JPH0227183B2 - - Google Patents

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JPH0227183B2
JPH0227183B2 JP20171283A JP20171283A JPH0227183B2 JP H0227183 B2 JPH0227183 B2 JP H0227183B2 JP 20171283 A JP20171283 A JP 20171283A JP 20171283 A JP20171283 A JP 20171283A JP H0227183 B2 JPH0227183 B2 JP H0227183B2
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JP
Japan
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valve
rotor
spool
pair
valve rotor
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Application number
JP20171283A
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JPS6092963A (ja
Inventor
Fujio Momyama
Yoshio Shirai
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Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP20171283A priority Critical patent/JPS6092963A/ja
Publication of JPS6092963A publication Critical patent/JPS6092963A/ja
Publication of JPH0227183B2 publication Critical patent/JPH0227183B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D6/00Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、車両に使用されるパワー・ステア
リングに関する。
一般に、パワー・ステアリングは、操舵すると
きの重さ、すなわち、路面からの操舵抵抗を運転
者に感じさせるため、手応え、換言するならば、
反力を発生させ得るように構成されてきている。
しかし、その反力の大きさを小さく設定する
と、停車時、低速時は、適度な操舵力が得られる
が、高速時には、手応えが軽過ぎて、操舵が不安
定になる傾向があつた。また、その反力の大きさ
を大きく設定すると、高速時は、適度な操舵力が
得られるが、停車時、低速時には、手応えが重く
なり過ぎていた。
そのような不都合を回避するため、従来、内燃
機関回転数感応流量絞り弁型、あるいは、車速感
応油圧反力増加型などのように、走行条件に応じ
て、反力、すなわち、操舵力を変化させるパワ
ー・ステアリングが提案されてきているが、その
反力の変化の範囲が通常狭いことから、車両の走
行状態に応じて、最も適した反力を得ることが困
難であつたり、また、そのような反力を変化させ
るための手段が複雑になり、生産コストが高くな
る傾向にあつた。
この発明の目的は、車両の走行条件に応じて反
力を変化させ、殊に、停車時から高速走行時に至
るまでの操舵に最も適した反力を得て、安全かつ
確実な操舵を可能にし、操舵による疲労を軽減
し、しかも、そのように反力を変化させる手段と
しての可変絞りの感度を上げ、その可変絞りの静
特性および動特性を向上し、その可変絞りの特性
向上に伴なつて、コントロール・バルブの静特性
および動特性を向上し、そのコントロール・バル
ブにおけるバルブ・スプールの動きに伴なうその
コントロール・バルブの振動を回避し、その振動
に起因される騒音の発生を未然に防止するところ
の車両に使用されるパワー・ステアリングの提供
にある。
それらの課題として、この発明の車両に使用さ
れるパワー・ステアリングは、コントロール・バ
ルブにおけるバルブ・スプールの往復摺動によ
り、オイル・ポンプの吐出側および吸込み側を、
パワー・シリンダの一対のシリンダ室に切換え接
続し、かつ、そのバルブ・スプールの内側にその
オイル・ポンプの吐出側に接続されたリアクシヨ
ン・チヤンバを備え、操舵するものにして、リア
クシヨン連通路がそのリアクシヨン・チヤンバを
そのオイル・ポンプの吸込み側に接続し、そし
て、可変絞りがそのリアクシヨン連通路に配置さ
