具チヤツクに装着された工
具の向きを変える場合は、位置決めピンの流通孔
を通じてシリンダ部内に作動流体を圧入させるこ
とによりフランジを固定バネの弾力に抗して動か
し、固定バネによるフランジの固定を解除して固
定部に対して回動部を筒部材と一緒に周方向に回
動自在とするとともに、拘束手段をテーブル等に
係止して回動部の動きを拘束する。この状態で主
軸を動かすと回動部が駆動軸を中心に回動し、工
具チヤツクに取り付けられた工具の刃先方向を変
化させる。工作物を加工するときは、作動流体に
よるフランジの加圧を解除して固定バネの力でフ
ランジを固定部に固定し、拘束手段による回動部
の拘束を解除して主軸を作動させ、工具を回転さ
せて工作物を加工する。
第1図と第2図は本発明の一実施例を示すもの
で、これらの図において1は工作機械の主軸頭で
ある。この主軸頭1には、主軸2に設けられ、そ
の主軸2には、工具(図示せず)やアングルヘツ
ド3の駆動軸4が周知のように着脱自在に取り付
けられるようになつている。アングルヘツド3
は、上記の駆動軸4と工具チヤツク6とをそれら
の軸方向を直交させ、かつ互いの傘歯車7,8
(伝動手段)を相互に噛み合わせてボールベアリ
ング9,10によりハウジング5に回転自在に支
持持するとともに、中心部に流通孔11aを穿設
した中空構造の位置決めピン11と拘束用ブツシ
ユ12(拘束手段)とを備えて成る。
で、これらの図において1は工作機械の主軸頭で
ある。この主軸頭1には、主軸2に設けられ、そ
の主軸2には、工具(図示せず)やアングルヘツ
ド3の駆動軸4が周知のように着脱自在に取り付
けられるようになつている。アングルヘツド3
は、上記の駆動軸4と工具チヤツク6とをそれら
の軸方向を直交させ、かつ互いの傘歯車7,8
(伝動手段)を相互に噛み合わせてボールベアリ
ング9,10によりハウジング5に回転自在に支
持持するとともに、中心部に流通孔11aを穿設
した中空構造の位置決めピン11と拘束用ブツシ
ユ12(拘束手段)とを備えて成る。
上記のハウジング5は、上記駆動軸4を軸支
し、かつ位置決めピン11を備えた固定部13
と、工具チヤツク6を軸支し、かつ上記固定部1
3に対して駆動軸4を中心に回動自在に設けられ
た回動部14とを主体とする。
し、かつ位置決めピン11を備えた固定部13
と、工具チヤツク6を軸支し、かつ上記固定部1
3に対して駆動軸4を中心に回動自在に設けられ
た回動部14とを主体とする。
位置決めピン11は、締付けネジ15によつて
駆動軸4に固着された位置決めリング16の係止
部16aに係止する止め板17を有し、軸方向を
駆動軸4の軸方向に平行に揃え、かつハウジング
5の固定部13に穿設されたシリンダ孔13aに
液密的に挿入されて軸方向に移動自在に取り付け
られ、スプリング18により第1図において上方
に付勢されている。止め板17は、アングルヘツ
ド3の駆動軸4を主軸2から外した際に、スプリ
ング18により位置決めピン11と一緒に動かさ
れて位置決めリング16の係止部16aに係止
し、駆動軸4に対する固定部13の自由回転を阻
止してドライブキー19と位置決めピン11との
関係位置の狂いを防止するものであり、ハウジン
グ5の固定部13に突設されたガイドピン20を
透孔17aに挿通させて位置決めピン11に止め
ネジ21により固着されている。主軸頭1には、
アングルヘツド3の上記位置決めピン11を係止
する係止孔22aに加圧孔22bを連通させた位
置決めブロツク22が固定して設けられている。
駆動軸4に固着された位置決めリング16の係止
部16aに係止する止め板17を有し、軸方向を
駆動軸4の軸方向に平行に揃え、かつハウジング
5の固定部13に穿設されたシリンダ孔13aに
液密的に挿入されて軸方向に移動自在に取り付け
られ、スプリング18により第1図において上方
に付勢されている。止め板17は、アングルヘツ
ド3の駆動軸4を主軸2から外した際に、スプリ
ング18により位置決めピン11と一緒に動かさ
れて位置決めリング16の係止部16aに係止
し、駆動軸4に対する固定部13の自由回転を阻
止してドライブキー19と位置決めピン11との
関係位置の狂いを防止するものであり、ハウジン
グ5の固定部13に突設されたガイドピン20を
