JPH03212353A - 袋 - Google Patents

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JPH03212353A
JPH03212353A JP919290A JP919290A JPH03212353A JP H03212353 A JPH03212353 A JP H03212353A JP 919290 A JP919290 A JP 919290A JP 919290 A JP919290 A JP 919290A JP H03212353 A JPH03212353 A JP H03212353A
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JP
Japan
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bag
polyethylene
oxide
paper
sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP919290A
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English (en)
Inventor
Sadahiko Miyajima
宮嶋 貞彦
Michiaki Takesa
美智昭 竹佐
Hiroshi Tsukamoto
弘 塚本
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YOSHIYA CLEAN SYST KK
Original Assignee
YOSHIYA CLEAN SYST KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は袋中の野菜、果物類などを新鮮に保存し、また
袋中の生ゴミなどの悪臭を分解し得る袋に関するもので
ある。
[従来の技術] 従来、野菜、果物などの生鮮食品を保存する場合には、
そのまま冷蔵庫に入れたり、乾燥を防ぐためにポリエチ
レンなどの袋(以下、ポリ袋という)に収容した状態で
冷蔵庫に入れる等していた。
一方、一般家庭で生じる生ゴミは比較的大きなポリ袋に
入れ、戸外のゴミ集積所にまとめ、これをゴミ回収車が
回収するのが普通である。
また台所の流しなどにおいて生じる生ゴミは水切りをす
るために三角コーナーなどのザルの中や紙袋又は小孔の
あるポリ袋の中などに捨てられていた。
[発明が解決しようとする課題] ところで、野菜や果物などの生鮮食品からは、時が経る
に従ってアンモニア、硫化水素、エチレン、アセトアル
デヒド等の老化促進ガスが発生する。そのため生鮮食品
をポリ袋に収容しておいても、その鮮度が比較的早く低
下し、長期にわたり新鮮さを保った状態で保存すること
は困難であった。
また、ポリ袋に生鮮食品を入れて保存する場合、ポリ袋
には一般に気体透過性がないため、野菜や果物類などの
乾燥は防止できるものの、その鮮度を保つために必要な
酸素の供給が不十分となる。
一方、生ゴミに関しても上述の生鮮食品と同様、時が経
るに従ってアンモニア、硫化水素等の上記老化促進ガス
が発生し、このガスが戸外に集められた生ゴミ収容ポリ
袋からの悪臭となり、また家庭の流し台の三角コーナー
等における悪臭の原因となる。
本発明の課題は袋中に保存された野菜、果物類などの生
鮮食品の鮮度を保ち、また袋中の生ゴミの悪臭を防止し
得る袋を提供することにある。
[課題を解決するための手段] このような課題を解決するために、請求項1の発明は、
ポリエチレンまたはポリプロピレン製の袋(以下、ポリ
袋という)に、また請求項2の発明は紙袋に、それぞれ
ガス分解機能をもたせたものである。いずれの発明にお
いても、袋構成材たるポリエチレンまたはポリプロピレ
ン、あるいは紙の中にガス分解物質が含有されている。
そのガス分解物質は少なくとも酸化チタン、酸化アルミ
ニウム、酸化ニッケル及び酸化鉄を含んでいる。