れ、また、バルブ・ボアおよびそのバルブ・ボア
に開口された一対の連絡ポートを有するバルブ・
ケーシングと、それら連絡ポート間に流れる圧油
の流量を調節するように、そのバルブ・ボアに回
転可能に配置されたバルブ・ロータと、そのバル
ブ・ロータを駆動するアクチユエータと、そのバ
ルブ・ボア内において、そのバルブ・ロータを軸
方向に圧力平衡させるように、そのバルブ・ロー
タの両端に協働されて、そのバルブ・ボア内に形
成された一対の軸方向圧力室と、そのバルブ・ボ
ア内において、そのバルブ・ロータを半径方向に
圧力平衡させるように、互いに連絡された一対の
半径方向圧力室と、そのバルブ・ロータの回転動
作に応じて、それら連絡ポートの一方にそれら半
径方向圧力室の一方を連絡可能にするように、そ
のバルブ・ロータに形成された絞り溝と、そのバ
ルブ・ロータのバルブ・シヤフトおよびそのアク
チユエータのドライブ・シヤフトを互いに接続
し、かつ、それらシヤフトの軸間偏芯を許容する
すきまばめ継ぎとを含む構成にしている。
以下、この発明に係る車両に使用されるパワ
ー・ステアリングの望ましい具体例について、図
面を参照して説明する。
第1図は、リンケージ型のものとしてキヤブ・
オーバー型トラツクに適用されたこの発明の車両
に使用されるパワー・ステアリングの具体例10
を概説的に示し、また、第2ないし4図は、その
パワー・ステアリング10における可変絞り18
を概説的に示している。
そのリンケージ型パワー・ステアリング10
は、油圧供給源としてのオイル・ポンプ11と、
フロー・コントロール・バルブ12と、コントロ
ール・バルブ13と、そのコントロール・バルブ
13の一方側に隣接して配置されたパワー・シリ
ンダ14と、そのコントロール・バルブ13の他
方側に隣接して配置されたシフタ(図示せず)
と、そのシフタに隣接して配置されたヘツド部
(図示せず)と、そのパワー・シリンダ14の操
作ロツド50側に配置されたエンド部(図示せ
ず)とよりなり、そのコントロール・バルブ13
におけるバルブ・スプール15の往復摺動によ
り、そのオイル・ポンプ11の吐出側および吸込
み側をそのパワー・シリンダ14の一対のシリン
ダ室47,48に切替え接続し、かつ、そのバル
ブ・スプール15の内側にそのオイル・ポンプ1
1の吐出側に接続されたリアクシヨン・チヤンバ
16を備えるもので、リアクシヨン連通路17
が、そのリアクシヨン・チヤンバ16をそのオイ
ル・ポンプ11の吸込み側に接続するように設け
られ、可変絞り18が、そのリアクシヨン連通路
17に設けられている。
さらに、その可変絞り18を詳述するならば、
その可変絞り18は、バルブ・ボア63およびそ
のバルブ・ボア63に開口された一対の連絡ポー
ト64,65を有するバルブ・ケーシング62
と、それら連絡ポート64,65間に流れる圧油
の流量を調節するように、そのバルブ・ボア63
に回転可能に配置されたバルブ・ロータ66と、
そのバルブ・ボア63内において、そのバルブ・
ロータ66を軸方向に圧力平衡させるように、そ
のバルブ・ロータ66の両端に協働されて、その
バルブ・ボア63内に形成された一対の軸方向圧
力室75,76と、そのバルブ・ボア63内にお
いて、そのバルブ・ロータ66を半径方向に圧力
平衡させるように、互いに連絡された一対の半径
方向圧力室69,70と、そのバルブ・ロータ6
6の回転動作に応じて、その一方の連絡ポート6
4にその一方の半径方向圧力室70を連絡可能に
するように、そのバルブ・ロータ66に形成され
た絞り溝72と、そのバルブ・ロータ66のバル
ブ・シヤフト77およびそのアクチユエータ78
のドライブ・シヤフト79を互いに接続し、か
つ、それらシヤフト77,79の軸間偏芯を許容
するすきまばめ継ぎ80とより構成されている。
オイル・ポンプ11は、そのキヤブ・オーバ型
トラツクに搭載された内燃機関(図示せず)によ
つて駆動されるもので、オイル・リザーバ(図示
せず)内の圧油を吸い上げ、その内燃機関の回転
数にほぼ比例した圧油の吐出量が得られるように
構成されている。
そのオイル・ポンプ11は、既存のパワー・ス
テアリングに使用されるオイル・ポンプと同様に
構成されるため、その構成の説明を省略する。
フロー・コントロール・バルブ12は、そのオ
イル・ポンプ11の吐出側に接続されるポンプ・
ポート51、後述するコントロール・バルブ13
の供給ポート22側に接続されるコントロール・
バルブ・ポート52、および、そのオイル・ポン
プ11のサクシヨン側に接続されるサクシヨン・
ポート53を備えるケーシングと、そのケーシン
グ内に往復摺動可能に配置されたオイル・リター
ン・コントロール・スプール(図示せず)などよ
りなり、そのポンプ・ポート51側に送られる圧