透孔17aに挿通させて位置決めピン11に止め
ネジ21により固着されている。主軸頭1には、
アングルヘツド3の上記位置決めピン11を係止
する係止孔22aに加圧孔22bを連通させた位
置決めブロツク22が固定して設けられている。
また、ハウジング5の回動部14は、胴部23
aの端部に、案内軸部23bとピストンとして機
能するフランジ23cとを形成した断面円形の筒
部材23の他端部に取り付けられている。上記筒
部材23は、その胴部23aを、固定部13に複
数のボルト24で取り付けられたキヤツプ25の
軸孔25aに、またフランジ23cを固定部13
に形成されたシリンダ部13bに、更にまた案内
軸部23bを固定部13に形成された案内孔13
cに、それぞれ液密的に嵌入させて、駆動軸4を
中心に回転自在にかつ該駆動軸4の軸方向に可動
に設けられている。
aの端部に、案内軸部23bとピストンとして機
能するフランジ23cとを形成した断面円形の筒
部材23の他端部に取り付けられている。上記筒
部材23は、その胴部23aを、固定部13に複
数のボルト24で取り付けられたキヤツプ25の
軸孔25aに、またフランジ23cを固定部13
に形成されたシリンダ部13bに、更にまた案内
軸部23bを固定部13に形成された案内孔13
cに、それぞれ液密的に嵌入させて、駆動軸4を
中心に回転自在にかつ該駆動軸4の軸方向に可動
に設けられている。
また、固定部13には、固定部13とフランジ
23cとの間におけるシリンダ部13bの加圧室
Kと、上記シリンダ孔13aとを連絡する連絡孔
13dが穿設され、またキヤツプ25とフランジ
23cの間にフランジ23cを固定部13に押し
付けて固定部13に筒部材23、すなわち回動部
14を固定する固定バネ26が収められている。
なお、フランジ23cと固定バネ26は固定機構
29を構成している。27は、拘束用ブツシユ1
2に挿入されて回動部14の動きを拘束する拘束
部材で、工作機械のテーブル等30に固定されて
いる。28はシール部材である。次に上記のよう
に構成された本発明に係るアングルヘツドの作用
を説明する。
23cとの間におけるシリンダ部13bの加圧室
Kと、上記シリンダ孔13aとを連絡する連絡孔
13dが穿設され、またキヤツプ25とフランジ
23cの間にフランジ23cを固定部13に押し
付けて固定部13に筒部材23、すなわち回動部
14を固定する固定バネ26が収められている。
なお、フランジ23cと固定バネ26は固定機構
29を構成している。27は、拘束用ブツシユ1
2に挿入されて回動部14の動きを拘束する拘束
部材で、工作機械のテーブル等30に固定されて
いる。28はシール部材である。次に上記のよう
に構成された本発明に係るアングルヘツドの作用
を説明する。
アングルヘツド3は不使用時においては、スプ
リング18の作用で止め板17を位置決めリング
16の係止部16aに嵌め入れて駆動軸4とハウ
ジング5とを相互に一体に固定し、通常、工具チ
ヤツク6に工具(図示せず)を装填した状態で工
具マガジン等に保管されている。なお、回動部1
4は、筒部材23のフランジ23cを固定部13
のシリンダ部13bの内面に固定バネ26によつ
て圧接されて固定部13に一体に固定されてい
る。
リング18の作用で止め板17を位置決めリング
16の係止部16aに嵌め入れて駆動軸4とハウ
ジング5とを相互に一体に固定し、通常、工具チ
ヤツク6に工具(図示せず)を装填した状態で工
具マガジン等に保管されている。なお、回動部1
4は、筒部材23のフランジ23cを固定部13
のシリンダ部13bの内面に固定バネ26によつ
て圧接されて固定部13に一体に固定されてい
る。
上記のアングルヘツド3を使用する場合には、
これを工具マガジン等の保管場所から自動工具交
換装置等によつて工具の場合と同様に取り出し、
駆動軸4を主軸2に押し付けて挿着する。この
際、位置決めピン11は、主軸頭1に固定された
位置決めブロツク22の係止孔22aに先端を挿
入して位置決めブロツク22に係止された後、そ
のままスプリング18を押し縮めて後退し、止め
板17を位置決めリング16の係止部16aから
離脱させる。この状態で主軸2を作動させ、駆動
軸4と、傘歯車7,8、及び工具チヤツク6を介
