JPH03212877A - 光デイスクカートリツジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディジタル化Ｘ線フィルム画像やＣＴ、ＭＨ
Ｉ装置などから発生するディジタル画像を記録する光デ
ィスクカートリッジに関するものである。

〔従来の技術〕

近年、ディジタル化Ｘ線フィルム画像やＣＴ。

ＭＨＩ装置などから発生するディジタル画像を光ディス
クカートリッジに記録したり、その光ディスクカートリ
ッジから１又は複数の任意の記録画像を検索して画像表
示装置で読影することを可能にした画像蓄積検索装置が
開発されてきた。

これによれば、特に再来患者に対し、医師はその患者の
過去の記録画像（過去画像）や最新の記録画像（最新画
像）を画像表示装置の画面上で比較読撮することにより
、診断上の便宜が図られる。

ところで、前記光ディスクカートリッジには３．５　イ
ンチ、５インチ、１２インチ、１４インチなどの大きさ
のものがあり、容量は３．５　インチで１００ＭＢ、１
４インチでは６０００ＭＢ程度になる。

このような光ディスクカートリッジを用いて画像を記録
、再生して行く場合、従来、光ディスクカートリッジの
記録内容のディレクトリ（−覧表）をその光ディスク自
体に書き込んでいた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術では、上記ディレクトリを光ディスク自体
に書き込んでいたため、次のような問題点があった。す
なわち、前記画像蓄積検索装置における光ディスクカー
トリッジの書込み／読出し速度は遅く、保管棚にある光
ディスクカートリッジの記録内容のディレクトリを調べ
る場合、第一に、光ディスクカートリッジを画像蓄積検
索装置の光ディスクドライブ装置に装填してからデータ
が読み出せる状態になるまで時間がかかった。第二に、
そのような状態になってからもディレクトリを読み出す
ための時間がかかった。このため、最終的に画像検索に
要する時間は極めて長くなるという問題点があった。

そこでこのような時間を短縮するために、多数（数１０
枚〜１００枚以上）の光ディスクカートリッジを管理す
るためのオートチェンジャと光ディスクドライブ装置を
組合せた光ディスクライブラリなる装置が製品化されて
いる。しかしこのような装置では、高価になるばかりで
なく、管理可能枚数も１００枚程度と制限される。この
ため、多数の光ディスクカートリッジを管理する場合、
高速大容量磁気ディスク上に全ての光ディスクカートリ
ッジのデータベースを作成しなければならず、多数の光
ディスクカートリッジが保管棚にある場合には、その作
成に多大な時間を要し、実用的でない。

そこで、内蔵する光ディスクに記録された画像の種別、
患者ＩＤなどを表すディレクトリを光ディスクカートリ
ッジ単体でその外部から知る方法があれば、いちいち光
ディスクカートリッジをドライブ装置に装填しなくても
、簡単、迅速にディレクトリを読み出せ、内蔵光ディス
クに所望の画像が記録されているか否かを素速く検索で
きることになり、従来このような改善が要望されていた
。

本発明の目的は、記録内容のディレクトリをカートリッ
ジ単体でその外部から簡単、迅速に読み出せ、内蔵光デ
ィスクに所望の内容が記録されているか否かを素速く検
索することができる光ディスクカートリッジを提供する
ものである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の目的は、内蔵する光ディスクの記録内容のディ
レクトリを記録する読み書き自在の半導体メモリと、こ
の半導体メモリに対して前記ディレクトリを読み書きす
るワンチップマイクロコンピュータと、このワンチップ
マイクロコンピュータに各種の命令及びデータを与える
シート状キーボードと、このシート状キーボードによる
前記命令及びデータ並びに前記ワンチップマイクロコン
ピュータによる演算結果を表示する液晶表示器とを備え
てなり、前記シート状キーボードにより前記光ディスク
中に所望の記録内容があるか否かの検索命令を入力する
ことにより５前記液晶表示器にその結果を表示させるシ
ート状電子式計算機と、このシート状電子式計算機に電
源供給するバッテリと、前記電源供給をＯＮ、ＯＦＦす
るスイッチとを設けることにより達成される。

〔作用〕

シート状電子式計算機は、シート状キーボードによって
内蔵光ディスク中に所望の記録内容があるか否かの検索
命令を入力することにより、半導体メモリを読み込み、
液晶表示器にその検索結果を表示させる。

したがって、シート状キーボードや外部装置から半導体
メモリに、その光ディスクの記録内容のディレクトリを
書き込んでおくことにより、カートリッジをドライブ装
置に装填することなく、上記ディレクトリをカートリッ
ジ単体で外部から簡単、迅速に読み出せる。これにより
、内蔵光ディスクに所望の内容が記録されているか否か
を素速く検索することができる。