油の流量を調整して、所定の流量をそのコントロ
ール・バルブ・ポート52側に送り、また、余剰
流量をそのサクシヨン・ポート53からそのオイ
ル・ポンプ11のサクシヨン側、すなわち、オイ
ル・リザーバ側に戻すように構成されている。
そのフロー・コントロール・バルブ12は、既
存のパワー・ステアリングに使用されるフロー・
コントロール・バルブと同様に構成されるため、
その構成の詳細な説明を省略する。
コントロール・バルブ13は、内側にスプー
ル・チヤンバ21を備えるバルブ・ケーシング2
0と、そのスプール・チヤンバ21に往復摺動可
能に配置されたバルブ・スプール15と、そのバ
ルブ・スプール15の両側の端面に接触してそれ
ぞれ配置された一対のスプール・ストツパ28,
29と、そのスプール・ストツパ28,29を介
してそのバルブ・スプール15を往復摺動させる
ように、そのスプール・ストツパ28,29を貫
通し、かつ、そのバルブ・スプール15内に通さ
れたスプール・シヤフト19と、そのスプール・
シヤフト19に嵌め合わせられ、その一対のスプ
ール・ストツパ28,29間に配置されたスリー
ブ25と、そのバルブ・スプール15の内側にリ
アクシヨン・チヤンバ16を形成するように、そ
のスプール・ストツパ28,29側で、そのバル
ブ・スプール15の内周面とそのスリーブ25の
外周面との間にそれぞれ配置された一対のリアク
シヨン・プランジヤ26,27と、そのリアクシ
ヨン・チヤンバ16内で、そのリアクシヨン・プ
ランジヤ26,27間に配置されたリアクシヨ
ン・スプリング38と、そのリアクシヨン・プラ
ンジヤ26,27の外側の端面に接触するよう
に、そのスプール・チヤンバ21の両側にそれぞ
れ配置された一対のプランジヤ・ストツパ30,
31とより構成されている。
そのバルブ・ケーシング20は、スプール・チ
ヤンバ21を内側に備え、さらに、所定の位置
に、そのスプール・チヤンバ21をフロー・コン
トロール・バルブ12のコントロール・バルブ・
ポート52に接続する供給ポート22が形成さ
れ、その供給ポート22から両側に所定の間隔を
置いて離された位置に、そのスプール・チヤンバ
21をオイル・ポンプ11の吸込み側に接続する
一対の排出ポート23,24がそれぞれ形成され
ている。
従つて、その供給ポート22は、油圧配管55
を介してそのフロー・コントロール・バルブ12
のコントロール・バルブ・ポート52に接続さ
れ、また、その排出ポート23,24は、油圧配
管56を介してそのオイル・ポンプ11の吸込み
側にそれぞれ接続される。
勿論、その供給ポート22、および、排出ポー
ト23,24は、そのスプール・チヤンバ21に
臨むようにして、そのバルブ・ケーシング20に
形成されたリング溝57,58,59にそれぞれ
連絡されている。
また、その供給ポート22とその排出ポート2
3,24との間には、後述するパワー・シリンダ
14の一対のシリンダ室47,48に接続される
一対のパワー・シリンダ・ポート32,33がそ
れぞれ形成されている。
バルブ・スプール15は、そのスプール・チヤ
ンバ21内に往復摺動可能に配置されるもので、
円筒状をなし、外周面の所定の位置、すなわち、
そのパワー・シリンダ・ポート32,33と向い
合う位置には、スプール溝34,35がそれぞれ
形成されている。
そのバルブ・スプール15の両端における内周
面は、内径を僅かに大きくするようにリング状に
切り欠かれ、後述するプランジヤ・ストツパ3
0,31がその切欠60,61に収められるよう
に構成されている。
また、そのバルブ・スプール15は、供給ポー
ト22と向い合う位置に連通孔54を備え、その
供給ポート22からの圧油をそのバルブ・スプー
ル15の内側に送り得るように構成されている。
スプール・ストツパ28,29は、そのバル
ブ・スプール15の両側の端面に接触するように
して、そのスプール・チヤンバ21内にそれぞれ
配置されている。
そのスプール・ストツパ28,29は、後述す
るプランジヤ・ストツパ30,31がそのバル
ブ・スプール15の切欠き60,61に収められ
るように、そのプランジヤ・ストツパ30,31
の先端が通される逃げ孔36,37をそれぞれ備
えている。
スプール・シヤフト19は、一端方がそのバル
ブ・スプール15内に配置され、他端がそのバル
ブ・ケーシング20を貫通して後述するシフタ
(図示せず)側に連結されるもので、そのバル
ブ・スプール15に相当する部分が段付けされ、
外径が他端側よりも細く形成されている。
従つて、そのスプール・シヤフト19は、その
スプール・ストツパ28,29を介してそのバル
ブ・スプール15を往復摺動させるように、その
スプール・ストツパ28,29を貫通し、そのバ
ルブ・スプール15の内側に通されている。換言
するならば、そのスプール・ストツパ28,29
