JP2608773B2 - 歩行型フォークリフト - Google Patents
歩行型フォークリフトInfo
- Publication number
- JP2608773B2 JP2608773B2 JP28809988A JP28809988A JP2608773B2 JP 2608773 B2 JP2608773 B2 JP 2608773B2 JP 28809988 A JP28809988 A JP 28809988A JP 28809988 A JP28809988 A JP 28809988A JP 2608773 B2 JP2608773 B2 JP 2608773B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tilt
- frame
- cylinder
- fork
- main frame
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は歩行型フォークリフトにおいてフォークフレ
ームのチルト回動機構に関するものである。
ームのチルト回動機構に関するものである。
(ロ)従来技術 従来からフォークリフトにおいて、フォークフレーム
を前後にチルトする技術は公知とされているのである。
を前後にチルトする技術は公知とされているのである。
例えば実公昭56−24720号公報や実公昭54−12854号公
報に記載の技術の如くである。
報に記載の技術の如くである。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかし、従来のチルト回動機構においては、荷物をフ
ォークの上に載せた状態で、後方にチルト回動する場合
に大きな力が必要であるのであるが、この方向はチルト
シリンダを収縮する方向に作用させるべく構成してお
り、ピストンのロッドのある方に圧油が流入する場合の
弱い方の力で、フォークフレームを後方にチルト傾斜し
ていたのである。
ォークの上に載せた状態で、後方にチルト回動する場合
に大きな力が必要であるのであるが、この方向はチルト
シリンダを収縮する方向に作用させるべく構成してお
り、ピストンのロッドのある方に圧油が流入する場合の
弱い方の力で、フォークフレームを後方にチルト傾斜し
ていたのである。
故に十分なチルト力が得られないという不具合いがあ
ったものである。
ったものである。
従来のこの不具合いは、チルト回同の支点よりも上方
にチルトシリンダが作用すべく構成していた為にであ
り、本発明はチルト回動の支点を上手に構成し、その下
方にチルトシリンダを作用させるべく構成したものであ
る。
にチルトシリンダが作用すべく構成していた為にであ
り、本発明はチルト回動の支点を上手に構成し、その下
方にチルトシリンダを作用させるべく構成したものであ
る。
この為に、チルトリンクをミッションケースから突出
する車軸12aの下方を通過すべく構成したものである。
する車軸12aの下方を通過すべく構成したものである。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明の目的は以上の如くであり、次に該目的を達成
する為の構成を説明すると。
する為の構成を説明すると。
フォークフレーム1・1のチルト回動の支点となるチ
ルト回動枢支軸21を、メインフレーム5の先端に設け、
該メインフレーム5の後部にチルトシリンダ7の後端を
ブラケット7bにより枢支し、該チルトシリンダ7のピス
トン7aの前端をメインフレーム5から垂下したカウンタ
ー回動アーム27の下部に枢支し、同じくカウンター回動
アーム27に枢支したチルトリンク28の先端をフォークフ
レーム1・1のチルト回動枢支軸21よりも下部に枢結し
たものである。
ルト回動枢支軸21を、メインフレーム5の先端に設け、
該メインフレーム5の後部にチルトシリンダ7の後端を
ブラケット7bにより枢支し、該チルトシリンダ7のピス
トン7aの前端をメインフレーム5から垂下したカウンタ
ー回動アーム27の下部に枢支し、同じくカウンター回動
アーム27に枢支したチルトリンク28の先端をフォークフ
レーム1・1のチルト回動枢支軸21よりも下部に枢結し
たものである。
(ホ)実施例 本発明の目的・構成は以上の如くであり、次に添付の
図面に示した実施例の構成を説明すると。
図面に示した実施例の構成を説明すると。
第1図は歩行型フォークリフトの全体側面図、第2図
は同じくボンネット10の内部を示す拡大側面図、第3図
は同じく前面図、第4図はチルト回動機構を示す平面
図、第5図は同じく側面図である。
は同じくボンネット10の内部を示す拡大側面図、第3図
は同じく前面図、第4図はチルト回動機構を示す平面
図、第5図は同じく側面図である。
第1図・第2図・第3図において全体構成について説
明すると。
明すると。
前輪12・12をミッションケースMから突出した車軸12
aにより駆動される駆動輪とし、後輪13を操向輪として
操向ハンドル8により操向回動可能としている。
aにより駆動される駆動輪とし、後輪13を操向輪として
操向ハンドル8により操向回動可能としている。
メインフレーム5の後端にバランスウェイト6を延設
し、左右のメインフレーム5・5の上部に横架部材とし
てチルト回動枢支軸21と渡架部材23を渡架している。
し、左右のメインフレーム5・5の上部に横架部材とし
てチルト回動枢支軸21と渡架部材23を渡架している。
そしてチルト回動枢支軸21と渡架部材23の上にエンジ
