JPS6328536A

JPS6328536A - 工作物支持器具

Info

Publication number: JPS6328536A
Application number: JP62111629A
Authority: JP
Inventors: ダニエル　ルイ　エチエンヌ　シャランドン
Original assignee: Nouv G S P SA Soc
Current assignee: Nouv G S P SA Soc
Priority date: 1986-05-07
Filing date: 1987-05-07
Publication date: 1988-02-06
Also published as: ES2012441A4; DE245177T1; EP0245177A1; FR2598343A1; DE3769838D1; EP0245177B1; ATE63249T1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は工作機械に係り、特に工作物の支持器具に関す
る。

従来の技術及びその問題点実質的に平行多面体形状をした工作物を工作機械上で加
工する場合、デジタル制御自動工作鍬械を使うと工作機
械を工作物の４つの側面を加工するように設定すること
は容易である。事実、かかる工作機械では基部往復台を
垂直軸Ｙ−Ｙの回りで２方向に１８０°回転させたりあ
るいは３６０°回転させたりすることができる。またか
かる工作機械は工作物を担持する往復台を軸Ｘ−Ｘに沿
って水平に移動させる手段を有する。さらに、軸Ｚ−２
に沿ってスピンドル軸が前後に動かされ前記工作物の４
つの側面にフライス研削、穴ぐり、中ぐり、調整など様
々な加工を工作物を取外すことなく行なうことができる
。しかし、Ｉ゛第５面」と称される上面に加工を行なう
ことは工作物を一旦取外してその側面の−を介して取付
は直さない限り非常に困難である。この工作物の取外し
及び取付けは時間の無駄になり、工作機械をその間停止
させなければならず、また側面を介した取付けの際その
面を損傷する危険がある。さらに取付けの際基準面が変
わってしまうため最終的な加工精度が悪くなる問題点が
ある。

工作機械上には各々加工したい工作物を担持するいわゆ
る「パレット」と称する器具が取付けられており、また
工作機械は少なくとも２つのパレットを有していてこれ
らのパレットにより２つの工作物の加工が可能になる。

すなわち２つのパレットの一方を取付けている間他方の
パレットが加工したい工作物を保持する。かかるシステ
ムはいわゆる「マスクド　タイム」と称される。

一般に工作機械はパレットを位置決めしまた阻止するた
めの板を有する。この板は垂直軸の回りで回動自在であ
り従って２つの面を１８０°又は３６００回転させるこ
とができる。一方、この板はＸ軸に沿って直接運動させ
られる往復台上に支持される。さらに工具を担持するモ
ータ軸又はスピンドルがＹ−Ｙ軸に沿って垂直に動くポ
ペットによって支持される。ざらにポペットを担持する
工作機械部分、すなわち工具スピンドルが２軸に沿って
長手方向に動かされる。

かかる工作機械では工作物をＹ軸に沿って垂直に動かし
、Ｘ軸に沿って長手方向に動かし、またそれ自体を１８
０″′又は３６０４回転させ、さらにスピンドル軸をＸ
軸及びＹ軸に直交するＺ軸に沿ってＸ軸を含む面内又は
Ｙ＠を含む面内で前後に縦方向に運動させることが可能
になる。このような工作物を様々に移動させる方向を軸
と称し、これらは互いに直交している場合が多い。また
軸に沿った運動はコンピュータ化数値制ｍ　（ＣＮＣ）
装置によりυ１１１１される。数値制御をＣＮＣで行な
う場合、上記のそれぞれの軸に沿って同時に生じる運動
は数学的な規則に従ってなされ、例えば−点の周りで円
を描いたりする。かかる動作は後で説明する。

以下の説明では本発明による器具が上記の如き工作機械
上に取付けられる。その際本発明による器具は工作機械
の前記板上に取付けられる。すなわち、本発明による器
具は一種のパレットである。

