JPH032115B2 - - Google Patents

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JPH032115B2
JPH032115B2 JP20170983A JP20170983A JPH032115B2 JP H032115 B2 JPH032115 B2 JP H032115B2 JP 20170983 A JP20170983 A JP 20170983A JP 20170983 A JP20170983 A JP 20170983A JP H032115 B2 JPH032115 B2 JP H032115B2
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Japan
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valve
rotor
bore
reaction
pair
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JP20170983A
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JPS6092960A (ja
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Fujio Momyama
Yoshio Shirai
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Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6092960A publication Critical patent/JPS6092960A/ja
Publication of JPH032115B2 publication Critical patent/JPH032115B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D6/00Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、パワー・ステアリングおよびその
パワー・ステアリングに使用される反力調整弁に
関する。
一般に、車両のパワー・ステアリングは、操舵
するときの重さ、すなわち、路面からの操舵抵抗
を運転者に感じさせるため、反力を発生させ得る
ように構成されてきている。
しかし、その反力の大きさを予め小さく設定す
ると、停車時や低速走行時には、小さい操作力で
の操舵が可能になり、操舵による疲労が軽減され
るが、高速走行時には手応えが軽過ぎて、操舵が
不安定になる傾向にあつた。また、逆にその反力
を予め大きく設定すると、高速走行時には安定し
た操舵が可能になるが、停車時や低速走行時に
は、手応えが重過ぎて、操舵による疲労が増す傾
向にあつた。
近年、そのような不都合を回避するために、機
関回転数感応型、あるいは、車速感応型などのよ
うに、走行条件に応じて反力を変化させるパワ
ー・ステアリングが提案されてきているが、これ
らのパワー・ステアリングにおいては、その反力
の変化の範囲が狭いことから、車両の走行条件に
応じて最も適した反力を得ることは困難であり、
加えて、そのような反力を変化させるための手段
が複雑になり、生産コストが高くなる傾向にあつ
た。
この発明の目的は、可変絞りとして、一対の連
絡ポート間を流れる圧油の流量を調整し、殊に、
それらポート間を流れる圧油の流量調整を行なう
ためのバルブ・ロータの摩擦抵抗を少なくして、
回転を円滑にし、極めて小さい動力でそのバル
ブ・ロータを回転させるようにし、しかも、高い
精度をもつてそのような流量の調整を行ない、パ
ワー・ステアリングにおける反力の調整に最も適
するようにするところのパワー・ステアリングに
使用される反力調整弁の提供にある。
この発明の他の目的は、車両の走行条件に応じ
て反力を変化させ、しかも、停車時から高速走行
時に至るまでの操舵に最も適した反力を得て、安
全かつ確実な操舵を可能にし、操舵による疲労を
軽減するところのパワー・ステアリングの提供に
ある。
上述を課題として、この発明のパワー・ステア
リングに使用される反力調整弁は、ロータ・ボア
を備えるバルブ・ケーシングと、パワー・シリン
ダに流れる圧油を方向制御するコントロール・バ
ルブにおける一対のリアクシヨン・チヤンバに接
続可能にされるように、そのロータ・ボアに適宜
の間隔で開口されてそのバルブ・ケーシングに形
成されてある一対の連絡ポートと、そのロータ・
ボアに回転可能に嵌め込まれてその連絡ポートを