ンフレーム4を固定し、該エンジンフレーム4の上にエ
ンジンEを載置し、エンジンフレーム4の後部延長の載
置台42の上に油圧装置48を載置している。
ンフレーム4を固定し、該エンジンフレーム4の上にエ
ンジンEを載置し、エンジンフレーム4の後部延長の載
置台42の上に油圧装置48を載置している。
またエンジンEの上部をボンネット10にて覆い、油圧
装置48の上部を機体後部カバー11にて覆っている。
装置48の上部を機体後部カバー11にて覆っている。
該機体後部カバー11の上部がダッシュボードを構成し
ており、該ダッシュボード部分よりリフトレバー15とチ
ルトレバー16と前後進切換レバー54が突出している。
ており、該ダッシュボード部分よりリフトレバー15とチ
ルトレバー16と前後進切換レバー54が突出している。
油圧装置48には油圧ポンプとチルトバルブとリフトバ
ルブのスプールSが配置されている。
ルブのスプールSが配置されている。
この2本のスプールをリフトレバー15とチルトレバー
16により操作するものである。
16により操作するものである。
チルト回動枢支軸21の左右端にチルト枢支ブラケット
22が固着されており、該チルト枢支ブラケット22を、フ
ォークフレーム1・1の中途部に固設して、フォークフ
レーム1・1のチルト回動の支点としている。
22が固着されており、該チルト枢支ブラケット22を、フ
ォークフレーム1・1の中途部に固設して、フォークフ
レーム1・1のチルト回動の支点としている。
そして該チルト回動枢支軸21よりも下方にチルトシリ
ンダ7の操作力をチルトリンク28により作用させている
のである。
ンダ7の操作力をチルトリンク28により作用させている
のである。
フォーク部は前記フォークフレーム1・1を左右に配
置し、該フォークフレーム1・1の型を内向きにし内
部に昇降フレーム17のスライド輪17aを嵌入させてい
る。
置し、該フォークフレーム1・1の型を内向きにし内
部に昇降フレーム17のスライド輪17aを嵌入させてい
る。
また左右の昇降フレーム17・17も型を内向きとし、
内部に左右摺動フレーム3のスライド輪3aを嵌入してい
る。
内部に左右摺動フレーム3のスライド輪3aを嵌入してい
る。
そしてフォークフレーム1・1の下端と昇降フレーム
17の上端との間にリフトシリンダ9を介装しており、該
リフトシリンダ9が伸長すると、昇降フレーム17を持ち
上げ、昇降フレーム17の上端に滑車が支持されており、
一端をフォークフレーム1・1に固着した滑車ワイヤー
33が昇降フレーム17の滑車により引き上げられて、滑車
ワイヤー33の下端に固着された左右摺動フレーム3を、
リフトシリンダ9の伸縮量の倍だけ昇降するものであ
る。
17の上端との間にリフトシリンダ9を介装しており、該
リフトシリンダ9が伸長すると、昇降フレーム17を持ち
上げ、昇降フレーム17の上端に滑車が支持されており、
一端をフォークフレーム1・1に固着した滑車ワイヤー
33が昇降フレーム17の滑車により引き上げられて、滑車
ワイヤー33の下端に固着された左右摺動フレーム3を、
リフトシリンダ9の伸縮量の倍だけ昇降するものであ
る。
該左右摺動フレーム3に、左右の幅をスライドして調
節可能としたフォーク2・2が支持されている。
節可能としたフォーク2・2が支持されている。
フォークフレーム1の1′の位置が最大チルト回動状
態であり、フォーク2の2′の位置が最高リフト位置で
ある。
態であり、フォーク2の2′の位置が最高リフト位置で
ある。
次に第4図・第5図において、本発明の要部を説明す
ると。
ると。
左右のメインフレーム5・5の下部にどちらもチルト
シリンダ7・7が配置されている。
シリンダ7・7が配置されている。
そして油圧装置48のスプールSにより切換られた圧油
が右側のチルトシリンダ7に至り、次に左のチルトシリ
ンダ7に送油されている。
が右側のチルトシリンダ7に至り、次に左のチルトシリ
ンダ7に送油されている。
しかし、左右のチルトシリンダ7の伸縮は同時に行わ
れるのである。
れるのである。
チルトシリンダ7の後端は、メインフレーム5から突
出したブラケット7bに枢支しており、またチルトシリン
ダ7のピストン7aの先端が、メインフレーム5から枢支
垂下されたカウンター回動アーム27の下端に枢支され、
同じ部分にチルトリンク28が枢支されているのである。
出したブラケット7bに枢支しており、またチルトシリン
ダ7のピストン7aの先端が、メインフレーム5から枢支
垂下されたカウンター回動アーム27の下端に枢支され、
同じ部分にチルトリンク28が枢支されているのである。
そしてチルトリンク28の先端がフォークフレーム1・
1の下端に枢支されているのである。
1の下端に枢支されているのである。
このようにカウンター回動アーム27を設けたのは、出
来るだけチルトシリンダ7を低くしてフォークフレーム
1・1の下端位置をチルト回動の操作点に構成しようと
すると、車軸12aとチルトリンク28が干渉してしまうの
である。
来るだけチルトシリンダ7を低くしてフォークフレーム
1・1の下端位置をチルト回動の操作点に構成しようと
すると、車軸12aとチルトリンク28が干渉してしまうの
である。
この車軸12aとチルトリンク28の干渉を回避する為
に、カウンター回動アーム27を介装して迂回させている
のである。
に、カウンター回動アーム27を介装して迂回させている
のである。
(ヘ)発明の効果 本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を
