JPH03211196A - フォークリフト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はフォークリフトに関するものである。

［従来の技術］ 一般のフォークリフトは、２本のフォークを左右同一方
向に移動させて両フォークの左右位置を調節するサイド
シフト機構と、２本のフォークを左右逆方向に移動させ
て両フォークの間隔広狭を調節するフォークシフト機構
とを備えているが、従来、これらの機構は別個独立に構
成されている（本明細書において「左」又は「右」とは
、第１図、第３図等のようにフォークを正面から見たと
きの左又は右をいう。） すなわち、例えばマストに沿って昇降するブラケットに
対して支持フレームを左右方向に移動可能に取り付け、
該ブラケットと支持フレームとの間に該支持フレームを
左右方向に移動させる油圧シリンダを介装して取り付け
るとともに、該油圧シリンダの油圧回路を設けてサイド
シフト機構を構成している。

また、前記支持フレームに架設したガイド部材に対して
２本のフォークを左右方向に移動可能に取り付け、該支
持フレームと各フォークとの間に各フォークを左右方向
に移動させる２本の油圧シリンダを取り付けるとともに
、これらの油圧シリンダを専ら逆方向に駆動する油圧回
路を設けてフォークシフト機構を構成している。

［発明が解決しようとする課題］ ところが、上記のように構成された従来のフォークリフ
トには、次のような問題があった。

■　ブラケットと支持フレームとの間にサイドシフト機
構の油圧シリンダを介装しているため、その分だけ該支
持フレーム及びフォークが車体の前方へ出っ張り、フォ
ークリフト全体の重心が前方へ偏って安定性を損ねてい
る。

■　上記の通り支持フレームが出っ張っているなめ、運
転者の前方視界が悪く、作業性を悪化させている。

■　油圧シリンダはサイドシフト機構用に１本、フォー
クシフト機構用に２本必要であり、それらの油圧回路に
も入り組んだものが必要なため、構造が複雑になりコス
ト高を招いているとともに、操作性を悪化させている。

■　上記のフォークシフト機構では、２本の各フォーク
の移動量が油圧シリンダのストローク量に規制されてし
まうため、各フォークを支持フレームの左端部から右端
部までフルに移動させることができず、従って２本のフ
ォークを支持フレームの左端部又は右端部に集めること
もできない。そのため、例えば工場内のコーナーのよう
に狭い場所に載置された小さい荷役物をフォークに受は
取ったり、受は取った荷役物をトラックの荷台ジーナー
のように狭い場所に積み込んだりする作業は不可能か又
は非常に困難であり、従って作業範囲はある程度以上広
い場所に限定されていた。

本発明の第一の目的は、上記問題■〜■を解決し、フォ
ークリフト全体の重心を後方へずらして安定性を増すこ
とができ、運転者の前方視界を良好にして作業性を改善
することができるとともに、構造及び操作性の簡略化を
図ることもできるフォークリフトを提供することにある
。本発明の第二の目的は、さらに上記問題■を解決し、
２本のフォークを支持フレームの左端部又は右端部に集
めて狭い場所での荷役作業を可能にするフォークリフト
を提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するなめに、請求項１のフォークリフト
においては、マストに沿って昇降するブラケットに対し
て支持フレームを左右方向に移動不能に取り付け、該支
持フレームに架設したガイド部材に対して２本のフォー
クを左右方向に移動可能に取り付け、該支持フレームと
各フォークとの間に各フォークを左右方向に移動させる
２本の流体圧シリンダを取り付け、これらの流体圧シリ
ンダを同一方向又は逆方向に駆動する流体圧回路を設け
た。

また、請求項２のフォークリフトにおいては、マストに
沿って昇降するブラケットに対して支持フレームを左右
方向に移動不能に取り付け、該支持フレームに架設した
ガイド部材に対して２本のフォークを左右方向に移動可
能に取り付け、該支持フレームに回転可能に軸着した２
本の長雄ねじ部材に対して各フォークを別々に螺合し、
該２本の長雄ねじ部材に別々の回転駆動装置を取り付け
、これらの回転駆動装置を同一方向又は逆方向に駆動す
る制御手段を設けた。

［作用］ 請求項１のフォークリフトは次の作用を奏する。

■　ブラケットと支持フレームとの間に従来のようなサ
イドシフト機構の油圧シリンダを介装していないため、
その分だけ該支持フレーム及び２本のフォークが車体側
に接近し、フォークリフト全体の重心が後方へ移動する
。