して工具を回転させて工作物を加工する。
これを工具マガジン等の保管場所から自動工具交
換装置等によつて工具の場合と同様に取り出し、
駆動軸4を主軸2に押し付けて挿着する。この
際、位置決めピン11は、主軸頭1に固定された
位置決めブロツク22の係止孔22aに先端を挿
入して位置決めブロツク22に係止された後、そ
のままスプリング18を押し縮めて後退し、止め
板17を位置決めリング16の係止部16aから
離脱させる。この状態で主軸2を作動させ、駆動
軸4と、傘歯車7,8、及び工具チヤツク6を介
して工具を回転させて工作物を加工する。
工具の加工方向を変える必要が生じた場合に
は、主軸頭1やテーブル等30の移動によつて拘
束用ブツシユ12に拘束部材27を挿入するとと
もに、位置決めブロツク22の加圧孔22bか
ら、位置決めピン11の流通孔11aと固定部1
3のシリンダ孔13a、及び連絡孔13dを介し
て圧油等の作動流体を加圧室Kに圧入し、フラン
ジ23cを固定バネ26を弾力に抗して動かして
固定部13に対する回動部14の固定を解く。し
かる後、再び主軸頭1やテーブル等30の複数の
制御軸を同時に動かし、主軸2を拘束部材27を
中心として円弧補間移動させる。主軸2のこの移
動によつて回動部14は固定部13に対して駆動
軸4を中心にして回動し、工具の加工方向を転換
させる。これが済んだら、加工室Kへの作動流体
の圧入を止めて再び固定部13に回動部14を固
定し、更に、拘束用ブツシユ12から拘束部材2
7を引き抜いて加工作業に入る。
は、主軸頭1やテーブル等30の移動によつて拘
束用ブツシユ12に拘束部材27を挿入するとと
もに、位置決めブロツク22の加圧孔22bか
ら、位置決めピン11の流通孔11aと固定部1
3のシリンダ孔13a、及び連絡孔13dを介し
て圧油等の作動流体を加圧室Kに圧入し、フラン
ジ23cを固定バネ26を弾力に抗して動かして
固定部13に対する回動部14の固定を解く。し
かる後、再び主軸頭1やテーブル等30の複数の
制御軸を同時に動かし、主軸2を拘束部材27を
中心として円弧補間移動させる。主軸2のこの移
動によつて回動部14は固定部13に対して駆動
軸4を中心にして回動し、工具の加工方向を転換
させる。これが済んだら、加工室Kへの作動流体
の圧入を止めて再び固定部13に回動部14を固
定し、更に、拘束用ブツシユ12から拘束部材2
7を引き抜いて加工作業に入る。
また、加工が終了したら、止め板17の位置に
位置決めリング16の係止部16aを一致させ、
自動工具交換装置等によつてアングルヘツド3を
主軸2から取り外す。この時、位置決めピン11
はスプリング18により押し動かされて止め板1
7を位置決めリング16の係止部16aに係止さ
せ、駆動軸4とハウジング5とを相互に一体に固
定する。
位置決めリング16の係止部16aを一致させ、
自動工具交換装置等によつてアングルヘツド3を
主軸2から取り外す。この時、位置決めピン11
はスプリング18により押し動かされて止め板1
7を位置決めリング16の係止部16aに係止さ
せ、駆動軸4とハウジング5とを相互に一体に固
定する。
なお、上記実施例のものは、回動部14の拘束
手段として、拘束用ブツシユ12と拘束部材27
を用いているが、その他、例えば、筒部材23に
歯車を設け、工作機械のテーブル等の適当な部分
にラツクを設けて上記歯車にかみ合わせ、主軸2
の上下移動、あるいは水平移動等によつて、上記
ラツクにより回動部14を回動させて工具の方向
転換をなすように構成することもできる。また、
工作機械のテーブル等の適当な部分にストツパ部
材を設け、そのストツパ部材にハウジング5の回
動部14に設けられた基準面を当接させることに
より回動部14の動きを拘束し、主軸2の移動に
よつて工具の方向を変えるようにすることもでき
る。
手段として、拘束用ブツシユ12と拘束部材27
を用いているが、その他、例えば、筒部材23に
歯車を設け、工作機械のテーブル等の適当な部分
にラツクを設けて上記歯車にかみ合わせ、主軸2
の上下移動、あるいは水平移動等によつて、上記
ラツクにより回動部14を回動させて工具の方向
転換をなすように構成することもできる。また、
工作機械のテーブル等の適当な部分にストツパ部