は、そのスプール・シヤフト19の外径が細く形
成された部分の両端に嵌め合わせられている。
スリーブ25は、その一対のスプール・ストツ
パ28,29間で、そのスプール・シヤフト19
の外径が細く形成された部分に嵌め合わせられ、
そのスプール・ストツパ28,29の取付け位置
を規制している。
一対のリアクシヨン・プランジヤ26,27
は、そのスプール・ストツパ28,29の内側面
に接触するようにして、そのバルブ・スプール1
5の内周面とそのスリーブ25の外周面との間に
それぞれ配置されている。
そのようにしてリアクシヨン・プランジヤ2
6,27が配置されるならば、そのバルブ・スプ
ール15の内側には、リアクシヨン・チヤンバ1
6が形成される。
リアクシヨン・スプリング38は、そのリアク
シヨン・プランジヤ26,27をそのスプール・
ストツパ28,29に押し付けるように、そのリ
アクシヨン・チヤンバ16内に配置されている。
プランジヤ・ストツパ30,31は、先端がそ
のスプール・ストツパ28,29の逃げ孔36,
37に通され、しかも、そのリアクシヨン・プラ
ンジヤ26,27の外側の端面に接触するよう
に、そのスプール・チヤンバ21の両側にそれぞ
れ配置されている。
すなわち、そのスプール・シヤフト19が摺動
され、例えば、第1図において左側に摺動されれ
ば、そのバルブ・スプール15およびリアクシヨ
ン・プランジヤ27も左側に摺動されるが、他方
のリアクシヨン・プランジヤ26は、そのプラン
ジヤ・ストツパ30の先端に接触しているため、
そのリアクシヨン・プランジヤ26は所定の位置
に維持される。
従つて、そのようにスプール・シヤフト19が
摺動されるとき、そのリアクシヨン・チヤンバ1
6内の圧油の圧力、および、リアクシヨン・スプ
リング38の復元力が、そのスプール・シヤフト
19の摺動、すなわち、操舵に対する反力として
作用する。
パワー・シリンダ14は、そのコントロール・
バルブ13の一方側に隣接して配置されるもの
で、そのコントロール・バルブ13のバルブ・ケ
ーシング20に一体的に形成され、かつ、そのコ
ントロール・バルブ13のパワー・シリンダ・ポ
ート32,33に接続されたシリンダ・ボア46
を備えるパワー・シリンダ・ケーシングと、その
パワー・シリンダ・ポート32,33に対応して
接続された一対のシリンダ室47,48をそのシ
リンダ・ボア46内に形成するように、そのシリ
ンダ・ボア46内に往復摺動可能に配置されたパ
ワー・ピストン49と、一端がそのパワー・ピス
トン49に固定され、他端がそのパワー・シリン
ダ・ケーシングを貫通して外側に突出された操作
ロツド50とより構成されている。
シフタ(図示せず)は、そのコントロール・バ
ルブ13の他方側に隣接して配置されるもので、
そのコントロール・バルブ13のスプール・シヤ
フト19に連結され、キヤブ・オーバ型トラツク
におけるステアリング・ホイール(図示せず)の
動きを、ギア・ボツクス(図示せず)、ピツトマ
ン・アーム(図示せず)などを介して、そのスプ
ール・シヤフト19に伝達する。
ヘツド部(図示せず)は、そのシフタに隣接し
て配置されるもので、アイドラ・アーム(図示せ
ず)を介してそのキヤブ・オーバ型トラツクのシ
ヤシ・フレーム(図示せず)側に連結される。
エンド部(図示せず)は、パワー・シリンダ1
4の操作ロツド50側に配置されるもので、パワ
ー・ステアリング10の動作時における着力点と
して、そのシヤシ・フレーム側に連結される。
リアクシヨン連通路17は、上述したコントロ
ール・バルブ13のリアクシヨン・チヤンバ16
を、オイル・ポンプ11の吸込み側に接続してい
る。
そのリアクシヨン連通路17は、そのリアクシ
ヨン・チヤンバ6内の油をそのオイル・ポンプ1
1の吸込み側に戻し得るように、そのコントロー
ル・バルブ13のバルブ・ケーシング20に形成
された連通ポート39と、その連通ポート39と
向い合うように、バルブ・スプール15に形成さ
れた連通孔41とを含んでいる。
勿論、その連通ポート39および連通孔41
は、そのバルブ・スプール15が中立位置に置か
れているときはもとより、そのバルブ・スプール
15が摺動される場合にも、互いに連絡されるよ
うに、リング溝40および42をそれぞれ備えて
いる。
可変絞り18は、そのリアクシヨン連通路17
に流れる圧油の流量を調整するように、換言する
ならば、そのリアクシヨン・チヤンバ16からそ
のオイル・ポンプ11の吸込み側に流れる圧油の
流量を調整し、操舵するときの反力を変えるよう
に、そのリアクシヨン連通路17に配置されてい
る。
その可変絞り18は、バルブ・ボア63および
そのバルブ・ボア63に開口された一対の連絡ポ
ート64,65を有するバルブ・ケーシング62