絞るバルブ・ロータとを含んでそのリアクシヨ
ン・チヤンバ間に流れる圧油の流量を調整し、そ
して、当り面が、そのロータ・ボアの断面積より
も小さくてそのロータ・ボアの両端面に接触され
る面積を有し、そのバルブ・ロータの両端面に突
き出されてそのバルブ・ボアの両端部分にバラン
ス室を形成し、そして、そのバルブ・ロータをそ
のバルブ・ボア内に軸方向に圧力バランスさせる
ところにある。
また、この発明のパワー・ステアリングは、オ
イル・ポンプ、一対のリアクシヨン・チヤンバを
備えるコントロール・バルブ、および、パワー・
シリンダを含んで操舵を行ない、さらに、リアク
シヨン連通路が、その一対のリアクシヨン・チヤ
ンバを互いに連絡し、反力調整弁が、ロータ・ボ
アを備えるバルブ・ケーシングと、そのロータ・
ボアに適宜に間隔で開口されてそのバルブ・ケー
シングに形成されてある一対の連絡ポートと、そ
のロータ・ボアに回転可能に嵌め込まれてその連
絡ポートを絞るバルブ・ロータと、そのロータ・
ボアの断面積よりも小さくてそのロータ・ボアの
両端面に接触される面積を有し、そのバルブ・ロ
ータの両端面に突き出されてそのバルブ・ボアの
両端部分にバランス室を形成し、そして、そのバ
ルブ・ロータをそのバルブ・ボア内に軸方向に圧
力バランスさせる当り面とよりなり、そして、そ
のリアクシヨン連通路に配置され、そして、アク
チユエータが、車両の走行条件に応じて、そのバ
ルブ・ロータを回転させるところにある。
以下、この発明のパワー・ステアリングおよび
そのパワー・ステアリングに使用される反力調整
弁の特定された具体例について、図面を参照して
説明する。
このパワー・ステアリング10は、ステアリン
グ・ホイール(図示せず)の操作によつてコント
ロール・バルブ13のコントロール・バルブ・ス
プール41を摺動させ、オイル・ポンプ11から
フロー・コントロール・バルブ12を経た圧油を
パワー・シリンダ14に切り換え接続して、その
パワー・シリンダ14を動作し、操舵を行なうも
ので、そのような操舵を行なう際の反力をそのコ
ントロール・バルブ・スプール41の両側に形成
されたリアクシヨン・チヤンバ53,54内の圧
油で発生させ、しかも、反力調整弁16がそのリ
アクシヨン・チヤンバ53,54内の圧力の調整
を行ない、反力を変えるように構成された。
すなわち、そのパワー・ステアリング・10
は、オイル・ポンプ11と、フロー・コントロー
ル・バルブ12と、コントロール・バルブ・スプ
ール41の両側に一対のリアクシヨン・チヤンバ
53,54を備えるコントロール・バルブ13
と、パワー・シリンダ14と、そのリアクシヨ
ン・チヤンバ53,54を互いに連絡するリアク
シヨン連通路15と、そのリアクシヨン連通路1
5に配置された反力調整弁16と、その反力調整
弁16を開閉するアクチユエータ72とから構成
されている。
また、そのパワー・ステアリング10における
反力の調整に適するようになされた反力調整弁1
6は、一対の連絡ポート19,20間を流れる圧
油の流量を変えるためのバルブ・ロータ21を備
え、しかも、そのバルブ・ロータ21がロータ・
ボア18内で軸方向において圧力バランスされ、
そのバルブ・ロータ21の摩擦抵抗を少なくし、
回転を円滑にするように構成されている。
さらに、その反力調整弁16を詳述するなら
ば、その反力調整弁16は、ロータ・ボア18を
備えるバルブ・ケーシング17と、そのロータ・
ボア18に連絡されるように、適宜の間隔でその
バルブ・ケーシング17に形成された一対の連絡
ポート19,20と、そのロータ・ボア18に回
転可能に配置され、かつ、軸方向において圧力バ
ランスされ、そのロータ・ボア18に対する摩擦
抵抗を少なくするようにされたバルブ・ロータ2
1と、そのロータ・ボア18の内周面に協働さ
れ、かつ、その連絡ポート19,20に連絡され
る一対の圧力室29,30を形成するように、そ
のバルブ・ロータ21の外周面に適宜の間隔で形
成された一対の切吹き23,24と、その切吹き
23,24を互いに連絡するように、そのバル
ブ・ロータ21に形成された連通路28と、その
圧力室29に連絡されるように、そのバルブ・ロ
ータ21の外周面に形成された絞り溝27と、そ
のアクチユエータ72のドライブ・シヤフト73
をそのバルブ・ロータ21のバルブ・シヤフト2
2に連結し、軸間偏芯を許容するすきまばめ継ぎ
76とより構成され、そのバルブ・ロータ21の
回転を円滑にし、しかも、その圧力室29,30
によつてそのバルブ・ロータ21が半径方向に押
し付けられることを回避し、さらに、そのすきま
ばめ継ぎ76によつて、そのアクチユエータ72
のドライブ・シヤフト73をそのバルブ・ロータ
21のバルブ・シヤフト22に容易に、かつ、確