■　上記の通り支持フレームが車体側に接近するため、
運転者の前方視界が良好になる。

■　流体圧シリンダはサイドシフト機構用とフォークシ
フト機構用とを兼ねて２本で済み、それらの流体圧回路
も簡単なものになる。

さらに、請求項２のフォークリフトは上記作用に加えて
次の作用を奏する。

■　回転駆動装置により回転する２本の長雄ねじ部材に
より、これらに螺合する２本のフォークを支持フレーム
の左端部から右端部までフルに移動させることができ、
従って両フォークを支持フレームの左端部又は右端部に
集めることもできる。

そのため、作業範囲の限定が緩和され、例えば工場内の
コーナーのように狭い場所に載置された小さい荷役物を
フォークに受は取ったり、受は取った荷役物をトラック
の荷台コーナーのように狭い場所に積み込んだりする作
業を容易にする。

［実施例］ （第一実施例） 本発明を具体化したフォークリフトの第一実施例につい
て、第１図〜第５図を参照して説明する。

なお、本フォークリフト１において、車体２の構成は従
来の種々のフォークリフトと同様であるから、その説明
は省略する。

さて、本フォークリフト１の車体２の前部には左右一対
のマスト３が立設され、各マスト３は外マスト３ａと内
マスＩ−３ｂとからなっている。この外マスト３ａは図
示しない油圧シリンダにより前後に傾斜可能に設けられ
ている。また、左右の内マスト３ｂ間にはブラケット４
がマス１−３に沿って昇降可能に取り付けられ、その昇
降はマスト３に沿って設けられた図示しない油圧シリン
ダとチェーンとにより行われる。

このブラケット４の前端には従来のようなサイドシフト
用油圧シリンダを介することなく直接的に、左右方向に
延びる２本以上のフィンガバー６と、その左右端に止着
された上下方向に延びる左端板７及び右端板８とからな
る支持フレーム５が、該フィンガバー６において左右方
向に移動不能に取り付けられている。この左端板７と右
端壁８の間には左右方向に延びる円柱状又は円筒状のガ
イド部材９が架設され、該ガイド部材９の略中夫にはフ
ランジ１０が止着されている。

前記ガイド部材９のフランジ１０より左側及び右側には
、各々、左側フォーク１１及び右側フォーク］、２がそ
れらの上部に設けられた摺動孔において左右方向に移動
可能に取り付けられている。

これらの左側フォーク１１及び右側フォーク１２は、前
記摺動孔からフィンガバー６の直前を下方へ延びる垂下
部１１ａ、１２ａと、その下端から前方へ折曲して延び
るフォーク部１１ｂ、１２ｂとからなっており、前記垂
下部１１ａ、１２ａの下部後面には下側のフィンガバー
６の前面を転勤する支持ローラｌｌｃ、１２ｃが設けら
れている。

なお、支持フレーム５が最下端まで下降したとき、両フ
ォーク部１１ｂ、１２ｂは地面に接近し、さらに外マス
ト３ａが図示しない前記油圧シリンダにより前方へ傾斜
されたとき、両フォーク部１１ｂ、１２ｂの先端は地面
に接触するようになっている。

続いて、前記ガイド部材９の真上であって左端板７と右
側フォーク１２との間、及びガイド部材９の真下であっ
て右端板８と左側フォーク１１との間には、各々、右側
フォーク１２及び左側フォーク１１を左右方向に移動さ
せる左側油圧シリンダ１３及び右側油圧シリンダ１４が
設けられている。すなわち、左端板７には左側油圧シリ
ンダ１３のシリンダ本体１．３ａが取着され、そのロッ
ド１３ｂは右側フォーク１−２の垂下部１２ａの上端に
取着されている。また、右端板８には右側油圧シリンダ
１４のシリンダ本体１４ａが取着され、そのロッド１４
ｂは左側フォーク１１の垂下部１１ａの途中に取着され
ている。また、いずれのシリンダ本体１３ａ、１４ａも
前記フランジ１０に止着・支持されている。

次に、左側油圧シリンダ１３及び右側油圧シリンダ１４
を同一方向又は逆方向に駆動する油圧回路について第２
図に従って説明する。

この油圧回路には、右側フォーク１２のフォークシフト
用の第一バルブ１５と、左側フォーク０ １１のフォークシフト用の第二バルブ１６と、両フォー
ク１１．１２のサイドシフト用の第三バルブ１７の３つ
のバルブが使用され、各バルブ１５〜１７のＰ端子及び
Ｔ端子は各々図示しないオイルポンプ及びオイルタンク
に接続されている。