問題点を解決するための手段本発明は工作機械の往復台上に設けられた雄型部材と協
働する切込部を下面に有する基部よりなり工作物上面へ
の加工が可能なように工作物を支持する支持器具であっ
て、基部は各々ガスケット及びキャップで保護された軸
受部材を含む両側端部で垂直に立上る枠を含み、軸受部
材は加工される工作物を取付けられるテーブルを支持す
るアームを有する円筒要素が２つの溝により固定されて
いる軸を支持し、この軸からテーブルの動きを９０′以
内に制限するための爪と協働する外周溝を外周面上に有
する円板がさらに延在し、円板には上記外周溝の両端部
に対応して直径上で対向する孔が設けられ、テーブルは
通常はばねにより押戻されている棒が孔と係合すること
により水平又は垂直にロックされ、この棒がシリンダ手
段によって動かされることによりテーブルが回動し、こ
のシリンダ手段は基部に滴当に設けられた管を介して液
体を供給され、さらに基部には液体の循環回路を開閉す
る弁が設けられていることを特徴とする器具を提供する
。

本発明ではまたテーブルの頂部に工作物を案内するため
のねじ溝を付された盲穴が設けられる。

本発明の他の特徴は以下の実施例についての図面を参照
した説明より明らかとなろう。

実施例第１図は下部切込部２，３を有する基部１よりなる工作
物支持器具を示す。切込部２．３は丁字形又はダブテー
ル状になっており、基部１を工作機械の板の往復台上に
固定するために設けられる。

基部１の前面には固定用片４が形成されており、把持具
を使って支持器具を工作機械の板上に設けられた往復台
と係合する溝に沿って容易に動がすことができる。

本明細書では図示しない工作機械の板は弁６゜７の前面
にある基部１の下面５のト部にて開口する加圧流体入口
手段を有するが、これについては後で説明する。

基部１の上面８からはその両側端部で枠９゜１０が延在
し枠９，１０の各々はローラ又はピンを有する軸受部材
１１．１２を有する。本実施例では軸受部材はローラ軸
受１２ａであり内側がガスケット１３によりまた外側が
キャップ１４により保護されている。

軸受１１．１２にはＩＴ１ｈ１５が支持されており、こ
の軸には溝１５８．１５ｂが形成されている。

さらに軸１５は枠１０を超えて側方に延在してより径の
大きい円板１６を形成する。この円板１６にはその外周
に沿って９０″にわたって延在する外周溝１７が形成さ
れ、また互いに９０’隔てられた２つのくさび形をした
凹部１８．１９が外周溝１７の両端からそれぞれ１８０
°離れた位置に形成される。

この外周溝１７には円筒形状の爪２０が協働する。

＠１５．１５ａは基部１の上面８を超えて延在するアー
ム２６．２７を担持する円筒要素２５にねじ２４及びピ
ン２４ａで固定され内側に対応する溝を有するジャケッ
ト２１．２２を支持する。

従って、上記の構成により円筒要素２５は軸１５に対し
て固定され軸受１１及び１２で容易に回転される。

アーム２６．２７はテーブル２８に固定されているため
テーブル２８も円筒要素２５と一体的に容易に回動でき
第１図に示す水平位置と垂直位置の間を変化できる。ざ
らに基部１に剛性的に固定されている円筒形の爪２０が
軸１５及び円筒２５の回転を９０”すなわち外周溝１７
の長さに対応する湯に制限する。

テーブル２８の上面２９の所々にはねじ溝が付された盲
穴の列３０が形成され、螺着されたスピンドルにより様
々な寸法の工作物の固定が可能になる。

第１図及び第３図に示すように、枠１０がらは正面手前
に向って実質的に円筒形のシリンダ要素１０ａが延在し
、要素１０ａは内側に空洞が形成されている。この空洞
の中には棒３１が含まれその先端にピストンを形成する
ヘッド３２が形成される。ヘッド３２は後ろの室３３中
に収められ通常はばね３４により押戻されている。