実に連結し、そのアクチユエータ72の取付けば
らつきを生じる場合にも、そのバルブ・ロータ2
1に動力を確実に伝達させる構成にしている。
そのオイル・ポンプ11は、そのキヤブ・オー
バ型トラツクに搭載された内燃機関(図示せず)
によつて駆動されるもので、オイル・リザーバ
(図示せず)に溜められた油を吸い上げ、その内
燃機関の回転数にほぼ比例した圧油の吐出量が得
られるように構成されている。
そのオイル・ポンプ11は、既存のパワー・ス
テアリングに使用されるオイル・ポンプと同様に
構成されるため、その構成の説明を省略する。
そのフロー・コントロール・バルブ12は、そ
のオイル・ポンプ11の吐出側に接続されるポン
プ・ポート66、後述するコントロール・バルブ
13の供給ポート32側に接続されるコントロー
ル・バルブ・ポート67、および、そのオイル・
ポンプ11のサクシヨン側に接続されるサクシヨ
ン・ポート68を備えるケーシングと、そのケー
シング内に往復摺動可能に配置されたオイル・リ
ターン・コントロール・スプール(図示せず)な
どよりなり、そのオイル・ポート66側に送られ
る圧油の流量を調整して、所定の流量をそのコン
トロール・バルブ・ポート67側に送り、また、
余剰流量をそのサクシヨン・ポート68からその
オイル・ポンプ11のサクシヨン側、すなわち、
オイル・リザーバ(図示せず)側に戻すように構
成されている。
そのフロー・コントロール・バルブ12は、既
存のパワー・ステアリングに使用されるフロー・
コントロール・バルブと同様に構成されるため、
その構成の詳細な説明を省略する。
そのコントロール・バルブ13は、スプール・
チヤンバ31、そのフロー・コントロール・バル
ブ12のコントロール・バルブ・ポート67側を
そのスプール・チヤンバ31に接続する供給ポー
ト32、そのスプール・チヤンバ31をそのオイ
ル・ポンプ11のサクシヨン側に接続する排出ポ
ート33、および、パワー・シリンダ・ポート3
4,35,36を備えるコントロール・バルブ・
ケーシング30と、その供給ポート32をその排
出ポート33、および、パワー・シリンダ・ポー
ト34,35,36に切換え接続するように、そ
のスプール・チヤンバ31内に往復摺動可能に配
置されたコントロール・バルブ・スプール41
と、そのスプール・チヤンバ31内で、そのコン
トロール・バルブ・スプール41の両側に形成さ
れた一対のリアクシヨン・チヤンバ53,54と
より構成されている。
勿論、そのスプール・チヤンバ31内には、そ
の供給および排出ポート32,33に連絡される
ようにして、リング溝39,40がそれぞれ形成
されている。
また、そのコントロール・バルブ・スプール4
1が中立位置に置かれた状態で、そのリング溝3
9,40よりも外側に位置されたそのコントロー
ル・バルブ・スプール41の両端周囲には、ラン
ド42,45がそれぞれ形成され、そのランド4
2,45間には、そのリング溝39,40に向い
合うようにしてランド43,44がそれぞれ形成
されている。
勿論、それらのランド42,43,44,45
間には、そのパワー・シリンダ・ポート34,3
5,36に連絡され得るスプール溝46,47,
48がそれぞれ形成されている。
さらに、そのコントロール・バルブ・スプール
41の両端内側には、そのコントロール・バル
ブ・スプール41の軸方向に沿つて伸長され、か
つ、両端が開放されたボア49,50がそれぞれ
形成され、そのボア49,50は、連通孔51,
52を介して、そのスプール溝46,47にそれ
ぞれ接続されている。
従つて、そのスプール溝46,47は、その連
通孔51,52、および、ボア49,50を介し
て、リアクシヨン・チヤンバ53,54にそれぞ
れ接続されている。
また、そのコントロール・バルブ・スプール4
1は、ステアリング操作に応動して往復摺動する
ため、そのコントロール・バルブ・スプール41
のほぼ中央の位置には、シヤフト71の一端が固
定され、そのシヤフト71の他端は、そのコント
ロール・バルブ・ケーシング30を貫通して、ス
テアリング・シヤフト(図示せず)側に連結され
ている。
上述のように構成されたコントロール・バルブ
13の供給ポート32は、供給配管69を介し
て、フロー・コントロール・バルブ12のコント
ロール・バルブ・ポート67に接続され、また排
出ポート33は、戻り配管70を介してオイル・
ポンプ11のサクシヨン側に接続される。
そのパワー・シリンダ14は、そのコントロー
ル・バルブ13のケーシング30に一体的に形成
され、かつ、そのコントロール・バルブ13のパ
ワー・シリンダ・ポート34,35,36に接続
されたシリンダ・ボア58を備えるパワー・シリ
ンダ・ケーシングと、そのパワー・シリンダ・ポ