そして、右側フォーク１２を駆動するための左側油圧シ
リンダ１３に対し、そのロッド側の油圧室には逆止弁付
き流量調整弁１８を介して第一バルブ１５のＡ端子と第
二バルブ１６のＡ端子とが接続され、非ロッド側の油圧
室には同じく流量調整弁１８を介して第一バルブ１５の
Ｂ端子と第三バルブ１７のＡ端子とが接続されている。

また、左側フォーク１１を駆動するための右側油圧シリ
ンダ１４に対し、そのロッド側の油圧室には同じく流量
調整弁１８を介して第一バルブ１５のＡ端子と第二バル
ブ１６のＡ端子とが接続され、非ロッド側の油圧室には
同じく流量調整弁１８を介して第二バルブ１６のＢ端子
と第三バルブ１７のＢ端子とが接続されている。

上記油圧回路に基づく左側フォーク１１及び右］１ 側フォーク１２の移動の仕方について説明する。

（１）まず、第一バルブ１５及び第二バルブ１６をその
Ａ端子にオイルポンプが連通ずるように投入すると、左
側油圧シリンダ１３及び右側油圧シリンダ１４のロッド
側の油圧室にオイルが流入してシリンダ本体１３ａ、１
４ａにロッド１３ｂ。

１４ｂが進入するので、第１図に示すように、右側フォ
ーク１２及び左側フォーク１１は互いに間隔を狭めるよ
う逆方向に移動して前記フランジ１０に接近又は当接す
る。

（２）次に、第一バルブ１５及び第二バルブ１６をその
Ｂ端子にオイルポンプが連通ずるように投入すると、左
側油圧シリンダ１３及び右側油圧シリンダ１４の非ロッ
ド側の油圧室にオイルが流入してシリンダ本体１３ａ、
１４ａからロッド］−３ｂ１４ｂが退出するので、第３
図に示すように、右側フォーク１２及び左側フォーク１
１は互いに間隔を広げるよう逆方向に移動して右端板８
及び左端板７に接近又は当接する。

（３）次に、第三バルブ１７をそのＢ端子にオイル２ ポンプが連通ずるように投入すると、右側油圧シリンダ
１４の非ロッド側の油圧室にオイルが流入してシリンダ
本体１４ａからロッド１４ｂが退出し、該右側油圧シリ
ンダ１４のロッド側の油圧室にあったオイルは左側油圧
シリンダ１３のロッド側の油圧室に流入してシリンダ本
体１３ａにロッド１３ｂが進入するため、第４図に示す
ように、左側フォーク１１及び右側フォーク１２は同一
方向である左方向に移動して各々左端板７及びフランジ
１０に接近又は当接する。

（４）次に、第三バルブ１７をそのＡ端子にオイルポン
プが連通ずるように投入すると、左側油圧シリンダ１３
の非ロッド側の油圧室にオイルが流入してシリンダ本体
１３ａからロッド１３ｂが退出し、該左側油圧シリンダ
１３のロッド側の油圧室にあったオイルは右側油圧シリ
ンダ１４のロッド側の油圧室に流入してシリンダ本体１
４ａにロッド１４ｂが進入するため、第５図に示すよう
に、左側フォーク１１及び右側フォーク１２は同一方向
である右方向に移動して各々フランジ１０及び３ 右端板８に接近又は当接する。

すなわち、本実施例では前記ガイド部材９や左側油圧シ
リンダ１３及び右側油圧シリンダ１４が、左側フォーク
１１及び右側フォーク１２のサイドシフト機構とフォー
クシフト機構とを兼用している。

以上のように構成された第一実施例のフォークリフト１
によれば、次のような作用及び効果を奏する。

■　ブラケット４と支持フレーム５との間に従来のよう
なサイドシフト機構の油圧シリンダを介装していないた
め、その分だけ該支持フレーム５及び左右のフォーク１
１．１２が車体２側に接近し、フォークリフト１全体の
重心が後方へ移動して安定性が向上する。

■　上記の通り支持フレーム５が車体２側に接近するな
め、運転者の前方視界が良好になり、作業性が改善され
る。

■　油圧シリンダはサイドシフト機構用とフォークシフ
ト機構用とを兼ねて２本で済み、それらの４ 油圧回路も簡単なものになるなめ、構造が簡略化し、コ
スト低減にも寄与する。