材を設け、そのストツパ部材にハウジング5の回
動部14に設けられた基準面を当接させることに
より回動部14の動きを拘束し、主軸2の移動に
よつて工具の方向を変えるようにすることもでき
る。
以上説明したように、本発明のアングルヘツド
は、工作機械の主軸頭に設けられた主軸に連結さ
れる駆動軸と、主軸頭に設けられた位置決めブロ
ツクに係止する位置決めピンを備えるとともに該
位置決めピンの流通孔に通じるシリンダ部を有
し、上記駆動軸をシリンダ部の中心において回転
自在に軸支した固定部と、フランジを備え該フラ
ンジを上記固定部のシリンダ部に気密的に嵌め込
むとともに中心部に駆動軸を嵌挿して固定部に周
方向に回動自在に、かつ軸方向に移動自在に取り
付けられた筒部材と、上記固定部に付設され上記
筒部材のフランジをシリンダ部内に押圧固定する
固定バネと、上記筒部材に固定された回動部と、
伝動手段を介して駆動軸に連結されるとともに軸
方向を駆動軸の軸方向に交差させて上記回動部に
回転自在に軸支された工具チヤツクと、上記駆動
軸の中心軸線から離れた位置において上記回動部
に付設されテーブル等の他の部材に回動部を係止
して主軸の移動で駆動軸を中心に回動部を回動さ
せる拘束手段とを具備した構成とされているの
で、固定バネによるフランジの固定を解除し、主
軸を上下、左右、斜め方向、場合によつては前後
方向に動かすことによつて、アングルヘツドの回
動部を希望する位置に回動させ、工具の方向を自
由に転換することができる。従つて、加工物の姿
勢を変える煩雑な工程を経ることなく、工程数を
減らして加工作業を能率良く迅速に行うことがで
きる。また、主軸がもともと持つている制御装置
による移動機能を活用して方向転換を計るもので
あるから工作機械とアングルヘツドの構造が複雑
化するようなこともない。
は、工作機械の主軸頭に設けられた主軸に連結さ
れる駆動軸と、主軸頭に設けられた位置決めブロ
ツクに係止する位置決めピンを備えるとともに該
位置決めピンの流通孔に通じるシリンダ部を有
し、上記駆動軸をシリンダ部の中心において回転
自在に軸支した固定部と、フランジを備え該フラ
ンジを上記固定部のシリンダ部に気密的に嵌め込
むとともに中心部に駆動軸を嵌挿して固定部に周
方向に回動自在に、かつ軸方向に移動自在に取り
付けられた筒部材と、上記固定部に付設され上記
筒部材のフランジをシリンダ部内に押圧固定する
固定バネと、上記筒部材に固定された回動部と、
伝動手段を介して駆動軸に連結されるとともに軸
方向を駆動軸の軸方向に交差させて上記回動部に
回転自在に軸支された工具チヤツクと、上記駆動
軸の中心軸線から離れた位置において上記回動部
に付設されテーブル等の他の部材に回動部を係止
して主軸の移動で駆動軸を中心に回動部を回動さ
せる拘束手段とを具備した構成とされているの
で、固定バネによるフランジの固定を解除し、主
軸を上下、左右、斜め方向、場合によつては前後
方向に動かすことによつて、アングルヘツドの回
動部を希望する位置に回動させ、工具の方向を自
由に転換することができる。従つて、加工物の姿
勢を変える煩雑な工程を経ることなく、工程数を
減らして加工作業を能率良く迅速に行うことがで
きる。また、主軸がもともと持つている制御装置
による移動機能を活用して方向転換を計るもので
あるから工作機械とアングルヘツドの構造が複雑
化するようなこともない。
第1図は本発明のアングルヘツドの工作機械に
対する取付け状態を示す断面図、第2図は位置決
めリングと止め板等の関係を示す正面路図であ
る。 1……主軸頭、2……主軸、3……アングルヘ
ツド、4……駆動軸、5……ハウジング、6……
工具チヤツク、11……位置決めピン、13……
固定部、14……回動部、22……位置決めブロ
ツク、29……固定機構。
対する取付け状態を示す断面図、第2図は位置決
めリングと止め板等の関係を示す正面路図であ
る。 1……主軸頭、2……主軸、3……アングルヘ
ツド、4……駆動軸、5……ハウジング、6……
工具チヤツク、11……位置決めピン、13……
固定部、14……回動部、22……位置決めブロ
ツク、29……固定機構。
Claims (1)
- 1 工作機械の主軸頭1に設けられた主軸2に連
結される駆動軸4と、主軸頭1に設けられた位置