ート34,35、および36に対応して接続され
た一対のシリンダ室59,60をそのシリンダ・
ボア58内に形成するように、そのシリンダ・ボ
ア58内に往復摺動可能に配置されたパワー・ピ
ストン61とから構成され、さらに出力部を概念
的に説明すれば、一端がそのパワー・ピストン6
1に連結され、他端がそのパワー・シリンダ・ケ
ーシングを貫通して外側に突出された操作ロツド
62と、その操作ロツド62の反対側の位置で、
その操作ロツド62とほぼ同一軸心的にそのパワ
ー・シリンダ・ケーシングに固定されたロツド6
3とより構成されている。
勿論、そのコントロール・バルブ13のパワ
ー・シリンダ・ポート34,35は、連通路5
5,56を介してそのシリンダ室60に、また、
パワー・シリンダ・ポート36は、連通路57を
介して、そのシリンダ室59に、それぞれ接続さ
れている。
また、そのパワー・ピストン61に固定され、
そのパワー・シリンダ・ケーシングの外側に突出
された操作ロツド62の先端は、キヤブ・オーバ
型トラツクのシヤシ・フレーム(図示せず)側に
取り付けられるが、その操作ロツド62の反対側
においてそのパワー・シリンダ・ケーシングに固
定されたロツド63側は、タイヤ側の操舵抵抗を
模式的に表わすものとして図示されている。
そのリアクシヨン連通路15は、そのコントロ
ール・バルブ13における一対のリアクシヨン・
チヤンバ53,54を互いに連絡している。すな
わち、そのリアクシヨン連通路15は、一端を一
方のリアクシヨン・チヤンバ53のポート37
に、他端を他方のリアクシヨン・チヤンバ54の
ポート38にそれぞれ接続している。
その反力調整弁16は、そのリアクシヨン連通
路15を流れる圧油の流量を調整するように、換
言するならば、一方のリアクシヨン・チヤンバ5
3から他方のリアクシヨン・チヤンバ54に、も
しくは、他方のリアクシヨン・チヤンバ54から
一方のリアクシヨン・チヤンバ53に流れる圧油
の流量を調整し、操舵するときの反力を変えるよ
うに、そのリアクシヨン連通路15の所定の位置
に配置されている。
その反力調整弁16は、ロータ・ボア18を備
えたバルブ・ケーシング17と、そのロータ・ボ
ア18に適宜の間隔で開口されてそのバルブ・ケ
ーシング17に形成された一対の連絡ポート1
9,20と、そのロータ・ボア18に回転可能に
嵌め込まれてその連絡ポート19,20を絞るバ
ルブ・ロータ21と、そのロータ・ボア18の断
面積よりも極めて小さい面積を有し、そして、そ
のバルブ・ロータ21の両端面に突き出され、そ
して、そのバルブ・ロータ21をそのロータ・ボ
ア18内に軸方向に圧力バランスさせてそのロー
タ・ボア18に対するそのバルブ・ロータ21の
摩擦抵抗を少なくさせた当り面74,75と、そ
のロータ・ボア18の内周面に協働され、かつ、
その連絡ポート19,20に連絡される一対の圧
力室29,30を形成するように、そのバルブ・
ロータ21の外周面に適宜の間隔で形成された一
対の切吹き23,24と、その切吹き23,24
を互いに連絡するように、そのバルブ・ロータ2
1に形成された連通路28と、その圧力室29に
連絡されるように、そのバルブ・ロータ21の外
周面に形成された絞り溝27とより構成されてい
る。
そのバルブ・ケーシング17は、ロータ・ボア
18を備え、さらに、そのバルブ・ケーシング1
7には、そのロータ・ボア18に連絡されるよう
にして、一対の連絡ポート19,20がそれぞれ
形成されている。その連絡ポート19,20は、
そのロータ・ボア18の側面のほぼ中央の位置に
連絡されるようにして、そのバルブ・ケーシング
17にそれぞれ形成されているが、第3図から理
解されるように、その連絡ポート20はその連絡
ポート19に対して同軸心的に位置されることな
く、その連絡ポート19とほぼ平行になるように
して、半径方向の一方の側にオフセツトされてい
る。
そのバルブ・ロータ21は、そのロータ・ボア
18の上方および下方にバランス室25,26を
それぞれ形成されるように、そのロータ・ボア1
8に回転可能に配置されている。すなわち、その
バルブ・ロータ21は、そのバランス室25,2
6内の圧力により、軸方向において圧力バランス
されている。
勿論、そのバルブ・ロータ21の両端面には、
そのロータ・ボア18の上下端の面積、すなわ
ち、断面積よりも極めて小さくてそのロータ・ボ
ア18の両端面に接触される面積を有する当り面
74,75が突き出され、そして、その当り面7
4,75が、そのバルブ・ボア18の両端部分に
そのバランス室25,26を形成し、そして、そ
のバルブ・ロータ21をそのバルブ・ボア18内
に軸方向に圧力バランスさせているが、その当り
面74,75は、また、そのバルブ・ボア18内