（第二実施例） 次に、第６図〜第１０図に示す第二実施例のフォークリ
フト３１について説明する。

本フォークリフト３１は、前記ガイド部材９からフラン
ジ部１０を排除するとともに、両フォーク１．１．１２
の移動装置として、前記油圧シリンダ１３．１４及びそ
の油圧回路に代えて、次の長連ねじ部材等及びその油圧
回路を使用した点においてのみ第一実施例と相違してい
る。

すなわち、前記支持フレーム５の左端板７と右端部板８
との間には上下２本の長連ねじ部材２０．２１が回転可
能に軸着され、上側の長連ねじ部材２０には左側フォー
ク１１の垂下部１１ａの後面に取り付けられた雌ねじ部
材２２が螺合され、下側の長連ねじ部材２１には右側フ
ォーク１２の垂下部１２ａの後面に取り付けられた雌ね
じ部材２３が螺合されている。また、上側の長連ねじ部
材２０の左端には、左端板７に取着された左側油５ 圧モータ２４がギヤボックス２５を介して接続され、該
長連ねじ部材２０は左側油圧モータ２４により回転駆動
される。同様に、下側の長連ねじ部材２１の右端には、
右端板８に取着された右側油圧モータ２６がギヤボック
ス２７を介して接続され、該長連ねじ部材２１は右側油
圧モータ２６により回転駆動される。

次に、左側油圧モータ２４及び右側油圧モータ２６を同
一方向又は逆方向に駆動する制御手段としての油圧回路
について第７図に従って説明する。

この油圧回路には、左側フォーク１１のフォークシフト
用の第一バルブ２８と、右側フォーク１２のフォークシ
フト用の第二バルブ２９の２つのバルブが使用され、両
バルブ２８．２９は両フォーク１１．１２のサイドシフ
ト用も兼ねている。

両バルブ２８．２９のＰ端子及びＴ端子は各々図示しな
いオイルポンプ及びオイルタンクに接続されている。

そして、左側油圧モータ２４の二端子に対し、逆止弁付
き流量調整弁１８を介して第一バルブ６ ２８のＡ端子とＢ端子とが接続され、右側油圧モータ２
６の二端子に対し、同じく流量調整弁１８を介して第二
バルブ２９のＡ端子とＢ端子とが接続されている。

上記油圧回路に基づく左側フォーク１１及び右側フォー
ク１２の移動の仕方について説明する。

（１）まず、第一バルブ２８をそのＡ端子にオイルポン
プが連通ずるように投入し、第二バルブ２９をそのＢ端
子にオイルポンプが連通ずるように投入すると、左側油
圧モータ２４及び右側油圧モータ２６が逆方向に回転し
て上下の長連ねじ部材２０．２１を逆方向に回転させる
なめ、これらに螺合した左側フォーク１１及び右側フォ
ーク１２は、第６図に示すように、互いに間隔を狭める
よう逆方向に移動する。

なお、本実施例には、両フォーク１１．１２の相対位置
を検知するリミットスイッチ等の位置センサ（図示略）
が設けられており、両フォーク１１．１２が一定距離以
下に近付いたときには、該位置センサに基づいて前記油
圧モータ２４゜７ ２６の作動が停止するか、又はバルブ２８．２９が切れ
て、両フォーク１１．１２が押し合わないようになって
いる。

（２）次に、第一バルブ２８をそのＢ端子にオイルポン
プが連通ずるように投入し、第二バルブ２９をそのＡ端
子にオイルポンプが連通ずるように投入すると、左側油
圧モータ２４及び右側油圧モータ２６が上記（１）とは
反対の逆方向に回転するため、第８図に示すように、左
側フォーク１１及び右側フォーク１２は互いに間隔を広
げるよう逆方向に移動して各々左端板７及び右端板８に
接近又は当接する。

（３）次に、第一バルブ２８及び第二バルブ２９をその
Ｂ端子にオイルポンプが連通ずるように投入すると、左
側油圧モータ２４及び右側油圧モータ２６が同一方向に
回転するため、第９図に示すように、左側フォーク１１
及び右側フォーク１２は同一方向である左方向に移動し
て集まり左端板７に接近又は当接する。

（４）次に、第一バルブ２８及び第二バルブ２９を８ そのＡ端子にオイルポンプが連通ずるように投入すると
、左側油圧モータ２４及び右側油圧モータ２６が上記（
３）とは反対の同一方向に回転するため、第１０図に示
すように、左側フォーク１１及び右側フォーク１２は同
一方向である右方向に移動して集まり右端板８に接近又
は当接する。

すなわち、本実施例では前記ガイド部材９や長雄ねじ部
材２０．２１が、左側フォーク１１及び右側フォーク１
２のサイドシフト機構とフォークシフト機構とを兼用し
ている。