奏するものであるか 第1に、フォークフレーム1を後方へ傾斜する時の方
が、前方へ傾斜する時よりもシリンダの力が必要であ
り、従来はこの力の必要な後傾時において、シリンダを
収縮するピストン側に圧油が流入する構成となっていた
のである。
奏するものであるか 第1に、フォークフレーム1を後方へ傾斜する時の方
が、前方へ傾斜する時よりもシリンダの力が必要であ
り、従来はこの力の必要な後傾時において、シリンダを
収縮するピストン側に圧油が流入する構成となっていた
のである。
本発明はチルト回動枢支軸21よりも下にチルトリンク
28を左右させたことにより、カウンター回動アーム27の
ピストンの無い方向に圧油を作用させて、チルトシリン
ダ7の伸長方向の強い力により、フォークフレーム1を
後傾することが出来たものである。
28を左右させたことにより、カウンター回動アーム27の
ピストンの無い方向に圧油を作用させて、チルトシリン
ダ7の伸長方向の強い力により、フォークフレーム1を
後傾することが出来たものである。
第2に、チルトシリンダ7をメインフレーム5の下部
に配置したことにより、メインフレーム5の上方にチル
トシリンダ7が配置されないので、ボンネット10がコン
パクトになり、該ボンネット10の開閉の空間を確保する
のが容易である。
に配置したことにより、メインフレーム5の上方にチル
トシリンダ7が配置されないので、ボンネット10がコン
パクトになり、該ボンネット10の開閉の空間を確保する
のが容易である。
第3に、チルトシリンダ7がメインフレーム5と略平
行に配置されるので、かつチルトシリンダ7の揺動角度
が小さいので、地上高を十分に確保することが出来たも
のである。
行に配置されるので、かつチルトシリンダ7の揺動角度
が小さいので、地上高を十分に確保することが出来たも
のである。
第4に、チルトシンリンダ7を機体の下方に隠して配
置できるので、デザイン性能を向上することが出来たも
のである。
置できるので、デザイン性能を向上することが出来たも
のである。
第1図は歩行型フォークリフトの全体側面図、第2図は
同じくボンネット10の内部を示す拡大側面図、第3図は
同じく前面図、第4図はチルト回動機構を示す平面図、
第5図は同じく側面図である。 1……フォークフレーム 5……メインフレーム 7……チルトシリンダ 12a……車軸 21……チルト回動枢支軸 27……カウンター回動アーム 28……チルトリンク
同じくボンネット10の内部を示す拡大側面図、第3図は
同じく前面図、第4図はチルト回動機構を示す平面図、
第5図は同じく側面図である。 1……フォークフレーム 5……メインフレーム 7……チルトシリンダ 12a……車軸 21……チルト回動枢支軸 27……カウンター回動アーム 28……チルトリンク
Claims (1)
- 【請求項1】フォークフレーム1・1のチルト回動の支
点となるチルト回動枢支軸21を、メインフレーム5の先
端に設け、該メインフレーム5の後部にチルトシリンダ
7の後端をブラケット7bにより枢支し、該チルトシリン
ダ7のピストン7aの前端をメインフレーム5から垂下し
たカウンター回動アーム27の下部に枢支し、同じくカウ
ンター回動アーム27に枢支したチルトリンク28の先端を
フォークフレーム1・1のチルト回動枢支軸21よりも下
部に枢結したことを特長とする歩行型フォークリフト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28809988A JP2608773B2 (ja) | 1988-11-14 | 1988-11-14 | 歩行型フォークリフト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28809988A JP2608773B2 (ja) | 1988-11-14 | 1988-11-14 | 歩行型フォークリフト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02138100A JPH02138100A (ja) | 1990-05-28 |
JP2608773B2 true JP2608773B2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=17725780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28809988A Expired - Lifetime JP2608773B2 (ja) | 1988-11-14 | 1988-11-14 | 歩行型フォークリフト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2608773B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AUPR689201A0 (en) * | 2001-08-09 | 2001-08-30 | Lear, Adam Thomas | Bed bug |
-
1988
- 1988-11-14 JP JP28809988A patent/JP2608773B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02138100A (ja) | 1990-05-28 |
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