において、そのバルブ・ロータ21の軸方向の動
きを規制している。
従つて、そのバルブ・ロータ21は、そのロー
タ・ボア18内で、軸方向において圧力バランス
され、その当り面74,75とそのロータ・ボア
18の上下端面との接触面積が極めて小さいこと
から、そのバルブ・ロータ・21の回転が極めて
円滑になされる。
その一対の切欠き23,24は、そのバルブ・
ロータ21の軸方向のほぼ中央の外周面に互いに
背中合わせの間隔で形成され、そして、そのロー
タ・ボア18の内周面に協働されてそのロータ・
ボア18内に一対の圧力室29,30を形成し
た。
また、その一対の切欠き23,24には、その
バルブ・ロータ21を半径方向に貫通した連通路
28が開口されてその圧力室29,30は、互い
に連絡されてある。
そのようにして、そのバルブ・ロータ21はそ
のバルブ・ボア18内に内周方向に圧力バランス
され、そのバルブ・ボア18内に円滑に回転可能
にされてある。
さらに、そのバルブ・ロータ21の外周面に
は、一方の切吹き23に連絡され、換言するなら
ば、一方の圧力室29に連絡された絞り溝27が
形成された。
勿論、第2および第3図は、その反力調整弁1
6の連絡ポート19,20が閉じられている状態
を示しているが、そのような状態において、その
バルブ・ロータ21の所定の回転範囲内で、その
連絡ポート20は常にその圧力室30に連絡され
ている。
従つて、第3図に示された反力調整弁16にお
いて、そのバルブ・ロータ21が右側に回転され
るならば、その絞り溝27がその連絡ポート19
に連絡され、その結果、その連絡ポート19,2
0が相互に連絡される。
また、その絞り溝27はその切欠き23側に近
寄るに従つて順次溝の深さが深くなるようにして
いるので、そのバルブ・ロータ21の回転に応じ
て、その絞り溝27とその連絡ポート19との連
絡通路面積が変えられ、すなわち、その連絡ポー
ト19,20間の絞り量が変えられる。
さらに、そのバルブ・ロータ21は、下方の端
面、すなわち、当り面75側の位置において、下
方に伸長されたバルブ・シヤフト22を備え、そ
のバルブ・シヤフト22端がそのバルブ・ケーシ
ング17の外側に突出されるように、そのバル
ブ・シヤフト22をそのバルブ・ケーシング17
に貫通させている。
そのアクチユエータ72は、そのバルブ・ロー
タ21を回転させるように、すきまばめ継ぎ76
を介してそのバルブ・シヤフト22端に連絡され
たステツビング・モータで、そのキヤブ・オーバ
型トラツクの走行速度に応じて回転し、その反力
調整弁16の連絡ポート19,20に流れる圧油
の流量を変えるように構成されている。
すなわち、そのアクチユエータ72は、車速セ
ンサ(図示せず)に電気的に接続され、その車速
センサからの出力信号に応じて、そのバルブ・ロ
ータ21を回転させるように構成されている。勿
論、そのアクチユエータ72の電気回路におい
て、そのアクチユエータ72および車速センサ間
には、コントロール・ユニツト(図示せず)を配
置し、その車速センサからの出力信号をそのコン
トロール・ユニツトでステツプ・モータの駆動信
号に変換して出力し、その出力信号に応じてその
アクチユエータ72が駆動されるように構成され
ることが望ましい。
さらに、そのアクチユエータ72は、車速セン
サ、機関回転数センサなどの各種のセンサ、およ
び、入力および出力回路、記憶回路、演算回路、
制御回路、電源回路などからなるコントロール・
ユニツト(図示せず)と組み合わせて使用され、
その反力調整弁16の制御をより高度にすること
も可能である。
そのすきまばめ継ぎ76は、そのアクチユエー
タ72のドライブ・シヤフト73をそのバルブ・
ロータ21のバルブ・シヤフト22に連結し、し
かも、そのドライブ・シヤフト73とそのバル
ブ・シヤフト22の軸間偏芯を許容している。
すなわち、そのすきまばめ継ぎ76は、そのバ
ルブ・ロータ21のバルブ・シヤフト22端に形
成された突起77と、所定の遊びをもつてその突
起77を嵌め合わせるように、そのアクチユエー
タ72のドライブ・シヤフト73端に形成された
嵌合せ溝78とより構成されている。
従つて、その突起77の幅およびその突起77
におけるそのバルブ・シヤフト22の半径方向に
沿つた長さは、その嵌合せ溝78の幅およびその
嵌合せ溝78におけるそのドライブ・シヤフト7
3の半径方向に沿つた長さよりも短くされ、その
突起77がその嵌合せ溝78に嵌め合わせられた
状態において、所定の遊びを生じ、そのドライ
ブ・シヤフト73とそのバルブ・シヤフト22と
の軸間偏芯を許容して、そのアクチユエータ72
に動力をそのバルブ・シヤフト22に確実に伝達
するように構成されている。
次に、上述の反力調整弁16を含んで構成され