[作 用] このようなガス分解物質を含んだポリ袋に野菜、果物等
の生鮮食品を入れて保存すれば、袋中の生鮮食品から発
生するアンモニア、硫化水素、エチレン、アセトアルデ
ヒド等の老化促進ガスが袋構成材たるポリエチレン、ポ
リプロピレン中の上記分解物質により分解され、吸着除
去される。この作用は生ゴミを収容した場合も同様に奏
される。
また、ポリ袋を構成する合成樹脂中に上記ガス分解物質
が混入されることにより、従来のポリ袋と異なり、その
ガス分解物質を通して適度の気体透過性透湿性が生じ、
これが生鮮食品にある程度の酸素を供給して、いわばそ
の“′呼吸”を助ける作用をなす。
一方、ガス分解物質を含む紙袋も上記ポリ袋と同様、鮮
度低下や悪臭の原因となるアンモニア、硫化水素等の老
化促進ガスを分解し、吸着除去する作用を奏する。上記
ポリ袋が主に水分の多い生鮮食品の収容、保存に好適な
のに対し、この紙袋は例えば菓子、乾燥魚介類等の乾燥
物の保存に好適であり、また水を透過させ得るから、台
所の流し台コーナー等における生ゴミの収容にも使用で
きる。
[実施例] 次に本発明を具現化した実施例について説明する。
(実施例1) 実施例1の袋はポリエチレン製のポリ袋である。
第1図に示すように、このポリ袋1の形態そのものは従
来のポリ袋と同様であって、筒状のポリエチレンシート
2の一端が熱溶着により閉じられ、他端が開口となって
いる。その大きさは用途に応じて適宜室められるが、−
例を挙げれば、外形300履×450履、厚さ0.04
履である。
袋構成材であるポリエチレンシート2中にはガス分解物
質が混入されている。このガス分解物質の組成の一例を
第1表に示す。
第 表 同表に例示されたガス分解物質は微細粒子状のもので、 同表に示す通り、 酸化チタンを始め酸化 アルミニウム等の金属酸化物を主体とし、カーボン等も
含んでいる。このガス分解物質の粒子の平均粒子径は1
〜30ミクロン程度、好ましくは10〜15ミクロンで
ある。そしてこのようなガス分解物質が第1図のポリエ
チレンシート中に実質的に均一に分布するように混入さ
れている。その混合割合、言い換えれば含有率は一概に
は言えないが1、ポリ袋1の全体に対して0.5〜3重
量%、より好ましくは1〜2,5重量%、最も好ましく
は2型間%程度である。
次に、本ポリ袋1の製造方法の一例を説明する。
まず、袋構成材たるポリエチレンシート1の原料となる
ポリエチレンの粒子と第1表に示す組成のガス分解物質
の粒子とを充分に混合して袋の混合原料とする。これを
よく知られている従来の方法に従って加熱、溶融し、エ
アノズル等により筒状のシート連続体として引出して、
個々に分断及び底部を熱溶着することにより第1図のよ
うなポリ袋1を得る。
このようにして得られたポリ袋1は主に生鮮食品の包装
、収納に適し、内部で発生するアンモニア、硫化水素、
エチレン、アセトアルデヒド等の老化促進ガスの分解、
吸着除去作用を果し、生鮮食品の鮮度を長期間保持する
のに役立つ。収容物として効果的なものを例示すれば、
葉物類(例えばほうれん草、小松菜など)、菜花菜類(
例えばキャベツ、レタスなど)、果菜類(例えばきゅう
り、トマトなど)、根茎菜類(例えば大根、にんじんな
ど)、豆類(例えばえだ豆、スィートコーンなど)、き
のこ類(例えばえのき、しめじなど)、果実類(例えば
りんご、桃など)、その他(カット野菜、切り花、鮮魚
など)を挙げることができる。
(実験例) 以上のようなガス分解ポリ袋1を用いて生鮮食品の保存
効果についての実験を以下のとおり行なった。
キャベツ100g及び空気3.51を実施例1のポリ袋
1に入れて密封し、33日間放置後、検知管を用いて袋
中の各種ガスの分量を測定した。測定結果を第2表に示
す。
第2表に示されるように、実施例1のポリ袋1中に33
日間という通常の野菜保存期間に比べて相当長い期間、
キャベツを保存したにも拘らず、通常キャベツから発生
してその鮮度低下の原因となる硫化水素、アンモニア、
アセトアルデヒド、エチレンの各種ガスはその袋中の空
気から検出されなかった。このことは実施例1のポリ袋