この場合、光ディスクカートリッジの光ディスクは円盤
形であり、一方それを収納するカートリッジ筐体は矩形
であり、更にシート状電子状計算機を構成する半導体メ
モリ、ワンチップマイクロコンピュータ、シート状キー
ボード、液晶表示器、及びこのシート状電子式計算機に
電源供給するバッテリ、上記電源供給を○Ｎ、ＯＦＦす
るスイッチは各々小形化が進んでいる。このため、カー
トリッジ筐体の四隅部などにシート状電子式計算機など
の構成部品を配置することは充分可能である。

更に、前記半導体メモリの記憶容量の増大により、大容
量光ディスクに記録された内容のディレクトリを十分に
記憶可能である。したがって、本発明は容易に達成され
る。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図及び第２図は本発明が適用された５インチ光ディ
スクカートリッジの一例を示す平面図及び背面図、第３
図及び第４図は同じく１２インチ光ディスクカートリッ
ジの一例を示す平面図及び背面図である。各図において
、１１はカートリッジ筐体、１２はこの筐体１１内に収
納された光ディスクであり、これらについては従前から
の光ディスクカートリッジと特にかかわるところはない
。

１３は、筐体１１内の四隅部、ここでは筐体１１内の背
面側隅部の一方側に配設された読み書き自在のＩＣメモ
リ、ここではＲＡＭで、前記光ディスク１２の記録内容
のディレクトリを読み書きされるものである。１４は、
このＲＡＭ１３に隣接配置され、前記ＲＡＭ、１３に対
して前記ディレクトリを読み書きするワンチップマイク
ロコンピュータで、ＭＰＵ、ＲＯＭ及びＲＡＭなどを備
えてなる。１５は、このワンチップマイクロコンピュー
タ１４に各種の命令及びデータを与えるシート状キーボ
ードで、カートリッジ筐体１１の上面に配設されている
。１６は、このシート状キーボード１５による前記命令
及びデータ並びに前記ワンチップマイクロコンピュータ
１４による演算結果を表示する液晶表示器で、カートリ
ッジ筐体１１の上面に配設されている。これらの構成部
分１３〜１６は、前記シート状キーボード１５により前
記光ディスク１２中に所望の記録内容があるか否かの検
索命令を入力することにより、前記液晶表示器１６にそ
の結果を表示させるシート状電子式計算機５０（第５図
参照）を構成している。

１７は、このシート状電子式計算機５０に電源供給する
、ボタン電池やシート状電池などの小型バッテリで、カ
ートリッジ筐体１１内の背面側隅部の他方側に配設され
ている。１８は上記電源供給をＯＮ、ＯＦＦするスイッ
チで、上記小型バッテリ１７に隣接した位置に、カート
リッジ筐体１１背面でＯＮ、ＯＦＦ操作可能に設けられ
ている。

更に、前記カートリッジ筐体１１には、図示しない画像
蓄積検索装置などの外部装置と前記シート状電子式計算
機５０との間でディレクトリを読み書きするための接続
手段、ここではディレクトリデータ入出力用のコネクタ
１９及びインターフェース２０が設けられている。この
場合、コネクタ１９はカートリッジ筐体１１の正面側に
、インターフェース２０は前記ワンチップマイクロコン
ピュータ１４に隣接した位置に各々設けられている。

第５図は、第１，２図、第３，４図に示した光ディスク
カートリッジの回路構成の一例を示すブロック図で、こ
の第５図において、第１図〜第４図と同一符号は同一部
分を示す。

ここで、シート状電子式計算機５０を構成するＲＡＭ１
３．ワンチップマイクロコンピュータ１４、シート状キ
ーボード１５．液晶表示器１６など各種電子部品は、従
来から小形化ないし薄形化されている。一方、カートリ
ッジ筐体１１の四隅部には余剰空間があり、また平面部
にはシート状であるならば貼付可能であるので、この部
分に前記各構成部品を配設することは可能である。

次に上述本発明カートリッジのディレクトリ読み書き動
作について説明する。

まず、上述カートリッジを前記ドライブ装置に装填する
と、それらの間で画像（データ）が転送可能となる。こ
の際、カートリッジ側コネクタ１９はドライブ装置側コ
ネクタ（図示せず）と接続され、カートリッジとドライ
ブ装置との間でディレクトリデータの転送が可能となる
。通常、ドライブ装置からカートリッジに画像を書き込
むと同時に、上記両コネクタを通してディレクトリデー
タがカートリッジに転送される。このディレクトリデー
タは、カートリッジ筐体１１内のＲＡＭ１３に書き込ま
れる。

ココテ、容量６．ＯＯＯＭＢ　（片面３，０００ＭＢ）
の光ディスクカートリッジの場合のディレクトリの書き
込み件数の具体例について述べる。

ＲＡＭ１３は、現状で１チツプ４Ｍｂｉｔが入手可能で
あり、それを複数用いることにより、その記憶容量は数
ＭＢが可能である。いま、ＲＡＭ１３のメモリ容量を４
ＭＢ　（４，１９４，３０４Ｂ）、光ディスク１２内の
１つのデータファイル、ここでは画像データに対するデ
ィレクトリの長さを３２Ｂとすると、　４，１９４，３
０４÷３２　＝１３１，０７２件となる。すなわち、約
１３１，０００件のデータのディレクトリを管理可能で
ある。