たパワー・ステアリング10を備えるキヤブ・オ
ーバ型トラツクの走行について述べるに、そのキ
ヤブ・オーバ型トラツクが低速走行する場合、車
速センサからの出力信号により、そのアクチユエ
ータ72が駆動し、その反力調整弁16のバル
ブ・ロータ21が回転し、その一対の連絡ポート
19,20は極端に絞られることなく、その絞り
溝27、一対の圧力室29,30および、連通路
28を介して互いに連絡されている。
そのような状態において、そのオイル・ポンプ
11から供給される圧油は、そのフロー・コント
ロール・バルブ12により流量が調整され、所定
の流量の圧油が、そのコントロール・バルブ13
の供給ポート32に送られる。
その供給ポート32に送られた圧油は、そのコ
ントロール・バルブ・スプール41が中立位置に
置かれているときには、その排出ポート33から
そのオイル・ポンプ11のサクシヨン側に戻され
るが、そのコントロール・バルブ・スプール41
がステアリング操作によつて何れか一方に摺動さ
れれば、その摺動方向に応じて、その圧油がその
パワー・シリンダ14のシリンダ室59,60の
何れか一方、および、そのリアクシヨン・チヤン
バ53,54の何れか一方に送られる。
例えば、そのコントロール・バルブ・スプール
41が、第1図において右側に摺動されれば、そ
の供給ポート32が、そのコントロール・バル
ブ・スプール41のスプール溝47を介してその
パワー・シリンダ・ポート36に連絡され、圧油
はそのパワー・シリンダ14のシリンダ室59に
送られ、そのパワー・ピストン61が第1図にお
いて左側に、言い換えれば、そのパワー・シリン
ダ14が右側に移動される。
そのように圧油が供給されるとき、その圧油の
一部は、その連通孔52およびボア50を介して
そのリアクシヨン・チヤンバ54に送られる。
そのような操舵による反力は、そのリアクシヨ
ン・チヤンバ54内の圧力によつて与えられる
が、上述のように、低速走行時には、その反力調
整弁16の一対の連絡ポート19,20間が、極
端に絞られることなく、通路断面積が広い状態で
互いに連絡されているので、そのリアクシヨン・
チヤンバ54内の圧油は、他方のリアクシヨン・
チヤンバ53に送られる。
勿論、そのコントロール・バルブ・スプール4
1が上述のように摺動されれば、その排出ポート
33がそのスプール溝46に連絡されるので、そ
のリアクシヨン・チヤンバ53内の圧油はそのオ
イル・ポンプ11のサクシヨン側に戻される。
従つて、そのリアクシヨン・チヤンバ54内の
圧油は、そのコントロール・バルブ・スプール4
1の摺動に対して大きな抵抗とならず、低速走行
時の操舵が小さい操作力をもつてなされる。
また、そのコントロール・バルブ・スプール4
1が第1図において左側に摺動されれば、その供
給ポート32がそのスプール溝48に、その排出
ポート33がそのスプール溝47に、それぞれ連
絡され、その連通路55,56を介して圧油がそ
のパワー・シリンダ14のシリンダ室60、およ
び、リアクシヨン・チヤンバ53に、それぞれ送
られ、そのパワー・ピストン61が第1図におい
て右側に、すなわち、そのパワー・シリンダ14
が左側に移動される。
そのリアクシヨン・チヤンバ53内の圧油は、
上述した場合と逆に、そのリアクシヨン連通路1
5を通り、その反力調整弁16によつて極端に絞
られることなく、そのリアクシヨン・チヤンバ5
4に送られ、そのリアクシヨン・チヤンバ54内
の油は、そのボア50、および、連通孔52を通
り、その排出ポート33からそのオイル・ポンプ
11のサクシヨン側に戻される。
従つて、上述した場合と同様に、そのリアクシ
ヨン・チヤンバ53内の圧油は、そのコントロー
ル・バルブ・スプール41の摺動に対して大きな
抵抗とならず、低速走行時の操舵が小さい操作力
をもつてなされる。
勿論、そのキヤブ・オーバ型トラツクが停車時
に操舵される場合、走行速度が零であり、その反
力調整弁16における連絡ポート19,20間の
通路断面積が最大に広げられているので、そのリ
アクシヨン・チヤンバ53,54の相互の圧力差
が極めて小さくなり、据切り、幅寄せ、切返しが
極めて小さい操作力をもつて可能になる。
さらに、そのキヤブ・オーバ型トラツクが高速
走行する場合、車速センサからの出力信号によ
り、そのアクチユエータ72が駆動し、その反力
調整弁16のバルブ・ロータ21が上述と逆の方
向に回転し、その連絡ポート19がそのバルブ・
ロータ21によつて絞られ、通路断面積が狭くさ
れる。
上述の場合と同様に、そのコントロール・バル
ブ・スプール41が何れか一方に摺動されれば、
そのシリンダ室59,60の何れか一方に圧油が
送られてそのパワー・ピストン61が摺動され、
その圧油の一部は、そのリアクシヨン・チヤンバ