と、それら連絡ポート64,65間に流れる圧油
の流量を調節するように、そのバルブ・ボア63
に回転可能に配置されたバルブ・ロータ66と、
そのバルブ・ボア63内において、そのバルブ・
ロータ66を軸方向に圧力平衡させるように、そ
のバルブ・ロータ66の両端に協働されて、その
バルブ・ボア63内に形成された一対の軸方向圧
力室75,76と、そのバルブ・ボア63内にお
いて、そのバルブ・ロータ66を半径方向に圧力
平衡させるように、互いに連絡された一対の半径
方向圧力室69,70と、そのバルブ・ロータ6
6の回転動作に応じて、その一方の連絡ポート6
4にその一方の半径方向圧力室70を連絡可能に
するように、そのバルブ・ロータ66に形成され
た絞り溝72と、そのバルブ・ロータ66のバル
ブ・シヤフト77およびそのアクチユエータ78
のドライブ・シヤフト79を互いに接続し、か
つ、それらシヤフト77,79の軸間偏芯を許容
するすきまばめ継ぎ80とより構成されている。
そのバルブ・ケーシング62は、バルブ・ボア
63を備え、さらに、そのバルブ・ケーシング6
2には、そのバルブ・ボア63に連絡されるよう
にして、一対の連絡ポート64,65がそれぞれ
形成されている。その連絡ポート64,65は、
そのバルブ・ボア63の側面のほぼ中央の位置に
連絡されるようにして、そのバルブ・ケーシング
62にそれぞれ形成されているが、第3図から理
解されるように、その連絡ポート65はその連絡
ポート64に対して同軸心的に位置されることな
く、その連絡ポート64とほぼ平行になるように
して、半径方向の一方の側にオフセツトされてい
る。
そのバルブ・ロータ66は、そのバルブ・ボア
63の上方および下方に軸方向圧力室75,76
をそれぞれ形成されるように、そのバルブ・ボア
63に回転可能に配置されている。すなわち、そ
のバルブ・ロータ66は、その軸方向圧力室7
5,76内の圧力により、軸方向において圧力平
衡されている。
勿論、そのバルブ・ロータ66の両端面には、
そのバルブ・ボア63の上下端の面積よりも極め
て小さい面積を有する当り面73,74をそれぞ
れ備えているが、それらの当り面73,74は、
軸方向において圧力平衡されたバルブ・ロータ6
6の軸方向の動きを規制している。
従つて、そのバルブ・ロータ66はそのバル
ブ・ボア63内で、軸方向において圧力平衡さ
れ、その当り面73,74とそのバルブ・ボア6
3の上下端面との接触面積が極めて小さいことか
ら、そのバルブ・ロータ66の回転が極めて円滑
になされる。
また、その軸方向圧力室75,76内に非圧縮
性流体、例えば、油を封入し、その軸方向圧力室
75,76内の油によつてそのバルブ・ロータ6
6を圧力平衡させることも可能である。その場
合、そのバルブ・ロータ66は非圧縮性流体とし
ての油により、軸方向の動きが規制されるなら
ば、上述の当り面73,74を省き、そのバル
ブ・ロータ66とそのバルブ・ボア63との接触
面積をさらに小さくし、そのバルブ・ロータ66
の回転をより一層円滑にすることができる。
一対の半径方向圧力室69,70は、そのバル
ブ・ロータ66の外周面の所定の位置に一対の欠
込み67,68を形成することにより、そのバル
ブ・ボア63の内周面に協働されて、そのバル
ブ・ボア63内に対向するようにそれぞれ形成さ
れている。
また、その一対の半径方向圧力室69,70
は、そのバルブ・ロータ66を半径方向に貫通し
て形成された連通路71によつて互いに連絡され
ている。
さらに、そのバルブ・ロータ66の外周面に
は、一方の欠込み68に連絡され、換言するなら
ば、一方の半径方向圧力室70に連絡された絞り
溝72が形成されている。
勿論、第2および3図は、その可変絞り18の
連絡ポート64,65が閉じられている状態を示
しているが、そのような状態において、そのバル
ブ・ロータ66の所定の回転範囲内で、その連絡
ポート65は常にその半径方向圧力室69に連絡
されている。
従つて、第3図に示された可変絞り18におい
て、そのバルブ・ロータ66が右側に回転される
ならば、その絞り溝72がその連絡ポート64に
連絡され、その結果、その連絡ポート64,65
が相互に連絡される。
また、その絞り溝72はその欠込み68側に近
寄るに従つて順次溝の深さが深くなるようにして
いるので、そのバルブ・ロータ66の回転に応じ
て、その絞り溝72とその連絡ポート64との連
絡通路面積が変えられ、すなわち、その連絡ポー
ト64,65間の絞り量が変えられる。
さらに、そのバルブ・ロータ66は、下方の端
面、すなわち、当り面74側の位置において、下
方に伸長されたバルブ・シヤフト77を備え、そ
のバルブ・シヤフト77端がそのバルブ・ケーシ
ング62の外側に突出されるように、そのバル
ブ・シヤフト77をそのバルブ・ケーシング62