従って、第１図に示すように捧３１に固定された爪３５
はある時はくさび形凹部１８と係合しある時はくさび形
凹部１９と係合する。これはテーブル２８が水平である
か垂直であるかによる。爪３５の端３５ａは第１ａ図に
示すように面取りされている。

ヘッド３２はガスケット３６を担持して室３３を２つに
分割する円形リング３２ａの中央部に設けられ、棒３１
は管６ａ、７ａ（第３図参照）及び弁６及び７を介して
加圧流体が導入される際その方向如何により一方向又は
他方向に動かされる。

さらに円錐形凹部３７が基部１の下面５の下側に設けら
れてこの基部を様々な手段により工作機械往復台上でセ
ンタリングするのに使われる。

さらに、テーブル２８の前部には盲穴３８が設けられる
がこれについては後程説明する。

第４ａ〜４ｄ図を参照するに、５つの面（４つの側面及
び１つの上面〉を加工される工作物はテ−プル２８の頂
部に取付けられる。テーブル２８は軸１５の周囲で枢支
されており、一方軸１５は基部１上で支持されており、
さらに基部１は工作機械の往復台１０２の板１０１上で
支持されている。

既に説明したように、往復台１０２は３６０°の回転を
可能にし、またＸ−Ｘ軸に沿った移動を可能にする。

スピンドル１０３は垂直軸Ｙ−Ｙに沿って軸Ｘ−Ｘに直
角に動かすことができ、また軸Ｚ−７に沿って横向きに
動かすこともできる。その結果工具１０４が工作物１０
０に向って動かされる。

この動きにより工作物の４面を容易に加工することが可
能になる。

一方第５面、すなわち工作物の上面を加工する場合は工
作物を完全に傾けて垂直にする。その際はスピンドル１
０３が変位して工具１０４がテーブル２８の盲穴３８中
に入る。一方テーブル２８は軸１５の回りの回動により
９０”の回転がなされ垂直になる。さらにスピンドル１
０３及び工具１０４を後退させると工作物の第５面が工
具１０４の前面位置に来る。

場合によってはテーブルは水平位置と垂直位置の中間状
態例えば３０”傾いた状態をとることも可能である。こ
れらの中間位置はＣＮＣのコンピュータに入力されたデ
ータによりあらかじめ決まっている。本願の場合、グリ
ッパや膨張リングなど特別なテーブル２８を固定する手
段が用いられ所定の位置にテーブル２８が設定される。

既に説明したように、テーブル２８の位置はＣＮＣによ
る計算に基いてリング１０３によって決定さる（第４Ｃ
図参照）。

明らかにテーブル２８を９０”傾ける際端が爪３５で終
っている棒３１は凹部１８と係合する状態から凹部１９
と係合する状態に変化する。

工作物をテーブル２８に固定するのは様々な手段により
なされる。

空気圧、液圧その他の適当な動力源は工作機械自身から
得られる。

本川ｍ書冒頭で説明したように工作機械にはＣＮＣが設
けらるため全ての動作はコンピュータによって制御され
、コンピュータのメモリには必要なデータが入力されて
いる。

本発明による器具は工作機械往復台上の雄型要素と協働
する切込部を有する。基部には両側端部で垂直に立上る
枠が形成され、この枠の中に２つの溝を形成された軸を
支持する軸受部材が含まれる。この２つの溝により工作
物が固定されるテーブルを支持するアームを有する円筒
要素が前記軸上に固定される。軸はさらに延在して外周
に沿って延在する溝を有する円板を形成し、この溝に爪
が係合してテーブルの変位を９０”に限定する。