画像を検索する場合は、次のように行われる。

すなわち、光ディスクカートリッジの通常棚（図示せず
）に保管されているが、まずこの中からカートリッジ筐
体面に記された記録期間あるいはバックナンバなどを手
がかりに、おおよそ該当する光ディスクカートリッジを
見つける。

次に、その光ディスクカートリッジのスイッチ１８をＯ
Ｎした後、カートリッジ筐体１１面に配置されているシ
ート状キーボード１５により所望検索画像、具体的には
ＩＤ番号などを打ち込む。

このような検索操作すると、ワンチップマイクロコンピ
ュータ１４はＲＡＭ１３に記録されたディレクトリを読
み込んで検索動作し、その結果を液晶表示器１６に表示
する。これにより、所望の画像やデータが当該光ディス
クカートリッジ中に記録されているかどうかが即座に分
かる。

また、カートリッジを前記ドライブ装置に装填した場合
には、カートリッジ側コネクタ１９とドライブ装置側コ
ネクタとが接続され、カートリッジのＲＡＭ１３に書き
込まれたディレクトリデータは、即座に前記ドライブ装
置を経て図示しない上位装置（ここでは画像蓄積検索装
置の検索装置部）に読み取られる。したがって、上位装
置はこのカートリッジの記録内容のディレクトリを知る
ことができ、また、この上位装置から検索命令をカート
リッジ側に送り込んでワンチップマイクロコンピュータ
１４に検索動作させることもできる。

この間、カートリッジの光ディスク１２は回転し始め、
前記ドライブ装置のデータ読み取り部が作動してその光
ディスク１２から画像が読み出し可能になる。これによ
り上位装置は、検索された画像やそれに付随するデータ
を画像表示装置（図示せず）に即座に表示させることが
できる。

なお上述実施例では、ディレクトリの読み書きに使用す
る半導体メモリとして、揮発性の１ＣメモリであるＲＡ
Ｍを用いたが、非揮発性のＩＣメモリであるＥＰＲＯＭ
やＥ　Ｅ　Ｐ　ＲＯＭなどを用いてもよい。

また本発明は、画像記録用の光ディスクカートリッジだ
けでなく、その他のデータ記録用の光ディスクカートリ
ッジにも適用できることは勿論である。

〔発明の効果〕

本発明によれば、シート状キーボードの外部装置から半
導体メモリに、内蔵光ディスクの記録内容のディレクト
リを書き込んでおくことにより、カートリッジをドライ
ブ装置に装填することなく、そのディレクトリをカート
リッジ単体で外部から簡単、迅速に読み出せる。これに
より、内蔵光ディスクに所望の内容が記録されているか
否かを素速く検索することができるという効果がある。

特に、必要な光ディスクカートリッジをドライブ装置に
装填し、光ディスクの回転が定常状態になるのを待ち、
その後に読み取りヘッドが動き、光ディスクからディレ
クトリデータを読み出す従来方法に比べて、著しく時間
短縮できる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明が適用された５インチ光ディ
スクカートリッジの一例を示す平面図及び背面図、第３
図及び第４図は同じく１２インチ光ディスクカートリッ
ジの一例を示す平面図及び背面図、第５図は、第１．２
図及び第３，４図に示した光ディスクカートリッジの回
路構成の一例を示すブロック図である。 １１・・・カートリッジ筐体、１２・・・光ディスク、
１３・・ＲＡＭ（ＩＣメモリ）、１４・・・ワンチップ
マイクロコンピュータ、１５・・・シート状キーボード
、１６・・液晶表示器、１７・・・小型バッテリ、１８
・・スイッチ、１９・・・コネクタ、２０・・・インク
事 り 第 図 第 図 事 ／Ｓ 事 ■

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、内蔵する光ディスクの記録内容のディレクトリを記
   録する読み書き自在の半導体メモリと、この半導体メモ
   リに対して前記ディレクトリを読み書きするワンチップ
   マイクロコンピュータと、このワンチップマイクロコン
   ピュータに各種の命令及びデータを与えるシート状キー
   ボードと、このシート状キーボードによる前記命令及び
   データ並びに前記ワンチップマイクロコンピュータによ
   る演算結果を表示する液晶表示器とを備えてなり、前記
   シート状キーボードにより前記光ディスク中に所望の記
   録内容があるか否かの検索命令を入力することにより、
   前記液晶表示器にその結果を表示させるシート状電子式
   計算機と、このシート状電子式計算機に電源供給するバ
   ッテリと、 前記電源供給をＯＮ、ＯＦＦするスイッチとを具備する
   ことを特徴とする光ディスクカートリッジ。 ２、外部装置と前記シート状電子式計算機との間でディ
   レクトリを読み書きするための接続手段を具備する請求
   項１に記載の光ディスクカートリッジ。