に貫通させている。
アクチユエータ78は、そのバルブ・ロータ6
6を回転させるように滑り継ぎ80を介してその
バルブ・シヤフト77端に連結されたステツピン
グ・モータで、そのキヤブ・オーバ型トラツクの
走行速度に応じて回転し、その可変絞り18の連
絡ポート64,65に流れる圧油の流量を変える
ように構成されている。
すなわち、そのアクチユエータ78は、車速セ
ンサ(図示せず)に電気的に接続され、その車速
センサからの出力信号に応じて、そのバルブ・ロ
ータ66を回転させるように構成されている。勿
論、そのアクチユエータ78の電気回路におい
て、そのアクチユエータ78および車速センサ間
には、アンプリフアイヤ(図示せず)を配置し、
その車速センサからの出力信号をそのアンプリフ
アイヤで増幅し、そのように増幅された出力信号
に応じてそのアクチユエータ78が駆動されるよ
うに構成されることが望ましい。
さらに、そのアクチユエータ78は、車速セン
サ、機関回転数センサなどの各種のセンサ、およ
び、入力および出力回路、記憶回路、演算回路、
制御回路、電源回路などからなるコントロール・
ユニツト(図示せず)と組み合わせて使用され、
その可変絞り18の制御をより高度にすることも
可能である。
すきまばめ継ぎ80は、そのアクチユエータ7
8のドライブ・シヤフト79をそのバルブ・ロー
タ66のバルブ・シヤフト77に連結し、しか
も、そのドライブ・シヤフト79とそのバルブ・
シヤフト77との軸間偏芯を許容している。
すなわち、そのすきまばめ継ぎ80は、そのバ
ルブ・ロータ66のバルブ・シヤフト77端に形
成された突起81と、所定の遊びをもつてその突
起81を嵌め合わせるように、そのアクチユエー
タ78のドライブ・シヤフト79端に形成された
嵌合せ溝82とより構成されている。
従つて、その突起81の幅およびその突起81
におけるそのバルブ・シヤフト77の半径方向に
沿つた長さは、その嵌合せ溝82の幅およびその
嵌合せ溝82におけるそのドライブ・シヤフト7
9の半径方向に沿つた長さよりも短くされ、その
突起81がその嵌合せ溝82に嵌め合わせられた
状態において、所定の遊びを生じ、そのドライ
ブ・シヤフト79とそのバルブ・シヤフト77と
の軸間偏芯を許容して、そのアクチユエータ78
の動力をそのバルブ・シヤフト77に確実に伝達
するように構成されている。
次に、上述のパワー・ステアリング10が適用
されたキヤブ・オーバ型トラツクの走行について
述べるに、先ず、内燃機関が運転され、オイル・
ポンプ11が駆動されると、そのオイル・ポンプ
11から供給される圧油は、フロー・コントロー
ル・バルブ12によつて流量が調整され、所定の
流量が、コントロール・バルブ13の供給ポート
22に送られる。
その供給ポート22に送られた圧油は、バル
ブ・スプール15が中立位置に置かれているとき
には、排出ポート23,24から、オイル・ポン
プ11の吸込み側に戻されるが、そのバルブ・ス
プール15が操舵によつて何れか一方に摺動され
れば、その摺動方向に応じて、その圧油はパワ
ー・シリンダ14のシリンダ室47,48の何れ
か一方、および、リアクシヨン・チヤンバ16内
に送られ、そのような操舵に対する反力は、その
リアクシヨン・チヤンバ16内の圧力およびリア
クシヨン・スプリング38によつて与えられる。
そのようなパワー・ステアリング10の動作に
おいて、そのキヤブ・オーバ型トラツクが低速走
行する場合には、速度センサからの出力信号によ
り、サーボ・モータが駆動され、反力調整弁18
のスプールが摺動されて、スプール・チヤンバ内
の通路断面積が比較的広くされている。
そのようなパワー・ステアリング10の動作に
おいて、そのキヤブ・オーバ型トラツクが低速走
行する場合、車速センサからの出力信号により、
アクチユエータ78が駆動し、可変絞り18のバ
ルブ・ロータ66が回転し、一対の連絡ポート6
4,65は、極端に絞られることなく、絞り溝7
2、一対の半径方向圧力室69,70、および、
連通路71を介して互いに連絡されている。
従つて、そのリアクシヨン・チヤンバ16内の
油は、そのオイル・ポンプ11の吸込み側に比較
的円滑に戻されるため、コントロール・バルブ1
3におけるリアクシヨン・プランジヤ26、また
は27の摺動に対して大きな抵抗とならず、低速
走行時の操舵が小さい操作力をもつてなされる。
勿論、そのキヤブ・オーバ型トラツクが停車時
に操舵される場合、走行速度が零であり、可変絞
り18の通路断面積が最大に広げられていること
から、そのリアクシヨン・チヤンバ16内の圧力
が大気圧に近い状態となり、据切り、幅寄せ、切
返しなどが極めて小さい操作力をもつてなされ
る。
さらに、そのキヤブ・オーバ型トラツクが高速
走行する場合、車速センサからの出力信号によ