決めブロツク22に係止する位置決めピン11を
備えるとともに該位置決めピン11の流通孔11
aに通じるシリンダ部13bを有し、上記駆動軸
4をシリンダ部13bの中心において回転自在に
軸支した固定部13と、フランジ23cを備え該
フランジ23cを上記固定部13のシリンダ部1
3bに気密的に嵌め込むとともに中心部に駆動軸
4を嵌挿して固定部13に周方向に回動自在に、
かつ軸方向に移動自在に取り付けられた筒部材2
3と、上記固定部13に付設され上記筒部材23
のフランジ23cをシリンダ部13b内に押圧固
定する固定バネ26と、上記筒部材23に固定さ
れた回動部14と、伝動手段7,8を介して駆動
軸4に連結されるとともに軸方向を駆動軸4の軸
方向に交差させて上記回動部14に回転自在に軸
支された工具チヤツク6と、上記駆動軸4の中心
軸線から離れた位置において上記回動部14に付
設されテーブル等の他の部材30に回動部14を
係止して主軸2の移動で駆動軸4を中心に回動部
14を回動させる拘束手段12とを具備したこと
を特徴とするアングルヘツド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61069079A JPS62224541A (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 | アングルヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61069079A JPS62224541A (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 | アングルヘツド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62224541A JPS62224541A (ja) | 1987-10-02 |
JPH0321296B2 true JPH0321296B2 (ja) | 1991-03-22 |
Family
ID=13392217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61069079A Granted JPS62224541A (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 | アングルヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62224541A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ITBO20070538A1 (it) * | 2007-07-30 | 2009-01-31 | Jobs Spa | Dispositivo di lavorazione di pezzi, in particolare pezzi aeronautici ricavati da blocchi pieni di materia prima. |
WO2016020796A1 (en) * | 2014-08-08 | 2016-02-11 | M.T. S.R.L. | Power skiving module |
CN105583670A (zh) * | 2014-10-21 | 2016-05-18 | 富鼎电子科技(嘉善)有限公司 | 刀把 |
JP6651346B2 (ja) * | 2015-12-21 | 2020-02-19 | 三菱重工工作機械株式会社 | 工作機械のアタッチメント |
CN108188799A (zh) * | 2017-11-29 | 2018-06-22 | 广西大学 | 一种五轴加工中心角度头固定装置 |
-
1986
- 1986-03-27 JP JP61069079A patent/JPS62224541A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62224541A (ja) | 1987-10-02 |
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