1中に入れたキャベツが上記各種ガスによる老化を受は
難く、長期間その鮮度が保たれることを裏付けている。
なお、キャベツ以外の他の生鮮食品についても実質上同
様の効果が確認されている。
また実施例1のポリ袋1の原料はポリプロピレンで置換
することができ、その袋構成材であるポリプロピレンシ
ートに第1表に例示するガス分解物質を含有させた場合
でも上述と同様の効果が得られた。
(実施例2) 実施例2について説明する。
この実施例2は紙袋である。その袋形態は実施例1と同
様であり、また袋構成材は和紙あるいは洋紙であって、
これらの紙中に前述の第1表に示す組成のガス分解物質
の微細粒子が全体にわたって実質的に均一に混入されて
いる。このガス分解物質の平均粒子径は実施例1と同じ
である。またガス分解物質の混入量は、袋全体に対する
重量%で2〜80%、好ましくは2〜20%、最も好ま
しくは10%である。
このような紙袋は例えば次のようにして製造することが
できる。洋紙の袋の場合、まず従来の手法に従い、木材
のチップから不純物を取除いて繊0 線質のみに精製、圧縮したパルプを水によりその繊維質
がほぐれるまで撹拌し、薄い水溶液を得る。
この水溶液が紙抄き機械で抄かれることとなるが、その
紙抄き工程に先立ち、上述のガス分解物質の微細粒子を
上記水溶液に混入し、十分に撹拌して均一に混合する。
このようにガス分解物質が混合されたパルプ溶解水溶液
を従来の手法で紙に抄けば、ガス分解物質が均一に分布
する紙素材が得られ、この紙素材から通常の手法で袋を
構成すれば、実施例2のガス分解紙袋が得られる。
なお、和紙袋の場合でも、洋紙袋と実質的に同様であり
、原料がこうぞ等に代わり、その繊維質を水で撹拌して
和紙を抄く前に、前述のガス分解物質を充分に混入し、
その後従来の手法で和紙を抄き、それで袋を構成すれば
和紙によるガス分解袋ができる。
そして、以上のように洋紙あるいは和紙から得られた実
施例2のガス分解紙袋に、例えばキャベツ等の生鮮食品
を入れて保存した場合、実施例1のポリ袋と実質上同様
のガス分解効果が得られた。
1 なお、実施例2の紙袋は水分通過性を容易に付与できる
ので、台所の流し台等において生じる水切りを必要とす
る生ゴミを収容するにも適し、その際、生ゴミから生じ
る悪臭の原因となる硫化水素、アンモニア、アセトアル
デヒド、エチレンなどのガスがガス分解物質により分解
、吸着除去される。
また、実施例1のポリ袋に生ゴミは通過しないが、水分
が通過し得る程度の大きさの小孔を適数設けて、生ゴミ
を水切りして捨てるための袋として用いた場合にも、上
述の紙袋と同様に生ゴミからの悪臭の発生が防止され得
る。
[発明の効果] 本発明に係るポリエチレン袋、ポリプロピレン袋及び紙
袋においては、袋中に保存された野菜、果物類などの生
鮮食料品をその鮮度を保ちつつ長期にわたり保存し得る
また本発明に係る袋中に生ゴミを処分した場合には生ゴ
ミからの悪臭の発生を防止し得る。
【図面の簡単な説明】
2 第1図は本発明の一実施例であるポリ袋の外観を示す斜
視図である。 1・・・ポリ袋 2・・・ポリエチレンシート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリエチレンまたはポリプロピレン製の袋であつ
    て、 少なくとも酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化ニッケ
    ル及び酸化鉄を含むガス分解物質が袋を構成するポリエ
    チレンまたはポリプロピレン中に含有されていることを
    特徴とする袋。
  2. (2)紙製の袋であって、 少なくとも酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化ニッケ
    ル及び酸化鉄を含むガス分解物質が袋を構成する紙中に
    含有されていることを特徴とする袋。
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