り、アクチユエータ78が駆動し、可変絞り18
のバルブ・ロータ66が上述と逆の方向に回転
し、連絡ポート64がそのバルブ・ロータ66に
よつて絞られ、通路断面積が狭くされる。
従つて、そのリアクシヨン・チヤンバ16内の
油は、そのオイル・ポンプ11の吸込み側に戻さ
れ難くなり、コントロール・バルブ13における
リアクシヨン・プランジヤ26または27の摺動
に対して大きな抵抗となり、換言するならば、高
速走行時の操舵に比較的大きな操作力が要求さ
れ、走行安定性が向上する。
上述のようにして、その可変絞り18のバル
ブ・ロータ66が回転することにより、そのキヤ
ブ・オーバ型トラツクの走行条件に最も適した反
力が得られるが、軸方向圧力室75,76によつ
て、そのバルブ・ロータ66は、バルブ・ボア6
3内で軸方向に圧力平衡され、そのバルブ・ロー
タ66の上下端面における接触面積を極めて小さ
くしているので、そのバルブ・ロータ66の摩擦
抵抗が少なくなり、回転が円滑になされ、その結
果、極めて小さい動力でそのバルブ・ロータ66
を回転させることができ、換言するならば、その
バルブ・ロータ66を回転させるアクチユエータ
78の小型化を図ることが可能になる。
さらに、そのバルブ・ロータ66は、そのバル
ブ・ボア63の内周面に協働されて、一対の半径
方向圧力室69,70をそれぞれ形成する一対の
欠込み67,68を備え、かつ、その欠込み6
7,68を連通路71で互いに連絡し、しかも、
そのバルブ・ロータ66の所定の回転範囲におい
て、その圧力室69を一方の連絡ポート65に常
に連絡するようにしているので、そのバルブ・ロ
ータ66が僅かに回転され、絞り溝72が連絡ポ
ート64に連絡されるならば、実質的に同一の圧
力がその半径方向圧力室69,70にそれぞれ加
えられ、換言するならば、そのバルブ・ロータ6
6がそのバルブ・ボア63内で半径方向に圧力平
衡され、そのバルブ・ロータ66の片寄りが回避
され、そのバルブ・ロータ66の回転が極めて円
滑になされる。
また、そのバルブ・ロータ66のバルブ・シヤ
フト77は、軸間偏芯を許容するすきまばめ継ぎ
80によつてアクチユエータ78のドライブ・シ
ヤフト79に連絡されているので、そのアクチユ
エータ78の動力がそのバルブ・ロータ66に確
実に伝達されることはもとより、そのアクチユエ
ータ78の取付けばらつきにより、そのバルブ・
ロータ66とそのアクチユエータ78との間に相
対的なずれを生じている場合に、そのようなずれ
がそのすきまばめ継ぎ80によつて吸収される。
従つて、そのアクチユエータ78の取付けの際
に、高い精度が要求されることなく、そのアクチ
ユエータ78を容易に取り付けることができ、そ
のアクチユエータ78の駆動によつてそのバル
ブ・ロータ66が適正に回転し、操舵されるとき
の反力の調整が適正になされる。
如上のこの発明によれば、コントロールバルブ
におけるバルブ・スプールの往復摺動により、オ
イル・ポンプの吐出側および吸込み側をパワー・
シリンダの一対のシリンダ室に切換え接続し、か
つ、そのバルブ・スプールの内側にそのオイル・
ポンプの吐出側に接続されたリアクシヨン・チヤ
ンバを備え、操舵するものにして、リアクシヨン
連通路が、そのリアクシヨン・チヤンバをそのオ
イル・ポンプの吸込み側に接続し、また、可変絞
りがそのリアクシヨン連通路に配置されているの
で、その可変絞りが動作することによつて、車両
の走行条件に応じて常に適正な反力が得られ、操
舵が容易かつ確実になり、操舵による疲労が軽減
され、さらに、その可変絞りが、バルブ・ボアお
よびそのバルブ・ボアに開口された一対の連絡ポ
ートを有するバルブ・ケーシングと、それら連絡
ポート間に流れる圧油の流量を調節するように、
そのバルブ・ボアに回転可能に配置されたバル
ブ・ロータと、そのバルブ・ロータを駆動するア
クチユエータと、そのバルブ・ボア内において、
そのバルブ・ロータを軸方向に圧力平衡させるよ
うに、そのバルブ・ロータの両端に協働されて、
そのバルブ・ボア内に形成された一対の軸方向圧
力室と、そのバルブ・ボア内において、そのバル
ブ・ロータを半径方向に圧力平衡させるように、
互いに連絡された一対の半径方向圧力室と、その
バルブ・ロータの回転動作に応じて、それら連絡
ポートの一方にそれら半径方向圧力室の一方を連
絡可能にするように、そのバルブ・ロータに形成
された絞り溝と、そのバルブ・ロータのバルブ・
シヤフトおよびそのアクチユエータのドライブ・
シヤフトを互いに接続し、かつ、それらシヤフト
の軸間偏芯を許容するすきまばめ継ぎとよりな
り、その軸方向圧力室および半径方向圧力室によ
つて、そのバルブ・ロータをそのバルブ・ボア内
で軸方向および半径方向に圧力平衡させるように
しているので、そのバルブ・ロータの片寄りが回