53,54の何れか一方に送られるが、その反力
調整弁16の連絡ポート19,20間が絞られ、
通路断面積が狭くされているので、その反力調整
弁16による圧力降下が大きくなり、その左右の
リアクシヨン・チヤンバ53,54内の圧力差が
大きくなつて、そのコントロール・バルブ・スプ
ール41の摺動に対して大きな抵抗となり、高速
走行時の操舵に比較的大きな操作力が要求され、
走行安定性が向上する。
上述のようにして、その反力調整弁16のバル
ブ・ロータ21が回転することにより、そのキヤ
ブ・オーバ型トラツクの走行条件に最も適した反
力が得られるが、そのバルブ・ロータ21は、そ
のロータ・ボア18内で軸方向に圧力バランスさ
れ、そのバルブ・ロータ21の上下端面における
接触面積を極めて小さくしているので、そのバル
ブ・ロータ21の摩擦抵抗が少なくなり、回転が
円滑になされ、その結果、極めて小さい動力でそ
のバルブ・ロータ21を回転させることができ、
換言するならば、そのバルブ・ロータ21を回転
させるそのアクチユエータ72の小型化を図るこ
とが可能になる。
さらに、そのバルブ・ロータ21は、そのロー
タ・ボア18の内周面に協働されて、その一対の
圧力室29,30をそれぞれ形成するその一対の
切欠き23,24を備え、かつ、その切欠き2
3,24を連通路28で互いに連絡し、しかも、
そのバルブ・ロータ21の所定の回転範囲におい
て、その圧力室30を一方の連絡ポート20に常
に連絡するようにしているので、そのバルブ・ロ
ータ21が僅かに回転され、その絞り溝27がそ
の連絡ポート19に連絡されるならば、実質的に
同一の圧力がその圧力室29,30にそれぞれ加
えられ、換言するならば、そのバルブ・ロータ2
1がそのロータ・ボア18内で半径方向に圧力バ
ランスされ、そのバルブ・ロータ21の片寄りが
回避され、そのバルブ・ロータ21の回転が極め
て円滑になされる。
また、そのバルブ・ロータ21のバルブ・シヤ
フト22は、軸間偏芯を許容するすきまばめ継ぎ
76によつてそのアクチユエータ72のドライ
ブ・シヤフト73に連結されているので、そのア
クチユエータ72の動力がそのバルブ・ロータ2
1に確実に伝達されることにより、そのアクチユ
エータ72の取付けばらつきにより、そのバル
ブ・ロータ21とそのアクチユエータ72との間
に相対的なずれを生じている場合に、そのような
ずれがそのすきまばめ継ぎ76によつて吸収され
る。従つて、そのアクチユエータ72の取付けの
際に、高い精度が要求されることなく、そのアク
チユエータ72を容易に取り付けることができ、
そのアクチユエータ72の駆動によつてそのバル
ブ・ロータ21が適正に回転し、操舵されるとき
の反力の調整が適正になされる。
上述から理解されるように、その発明のパワ
ー・ステアリングに使用される反力調整弁は、ロ
ータ・ボアを備えるバルブ・ケーシングと、パワ
ー・シリンダに流れる圧油を方向制御するコント
ロール・バルブにおける一対のリアクシヨン・チ
ヤンバに接続可能にされるように、そのロータ・
ボアに適宜の間隔で開口されてそのバルブ・ケー
シングに形成されてある一対の連絡ポートと、そ
のロータ・ボアに回転可能に嵌め込まれてその連
絡ポートを絞るバルブ・ロータとを含んでそのリ
アクシヨン・チヤンバ間に流れる圧油の流量を調
整し、そして、当り面が、そのロータ・ボアの断
面積よりも小さくてそのロータ・ボアの両端面に
接触される面積を有し、そのバルブ・ロータの両
端面に突き出されてそのバルブ・ボアの両端部分
にバランス室を形成し、そして、そのバルブ・ロ
ータをそのバルブ・ボア内に軸方向に圧力バラン
スさせるところにあるので、この発明のパワー・
ステアリングに使用される反力調整弁では、その
バルブ・ロータの摩擦抵抗が少なくなり、回転が
円滑になり、極めて小さい動力でそのバルブ・ロ
ータが回転され、しかも高い精度をもつてその一
対の連絡ポート間を流れる圧油の流量調整がなさ
れ、パワー・ステアリングにおける反力の調整に
最も適するようになり、極めて実用的になる。
また、この発明のパワー・ステアリングは、オ
イル・ポンプ、一対のリアクシヨン・チヤンバを
備えるコントロール・バルブ、および、パワー・
シリンダを含んで操舵を行ない、さらに、リアク
シヨン連通路が、その一対のリアクシヨン・チヤ
ンバを互いに連絡し、反力調整弁がロータ・ボア
を備えるバルブ・ケーシングと、そのロータ・ボ
アに適宜の間隔で開口されてそのバルブ・ケーシ
ングに形成されてある一対の連絡ポートと、その
ロータ・ボアに回転可能に嵌め込まれてその連絡
ポートを絞るバルブ・ロータと、そのロータ・ボ
アの断面積よりも小さくてそのロータ・ボアの両
端面に接触される面積を有し、そのバルブ・ロー