さらに円板の外周溝の両端から円板の直径上対向する位
置に凹部が形成されテーブルが通常はばねで押戻されて
いるがシリンダによって動かされる棒によってロックさ
れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は工作物上面への加工を容易にする本発明による
工作物支持器具の側面図、第１ａ図は第１図器具で使用
する部品の先端を示す外観図、第２図は第１図の器具を
第１図中矢印Ｆ２の方向から見た正面図、第３図は第１
図器具の端部断面を示す平面図、第４ａ、４ｂ、４ｃ及
び４ａ図は本発明による器具を使用した加工工程を示す
図である。１・・・基部、２．３・・・切込部、４・・・固定用片
、５・・・基部下面、６．７・・・弁、６ａ、７ａ・・
・管、８・・・基部上面、９，１０・・・棒、１０ａ・
・・シリンダ要素、１１．１２・・・軸受部材、１２ａ
・・・ローラ軸受、１３・・・ガスケット、１４・・・
キャップ、１５・・・軸、１５ａ、１５ｂ・・・溝、１
６・・・円板、１７・・・外周溝、１８．１９・・・凹
部、２０・・・爪、２１．２２・・・ジャケット、２４
・・・ねじ、２４ａ・・・ピン、２５・・−円筒要素、
２５．２７・・・アーム、２８・・・テーブル、２つ・
・・テーブル上面、３０・・・盲穴、３１・・・棒、３
２・・・ヘッド、３３・・・室、３４・・・ばね、３５
・・・爪、３５ａ・・・爪先端、３６・・・ガスケット
、３７・・・凹部、３８・・・盲穴、１０１・・・板、
１０２・・・往復台、１０３・・・スピンドル、１０４
・・・工具。手続ネ甫正書（方式）昭和６２年　８月２５日特許庁長官　　小　川　邦　夫　　殿１、事件の表示昭和６２年　特許願　第１１１６２９号２、発明の名称工作物支持器具３、補正をする考事件との関係　　特許出願人住　所　フランス国　シャトーデュン　２８２０７　　
スデブールバール　ツーテン　２７番地名　称　　ソシエテ　ヌーベル　ジー　ニス　ビー　ソ
シエテアノニム代表者　エチェンヌ　デユラン４、代理人住　所　〒１０２　　東京都千代田区麹町５丁目７番地
昭和６２年　７月２８日　（発送日）６、補正の対象願書２図面及び委任状。７、　補正の内容（１）願書中、出願人の代表者芯を別紙のとおり補正す
る。 ■　図面の浄書（内容に変更なし）を別紙のとおり補充
する。 ■　委任状及びその訳文各１通を別紙のとおり補充する
。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）工作機械の往復台上に設けられた雄型部材と協働
する切込部（２、３）を下面に面する基部（１）よりな
り工作物上面への加工が可能なように工作物を支持する
工作物支持器具であつて、基部（１）は各々ガスケット
（１３）及びキャップ（１４）で保護された軸受部材（
１１又は１２）を含む両側端部で垂直に立上る枠（９、
１０）を含み、該軸受部材（１１、１２）は加工される
工作物を取付けられるテーブル（２８）を支持するアー
ム（２６、２７）を有する円筒要素（２５）が２つの溝
（１５ａ、１５ｂ）により固定されている軸（１５）を
支持し、この軸（１５）からテーブル（２８）の動きを
９０°以内に制限するための爪（２０）と協働する外周
溝（１７）を外周面上に有する円板（１６）がさらに延
在し、円板（１６）には該外周溝（１７）の両端部に対
応して直径上で対向する孔（１８、１９）が設けられ、
テーブル（２８）は通常はばね（３４）により押戻され
ている棒（３１）が孔（１８、１９）と係合することに
より水平又は垂直にロックされ、棒（３１）がシリンダ
手段（３２、３２ａ、３３）によつて動かされることに
よりテーブル（２８）が回動し、該シリンダ手段は基部
（１）に適当に設けらた管を介して液体を供給され、さ
らに基部（１）には液体の循環路を開閉する弁が設けら
れていることを特徴とする器具。
（２）テーブル（２８）の頂部には工作物を案内するた
めのねじ溝を付された盲穴（３０）が設けられているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の器具。
（３）軸受部材はボールベアリングであることを特徴と
する特許請求の範囲第１項記載の器具。
（４）軸受部材はピン軸受であることを特徴とする特許
請求の範囲第１項記載の器具。