避され、回転が極めて円滑になり、小さい動力で
そのバルブ・ロータが回転されるようになり、し
かも、感度が高くなり、バルブの動特性および静
特性が向上され、流量調整の精度が向上されさら
に、そのすきまばめ継ぎによつてそのバルブ・ロ
ータのバルブ・シヤフトおよびアクチユエータの
ドライブ・シヤフトが互いに連結され、それらシ
ヤフトの軸間偏芯が許容されるようになされてい
るので、そのバルブ・ロータとそのアクチユエー
タとの連結が容易になり、しかも、そのバルブ・
シヤフトとドライブ・シヤフトとが同軸芯的に位
置されず、ずれを生じている場合にも、そのすき
まばめ継ぎによつてそのアクチユエータの動力が
そのバルブ・ロータに適正に伝達され、可変絞り
の感度が上げられ、その可変絞りの静特性および
動特性の向上によつて、コントロール・バルブに
おけるバルブ・スプールの動きに伴なうそのコン
トロール・バルブの振動が回避され、その振動に
起因される騒音の発生が未然に防止され、極めて
実用的になる。
先のように、図面を参照しながら説明されたこ
の発明の具体例からして、この発明の属する技術
の分野における通常の知識を有する者にとつて、
種々の設計的修正や変更は容易に行なわれること
であり、さらには、この発明の構成がその発明と
本質的に同一の課題を充足し、この発明と同一の
効果を達成するところのこの発明と本質的に同一
の態様に容易に置き換えられるでしよう。
【図面の簡単な説明】
第1図はリンケージ型のものとしてキヤブ・オ
ーバ型トラツクに適用されたこの発明の車両に使
用されるパワー・ステアリングの具体例を示す概
説図、第2図は第1図に示されたパワー・ステア
リングにおける可変絞りを示す縦断面図、第3図
は第2図における可変絞りの3−3線に沿つて示
した横断面図、および、第4図は第2図における
可変絞りの滑り継ぎを示す斜視図である。 10……車両に使用されるパワー・ステアリン
グ、11……オイル・ポンプ、13……コントロ
ール・バルブ、14……パワー・シリンダ、15
……バルブ・スプール、16……リアクシヨン・
チヤンバ、17……リアクシヨン連通路、18…
…可変絞り、62……バルブ・ケーシング、63
……バルブ・ボア、64,65……連絡ポート、
66……バルブ・ロータ、69,70……半径方
向圧力室、72……絞り溝、75,76……軸方
向圧力室、77……バルブ・シヤフト、78……
アクチユエータ、79……ドライブ・シヤフト、
80……すきまばめ継ぎ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 コントロール・バルブにおけるバルブ・スプ
    ールの往復摺動により、オイル・ポンプの吐出側
    および吸込み側を、パワー・シリンダの一対のシ
    リンダ室に切換え接続し、かつ、そのバルブ・ス
    プールの内側に、そのオイル・ポンプの吐出側に
    接続されたリアクシヨン・チヤンバを備え、操舵
    するものにおいて、 リアクシヨン連通路が、そのリアクシヨン・チ
    ヤンバをそのオイル・ポンプの吸込み側に接続
    し、そして、 可変絞りが、そのリアクシヨン連通路に配置さ
    れ、また、バルブ・ボアおよびそのバルブ・ボア
    に開口された一対の連絡ポートを有するバルブ・
    ケーシングと、それら連絡ポート間に流れる圧油
    の流量を調節するように、そのバルブ・ボアに回
    転可能に配置されたバルブ・ロータと、そのバル
    ブ・ロータを駆動するアクチユエータと、そのバ
    ルブ・ボア内において、そのバルブ・ロータを軸
    方向に圧力平衡させるように、そのバルブ・ロー
    タの両端に協働されて、そのバルブ・ボア内に形
    成された一対の軸方向圧力室と、そのバルブ・ボ
    ア内において、そのバルブ・ロータを半径方向に
    圧力平衡させるように、互いに連絡された一対の
    半径方向圧力室と、そのバルブ・ロータの回転動
    作に応じて、それら連絡ポートの一方にそれら半
    径方向圧力室の一方を連絡可能にするように、そ
    のバルブ・ロータに形成された絞り溝と、そのバ
    ルブ・ロータのバルブ・シヤフトおよびそのアク
    チユエータのドライブ・シヤフトを互いに接続
    し、かつ、それらシヤフトの軸間偏芯を許容する
    すきまばめ継ぎとを含んでいる ことを特徴とする車両に使用されるパワー・ステ
    アリング。
JP20171283A 1983-10-27 1983-10-27 車両に使用されるパワ−・ステアリング Granted JPS6092963A (ja)

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