タの両端面に突き出してそのバルブ・ボアの両端
部分にバランス室を形成し、そして、そのバル
ブ・ロータをそのバルブ・ボア内に軸方向に圧力
バランスさせる当り面とよりなり、そして、その
リアクシヨン連通路に配置され、そして、アクチ
ユエータが、車両の走行条件に応じて、そのバル
ブ・ロータを回転させるところにあるので、この
発明のパワー・ステアリングでは、その車両の走
行条件に応じて操舵するときの反力が変化し、し
かも、停車時から高速走行時に至るまでの操舵に
最も適した反力が得られ、安全かつ確実な操舵が
可能になり、加えて、操舵による疲労が軽減さ
れ、極めて実用的になる。
先のように、図面を参照しながら説明されたこ
の発明の具体例からして、この発明の属する技術
の分野における通常の知識を有する者にとつて、
種々の設計的修正や変更は容易に行われることで
あり、さらには、この発明の内容が、その発明の
課題を遂行ならしめる発明の成立に必須であり、
その発明の性質であるその発明の技術的本質に由
来し、そして、それを内在させると客観的に認め
られる態様に容易に置き換えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図はキヤブ・オーバ型トラツクに適用され
たこの発明のパワー・ステアリングの具体例を示
す概説図、第2図は第1図に示すパワー・ステア
リングに使用されたところのこの発明の反力調整
弁の具体例を示す縦断面図、第3図は第2図にお
ける反力調整弁の3−3線に沿つて示した横断面
図、および、第4図は第2図における反力調整弁
の軸間偏芯を許容するすきまばめ継ぎを示す斜視
図である。 11……オイル・ポンプ、12……フロー・コ
ントロール・バルブ、13……コントロール・バ
ルブ、14……パワー・シリンダ、15……リア
クシヨン連通路、16……反力調整弁、17……
バルブ・ケーシング、18……ロータ・ボア、1
9,20……連絡ポート、21……バルブ・ロー
タ、41……コントロール・バルブ・スプール、
53,54……リアクシヨン・チヤンバ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ロータ・ボアを備えるバルブ・ケーシング
    と、パワー・シリンダに流れる圧油を方向制御す
    るコントロール・バルブにおける一対のリアクシ
    ヨン・チヤンバに接続可能にされるように、その
    ロータ・ボアに適宜の間隔で開口されてそのバル
    ブ・ケーシングに形成されてある一対の連絡ポー
    トと、そのロータ・ボアに回転可能に嵌め込まれ
    てその連絡ポートを絞るバルブ・ロータとよりな
    り、そのリアクシヨン・チヤンバ間に流れる圧油
    の流量を調整するものにおいて、 当り面が、そのロータ・ボアの断面積よりも小
    さくてそのロータ・ボアの両端面に接触される面
    積を有し、そのバルブ・ロータの両端面に突き出
    されてそのバルブ・ボアの両端部分にバランス室
    を形成し、そして、そのバルブ・ロータをそのバ
    ルブ・ボア内に軸方向に圧力バランスさせる ところに特徴があるパワー・ステアリングに使用
    される反力調整弁。 2 オイル・ポンプ、一対のリアクシヨン・チヤ
    ンバを備えるコントロール・バルブ、および、パ
    ワー・シリンダよりなり、そして、操舵するもの
    において、 リアクシヨン連通路が、その一対のリアクシヨ
    ン・チヤンバを互いに連絡し、 反力調整弁が、ロータ・ボアを備えるバルブ・
    ケーシングと、そのロータ・ボアに適宜の間隔で
    開口されてそのバルブ・ケーシングに形成されて
    ある一対の連絡ポートと、そのロータ・ボアに回
    転可能に嵌め込まれてその連絡ポートを絞るバル
    ブ・ロータと、そのロータ・ボアの断面積よりも
    小さくてそのロータ・ボアの両端面に接触される
    面積を有し、そのバルブ・ロータの両端面に突き
    出されてそのバルブ・ボアの両端部分にバランス
    室を形成し、そして、そのバルブ・ロータをその
    バルブ・ボア内に軸方向に圧力バランスさせる当
    り面とよりなり、そして、そのリアクシヨン連通
    路に配置され、そして、 アクチユエータが、車両の走行条件に応じて、
    そのバルブ・ロータを回転させる ところに特徴があるパワー・ステアリング。
JP20170983A 1983-10-27 1983-10-27 パワ−・ステアリングおよびそのパワ−・ステアリングに使用される反力調整弁 Granted JPS6092960A (ja)

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