以上のように構成された第二実施例のフォークリフト３
１によれば、第一実施例の作用及び効果■■■に加えて
、次の作用及び効果■も奏する。

■　第二実施例においては、左側フォーク１１及び右側
フォーク１２を支持フレーム５の左端部から右端部まで
フルに移動させることができ、従って第９図又は第１０
図に示すように、両フォーク１１．１２を支持フレーム
５の左端部又は右端部に集めることもできる。そのため
、作業範囲の限定が緩和され、例えば工場内のコーナー
のように９ 狭い場所に載置された小さい荷役物をフォークに受は取
ったり、受は取った荷役物をトラックの荷台コーナーの
ように狭い場所に積み込んだりする作業を容易に行うこ
とができる。

なお、本発明は前記実施例の構成に限定されるものでは
なく、例えば以下のように発明の趣旨から逸脱しない範
囲で任意に変更して具体化することもできる。

（１）第一実施例において、前記油圧シリンダ１３．１
４に代えて、各種流体圧シリンダ（エアシリンダ、液体
圧シリンダ等）を使用すること。

（２）第二実施例において、前記長雄ねじ部材２０．２
１の回転駆動装置として、例えば電気モータ等を使用し
、その制御手段としてシーケンス制御装置やマイコン制
御装置等を使用すること。

［発明の効果］ 本発明は、上記の通り構成されているので、次のような
優れた効果を奏する。

まず、請求項１のフォークリフトによれば、フォークリ
フト全体の重心を後方へずらして安定性０ を増すことができ、運転者の前方視界を良好にして作業
性を改善することができるとともに、構造及び操作性の
簡略化を図ることもできる。

さらに、請求項２のフォークリフトによれば、上記効果
に加えて、２本のフォークを支持フレームの左端部又は
右端部に集めることができ、狭い場所での荷役作業を可
能にする。

【図面の簡単な説明】

第１〜５図は本発明の第一実施例のフォークリフトを示
し、第１図は該フォークリフトの要部斜視図、第２図は
該フォークリフトの油圧回路図、第３図は２本のフォー
クを左右端部に離した状態の要部正面図、第４図は２本
のフォークを左側に寄せた状態の要部正面図、第５図は
２本のフォークを右側に寄せた状態の要部正面図である
。 第６〜１０図は第二実施例のフォークリフトを示し、第
６図は該フォークリフトの要部斜視図、第７図は該フォ
ークリフトの油圧回路図、第８図は２本のフォークを左
右端部に離した状態の要部正面図、第９図は２本のフォ
ークを左側に寄せた１ 状態の要部正面図、第１０図は２本のフォークを右側に
寄せた状態の要部正面図である。 １・・・フォークリフト、３・・・マスト、４・・・ブ
ラケット、　　　５・・・支持フレーム、９・・・ガイ
ド部材、　　１１・・・左側フォーク、１２・・・右側
フォーク、 １３・・・左側油圧シリンダ、 １４・・・右側油圧シリンダ、 ２０．２１・・・長雄ねじ部材、 ２４・・・左側油圧モータ、 ２６・・・右側油圧モータ、 ３１・・・フォークリフト。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、マスト（３）に沿って昇降するブラケット（４）に
   対して支持フレーム（５）を左右方向に移動不能に取り
   付け、該支持フレーム（５）に架設したガイド部材（９
   ）に対して２本のフォーク（１１、１２）を左右方向に
   移動可能に取り付け、該支持フレーム（５）と各フォー
   ク（１１、１２）との間に各フォーク（１１、１２）を
   左右方向に移動させる２本の流体圧シリンダ（１３、１
   ４）を取り付け、これらの流体圧シリンダ（１３、１４
   ）を同一方向又は逆方向に駆動する流体圧回路を設けた
   フォークリフト。 ２、マスト（３）に沿って昇降するブラケット（４）に
   対して支持フレーム（５）を左右方向に移動不能に取り
   付け、該支持フレーム（５）に架設したガイド部材（９
   ）に対して２本のフォーク（１１、１２）を左右方向に
   移動可能に取り付け、該支持フレーム（５）に回転可能
   に軸着した２本の長雄ねじ部材（２０、２１）に対して
   各フォーク（１１、１２）を別々に螺合し、該２本の長
   雄ねじ部材（２０、２１）に別々の回転駆動装置（２４
   、２６）を取り付け、これらの回転駆動装置（２４、２
   ６）を同一方向又は逆方向に駆動する制御手段を設けた
   フォークリフト。